JP7237471B2 - リニューアル設備の配線評価システム - Google Patents
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Description
(リニューアル設備の配線評価システム)
本発明は、既設の基幹装置と端末機器との間を結線している既設電線管に通した複数の既設配線の中から少なくとも2本を選択して、新設した基幹装置と端末機器との間の伝送に使用するリニューアル設備の配線評価システムであって、
基幹装置側又は端末機器側に配置され、複数の既設配線の中から評価対象配線を順次選択して所定の試験電文を送信する試験送信装置と、
試験送信装置の配置側とは反対側となる基幹装置側又は端末機器側に配置され、複数の既設配線の中から試験送信装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択して、試験送信装置から送信された試験電文を受信して信頼性を評価する試験評価装置と、
を備え、
既設電線管は、複数の既設配線以外の所定の信号配線を通しており、
信号配線に、複数の既設配線が通常使用時に伝送する信号に影響を及ぼす適宜の信号が供給されている状態で、試験送信装置と試験評価装置を動作させて評価対象配線の評価試験を行うことを特徴とする。
試験送信装置は、試験電文を所定の伝送速度且つ所定の送信レベルにより複数回送信し、
試験評価装置は、試験電文を受信してエラー率を測定し、測定したエラー率に基づいて信頼性のある既設配線を判定して表示する。
既設電線管には端末機器側に設置したスピーカとの間を結線している放送配線を通しており、
基幹装置からスピーカに放送配線を介して放送信号を送信している状態で、試験送信装置と試験評価装置を動作する。
試験送信装置は、複数の既設配線の中から2本単位に評価対象配線を順次選択して試験電文を送信し、
試験評価装置は、複数の既設配線の中から2本単位に試験送信装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択し、選択した評価対象配線から試験電文を受信して信頼性を評価する。
試験送信装置は、複数の既設配線の中から1本単位に評価対象配線を順次選択し、選択した評価対象配線と予め設けられた試験用配線の2本に対し試験電文を送信し、
試験評価装置は、複数の既設配線の中から1本単位に試験送信装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択し、選択した評価対象配線と試験用配線の2本から試験電文を受信して信頼性を評価する。
試験送信装置は、
試験電文を含む各種電文を送受信する第1送受信部と、
選択制御に基づいて、複数の既設配線の中から評価対象配線を選択して第1送受信部に接続する第1配線選択部と、
第1配線選択部に対し、複数の既設配線の中から評価対象配線を順次選択する選択制御を行うと共に、選択した評価対象配線に第1送受信部により試験開始電文を送信し、試験評価装置から確認応答電文を受信した場合に試験電文を送信する制御を行う送信制御部と、
を備え、
試験評価装置は、
試験電文を含む各種電文を送受信する第2送受信部と、
選択制御に基づいて、複数の既設配線の中から評価対象配線を選択して第2送受信部に接続する第2配線選択部と、
第2配線選択部に対し、複数の既設配線の中から試験送信装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択する選択制御を行い、選択した評価対象配線から第2送受信部により試験開始電文を受信した場合に確認応答電文を送信し、続いて、試験電文を受信して信頼性を評価する制御を行う受信制御部と、
を備える。
試験送信装置は、
試験電文を含む各種電文を送受信する第1送受信部と、
第1の検査員による選択操作に基づいて、複数の既設配線の中から評価対象配線を選択して第1送受信部に接続する第1配線選択部と、
第1配線選択部により選択された評価対象配線に第1送受信部により試験開始電文を送信し、試験評価装置から確認応答電文を受信した場合に試験電文を送信する制御を行う送信制御部と、
を備え、
試験評価装置は、
試験電文を含む各種電文を送受信する第2送受信部と、
第2の検査員による選択操作に基づいて、複数の既設配線の中から評価対象配線を選択して第2送受信部に接続する第2配線選択部と、
第2配線選択部により選択された試験対象配線から第2送受信部により試験開始電文を受信した場合に確認応答電文を送信し、続いて、試験電文を受信して信頼性を評価する制御を行う受信制御部と、
を備える。
(配線評価システム:端末折返し方式)
本発明は、既設の基幹装置と端末機器との間を結線している既設電線管に通した複数の既設配線の中から少なくとも2本を選択して、新設した基幹装置と端末機器との間の伝送に使用するリニューアル設備の配線評価システムであって、
基幹装置側と端末機器側の間に設けられた試験用配線と、
基幹装置側又は前記端末機器側に設置され、複数の既設配線の中から評価対象配線を順次選択して所定の試験電文を送信すると共に、試験用配線から試験電文を受信して信頼性を評価する試験評価装置と、
試験評価装置の配置側とは反対側となる基幹装置側又は端末機器側に配置され、複数の既設配線の中から試験評価装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択して試験用配線に折り返し接続する端末折返し装置と、
を備え、
既設電線管は、複数の既設配線以外の所定の信号配線を通しており、
信号配線に、複数の既設配線が通常使用時に伝送する信号に影響を及ぼす適宜の信号が供給されている状態で、試験評価装置と端末折返し装置を動作させて評価対象配線の評価試験を行うことを特徴とする。
試験評価装置は、試験電文を所定の伝送速度且つ所定の送信レベルにより複数回送信すると共に、試験電文を受信してエラー率を測定し、測定したエラー率に基づいて信頼性のある既設配線を判定して表示する。
信号配線は、基幹装置と端末機器側に設置されたスピーカとの間を結線している放送配線であり、
基幹装置からスピーカに放送配線を介して放送信号を送信している状態で、評価試験を行う。
信号配線は、基幹装置と端末機器側に設置された電力駆動負荷との間を結線している負荷駆動配線であり、
基幹装置から電力駆動負荷に負荷駆動配線を介して駆動信号を供給している状態で、評価試験を行う。
試験用配線は、端末折返し装置から試験評価装置に向けて接続した2本の試験用上り配線であり、
試験評価装置は、複数の既設配線の中から2本単位に評価対象配線を順次選択して試験電文を送信すると共に、2本の試験用上り配線から端末折返し装置で折り返した試験電文を受信して信頼性を評価し、
端末折返し装置は、複数の既設配線の中から2本単位に試験評価装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択して2本の試験用上り配線に接続する。
試験評価装置は、
評価対象配線に試験電文を含む各種電文を送信する送信部と、
2本の試験用上り配線から試験電文を含む各種電文を受信する受信部と、
複数の既設配線の中から2本単位に評価対象配線を選択して送信部に接続する第1配線選択部と、
第1配線選択部により複数の既設配線の中から2本単位に評価対象配線を順次選択しながら送信部により試験開始電文を送信し、2本の試験用上り配線から試験開始電文を受信部により受信した場合に送信部により試験電文を送信して、2本の試験用上り配線から試験電文を受信部により受信し、試験電文の送信を終了する毎に試験終了電文を送信し、全ての既設配線に対する試験電文の受信結果に基づいて既設配線の信頼性を評価する制御を行う試験制御部と、
を備え、
端末折返し装置は、
試験電文を含む各種電文を受信する端末受信部と、
複数の既設配線の中から2本単位に評価対象配線を選択して端末受信部に入力接続すると共に2本の試験用上り配線に折返し接続する第2配線選択部と、
端末受信部で受信した試験終了電文に基づいて、第2配線選択部により複数の既設配線の中から試験評価装置で選択されたのと同じ2本の評価対象配線を順次選択して2本の試験用上り配線に折返し接続する制御を行う端末制御部と、
を備える。
試験評価装置は、
評価対象配線に試験電文を含む各種電文を送信する送信部と、
試験用配線から試験電文を含む各種電文を受信する受信部と、
第1の検査員による選択操作に基づいて、複数の既設配線の中から2本単位に評価対象配線を選択して送信部に接続する第1配線選択部と、
第1配線選択部により選択した2本単位の評価対象配線に送信部により試験開始電文を送信し、端末折返し装置で折り返した試験電文を試験用配線から受信部により受信して既設配線の信頼性を評価する制御を行う試験制御部と、
を備え、
端末折返し装置は、第2の検査員による選択操作に基づいて、第1配線選択部により複数の既設配線の中から試験評価装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択して2本の試験用上り配線に折返し接続する第2配線選択部を備える。
試験用配線は、
試験評価装置から端末折返し装置に向けて接続した1本の試験用下り配線と、
端末折返し装置から試験評価装置に向けて接続した2本の試験用上り配線と、
を備え、
試験評価装置は、複数の既設配線の中から1本単位に評価対象配線を順次選択し、選択した評価対象配線と試験用下り配線の2本に対し試験電文を送信すると共に、2本の試験用上り配線から端末折返し装置で折り返した試験電文を受信して信頼性を評価し、
端末折返し装置は、複数の既設配線を回り込み防止用のダイオードを介して共通接続すると共に、共通接続された終端側を試験用上り配線の一方に折返し接続し、試験用下り配線を試験用上り配線の他方に折返し接続する。
試験評価装置は、
評価対象配線に試験電文を含む各種電文を送信する送信部と、
試験用配線から試験電文を含む各種電文を受信する受信部と、
選択制御に基づいて、複数の既設配線の中から1本単位に評価対象配線を選択して送信部に接続する配線選択部と、
配線選択部に対し、複数の既設配線の中から1本単位に評価対象配線を選択する選択制御を行い、選択した1本単位の評価対象配線と試験用下り配線に対し送信部により試験開始電文を送信し、端末折返し装置で折り返した試験電文を2本の試験用上り配線から受信部により受信して既設配線の信頼性を評価する制御を行う試験制御部と、
を備える。
試験評価装置は、
評価対象配線に試験電文を含む各種電文を送信する送信部と、
試験用配線から試験電文を含む各種電文を受信する受信部と、
検査員による選択操作に基づいて、複数の既設配線の中から1本単位に評価対象配線を選択して送信部に接続する配線選択部と、
配線選択部により選択した1本単位の評価対象配線と試験用下り配線に対し送信部により試験開始電文を送信し、端末折返し装置で折り返した試験電文を2本の試験用上り配線から受信部により受信して既設配線の信頼性を評価する制御を行う試験制御部と、
を備える。
(第1発明による基本的な効果)
本発明は、既設の基幹装置と端末機器との間を結線している既設電線管に通した複数の既設配線の中から少なくとも2本を選択して、新設した基幹装置と端末機器との間の伝送に使用するリニューアル設備の配線評価システムに於いて、基幹装置側又は端末機器側に配置され、複数の既設配線の中から評価対象配線を順次選択して所定の試験電文を送信する試験送信装置と、試験送信装置の配置側とは反対側となる基幹装置側又は端末機器側に配置され、複数の既設配線の中から試験送信装置で選択したと同じ評価対象配線を順次選択して、試験送信装置から送信された試験電文を受信して信頼性を評価する試験評価装置とを設けるようにしたため、電線管に通している既設配線の中から例えばシリアル伝送に対する信頼性の高い順に2本の既設配線を選択して新設した制御盤と操作箱との間のシリアル伝送に使用することができ、既設配線を使用して新設した基幹装置と端末機器との間で伝送を行うリニューアル設備の信頼性と安定性を確実に確保可能とする。
また、試験送信装置は、試験電文を所定の伝送速度且つ所定の送信レベルにより複数回送信し、試験評価装置は、試験電文を受信してエラー率を測定し、測定したエラー率に基づいて信頼性のある既設配線を判定して表示するようにしたため、新設した基幹装置と端末機器との間で実際に行う例えばシリアル伝送と同じ条件で試験電文を送信してエラー率を測定して評価することが可能となり、実際の運用に対応した最適な既設配線の選択を可能とする。
また、既設電線管には端末機器側に設置したスピーカとの間を結線している放送配線を通しており、基幹装置からスピーカに放送配線を介して放送信号を送信している状態で、試験送信装置と試験評価装置を動作するようにしたため、既設配線の中から放送配線に流す放送信号の影響を受けにくい既設配線を選択して新設した基幹装置と端末機器との間のシリアル伝送に使用することを可能とし、リニューアル設備の信頼性と安定性を更に確実なものとすることを可能とする。
また、試験送信装置は、複数の既設配線の中から2本単位に評価対象配線を順次選択して試験電文を送信し、試験評価装置は、複数の既設配線の中から2本単位に試験送信装置で選択したと同じ評価対象配線を順次選択し、選択した評価対象配線から試験電文を受信して信頼性を評価するようにしたため、既設配線の2本単位の組み合わせに対する信頼性の評価を可能とし、複数の既設配線の中から信頼性評価が最も高い2本の既設配線の組合せを選択することで、リニューアル設備で行うシリアル伝送の信頼性と安定性を確保可能とする。
また、試験送信装置は、複数の既設配線の中から1本単位に評価対象配線を順次選択し、選択した評価対象配線と予め設けた試験用配線の2本に対し試験電文を送信し、試験評価装置は、複数の既設配線の中から1本単位に試験送信装置で選択したと同じ評価対象配線を順次選択し、選択した評価対象配線と試験用配線の2本から試験電文を受信して信頼性を評価するようにしたため、既設配線の1本単位の信頼性の評価を可能とし、複数の既設配線の中から信頼性評価が高い順に既設配線の2本を選択することで、リニューアル設備で行うシリアル伝送の信頼性と安定性を確保可能とする。
また、試験送信装置は、試験電文を含む各種電文を送受信する第1送受信部と、第1送受信部に、複数の既設配線の中から評価対象配線を選択して接続する第1配線選択部と、第1配線選択部により複数の既設配線の中から評価対象配線を順次選択しながら第1送受信部により試験開始電文を送信し、その確認応答電文を受信した場合に試験電文を送信する制御を行う送信制御部とを備え、試験評価装置は、試験電文を含む各種電文を送受信する第2送受信部と、第2送受信部に、複数の既設配線の中から評価対象配線を選択して接続する第2配線選択部と、第2配線選択部により複数の既設配線の中から試験送信装置で選択したと同じ評価対象配線を順次選択し、選択した評価対象配線から第2送受信部により試験開始電文を受信した場合にその確認応答電文を送信し、続いて、試験電文を受信して信頼性を評価する制御を行う受信制御部とを備えるようにしたため、例えば、試験送信装置及び試験評価装置による評価対象配線として同じ既設配線を初期設定して評価試験を開始することで、複数の既設配線に対し総当り的に順次選択接続を行いながら自動的に評価試験を行うことを可能とし、検査員が一人であっても既設配線の評価を簡単且つ容易に行うことを可能とする。
また、試験送信装置は、試験電文を含む各種電文を送受信する第1送受信部と、選択操作に基づいて、第1送受信部に、複数の既設配線の中から評価対象配線を選択して接続する第1配線選択部と、第1配線選択部により選択した評価対象配線に第1送受信部により試験開始電文を送信し、試験評価装置から確認応答電文を受信した場合に試験電文を送信する制御を行う送信制御部とを備え、試験評価装置は、試験電文を含む各種電文を送受信する第2送受信部と、選択操作に基づいて、第2送受信部に、複数の既設配線の中から評価対象配線を選択して接続する第2配線選択部と、第2配線選択部により選択した試験対象配線から第2送受信部により試験開始電文を受信した場合に確認応答電文を送信し、続いて試験電文を受信して信頼性を評価する制御を行う受信制御部とを備えるようにしたため、試験送信装置及び試験評価装置の各々で、トランシーバ等で検査員が連絡を取りながら手動で同じ既設信号線を選択する操作を行って評価試験を開始すると、まず試験送信装置から試験開始電文を送信し、これに対し試験評価装置から確認応答電文を送信することで、試験送信装置及び試験評価装置の各々が同じ既設配線を選択して接続していることを確認して試験電文を送信することとなり、試験送信装置及び試験評価装置で手動操作による既設配線を別々に切替えていても、既設配線の同期的な選択操作による試験電文の送信による評価を可能とする。
(第2発明による基本的な効果)
本発明は、既設の基幹装置と端末機器との間を結線している既設電線管に通した複数の既設配線の中から少なくとも2本を選択して、新設した基幹装置と端末機器との間の伝送に使用するリニューアル設備の配線評価システムに於いて、基幹装置側と端末機器側の間に設けた試験用配線と、基幹装置側又は前記端末機器側に設置され、複数の既設配線の中から評価対象配線を順次選択して所定の試験電文を送信し、試験用配線から試験電文を受信して信頼性を評価する試験評価装置と、試験評価装置の配置側とは反対側となる基幹装置側又は端末機器側に配置され、複数の既設配線の中から試験評価装置で選択したと同じ評価対象配線を順次選択して試験用配線に折り返し接続する端末折返し装置とを設けるようにしたため、端末折返し装置は試験評価装置で選択したと同じ評価対象配線を選択して試験用配線に折返し接続するだけであり、評価対象配線に対する試験電文の送信と端末折返し装置で折り返した試験電文の受信による評価は全て試験評価装置で行うこととなり、評価試験の機能を試験評価装置の1台に集約することで、端末折返し装置は評価対象配線を試験用配線に折り返し接続するだけの簡単な装置となり、実質的に1台の装置による既設配線の評価を可能とし、第1発明の効果に加え、装置構成を簡単にしてコストを低減可能とする。
また、試験用配線は、試験評価装置から端末折返し装置に向けて接続した1本の試験用下り配線と、端末折返し装置から試験評価装置に向けて接続した2本の試験用上り配線と、
を備え、試験評価装置は、複数の既設配線の中から1本単位に評価対象配線を順次選択し、選択した評価対象配線と試験用下り配線の2本に対し試験電文を送信すると共に、2本の試験用上り配線から試験用端末装置で折り返した試験電文を受信して信頼性を評価し、端末折返し装置は、複数の既設配線を回り込み防止用のダイオードを介して共通接続した後に試験用上り配線の一方に折返し接続し、試験用下り配線を試験用上り配線の他方に折返し接続するようにしたため、試験評価装置側に検査員が一人付くだけで、既設配線の評価試験を行うことができ、評価試験を簡単且つ容易に行うことを可能とする。
第2発明における、エラー率による信頼性の評価による効果、放送信号による動的評価による効果、既設配線の2本単位の評価試験(自動選択及び手動選択)による効果は、基本的に第1発明の場合と同様になる。
1 ガス系消火設備の概要
2 設備の機能構成
3 既設配線を2本単位に自動選択する配線評価システム
4 既設配線を2本単位に手動選択する配線評価システム
5 既設配線を1本単位に自動選択する配線評価システム
6 既設配線を1本単位に手動選択する配線評価システム
7 端末折返しにより既設配線を2本単位に自動選択する配線評価システム
8 端末折返しにより既設配線を2本単位に手動選択する配線評価システム
9 端末折返しにより既設配線を1本単位に自動選択する配線評価システム
10 端末折返しにより既設配線を2本単位に手動選択する配線評価システム
11 本発明の変形例
図1はリニューアル設備の一例としてガス系消火設備の全体構成図を示した説明図である。図1に示すように、ガス系消火設備には、ガス系の消火設備を一括制御する基幹装置として機能する制御盤10を設け、また防護区画A,Bとなる各部屋の外に端末機器として機能する操作箱12を設置し、制御盤10に配線接続している。
図2はガス系消火設備に設けた制御盤の機能構成を、操作箱を含む設備機器と共に示したブロック図、図3は制御盤及び操作箱の機能構成を配線接続と共に示したブロック図である。
図2に示すように、ガス系消火設備は制御盤10を備え、制御盤10に対しては、防護施設内の例えば最大4つの防護区画に対応して、操作箱12、2系統の火災感知器11、起動装置18及びスピーカ13を配線接続している。
図3は制御盤と操作箱の機能構成を6本の配線とグランド用電線管による結線と共に示したブロック図である。
図3において、回線ユニット24に設けた制御部38は、CPU、メモリ、各種入出力ポートを備えたコンピュータ回路等で構成し、自動モード又は手動モードの設定に基づき防護区画に対するガス放出制御を行う。
回線ユニット24の制御部38は、自動モード表示、手動モード表示、火災表示、起動表示、放出表示及び閉止弁閉表示等の電文を所定の電文形式により生成し、シリアル送受信部46に指示して送信する制御を行い、これを操作箱12のシリアル送受信部54で受信して制御部52からの表示指示により表示部58に設けた対応する表示灯を点灯させる。
図2及び図3に示したガス系消火設備は、例えば図19に示した制御盤100と操作箱102の間を6本の配線で結線している古い設備をリニューアルするために改修工事を行った設備である。
(システム構成)
図4は送信試験装置と試験評価装置を設けて自動選択により2本単位に既設配線を評価する配線評価システムの実施形態を示したブロック図ある。
試験送信装置200は、送信制御部202、第1送受信部として機能するシリアル送受信部204、第1配線選択部として機能する2回路の切替スイッチ回路部224,226、操作部211及び表示部212を備え、送信制御部202は、CPU、メモリ、各種入出力ポートを備えたコンピュータ回路等で構成する。
再び図4を参照するに、試験評価装置300は、受信制御部302、第2送受信部として機能するシリアル送受信部304、第2配線選択部として機能する2回路の切替スイッチ回路部324,326、操作部311及び表示部312を備え、受信制御部302は、CPU、メモリ、各種入出力ポートを備えたコンピュータ回路等で構成する。
図6は図4の配線評価システムによる制御動作を示したタイムチャートである。図6に示すように、評価試験を開始するために試験送信装置200及び試験評価装置300を検査員が起動すると、ステップS1,S2のように、予め記憶した配線選択情報の中から最初に評価試験を行う2本の評価対象配線として、例えば既設配線L1,L2が初期設定され、これに基づきステップS3,S4で評価対象配線L1,L2を選択する。
(システム構成)
図7は送信試験装置と試験評価装置を設けて手動選択により2本単位に既設配線を評価する配線評価システムの実施形態を示したブロック図ある。
試験送信装置200は、送信制御部202、第1送受信部として機能するシリアル送受信部204、第1配線選択部として機能する2回路の切替スイッチ206,208、操作部210及び表示部212を備え、送信制御部202は、CPU、メモリ、各種入出力ポートを備えたコンピュータ回路等で構成する。
試験評価装置300は、受信制御部302、第2送受信部として機能するシリアル送受信部304、第2配線選択部として機能する2回路の切替スイッチ306,308、操作部310及び表示部312を備え、受信制御部302は、CPU、メモリ、各種入出力ポートを備えたコンピュータ回路等で構成する。
図8は図7の配線評価システムによる制御動作を示したタイムチャートである。図8に示すように、評価試験に際しては、試験送信装置200と試験評価装置300のそれぞれに検査員が付き、試験送信装置200の検査員は、ステップS21で既設配線L1~L6の中の例えば既設配線L1,L2の2本を評価対象配線として選択する操作を行い、併せて、トランシーバ等により試験評価装置300側の検査員に既設配線L1,L2の選択を連絡し、これを受けて試験評価装置300側の検査員はステップS22で試験送信装置200と同じ既設配線L1,L2の選択操作を行う。これにより試験送信装置200と試験評価装置300の間は、選択した試験評価配線L1,L2で接続される。
(システム構成)
図9は送信試験装置と試験評価装置を設けて自動選択により1本単位に既設配線を評価する配線評価システムの実施形態を示したブロック図である。
試験送信装置200は、送信制御部202、第1送受信部として機能するシリアル送受信部204、第1配線選択部として機能する切替スイッチ回路部224、操作部211及び表示部212を備える。
試験評価装置300は、受信制御部302、第2送受信部として機能するシリアル送受信部304、第2配線選択部として機能する切替スイッチ回路部324、操作部311及表示部312を備える。
図9の配線評価システムによる制御動作は次のようになる。試験送信装置200及び試験評価装置300を検査員が起動すると、既設配線L1~L6の中から最初に評価試験を行う評価対象配線として、予め記憶した配線選択情報に基づき、例えば既設配線L1を初期設定しており、切替スイッチ回路部224により初期設定した評価対象配線L1を選択する。
(システム構成)
図10は試験送信装置と試験評価装置を設けて手動選択により1本単位に既設配線を評価する配線評価システムの実施形態を示したブロック図である。
試験送信装置200は、送信制御部202、第1送受信部として機能するシリアル送受信部204、配線選択部として機能する切替スイッチ206、操作部210及び表示部212を備える。送信制御部202は、CPU、メモリ、各種入出力ポートを備えたコンピュータ回路等で構成する。
試験評価装置300は、受信制御部302、第2送受信部として機能するシリアル送受信部304、第2配線選択部として機能する切替スイッチ306、操作部310及び表示部312を備える。
図10の配線評価システムによる制御動作は次のようになる。試験評価に際しては、試験送信装置200と試験評価装置300のそれぞれに検査員が付き、試験送信装置200の検査員は、既設配線L1~L6の中の例えば既設配線L1を評価対象配線として選択する操作を行い、併せて、トランシーバ等により試験評価装置300側の検査員に、既設配線L1の選択を連絡し、これを受けて試験評価装置300の検査員は、試験送信装置200と同じ既設配線L1の選択操作を行う。これにより試験送信装置200と試験評価装置300の間は、選択した試験評価配線L1と試験用配線66で接続される。
(システム構成)
図11は試験送信装置と端末折返し装置を設けて自動選択により2本単位に既設配線を評価する配線評価システムの実施形態を示したブロック図ある。
試験評価装置201は、試験制御部203、送信部として機能するシリアル送信部216、受信部として機能するシリアル受信部218、第1配線選択部として機能する2回路の切替スイッチ回路部224,226、操作部211及び表示部212を備え、試験制御部203は、CPU、メモリ、各種入出力ポートを備えたコンピュータ回路等で構成する。
端末折返し装置301は、端末制御部303、シリアル受信部305、第2配線選択部として機能する2回路の切替スイッチ回路部324,326を備え、端末制御部303は、CPU、メモリ、各種入出力ポートを備えたコンピュータ回路等で構成する。
図12は図11の配線評価システムによる制御動作を示したタイムチャートである。図12に示すように、評価試験を開始するために試験評価装置201及び端末折返し装置301を検査員が起動すると、ステップS31,S32のように、予め記憶した配線選択情報の中から最初に評価試験を行う2本の評価対象配線として、例えば既設配線L1,L2が初期設定され、これに基づきステップS33,S34のように評価対象配線L1,L2を選択する。
(システム構成)
図13は試験送信装置と端末折返し装置を設けて手動選択により2本単位に既設配線を評価する配線評価システムの実施形態を示したブロック図ある。
試験評価装置201は、試験制御部203、送信部として機能するシリアル送信部216、受信部として機能するシリアル受信部218、第1配線選択部として機能する2回路の切替スイッチ206,208、操作部210及び表示部212を備え、試験制御部203は、CPU、メモリ、各種入出力ポートを備えたコンピュータ回路等で構成する。
端末折返し装置301は、第2配線選択部として機能する2回路の切替スイッチ306,308及び操作部310を備える。
図14は図13の配線評価システムによる制御動作を示したタイムチャートである。図14に示すように、評価試験に際しては、試験評価装置201と端末折返し装置301のそれぞれに検査員が付き、試験評価装置201の検査員は、ステップS51で既設配線L1~L6の中の例えば既設配線L1,L2の2本を評価対象配線として選択する操作を行い、併せて、トランシーバ等により端末折返し装置301側の検査員に既設配線L1,L2の選択を連絡し、これを受けて端末折返し装置301側の検査員はステップS52で試験評価装置201と同じ既設配線L1,L2の選択操作を行う。
(システム構成)
図15は試験送信装置と端末折返し装置を設けて自動選択により1本単位に既設配線を評価する配線評価システムの実施形態を示したブロック図ある。
試験評価装置201は、試験制御部203、送信部として機能するシリアル送信部216、受信部として機能するシリアル受信部218、配線選択部として機能する切替スイッチ回路部224、操作部211及び表示部212を備え、試験制御部203は、CPU、メモリ、各種入出力ポートを備えたコンピュータ回路等で構成する。
端末折返し装置301は、既設配線L1~L6を接続した操作箱端子台314に対する6本の試験配線に、回り込み防止用のダイオードD1~D6を接続して終端側を共通接続し、更に、折返し配線78により試験用上り配線74に折返し接続している。また、試験用下り配線72を折返し配線80により試験用上り配線76に折返し接続している。
図16は図15の配線評価システムによる制御動作を示したタイムチャートである。図16に示すように、評価試験を開始するために試験評価装置201を検査員が起動すると、ステップS61のように、予め記憶した配線選択情報の中から最初に評価試験を行う1本の評価対象配線として、例えば既設配線L1が初期設定され、これに基づきステップS62で評価対象配線L1を選択する。
(システム構成)
図17は試験評価装置と端末折返し装置を設けて手動選択により1本単位に既設配線を評価する配線評価システムの実施形態を示したブロック図ある。
試験評価装置201は、試験制御部203、送信部として機能するシリアル送信部216、受信部として機能するシリアル受信部218、配線選択部として機能する切替スイッチ206、操作部210及び表示部212を備え、試験制御部203は、CPU、メモリ、各種入出力ポートを備えたコンピュータ回路等で構成する。
端末折返し装置301は、図15の実施形態と同じであり、既設配線L1~L6を接続した操作箱端子台314に対する6本の試験配線に回り込み防止用のダイオードD1~D6を接続して終端側を共通接続し、更に、折返し配線78により試験用上り配線74に折返し接続している。また、試験用下り配線72を折返し配線80により試験用上り配線76に折返し接続している。
図18は図17の配線評価システムによる制御動作を示したタイムチャートである。図18に示すように、評価試験を開始する際に、検査員は試験評価装置201を起動し、続いて、ステップS71で既設配線L1~L6の中から最初に評価試験を行う1本の評価対象配線として、例えば既設配線L1を選択する。
(リニューアル設備)
上記の実施形態は、リニューアル設備としてガス系消火設備を例にとっているが、これは一例であり、既設の基幹装置と端末機器との間を結線している既設電線管に通した複数の既設配線の中から少なくとも2本を選択して、新設した基幹装置と端末機器との間の伝送に使用するリニューアル設備であれば、適宜の設備を対象とする。
図4、図7、図9及び図10の実施形態にあっては、試験電文以外の試験開始電文、確認応答電文、試験終了電文等を、評価対象として選択した既設配線により試験送信装置と試験評価装置との間で送受信しているが、他の実施形態として、試験送信装置と試験評価装置との間を専用の試験制御用配線で別途接続し、試験開始電文、確認応答電文、試験終了電文等の試験制御に用いる電文を送信するようにしても良い。
上記の実施形態は、基幹装置となる制御盤側に試験送信装置を配置し、端末機器となる操作箱側に試験評価装置を配置しているが、逆に、制御盤側に試験評価装置を配置し、操作箱側に試験送信装置を配置しても良い。
上記の実施形態は、制御盤と操作箱との間のシリアル伝送に使用する既設配線に試験電文を伝送してそのエラー率を測定して評価する場合を例にとっているか、エラー率以外に、既設配線の絶縁抵抗な漏洩電流等を合わせて測定して評価するようにしても良い。
上記の実施形態にあっては、評価対象とする既設配線と同じ既設配管に通している放送配線に放送信号を供給しながら、試験対象配線の評価試験を行うようにしているが、放送配線以外に評価対象とする既設配線の信号に影響を及ぼす適宜の信号配線、例えばモータや電磁弁等の電力駆動負荷を駆動する負荷駆動配線につき、同様に駆動信号を供給しながら、試験対象配線の評価試験を行うようにしても良い。
上記の実施形態は6本の既設配線を選択して信頼性を評価する場合を例にとっているが、評価対象とする既設配線の数に対応して、既設配線の選択数は適宜に定めることができる。また、想定される既設配線の最大数となる所定の切替数の選択を可能とするように切替スイッチ回路部又は切替スイッチを構成しておくことで、既設配線の本数が相違しても、対応することを可能とする。
上記の実施形態は、既設設備の制御盤と操作箱をリニューアルする改修工事におけるシリアル伝送に使用する配線の試験評価を例にとっているが、ガス系消火設備の保守点検に際に、シリアル伝送に使用している2本の配線に、試験送信装置と試験評価装置を接続して試験電文のエラー率を測定して信頼性を評価するようにしても良い。
11:火災感知器
12:操作箱
13:スピーカ
14:噴射ヘッド
15:放出表示灯
16:消火ガス貯蔵容器
17:選択弁
18:起動装置
20:圧力スイッチ
24:回線ユニット
38,52:制御部
40:操作箱送受信部
46,54,204,304:シリアル送受信部
64:電線管
66:試験用配線
70:試験用ケーブル
72:試験用下り配線
74,76:試験用上り配線
78,80:折返し配線
200:試験送信装置
201,300:試験評価装置
202:送信制御部
203:試験制御部
206,208,306,308:切替スイッチ
210,211,310,311:操作部
214:制御盤端子台
216:シリアル送信部
218,305:シリアル受信部
224,226,324,326:切替スイッチ回路部
301:端末折返し装置
302:受信制御部
303:端末制御部
314:操作箱端子台
11:火災感知器
12:操作箱
13:スピーカ
14:噴射ヘッド
15:放出表示灯
16:消火ガス貯蔵容器
17:選択弁
18:起動装置
20:圧力スイッチ
24:回線ユニット
38,52:制御部
40:操作箱送受信部
46,54,204,304:シリアル送受信部
64:電線管
66:試験用配線
70:試験用ケーブル
72:試験用下り配線
74,76:試験用上り配線
78,80:折返し配線
200::試験送信装置
202:送信制御部
203:試験制御部
206,208,306,308:切替スイッチ
210,211,310,311:操作部
214:制御盤端子台
216:シリアル送信部
218,305:シリアル受信部
224,226,324,326:切替スイッチ回路部
300:試験評価装置
301:端末折返し装置
302:受信制御部
303:端末制御部
314:操作箱端子台
Claims (16)
- 既設の基幹装置と端末機器との間を結線している既設電線管に通した複数の既設配線の中から少なくとも2本を選択して、新設した基幹装置と端末機器との間の伝送に使用するリニューアル設備の配線評価システムであって、
前記基幹装置側又は前記端末機器側に配置され、前記複数の既設配線の中から評価対象配線を順次選択して所定の試験電文を送信する試験送信装置と、
前記試験送信装置の配置側とは反対側となる前記基幹装置側又は前記端末機器側に配置され、前記複数の既設配線の中から前記試験送信装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択して、前記試験送信装置から送信された前記試験電文を受信して信頼性を評価する試験評価装置と、
を備え、
前記既設電線管は、前記複数の既設配線以外の所定の信号配線を通しており、
前記信号配線に、前記複数の既設配線が通常使用時に伝送する信号に影響を及ぼす適宜の信号が供給されている状態で、前記試験送信装置と前記試験評価装置を動作させて前記評価対象配線の評価試験を行うことを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 請求項1記載のリニューアル設備の配線評価システムに於いて、
前記試験送信装置は、前記試験電文を所定の伝送速度且つ所定の送信レベルにより複数回送信し、
前記試験評価装置は、前記試験電文を受信してエラー率を測定し、測定したエラー率に基づいて信頼性のある既設配線を判定して表示することを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 請求項1記載のリニューアル設備の配線評価システムに於いて、
前記試験送信装置は、複数の既設配線の中から2本単位に評価対象配線を順次選択して前記試験電文を送信し、
前記試験評価装置は、前記複数の既設配線の中から2本単位に前記試験送信装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択し、選択した前記評価対象配線から前記試験電文を受信して信頼性を評価することを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 請求項1記載のリニューアル設備の配線評価システムに於いて、
前記試験送信装置は、複数の既設配線の中から1本単位に評価対象配線を順次選択し、選択した評価対象配線と予め設けられた試験用配線の2本に対し前記試験電文を送信し、
前記試験評価装置は、前記複数の既設配線の中から1本単位に前記試験送信装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択し、選択した評価対象配線と前記試験用配線の2本から前記試験電文を受信して信頼性を評価することを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 請求項3又は4記載のリニューアル設備の配線評価システムに於いて、
前記試験送信装置は、
前記試験電文を含む各種電文を送受信する第1送受信部と、
選択制御に基づいて、前記複数の既設配線の中から評価対象配線を選択して前記第1送受信部に接続する第1配線選択部と、
前記第1配線選択部に対し、前記複数の既設配線の中から評価対象配線を順次選択する前記選択制御を行い、選択した評価対象配線に前記第1送受信部により試験開始電文を送信し、前記試験評価装置から確認応答電文を受信した場合に前記試験電文を送信する制御を行う送信制御部と、
を備え、
前記試験評価装置は、
前記試験電文を含む各種電文を送受信する第2送受信部と、
選択制御に基づいて、前記複数の既設配線の中から評価対象配線を選択して前記第2送受信部に接続する第2配線選択部と、
前記第2配線選択部に対し、前記複数の既設配線の中から前記試験送信装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択する前記選択制御を行い、選択した評価対象配線から前記第2送受信部により前記試験開始電文を受信した場合に前記確認応答電文を送信し、続いて、前記試験電文を受信して信頼性を評価する制御を行う受信制御部と、
を備えたことを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 請求項3又は4記載のリニューアル設備の配線評価システムに於いて、
前記試験送信装置は、
前記試験電文を含む各種電文を送受信する第1送受信部と、
第1の検査員による選択操作に基づいて、前記複数の既設配線の中から評価対象配線を選択して前記第1送受信部に接続する第1配線選択部と、
前記第1配線選択部により選択された前記評価対象配線に前記第1送受信部により試験開始電文を送信し、前記試験評価装置から確認応答電文を受信した場合に前記試験電文を送信する制御を行う送信制御部と、
を備え、
前記試験評価装置は、
前記試験電文を含む各種電文を送受信する第2送受信部と、
第2の検査員による選択操作に基づいて、前記複数の既設配線の中から評価対象配線を選択して前記第2送受信部に接続する第2配線選択部と、
前記第2配線選択部により選択された前記評価対象配線から前記第2送受信部により前記試験開始電文を受信した場合に前記確認応答電文を送信し、続いて、前記試験電文を受信して信頼性を評価する制御を行う受信制御部と、
を備えたことを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 既設の基幹装置と端末機器との間を結線している既設電線管に通した複数の既設配線の中から少なくとも2本を選択して、新設した基幹装置と端末機器との間の伝送に使用するリニューアル設備の配線評価システムであって、
前記基幹装置側と前記端末機器側の間に設けられた試験用配線と、
前記基幹装置側又は前記端末機器側に設置され、前記複数の既設配線の中から評価対象配線を順次選択して所定の試験電文を送信すると共に、前記試験用配線から前記試験電文を受信して信頼性を評価する試験評価装置と、
前記試験評価装置の配置側とは反対側となる前記基幹装置側又は前記端末機器側に配置され、前記複数の既設配線の中から前記試験評価装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択して前記試験用配線に折り返し接続する端末折返し装置と、
を備え、
前記既設電線管は、前記複数の既設配線以外の所定の信号配線を通しており、
前記信号配線に、前記複数の既設配線が通常使用時に伝送する信号に影響を及ぼす適宜の信号が供給されている状態で、前記試験評価装置と前記端末折返し装置を動作させて前記評価対象配線の評価試験を行うことを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 請求項7記載のリニューアル設備の配線評価システムに於いて、
前記試験評価装置は、前記試験電文を所定の伝送速度且つ所定の送信レベルにより複数
回送信すると共に、前記試験電文を受信してエラー率を測定し、測定したエラー率に基づいて信頼性のある既設配線を判定して表示することを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 請求項1又は7記載のリニューアル設備の配線評価システムに於いて、
前記信号配線は、前記基幹装置と前記端末機器側に設置されたスピーカとの間を結線している放送配線であり、
前記基幹装置から前記スピーカに前記放送配線を介して放送信号を送信している状態で、前記評価試験を行うことを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 請求項1又は7記載のリニューアル設備の配線評価システムに於いて、
前記信号配線は、前記基幹装置と前記端末機器側に設置された電力駆動負荷との間を結線している負荷駆動配線であり、
前記基幹装置から前記電力駆動負荷に前記負荷駆動配線を介して駆動信号を供給している状態で、前記評価試験を行うことを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 既設の基幹装置と端末機器との間を結線している既設電線管に通した複数の既設配線の中から少なくとも2本を選択して、新設した基幹装置と端末機器との間の伝送に使用するリニューアル設備の配線評価システムであって、
前記基幹装置側と前記端末機器側の間に設けられた試験用配線と、
前記基幹装置側又は前記端末機器側に設置され、前記複数の既設配線の中から評価対象配線を順次選択して所定の試験電文を送信すると共に、前記試験用配線から前記試験電文を受信して信頼性を評価する試験評価装置と、
前記試験評価装置の配置側とは反対側となる前記基幹装置側又は前記端末機器側に配置され、前記複数の既設配線の中から前記試験評価装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択して前記試験用配線に折り返し接続する端末折返し装置と、
を備え、
前記試験用配線は、前記端末折返し装置から前記試験評価装置に向けて接続した2本の試験用上り配線であり、
前記試験評価装置は、複数の既設配線の中から2本単位に評価対象配線を順次選択して前記試験電文を送信すると共に、前記2本の試験用上り配線から前記端末折返し装置で折り返した前記試験電文を受信して信頼性を評価し、
前記端末折返し装置は、前記複数の既設配線の中から2本単位に前記試験評価装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択して前記2本の試験用上り配線に接続することを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 請求項11記載のリニューアル設備の配線評価システムに於いて、
前記試験評価装置は、
前記評価対象配線に前記試験電文を含む各種電文を送信する送信部と、
前記試験用配線から前記試験電文を含む各種電文を受信する受信部と、
前記複数の既設配線の中から2本単位に評価対象配線を選択して前記送信部に接続する第1配線選択部と、
前記第1配線選択部により前記複数の既設配線の中から2本単位に評価対象配線を順次選択しながら前記送信部により試験開始電文を送信し、前記2本の試験用上り配線から前記試験開始電文を前記受信部により受信した場合に前記送信部により前記試験電文を送信して、前記2本の試験用上り配線から前記試験電文を前記受信部により受信し、前記試験電文の送信を終了する毎に試験終了電文を送信し、全ての既設配線に対する前記試験電文の受信結果に基づいて既設配線の信頼性を評価する制御を行う試験制御部と、
を備え、
前記端末折返し装置は、
前記試験電文を含む各種電文を受信する端末受信部と、
前記複数の既設配線の中から2本単位に評価対象配線を選択して前記端末受信部に入力接続すると共に前記2本の試験用上り配線に折返し接続する第2配線選択部と、
前記端末受信部で受信した前記試験終了電文に基づいて、前記第2配線選択部により前記複数の既設配線の中から前記試験評価装置で選択されたのと同じ2本の評価対象配線を順次選択して前記2本の試験用上り配線に折返し接続する制御を行う端末制御部と、
を備えたことを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 請求項7記載のリニューアル設備の配線評価システムに於いて、
前記試験評価装置は、
前記評価対象配線に前記試験電文を含む各種電文を送信する送信部と、
前記試験用配線から前記試験電文を含む各種電文を受信する受信部と、
第1の検査員による選択操作に基づいて、前記複数の既設配線の中から2本単位に評価対象配線を選択して前記送信部に接続する第1配線選択部と、
前記第1配線選択部により選択した前記2本単位の評価対象配線に前記送信部により試験開始電文を送信し、前記端末折返し装置で折り返した前記試験電文を前記試験用配線から前記受信部により受信して既設配線の信頼性を評価する制御を行う試験制御部と、
を備え、
前記端末折返し装置は、第2の検査員による選択操作に基づいて、前記第1配線選択部により前記複数の既設配線の中から前記試験評価装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択して前記2本の試験用上り配線に折返し接続する第2配線選択部を備えたことを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 既設の基幹装置と端末機器との間を結線している既設電線管に通した複数の既設配線の中から少なくとも2本を選択して、新設した基幹装置と端末機器との間の伝送に使用するリニューアル設備の配線評価システムであって、
前記基幹装置側と前記端末機器側の間に設けられた試験用配線と、
前記基幹装置側又は前記端末機器側に設置され、前記複数の既設配線の中から評価対象配線を順次選択して所定の試験電文を送信すると共に、前記試験用配線から前記試験電文を受信して信頼性を評価する試験評価装置と、
前記試験評価装置の配置側とは反対側となる前記基幹装置側又は前記端末機器側に配置され、前記複数の既設配線の中から前記試験評価装置で選択されたのと同じ評価対象配線を順次選択して前記試験用配線に折り返し接続する端末折返し装置と、
を備え、
前記試験用配線は、
前記試験評価装置から前記端末折返し装置に向けて接続した1本の試験用下り配線と、
前記端末折返し装置から前記試験評価装置に向けて接続した2本の試験用上り配線と、
を備え、
前記試験評価装置は、複数の既設配線の中から1本単位に評価対象配線を順次選択し、選択した評価対象配線と前記試験用下り配線の2本に対し前記試験電文を送信すると共に、前記2本の試験用上り配線から前記端末折返し装置で折り返した前記試験電文を受信して信頼性を評価し、
前記端末折返し装置は、前記複数の既設配線を回り込み防止用のダイオードを介して共通接続すると共に、前記共通接続された終端側を前記試験用上り配線の一方に折返し接続し、前記試験用下り配線を前記試験用上り配線の他方に折返し接続したことを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 請求項14記載のリニューアル設備の配線評価システムに於いて、
前記試験評価装置は、
前記評価対象配線に前記試験電文を含む各種電文を送信する送信部と、
前記試験用配線から前記試験電文を含む各種電文を受信する受信部と、
選択制御に基づいて、前記複数の既設配線の中から1本単位に評価対象配線を選択して前記送信部に接続する配線選択部と、
前記配線選択部に対し、前記複数の既設配線の中から1本単位に評価対象配線を選択する前記選択制御を行い、選択した前記1本単位の評価対象配線と前記試験用下り配線に対し前記送信部により試験開始電文を送信し、前記端末折返し装置で折り返した前記試験電文を前記2本の試験用上り配線から前記受信部により受信して既設配線の信頼性を評価する制御を行う試験制御部と、
を備えたことを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
- 請求項14記載のリニューアル設備の配線評価システムに於いて、
前記試験評価装置は、
前記評価対象配線に前記試験電文を含む各種電文を送信する送信部と、
前記試験用配線から前記試験電文を含む各種電文を受信する受信部と、
検査員による選択操作に基づいて、前記複数の既設配線の中から1本単位に評価対象配線を選択して前記送信部に接続する配線選択部と、
前記配線選択部により選択した前記1本単位の評価対象配線と前記試験用下り配線に対し前記送信部により試験開始電文を送信し、前記端末折返し装置で折り返した前記試験電文を前記2本の試験用上り配線から前記受信部により受信して既設配線の信頼性を評価する制御を行う試験制御部と、
を備えたことを特徴とするリニューアル設備の配線評価システム。
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