JP6205989B2 - チップ部品回収装置 - Google Patents
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Description
(1)十分に落下衝撃の緩和を図るためにはかなりの長さの搬送路が必要であること、
(2)ジグザグ状に移動させながら落下させるため、移動に多大な時間がかかること、
(3)複数の搬送路をヒンジ軸を介して回動可能に連結する必要があるため、装置が大型かつ複雑になること、などの課題がある。
F=mv/Δt ・・・(1)
ここで、mはチップ部品の質量、vは速度、Δtは衝突時間である。即ち、チップ部品の受ける衝撃力Fを低下させるには、右辺分子の運動量mvの減少(=速度の減少)、もしくは右辺分母の衝突時間Δtの増加により達成可能である。
図1〜図2は本発明に係る回収装置1Aの第1実施例を示す。この回収装置1Aは、例えば0.5×0.5×1.0mmサイズの直方体形状の積層セラミックコンデンサのようなチップ部品Cの落下衝撃緩和に使用される。なお、図1、図2は理解を容易にするために図示したものであり、チップ部品Cと各部材との寸法関係は実際とは異なる。
図3は、本発明に係る回収装置の第2実施例を示す。この回収装置1Bは、第1実施例の回収装置1Aに比べて、カバー板4に代えてワイヤー集合体3の周囲(半径方向の左右両側から下方)を取り囲むように複数の固定ワイヤー22を配置したものである。これらワイヤー22は、所定位置に固定された一対の固定支持板23の間に配設されており、固定支持板23は円盤10の外周部を取り囲むように円弧状に形成されている。固定ワイヤー22は、ワイヤー集合体3のワイヤー20と平行であるが、一定位置に固定されているので、回転しているワイヤー集合体3から半径方向又は接線方向に飛び出したチップ部品Cを受け止め、回収トレイ5上へ静かに落下させる役割を持つ。
図7,図8は、本発明に係る回収装置の第3実施例を示す。この回収装置1Cは、図4に示すようなワイヤープレート30を無端状に連結した複数本のワイヤーベルト40a〜40e(図では5本であるが、それぞれ周長が異なる)を備え、それら無端状ワイヤーベルト40a〜40eを一対のプーリ41、42に巻き掛けてある。プーリ41,42は矢印方向に駆動される。プーリ41、42は、直径の異なる複数段の段差部41b〜41f、42b〜42fを有する一対のローラ41a、42aをそれぞれ備えており、これらローラ41a、42aは支軸41g、42gによって連結されている。ローラ41a、42aの段差部41b〜41f、42b〜42fにそれぞれワイヤーベルト40a〜40eの側縁部(枠部32)が巻き掛けられている。つまり、ワイヤー軸線が支軸41g、42gと平行になるように、ワイヤーベルト40a〜40eは巻き掛けられている。チップ部品Cを落下させるガイド筒2は、2個のプーリ41、42の中間部の上方に配置されており、ガイド筒2を通って落下したチップ部品Cは、水平移動するワイヤーベルト40a〜40eの上に落下する。この実施例では、チップ部品Cを回収する回収トレイ5が、2個のプーリ41、42の中間部であって、上下のワイヤーベルト40a〜40eの中間位置に配置されているが、下側のベルト40a〜40eより下部に配置してもよい。
図9,図10は、本発明に係る回収装置の第4実施例を示す。この回収装置1Dは、枠体51の内側空間に多数本のワイヤー52を平行に、かつチップ部品Cが通過できる間隔をあけて配設したワイヤー集合体50を用いたものである。枠体51の底面は開口していてもよいし、閉じられていても良い。
図11は、本発明に係る回収装置の第5実施例を示す。この回収装置1Eは、第4実施例と同様に、枠体61の内側空間に多数本のワイヤー62を平行に、かつチップ部品Cが通過できる間隔をあけて配設したワイヤー集合体60を用い、枠体61の一側部にリンク機構63を介してモータ64の回転軸65を連結したものである。ワイヤー集合体60は図示しないガイド機構によって水平方向にスライド自在に支持されている。ワイヤー集合体60の上方にはガイド筒2が配置され、下方には回収トレイ5が配置されている。
1A〜1E チップ部品回収装置
2 ガイド筒
3 ワイヤー集合体
5 回収トレー
10 円盤(支持体)
11 軸
15、17 ギヤ
16 モータ(駆動手段)
20 ワイヤー
22 ワイヤー
23 固定支持板
30 ワイヤープレート
31 ワイヤー
40a〜40e ワイヤーベルト
41、42 プーリ
50 ワイヤー集合体
51 枠体
52 ワイヤー
Claims (7)
- 自由落下したチップ部品の落下衝撃を緩和して回収するチップ部品回収装置において、
前記チップ部品の落下位置の下方に、対向する一対の支持体の間に、前記チップ部品が通過可能な間隔を持って複数本のワイヤーが互いに平行にかつワイヤーの軸線方向から見て上下左右に分散して配設されたワイヤー集合体を備え、
前記各ワイヤーを、前記ワイヤーの軸線方向と異なる方向でかつ少なくとも水平方向成分を持つように移動させる駆動手段を設けたことを特徴とする、チップ部品回収装置。 - 前記一対の支持体は一対の円盤であり、
前記一対の円盤の間に複数本のワイヤーが分散状態で配設され、
前記一対の円盤が前記駆動手段によりその中心軸周りに一体的に回転駆動されることを特徴とする、請求項1に記載のチップ部品回収装置。 - 前記円盤の半径方向の左右両側及び下側を取り囲む一対の固定支持板が配置され、
前記固定支持板間に複数本のワイヤーが分散状態で配設され、
前記円盤の回転に伴い半径方向又は接線方向に飛び出すチップ部品を、前記固定支持板間に配設されたワイヤーで受けるように構成したことを特徴とする、請求項2に記載のチップ部品回収装置。 - 前記ワイヤーは支持枠体の内部空間に平行に配設されており、
前記チップ部品が前記支持枠体のワイヤー配設領域内に落下するように、前記各ワイヤーは前記駆動手段によりワイヤーの軸線と異なる方向でかつ水平方向に移動されることを特徴とする、請求項1に記載のチップ部品回収装置。 - 前記支持枠体は、前記チップ部品の落下中心軸と異なる垂直軸周りに水平方向に回転されることを特徴とする、請求項4に記載のチップ部品回収装置。
- 前記支持体の間に複数のワイヤープレートが上下に間隔をあけて配置され、前記ワイヤープレートは、1枚の金属板をエッチングすることにより、複数本のワイヤーを枠部と一体に形成したものであることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載のチップ部品回収装置。
- 前記ワイヤープレートには、前記複数本のワイヤーの中間部同士をその軸線方向に対して直交方向に連結する連結部が形成されていることを特徴とする、請求項6に記載のチップ部品回収装置。
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JP2013175153A JP6205989B2 (ja) | 2013-08-27 | 2013-08-27 | チップ部品回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP2015044630A JP2015044630A (ja) | 2015-03-12 |
JP6205989B2 true JP6205989B2 (ja) | 2017-10-04 |
Family
ID=52670525
Family Applications (1)
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- 2013-08-27 JP JP2013175153A patent/JP6205989B2/ja active Active
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