JP6185902B2 - カーテンエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第1の実施形態を例示する図である。図1(a)(b)はカーテンエアバッグ装置100の非展開時、展開時をそれぞれ例示する。以下、図1では車両102の右側面用のカーテンエアバッグを参照して説明を行うが、左側面用のカーテンエアバッグも同様の対称な構造を有する。
図3は図2のカーテンエアバッグ装置100が組み立てられ車室側面上部に収納された状態を様々な方向から見た図である。図3(a)は組立後のカーテンエアバッグ装置100を車両前方に向かって見た外観図、図3(b)は図3(a)を矢印Xの方向から見た矢視図、図3(c)(d)はそれぞれ図3(b)のA−A断面図およびB−B断面図である。
図5は図4でタブブラケット142をインサート成形されたプロテクタタブ134とクッションタブ126との固定方法を例示する図である。クッションタブ126はプロテクタタブ134に縫製ライン144によって縫製されている。図5(a)は縫製されたプロテクタタブ134およびクッションタブ126の正面図、図5(b)は図5(a)のC−C断面図である。図5(a)ではクッションタブ126はプロテクタタブ134の背後に隠れてほとんど見えていない。
従来、クッション部120のクッションタブ126がタブブラケット142のような補強部材によって補強された構成は存在したものの、プロテクタ130のプロテクタタブ134は補強されていなかった。そのため、図3(c)の矢印152方向にクッション部120が車内側の下方に膨張すると、プロテクタタブ134には回転モーメント(トルク)Mが作用してプロテクタタブ134は変形しようとする。従来技術においては、回転モーメントMによってアシストグリップ150が浮き上がり、とりわけ、アシストグリップ150の脚部150aが破損して部品が飛散するなどの問題が生じていた。
図2(b)に例示するように、本実施形態では、タブブラケット142の上下寸法L1はアシストグリップ150の上下寸法L2より小さい。タブブラケット142自体は変形しないものの、その上下寸法が大きくなるほど、図3(c)に示したクッション部120の膨張時にタブブラケット142に作用する回転モーメントMも大きくなる。その結果アシストグリップ150が浮き上がって破損するおそれが生じてしまう。
本実施形態の特徴は、タブブラケット142がプロテクタタブ134に一体的に固定されていることである。したがってクッションタブ126にはタブブラケット142を取り付ける必要がなく、クッションタブ126は図5で説明したようにプロテクタタブ134に縫製するだけでよい。
図7は図2に例示するカーテンエアバッグ装置100を車室側面上部に取り付ける方法(手順)を例示するフローチャートである。まず、図2(b)のプロテクタタブ134にタブブラケット142を一体的に固定する(ステップ170)。すなわち、タブブラケット142をプロテクタタブ134の貫通孔134bにインサート成形する。次に、図2(b)のクッション部120の上端のクッションタブ126をプロテクタ130の上端のプロテクタタブ134に縫製する(ステップ172)。既に図3(c)で説明したように、プロテクタ130の保護部132でクッション部120の車外側を覆う一方、プロテクタ130のスリット136にクッション部120のクッションタブ126を挿通して、クッションタブ126をプロテクタタブ134の車外側に重ねて縫製する。このとき、クッションタブ126の貫通孔126bと、プロテクタタブ134の貫通孔134b(タブブラケット142が固定されているので実際にはその貫通孔142b)とが重なるように縫製する。この縫製によって組み立てられた組立体を、便宜上、図2(b)に示すように、エアバッグアセンブリ173と呼ぶ。
アシストグリップ150は図3(c)に例示するように板バネクリップ180を有する。板バネクリップ180は、板バネで構成された弾性体であり、先端にアシストグリップブラケット140に差し込まれるツメ部180Aを有する。ツメ部180Aを構成する板バネは、貫通孔等に挿入しやすくなるよう、先細りの形状を有する。板バネクリップ180はさらに、ツメ部180Aの根元に形成された抜止用の窪み180Bを有する。この窪み180Bによって、図3(c)のように、ツメ部180Aがタブブラケット142およびクッションタブ126を貫通190しさらにアシストグリップブラケット140に差し込まれると、抜止がなされる。もともと、ツメ部180Aが通過する貫通孔142b等はツメ部180Aより小さく、ツメ部180Aが通過するときに板バネによる付勢力がかかる。
図8は本発明によるカーテンエアバッグ装置の第2の実施形態を例示する図3に対応する図である。図8(a)は組立後のカーテンエアバッグ装置200を車両前方に向かって見た外観図、図8(b)は図8(a)を矢印Yの方向から見た矢視図、図8(c)(d)はそれぞれ図8(b)のE−E断面図およびF−F断面図である。
102 …車両
104 …ルーフサイドレール
105 …ルーフヘッドライニング
106 …フロントピラー
108 …センターピラー
110 …リアピラー
112 …インフレータ
114 …サイドウィンドウ
116 …前部座席
118 …後部座席
120 …クッション部
126 …クッションタブ
130 …プロテクタ
132 …保護部
134、234 …プロテクタタブ
136 …スリット
140 …アシストグリップブラケット
142、242 …タブブラケット
150、250 …アシストグリップ
154 …基布
173 …エアバッグアセンブリ
175 …ルーフアセンブリ
180 …板バネクリップ
180A …ツメ部
180B …窪み
250A …溝
260 …突起
Claims (5)
- 車室側面上部に収納されるカーテンエアバッグ装置であって、
クッションタブを上端に有する巻回されたクッション部と、
前記クッション部の車外側を覆う保護部と該保護部の上端に設けられ前記クッションタブに重なるプロテクタタブとを有するプロテクタと、
前記プロテクタタブに一体的に固定された補強部材と、
板バネクリップを有する固定部材とを備え、
前記板バネクリップは、前記クッションタブおよび前記プロテクタタブを貫通しさらに前記車室側面上部に設けられた固定部材ブラケットに差し込まれるツメ部と、該ツメ部の根元に形成された窪みとを有し、
前記窪みに少なくとも前記固定部材ブラケットが嵌まることで前記ツメ部が抜止されていて、
前記補強部材は、前記板バネクリップによって貫通され前記窪みに嵌まっていることを特徴とするカーテンエアバッグ装置。 - 車室側面上部に収納されるカーテンエアバッグ装置であって、
クッションタブを上端に有する巻回されたクッション部と、
前記クッション部の車外側を覆う保護部と該保護部の上端に設けられ前記クッションタブに重なるプロテクタタブとを有するプロテクタと、
板バネクリップを有する固定部材とを備え、
前記板バネクリップは、前記クッションタブおよび前記プロテクタタブを貫通しさらに前記車室側面上部に設けられた固定部材ブラケットに差し込まれるツメ部と、該ツメ部の根元に形成された窪みとを有し、
前記窪みに少なくとも前記固定部材ブラケットが嵌まることで前記ツメ部が抜止されていて、
前記固定部材は、前記プロテクタタブと嵌合する溝を有することを特徴とするカーテンエアバッグ装置。 - 前記プロテクタタブに一体的に固定され前記板バネクリップによって貫通される補強部材を備え、
前記固定部材の溝は、前記補強部材と嵌合することを特徴とする請求項2に記載のカーテンエアバッグ装置。 - 前記補強部材は、前記ツメ部を貫通させる貫通孔と、該貫通孔の縁から突出し前記溝と嵌合する突起とを有することを特徴とする請求項3に記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記クッションタブは前記プロテクタタブに縫製されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
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