JP3368115B2 - 火災試験機能を備えた住戸用受信機及び試験機能を備えた火災監視システム - Google Patents
火災試験機能を備えた住戸用受信機及び試験機能を備えた火災監視システムInfo
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Description
などの集合住宅の各住戸に設置される火災試験機能を備
えた住戸用受信機、及び、集合住宅で用いられる試験機
能を備えた火災監視システムに関する。
マンションなどの集合住宅で用いられており、広く一般
に普及している。
図5に示す。
の玄関口などに試験端子付中継器3を備え、住戸内に設
置された住戸用受信機1と、火災感知器Sが接続された
感知器回線Ls(L−C)とを、この試験端子付中継器
3と信号線L13(T1〜T4)を介して接続してい
る。また、住戸用受信機1には、戸外に設けられ、ドア
ホン子器の機能を有した戸外表示器2を信号線L12を
介して接続している。
模な集合住宅に用いられる場合には、高層階住戸の各住
戸用受信機1には、管理人室等に設置された警報監視盤
(不図示)の他に、試験端子付中継器3を介して、防災
センターなどに設置された住棟受信機(不図示)を接続
して、この住棟受信機から導出した感知器回線から各住
戸毎の火災発生を検知し、地区ベル回線を介して警報制
御信号を送信して、近隣住戸の住戸用受信機1をも作動
できるようにしている。
図示)を接続すれば、戸外からの火災感知器S等の動作
試験ができるようになっている。
知器回線Lsの導通及び火災感知器Sの発報を監視する
導通/火災監視回路11と、警報表示、警報音出力等を
行う警報回路12等を備えており、試験端子付中継器3
には、遠隔試験器を接続するための試験端子J1〜J7
と、コイルLxによって接点Soを切替作動する感知器
接続切替回路31と、ホトカプラPCを有した試験中信
号発生回路32とを備えた構成になっている。
Sのいずれかが感知器回線Lsに火災発報信号を送出し
たときに、住戸用受信機1は、中継器3を介して(T
1,T2)導通/火災監視回路11で検知する。これに
よって、住戸用受信機1では、感知器回線Lsを単位と
した発報が分かり、警報回路12から火災表示ランプ
(不図示)を点灯あるいは点滅させるとともに、アラー
ムや音声メッセージなどによって火災警報を出力する。
れた警報監視盤に出力され、警報監視盤が地区ベルの鳴
動などを行って、近隣住戸に火災の発生を知らせる。こ
の火災警報を出力したときは、同時に戸外表示器2にお
いて、火災の発生を表示するとともに音声メッセージを
出力することもできる。
している場合には、上記火災警報は、第1の火災警報と
して、火災感知器Sが作動したことを知らせ、火災か否
かの確認を促すように出力される。この第1の火災警報
が出力されている所定時間内に警報停止スイッチ(不図
示)が操作されなければ、住戸用受信機1は住棟受信機
に試験端子中継器3を介して火災確認信号を出力する。
は、予め定められた住戸の住戸用受信機1に対して警報
制御信号を出力する。この警報制御信号が伝送される住
戸は、火災確認信号を出力した住戸及び同一階や直上階
などの近隣住戸である。
は、警報回路12を通じて、第2の火災警報を発報す
る。この第2の火災警報は、火災の発生がしたことを知
らせるためのものであり、住人に避難するよう求めるも
のである。
能について説明する。
子J1〜J7に接続すると、試験端子付中継器3の試験
中信号発生回路32が作動して、住戸用受信機1に試験
中信号を送出し(T3,T4)、断線による異常警報を
出力しないようにし、その後、感知器接続切替回路31
を作動させ、接点Soをb側に切り替えて、火災感知器
S(感知器回線Ls)と遠隔試験器とを接続する。
て、火災感知器Sの動作試験(発報試験)、住戸用受信
機1及び戸外表示器2の動作試験や、住棟受信機を接続
しているときにはその連動試験を行うことができる。
遠隔試験器から、火災感知器Sのアドレスを指定した試
験信号を出力し、火災感知器Sから出力される火災発報
信号の有無によって、表示部(不図示)などで発報動作
及び断線異常がないかを確認する。
験を行うときには、遠隔試験器から住戸試験信号を送出
し、住戸用受信機1の導通/火災監視回路11では、こ
の信号を検知すると、試験中信号を受信しているので警
報は出力せず、戸外表示器2に制御信号を出力して、試
験表示や音声メッセージの出力を指示する。これによ
り、住戸用受信機1の動作試験が、住戸人に迷惑をかけ
ずに戸外から実施できるようになっている。
の火災監視システムでは、戸外から動作試験を行うに
は、試験端子付中継器及び遠隔試験器を備えなければな
らなかった。そのため、このような戸外からの動作試験
機能がない火災監視システムに、新たにこの機能を備え
ようとすれば、各機器の交換などの他に中継器の設置工
事や配線工事を行う必要があり、コストがかかってい
た。
機能を備えた戸外表示器が設置されているにも拘らず、
この戸外表示器から火災感知器や住宅用受信機の動作試
験を行うことは出来ず、このような機能を備えた火災監
視システムの開発が望まれていた。
のであり、遠隔試験器及び試験端子付中継器の機能を内
部に備えることで、簡単な構成で火災感知器の動作試験
ができるようにした住戸用受信機及び、戸外表示器の操
作によって火災感知器の動作試験ができるようにした火
災監視システムを提供することを目的とする。
に、本発明の請求項1〜5に記載の火災試験機能を備え
た住戸用受信機は、以下のような手段を備える。
示器に信号線を介して接続され、火災感知器を接続した
感知器回線を導出し、内部には、感知器試験回路と、火
災試験スイッチと、導通/火災監視回路とを設け、火災
試験スイッチを操作し、アドレスを指定することによっ
て、感知器回線に接続された火災感知器を選択的に強制
発報させて、導通/火災監視回路によって動作を確認
し、導通/火災監視回路が発報信号を検知したときに
は、上記戸外表示器より火災表示を行い、火災警報を出
力する住戸用受信機であって、感知器試験回路によって
実行された火災感知器の動作試験の結果を蓄積するメモ
リ部と、スピーカを有した音声出力回路と、試験結果確
認スイッチとを備えており、試験結果確認スイッチを操
作したときには、メモリ部に蓄積された試験結果を音声
メッセージに変換して、スピーカより出力できる構成と
した。
た火災試験スイッチを操作し、アドレスを指定すれば、
感知器回線に接続された火災感知器を選択的に強制発報
させて、導通/火災監視回路によって動作を確認できる
ので、試験端子付中継器や遠隔試験器を備えなくても、
住戸用受信機から火災感知器を指定して、その動作を確
認することができる。
知したときには、戸外表示器より火災表示を行い、火災
警報を出力するので、戸外でもランプの点灯、点滅や、
警報音や警報メッセージによって火災感知器の動作を確
認できる。
正常です」や「感知器2には異常があります」などがあ
り、すべての火災感知器の試験が終了したときには、
「点検が完了しました」などのメッセージを出力するよ
うにしてもよい。
きには、メモリ部に蓄積された試験結果を音声メッセー
ジに変換して、スピーカより出力できるので、住戸用受
信機による火災感知器の動作試験時に、現場に立ち会わ
なくても、試験結果はメモリ部に蓄積されているので、
後でその内容を確認すればよい。また、この試験結果は
音声メッセージで出力されるので、簡単に火災感知器の
動作が確認できる。
示器に信号線を介して接続され、火災感知器を接続した
感知器回線を導出し、内部には、感知器試験回路と、火
災試験スイッチと、導通/火災監視回路とを設け、感知
器試験回路は、火災試験スイッチが操作された後には、
感知器回線に接続された火災感知器のアドレスを順次指
定して強制発報させ、導通/火災監視回路によって動作
を確認し、導通/火災監視回路が発報信号を検知したと
きには、戸外表示器より火災表示を行い、火災警報を出
力する住戸用受信機であって、感知器試験回路によって
実行された火災感知器の動作試験の結果を蓄積するメモ
リ部と、スピーカを有した音声出力回路と、試験結果確
認スイッチとを備えており、試験結果確認スイッチを操
作したときには、メモリ部に蓄積された試験結果を音声
メッセージに変換して、スピーカより出力できる構成と
した。
路が、火災感知器のアドレスを順次指定して強制発報さ
せる点が異なっており、これにより、ユーザがいちいち
火災感知器を指定する手間が省け、定期試験に好適に使
用することができる。
ッセージのみを音声メッセージで出力する。したがっ
て、正常な火災感知器と異常な火災感知器とを音声メッ
セージで聞き分ける必要がなく、また、不作動メッセー
ジのみを出力するので試験時間を短縮できる。
ン機能を備えた住宅情報盤で構成されており、請求項5
では、住戸用受信機は防犯センサーなどのセキュリティ
ーセンサーを接続したアラームユニットで構成されてい
る。したがって、住戸用受信機には既存の住宅情報盤、
アラームユニットを使用して、火災試験機能を備えるこ
とができる。
視システムでは、火災感知器を接続した感知器回線を導
出した住戸用受信機の内部に、感知器試験回路と、導通
/火災監視回路とを設け、住戸用受信機を玄関先に設置
した試験スイッチを設けた戸外表示器に接続して構成
し、戸外表示器の試験スイッチを操作することによっ
て、感知器試験回路を作動して、感知器回線に接続した
火災感知器を、順次強制発報させて、導通/火災監視回
路によって発報の有無を確認し、戸外表示器より試験結
果を表示する。これによって、住戸内に入らなくても戸
外から、火災感知器を順に発報させて動作を確認するこ
とが出来る。
果を音声信号に変換して蓄積するメモリ部を更に備えて
おり、戸外表示器の試験スイッチを操作することによっ
て、火災感知器を順次自動的に発報させた後、その結果
をメモリ部より音声メッセージに変換させて出力する構
成とする。これによって、住戸用受信機によるすべての
火災感知器の試験結果を、戸外表示器から音声で確認す
ることができる。
いて、図面とともに説明する。
機1の要部の一構成例を示した図である。
火災感知器Sを接続した感知器回線Lsを接続するとと
もに、信号線L12を介して、戸外に設けられ、ドアホ
ン子器の機能を有した戸外表示器2を接続している。
視回路11と、火災警報の表示や警報音の出力を行う警
報回路12と、感知器試験回路13と、感知器接続切替
回路14と、火災感知器Sの動作試験の結果を蓄積する
メモリ部15と、スピーカSPを有した音声出力回路1
6と、火災試験スイッチSW1と、試験結果確認スイッ
チSW2とを備えている。ここに、感知器試験回路13
には、従来、遠隔試験器に備わっていたものが使用され
る。また、音声出力回路16は警報回路12の一部とし
てもよい。
を備えた住宅情報盤や、防犯センサーなどのセキュリテ
ィーセンサーを接続したアラームユニットで構成され
る。このため、従来のインターホンシステム、セキュリ
ティーシステムのシステム構成を変更することなく、住
戸用受信機1の内部の構成を変えるだけで火災試験機能
を備えることが出来る。
の基本動作を説明する。
は、感知器接続切替回路14の接点をa側からb側に切
り替えて、感知器試験回路13による火災感知器Sの発
報と断線の点検を可能にする。感知器試験回路13で
は、テンキー(不図示)などを操作することによって、
火災感知器Sのアドレスを指定した試験信号を感知器回
線Lsに出力する。
て、住戸用受信機1の導通/火災監視回路11では、感
知器試験回路13を介して、試験による発報を信号の出
力時間等で判断して、この動作を確認する。これによっ
て、警報回路12の動作確認灯(不図示)や点検表示器
(不図示)に各火災感知器Sに対応した動作状態等を表
示することが出来る。
Sから実火災を示す発報を検知したときには、試験を中
断し、火災警報を出力することは言うまでもない。
器Sのアドレスをいちいち指定しなくても、自動的に順
次アドレスを指定して試験信号を出力し、火災感知器S
を順番に強制発報させることができる。これによれば、
火災感知器Sを指定する手間が省けるとともに、点検す
る火災感知器Sに漏れが生じる場合がない。
1とスピーカ22とを設けた戸外表示器2を、信号線L
12を介して接続しているので、火災感知器Sの試験結
果は玄関口に設置された戸外表示器2からも出力するこ
とが出来る。この場合、戸外表示器2では、試験中であ
る表示を行うとともに、住戸用受信機1の導通/火災監
視回路11が感知器回線Lsからの発報を検知したとき
には、動作点検灯21の火災表示を行い、スピーカ22
から火災警報を出力する。
によって実行された火災感知器Sの動作試験の結果を蓄
積しておくことができ、試験結果確認スイッチSW2の
操作によって、その試験結果を確認できる。
のアドレスと対応させて、RAM等で構成されたメモリ
部15に蓄積される。この状態で、試験結果確認スイッ
チSW2を操作すると、導通/火災監視回路11では、
メモリ部15から試験結果を読みだし、音声メッセージ
に変換して、音声出力回路16のスピーカSPから出力
する。なお、このときは、火災感知器Sが発報しなかっ
た場合の不作動メッセージのみを出力するようにしても
よい。
作を、図2(a)〜(h)のタイムチャートに示す。
した後、自動的に順次、火災感知器S(感知器1〜3)
のアドレスを指定した試験信号を出力しており、感知器
2による火災発報信号は検知できなかった場合を示して
いる(a)〜(c)。住戸用受信機1では、火災感知器
Sに対する発報試験を行う度に動作確認灯を表示してお
り、同時に、戸外表示器2の動作確認灯21を、例えば
正常時は点灯、異常時は点滅させ、併せて音声メッセー
ジも出力している(d)〜(f)。
外表示器2では、容易に火災感知器Sの試験結果が確認
できる。
試験結果確認スイッチSW2を操作したときに、試験結
果を音声で出力することもできる。ここでは、不作動メ
ッセージ(感知器2)のみを出力している。
し続けたり、試験結果に異常があった場合に、動作確認
灯21に異常表示をし続けていてもよく、そうすれば、
この動作確認灯21を確認してから、試験結果確認スイ
ッチSW2を操作すればよい。なお、このようにして試
験結果をスイッチ操作によって出力する場合は、火災感
知器Sの発報試験は定期的(例えば12時間毎)に自動
的に行っておくことが出来る。これによれば、試験結果
をこの試験実行時に確認する必要はなく、自由な時間に
確認することができる。
えた火災監視システムについて説明する。
住戸用受信機1の内部には、導通/火災監視回路11
と、警報回路12と、感知器試験回路13と、感知器接
続切替回路14と、火災感知器Sの動作試験の結果を蓄
積するメモリ部15等を備えており、一方の戸外表示器
2には、動作確認灯21と、スピーカ22と、試験スイ
ッチSW3等を設けている。
を行うためのスイッチや、試験結果を確認するための手
段は特には設けられておらず、戸外表示器2側に、これ
らを設けたところに特徴がある。
すると、信号線L12を介して、住戸用受信機1の感知
器試験回路13を作動させる。感知器試験回路13で
は、感知器回線Lsに接続した火災感知器Sを順次強制
発報させて、導通/火災監視回路11によって発報の有
無を確認し、試験結果は、信号線L12を介して戸外表
示器2の動作確認灯21に表示する。
路13によって実行された火災感知器Sの動作試験の結
果を蓄積しておくことができる。住戸用受信機1は、戸
外表示器2の試験スイッチSW3を操作することによっ
て、火災感知器Sを順次自動的に発報させた後、その試
験結果をメモリ部15に音声信号に変換して蓄積し、す
べての火災感知器Sに対する発報試験が終了すると、メ
モリ部15から音声信号を読みだして、音声メッセージ
に変換させて、信号線L12を介して戸外表示器2のス
ピーカから出力する。
行しておくことが出来、試験スイッチSW3を操作した
ときに、その試験結果を戸外表示器2に音声またはラン
プ等で通知することも出来る。
試験時の動作を、図4(a)〜(f)のタイムチャート
で示す。
した後、住戸用受信機1から自動的に順次、火災感知器
S(感知器1〜3)のアドレスを指定した試験信号を出
力する(a),(e)。ここでは、すべての火災感知器
Sが正常に動作しており、戸外表示器2において、火災
感知器Sが発報を行う度に動作確認灯21を表示してい
る(b),(f)。
感知器S(感知器3)の試験結果が分かったときにまと
めて出力してもよく(c)、各火災感知器Sの試験結果
が分かる度に出力するようにしてもよい。なお、この場
合のいずれでも、不作動メッセージのみを出力するよう
にしてもよい。
発明の請求項1〜5に記載の火災試験機能を備えた住戸
用受信機によれば、火災試験スイッチを操作するだけ
で、火災感知器の発報試験を行って、その結果を容易に
確認することが出来る。
を操作して、火災感知器のアドレスを指定すれば、その
火災感知器を選択的に強制発報させて、火災感知器の動
作を確認することができる。これによって、試験端子付
中継器や遠隔試験器を備えなくても、住戸用受信機のみ
で火災試験が実行できる。
検知したときには、戸外表示器からも火災表示を行い、
火災警報を出力できるので、戸外にいる点検員において
もその結果を容易に確認することが出来る。
報試験の結果は、メモリの蓄積されており、試験結果確
認スイッチを操作すれば、試験結果をメモリから読みだ
して音声メッセージで出力できるので、発報試験時に、
現場に立ち会わなくても、その後の都合のよい時間に容
易に試験結果を確認することができる。
え、火災試験スイッチを一度操作すれば、火災感知器の
アドレスを順次指定して強制発報させ、火災感知器の動
作を確認することができる。これによって、いちいち火
災感知器を指定する手間が省けるため点検時間の短縮が
図れ、定期点検には好適に使用することが出来る。
される試験結果は、不作動メッセージのみを音声メッセ
ージで出力するので、正常な火災感知器と異常な火災感
知器とを音声メッセージで聞き分ける必要がなく、試験
時間を短縮することができる。また、不作動メッセージ
のみが出力されるので、異常に対して迅速に対応するこ
とが出来る。
ーホン機能を備えた住宅情報盤であり、請求項5によれ
ば、住戸用受信機は防犯センサーなどのセキュリティー
センサーを接続したアラームユニットで構成されている
ので、住戸用受信機には、既存の住宅情報盤、アラーム
ユニットを使用して、火災試験機能を備えることができ
る。
視システムによれば、戸外に設けた戸外表示器の試験ス
イッチを操作することによって、感知器回線に接続した
火災感知器を順次強制発報させて、試験を行うことが出
来、また、この戸外表示器の表示によって火災感知器の
動作を確認することが出来る。
視システムによれば、戸外表示器の試験スイッチを操作
することによって、火災感知器を順次自動的に発報させ
た後、その結果を戸外において音声メッセージで確認す
ることができる。
備えた住戸用受信機の要部の一構成例を示す図である。
の火災試験機能を備えた住戸用受信機の基本動作の一例
を示すタイムチャートである。
た火災監視システムの要部の一構成例を示す図である。
載の試験機能を備えた火災監視システムの基本動作の一
例を示すタイムチャートである。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】玄関口に設置された戸外表示器に信号線を
介して接続され、火災感知器を接続した感知器回線を導
出し、内部には、感知器試験回路と、火災試験スイッチ
と、導通/火災監視回路とを設け、 上記火災試験スイッチを操作し、アドレスを指定するこ
とによって、上記感知器回線に接続された火災感知器を
選択的に強制発報させて、上記導通/火災監視回路によ
って動作を確認し、 上記導通/火災監視回路が発報信号を検知したときに
は、上記戸外表示器より火災表示を行い、火災警報を出
力する住戸用受信機であって、 上記感知器試験回路によって実行された火災感知器の動
作試験の結果を蓄積するメモリ部と、スピーカを有した
音声出力回路と、試験結果確認スイッチとを備えてお
り、 上記試験結果確認スイッチを操作したときには、上記メ
モリ部に蓄積された試験結果を音声メッセージに変換し
て、上記スピーカより出力できる構成とした火災試験機
能を備えた住戸用受信機。 - 【請求項2】玄関口に設置された戸外表示器に信号線を
介して接続され、火災感知器を接続した感知器回線を導
出し、内部には、感知器試験回路と、火災試験スイッチ
と、導通/火災監視回路とを設け、 上記感知器試験回路は、上記火災試験スイッチが操作さ
れた後には、上記感知器回線に接続された火災感知器の
アドレスを順次指定して強制発報させ、上記導通/火災
監視回路によって動作を確認し、 上記導通/火災監視回路が発報信号を検知したときに
は、上記戸外表示器より火災表示を行い、火災警報を出
力する住戸用受信機であって、 上記感知器試験回路によって実行された火災感知器の動
作試験の結果を蓄積するメモリ部と、スピーカを有した
音声出力回路と、試験結果確認スイッチとを備えてお
り、 上記試験結果確認スイッチを操作したときには、上記メ
モリ部に蓄積された試験結果を音声メッセージに変換し
て、上記スピーカより出力できる構成とした火災試験機
能を備えた住戸用受信機。 - 【請求項3】請求項1または請求項2において、 上記スピーカからは、不作動メッセージのみを音声メッ
セージで出力する構成とした火災試験機能を備えた住戸
用受信機。 - 【請求項4】請求項1〜3において、 上記住戸用受信機は、インターホン機能を備えた住宅情
報盤である火災試験機能を備えた住戸用受信機。 - 【請求項5】請求項1〜4において、 上記住戸用受信機は、防犯センサーなどのセキュリティ
ーセンサーを接続したアラームユニットで構成されてい
る火災試験機能を備えた住戸用受信機。 - 【請求項6】火災感知器を接続した感知器回線を導出し
た住戸用受信機の内部に、感知器試験回路と、導通/火
災監視回路とを設けるとともに、上記住戸用受信機を玄
関先に設置した試験スイッチを設けた戸外表示器に接続
して構成され、 上記戸外表示器の試験スイッチを操作することによっ
て、上記感知器試験回路を作動して、上記感知器回線に
接続した火災感知器を、順次強制発報させて、上記導通
/火災監視回路によって発報の有無を確認し、上記戸外
表示器より試験結果を表示する構成とした試験機能を備
えた火災監視システム。 - 【請求項7】請求項6において、 上記住戸用受信機は、試験結果を音声信号に変換して蓄
積するメモリ部を更に備えており、上記戸外表示器の試
験スイッチを操作することによって、火災感知器を順次
自動的に発報させた後、その結果を上記メモリ部より音
声メッセージに変換させて出力する構成とした試験機能
を備えた火災監視システム。
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