JP4197437B2 - ピラートリムの取付構造 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
この発明は、自動車等、車両の車室内に設けられて、カーテンエアバック展開動作によっても、外れることが無いピラートリムの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両のピラートリムの取付構造としては、図18に示すようなものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような車両のピラートリムの取付構造では、車体1のルーフ部2の側縁3に、車両前後方向に沿ってカーテンエアバック4が延設されている。
【0004】
このカーテンエアバック4の下方には、ピラーパネル5が、前記側縁3から下方に向けて延設されている。
【0005】
そして、このピラーパネル5には、ピラートリム6が設けられている。このピラートリム6には、ピラートリム本体6aの上端部6bに、取付座6cを介してクリップ部材8が、固定されていて、前記車体1のピラーパネル5に形成された装着孔7に挿入されることにより、このピラートリム本体6aを、前記ピラーパネル5に取り付けるように構成されている。
【0006】
また、このピラートリム本体6aの上端部6bには、L字状フック部材9が設けられていて、前記車体1のピラーパネル5に形成された係止孔10に係止されることにより、カーテンエアバック4の展開動作によっても、前記ピラートリム本体6aが外れることが無いように構成されている。
【0007】
次に、この従来のピラートリムの取付構造の作用について説明する。
【0008】
この従来の車両のピラートリムの取付構造では、前記ピラートリム6を前記ピラーパネル5に装着する際、先ず、前記ピラートリム本体6aを傾け、前記L字状フック部材9の先端を前記係止孔10に挿入して、上縁部に当接させ、更に、前記ピラートリム本体6aを回動させながら挿入する。
【0009】
そして、前記クリップ部材8を前記装着孔7に挿入して固定し、前記ピラートリム6の装着を完了する。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−114110号公報(図1参照)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の車両のピラートリムの取付構造では、前記前記L字状フック部材9の先端を前記係止孔10に挿入する際、前記ピラートリム本体6aを傾けて、更に、前記ピラートリム本体6aを回動させながら挿入しなければならず、図中に示すように、前記ピラーパネル5に正面から直線的に装着させることができない。
【0012】
このため、取付作業性が良好であるとは言い難かった。
【0013】
そこで、本発明の目的は、カーテンエアバック展開動作によっても、外れることが無く、取付作業性の良好なピラートリムの取付構造を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のものでは、車体のルーフ部の側縁に、車両前後方向に沿って延設されるエアバックの下方に設けられたピラートリム本体の上端部に配設されて、前記車体のピラーパネルに形成された装着孔に挿入されることにより、該ピラートリム本体を該ピラーパネルに取り付けるクリップ部材を有してなるピラートリムの取付構造において、前記クリップ部材に、前記装着孔の上縁部に摺接される上側突出部と、前記装着孔の下縁部に摺接される下側突出部と、該上,下両側突出部間に設けられて、該両側突出部間を近接離反方向に弾性変形可能とする弾性連結部と、該弾性連結部と前記上側突出部との間に形成される上ガイド面部と、前記弾性連結部と前記下側突出部との間に形成される下ガイド面部と、前記上,下両側突出部の上,下端よりも、車室内側に前記装着孔の上,下縁部を、該ピラートリム本体装着状態で係止する係止部と、前記上側突出部および下側突出部のうち上側突出部のみに設けられ、前記ピラーパネルと平行となるように前記装着孔の上縁部の周縁と対向する当て面部と、を設け、前記クリップ部材は、前記装着孔に挿抜可能に装着され、前記エアバッグの展開時に、前記当て面部を前記装着孔の上縁部の周縁に当接し、前記当て面部が当接した前記装着孔の上縁部の周縁を回動中心として回動可能に形成したピラートリムの取付構造を特徴としている。
【0015】
このように構成された請求項1記載のものでは、前記クリップ部材を前記車体のピラーパネルに形成された装着孔に挿通すると、前記上,下ガイド面部によって、該クリップ部材は、ガイドされながら該装着孔内に挿入される。
【0016】
この際、前記クリップ部材に設けられた前記上側突出部と、前記下側突出部との間隔は、前記弾性連結部の弾性変形によって近接方向に撓みながら挿入されて、前記上,下両側突出部の上,下端を乗り越えることより、前記係止部が、前記装着孔の上,下縁部に係止されて装着される。
【0017】
そして、エアバック展開時には、前記上側突出部に、前記ピラーパネルと平行となるように前記装着孔の上縁部の周縁と対向し設けられた当て面部が、該上縁部の周縁に係止される。
【0018】
このため、前記ピラートリム本体が、脱落する虞がない。
【0019】
また、請求項2に記載されたものでは、前記下ガイド面部の一部には、上方へ向けて凹設されて、前記装着孔の下縁部を没入させることにより、該クリップ部材の当て面部の位置を下降させて、挿抜を可能とする待避凹部が形成されている請求項1記載のピラートリムの取付構造を特徴としている。
【0020】
このように構成された請求項2記載のものでは、前記待避凹部に、前記装着孔の下縁部を没入させることにより、前記クリップ部材の当て面部の位置が下降して、挿抜が可能となる。
【0021】
このため、容易に、前記トリム本体の取り外しを行うことができる。
【0022】
更に、請求項3に記載されたものでは、前記当て面部を、前記上ガイド面部のうち、前記上端が形成されたベース部の左,右支持アームと分割されて、前記弾性連結部側に基端部を連結させた切り起こし片部の先端に設けた請求項1又は2記載のピラートリムの取付構造を特徴としている。
【0023】
このように構成された請求項3記載のものでは、前記当て面部が、前記上ガイド面部のうち、前記弾性連結部側に基端部を連結させた切り起こし片部の先端に設けられているので、該クリップ部材を前記装着孔に挿入する際、該基端部から、該切り起こし片部が、下方に向けて撓んで、容易に挿入出来る。
【0024】
挿入後、前記ピラートリム本体装着状態では、前記切り起こし片部の先端が、前記ベース部の上端よりも上方に弾性復帰して、前記当て面部が前記装着孔の上縁部の周縁と対向される。
【0025】
このため、エアバック展開時には、前記当て面部が、該上縁部の周縁に係止されるが、大きな展開力が作用しても、前記切り起こし片部が、上方に向けて屈曲変形しながら、係止状態が保持される。
【0026】
従って、更に、前記ピラートリム本体が脱落する虞を減少させることができる。
【0027】
【発明の実施の形態1】
図1乃至図9は、この発明の実施の形態1のピラートリムの取付構造を示すものである。
【0028】
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0029】
まず、構成から説明すると、この実施の形態1のピラートリムの取付構造では、車体11のルーフ部2の側縁3に、車両前後方向に沿ってカーテンエアバック4が延設されている。このカーテンエアバック4は、前記ルーフ部2の下面である車室内側に装着されるルーフトリム12によって覆われている。
【0030】
また、このルーフ部2の前記側縁3の車両前後方向略中央からは、下方に向けて、ピラーパネル5が、延設されている。
【0031】
そして、このピラーパネル5の車室内側には、ピラートリム13が設けられている。このピラートリム13には、ピラートリム本体13aの上端部13bに一体となるように、取付座部13cが形成されている。
【0032】
この実施の形態1の取付座部13cは、前記ピラーパネル5側に向けて突設される台座部13eの上面部13fに、各々立設されるストッパ片13g及び縦当接壁部13hを有している。この縦当接壁部13hの上面部13f近傍には、固定用挿入孔13mが開口形成されている。
【0033】
また、縦当接壁13hの前記ピラーパネル5側側面からは、前記保持片13dが突設されている。
【0034】
そして、この保持片13dの上面部13iには、撓み量を調整する撓み規制部13j及び保持凸部13kが、所定高さを有して突設されている。
【0035】
この取付座部13cには、クリップ部材14が、嵌着固定されていて、前記車体11のピラーパネル5に形成された装着孔15に、このクリップ部材14及び取付座部13cの保持片13dが、挿入されることにより、このピラートリム本体13aが、前記ピラーパネル5に取り付けられるように構成されている。
【0036】
すなわち、このクリップ部材14は、図3に示すように、弾性連結部14cを介して接続されて、左,右一対ずつ設けられた上フレーム枠体14f,14f及び下フレーム枠体14g,14gの端部に、前記縦当接壁13hに当接される上脚面部14h,及び下脚面部14iが各々離反する方向に屈曲されて形成されることにより、側面視略Ω字状を呈している。
【0037】
このうち、下脚面部14iの下端部からは、ストッパ片14mが、車室内方向へ向けて突設されていて、前記固定用挿入孔13mに挿入されることにより、切り起こしストッパ14n,14nが、この固定用挿入孔13m周縁に係止されて抜出不能となるように構成されている。
【0038】
これらの上,下脚面部14h,14iからは、挟持片14j,14kが、斜めに突設されていて、前記保持片13dを上,下両側から挟持することによって、図1に示すように、このクリップ部材14を前記取付座部13cに固定するように構成されている。
【0039】
また、このクリップ部材14には、前記装着孔15の上縁部15aに摺接される上側突出部14aと、前記装着孔15の下縁部15bに摺接される下側突出部14bと、これらの上,下両側突出部14a,14b間には、前記弾性連結部14cが設けられていて、両側突出部14a,14b間を近接離反方向に弾性変形可能とするように構成されている。
【0040】
また、このクリップ部材14には、前記弾性連結部14cと前記上側突出部14aとの間に、上ガイド面部14dが、この弾性連結部14cに向かうに従って下降する傾斜を有して形成されている。
【0041】
そして、前記弾性連結部14cと前記下側突出部14bとの間に、この弾性連結部14cに向かうに従って上昇する傾斜を有して下ガイド面部14eが、形成されている。
【0042】
更に、図1に示されるように、前記上,下両側突出部14a,14bの上,下端14o,14p間の間隔H2は、前記装着孔15の上縁部15aと下縁部15bとの間の間隔H1と略同一か或いはやや大きくなるように構成されている。
【0043】
また、前記弾性連結部14cに基端部が連結された上,下ベース部14s,14tのうち、これらの上,下端14o,14pよりも各々車室内側には、各々上,下係止部14q,14rが設けられている。
【0044】
そして、これらの上,下係止部14q,14rは、各々前記装着孔15の上,下縁部15a,15bに対して、当接することにより、このピラートリム本体13aを装着状態で係止されるように構成されている。
【0045】
しかも、前記上側突出部14aが形成される前記上ベース部14sには、前記上ガイド面部14dに相当する位置に基端部14wを連結させると共に、挿入方向に沿って前記上ベース部14sの左,右支持アーム14u,14uと分割されて、前記弾性連結部14c側と連続されて形成された切り起こし片部14vが設けられている。
【0046】
この切り起こし片部14vの先端である自由端には、前記ピラーパネル5と平行となるように、前記装着孔15の上縁部15aの周縁と対向する当て面部14xが設けられている。
【0047】
また、この実施の形態1では、図3に示すように、前記下ベース部14tの幅W1に比して、前記上ベース部14sの前記支持アーム14u,14u及び切り起こし片部14vの幅W2又はW3が小さくなるように設定されている。
【0048】
更に、この実施の形態1では、前記下ガイド面部14eの一部には、上方へ向けて凹設されて、前記装着孔15の下縁部15bを没入させることにより、このクリップ部材14の当て面部14xの位置を、図5に示すように下降させて、挿抜を可能とする待避凹部16が形成されている。
【0049】
また、この実施の形態1では、図1に示すように、前記上ベース部14sの自由端と、前記撓み規制部13jとの間には、一定の間隔Kが形成されていて、前記上ベース部14sの撓み量を調整可能としている。
【0050】
次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0051】
この実施の形態1では、まず、図2に示すように、前記ピラートリム13を前記ピラーパネル5に装着する際には、図3に示すクリップ部材14を、予め前記ピラートリム本体13aに一体に設けられた取付座部13cへ嵌着させる。
【0052】
そして、このピラートリム13を、図2に示すように、前記車体11のピラーパネル5に正面から直線的に被せて、前記装着孔15に、前記クリップ部材14を、前記保持片13dと共に、真っ直ぐに挿通する(図5中D方向に挿入する)と、前記上,下ガイド面部14d,14eに前記装着孔15の上,下端部15a,15bが摺接されながら、この上,下ガイド面部14d,14eに沿って、このクリップ部材14が、ガイドされて、そのまま装着孔15内に挿入される。
【0053】
この際、図1に示すように、前記クリップ部材14に設けられた前記上側突出部14aの上端14oと、前記下側突出部14bの下端14pとの間隔H2は、前記装着孔15の上縁部15aと下縁部15bとの間の間隔H1と略同一か或いはやや大きくなるように構成されている。
【0054】
このため、前記弾性連結部14cの弾性変形によって近接方向に、撓まず、或いはやや撓みながらに挿入されて、前記上,下両側突出部14a,14bの上,下端14o,14pを乗り越えることより、前記上,下端14o,14pよりも車室内側に設けられた上,下係止部14q,14rが、前記装着孔15の上,下縁部15a,15bに、前記弾性連結部14cの弾発力で上下方向に拡開される力で押圧され、係止されて装着される。
【0055】
この実施の形態1では、更に、前記当て面部14xが、前記上ガイド面部14dのうち、前記弾性連結部14c側に基端部14wを連結させた切り起こし片部14vの先端に設けられているので、このクリップ部材14を前記装着孔15に挿入する際、この基端部14wから、この切り起こし片部14vが、下方に向けて撓んで、図5中に示すように、ベース部14sの左,右の支持アーム14u,14u又は、上フレーム枠体14f,14fの上面と略面一位置まで下がり、容易に挿入出来る。
【0056】
そして、図6に示すように、カーテンエアバック4の展開時には、前記ルーフトリム12の下端が開放されて、力Fが作用し、ピラートリム13の上端13bは、図中二点鎖線で示す位置から実線で示す位置の方向Rに回動する。
【0057】
この際、前記下側突出部14bの下係止部14rに、前記装着孔15の下縁部15bが係止されたままであるので、前記下縁部15bから前記当て面部14xまでの間隔が、前記装着孔15の上下側部15a,15b間の間隔よりも大きいため、前記上側突出部14aに、前記ピラーパネル5と平行となるように前記装着孔15の上側部15aの周縁と対向して設けられた当て面部14xが、この上側部15aの周縁に当接して係止される。
【0058】
このため、前記ピラートリム本体13aが、脱落する虞がない。
【0059】
しかも、この実施の形態1では、前記当て面部14xが、前記上ガイド面部14dのうち、前記弾性連結部14c側に基端部14wを連結させた切り起こし片部14vの先端に設けられているので、更に、カーテンエアバック4の展開による大きな展開力Fが作用しても、この切り起こし片部14vが、上方に向けて屈曲変形しながら、この展開力Fを吸収して係止状態が保持される。
【0060】
従って、更に、前記ピラートリム本体13aが脱落する虞を減少させることができる。
【0061】
次に、図7乃至図9を用いて、前記ピラートリム13の取り外しについて説明する。
【0062】
まず、図7に示すように、前記ピラートリム本体13を前記クリップ部材14付近を回動中心として、RR方向に回動させる。
【0063】
この際、前記上端14o近傍では、前記装着孔15の上縁部15aに、前記当て面部14xを係止させて、RR方向に回動させると回転中心が略固定されて、回動させやすい。
【0064】
そして、図8に示すように、前記装着孔15の下縁部15bが、前記下端14pを乗り越えると、前記待避凹部16に、前記装着孔15の下縁部15bが没入し、前記クリップ部材14全体の位置も下がる。このため、このクリップ部材14の当て面部14xの位置が下降して、前記上縁部15a位置よりも下方に位置する。
【0065】
この際、前記待避凹部16から前記当て面部14xまでの間隔が、前記装着孔15の上下側部15a,15b間の間隔よりも小さいため、前記クリップ部材14を前記保持片13dと共に、図8中E方向へ向けて、略真っ直ぐに挿抜が可能となる。
【0066】
このように、前記装着孔15の周縁及び前記クリップ部材14及び保持片13dに無理な力をかけることなく、前記ピラートリム13の破損を防止しつつ、図9に示すように、容易に、前記トリム本体13aを前記トリムパネル5から取り外すことができる。
【0067】
更に、この実施の形態1では、前記下ベース部14tの幅W1に比して、前記上ベース部14sの前記支持アーム14u,14u及び切り起こし片部14vの幅W2又はW3が小さくなるように設定されている。
【0068】
このため、図5に示すようなクリップ部材14を装着孔15に挿入して装着する際の前記支持アーム14u,14u及び切り起こし片部14vの変形量を、前記下ベース部14tの変形量よりも大きく設定して、挿入を更に容易に行わせることができると共に、図6に示すようなカーテンエアバック4の展開時に、クリップ部材14に対して上方から下方に向けてかかる力によるこの下ベース部14tの変形量を少なく設定して、カーテンエアバック4の展開によって、前記当て面部14xの下方への移動量を少なく抑制し、当て面部14xを前記装着孔15の上縁部15a位置よりも下がらないように設定することにより、更に外れにくくすることができる。
【0069】
更に、この実施の形態1では、図1に示すように、前記上ベース部14sの自由端と、前記撓み規制部13jとの間には、一定の間隔Kが形成されていて、前記上ベース部14sの撓み量が調整可能であるので、前記上ベース部14sのうち、前記支持アーム部14u,14uに設けられた上端14oのみの変形量を調整出来る。このため、クリップ部材4の挿入に必要とされる撓み量を得つつ、係止に必要とされる剛性を前記上ベース部14sに容易に設定できる。
【0070】
【実施の形態2】
図10乃至図17は、この発明の実施の形態2のピラートリムの取付構造を示すものである。なお、前記実施の形態1と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0071】
まず、構成から説明すると、この実施の形態2では、実施の形態1の上ベース部14sに代えて所定の幅W4を有する幅広状の上ベース部114sが設けられたクリップ部材114が用いられている。
【0072】
この上ベース部114sには、前記弾性連結部14c側に基端部14wを連結させた所定幅w4の切り起こし片部114vが側面視略L字状に屈曲されて形成されていて、屈曲部分の頂点に上側突出部114aが形成されている。
【0073】
この上側突出部114aの上端114oよりも、車室内側には、図11に示すように、前記装着孔15の上縁部15aを、前記ピラートリム本体13a装着状態で係止する上係止部114qが、L字状屈曲部分の一側面に設けられている。
【0074】
しかも、この実施の形態2の前記上側突出部114aには、前記ピラーパネル5と平行となるように前記装着孔15の上縁部15a周縁と対向する当て面部114xが、この上係止部114qが設けられているL字状屈曲部分の一側面に設けられている。
【0075】
次に、この実施の形態2の作用について説明する。
【0076】
この実施の形態2では、まず、前記ピラートリム13を前記ピラーパネル5に装着する際には、図10に示すクリップ部材114を、予め前記ピラートリム本体13aに一体に設けられた取付座部13cへ嵌着させる。
【0077】
そして、このピラートリム13を、図2に示すように、前記車体11のピラーパネル5に正面から直線的に被せて、前記装着孔15に、前記クリップ部材114を、前記保持片13dと共に、真っ直ぐに挿通する(図13中D方向に挿入する)と、前記上,下ガイド面部14d,14eに前記装着孔15の上,下端部15a,15bが摺接されながら、この上,下ガイド面部14d,14eの傾きに沿って、このクリップ部材114が、ガイドされて装着孔15内に挿入される。
【0078】
この際、記弾性連結部14cの弾性変形によって近接方向に、撓まず、或いはやや撓みながらに挿入されて、前記上,下両側突出部14a,14bの上,下端14o,14pを乗り越えることより、前記上,下端14o,114pよりも車室内側に設けられた上,下係止部114q,14rが、前記装着孔15の上,下縁部15a,15bに、前記弾性連結部14cの弾発力で上下方向に拡開される力で押圧され、係止されて装着される。
【0079】
この実施の形態2では、更に、前記当て面部114xが、前記上側突出部14aのうち、前記弾性連結部14c側に基端部14wを連結させた所定幅w4の切り起こし片部114vの先端に設けられているので、このクリップ部材114を前記装着孔15に挿入する際、この基端部14wから、この切り起こし片部114vが、下方に向けて撓んで、図13中に示すように、切り起こし片部114vが、前記保持片13dの上面部13i又は撓み規制部13jに当接する位置まで下がり、容易に挿入出来る。
【0080】
そして、図14に示すように、カーテンエアバック4の展開時には、前記ルーフトリム12の下端が開放されて、力Fが作用し、ピラートリム13の上端13bは、図中二点鎖線で示す位置から実線で示す位置の方向Rに回動する。
【0081】
この際、前記下側突出部14bの下係止部14rに、前記装着孔15の下縁部15bが係止されたままであるので、前記下縁部15bから前記当て面部114xまでの間隔が、前記装着孔15の上下側部15a,15b間の間隔よりも大きく、前記装着孔15の上側部15aの周縁と対向して設けられた当て面部14xが、この上側部15aの周縁に当接して係止される。
【0082】
このため、前記ピラートリム本体13aが、脱落する虞がない。
【0083】
しかも、この実施の形態1では、前記当て面部114xが、前記弾性連結部14c側に基端部14wを連結させた切り起こし片部114vの先端に設けられているので、更に、カーテンエアバック4の展開による大きな展開力Fが作用しても、この切り起こし片部114vが、上方に向けて屈曲変形しながら、この展開力Fを吸収して係止状態が保持される。
【0084】
従って、更に、前記ピラートリム本体13aが脱落する虞を減少させることができる。
【0085】
次に、図15乃至図17を用いて、前記ピラートリム13の取り外しについて説明する。
【0086】
まず、図15に示すように、前記ピラートリム本体13を前記クリップ部材114付近を回動中心として、RR方向に回動させる。
【0087】
この際、前記上端114o近傍では、前記装着孔15の上縁部15aに、前記当て面部114xを係止させて、RR方向に回動させると回転中心が略固定されて、回動させやすい。
【0088】
そして、図16に示すように、前記装着孔15の下縁部15bが、前記下端14pを乗り越えると、前記待避凹部16に、前記装着孔15の下縁部15bが没入し、前記クリップ部材114全体の位置も下がる。このため、このクリップ部材114の当て面部114xの位置が下降して、前記上縁部15a位置よりも下方に位置する。
【0089】
この際、前記待避凹部16から前記当て面部114xの上縁に位置する上端114oまでの間隔が、前記装着孔15の上下側部15a,15b間の間隔よりも小さいため、前記クリップ部材14を前記保持片13dと共に、図16中E方向へ向けて、略真っ直ぐに挿抜が可能となる。
【0090】
このように、前記装着孔15の周縁及び前記クリップ部材114及び保持片13dに無理な力をかけることなく、前記ピラートリム13の破損を防止しつつ、図17に示すように、容易に、前記取付座部13cが設けられたトリム本体13aを前記トリムパネル5から取り外すことができる。
【0091】
更に、この実施の形態2では、図10に示すように、前記下ベース部14tの幅W1が、前記上ベース部114sの切り起こし片部114vの幅W4よりも小さくなるように設定されていると共に、この下ベース部14tの下面位置が、少ない撓み変形で、前記下フレーム枠体14g,14gと略面一となるように設定されている。
【0092】
このため、図13に示すようなクリップ部材114を装着孔15に挿入して装着する際の前記切り起こし片部114vの変形量及び、前記下ベース部14tの変形量を大きく設定して、挿入を更に容易に行わせることができると共に、図14に示すようなカーテンエアバック4の展開時に、クリップ部材114に対して上方から下方に向けてかかる力によるこの下ベース部14tの変形量を少なく設定して、カーテンエアバック4の展開によって、前記当て面部114xの下方への移動量を少なく抑制し、当て面部114xを前記装着孔15の上縁部15a位置よりも下がらないように設定することにより、更に外れにくくすることができる。
【0093】
更に、この実施の形態2では、図1に示すように、前記上ベース部114sの自由端と、前記撓み規制部13jとの間には、一定の間隔Kが形成されていて、前記上ベース部114sの撓み量が調整可能であるので、挿入に必要とされる撓み量を得つつ、係止に必要とされる剛性を前記上ベース部114sに容易に設定できる。
【0094】
他の構成、及び作用効果については、前記実施の形態1と同一乃至均等であるので、説明を省略する。
【0095】
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態1及び実施の形態2を詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施の形態1,2に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
【0096】
例えば、実施の形態1では、前記ピラートリム13のピラートリム本体13aの取付座部13cには、クリップ部材14が、嵌着固定されていて、前記車体11のピラーパネル5に形成された装着孔15に、このクリップ部材14及び取付座部13cの保持片13dが、挿入されることにより、このピラートリム本体13aが、前記ピラーパネル5に取り付けられるように構成されているが、ピラートリム本体13aの上端部13bに、複数の取付座部13c…を設けて、複数のクリップ部材14…を、嵌着固定させても良く、形状、数量、材質が特に限定されるものではない。
【0097】
【発明の効果】
上述してきたように、この発明の請求項1に記載のものでは、前記クリップ部材を前記車体のピラーパネルに形成された装着孔に挿通すると、前記上,下ガイド面部によって、該クリップ部材は、ガイドされながら該装着孔内に挿入される。
【0098】
この際、前記クリップ部材に設けられた前記上側突出部と、前記下側突出部との間隔は、前記弾性連結部の弾性変形によって近接方向に撓みながら挿入されて、前記上,下両側突出部の上,下端を乗り越えることより、前記係止部が、前記装着孔の上,下縁部に係止されて装着される。
【0099】
そして、エアバック展開時には、前記上側突出部に、前記ピラーパネルと平行となるように前記装着孔の上縁部の周縁と対向し設けられた当て面部が、該上縁部の周縁に係止される。
【0100】
このため、前記ピラートリム本体が、脱落する虞がない。
【0101】
また、請求項2に記載されたものでは、前記待避凹部に、前記装着孔の下縁部を没入させることにより、前記クリップ部材の当て面部の位置が下降して、挿抜が可能となる。
【0102】
このため、容易に、前記トリム本体の取り外しを行うことができる。
【0103】
更に、請求項3に記載されたものでは、前記当て面部が、前記上ガイド面部のうち、前記弾性連結部側に基端部を連結させた切り起こし片部の先端に設けられているので、該クリップ部材を前記装着孔に挿入する際、該基端部から、該切り起こし片部が、下方に向けて撓んで、容易に挿入出来る。
【0104】
挿入後、前記ピラートリム本体装着状態では、前記切り起こし片部の先端が、前記ベース部の上端よりも上方に弾性復帰して、前記当て面部が前記装着孔の上縁部の周縁と対向される。
【0105】
このため、エアバック展開時には、前記当て面部が、該上縁部の周縁に係止されるが、大きな展開力が作用しても、前記切り起こし片部が、上方に向けて屈曲変形しながら、係止状態が保持される。
【0106】
従って、更に、前記ピラートリム本体が脱落する虞を減少させることができる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のピラートリムの取付構造で、要部の構成を説明するクリップ部材の側面図である。
【図2】実施の形態1のピラートリムの取付構造で、ピラーパネルにピラートリムを装着する様子を説明する分解斜視図である。
【図3】実施の形態1のピラートリムの取付構造で、クリップ部材の斜視図である。
【図4】実施の形態1のピラートリムの取付構造で、ピラートリムが、ピラーパネルに装着された様子を説明する図2中A−A線に沿った位置での断面図である。
【図5】実施の形態1のピラートリムの取付構造で、ピラートリムを、ピラーパネルに装着する様子を説明する図2中A−A線に沿った位置に相当する位置での模式図である。
【図6】実施の形態1のピラートリムの取付構造で、カーテンエアバック展開状態を説明する図2中A−A線に沿った位置に相当する位置での断面図である。
【図7】実施の形態1のピラートリムの取付構造で、ピラートリムを、ピラーパネルから取り外す様子を説明する模式図である。
【図8】実施の形態1のピラートリムの取付構造で、ピラートリムを、ピラーパネルから取り外している様子を説明する模式図である。
【図9】実施の形態1のピラートリムの取付構造で、ピラートリムを、ピラーパネルから取り外した様子を説明する模式図である。
【図10】実施の形態2のピラートリムの取付構造で、クリップ部材の斜視図である。
【図11】実施の形態2のピラートリムの取付構造で、ピラートリムが、ピラーパネルに装着された様子を説明する図2中A−A線に沿った位置に相当する位置での模式図である。
【図12】実施の形態2のピラートリムの取付構造で、ピラートリムを、ピラーパネルに装着した様子を説明する図2中A−A線に沿った位置に相当する位置での断面図である。
【図13】実施の形態2のピラートリムの取付構造で、ピラートリムを、ピラーパネルに装着する様子を説明する図2中A−A線に沿った位置に相当する位置での模式図である。
【図14】実施の形態2のピラートリムの取付構造で、カーテンエアバック展開状態を説明する図2中A−A線に沿った位置に相当する位置での断面図である。
【図15】実施の形態2のピラートリムの取付構造で、ピラートリムを、ピラーパネルから取り外す様子を説明する模式図である。
【図16】実施の形態2のピラートリムの取付構造で、ピラートリムを、ピラーパネルから取り外している様子を説明する模式図である。
【図17】実施の形態2のピラートリムの取付構造で、ピラートリムを、ピラーパネルから取り外した様子を説明する模式図である。
【図18】従来例のピラートリムの取付構造で、ピラーパネルにピラートリムを装着する様子を説明する分解斜視図である。
【符号の説明】
2 ルーフ部
3 側縁
4 カーテンエアバック(エアバック)
5 ピラーパネル
11 車体
13 ピラートリム
14 クリップ部材
14a 上側突出部
14b 下側突出部
14c 弾性連結部
14d 上ガイド面部
14e 下ガイド面部
14o 上端
14p 下端
14q (上)係止部
14r (下)係止部
14s 上ベース部
14v 切り起こし片部
14w 基端部
14x 当て面部
15 装着孔
15a 上縁部
16 待避凹部
114 クリップ部材
114q (上)係止部
114x 当て面部
Claims (3)
- 車体のルーフ部の側縁に、車両前後方向に沿って延設されるエアバックの下方に設けられたピラートリム本体の上端部に配設されて、前記車体のピラーパネルに形成された装着孔に挿入されることにより、該ピラートリム本体を該ピラーパネルに取り付けるクリップ部材を有してなるピラートリムの取付構造において、
前記クリップ部材に、前記装着孔の上縁部に摺接される上側突出部と、前記装着孔の下縁部に摺接される下側突出部と、該上,下両側突出部間に設けられて、該両側突出部間を近接離反方向に弾性変形可能とする弾性連結部と、該弾性連結部と前記上側突出部との間に形成される上ガイド面部と、前記弾性連結部と前記下側突出部との間に形成される下ガイド面部と、前記上,下両側突出部の上,下端よりも、車室内側に前記装着孔の上,下縁部を、該ピラートリム本体装着状態で係止する係止部と、前記上側突出部および下側突出部のうち上側突出部のみに設けられ、前記ピラーパネルと平行となるように前記装着孔の上縁部の周縁と対向する当て面部と、を設け、
前記クリップ部材は、前記装着孔に挿抜可能に装着され、前記エアバッグの展開時に、前記当て面部を前記装着孔の上縁部の周縁に当接し、前記当て面部が当接した前記装着孔の上縁部の周縁を回動中心として回動可能に形成したことを特徴とするピラートリムの取付構造。 - 車体のルーフ部の側縁に、車両前後方向に沿って延設されるエアバックの下方に設けられたピラートリム本体の上端部に配設されて、前記車体のピラーパネルに形成された装着孔に挿入されることにより、該ピラートリム本体を該ピラーパネルに取り付けるクリップ部材を有してなるピラートリムの取付構造において、
前記クリップ部材に、前記装着孔の上縁部に摺接される上側突出部と、前記装着孔の下縁部に摺接される下側突出部と、該上,下両側突出部間に設けられて、該両側突出部間を近接離反方向に弾性変形可能とする弾性連結部と、該弾性連結部と前記上側突出部との間に形成される上ガイド面部と、前記弾性連結部と前記下側突出部との間に形成される下ガイド面部と、前記上,下両側突出部の上,下端よりも、車室内側に前記装着孔の上,下縁部を、該ピラートリム本体装着状態で係止する係止部と、前記上側突出部および下側突出部のうち上側突出部のみに設けられ、前記ピラーパネルと平行となるように前記装着孔の上縁部の周縁と対向する当て面部と、を設け、
前記下ガイド面部の一部には、上方へ向けて凹設されて、前記装着孔の下縁部を没入させることにより、該クリップ部材の当て面部の位置を下降させて、挿抜を可能とする待避凹部が形成されていることを特徴とするピラートリムの取付構造。 - 前記当て面部を、前記上ガイド面部のうち、前記上端が形成されたベース部の左,右支持アームと分割されて、前記弾性連結部側に基端部を連結させた切り起こし片部の先端に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のピラートリムの取付構造。
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