JPH1058971A - サンバイザホルダ取付構造 - Google Patents

サンバイザホルダ取付構造

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JPH1058971A
JPH1058971A JP21346596A JP21346596A JPH1058971A JP H1058971 A JPH1058971 A JP H1058971A JP 21346596 A JP21346596 A JP 21346596A JP 21346596 A JP21346596 A JP 21346596A JP H1058971 A JPH1058971 A JP H1058971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sun visor
vehicle
visor holder
clip
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP21346596A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Nozoe
直人 野添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH1058971A publication Critical patent/JPH1058971A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両に取り付ける際の保持力が大きく、任意
の厚みの車体取付部に設置することができるサンバイザ
ホルダ取付構造を提供する。 【解決手段】 上部に、車両上下方向に弾性変形する爪
部9と、車両前後方向に弾性変形するクリップ部7と、
成形天井の開口縁14に当接するストッパ部6とを備
え、下部にサンバイザシャフトを保持するフック部3と
を備えたサンバイザホルダ2を成形天井に設けた開口部
14に挿入し、上記ストッパ部6を開口縁14に当てて
位置決めをすると共に、上記爪部9で成形天井を挟み込
み、上記クリップ部7で上記開口縁14を押すことによ
り、上記サンバイザホルダ2を車両に取り付けたことに
よる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンバイザホルダ
取付構造に関する。さらに詳しくは、車両の成形天井に
サンバイザを設置する際に用いるサンバイザホルダの取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサンバイザホルダ取付構造は、例
えば特開平4−110224号に開示されており、この
形態を図5と図6を参照して説明する。まず、図5はサ
ンバイザホルダ単品の斜視図である。
【0003】サンバイザホルダaは、ベース部bの下面
にサンバイザのシャフトを嵌合する略J字状のフック部
cが下方に向いた状態で設けられ、上面に弾性を有する
逆U字状のクリップ部d,eが設けられている。このク
リップ部d,eは、上記ベース部bの中央から上方に向
けて突出した基部fが車両前方側および車両後方側に分
かれて延設されたものである。該クリップ部d,eは基
部fの幅よりも小さくなっている。また、このクリップ
部d,eの下端部は、断面略三角形の溝部g,hを有し
ており、この溝部g,hに成形天井材を挟持することに
よって、上記サンバイザホルダaを車両に取り付けてい
る。
【0004】次いで、図6はサンバイザホルダaを車両
に取り付けたときの縦断面図である。成形天井iに設け
られた開口部jに該サンバイザホルダaを挿入し、クリ
ップ部d,eの下端部k,lと上記ベース部bの上面m
とで天井材iを挟持することにより、該サンバイザホル
ダaを車両に取り付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のサンバイザホルダ取付構造においては、以下の問題
点があった。 (1)サンバイザホルダaは、クリップ部d,eを成形
天井iの開口部jに挿入して取り付けるが、該クリップ
部d,eの引っかかり幅が短かかった。このため、サン
バイザホルダaの保持力が弱く、成形天井iに確実に設
置することができなかった。 (2)サンバイザホルダaを位置決めするために、成形
天井iの開口部jを特殊な形状にする必要があり、該成
形天井iの生産性が悪かった。 (3)上記クリップ部d,eの下端部に設けた溝部g,
hが2段階のみであったため、種々の厚みの成形天井i
に確実に設置することができなかった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、任意の厚みの成形天井に、確実に設置することがで
きるサンバイザホルダ取付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を解
決するためになされたものであり、その要旨は、上部
に、車両上下方向に弾性変形する爪部と、車両前後方向
に弾性変形するクリップ部と、成形天井の開口縁に当接
するストッパ部とを備え、下部にサンバイザシャフトを
保持するフック部とを備えたサンバイザホルダを成形天
井に設けた開口部に挿入し、上記ストッパ部を上記開口
縁に当てて位置決めをすると共に、上記爪部で成形天井
を挟み込み、上記クリップ部で上記開口縁を押すことに
より上記サンバイザホルダを車両に取り付けたことにあ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら、本発
明に係るサンバイザホルダの取付構造を詳細に説明す
る。図1は、車両室内からサンバイザ1の周辺部を見た
ときの斜視図である。通常、サンバイザ1は太陽光線か
ら乗員を遮断するための日除けとして用いられる。そし
て、このように運転席および助手席の頭上部に取り付け
られ、サンバイザホルダ2を基点にして約180°回動
自在になっている。すなわち、車両走行中に眩しいとき
は、上記サンバイザ1を倒して太陽光線が直接眼に入る
のを防ぐ。上記サンバイザホルダ2の単体を示す斜視図
が図2である。
【0009】このサンバイザホルダ2の下半分は断面略
J字状のフック部3を形成し、該フック部3の開口部4
にサンバイザ1のシャフトを挿入し、嵌合する。これに
より、サンバイザ1が該サンバイザホルダ2を基点にし
て回動する。このフック部3の上面は、成形天井への取
付面5となっており、その上部には、基部6が一体成形
してある。この基部6の車両前方側に、弾性を有する断
面略三角形のクリップ部7を設けており、その内側には
ストッパ部8が突出している。該クリップ部7は弾性変
形して車両前後方向に伸縮する。また、上記基部6の車
両後方側には断面略S字状の爪部9を有しており、天井
材および車体パネルを挟持するように、上下方向に弾性
変形する。このサンバイザホルダ2を車両に取り付けた
状態における縦断面図を図3に示す。
【0010】上述したように、下半分には車両後方に向
けて開口した略J字状のフック部3を有し、上半分には
基部6、クリップ部7および爪部9を有する。このクリ
ップ部7は、下端部12が略くの字状であり、その斜面
13を天井材10と車体パネル11の開口部14に当接
し、車両前方に向けて押し広げることにより車両前後方
向の位置決めを図る。このとき、該クリップ部7の内側
上部に、車両前方に向けて突出したストッパ部8を設け
ているため、クリップ部7の裏面15を車両後方から押
している。また、上記爪部9は断面略コ字状をなし、弾
性変形して、その下端部16で上記天井材10と車体パ
ネル11を下方に押さえ込んで挟持する。
【0011】次いで、厚みが薄い天井材10および車体
パネル11に取り付けたサンバイザホルダ2の縦断面図
を図4に示す。図3と比較するとわかるように、この場
合は天井材10と車体パネル11の開口部14と当接す
る斜面13の部位が下方に移動する。よって、該天井材
10と車体パネル11が寸法L以下の任意の厚みであれ
ば、本発明に係るサンバイザホルダ2を取り付けること
ができる。さらに、このサンバイザホルダ2をはずすと
きは、上記クリップ部7の下端部12を車両後方に向け
て引き、頂部17が開口部14の内側に入ったのち、該
サンバイザホルダ2を車両下方に向けて引いて、成形天
井10および車体パネル11からはずす。
【0012】実施の他の形態 (1)上記クリップ部7の下端部12は、くの字状に限
定しない。例えば、略半円状に湾曲させてもよい。 (2)上記爪部9の形状は略コ字状に限定しない。例え
ば、略S字状に湾曲させてもよい。
【0013】
【発明の効果】上述したように、本発明に係るサンバイ
ザホルダ取付構造によれば、 (1)ネジを使用しないため、サンバイザホルダを車両
に取り付ける際の作業性がよい。 (2)天井材および車体パネルに設けた開口部の形状は
単純な長方形のため、該天井材および車体パネルの成形
作業性がよい。 (3)サンバイザホルダを車両からはずす際の作業性も
よい。 (4)サンバイザホルダの車両への保持力が大きいた
め、確実に取り付けることができる。 (5)サンバイザホルダを任意の厚みの天井材および車
体パネルに取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサンバイザを車両室内から見た斜
視図である。
【図2】本発明に係るサンバイザホルダを示す斜視図で
ある。
【図3】本発明に係るサンバイザホルダの縦断面図であ
る(天井材と車体パネルの厚みが大きい場合)。
【図4】本発明に係るサンバイザホルダの縦断面図であ
る(天井材と車体パネルの厚みが小さい場合)。
【図5】従来のサンバイザホルダを示す斜視図である。
【図6】図5のサンバイザホルダを車両に取り付けた状
態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 サンバイザ 2 サンバイザホルダ 3 フック部 4 開口部 5 上面 6 基部 7 クリップ部 8 ストッパ部 9 爪部 10 天井材 11 車体パネル 12 下端部 13 斜面 14 開口部 15 裏面 16 下端部 17 頂部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に、車両上下方向に弾性変形する爪
    部と、車両前後方向に弾性変形するクリップ部と、成形
    天井の開口縁に当接するストッパ部とを備え、下部にサ
    ンバイザシャフトを保持するフック部とを備えたサンバ
    イザホルダから成り、これを成形天井に設けた開口部に
    挿入し、上記ストッパ部を上記開口縁に当てて位置決め
    をすると共に、上記爪部で成形天井を挟み込み、上記ク
    リップ部で上記開口縁を押すことにより上記サンバイザ
    ホルダを車両に取り付けたことを特徴とするサンバイザ
    ホルダ取付構造。
  2. 【請求項2】 上記爪部が略コ字状または略S字状に形
    成され、その下端部で上記成形天井を挟み込み、上記ク
    リップ部が略くの字状部位を有し、この部位の斜面で上
    記開口縁を押すことにより、上記サンバイザホルダを車
    両に取り付けたことを特徴とする請求項1記載のサンバ
    イザホルダ取付構造。
  3. 【請求項3】 上記クリップ部に突片を設け、該突片で
    クリップ部を外方に向けて押し出すようにしたことを特
    徴とする請求項1または2記載のサンバイザホルダ取付
    構造。
JP21346596A 1996-08-13 1996-08-13 サンバイザホルダ取付構造 Pending JPH1058971A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21346596A JPH1058971A (ja) 1996-08-13 1996-08-13 サンバイザホルダ取付構造

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JP21346596A JPH1058971A (ja) 1996-08-13 1996-08-13 サンバイザホルダ取付構造

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JPH1058971A true JPH1058971A (ja) 1998-03-03

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ID=16639664

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JP21346596A Pending JPH1058971A (ja) 1996-08-13 1996-08-13 サンバイザホルダ取付構造

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JP (1) JPH1058971A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192945A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Neoex Lab Inc 車両用サンバイザーの軸受ホルダー
US8579010B2 (en) 2011-03-08 2013-11-12 Honda Motor Co., Ltd Sunshade hook
US9403420B2 (en) 2012-10-25 2016-08-02 Piolax, Inc. Sun visor holder

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192945A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Neoex Lab Inc 車両用サンバイザーの軸受ホルダー
US8579010B2 (en) 2011-03-08 2013-11-12 Honda Motor Co., Ltd Sunshade hook
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