JP5815789B2 - カーテンエアバッグ装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第1実施形態を例示する図である。図1(a)はカーテンエアバッグ装置100の未展開時、図1(b)はカーテンエアバッグ装置100の展開時をそれぞれ例示する。以下すべての実施形態を図1のように車両102の右側面用のカーテンエアバッグ装置として説明するが、左側面用のカーテンエアバッグ装置も同様の対称な構造を有する。
図4は、図3(a)のプロテクタの詳細を例示する図である。図4(a)(b)はそれぞれ、車内側および車外側からプロテクタ180を見た図である。
図8は、図1のプロテクタのうち、インフレータ120に近い第1の端部180Aの形状を例示する図である。図8(a)は第1の端部180Aを車内側から見た図、図8(b)は第1の端部180Aの斜視図、図8(c)は第1の端部180Aの断面形状の推移を例示する図である。図8(c)に例示するように、プロテクタ180の断面は、インフレータ120に近い第1の端部180Aにて、その断面をなす開曲線の車内側の端点Pがなだらかに上昇する。すなわち、第1の端部180Aに接近するに従って、開曲線の形状は、図8(c)に例示するように断面I−I、断面II−II、断面III−IIIと順次変化する。その結果、開曲線の間口が距離D1から距離D2に拡大している。このようなフレア状(ラッパ状)の第1の端部180Aの形状を「チョーク防止形状」と呼ぶ。
図12は、本発明によるカーテンエアバッグ装置の第2実施形態を例示する斜視図である。以下、第1の実施形態と共通する構成については、説明を省略する。本実施形態にかかるカーテンエアバッグ装置200のプロテクタ210の特徴は、図12に例示するように、その外面における長手方向の軌道上に、車体に固定される、プロテクタ280と一体の複数のプロテクタタブ220を有することである。ほとんど一直線状の軌道上に設けられた複数のプロテクタタブ220を車体に固定することとなるので、クッション部140は、組付時によじれることがない。
図14は本発明によるカーテンエアバッグ装置の第3実施形態を例示する斜視図であり、図15は図14のD−D断面図である。以下、本実施形態にかかるカーテンエアバッグ装置300について、第2の実施形態と共通する構成については、説明を省略する。第3の実施形態におけるプロテクタ250の特徴は、車室天井242の上面に当接する延伸部240をさらに有することである。図14に例示するように、延伸部240は、剛性の高いプロテクタタブ220の直下に設けるとよい。かかる構成によれば、乗員が何らかの理由で車室天井242に接触するなどした場合に、天井242のブカつきを防止可能である。延伸部240は車室天井242に常時当接している必要はなく、1〜3mmのクリアランスがあってもよい。
図16は本発明によるカーテンエアバッグ装置の第4実施形態を例示する斜視図である。本実施形態にかかるカーテンエアバッグ装置400のプロテクタ480は、プロテクタタブ220とクッションタブ170との位置がずれていて、第3実施形態(図13)のように両者を重ね合わせて共締めすることが不可能なタイプである。かかる場合には、プロテクタタブ220とクッションタブ170とをそれぞれ別個に車体に固定する。
図17は本発明によるカーテンエアバッグ装置の第5実施形態を例示する図であり、図16のカーテンエアバッグ装置400を変形したものを、車両前後方向に見た図である。本実施形態にかかるカーテンエアバッグ装置500では、プロテクタ510のプロテクタタブ520を単独で車体に固定する方法を例示している。カーテンエアバッグ装置500のプロテクタタブ520の車外側には、パンタグラフ状固定具530が一体成形されている。図17(a)のように、パンタグラフ状固定具530は、ルーフサイドレール110に設けられた孔に挿入されるときには横長の菱形になり、図17(b)に例示するように、孔の反対側で縦長になりプロテクタ500は固定可能となる。縦長になったパンタグラフ状固定具530にさらにピンまたはネジ等を入れることで、パンタグラフ状固定具530は再び孔より小さくならないので、より強固な固定が可能となる。
図18は本発明によるカーテンエアバッグ装置の第6実施形態を例示する図であり、図16のカーテンエアバッグ装置400を変形したものを、車両前後方向に見た図である。本実施形態にかかるカーテンエアバッグ装置600では、プロテクタ610のプロテクタタブ620を単独で車体に固定する方法を例示している。カーテンエアバッグ装置600のプロテクタタブ620は、アンカ状固定具630によって車体に固定される。図18のように、アンカ状固定具630は、ルーフサイドレール110に設けられた孔に挿入されるときには周囲の羽630Aを引っ込めて干渉しないようにし、孔の反対側で弾性力を用いて羽630Aを露出させ、孔から抜けなくして固定を完成する。
図19は本発明によるカーテンエアバッグ装置の第7実施形態を例示する図である。本実施形態にかかるカーテンエアバッグ装置700では、図19(a)に例示するように、巻回されているクッション部140の2つの折返し部の付近に、プロテクタ730とクッション部140とを正しく位置合わせするためのライン710、720が引かれている。
図20は本発明によるカーテンエアバッグ装置の第8実施形態を例示する図であり、本実施形態にかかるカーテンエアバッグ装置800を車両前後方向に沿って見た図である。本実施形態も図16のカーテンエアバッグ装置400を変形したものである。すなわち、プロテクタタブ220とクッションタブ170との位置がずれていて、両者を重ね合わせて共締めすることが不可能であるため、クッション部140をプロテクタに位置合わせする必要があるタイプである。
図21は本発明によるカーテンエアバッグ装置の第9実施形態を例示する図であり、本実施形態にかかるカーテンエアバッグ装置900を車両前後方向に沿って見た図である。本実施形態も図16のカーテンエアバッグ装置400を変形したものである。すなわち、プロテクタタブ220とクッションタブ170との位置がずれていて、両者を重ね合わせて共締めすることが不可能であるため、クッション部140をプロテクタに位置合わせする必要があるタイプである。
102 …車両
110 …ルーフサイドレール
120 …インフレータ
140 …クッション部
142 …メインダクト
170 …クッションタブ
172 …ボルト穴
174 …固定用金具
176 …角形ボルト穴
180、210、250、510、610、730、810、910 …プロテクタ
180A …第1の端部
180B …第2の端部
192 …アシストグリップブラケット
194 …回転防止部
196 …スリット
220、520、620 …プロテクタタブ
230 …リブ
236 …ウェザーストリップ
238 …エッジ
240 …延伸部
242 …車室天井
Claims (6)
- 車室側面上方に収納されるカーテンエアバッグ装置において、
車両前後方向に延伸し、下端から上端に向かって巻回された状態で収納され、ガスを供給されて下方へ膨張展開するクッション部と、
前記クッション部を被覆する長尺のプロテクタと、
を備え、
前記プロテクタは、
前記プロテクタの外面における長手方向に沿った各位置に設けられた該プロテクタと一体の複数のプロテクタタブと、
前記クッションの膨張展開時に前記プロテクタタブの前記車体への固定点を支点とする振り子状の回転動作を防止するように、前記プロテクタと車体との間隙に突出して該間隙を埋める前記プロテクタと一体の単数または複数の突出部とを有することを特徴とするカーテンエアバッグ装置。 - 前記プロテクタは、前記プロテクタタブに対応する位置にスリットをさらに有し、
前記クッション部は、車両前後方向にわたって複数のクッションタブを有し、該クッションタブは、前記スリットに挿通されて車体に固定されることを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置。 - 前記プロテクタは、車室天井の上面に向かう延伸部をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記クッション部は、前記プロテクタで該クッション部を被覆したときに外部から視認可能な位置に露出する、該プロテクタと該クッション部とを位置合わせするための位置合わせ用ラインをさらに有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記プロテクタは、該プロテクタの内面側の、車内側の端点の近辺に位置するフック部をさらに有し、該フック部は、前記クッション部の折返し部を収納することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
- 前記プロテクタは、該プロテクタの車外側の端部を車内側に屈曲させて延ばした延設部をさらに有し、該延設部は、前記クッション部の折返し部を収納することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
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2014
- 2014-04-30 JP JP2014093266A patent/JP5815789B2/ja active Active
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