JP7482609B2 - 放送用設備 - Google Patents
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Description
本発明は、放送制御盤と放送用報知装置(スピーカー)を備えた放送用設備に於いて、
放送制御線を介して放送制御盤から受信した制御信号に基づき、放送制御線とは異なる放送音声信号線を介して放送制御盤から受信した放送音声信号を放送用報知装置に送信して音声出力させる中継器を備えることを特徴とする。
また、本発明の他の形態にあっては、放送制御盤と放送用報知装置を備えた放送用設備に於いて、
放送制御線を介して放送制御盤から受信した制御信号に基づき、自身の記憶部に記憶している放送音声信号を放送用報知装置に送信して音声出力させる中継器を備えることを特徴とする。
本発明の他の形態にあっては、
放送制御盤が一体に形成された受信機と、
受信機から警戒区域毎に引き出された伝送線に接続され、固有のアドレスを有する複数の火災感知器と、
警戒区域と同じ区域で分けられた放送地区毎に配置され、受信機から引き出された自己の放送地区と同じ区域となる警戒区域の伝送線及び伝送線とは別に引き出された放送音声信号線に接続された複数の放送用中継器と、
放送地区毎に配置され、同じ放送地区の放送用中継器に接続される複数の放送用報知装置と、
を備え、
警戒区域が共通する複数の火災感知器及び同じ区域となる放送地区の放送用中継器は、同一の伝送線により接続され、
放送音声信号線は、受信機からの幹線を有し、幹線から放送地区毎に分岐し、分岐した先で放送用中継器の各々に接続され、
火災感知器が火災を検出したときには、
受信機は、当該火災を検出した火災感知器が接続された伝送線を介して、当該伝送線に接続された放送用中継器に制御信号を送信すると共に、放送音声信号線を介して放送音声信号を送信し、
放送用中継器は、受信した制御信号に基づき、受信した放送音声信号を増幅して、同じ放送地区に配置された放送用報知装置に送信し、
放送用報知装置は、受信した放送音声信号に基づき放送を行うことを特徴とする。
放送制御盤は、少なくとも通信経路の一部に伝送線を用いて火災感知器と接続する受信機と一体の盤に形成され、
放送制御線は、少なくとも一部が伝送線を兼ねる。
中継器に、
バッテリーを予備電源として備えた商用交流電源で動作する電源部と、
放送制御部から受信した電源試験指示信号に基づき電源部を試験して試験結果を放送制御盤に送信して報知させる電源試験部と、
が設けられる。
放送用報知装置は複数ある放送地区毎に設置され、中継器を複数備えた放送用設備であって、
制御信号には、複数ある放送地区のうち、放送の対象とする放送地区を指定した情報が含まれ、
中継器の各々は、複数ある放送地区の中から所定の複数の放送地区に設置された放送用報知装置のうち、指定された放送地区の放送用報知装置に対して放送音声信号を送信する。
中継器に、所定の点検に係る操作を判定したときに、放送用報知装置への放送音声信号を出力する点検モニタ部が設けられる。
受信機に対しネットワーク回線を介して1又は複数の中継盤が接続され、中継盤から引き出された信号回線に火災感知器が接続され、中継盤で火災を検出した場合に受信機に通知して火災警報を出力させる分散システムが構成されており、
中継盤からの伝送線及び放送音声信号線に所定の放送地区に分けて設置された中継器が接続され、
中継器からの放送音声信号線に放送地区に設置された放送用報知装置が接続され、
中継盤に、火災の発生に係る所定の判定をしたときに、受信機から伝送された所定の放送音声信号及び放送制御指示信号を中継器に送信する放送制御部が設けられ、
中継器に、放送制御部から受信した放送制御指示信号に基づき放送音声信号を増幅し、当該増幅した放送音声信号を放送用報知装置に送信して放送する中継器制御部が設けられる。
本発明は、放送制御盤と放送用報知装置を備えた放送用設備に於いて、放送制御線を介して放送制御盤から送信される制御信号に基づき、放送制御線とは異なる放送音声信号線を介して放送制御盤から送信される放送音声信号を、放送用報知装置に送信して音声出力させる中継器を備えたため、放送制御盤と放送地区ごと例えば階ごとに設置された放送用報知装置として機能するスピーカーとの間の配線は、放送制御盤から各階に設置された中継器に接続する放送音声信号線と放送制御線、各階の中継器と同じ階に設置したスピーカーを接続するスピーカー信号線となり、従来、個別に行っていた放送制御盤と各階との間を結ぶ信号線ケーブルが、各階に中継器を設置することで、各階に設置された中継器を共通に接続する放送音声信号線と個別に接続する放送制御線の2本の信号線ケーブルを配線するだけで済み、配線量を低減することで設備構成を簡単にしてコストの低減を可能とする。ここで、配線量とは配線した信号線ケーブルの重量を意味する。
本発明の別の形態は、放送制御盤と放送用報知装置を備えた放送用設備に於いて、放送制御線を介して放送制御盤から送信される制御信号に基づき、自身の記憶部に記憶している放送音声信号を放送用報知装置に送信して音声出力させる中継器を備えたため、第1発明の配線量の低減と設置スペース低減の効果に加え、受信機からの制御指示により中継器ごとに異なった内容の放送音声信号を再生して放送することができる。例えば、火災発生階とその上下階は避難を促す放送内容とし、それ以外の階は火災発生を示す放送内容とし、火災の危険度合に合わせた避難誘導等を可能とする。
また、中継器は、放送制御線とは異なる放送音声信号線を介して放送制御盤から送信される音声信号を、放送音声信号として記憶するようにしたため、放送データを予め中継器に記憶して、火災の発生を判定したときに放送データを読み出し放送音声信号に変換してスピーカーから出力させることで、受信機から放送時に必ずしも放送音声信号を送信する必要がなくなり、中継器側で簡単に非常放送を行うことができる。
また、放送制御盤は、少なくとも通信経路の一部に伝送線を用いて火災感知器と接続する受信機と一体の盤に形成され、放送制御線は、少なくとも一部が伝送線を兼ねるようにしたため、防災設備の受信機に放送制御盤の機能を組み込むことにより、設定スペースの低減、火災発生時の重複表示の回避、及び火災対処と非常放送の操作性を向上することができる。さらに、受信機におけるアドレス等の端末を特定する手段により中継器を特定することが可能となり、中継器専用の制御アルゴリズムが不要となる。また、放送制御線が伝送線を兼ねるため、省線化を図ることができる。
また、中継器に、バッテリーを予備電源として備えた商用交流電源で動作する電源部と、放送制御部から受信した電源試験指示信号(電源試験コマンド)に基づき電源部を試験して試験結果を受信機に送信して報知させる電源試験部とが設けられたため、例えば定期的に電源試験指示信号を送って中継器の電源試験を行うことで、中継器電源に異常があった場合に迅速に対処可能として設備の信頼性を確保することできる。
また、中継器から複数の放送地区に分けてスピーカー信号線が引き出されて各放送地区に設置した放送用報知装置が接続され、受信機の放送制御部は、中継器に1又は複数の放送地区を指定した放送制御指示信号を送信し、中継器の中継器制御部は、放送制御指示で指定された1又は複数の放送地区へのスピーカー信号線を選択して増幅した放送音声信号を送信するようにしたため、放送地区に設置する中継器の数を低減し、設備構成を簡単にして設備コストを低減可能とする。
また、中継器に、所定の点検に係る操作を判定したときに、放送用報知装置への放送音声信号を出力する点検モニタ部が設けられたため、例えば中継器の点検操作時に放送音声信号が点検モニタ部のジャック端子に送られ、ジャック端子にイヤホンを接続することで、正常に放送が行われるか否かを簡単に確認する試験ができる。
受信機に対しネットワーク回線を介して1又は複数の中継盤が接続され、中継盤から引き出された信号回線に火災感知器が接続され、中継盤で火災を検出した場合に受信機に通知して火災警報を出力させる分散システムが構成されており、中継盤からの伝送線及び放送音声信号線に所定の放送地区に分けて設置された中継器が接続され、中継器からの放送音声信号線に放送地区に設置された放送用報知装置が接続され、中継盤に、火災の発生に係る所定の判定をしたときに、受信機から伝送された所定の放送音声信号及び放送制御指示信号を中継器に送信する放送制御部が設けられ、中継器に、放送制御部から受信した放送制御指示信号に基づき放送音声信号を増幅し、当該増幅した放送音声信号を放送用報知装置に送信して放送する中継器制御部が設けられたため、中継盤と各階に設置された中継器との間の配線は放送音声信号線と放送制御線の2本の信号線ケーブルを配線するだけで済み、配線量を低減することで設備構成を簡単にしてコストの低減を可能とする。
図1は受信機に放送制御盤の機能が設けられた放送用設備の第1発明に係る実施形態を示した説明図である。
本実施形態による放送用設備は、放送制御盤の機能が設けられた受信機10から所定の警戒系統区域例えば階ごとに引き出された伝送線12-1~12-9に接続されたアナログ火災感知器22により建物11の火災を監視する防災設備であって、受信機10から伝送線12及び放送音声信号線14に所定の放送地区例えば階ごとに分けて設置された中継器16が接続され、中継器16からのスピーカー信号線(放送音声信号線)18に階ごとに設置された放送用報知装置として機能するスピーカー20が接続される。
(防災設備の概要)
図1に示すように、監視対象とする建物11は例えば9階建てのビルであり、1Fの防災監視センター等に受信機10が設置されている。受信機10からは階ごとに分けて伝送線12-1~12-9が引き出され、各階に設置したアナログ火災感知器22を接続して火災を監視している。
図2は図1の受信機の機能構成を示した説明図である。図2に示すように、本実施形態はR型(Record-type)の防災設備を例にとっており、R型の受信機10から警戒区域に対し例えば階別の系統毎に分けて伝送線12-1、12-2・・・12-9が引き出されている。なお、以下の説明では、伝送線12-1~12-9を区別する必要がない場合は、伝送線12という場合がある。
図2に示すように、サブCPU基板32-1のサブCPU34-1を例にとると、伝送部36-1に指示してアナログ火災感知器22との間で所定の通信プロトコルに従って信号を送受信することで、火災監視制御を行っている。伝送部36-1からアナログ火災感知器22に対する下り信号は電圧モードで伝送している。この電圧モードの信号は、伝送線12-1の線路電圧を例えば18ボルトと30ボルトの間で変化させる電圧パルスとして伝送される。
(受信機の放送制御盤機能と構成)
図2の受信機10のメインCPU30に設けられた放送制御部60に対応して受信機10には、放送音源部56、アナウンスマイク54、非常放送スピーカー52、放送音声信号送受信部58が設けられる。
図3は図1の中継器の機能構成を示した説明図である。図3に示すように、非常放送用の中継器16には、CPU62、伝送部64、音声増幅部66、電源部68、バッテリー70、電源試験部72、表示部74、放送試験スイッチ76、モニタスピーカー78及びモニタジャック80が設けられ、また、CPU62にはプログラムの実行により実現される中継器制御部65の機能が設けられ、また、固有のアドレスが設定されている。
(感知器発報放送)
図2に示したアナログ火災感知器22からの火災信号に基づき受信機10の受信制御部50で感知器発報を判定した火災発生時には、ディスプレイ38に、火災発生地区例えば「2階 南地区 発生時刻 12:07」を第1報の火災発生表示として火災警報画面が表示される。
図2の受信機10における第1報の火災発生表示に対し、防災管理者は現場確認を行い、火災であった場合には、受信機10の火災断定スイッチを操作し、これにより地区音響鳴動停止解除、連動制御、移報制御が行われる。
受信機10による第1報の火災発生表示に対し、防災管理者は現場確認を行い、火災でなかった場合には、非常放送画面の中の非火災放送スイッチを操作し、これに基づき放送制御部60は、放送音源部56からの非火災放送データを読み出して非火災放送音声信号に変換して放送音声信号線14に出力して中継器16に送る。
図4は建物の3階ごとに中継器を設けた実施形態を示した説明図、図5は図4の中継器の機能構成を示した説明図である。
(放送データの記憶と再生)
図6は第2発明の放送用設備に係る中継器の機能構成を示した説明図である。本実施形態は、図6に示すように、中継器16のCPU62のメモリに放送データ記憶部88を設けたことを特徴とする。
また、本実施形態の中継器16は、放送データ記憶部88で記憶している放送データに基づく放送音声信号を再生してモニタスピーカー及び又はモニタジャックから音声出力させてモニタする機能が設けられる。
図7は受信機と中継盤で構成された分散システムの概要を示した説明図である。監視対象とする施設が複数の住棟に分かれる等して大規模になる場合には、図7に示すように、防災センター等に設置した受信機10に対し例えば住棟毎に分けて中継盤100が設置され、受信機10と中継盤100の間をイーサネット(登録商標)等のネットワーク回線104により通信接続している。
(放送用設備の概要)
図8は放送制御盤を独立して設けた放送用設備の実施形態を示した説明図である。図8に示す放送用設備は、図1に示した防災設備に設けられた非常放送用設備の機能を放送用設備として独立に取り出したものであり、図1の実施形態から火災報知設備の機能を取り除いて放送用設備としたことに相当する。
図9は図8の放送制御盤の機能構成を示した説明図である。図9に示すように、放送制御盤110には、メインCPU30とサブCPU基板32が設けられ、サブCPU基板32にはサブCPU34と伝送部36が設けられている。メインCPU30とサブCPU34はシリアル転送バスで接続されており、相互にデータを送受信する。メインCPU30にはプログラムの実行により実現される放送制御部60の機能が設けられる。
図8及び図9の放送用設備に示した中継器16は、図3に示した放送用設備の中継器16と同じであり、伝送線12により放送制御盤110から送信された自己アドレスを指定した放送制御コマンドを受信したときに、放送音声信号線14により放送制御盤110から送られている放送音声信号を増幅し、増幅した放送音声信号をスピーカー信号線18に出力してスピーカー20から非常放送を出力させることを基本とする。
図8に示すように、火災報知設備の受信機10が火災発生を判定(確定)して火災警報を出力すると、放送制御盤110に火災発生階を示す情報を含む火災発生移報信号を出力する。
(放送制御盤と中継器)
図8に示す放送用設備の他の実施形態として、図4に示した放送用設備と同様に、建物11の例えば3階ごとに中継器16を設け、中継器16から各階ごとにスピーカー信号線18を引き出して各階のスピーカー20を接続するようにしてもよい。この場合、3階ごとに設置される中継器16は図5に示した中継器16と同じになる。
本実施形態に対応した放送制御盤110は図9の実施形態と同じであるが、中継器16は図6に示した放送用設備の中継器16と同じになり、CPU62に放送データ記憶部88を設けた点を特徴とする。
(伝送線)
上記の実施形態では、所定の警戒系統区域と所定の放送地区を同じくするものとし、伝送線(放送制御線)12-1~12-9にそれぞれ中継器16が接続されるものとしたが、所定の警戒系統区域と所定の放送地区を異ならせるようにしても良い。
上記の実施形態では、放送音声信号線14は階ごとに分けて分岐する前の幹線を有し、幹線から分岐した先にそれぞれ中継器16が接続されるが、中継器は分岐器を兼ね、中継器内で放送音声信号線14を分岐するとともに分岐した先をスピーカー信号線18と接続しても良い。また、分岐後の幹線についても出力を増幅するようにしても良い。このような形態とすることで、分岐回路部と中継器を一体に構成できるため、それぞれ別体に構成するよりも省スペース化が可能となる。
また、放送用設備の実施形態にあっては、受信機で放送中の内容を聞けるようにしても良い。
上記の実施形態の放送制御部は非常放送を行うものとしたが、非常放送以外の一般放送等を行うようにしても良い。
上記の放送用設備の実施形態は、受信機から施設の警戒区域に引き出された伝送線に火災感知器を接続する通信形態を例にとっているが、火災感知器を無線式の火災感知器とし、受信機と火災感知器の通信の一部または全部を無線通信しても良い。
上記の実施形態は、アナログ火災感知器のセンサデータを含む応答信号を所定の火災情報信号としているが、所定の火災情報信号は中継器からの応答信号やオンオフ火災感知器の火災感知信号であっても良い。
上記の放送用設備の実施形態は、R型の受信機からの伝送線を介してR型の火災感知器を接続した防災設備を例にとっているが、P型(Proprietary-type)の受信機から引き出した感知器回線にアドレスを設定すると共に伝送機能を備えたアドレッサブル火災感知器を接続した防災設備についても、同様に、受信機の盤面に設けられたディスプレイに火災発生時に火災警報画面と非常放送画面を表示することで、専用の非常放送盤を別に設置する必要がなく、防災設備と非常放送用設備の設置スペースが低減し、非常放送用設備の操作に必要な火災表示や出火階表示等は受信機のディスプレイによる表示をそのまま利用することで重複した表示が不要となり、また、防災担当者等は受信機で非常放送の操作ができることから、火災発生という緊急時の火災対処と連携した非常放送の操作や対処を迅速且つ適切に行うことができ、高い操作性が確保されることになる。
また、上記の実施形態の放送制御部は、火災発生時に、画面操作により放送地区を選択して感知器発報放送を行っているが、火災発生地区に基づき、自動的に火災発生階と直上階を選択して感知器発報放送を行うようにしても良い。また、非常放送制御部は、感知器発報放送中に火災を現場確認して非常放送を行った場合、所定時間が経過したときに一斉放送に切り替えるようにしても良い。
また、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
11:建物
12,12-1~12-9:伝送線
14:放送音声信号線
16:中継器
18,18-1~18-3:スピーカー信号線
20:スピーカー
22:アナログ火災感知器
24:火報用中継器
26:オンオフ火災感知器
27:発信機
28:アドレッサブル発信機
30:メインCPU
32,32-1~32-9:サブCPU基板
34,34-1~34-9:サブCPU
36,36-1~36-9:伝送部
35:シリアル転送バス
38:ディスプレイ
40:表示部
42:操作部
44:音響警報部
46:移報部
50:受信制御部
52:非常放送スピーカー
54:アナウンスマイク
56:放送音源部
58,84:放送音声信号送受信部
60:放送制御部
62:CPU
64:伝送部
65:中継器制御部
66:音声増幅部
68:電源部
70:バッテリー
72:電源試験部
100:中継盤
102-1,102-n:伝送線
104:ネットワーク回線
106:中継盤制御部
108:放送制御部
110:放送制御盤
112:表示部
114:操作部
116:移報受信部
Claims (2)
- 放送制御盤と複数ある放送地区毎に設置された放送用報知装置を備えた放送用設備に於いて、
放送制御線を介して前記放送制御盤から受信した制御信号に基づき、前記放送制御線とは異なる放送音声信号線を介して前記放送制御盤から受信した放送音声信号を前記放送用報知装置に送信して音声出力させる中継器を複数備え、
前記制御信号には、前記複数ある放送地区のうち、放送の対象とする放送地区を指定した情報が含まれ、
前記中継器の各々は、前記複数ある放送地区の中から所定の複数の放送地区に設置された放送用報知装置のうち、前記指定された放送地区の放送用報知装置に対して前記放送音声信号を送信することを特徴とする放送用設備。
- 放送制御盤と複数ある放送地区毎に設置された放送用報知装置を備えた放送用設備に於いて、
放送制御線を介して放送制御盤から受信した制御信号に基づき、自身の記憶部に記憶している放送音声信号を前記放送用報知装置に送信して音声出力させる中継器を複数備え、
前記制御信号には、前記複数ある放送地区のうち、放送の対象とする放送地区を指定した情報が含まれ、
前記中継器の各々は、前記複数ある放送地区の中から所定の複数の放送地区に設置された放送用報知装置のうち、前記指定された放送地区の放送用報知装置に対して前記放送音声信号を送信することを特徴とする放送用設備。
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