JP6175987B2 - チップ部品回収装置 - Google Patents

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本発明は、自由落下したチップ部品の落下衝撃を緩和し、チップ部品が破損又は変形するのを抑制しつつ回収するチップ部品回収装置に関する。本発明が対象とするチップ部品とは、表面実装に対応できる電子部品のことであり、チップコンデンサ、チップインダクタ、チップ抵抗、チップサーミスタなど他種類の製品が含まれるが、その中でもセラミック成形体で形成されたチップ部品が特に好適である。なお、本チップ部品は、完成部品だけでなく、製造途中の中間部品(例えば外部電極を形成する前の成形体など)であってもよい。
従来より、積層セラミックコンデンサのようなチップ部品を製造工程の中で搬送する場合、ある高さの搬送ラインから、それより高さの低い別の搬送ラインへチップ部品を移送する必要が生じることがある。その場合、従来ではシュータのような滑り台に沿ってチップ部品を滑らせて搬送する方法が用いられているが、所定以上の高さを滑らせるには、シュータ自体が大型になると共に、水平方向にも大きなスペースを必要とする。
そこで、従来では図8に示すように、複数の搬送ベルト101、102、103を上下に多段階に配置し、最上段の搬送ベルト101上を搬送したチップ部品Cを、次段のベルト102上に落下させ、順次チップ部品Cを下段のベルト上へ落下させるようにして、1段当りのチップ部品Cの落下衝撃を緩和しつつ搬送する方法がある。積層セラミックコンデンサのようなチップ部品は、落下衝撃によって割れや欠けが発生しやすいため、1段当りのチップ部品の落下高さHを許容落下距離以下に管理する必要がある。
例えば、0.5×0.5×1.0mmの直方体形状の積層セラミックコンデンサを1mの高さから自由落下させると、落下速度は約4m/sまで加速される。この速度でチップ部品を剛体プレート(例えばセラミックプレート)に衝突させると、30%以上の確率で割れや欠けといったダメージを受けることを実験により確認した。一方、落下高さを50〜150mmとすると、割れや欠けはほぼゼロであり、許容落下距離は50〜150mmであることが確認されている。よって、150mmを超える高さから落下した場合は、何らかの落下衝撃緩和対策が必要である。
ウレタンやスポンジなどのやわらかい弾性マット上にチップ部品を落下させると、そのマットが衝撃を吸収し、チップ部品の破壊や損傷の回避が可能となる。しかし、マット上に多数のチップ部品を連続的に落下させると、先に落下したチップ部品と後続のチップ部品とが衝突し、その衝撃によっても割れや欠けが発生する。
上述のベルトを用いた搬送装置では、先に落下したチップ部品の上に後から落下したチップ部品が衝突しないように、ベルトの搬送速度を調節する必要がある。そのため、複数のベルトを常に駆動し続けなければならず、動力エネルギーも大きくなる。また、一気に多数のチップ部品を落下させると、たとえベルトの搬送速度を上げても対応できない可能性がある。
特許文献1には、落下衝撃の緩和を目的としたコンベアのシュート装置が開示されている。このシュート装置は、高さ方向に複数段並べて配置される搬送路を備え、上下に隣り合う各搬送路のうち、下側に位置する搬送路の上流側端部を、その上側に位置する搬送路の下流側端部に回動自在に接続し、自由状態では各搬送路を上流側から下流側へかけて下方へ傾斜させた落下速度減少手段と、最下段の搬送路に設けられ、この搬送路を上昇又は下降させ、落下速度減少手段の高さ調整を行うワイヤーとを有するものである。
しかしながら、特許文献1に記載されたシュート装置の場合、
(1)十分に落下衝撃の緩和を図るためにはかなりの長さの搬送路が必要であること、
(2)ジグザグ状に移動させながら落下させるため、移動に多大な時間がかかること、
(3)複数の搬送路をヒンジ軸を介して回動可能に連結する必要があるため、装置が大型かつ複雑になること、などの課題がある。
特開2007−153576号公報
本発明の目的は、複数のチップ部品を連続して落下させた場合に、個々のチップ部品の衝撃緩和と共に、チップ部品同士の衝突を抑制しつつ回収できるチップ部品回収装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、自由落下したチップ部品の落下衝撃を緩和しつつ回収するチップ部品回収装置において、複数の受け板を鉛直軸に対して角度θ(θ<90°)で第1の方向に傾斜又は湾曲させ、かつ前記チップ部品の最大寸法より大きな間隔を隔てて配置してなる衝撃緩和手段と、前記複数の受け板を水平方向にかつ前記第1の方向に移動させる駆動手段と、を備え、前記チップ部品を前記衝撃緩和手段の上方から落下させることにより、前記チップ部品を前記受け板と前記角度θより小さい角度で衝突させながら前記衝撃緩和手段の中を通過させてチップ部品を回収することを特徴とするチップ部品回収装置を提供する。
以下に、本発明におけるチップ部品の落下衝撃吸収の原理を説明する。図1に示すように、鉛直軸に対して角度θ(θ<90°)で傾斜した板Pの上方からチップ部品Cを落下させると、チップ部品Cが板Pから受ける衝撃力を低減でき、ダメージを緩和できる。このとき、チップ部品の落下速度をVとすると、板Pに対して垂直方向のチップ部品Cの速度成分Viは、
Vi=Vsinθ (1)
となる。ここで、板Pが剛体であれば、衝突の際の落下衝撃相当速度Vaは、
Va=Vi=Vsinθ (2)
となる。
いま、チップ部品の終端速度が4m/sの場合を想定すると、θ=30°でチップ部品の落下衝撃相当速度は2m/sとなる。チップ部品が割れや欠けといったダメージを受けないと考えられる許容落下衝撃速度を1m/sと仮定すると、この許容落下衝撃速度を満足する角度(許容衝突角度)は、
θp=arcsin(1/4) (3)
によって、θp=14.5°となる。
上記許容衝突角度の信憑性を確かめるため、0.5mm角サイズ(0.5×0.5×1.0mm)のセラミックチップ100個を1mの高さから落下させ、θが5°、10°、15°、20°、30°、90°のセラミック板Pに衝突させた。衝突後のチップ部品Cは、その後の衝撃による割れ欠けを回避するために、メッシュ板Mにて回収した。その結果、割れ欠けの発生割合は、5°および10°の場合は0%、15°の場合は1%、20°で3%、30°で8%、90°で30%であった。これにより、許容角度14°未満の傾斜を持たせた板Pの場合は、板Pが剛体にも関わらず、衝撃緩和が可能であることを確認した。
図2に示すように、鉛直軸zに対してx軸方向に角度θで傾斜した受け板Pをx軸方向にVmで移動させた場合、チップ部品Cが傾斜した受け板Pに衝突する際の角度は、チップ部品Cと受け板Pそれぞれの速度を合成して求めることができる。実際の衝突角度θ’は、式(4)で求まる。
θ’=θ−arctan(Vm/Vt) (4)
ここで、Vmは受け板Pのx軸方向移動速度、Vtはチップ部品Cの落下速度、θは受け板Pの傾斜角度である。
例えば、θ=45°、Vt=4m/s、Vm=2.4m/sとすると、θ’=14°となり、前述の受け板への許容衝突角度14.5°を下回ることになる。このように受け板に衝突した後のチップ部品は、衝突により減速しつつ、受け板との衝突を繰り返すが、いずれも許容衝撃力未満の衝撃を受けつつ減速することになるため、チップ部品へのダメージを抑制できる。
上述の許容衝突角度14.5°は、0.5mm角サイズのセラミックチップを速度4m/sでセラミック板Pに衝突させた場合であるが、受け板の素材や弾性、チップ部品の大きさや強度等によって許容衝突角度θpは異なる。θpは実験的に求めることができる。そこで、上述の式を一般化して、
θp>θ−arctan(Vm/Vt) (5)
となるように、移動速度Vmと傾斜角度θとを設定すれば、チップ部品を割れ欠けなく回収することができる。
次に、チップ部品が連続して落下してくるケースを想定する。この場合は、図3に示すように、前述した受け板Pを複数枚用意し、一定間隔を設けてx軸方向に移動させることにより、落下してくるチップ部品Cをすべて鋭角衝突させ、その後に回収可能となる。受け板Pの間に落下したチップ部品Cが、落下途中で受け板Pに鋭角衝突するための条件としては、受け板の間隔をd、受け板間の落下距離をL、受け板の水平面への投影距離をWとすれば、
d<W−(Vm/Vt)L (6)
を満足すればよい。ここで、tanθ=W/Lである。
衝撃緩和手段と駆動手段の組合せの形態は種々考えられる。例えば、枠体の内側に複数枚の受け板を平行に配置し、枠体を垂直軸を中心として水平回転させることにより、本発明の回収装置を構成することもできる。一方、内輪部と外輪部との間に半径方向に延びる受け板を周方向に所定間隔をあけて複数枚配置し、駆動手段により内輪部と外輪部とを一体的に回転させるようにしてもよい。いずれの場合も、衝撃緩和手段を連続回転させながら受け板上にチップ部品を落下させることができるので、連続運転が可能になる。なお、回転方式の回収装置の場合には、受け板の外周側(回転中心から離れた部分)に比べて内周側(回転中心に近い部分)の周速が遅くなるが、少なくとも内周側の周速が(5)式を満足するように設定することで、許容衝突角度以下でチップ部品を受け板へ衝突させることができる。
以上のように、本発明によれば、鉛直軸に対して角度θ(θ<90°)で傾斜又は湾曲した受け板を、チップ部品の最大寸法より大きな間隔を隔てて配置してなる衝撃緩和手段を水平移動させるので、移動速度分だけ受け板に衝突するチップ部品の衝突角度が小さくなり、許容角度より大きな傾斜角θで傾斜した受け板であっても、チップ部品に割れや欠けを発生させずに回収可能になる。本発明にかかる回収装置を、高さの異なる搬送ラインに適用すれば、1回の落下で十分な高さ(例えば1m以上)を稼ぐことができ、平面方向のスペースを小さくできると共に、チップ部品を連続的に落下させることができ、処理効率が向上する。
傾斜した板へのチップ部品の落下衝撃を説明するための図である。 移動している受け板上に落下したチップ部品の衝突角度を説明するための図である。 複数の受け板間にチップ部品が落下したときの説明図である。 本発明に係るチップ部品回収装置の第1実施例の斜視図である。 図4に示す回収装置を周方向にそって展開した側面図である。 本発明に係るチップ部品回収装置の第2実施例の受け板の部分側面図である。 本発明に係るチップ部品回収装置の第3実施例の平面図である。 従来の搬送装置の一例の概略図である。
−第1実施例−
図4、図5は本発明にかかるチップ部品回収装置の第1実施例を示し、図4はその全体斜視図、図5は衝撃緩和手段を周方向に展開した展開図である。この実施例の回収装置1Aは、衝撃緩和手段10と、衝撃緩和手段10の上方に配置されたガイド筒20と、衝撃緩和手段10を矢印方向に回転駆動させる駆動手段30とを備えている。衝撃緩和手段10は、内輪部12と外輪部13との間に羽根板状の複数の受け板11を周方向に所定間隔で配置したものである。各受け板11は鉛直軸に対して角度θ(θ<90°)で回転方向(図5では右方向)に傾斜させてあり、各受け板11の間にはチップ部品Cの最大寸法より大きな間隔dが設けられている。衝撃緩和手段10を水平面へ垂直投影したとき、隣接する受け板11の一部同士が寸法sで重なっている。この実施例では、受け板11として、チップ部品Cが通過できない目開きを有し弾力性を有する金属メッシュを使用したが、金属板、セラミック板、樹脂板など任意の板材を使用できる。
衝撃緩和手段10の底部には、内輪部12と外輪部13との間を蓋する底板14が着脱可能に取り付けられており、受け板11の間を通過したチップ部品Cはこの底板14で受けられる。なお、底板14は任意であり、内輪部12と外輪部13の底部が開口していてもよい。その場合には、衝撃緩和手段10の下方にチップ部品Cを収容するための回収箱や、チップ部品を別の場所へ搬送するためのベルトコンベアなどを配置してもよい。底板14としては、硬質板でもよいし、金属メッシュのような弾性板でもよい。
ガイド筒20は、チップ部品Cの拡散を抑制しながら、チップ部品Cを衝撃緩和手段10の所定箇所へ落下させるものである。ガイド筒20の上端から衝撃緩和手段10の上端までの高さは1m以上であってもよいが、受け板11の下端から底板14までの高さは許容落下距離(例えば50〜150mm)以下とするのがよい。ガイド筒20は、その上下部が開口しており、上部開口からチップ部品Cが連続的に投入され、ガイド筒20の中を通って下部開口から衝撃緩和手段10の内輪部12と外輪部13の間の位置、つまり受け板11の上へ落下する。ガイド筒2の横断面形状は円筒形、角筒形、長円筒形など任意である。
駆動手段30は、例えばモータ等からなり、衝撃緩和手段10をその中心軸10a周りに一定速度で回転させる。許容衝突角度をθp、受け板11の周速度をVm、受け板11の傾斜角度をθ、チップ部品Cの落下速度をVtとすると、
θp>θ−arctan(Vm/Vt) (5)
の関係が成立するように、Vmとθとが設定されている。
受け板11の内周部と外周部とでは周速度Vmが異なるので、最小周速度である内周部の周速度が上記式を満足する速度で衝撃緩和手段10を回転させるのがよい。この場合には、ガイド筒20から内輪部12と外輪部13との間の空間であればどの位置へチップ部品を落下させてもよい。また、受け板11の内周部と外周部とで傾斜角度θが異なっていてもよい。例えば内周部の傾斜角度θを外周部の傾斜角度θに比べて小さくすれば、周速度Vmの小さい内周部でも(5)式を満足しやすくなる。
受け板11同士を鉛直方向から見たときの間隔をd、受け板11間におけるチップ部品Cの落下距離(鉛直成分)をL、受け板11の水平面への投影距離をW(図3参照)とすると、
d<W−(Vm/Vt)L (6)
とされている。ここで、
tanθ=W/L
である。(6)式を満足するように寸法設定することで、落下してくるすべてのチップ部品Cを受け板11に対して鋭角衝突させることができる。
上記のように受け板11を斜めに傾斜させ、しかも傾斜方向に水平移動させるため、受け板11に対してチップ部品Cが許容衝突角度θp以下で衝突し、複数回の衝突を繰り返すことにより段階的に速度が低減し、チップ部品Cを割れ欠けなく底板14で回収できる。また、受け板11は傾斜方向に水平移動するので、先に落下したチップ部品Cは速やかに受け板11の背面側に回り込み、後続のチップ部品Cとの衝突頻度を激減させることができる。そのため、複数のチップ部品を連続的に落下させても、チップ部品同士の衝突による割れや欠けを防止できる。
−第2実施例−
図6は、本発明に係る回収装置の第2実施例を示す。この回収装置1Bは、受け板11を直線的に傾斜させた第1実施例の回収装置に比べて、受け板15を湾曲させた点で異なる。受け板15の湾曲形状は、鉛直軸に対する傾斜角度θが下方に至るに従い漸次大きくなっている。
この実施例の場合は、最大速度で落下してくるチップ部品Cが最初に衝突する受け板15の部分は、傾斜角度θが小さな上部であるため、チップ部品Cが許容衝突角度θp以下で衝突することができる。そして、一度衝突して減速されたチップ部品は、受け板15の傾斜角度θの大きな下部で再び許容衝突角度θp以下で衝突するため、チップ部品Cを割れ欠けなく回収できる。この実施例では、複数回の衝突を実現するための受け板15の上下方向のサイズを、図5に示すように受け板11を直線的に傾斜させた場合に比べて小さくできる。
−第3実施例−
図7は、本発明に係る回収装置の第3実施例を示す。この実施例の回収装置1Cでは、四角形の枠体50の内部に複数の受け板51を平行にかつ傾斜させて配置してある。この枠体50を、その垂直方向の中心軸Oを中心として図示しない駆動手段により矢印方向に水平回転させる。受け板51は、第1実施例(図4)と同様に、回転方向側にθ(θ<90°)で傾斜させたものである。枠体50の上方には、中心軸Oに対して所定距離δだけずらした位置にガイド筒20が配置されている。δはガイド筒20の半径より大きい。
この実施例の場合も、受け板51を斜めに傾斜させ、しかも傾斜方向に水平移動させながら、枠体50の回転中心以外の位置にチップ部品を落下させるため、受け板51に衝突したチップ部品Cが許容衝突角度θp以下で衝突する。複数回の衝突を繰り返すことにより、段階的に速度が低減し、チップ部品Cを割れ欠けなく回収できる。
本発明が対象とするチップ部品としては、セラミック成形体よりなるチップ部品に限らず、樹脂や金属を含むチップ部品であってもよい。さらに、チップ部品とは完成品としてのチップ部品である必要はなく、製造途中の中間部品又は半製品であってもよい。チップ部品の形状は、直方体に限らず、立方体、円盤形、円柱形など任意である。
C チップ部品
1A、1B、1C チップ部品回収装置
10 衝撃緩和手段
11 受け板
12 内輪部
13 外輪部
14 底板
15 受け板
20 ガイド筒
30 駆動手段
50 枠体
51 受け板

Claims (5)

  1. 自由落下したチップ部品の落下衝撃を緩和しつつ回収するチップ部品回収装置において、
    複数の受け板を鉛直軸に対して角度θ(θ<90°)で第1の方向に傾斜又は湾曲させ、かつ前記チップ部品の最大寸法より大きな間隔を隔てて配置してなる衝撃緩和手段と、
    前記複数の受け板を水平方向にかつ前記第1の方向に移動させる駆動手段と、を備え、
    前記チップ部品を前記衝撃緩和手段の上方から落下させることにより、前記チップ部品を前記受け板と前記角度θより小さい角度で衝突させながら前記衝撃緩和手段の中を通過させてチップ部品を回収することを特徴とするチップ部品回収装置。
  2. 前記衝撃緩和手段の水平方向の移動速度をVm、チップ部品の落下速度をVt、前記受け板の傾斜角度をθ、チップ部品の受け板への許容衝突角度をθpとしたとき、
    θp>θ−arctan(Vm/Vt)
    であることを特徴とする、請求項1に記載のチップ部品回収装置。
  3. 前記受け板同士を鉛直方向から見たときの間隔をd、前記受け板間におけるチップ部品の落下距離(鉛直成分)をL、前記受け板の水平面への投影距離をWとすると、
    d<W−(Vm/Vt)L
    であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のチップ部品回収装置。
  4. 前記受け板は、セラミック板、金属板又はメッシュ板であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のチップ部品回収装置。
  5. 前記受け板は、その傾斜角度θが下方に至るほど大きくなるように湾曲していることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のチップ部品回収装置。
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