JP6227487B2 - 防災設備 - Google Patents
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Description
本発明は、防災設備に於いて、火災報知設備の火災受信機に複数の信号線により接続した第1伝送アダプタと非常放送装置に複数の信号線により接続した第2伝送アダプタを伝送路により接続し、複数の信号線の各々により火災受信機から送信した連動信号を第1伝送アダプタ、伝送路及び第2伝送アダプタを経由して非常放送装置に伝送して放送を行わせ、
火災受信機は、所定の周期ごとに、第1伝送アダプタに伝送試験移報信号を送信すると共に、第1伝送アダプタから伝送障害信号を受信した場合に伝送障害警報を出力させ、
第1伝送アダプタは、火災受信機から伝送試験移報信号を受信した場合に、所定の伝送試験信号を伝送路により第2伝送アダプタへ送信して伝送試験を行い、伝送障害を検出した場合に火災受信機に伝送障害信号を送信して伝送障害警報を出力させることを特徴とする。
火災受信機は、所定の周期ごとに所定の自動試験を行い、自動試験に連動して伝送試験移報信号を第1伝送アダプタに送信する。
火災受信機は、警戒区域の火災を検知して発報した火災感知器からの発報信号を受信した場合に火災警報を出力すると共に発報区域を示す発報区域識別信号を送信し、発報信号を受信した後に火災確認を検出した場合に火災確認信号を送信し、
非常放送装置は、第1伝送アダプタ及び第2伝送アダプタを経由して、火災受信機からの発報区域識別信号を受信した場合に発報区域を含む所定の警戒区域に設置したスピーカから所定の感知器発報放送を出力させ、火災受信機から火災確認信号を受信した場合にスピーカから所定の火災放送を出力させる。
第1伝送アダプタを火災受信機の筐体内又はその近傍に設置し、第2伝送アダプタを非常放送装置の筐体内又はその近傍に設置する。
第1伝送アダプタは伝送試験移報信号を受信した場合に、所定の伝送試験信号を伝送路により第2伝送アダプタへ送信し、
第2伝送アダプタは第1伝送アダプタから送信した伝送試験信号を受信した場合に伝送試験応答信号を第1伝送アダプタに送信し、
第1伝送アダプタは、伝送試験信号を送信してから所定時間を経過しても第2伝送アダプタから伝送試験応答信号を受信しない場合に、伝送障害を検出して火災受信機に伝送障害信号を送信する。
第1伝送アダプタは伝送試験移報信号を受信した場合に、所定の伝送試験信号を伝送路により所定回数だけ第2伝送アダプタへ繰り返し送信し、
第2伝送アダプタは第1伝送アダプタから送信した伝送試験信号を複数回受信してエラーレートを求めて第1伝送アダプタに送信し、
第1伝送アダプタは、第2伝送アダプタから受信したエラーレートが所定閾値を超えた場合に、伝送障害を検出して火災受信機に伝送障害信号を送信する。
火災受信機は、伝送試験を行っている間、連動信号の第1伝送アダプタに対する送信を停止する。
火災受信機は、
連動信号の各々をリレーの作動による常開リレー接点の閉成により送信する複数の移報部と、
連動停止操作を受付けた場合に複数の移報部に設けた各リレーのコモン側を共通に接続したコモンラインの接続を切離すことにより、火災受信機からの連動信号の送信による非常放送装置との連動を停止する連動停止スイッチと、
リレーの作動による常開リレー接点の閉成により伝送試験移報信号を第1伝送アダプタへ送信すると共に、コモンラインに連動停止スイッチと直列に設けた常閉リレー接点の開成により複数の移報部に設けた各リレーの作動を禁止して連動信号の送信による非常放送装置との連動を停止する伝送試験移報部と、
を設ける。
本発明の別の形態にあっては、防災設備に於いて、
火災報知設備の火災受信機に設けた伝送部と非常放送装置に設けた伝送部との間を伝送路により接続し、火災受信機から連動信号を伝送路により非常放送装置に伝送して放送を行わせ、
火災受信機は、所定の周期ごとに、所定の自動試験を行い、自動試験に連動して所定の伝送試験信号を伝送路により非常放送装置に送信して伝送試験を行い、当該伝送試験に基づき伝送障害を検出した場合に、伝送障害警報を出力する。
火災受信機は自動試験を行った場合に、所定の伝送試験信号を非常放送装置へ送信し、
非常放送装置は火災受信機から送信した伝送試験信号を受信した場合に伝送試験応答信号を火災受信機に送信し、
火災受信機は伝送試験信号を送信してから所定時間を経過しても非常放送装置から伝送試験応答信号を受信しない場合に伝送障害を検出して伝送障害警報を出力する。
火災受信機は自動試験を行った場合に、所定の伝送試験信号を所定回数だけ非常放送装置に繰り返し送信し、
非常放送装置は火災受信機から送信した伝送試験信号を複数回受信してエラーレートを求めて火災受信機に送信し、
火災受信機は、非常放送装置から受信したエラーレートが所定閾値を超えた場合に、伝送障害を検出して伝送障害警報を出力する。
また、火災受信機は、火災が発生した場合には、伝送試験を中止して、連動信号の送信を開始する。
本発明の防災設備は、火災報知設備の火災受信機に複数の信号線により接続した第1伝送アダプタと非常放送装置に複数の信号線により接続した第2伝送アダプタを伝送路により接続し、複数の信号線の各々により火災受信機から送信した連動信号を第1伝送アダプタ及び第2伝送アダプタを経由して放送を行わせ、火災受信機は、所定の周期ごとに、例えば所定の周期で行う所定の自動試験に連動して、第1伝送アダプタに伝送試験移報信号を送信すると共に第1伝送アダプタから伝送障害信号を受信した場合に伝送障害警報を出力させ、第1伝送アダプタは、火災受信機から伝送試験移報信号を受信した場合に、所定の伝送試験信号を伝送路により第2伝送アダプタへ送信して伝送試験を行い、当該伝送試験に基づき伝送障害を検出した場合に火災受信機に伝送障害信号を送信して伝送障害警報を出力させるようにしたため、定期的に行う例えば火災受信機の自動試験に連動して第1伝送アダプタと第2伝送アダプタを伝送路で接続した伝送系統の伝送試験を自動的に行い、伝送障害を検出した場合は伝送障害警報の出力により伝送系統の障害を知って適切に対処することができ、火災受信機と非常放送装置との間を伝送化して配線数を低減した場合にも、伝送化により信号伝送の信頼性を確保可能とし、火災が発生した場合に自動的に発報放送や火災放送といった非常放送を確実に行って防災設備の信頼性を向上可能とする。
また、第1伝送アダプタを火災受信機の筐体内又はその近傍に設置し、第2伝送アダプタを非常放送装置の筐体内又はその近傍に設置するようにしたため、火災受信機と非常放送装置との間を実質的に伝送路1本のケーブルで接続可能とし、ケーブル収納スペースを大幅に低減し、ケーブル引き回しによる敷設作業も容易とする。
また、第1伝送アダプタは伝送試験移報信号を受信した場合に、所定の伝送試験信号を伝送路により第2伝送アダプタへ送信し、第2伝送アダプタは第1伝送アダプタから送信した伝送試験信号を受信した場合に伝送試験応答信号を第1伝送アダプタに送信し、第1伝送アダプタは、伝送試験信号を送信してから所定時間を経過しても第2伝送アダプタから伝送試験応答信号を受信しない場合に、伝送障害を検出して火災受信機に伝送障害信号を送信するようにしたため、実際に第1伝送アダプタと第2伝送アダプタとの間で試験的に信号伝送を行うことで、伝送系統が正常に動作するか否かを検証し、伝送障害があればこれを確実に検出して警報可能とする。
また、火災受信機は、伝送試験を行っている間、連動信号の第1伝送アダプタに対する送信を停止するようにしたため、伝送試験に伴い誤って連動信号などが伝送されて誤放送を行ってしまうことを確実に防止可能とする。
本発明の別の形態にあっては、防災設備に於いて、火災報知設備の火災受信機に設けた伝送部と非常放送装置に設けた伝送部との間を伝送路により接続し、火災受信機から連動信号を伝送路により非常放送装置に伝送して放送を行わせ、火災受信機は、所定の周期ごとに、例えば所定の周期ごとに行う自動試験に連動して、所定の伝送試験信号を伝送路により非常放送装置に送信して伝送試験を行い、当該伝送試験に基づき伝送障害を検出した場合に火災受信機に伝送障害信号を送信して伝送障害警報を出力させるようにしたため、火災受信機及び非常放送装置に伝送部を一体化して伝送路で接続することで配線数を低減した場合にも、定期的に行う火災受信機の自動試験に連動して伝送系統の伝送試験を自動的に行い、伝送障害を検出した場合は伝送障害警報の出力により伝送系統の障害を知って適切に対処することができ、伝送化による信号伝送の信頼性を確保可能とし、火災が発生した場合に自動的に発報放送や火災放送といった非常放送を確実に行って防災設備の信頼性を向上可能とする。
図1は火災報知設備と非常放送設備を伝送アダプタにより伝送化した防災設備の概要を示した説明図である。
(火災報知設備の概要)
図1に示すように、火災報知設備10は火災受信機14を備え、火災受信機14から警戒区域毎に感知器回線L1〜Lnを引き出し、コモン線Cとの間に、感知器回線L1に代表して示すように、火災感知器16を接続している。
図1に示すように、非常放送設備12は非常放送装置20を備え、外部機器として例えば一般業務放送に使用する卓上マイク装置22、バックグランドミュージック(BGM)、チャイム等の一般業務放送の音源となる音声ファイル、ラジオチューナ、CDプレーヤ等を含む音源装置24、緊急地震速報装置26などを必要に応じて接続している。
図1に示すように、本実施形態にあっては、火災報知設備10の火災受信機14と非常放送設備12の非常放送装置20との間を従来のように多数の耐熱配線で接続せず、第1伝送アダプタ30、伝送路34及び第2伝送アダプタ32を間に設けて接続することで、火災報知設備10と非常放送設備12との間を実質的に1本の伝送路34で接続して伝送化している。
図2は図1の伝送アダプタ間の接続構成を示した説明図である。図2に示すように、火災受信機側に配置する第1伝送アダプタ30は、アダプタ筐体の図示の右側に配線コネクタ35を設け、図示の左側に伝送コネクタ36を設けている。
図3は火災報知設備側の火災受信機と第1伝送アダプタの機能構成を示したブロック図、図4は図3の火災受信機に設けた階別移報部の構成を示した回路ブロック図、図5は火災受信機に設けた伝送試験移報部の構成を示した回路ブロック図である。
図3に示すように、第1伝送アダプタ30は、制御部60を備え、制御部60は例えばプログラムの実行により実現される機能であり、ハードウェアとしてはCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路等を使用する。
制御部60に対しては階別受信部62、火災受信部64、鳴動停止移報部65、伝送試験受信部66、伝送障害通知部68及び伝送部70を設けている。
第1伝送アダプタ30の制御部60は、伝送試験受信部66による伝送試験移報信号の受信を検出した場合、所定の伝送試験を行う。
図6は非常放送設備側の第2伝送アダプタと非常放送装置の機能構成を示したブロック図である。
図6に示すように、非常放送装置20は制御部82を備え、制御部82は例えばプログラムの実行により実現される機能であり、ハードウェアとしてはCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路等を使用する。
マイクスイッチ88は、係員が避難誘導等の非常放送を行うために操作パネルに設けたマイク94をピックアップしているあいだオンし、第2伝送アダプタ32側に鳴動停止信号を無電圧接点信号として移報送信する。
図7は火災受信機から非常放送装置までの伝送系統を1つの階別信号の伝送を例にとって示した説明図である。
図8は火災受信機と非常放送装置に伝送部を一体に設けて伝送化した防災設備の機能構成を示した説明図であり、火災受信機と非常放送装置に伝送部を一体に設けることで、図1に示した伝送アダプタを用いた伝送化に比べ、更に、火災報知設備と非常放送設備との間の伝送接続を簡単にすることができる。
図8に示すように、火災受信機14は受信制御部42を備え、受信制御部42は例えばプログラムの実行により実現される機能であり、ハードウェアとしてはCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路等を使用する。
受信制御部42は、第1伝送試験制御として、試験情報を含むパケット形式の伝送試験信号を生成し、伝送部112に指示して伝送試験信号を、伝送路34を介して非常放送装置20に送信し、伝送試験信号の送信から試験応答に十分な所定時間内に非常放送装置20が送信した試験応答情報を含むパケット形式の伝送試験応答信号の受信を検出した場合に伝送系統の正常を検出する制御を行う。
図8に示すように、非常放送装置20は制御部82を備え、制御部82は例えばプログラムの実行により実現される機能であり、ハードウェアとしてはCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路等を使用する。
(伝送試験のタイミング)
上記の実施形態は、受信機で所定周期ごとに行う自動試験に連動して伝送試験を行う場合を例にとっているが、自動試験とは連動せずに、自動試験とは異なる所定の周期ごとに伝送試験を行うようにしても良い。
上記の実施形態は、第1伝送アダプタと第2伝送アダプタとの間をイーサネット(登録商標)とTCP/IPの組合せにより8芯の信号線を含むLANケーブルを伝送路としてパラレル伝送する場合を例にとっているが、一対の上り回線と一対の下り回線からなる4芯2組の信号線を含むLANケーブルを伝送路としてシリアル伝送とする様にしても良い。また第1伝送アダプタと第2伝送アダプタとの伝送は、必要に応じて適宜のプロトコルを適用することを可能とする。
上記の実施形態は、火災受信機から非常放送装置に連動信号を伝送する場合を例にとっているが、非常放送装置以外の外部装置に連動信号を伝送する場合にも、同様に、LANケーブル等の1本の伝送路で接続した第1伝送アダプタと第2伝送アダプタを介して連動信号を伝送するようにしても良い。
上記の実施形態は、火災受信機の移報部のコモン側を共通接続したコモンラインに連動停止スイッチを設け、このコモンラインに第1伝送アダプタに設けた連動停止検出部から断線監視電流を流して連動停止スイッチの開放による連動停止を検出するようにしているが、火災受信機の連動停止に伴い連動停止移報信号を専用の移報部から第1伝送アダプタに送信して伝送を停止するようにしても良い。
上記の実施形態は、第1伝送アダプタと第2伝送アダプタとの間をLANケーブル等の伝送路で接続した有線伝送としているが、無線伝送としても良い。この無線伝送としては、例えば400MHz帯の特定小電力無線、5GHz帯や2.4GHz帯を使用した特定小電力無線、920MHz帯を使用した特定小電力無線、或いはイーサネット(登録商標)による無線ネットワークをベースにしたIEEE802.11に準拠したWiFi等の無線LANとすれば良い。
上記の実施形態は、回線単位に火災を検知して警報するP型受信機を例にとるものであったが、火災感知器や発信機等にアドレスを設定して感知器単位及び発信機単位に火災を検知して警報するR型受信機についても同様に適用できる。
また、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12:非常放送設備
14:火災受信機
16:火災感知器
18:発信機
20:非常放送装置
22:卓上マイク装置
24:音源装置
26:緊急地震速報装置
28:スピーカ
30:第1伝送アダプタ
32:第2伝送アダプタ
34:伝送路
35,40:配線コネクタ
36,38:伝送コネクタ
42:受信制御部
44:発報受信部
48,76:階別移報部
50,78:火災移報部
52,80:鳴動停止受信部
54:伝送試験移報部
55:伝送障害受信部
56:連動停止スイッチ
58:コモンライン
60,72,82:制御部
62,84:階別受信部
64,86:火災受信部
65:鳴動停止移報部
66:伝送試験受信部
68:伝送障害通知部
70,74,112,114:伝送部
88:マイクスイッチ
90:操作表示部
92:放送音源部
94:マイク
96:放送入力選択部
98:放送出力選択部
Claims (12)
- 火災報知設備の火災受信機に複数の信号線により接続した第1伝送アダプタと非常放送装置に複数の信号線により接続した第2伝送アダプタを伝送路により接続し、前記複数の信号線の各々により火災受信機から送信した連動信号を前記第1伝送アダプタ、前記伝送路及び前記第2伝送アダプタを経由して前記非常放送装置に伝送して放送を行わせ、
前記火災受信機は、所定の周期ごとに、前記第1伝送アダプタに伝送試験移報信号を送信すると共に、前記第1伝送アダプタから伝送障害信号を受信した場合に伝送障害警報を出力させ、
前記第1伝送アダプタは、前記火災受信機から前記伝送試験移報信号を受信した場合に、所定の伝送試験信号を前記伝送路により前記第2伝送アダプタへ送信して伝送試験を行い、伝送障害を検出した場合に前記火災受信機に前記伝送障害信号を送信して伝送障害警報を出力させることを特徴とする防災設備。
- 請求項1記載の防災設備に於いて、前記火災受信機は、所定の周期ごとに、所定の自動試験を行い、前記自動試験に連動して前記伝送試験移報信号を前記第1伝送アダプタに送信することを特徴とする防災設備。
- 請求項1記載の防災設備に於いて、
前記火災受信機は、警戒区域の火災を検知して発報した火災感知器からの発報信号を受信した場合に、火災警報を出力すると共に発報区域を示す発報区域識別信号を送信し、前記発報信号を受信した後に火災確認を検出した場合に、火災確認信号を送信し、
前記非常放送装置は、前記第1伝送アダプタ及び第2伝送アダプタを経由して、前記火災受信機からの前記発報区域識別信号を受信した場合に、前記発報区域を含む所定の警戒区域に設置したスピーカから所定の感知器発報放送を出力させ、前記火災受信機から前記火災確認信号を受信した場合に、前記スピーカから所定の火災放送を出力させることを特徴とする防災設備。
- 請求項1記載の防災設備に於いて、前記第1伝送アダプタを前記火災受信機の筐体内又はその近傍に設置し、前記第2伝送アダプタを前記非常放送装置の筐体内又はその近傍に設置したことを特徴とする防災設備。
- 請求項1記載の防災設備に於いて、
前記第1伝送アダプタは、前記伝送試験移報信号を受信した場合に、所定の伝送試験信号を前記伝送路により前記第2伝送アダプタへ送信し、
前記第2伝送アダプタは、前記第1伝送アダプタから送信した前記伝送試験信号を受信した場合に、伝送試験応答信号を前記第1伝送アダプタに送信し、
前記第1伝送アダプタは、前記伝送試験信号を送信してから所定時間を経過しても前記第2伝送アダプタから前記伝送試験応答信号を受信しない場合に、伝送障害を検出して前記火災受信機に前記伝送障害信号を送信することを特徴とする防災設備。
- 請求項1記載の防災設備に於いて、
前記第1伝送アダプタは、前記伝送試験移報信号を受信した場合に、所定の伝送試験信号を前記伝送路により所定回数だけ前記第2伝送アダプタへ送信し、
前記第2伝送アダプタは、前記第1伝送アダプタから送信した前記伝送試験信号を複数回受信してエラーレートを求めて前記第1伝送アダプタに送信し、
前記第1伝送アダプタは、前記第2伝送アダプタから受信したエラーレートが所定閾値を超えた場合に、伝送障害を検出して前記火災受信機に前記伝送障害信号を送信することを特徴とする防災設備。
- 請求項1記載の防災設備に於いて、
前記火災受信機は、前記第1伝送アダプタに前記伝送試験信号を送信している間、前記連動信号の前記第1伝送アダプタに対する送信を停止することを特徴とする防災設備。
- 請求項1記載の防災設備に於いて、
前記火災受信機は、
前記連動信号の各々をリレーの作動による常開リレー接点の閉成により送信する複数の移報部と、
連動停止操作を受付けた場合に前記複数の移報部に設けた各リレーのコモン側を共通に接続したコモンラインの接続を切離すことにより、火災受信機からの連動信号の送信による前記非常放送装置との連動を停止する連動停止スイッチと、
リレーの作動による常開リレー接点の閉成により前記伝送試験移報信号を前記第1伝送アダプタへ送信すると共に、前記コモンラインに前記連動停止スイッチと直列に設けた常閉リレー接点の開成により前記複数の移報部に設けた各リレーの作動を禁止して連動信号の送信による前記非常放送装置との連動を停止する伝送試験移報部と、
を設けたことを特徴とする防災設備。
- 火災報知設備の火災受信機に設けた伝送部と非常放送装置に設けた伝送部との間を伝送路により接続し、前記火災受信機から送信した連動信号を前記伝送路により前記非常放送装置に伝送して放送を行わせ、
前記火災受信機は、所定の周期ごとに、所定の自動試験を行い、前記自動試験に連動して所定の伝送試験信号を前記伝送路により前記非常放送装置に送信して伝送試験を行い、当該伝送試験により伝送障害を検出した場合に、伝送障害警報を出力することを特徴とする防災設備。
- 請求項9記載の防災設備に於いて、
前記火災受信機は、前記伝送試験を行った場合に、所定の伝送試験信号を前記伝送路により前記非常放送装置へ送信し、
前記非常放送装置は、前記火災受信機から送信した前記伝送試験信号を受信した場合に、伝送試験応答信号を前記火災受信機に送信し、
前記火災受信機は、前記伝送試験信号を送信してから所定時間を経過しても前記非常放送装置から前記伝送試験応答信号を受信しない場合に、伝送障害を検出して伝送障害警報を出力することを特徴とする防災設備。
- 請求項9記載の防災設備に於いて、
前記火災受信機は、前記伝送試験を行った場合に、所定の伝送試験信号を前記伝送路により所定回数だけ前記非常放送装置に繰り返し送信し、
前記非常放送装置は、前記火災受信機から送信した前記伝送試験信号を複数回受信してエラーレートを求めて前記火災受信機に送信し、
前記火災受信機は、前記非常放送装置から受信したエラーレートが所定閾値を超えた場合に、伝送障害を検出して伝送障害警報を出力することを特徴とする防災設備。
- 請求項9記載の防災設備に於いて、
前記火災受信機は、火災が発生した場合には、伝送試験を中止して、連動信号の送信を開始することを特徴とする防災設備。
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TWI699548B (zh) | 2019-05-17 | 2020-07-21 | 國立高雄科技大學 | 海事設備抑制海洋生物系統 |
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JP2015230652A (ja) | 2015-12-21 |
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