JP6208626B2 - 防災設備 - Google Patents

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Description

本発明は、火災報知設備による火災検知に連動して非常用放送設備から自動的に放送する防災設備に関する。
従来、非常用放送設備は、火災報知設備と連動し、火災が発生した場合に、火災の発生を知らせ、避難誘導放送を行う。
火災報知設備に設けた火災受信機は、警戒区域の火災を検知して発報した火災感知器からの発報信号を受信した場合に火災警報を出力すると共に、発報区域を示す発報区域識別信号としての階別信号を非常放送装置に送信し、これを受信した非常放送装置は火災発生階及び直上階に設置しているスピーカから感知器発報放送として「ただいま○○階の火災報知器が作動しました。確認しておりますので、次の放送にご注意ください。」を出力する。
この感知器発報に対し所定の時間が経過した場合、または防災センターの係員等が現場に出向いて火災を確認した場合には、例えば発信機の押し釦操作等の火災確認操作に基づき火災受信機から火災確認信号を非常放送装置へ送信し、それまでの感知器発報放送から火災放送に切替え、「火事です。火事です。○○階の火災が発生しました。落ち着いて避難してください。」を出力する。また火災放送から所定の設定時間が経過すると、非常放送装置は全館一斉放送に切替える。
一方、現場に出向いて非火災を確認した場合には、非常放送装置に設けた非火災放送スイッチの操作により、それまでの発報放送から非火災放送に切替え、「さきほどの火災感知器の作動は、確認の結果、 異常がありませんでした。ご安心下さい。」を出力する。
特開平5−233984号公報 特開平6−314385号公報
ところで、従来の火災報知設備と非常放送設備との間は、火災受信機と非常放送装置の間で送受信する信号数に応じた多数の信号線で接続している。火災感知器と非常放送装置を接続する信号線の数は、設置対象とする建物が例えば30階(地下階を含む)であった場合、火災受信機から非常放送装置に信号を送る30本の階別信号線と一対の火災確認信号線、非常放送装置から火災受信機に信号を送る鳴動停止信号線、及び階別信号線と鳴動停止信号線に共通するコモン線の合計34本を必要とし、また消防法令に基づき耐熱配線を使用する。
このため火災受信機と非常放送装置との間を多数の耐熱配線で接続する必要があり、これに応じた配線収納スペースを必要とし、配線の引き回しも大変になるという問題がある。
一方、火災報知設備は6ヶ月に1回以上の機器点検と12ヶ月に1回以上の総合点検が義務付けられており、総合点検の際には、火災受信機の点検動作に伴う非常放送装置の連動による誤放送を防止するため、火災受信機に設けた連動停止スイッチを連動停止位置に切替えた状態で、火災感知器の試験発報を含む定期点検の作業を行っている。
しかしながら、火災受信機で連動停止操作を行っていても、火災報知設備の定期点検作業に伴い何らかの要因により非常放送装置で階別信号が受信され、発報放送が誤って放送出力される場合がある。この誤放送の原因は定かではないが、火災受信機と非常放送装置を接続している耐熱配線を用いた信号線に、火災報知設備の点検作業に関連してノイズが重畳することで起きていることが想定され、非常放送装置の誤作動で非常放送を行うと、不必要な混乱を招き、また建物の管理部門はその対応に追われるという問題があり、火災報知設備の点検で誤放送を起こさないことが強く求められている。
本発明は、火災報知設備と非常放送設備との間の配線スペースを低減して配線引き回しを容易にすると共に、火災報知設備の点検に伴う誤放送を確実に防止可能とする防災設備を提供することを目的とする。
(防災設備)
本発明は、火災報知設備と非常放送設備で構成され
火災報知設備は、警戒区域の火災を検知して発報した火災感知器からの発報信号を受信した場合に火災警報を出力すると共に、非常放送設備を連動動作させるための連動信号を送信する火災受信機を備え、
非常放送設備は、火災受信機から連動信号を受信した場合に、当該連動信号に応じた所定の放送を非常放送設備に接続したスピーカから出力させる非常放送装置を備え
火災受信機と非常放送設備接続必要な複数の信号線により当該火災受信機に接続され、火災受信機から連動信号を受信した場合に、所定形式の伝送信号に変換して複数の信号線とは異なる伝送路送信し、伝送路から伝送信号を受信した場合には所定形式の連動信号に変換して火災受信機送信する第1伝送アダプタと、
非常放送装置と火災受信機接続必要な複数の信号線により当該非常放送装置に接続され、非常装置から連動信号を受信した場合に所定形式の伝送信号に変換して伝送路送信し、伝送路から伝送信号を受信した場合には、所定形式の連動信号に変換して非常放送設備へ送信する第2伝送アダプタと、
を備えた防災設備を対象とする。
(伝送アダプタの配置場所)
第1伝送アダプタは、前記火災受信機の筐体内又はその近傍に設置され、
第2伝送アダプタは、非常放送装置の筐体内又はその近傍に設置される。
(連動停止1:連動停止を検知して第1伝送アダプタの伝送停止)
火災受信機は、
連動信号を送信する複数の移報部と、
連動停止操作を受付けた場合に複数の移報部のコモン側を共通に接続したコモンラインの接続を切離すことにより、連動信号の送信を停止する連動停止スイッチと、
を備え、
第1伝送アダプタは、
火災受信機の前記連動停止スイッチの操作による連動停止を検出すると共にその後の連動停止解除を検出する連動停止検出部と、
連動停止検出部で火災受信機の連動停止を検出した場合に第2伝送アダプタとの伝送を停止し、その後に火災受信機の連動停止解除を検出した場合に前記第2伝送アダプタとの伝送停止を解除する制御部と、
を備える。
(連動停止2:連動停止を検知して第1及び第2伝送アダプタの伝送停止)
火災受信機は、
連動信号を送信する複数の移報部と、
連動停止操作を受付けた場合に複数の移報部のコモン側を共通に接続したコモンラインの接続を切離すことにより、連動信号の送信を停止する連動停止スイッチと、
を備え、
第1伝送アダプタは、
火災受信機の連動停止スイッチの操作による連動停止を検出すると共にその後の連動停止解除を検出する連動停止検出部と、
連動停止検出部で火災受信機の連動停止を検出した場合に連動停止伝送信号を第2伝送アダプタに送信して伝送を中断し、その後に火災受信機の連動停止解除を検出した場合に第2伝送アダプタとの伝送中断を解除して連動停止解除伝送信号を送信する制御部と、
を備え、
第2伝送アダプタは、第1伝送アダプタから連動停止伝送信号を受信した場合に非常放送装置に対する連動信号の送信を停止し、その後に連動停止解除伝送信号を受信した場合に非常放送装置に対する連動信号の送信停止を解除する制御部を備える。
(連動停止3:連動停止を検知して第2伝送アダプタの伝送停止)
火災受信機は、
連動信号を送信する複数の移報部と、
連動停止操作を受付けた場合に複数の移報部のコモン側を共通に接続したコモンラインの接続を切離すことにより、連動信号の送信を停止する連動停止スイッチと、
を備え、
第1伝送アダプタは、
火災受信機の連動停止スイッチの操作による連動停止を検出すると共にその後の連動停止解除を検出する連動停止検出部と、
連動停止検出部で前記火災受信機の連動停止を検出した場合に連動停止伝送信号を第2伝送アダプタに送信し、その後に火災受信機の連動停止解除を検出した場合に連動停止解除伝送信号を第2伝送アダプタに送信する制御部と、
を備え、
第2伝送アダプタは、第1伝送アダプタから連動停止伝送信号を受信した場合に非常放送装置に対する連動信号の送信を停止し、その後に連動停止解除伝送信号を受信した場合に非常放送装置に対する連動信号の送信停止を解除する制御部を備える。
(断線監視による連動停止の検出)
第1伝送アダプタの連動停止検出部は、火災受信機に設けた移報部のコモン側に断線監視電流を流して監視し、連動停止スイッチの操作によるコモン側を共通に接続したコモンラインの切り離しに伴う断線監視電流の遮断から連動停止を検出し、その後の断線監視電流の遮断解除から連動停止解除を検出する。
(基本的な効果)
本発明は、火災報知設備と非常放送設備とで構成した防災設備に於いて、火災受信機との間を、火災受信機と非常放送設備を接続が必要な複数の信号線により接続し、火災受信機からの連動信号を所定形式の伝送信号に変換して、火災受信機側との接続とは異なる伝送路側に送信し、伝送路から伝送信号を受信した場合には所定形式の連動信号に変換して火災受信機側に送信する第1伝送アダプタと、第1伝送アダプタとの間を伝送路により接続すると共に、非常放送装置と火災受信機を接続が必要な複数の信号線により接続し、第1伝送アダプタから伝送信号を受信した場合に所定の連動信号に変換して非常放送設備に送信し、非常装置側から連動信号を受信した場合には所定形式の伝送信号に変換して伝送路に送信する第2伝送アダプタとを設けるようにしたため、火災受信機から非常放送装置へ送信する多数の連動信号を、信号数に応じた数の信号配線によらず、第1伝送アダプタと第2伝送アダプタとを接続する所定芯線数の伝送路1本、例えば8芯のLANケーブルとして知られた耐熱カテゴリー5Eのケーブル1本で伝送することを可能とし、火災受信機と非常放送装置との間の配線収納スペースを低減し、配線の引き回しも簡単にすることを可能とする。
(伝送アダプタの設置場所による効果)
また、第1伝送アダプタを火災受信機の筐体内又はその近傍に設置し、第2伝送アダプタを非常放送装置の筐体内又はその近傍に設置するようにしたため、火災受信機と非常放送装置との間を実質的に伝送路1本のケーブルで接続可能とし、ケーブル収納スペースを大幅に低減し、ケーブル引き回しによる敷設作業も容易とする。
(連動停止による効果)
また、火災受信機は、連動信号を送信する複数の移報部と、連動停止操作を受付けた場合に複数の移報部のコモン側を共通に接続したコモンラインの接続を切離すことにより、連動信号の送信を停止する連動停止スイッチとを備え、一方、第1伝送アダプタは、火災受信機の連動停止スイッチの操作による連動停止を検出すると共にその後の連動停止解除を検出する連動停止検出部と、連動停止検出部で火災受信機の連動停止を検出した場合に第2伝送アダプタとの伝送を停止し、その後に火災受信機の連動停止解除を検出した場合に第2伝送アダプタとの伝送停止を解除する制御部とを備えるようにしたため、火災報知設備を点検する場合に連動停止スイッチの連動停止操作を行うと、これが第1伝送アダプタで検知されて第2伝送アダプタとの間の伝送を停止し、火災感知器の発報試験を含む火災報知設備の点検動作に伴い、火災受信機と第1伝送アダプタを接続している信号線にノイズが重畳して連動信号が誤って送られても、このとき第1伝送アダプタは伝送停止となっているため、ノイズ等に起因した連動信号を受信しても、これを伝送信号に変換して第2伝送アダプタに伝送してしまうことが確実に抑止でき、火災報知設備の点検に伴う非常放送装置からの誤放送を確実に防止可能とする。
また、点検を行う場合の連動停止は、第1伝送アダプタの伝送中断と第2伝送アダプタの出力停止、又は、第2伝送アダプタの出力停止としても良く、この場合にも、第1伝送アダプタを伝送停止とした場合と同様に、火災報知設備の点検に伴う非常放送装置からの誤放送を確実に防止可能とする。
(断線監視による連動停止の検出)
また、第1伝送アダプタの連動停止検出部は、火災受信機に設けた移報部のコモン側を共通に接続したコモンラインに断線監視電流を流して監視し、連動停止スイッチの操作によるコモン側の切り離しに伴う断線監視電流の遮断から連動停止を検出するようにしたため、第1伝送アダプタで火災受信機の連動停止を検出するために別途そのための信号線を追加する必要がなく、簡単且つ確実に火災受信機における連動停止を第1伝送アダプタ側で検知して伝送停止を行うことを可能とする。
火災報知設備と非常放送設備を連携した防災設備の概要を示した説明図 図1の伝送アダプタ間の接続構成を示した説明図 火災報知設備側の火災受信機と第1伝送アダプタの機能構成を示したブロック図 図3の火災受信機に設けた階別移報部の構成を示した回路ブロック図 非常放送設備側の第2伝送アダプタと非常放送装置の機能構成を示したブロック図 火災受信機から非常放送装置までの伝送系統を階別信号の伝送を例にとって示した説明図
[防災設備の概要]
図1は火災報知設備と非常放送設備を連携した防災設備の概要を示した説明図である。
(火災報知設備の概要)
図1に示すように、火災報知設備10は火災受信機14を備え、火災受信機14から警戒区域毎に感知器回線L1〜Lnを引き出し、コモン線Cとの間に、感知器回線L1に代表して示すように、火災感知器16を接続している。
火災感知器16は煙感知器又は熱感知器等であり、火災に伴う煙や熱等の物理現象の変化を検出して発報し、発報信号を火災受信機14に送信する。火災受信機14は火災感知器16からの発報信号を受信すると火災警報を出力する。
また、感知器回線L1とコモン線Cの間には必要に応じて発信機18を接続しており、発信機18には更に火災受信機14から応答信号線Aを接続している。また発信機18は電話ジャックを設けていることから、火災受信機14から電話線Tを接続している。
発信機18は火災発見者等の押し釦操作によるスイッチ作動で発信信号を火災受信機14に送信し、この発信信号を受信した火災受信機14は火災確認を検出して火災警報を出力すると共に応答信号線Aに応答信号を送信して発信機18に設けた応答表示灯を点灯して火災受信を行ったことを知らせる。
火災受信機14の火災警報動作は、火災感知器16からの発報信号を受信した場合は、火災代表灯を点灯又は点滅して火災警報音を出力すると共に火災発報のあった感知器回線に対応した地区表示灯を点灯又は点滅して火災発生区域を示す。この火災警報に対し防災センターの係員等は火災発報のあった現場に出向き、火災を確認した場合には、防災センターに連絡することで火災受信機14に設けた火災確認スイッチを操作させるか、或いは火災現場の近くに設置している発信機18を操作して発信信号を送信することで、火災受信機14で火災確認を検出し、地区音響警報の出力制御等を行う。
また、火災受信機14は火災確認を検出すると、非常放送設備12を含む外部装置に連動信号を出力する移報動作を行う。火災受信機14が非常放送設備12に出力する連動信号としては、火災感知器16が発報した感知器回線L1〜Lnに対応した発報区域を示す発報区域識別信号、例えば非常放送設備12の設置が義務付けられた地上11階以上の建物であれば火災発報階を示す階別信号、発報後に火災の確認を検出した場合の火災確認信号がある。なお、以下の説明では、発報区域識別信号を、階別信号として説明する。
また、火災受信機14は火災受信に基づく地区ベルを鳴動中に非常放送設備12から鳴動停止信号を受信すると地区ベル鳴動を停止する。
(非常放送設備の概要)
図1に示すように、非常放送設備12は非常放送装置20を備え、外部機器として例えば一般業務放送に使用する卓上マイク装置22、バックグランドミュージック(BGM)、チャイム等の一般業務放送の音源となる音声ファイル、ラジオチューナ、CDプレーヤ等を含む音源装置24、緊急地震速報装置26などを必要に応じて接続している。
また、非常放送装置12からはスピーカ回線SLを引き出しており、スピーカ回線SLは例えば建物の階別等の放送区域毎に分けて複数回線を引き出し、各回線に複数のスピーカ28を接続している。スピーカ28は居室、非居室、廊下、階段といった設置場所に応じて消防法令で決められた出力音圧のものを設置している。また、1つのスピーカ回線SLは、ノーマル放送線N、非常放送線R及びコモン線Cの3本の信号線を使用している。ノーマル放送線Rにはスピーカ分岐側に音量調整用のアッテネータ(減衰器)を設ける場合がある。
非常放送装置20は、火災報知設備10の火災受信機14からの連動信号として発報階を示す階別信号を受信した場合に、火災発生階及び直上階のスピーカ回線を選択してスピーカから所定の発報放送を出力させる。なお、火災発生階が1階の場合は地下階を含む。
また、非常放送装置20は、発報放送を行った後に火災受信機14から火災確認信号を受信した場合、火災発生階及び直上階のスピーカから所定の火災放送を出力させる。更に、火災放送から予め設定した一定時間を経過した場合に、全階のスピーカから火災放送を出力させる一斉放送に切替える。
一方、非常放送装置20は、非火災を現場確認して非火災放送スイッチを操作した場合に、火災発生階及び直上階のスピーカから所定の非火災放送を出力させる。また、非常放送装置20は係員が操作パネルに設けたマイクをピックアップして非常放送を行う場合にマイクスイッチがオンして火災受信機14に鳴動停止信号を送信し、マイクスイッチがオンしている間、地区ベル等の地区音響鳴動を停止させる。
(火災報知設備と非常放送設備との間の信号伝送)
図1に示すように、本実施形態にあっては、火災報知設備10の火災受信機14と非常放送設備12の非常放送装置20との間を従来のように多数の耐熱配線で接続せず、第1伝送アダプタ30、伝送路34及び第2伝送アダプタ32を間に設けて接続することで、火災報知設備10と非常放送設備12との間を実質的に1本の伝送路34で接続している。
火災受信機14側に設けた第1伝送アダプタ30は、火災受信機14の筐体内または筐体裏側の空きスペース等に配置し、火災受信機14との間を、発報階毎の階別信号、火災確認信号及び鳴動停止信号の信号数に対応した複数の耐熱信号線により接続しており、火災受信機14から連動信号として階別信号又は火災確認信号を受信した場合に、ヘッダ部とデータ部からなる階別情報と発報情報を含むパケット形式の階別伝送信号又は火災確認情報を含むパケット形式の火災確認伝送信号に変換してLANケーブル等を用いた所定芯線数の伝送路34により送信する。
また第1伝送アダプタ30は伝送路34を介して第2伝送アダプタ32から受信したパケット形式の鳴動停止伝送信号を鳴動停止信号に変換して、対応する信号線により出力する。
この火災受信機14と第1伝送アダプタ30との間の信号線接続は、従来の火災受信機14と非常放送装置20との接続における火災受信機14側の接続と同じであり、火災受信機14側の移報出力を行う端子台の構造はそのまま利用可能である。
非常放送装置20側に設けた第2伝送アダプタ32は、非常放送装置20の筐体内または筐体裏側の空きスペース等に配置し、非常放送装置20と間を、発報階毎の階別信号、火災確認信号、及び鳴動停止信号の信号数に対応した複数の耐熱信号線により接続している。
第2伝送アダプタ32は、伝送路34を介して第1伝送アダプタ30から受信したパケット形式の階別伝送信号又は火災確認伝送信号を、階別信号又は火災確認信号に変換し、対応する信号線により送信する。
また、第2伝送アダプタは、マイクスイッチのオンに対応して非常放送装置20から受信した鳴動停止信号を、鳴動停止情報を含む所定形式のパケット信号に変換して伝送路34により送信する。
この第2伝送アダプタ32と非常放送装置20との間の信号線接続も、従来の火災受信機14と非常放送装置20との接続における非常放送装置20側の接続と同じであり、火災受信機14から移報出力を受ける端子台の構造をそのまま利用可能である。
[伝送アダプタの通信接続]
図2は図1の伝送アダプタ間の接続構成を示した説明図である。図2に示すように、火災受信機側に配置する第1伝送アダプタ30は、アダプタ筐体の図示の右側に配線コネクタ35を設け、図示の左側に伝送コネクタ36を設けている。
配線コネクタ35は火災受信機14からの耐熱配線を接続したプラグ35aと第1伝送アダプタ30側に装着したソケット35bで構成している。伝送コネクタ36は伝送路34を構成するLANケーブルの一端に接続したプラグ36aと第1伝送アダプタ30側に装着したソケット36bで構成している。
また、非常放送装置側に配置する第2伝送アダプタ32は、アダプタ筐体の図示の右側に伝送コネクタ38を設け、図示の左側に配線コネクタ40を設けている。伝送コネクタ38は伝送路34を構成するLANケーブルの他端に接続したプラグ38aと第2伝送アダプタ32側に装着したソケット38bで構成している。配線コネクタ40は非常放送装置20への耐熱配線を接続したプラグ40aと第2伝送アダプタ32側に装着したソケット40bで構成している。
このように配線コネクタ35、伝送コネクタ36,38及び配線コネクタ40を使用することで、火災受信機14と非常放送装置20との間に配置する第1伝送アダプタ30、伝送路34及び第2伝送アダプタ32の接続作業を、簡単且つ容易に行うことを可能としている。
また、配線コネクタ35,40については、例えば30階建のビルの場合には、階別信号線EL1ELn、火災確認信号線EF+,EF−、鳴動停止信号線EB及びコモン線Cの合計34本の信号線を接続することになるが、一つのコネクタに収容仕切れない場合には、例えば12ピンのコネクタを3個準備し、信号線を分けてコネクタ接続する。この場合、3つに分けたコネクタ毎にコモン線Cを必要とするため、信号線数は追加する2本のコモン線を合わせて36本となる。勿論、コネクタの分割とその接続線数は必要に応じて適宜に決めることを可能とする。また、コネクタ接続とせず、端子台を使用して配線を接続するようにしても良い。
[火災受信機側の機能構成]
図3は火災報知設備側の火災受信機と第1伝送アダプタの機能構成を示したブロック図、図4は図3の火災受信機に設けた階別移報部の構成を示した回路ブロック図である。
図3に示すように、火災受信機14は受信制御部42を備え、受信制御部42は例えばプログラムの実行により実現される機能であり、ハードウェアとしてはCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路等を使用する。
受信制御部42に対しては発報受信部44、表示部46、操作部48、警報部50、階別移報部52、火災移報部54、鳴動停止受信部56及び連動停止スイッチ58を設けている。なお、連動停止スイッチ58は操作部48に設けるスイッチの1つであるが、説明の都合上、取り出して示している。
発報受信部44は、感知器回線L1〜Lnに対応して設け、火災感知器16からの発報信号を受信して出力し、また、図1に示した発信機18からの発信信号を受信して出力する。ここで、図1に示した同じ感知回線L1に接続している火災感知器16から発報信号とは発信機18からの発信信号の区別は、それぞれの抵抗値を変えることで、発報信号の信号電流と発信信号の信号電流を異ならせており、発報受信部44に設けた受信側抵抗に流れる信号電流による受信電圧の相違から、発報信号か発信信号かを受信制御部42で区別して検出することを可能としている。
表示部46には、火災代表灯、地区表示灯等の火災監視に必要な各種の表示灯やディスプレイ等の表示器を設けている。
操作部48には、主音響停止スイッチ、地区音響停止スイッチ等の火災監視に必要な各種のスイッチを設けており、この中に外部に取り出して示している連動停止スイッチ58も含まれる。
警報部50はスピーカを備え、主音響による火災警報を出力すると共に、スイッチ操作に伴う操作音や各種のガイダンスの音声出力を行う。
階別移報部52は、感知器回線L1〜Lnに対応して設け、発報信号を受信した感知器回線に対応した階別移報部52から階別信号を送信する。火災移報部54は火災が確認された場合に火災確認信号を送信する。
階別移報部52は、図4に示すように、受信制御部42により作動するリレー100を備え、リレー100の常開となるリレー接点102に第1伝送アダプタ30側の信号線を接続しており、階別信号を所謂無電圧接点信号として出力する。この点は火災移報部54も同様であり、火災確認信号を無電圧接点信号として送信する。
再び図3を参照するに、階別移報部52及び火災移報部54の各々利に設けたリレーのコモン側は共通接続した後にダイオードD1を介してコモンライン55に接続しており、このコモンライン55に連動停止スイッチ58を接続している。また、コモンライン55には、階別移報部52及び火災移報部54の各々に設けたリレー接点のコモン側を共通接続した後にダイオードD2を介して接続している。
連動停止スイッチ58は定常状態で図示のように連動位置に閉じており、階別移報部52及び火災移報部54に設けたそれぞれのリレーに通電すると、コモン側から連動停止スイッチ58を介してコモンライン55に駆動電流が流れ、リレー接点を閉じることで無電圧接点信号を第1伝送アダプタ30側に送信する。
一方、定期点検など際に連動停止スイッチ58を連動停止位置に操作して開くと、階別移報部52及び火災移報部54に設けたリレー及びリレー接点のコモン側がコモンライン55から切離され、受信制御部42からリレーに通電しても駆動電流は流れずにリレー接点は開いたままであり、一括して連動信号の送信による連動を停止可能とする。
階別移報部52の出力は階別信号線EL1ELnにより第1伝送アダプタ30に接続し、火災移報部54の出力は一対の火災確認信号線EF+,EF−により第1伝送アダプタ30に接続している。
更に、火災移報部54及び階別移報部52に設けたリレーのコモン側、並びに階別移報部52に設けたリレー接点のコモン側は、それぞれダイオードD1,D2を介して共通接続した後に、コモン線Cにより第1伝送アダプタ30のコモン側に接続すると共に、連動停止スイッチ58を設けたコモンライン55に接続している。
本実施形態にあっては、連動停止操作による連動停止スイッチ58の開放によるコモンライン55の切り離しを、第1伝送アダプタ30側で検出して、非常放送装置20側への信号伝送を停止するようにしており、その詳細は後の説明で明らかにする。
鳴動停止受信部56は鳴動停止信号線ELとコモン線Cにより第1伝送アダプタ30に接続しており、第1伝送アダプタ30からの鳴動停止信号を受信して受信制御部42に出力して地区ベル鳴動を停止させる。
受信制御部42は感知器回線L1〜Lnに対応した発報受信部44の何れかによる発報信号の受信出力から火災発報を検出した場合、表示部46及び警報部50に指示して代表火災表示や火災地区表示を行うと共に火災警報音を出力させる制御を行う。
また、受信制御部42は火災発報を検出した場合、火災発報を検出した感知器回線、例えば感知器回線L1に対応した階別移報部52に設けたリレーを作動し、そのリレー接点を閉じて階別信号線EL1に階別信号を送信する制御を行う。
また、受信制御部42は火災発報を検出した後に、発信信号の受信又は火災確認スイッチの操作等から火災確認を検出した場合、火災移報部54に設けたリレーを作動し、そのリレー接点を閉じて火災確認信号線EF+,EF−に火災確認信号を送信する制御を行う。
また、受信制御部42は地区ベル鳴動中に、鳴動停止受信部56による鳴動停止信号の受信を検出した場合、地区ベル鳴動を停止する制御を行う。
[第1伝送アダプタの機能構成]
図3に示すように、第1伝送アダプタ30は、制御部60を備え、制御部60は例えばプログラムの実行により実現される機能であり、ハードウェアとしてはCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路等を使用する。
(連動信号の伝送)
制御部60に対しては階別受信部62、火災受信部64、鳴動停止移報部66、伝送部68及び連動停止検出部70を設けている。
階別受信部62は火災受信機14からの階別信号線EL1ELnに対応して設け、階別信号線EL1ELnを介して火災受信機14に設けた階別移報部52のリレー接点間に所定の電圧を印加しており、階別移報部52のリレーの作動でリレー接点が閉じると信号電流が流れ(これは無電圧接点信号の送信に相当する)、これによる信号線間の受信電圧を制御部60に出力して階別信号の受信を検出させる。
火災受信部64も階別受信部62と同様であり、火災確認信号線EF+,EF−を介して火災受信機14に設けた火災移報部54のリレー接点間に所定の電圧を印加しており、リレーの作動でリレー接点が閉じると信号電流が流れ、これによる信号線間の受信電圧を制御部60に出力して火災確認信号の受信を検出させる。
階別受信部62及び火災受信部64のコモン側は共通接続し、ダイオードD3を介してコモン線Cと共にコモンラインに接続している。
鳴動停止移報部66は、火災受信機14に設けた階別移報部52と同様であり、非常放送装置20側の第2伝送アダプタ32から送信された鳴動停止伝送信号の伝送部68による受信を検出した場合の制御部60の出力により、リレーを作動してリレー接点を閉じることで無電圧接点信号としての鳴動停止信号を火災受信機14に出力する。
伝送部68は、制御部60の指示に基づきパケット形式の伝送信号を生成し、伝送路34を構成するLANケーブルを介して第2伝送アダプタ32に送信し、また伝送路34を介して第2伝送アダプタ32からパケット形式の伝送信号を受信する。
制御部60は、階別受信部62の何れかによる階別信号の受信、又は火災受信部64による火災確認信号の受信を検出した場合、受信した階別信号又は火災確認信号を、階別情報と発報情報を含むパケット形式の階別伝送信号、又は火災確認情報を含むパケット形式の火災確認伝送信号に変換し、伝送部68に指示して所定のプロトコルに従って信号伝送する制御を行う。
ここで、伝送部68はLANのプロトコルとして知られた物理的な規格であるイーサネット(登録商標)とTCP/IPプロトコル(IP層とTCP層の規格)の組合せによる伝送制御を行う。イーサネット(登録商標)としては例えば1000BASE−Tを使用する。1000BASE−TではLANケーブルとして耐熱仕様のカテゴリー5E(エンハンスドカテゴリー5)以上を使用する。カテゴリー5EのLANケーブルは4対の撚り線(ツイスト線)を1本にまとめた8芯のケーブルであり、1000BASE−Tでは8芯4対を全て使用して1000Mbpsの伝送速度を100メートル以内の伝送距離で実現可能とする。
このため図2に示した伝送路34として、両端に伝送コネクタ36,38のプラグ36a,38aを接続したカテゴリー5E対応のLANケーブルを使用すればよく、火災受信機14と非常放送装置20は同じ防災センターの室内に隣接又は近接して設置していることから、火災受信機14側に設けた第1伝送アダプタ30を非常放送装置20側に設けた第2伝送アダプタ32に接続するケーブルは例えば数メートル程度で済み、伝送距離が長くなる問題はない。
(第1伝送アダプタの伝送停止制御)
連動停止検出部70は、コモン線Cを介して連動停止スイッチ58を設けた火災受信機14のコモンライン55と接続しており、コモンライン55に連動停止スイッチ58を介して微弱な断線監視電流を流しており、火災受信機14における連動停止操作に伴う連動停止スイッチ58の開放による断線監視電流の遮断から断線を検出した場合に連動停止検出信号を制御部60に出力する。なお、ダイオードD1〜D3は断線監視電流の回り込みを阻止するために設けている。
このため、第1伝送アダプタ30で火災受信機14の連動停止を検出するための信号線を別途追加する必要がなく、簡単且つ確実に火災受信機14における連動停止を第1伝送アダプタ30側で検出可能とする。制御部60は、連動停止検出部70の断線検出に基づく連動停止を検出した場合、伝送部68に指示して第2伝送アダプタ32に対する信号伝送の動作を停止する制御を行う。
このため、例えば火災報知設備を点検する場合に連動停止スイッチ58を連動停止位置に操作すると、連動停止を第1伝送アダプタ30で検出して第2伝送アダプタ32との間の伝送を停止し、火災感知器16の発報試験を含む火災報知設備の点検動作に伴い、火災受信機14と第1伝送アダプタ30を接続している信号線にノイズが重畳して階別信号が誤って送られても、このとき第1伝送アダプタ30は伝送停止となっているため、ノイズ等に起因した階別信号を階別伝送信号に変換して第2伝送アダプタ32に伝送してしまうことを確実に抑止し、火災報知設備の点検に伴う非常放送装置からの誤放送を確実に防止可能とする。
また、制御部60は伝送を停止している状態で、火災受信機14で連動停止操作が解除されて連動停止スイッチ58が閉じ、断線監視電流が正常に流れることで連動停止検出部70による連動停止解除を検出した場合、伝送部68に指示して伝送停止を解除し、第2伝送アダプタ32との間の伝送を再開させる制御を行う。
(第1伝送アダプタ及び第2伝送アダプタの伝送停止制御)
また、火災受信機14の連動停止操作を行った場合の他の伝送停止制御として、第1伝送アダプタ30と第2伝送アダプタ32の両方で伝送停止に伴う制御を行っても良い。
即ち、第1伝送アダプタ30の制御部60は、連動停止検出部70で火災受信機14の連動停止を検出した場合に連動停止伝送信号を生成し、伝送部68に指示して第2伝送アダプタ32に送信した後に伝送を第2伝送アダプタ32との伝送を中断する制御を行う。
これに対し後の説明で明らかにする図5に示す第2伝送アダプタ32の制御部72は、第1伝送アダプタ30から連動停止伝送信号を受信した場合に非常放送装置20に対する階別移報部76及び火災移報部78による階別信号及び火災確認信号の送信を停止する制御を行う。このため火災受信機14の点検作業に伴いノイズ等により例えば階別信号が受信されても非常放送装置20に送られることがなく、点検中の誤放送を確実に防止可能とする。
また、第1伝送アダプタ30の制御部60は、伝送中断中に火災受信機14の連動停止解除を検出した場合に伝送部68に指示して第2伝送アダプタ32との伝送中断を解除し、連動停止解除伝送信号を生成して送信する制御を行う。これに対し後の説明で明らかにする図5に示す第2伝送アダプタ32の制御部72は、第1伝送アダプタ30から連動停止伝送信号を受信した場合に、非常放送装置20に対する階別移報部76及び火災移報部78及び鳴動停止受信部80による階別信号の送信停止を解除する制御を行う。
(第2伝送アダプタの伝送停止制御)
また、火災受信機14の連動停止操作を行った場合の他の伝送停止制御として、第2伝送アダプタ32側で伝送停止に伴う制御を行っても良い。
即ち、第1伝送アダプタ30の制御部60は、連動停止検出部70で火災受信機14の連動停止を検出した場合に連動停止伝送信号を生成し、伝送部68に指示して第2伝送アダプタ32に送信する制御を行う。
これに対し後の説明で明らかにする図5に示す第2伝送アダプタ32の制御部72は、第1伝送アダプタ30から連動停止伝送信号を受信した場合に非常放送装置20に対する階別移報部76、火災移報部78及び鳴動停止受信部80による階別信号及び火災確認信号の送信を停止する制御を行う。このため火災受信機14の点検作業に伴いノイズ等により例えば階別信号が受信されても非常放送装置20に送られることがなく、点検中の誤放送を確実に防止可能とする。
また、第1伝送アダプタ30の制御部60は、火災受信機14の連動停止解除を検出した場合に連動停止解除伝送信号を生成し、伝送部68に指示して第2伝送アダプタ32に送信する制御を行う。これに対し後の説明で明らかにする図5に示す第2伝送アダプタ32の制御部72は、第1伝送アダプタ30から連動停止伝送信号を受信した場合に、非常放送装置20に対する階別移報部76及び火災移報部78による階別信号及び火災確認信号の送信停止を解除する制御を行う。
[第2伝送アダプタの機能構成]
図5は非常放送設備側の第2伝送アダプタと非常放送装置の機能構成を示したブロック図である。
図5に示すように、第2伝送アダプタ32は、制御部72を備え、制御部72は例えばプログラムの実行により実現される機能であり、ハードウェアとしてはCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路等を使用する。制御部72に対しては、伝送部74、階別移報部76、火災移報部78及び鳴動停止受信部80を設けている。
伝送部74は、第1伝送アダプタ30の伝送部68と同様であり、例えばイーサネット(登録商標)とTCP/IPプロトコルの組合せによる伝送制御を行う。
階別移報部76は、図3に示した火災受信機14の階別移報部52に対応して設け、同様に、制御部72によりリレーを作動してリレー接点を閉じ、非常放送装置20側に階別信号を無電圧接点信号として送信する。この点は火災移報部78も同様であり、火災確認信号を無電圧接点信号として送信する。
鳴動停止受信部80は図3の火災受信機14に設けた鳴動停止受信部56と同様であり、非常放送装置20からの鳴動停止信号を受信して出力する。
また非常放送装置20との間は、階別移報部76の出力側を階別信号線EL1ELnにより非常放送装置20に接続し、火災移報部78の出力側を一対の火災確認信号線EF+,EF−により非常放送装置20に接続し、鳴動停止受信部80の入力側を鳴動停止信号線ELにより非常放送装置20に接続し、更に、階別移報部76及び鳴動停止受信部80のコモン側は共通接続した後にコモン線Cにより非常放送装置20のコモン側に接続している。
制御部72は伝送部74による階別伝送信号の受信を検出した場合、階別伝送信号の階別信号への変換に相当する動作として、対応する階の階別移報部76のリレーを作動し、そのリレー接点を閉じて階別信号を非常放送装置20に送信する制御を行う。この点は、伝送部74により火災確認伝送信号の受信を検出した場合も同様あり、火災移報部78のリレー作動によりリレー接点を閉じて、火災確認信号を非常放送装置20に送信する制御を行う。
また、制御部72は伝送部74による連動停止伝送信号の受信を検出した場合には、第1伝送アダプタ30との伝送を停止する制御を行う。また、制御部72は伝送部74による連動停止解除伝送信号の受信を検出した場合、第1伝送アダプタ30との伝送を再開する制御を行う。
また、制御部72は、鳴動停止受信部80による連動停止信号の受信を検出した場合、鳴動停止情報を含むパケット形式の鳴動停止伝送信号に変換し、伝送部74に指示して祖送信する制御を行う。
[非常放送装置の機能構成]
図5に示すように、非常放送装置20は制御部82を備え、制御部82は例えばプログラムの実行により実現される機能であり、ハードウェアとしてはCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路等を使用する。
制御部82に対しては、階別受信部84、火災受信部86、マイクスイッチ88操作表示部90、放送音源部92、マイク94、放送入力選択部96及び放送出力選択部98を設けている。
階別受信部84は、図3に示した第1伝送アダプタ30の階別受信部62と同様であり、第2伝送アダプタ32からの階別信号線EL1〜ELnに対応して設け、階別信号線EL1〜ELnを介して第2伝送アダプタ32に設けた階別移報部76のリレー接点間に所定の電圧を印加しており、階別移報部76のリレーの作動でリレー接点が閉じると信号電流が流れ、これによる信号線間の受信電圧を制御部82に出力して階別信号の受信を検出させる。
火災受信部86も階別受信部84と同様であり、火災確認信号線EF+を介して第2伝送アダプタ32に設けた火災移報部78のぞれぞれのリレー接点間に所定の電圧を印加しており、リレーの作動でリレー接点が閉じると信号電流が流れ、これによる信号線間の電受信圧を制御部82に出力して火災確認信号の受信を検出させる。
マイクスイッチ88は、係員が避難誘導等の非常放送を行うために操作パネルに設けたマイク94をピックアップしているあいだオンし、第2伝送アダプタ32側に鳴動停止信号を無電圧接点信号として移報送信する。
操作表示部90には非常放送スイッチ、回線選択スイッチ、非火災放送スイッチ、鳴動停止スイッチ等の操作部に加え、これに対応した表示部を設けている。放送音源部92には発報放送、火災放送、非火災放送、地震や盗難等の緊急放送、訓練放送等の放送メッセージ情報を記憶しており、制御部82から指示を受けた放送メッセージ情報を読み出しアナログ放送信号に変換して出力する。
マイク94は非常放送装置20の操作パネルに設けており、必要に応じて防災センターの係員が避難誘導などを指示する放送入力を行うことを可能とする。
放送入力選択部96は放送音源部92、マイク94、外部に設けた卓上マイク装置22、音源装置24及び緊急地震速報装置26を入力接続し、制御部82の指示により特定の放送入力を選択して放送出力選択部98に出力する。
放送出力選択部98は放送入力選択部98から入力した放送信号を、制御部82の指示によりスピーカ回線SL1〜SLnの中から選択した回線に出力してスピーカから放送出力させる。また、放送出力選択部98にはパワーアンプを設けており、必要とするスピーカの音圧出力を可能とする。パワーアンプはスピーカ回線単位に設けても良いし、所定数のスピーカ回線をグループ化し、グループ単位に設けても良い。
制御部82は、階別信号線EL1〜ELnに対応して設けた階別受信部84の何れかによる階別信号の受信を検出した場合、放送音源部92に指示して発報放送メッセージ情報を再生出力させ、放送入力選択部96に指示して放送音源部92からの放送入力を選択させ、更に、放送出力選択部98に指示して火災発生階と直上階のスピーカ回線、例えばスピーカ回線SL1,SL2を選択して発報放送信号を出力させ、スピーカ回線SL1,SL2に接続しているスピーカから発報放送を出力させる制御を行う
また、制御部82は、発報放送後に、火災受信部86による火災確認信号の受信を検出した場合、放送音源部92に指示して火災放送メッセージ情報を再生出力させ、放送入力選択部96及び放送出力選択部98を介して火災発生階と直上階の例えばスピーカ回線SL1,SL2に接続しているスピーカから火災放送を出力させる制御を行う。
更に、制御部82は、火災放送から予め設定した一定時間の経過を検出した場合、放送出力選択部98に指示し、全てのスピーカ回線SL1〜SLnを選択することで一斉放送に切替える制御を行う。
一方、制御部82は、発報放送後に、非火災の現場確認に基づく非火災放送スイッチの操作による非火災放送の受付けを検出した場合、放送音源部92に指示して非火災放送メッセージ情報を再生出力させ、放送入力選択部96及び放送出力選択部98を介して火災発生階と直上階の例えばスピーカ回線SL1,SL2に接続しているスピーカから非火災放送を放送出力させる制御を行う。
また、制御部82は、緊急地震速報装置26による緊急地震速報受信を検出した場合、緊急地震放送を一斉放送する制御を行う。更に、制御部82は、日常的な業務放送としてチャイム、BGM、呼出しといった一般業務放送の制御を行う。
[火災受信機から非常放送装置への伝送系統]
図6は火災受信機から非常放送装置までの伝送系統を1つの階別信号の伝送を例にとって示した説明図である。
図6において、火災受信機14で火災感知器の発報受信が検出されると階別移報部52に設けたリレー100を作動してリレー接点102を閉じる。リレー接点102には第1伝送アダプタ30の階別受信部62より所定電圧+Vcが階別信号線ELとコモン線Cを介して印加されており、リレー接点102が閉じると信号電流が流れ、階別受信部62に設けた電圧検出部104が受信電圧の低下を検出して制御部60に出力する。制御部60は受信電圧の低下から階別信号の受信を検出し、伝送部68に指示してパケット形式の階別伝送信号を生成して送信させる。
第2伝送アダプタ32の制御部72は、伝送部74による階別伝送信号の受信を検出すると、階別移報部76に設けたリレー106を作動してリレー接点108を閉じる。リレー接点108には、非常放送装置20の階別受信部84より所定電圧+Vcが階別信号線ELとコモン線Cを介して印加されており、リレー接点108が閉じると信号電流が流れ、階別受信部84に設けた電圧検出部110が受信電圧の低下を検出(受信電流の増加検出でも良い)して制御部82に出力する。制御部82は受信電圧の低下から階別信号の受信を検出し、火災発生階および直上階のスピーカから発報放送を出力させる制御を行う。
火災受信機14から非常放送装置20への信号伝送は、他の階別信号及び火災確認信号についても、同様となる。
このように火災受信機14から非常放送装置20へ送信する多数の信号を、信号数に応じた数の信号配線によらず、第1伝送アダプタ30と第2伝送アダプタ32とを接続する例えば耐熱カテゴリー5EのLANケーブル1本の伝送路34により伝送することを可能とし、火災受信機14と非常放送装置20との間の配線収納スペースを低減し、配線の引き回しも簡単にすることを可能とする。
[本発明の変形例]
(伝送方式)
上記の実施形態は、第1伝送アダプタと第2伝送アダプタとの間をイーサネット(登録商標)とTCP/IPの組合せにより8芯の信号線を含むLANケーブルを伝送路としてパラレル伝送する場合を例にとっているが、一対の上り回線と一対の下り回線からなる4芯2組の信号線を含むLANケーブルを伝送路としてシリアル伝送とする様にしても良い。また第1伝送アダプタと第2伝送アダプタとの伝送は、必要に応じて適宜のプロトコルを適用することを可能とする。
(信号移報)
上記の実施形態は、火災受信機から非常放送装置に連動信号を伝送する場合を例にとっているが、非常放送装置以外の外部装置に連動信号を伝送する場合にも、同様に、LANケーブル等の1本の伝送路で接続した第1伝送アダプタと第2伝送アダプタを介して連動信号を伝送するようにしても良い。
(連動停止検出)
上記の実施形態は、火災受信機の移報部のコモン側を共通接続したコモンラインに連動停止スイッチを設け、このコモンラインに第1伝送アダプタに設けた連動停止検出部から断線監視電流を流して連動停止スイッチの開放による連動停止を検出するようにしているが、火災受信機の連動停止に伴い連動停止信号を専用の移報部から第1伝送アダプタに送信して伝送を停止するようにしても良い。
(無線伝送)
上記の実施形態は、第1伝送アダプタと第2伝送アダプタとの間をLANケーブル等の伝送路で接続した有線伝送としているが、無線伝送としても良い。この無線伝送としては、例えば400MHz帯の特定小電力無線、5GHz帯や2.4GHz帯を使用した特定小電力無線、920MHz帯を使用した特定小電力無線、或いはイーサネット(登録商標)による無線ネットワークをベースにしたIEEE802.11に準拠したWiFi等の無線LANとすれば良い。
(火災受信機)
上記の実施形態は、回線単位に火災を検知して警報するP型受信機を例にとるものであったが、火災感知器や発信機等にアドレスを設定して感知器単位及び発信機単位に火災を検知して警報するR型受信機についても同様に適用できる。
(その他)
また、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:火災報知設備
12:非常放送設備
14:火災受信機
16:火災感知器
18:発信機
20:非常放送装置
22:卓上マイク装置
24:音源装置
26:緊急地震速報装置
28:スピーカ
30:第1伝送アダプタ
32:第2伝送アダプタ
34:伝送路
35,40:配線コネクタ
36,38:伝送コネクタ
42:受信制御部
44:発報受信部
52,76:階別移報部
54,78:火災移報部
56,80:鳴動停止受信部
58:連動停止スイッチ
60,72:制御部
62,84:階別受信部
64,86:火災受信部
66:鳴動停止移報部
68,74:伝送部
70:連動停止検出部
88:マイクスイッチ
90:操作表示部
92:放送音源部
94:マイク
96:放送入力選択部
98:放送出力選択部

Claims (5)

  1. 火災報知設備と非常放送設備で構成され
    前記火災報知設備は、警戒区域の火災を検知して発報した火災感知器からの発報信号を受信した場合に火災警報を出力すると共に、前記非常放送設備を連動動作させるための連動信号を送信する火災受信機を備え、
    前記非常放送設備は、前記火災受信機から連動信号を受信した場合に、当該連動信号に応じた所定の放送を前記非常放送設備に接続したスピーカから出力させる非常放送装置を備えた、防災設備に於いて、
    前記火災受信機と前記非常放送設備接続必要な複数の信号線により当該火災受信機に接続され、前記火災受信機から連動信号を受信した場合に、所定形式の伝送信号に変換して前記複数の信号線とは異なる伝送路送信し、前記伝送路から伝送信号を受信した場合には所定形式の連動信号に変換して前記火災受信機送信する第1伝送アダプタと、
    前記非常放送装置と火災受信機接続必要な複数の信号線により当該非常放送装置に接続され、前記非常放送装置から連動信号を受信した場合に所定形式の伝送信号に変換して前記伝送路送信し、前記伝送路から前記伝送信号を受信した場合には、所定形式の連動信号に変換して前記非常放送設備へ送信する第2伝送アダプタと、
    を備え
    前記火災受信機は、
    連動信号を送信する複数の移報部と、
    連動停止操作を受付けた場合に前記複数の移報部のコモン側を共通に接続したコモンラインの接続を切離すことにより、連動信号の送信を停止する連動停止スイッチと、
    を備え、
    前記第1伝送アダプタは、
    前記火災受信機の前記連動停止スイッチの操作による連動停止を検出すると共にその後の連動停止解除を検出する連動停止検出部と、
    前記連動停止検出部で前記火災受信機の連動停止を検出した場合に前記第2伝送アダプタとの伝送を停止し、その後に前記火災受信機の連動停止解除を検出した場合に前記第2伝送アダプタとの伝送停止を解除する制御部と、
    を備え、
    前記第1伝送アダプタの連動停止検出部は、前記火災受信機に設けられた移報部のコモン側に断線監視電流を流して監視し、前記連動停止スイッチの操作による前記コモン側を共通に接続したコモンラインの切り離しに伴う前記断線監視電流の遮断から連動停止を検出し、その後の前記断線監視電流の遮断解除から連動停止解除を検出することを特徴とする防災設備。
  2. 火災報知設備と非常放送設備で構成され、
    前記火災報知設備は、警戒区域の火災を検知して発報した火災感知器からの発報信号を受信した場合に火災警報を出力すると共に、前記非常放送設備を連動動作させるための連動信号を送信する火災受信機を備え、
    前記非常放送設備は、前記火災受信機から連動信号を受信した場合に、当該連動信号に応じた所定の放送を前記非常放送設備に接続したスピーカから出力させる非常放送装置を備えた、防災設備に於いて、
    前記火災受信機と前記非常放送設備の接続に必要な複数の信号線により当該火災受信機に接続され、前記火災受信機から連動信号を受信した場合に、所定形式の伝送信号に変換して前記複数の信号線とは異なる伝送路へ送信し、前記伝送路から伝送信号を受信した場合には、所定形式の連動信号に変換して前記火災受信機へ送信する第1伝送アダプタと、
    前記非常放送装置と火災受信機の接続に必要な複数の信号線により当該非常放送装置に接続され、前記非常放送装置から連動信号を受信した場合に、所定形式の伝送信号に変換して前記伝送路に送信し、前記伝送路から前記伝送信号を受信した場合には、所定形式の連動信号に変換して前記非常放送設備へ送信する第2伝送アダプタと、
    を備え、
    前記火災受信機は、
    連動信号を送信する複数の移報部と、
    連動停止操作を受付けた場合に前記複数の移報部のコモン側を共通に接続したコモンラインの接続を切離すことにより、連動信号の送信を停止する連動停止スイッチと、
    を備え、
    前記第1伝送アダプタは、
    前記火災受信機の前記連動停止スイッチの操作による連動停止を検出すると共にその後の連動停止解除を検出する連動停止検出部と、
    前記連動停止検出部で前記火災受信機の連動停止を検出した場合に連動停止伝送信号を前記第2伝送アダプタに送信して伝送を中断し、その後に前記火災受信機の連動停止解除を検出した場合に前記第2伝送アダプタとの伝送中断を解除して連動停止解除伝送信号を送信する制御部と、
    を備え、
    前記第2伝送アダプタは、前記第1伝送アダプタから前記連動停止伝送信号を受信した場合に前記非常放送装置に対する連動信号の送信を停止し、その後に前記連動停止解除伝送信号を受信した場合に前記非常放送装置に対する連動信号の送信停止を解除する制御部を備えたことを特徴とする防災設備。
  3. 火災報知設備と非常放送設備で構成され、
    前記火災報知設備は、警戒区域の火災を検知して発報した火災感知器からの発報信号を受信した場合に火災警報を出力すると共に、前記非常放送設備を連動動作させるための連動信号を送信する火災受信機を備え、
    前記非常放送設備は、前記火災受信機から連動信号を受信した場合に、当該連動信号に応じた所定の放送を前記非常放送設備に接続したスピーカから出力させる非常放送装置を備えた、防災設備に於いて、
    前記火災受信機と前記非常放送設備の接続に必要な複数の信号線により当該火災受信機に接続され、前記火災受信機から連動信号を受信した場合に、所定形式の伝送信号に変換して前記複数の信号線とは異なる伝送路へ送信し、前記伝送路から伝送信号を受信した場合には、所定形式の連動信号に変換して前記火災受信機へ送信する第1伝送アダプタと、
    前記非常放送装置と火災受信機の接続に必要な複数の信号線により当該非常放送装置に接続され、前記非常放送装置から連動信号を受信した場合に、所定形式の伝送信号に変換して前記伝送路に送信し、前記伝送路から前記伝送信号を受信した場合には、所定形式の連動信号に変換して前記非常放送設備へ送信する第2伝送アダプタと、
    を備え、
    前記火災受信機は、
    連動信号を送信する複数の移報部と、
    連動停止操作を受付けた場合に前記複数の移報部のコモン側を共通に接続したコモンラインの接続を切離すことにより、連動信号の送信を停止する連動停止スイッチと、
    を備え、
    前記第1伝送アダプタは、
    前記火災受信機の前記連動停止スイッチの操作による連動停止を検出すると共にその後の連動停止解除を検出する連動停止検出部と、
    前記連動停止検出部で前記火災受信機の連動停止を検出した場合に連動停止伝送信号を前記第2伝送アダプタに送信し、その後に前記火災受信機の連動停止解除を検出した場合に連動停止解除伝送信号を前記第2伝送アダプタに送信する制御部と、
    を備え、
    前記第2伝送アダプタは、前記第1伝送アダプタから前記連動停止伝送信号を受信した場合に前記非常放送装置に対する連動信号の送信を停止し、その後に前記連動停止解除伝送信号を受信した場合に前記非常放送装置に対する連動信号の送信停止を解除する制御部を備えたことを特徴とする防災設備。
  4. 請求項2又は3に記載の防災設備に於いて、
    前記第1伝送アダプタの連動停止検出部は、前記火災受信機に設けられた移報部のコモン側に断線監視電流を流して監視し、前記連動停止スイッチの操作による前記コモン側を共通に接続したコモンラインの切り離しに伴う前記断線監視電流の遮断から連動停止を検出し、その後の前記断線監視電流の遮断解除から連動停止解除を検出することを特徴とする防災設備。
  5. 請求項1乃至3の何れかに記載の防災設備に於いて
    前記第1伝送アダプタは、前記火災受信機の筐体内又はその近傍に設置され、
    前記第2伝送アダプタは、前記非常放送装置の筐体内又はその近傍に設置されたことを特徴とする防災設備。
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