JP3172851B2 - 自動車用ベルトモール構造 - Google Patents

自動車用ベルトモール構造

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JP3172851B2 JP25135393A JP25135393A JP3172851B2 JP 3172851 B2 JP3172851 B2 JP 3172851B2 JP 25135393 A JP25135393 A JP 25135393A JP 25135393 A JP25135393 A JP 25135393A JP 3172851 B2 JP3172851 B2 JP 3172851B2
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belt molding
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輝浩 飯島
猛彦 坂本
誠 中尾
教和 飯田
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Toyota Motor East Japan Inc
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Aisin Seiki Co Ltd
Kanto Auto Works Ltd
Aisin Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等におけるサイ
ドドアのドア本体の上縁部に沿って敷設されるベルトモ
ール及び特にその取付・固定用のクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】ハードトップ車等において、図5に示さ
れるように、フロントもしくはリヤサイドドアのドア本
体1の上縁部に沿って、ベルトモール2が敷設される。
このベルトモール2は、図6に示したように薄鋼板製の
ベース3に支持された上下2列の第1リップ4及び第2
リップ5を備えており、例えば図示のようにドア本体1
のドアアウタ6及びアウタリインフォース7の接合部に
て、クリップ8によって取り付けられて固定される。
【0003】ベルトモール2の第1リップ4及び第2リ
ップ5は、ドア本体1より昇降するドアガラス9に弾接
し得るようになっている。またドアインナ10側におい
て、リップ11,12を備えたウェザストリップ13が
ドアトリム14にて支持されていて、このように複数の
リップ4,5等が、ドアガラス9の両側から弾接する構
造となっている。
【0004】ここで、上記クリップ8は、図7にも示し
たように、その爪部8aによってベルトモール2のベー
ス3の下縁部に係合するようになっている。そして、こ
のクリップ8と結合したベルトモール2をドア本体1に
組み付ける場合、その舌片8bをアウタリインフォース
7の取付穴15に挿入する(図6、矢印C参照)。な
お、クリップ8は、図7に示されるように好適にはベル
トモール2の端末部(図5のB部)至近位置等に設定さ
れる。
【0005】ところで、全閉状態のドアガラス9におい
て、その車幅方向W(図6の矢印参照)の位置規制を行
う場合、例えば図6に示されるように第2リップ5の中
空内部に弾性体16を挿着する等の手法が採られてい
た。即ち、弾性体16によって特にその第2リップ5の
剛性を高めに設定し、これによりドアガラス9に対する
支持剛性を確保し、これを安定して支持しようというも
のである。或いはまた、図8(図5のB部平断面図)に
示したように、ベルトモール2の端末側で例えばドアイ
ンナ10等のパネル材にて、ボルト17等によりスタビ
ライザ18を取り付けることにより行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ベルトモール2においては、別体構成で成るスタビライ
ザ18を付加し、又は弾性体16を付設する構造となっ
ており、このため部品点数又はコスト等の点で改善の余
地があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑み、部品点数を有効
に削減し、ドアガラスの適正な位置規制を行い得る自動
車用ベルトモール構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による自動車用ベ
ルトモール構造にあっては、ベルトモールは、ドア本体
の上縁部に沿って敷設されると共に、ドアガラスに弾接
し得るリップを備え、クリップ部材を介して上記ドア本
体のドアパネルに固定されるが、特に、クリップ部材
は、上記ベルトモールに係合する爪部と上記ドア本体
の取付穴に挿入される舌片と、さらに上記リップの中空
部に挿着されるスタビライザとを備えており、このスタ
ビライザは、上記クリップ部材の側部から延出して屈曲
し、上記クリップ部材と一体的に形成されている。
【0009】
【作用】本発明によれば、ベルトモールの取付け固定用
のクリップを活用して、ベルトモールの端末部にてスタ
ビライザが設定される。このスタビライザは、これが挿
着されたリップがドアガラスに弾接する際、そのリップ
を所謂、底突きさせ、これによりドアガラスの特に車幅
方向の位置が規制される。特にスタビライザはクリップ
部材と一体形成され、従って比較的硬質であり、そのリ
ップを介してドアガラスを安定して支持することができ
る。このようにスタビライザの本来的機能を確保した上
で、クリップ部材との一体化により有効に部品点数を削
減することができる。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図4に基づき、従来例と実質
的に同一部材には同一符号を用いて、本発明による自動
車用ベルトモール構造の好適な実施例を説明する。
【0011】図1は、本実施例に係るドア本体1(例え
ばフロントサイドドア、図5参照)におけるベルトモー
ル2まわりの構成例を示している。図において、ベルト
モール2は、ドア本体1の上縁部に沿って敷設されると
共に、ドアガラス9に弾接する第1リップ4及び第2リ
ップ5を備えている。クリップ100は、比較的硬質な
合成樹脂材料等により形成されるが、従来例の場合と同
様に、その爪部100aがベルトモール2のベース3の
下縁部と係合し、両者が結合する。またクリップ100
の舌片100bがアウタリインフォース7の取付穴15
に挿入される。
【0012】図1に示されるように第2リップ5の中空
部5aには、スタビライザ101が挿着されている。こ
のスタビライザ101は、図示例のように比較的滑らか
な曲線断面を有するように、第2リップ5の中空部5a
の基部に設定される。本実施例において、スタビライザ
101は、クリップ100と一体形成されており、従っ
てそのクリップ100と同様に比較的硬質である。
【0013】クリップ100は、図2に示されるように
ベルトモール2の端末部至近位置に配設されるが、ベル
トモール2とクリップ100を結合させる場合、ベルト
モール2の空洞部2aにてクリップ100を矢印D方向
にスライドさせ、第2リップ5の端末開口部5bよりス
タビライザ101を挿通させる。図3に示されるよう
に、スタビライザ101は、クリップ100の側部から
延出して、概略ヘアピン状に屈曲成形される。本実施例
では、スタビライザ101の長さLは、例えば40mm
程度に設定され、図3において斜線により示した第2リ
ップ5の中空部5aに挿入されるようになっている。
【0014】本実施例による自動車用ベルトモール構造
によれば、ベルトモール2の端末部にてスタビライザ1
01が設定される。このスタビライザ101が挿着され
たベルトモール2の第2リップ5は、その自由状態では
図4の実線により示されるように、ドアガラス9とオー
バラップするように延出しているが、そのドアガラス9
と弾接すると、二点鎖線により示されるように撓み変形
する。スタビライザ101は、上述のようにクリップ1
00と一体形成されているため比較的硬質であり、従っ
てドアガラス9に弾接する第2リップ5を適正位置にて
底突きさせ、これによりドアガラス9の車幅方向Wの位
置を的確に規制することができる。
【0015】このようにベルトモール2の端末部にて、
第2リップ5に対してクリップ100と一体化したスタ
ビライザ101を設定することにより、全閉状態のドア
ガラス9を安定して支持することができる。しかも、こ
のスタビライザ101をクリップ100と一体化したこ
とにより、部品点数を削減することができる。
【0016】なお、スタビライザ101の形状又は大き
さ等は、上述の具体的数値例等に限定されるものではな
く、必要に応じて適宜変更することができる。また、ス
タビライザ101は好適には、クリップ100と一体的
に形成されるが、製造に際して両者を別に形成し、その
後、例えば溶着等によって一体化することも可能であ
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車用
ベルトモール構造によれば、ベルトモールの取付け固定
用クリップがスタビライザ機能を備えているので、従来
の如き別体のスタビライザを別途に設けることなく、ド
アガラスの位置を的確に規制することができる。この結
果、部品点数を有効に削減するばかりか、コストダウン
を図ることができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ベルトモール構造の一実施例
における縦断面図である。
【図2】本発明の自動車用ベルトモール構造におけるベ
ルトモールとその固定用クリップの結合関係を示す斜視
図である。
【図3】本発明の自動車用ベルトモール構造におけるベ
ルトモールとその固定用クリップの結合関係を示す分解
斜視図である。
【図4】本発明の自動車用ベルトモール構造におけるス
タビライザの作用を示すベルトモールのリップの部分拡
大図である。
【図5】従来の自動車用ベルトモール構造に係る車両の
側面図である。
【図6】図5のA−A線に沿う断面図である。
【図7】従来の自動車用ベルトモール構造におけるベル
トモールとその固定用クリップの結合関係を示す斜視図
である。
【図8】図5のB部平断面図である。
【符号の説明】
1 ドア本体 2 ベルトモール 3 ベース 4 第1リップ 5 第2リップ 6 ドアアウタ 7 アウタリインフォース 9 ドアガラス 10 ドアインナ 11,12 リップ 13 ウェザストリップ 100 クリップ 100a 爪部 100b 舌片 101 スタビライザ
フロントページの続き (72)発明者 中尾 誠 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 (72)発明者 飯田 教和 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−61416(JP,U) 実開 昭50−27518(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/04 B60J 1/17 B60R 13/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア本体の上縁部に沿って敷設されると
    共に、ドアガラスに弾接し得るリップを備え、クリップ
    部材を介して上記ドア本体のドアパネルに固定されるよ
    うにしたベルトモールにおいて、 上記クリップ部材は、上記ベルトモールに係合する爪部
    と、上記ドア本体の取付穴に挿入される舌片と、さらに
    上記リップの中空部に挿着されるスタビライザとを備
    上記スタビライザは、上記クリップ部材の側部から延出
    して屈曲しており、上記クリップ部材と一体形成されて
    いる ことを特徴とする自動車用ベルトモール構造。
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