JP5998097B2 - カーテンエアバッグ - Google Patents

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本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に、乗員保護を目的として車両室内の側面部に沿って膨張展開するカーテンエアバッグに関するものである。
カーテンエアバッグは、車両が側面衝突からロールオーバに移行した場合であっても、乗員の頭部や上半身が衝突する可能性のある領域をすべてカバーするために、車両の側面に沿って展開する必要がある。
このため、カーテンエアバッグは、車両室内の側面上部に位置するルーフサイドレールなどの車体に取付けられ、さらにドア上方に位置するルーフトリムなどのガーニッシュと車体との間の収納スペースに巻回された状態で収納されている。
カーテンエアバッグは、通常、その上端部に所定間隔で複数のタブが設けられている。各タブを例えばボルトによって車体に取付けることで、カーテンエアバッグは、車両室内の側面上部から吊り下げられる。
特許文献1には、カーテンエアバッグの上端部に取付片部(タブ)を複数設け、各タブにブラケットを取付けたカーテンエアバッグが記載されている。このカーテンエアバッグでは、ブラケットと車体とでタブを挟み込み、ボルトで固定することで、タブをブラケットとともに車体に取付けている。
特許文献2には、ボルトなどを用いずにブラケットにタブを固定するカーテンエアバッグが記載されている。タブは、基端部に形成された第1係止孔と、先端部に形成された第2係止孔とを有する。ブラケットは、バッグ支持部と取付部とを備えている。バッグ支持部は、折り畳み状態のカーテンエアバッグに密着し支持するとともにその支持面に挿入口が形成されている。取付部は、バック支持部から突出するように設けられ車体に取付けられる。
特許文献2では、ブラケットの取付部にタブの第1係止孔を通した後、タブの先端部をバッグ支持部の挿入口に通す手順、続いてタブを折り返して第2係止孔をブラケットの取付部に通す手順を経て、カーテンエアバッグがブラケットに対し強固に固定されるとしている。
特開2005−104234号公報 特開2012−101595号公報
カーテンエアバッグの上端部にタブを確実に縫製するためには、いわば縫製「しろ」が必要とされる。例えば、縫製しろが短すぎると、タブをうまく縫い付けられない場合があるため、縫製しろは、最低でも数センチ程度の長さが必要となる。なお以下では、縫製しろを「余り部」と称する。
カーテンエアバッグは、収納時に例えばタブの余り部が一緒に巻き込まれないような巻き回され方を採る場合がある。この場合には、タブの余り部は、巻回されたカーテンエアバッグの外部に露出することになる。この露出したタブの余り部は、例えばルーフサイドレール(車体)とガーニッシュとの間に噛み込まれる可能性がある。
余り部が噛み込まれた状態では、展開時に余り部が引っ張られてしまい、カーテンエアバッグは、意図しない方向に展開し所望の展開挙動を得られないことがある。
なお特許文献1および特許文献2に記載の技術は、車体に取付けられるブラケットにタブを固定する構成を開示しているものの、タブの余り部の噛み込みに起因してカーテンエアバッグが予期しない展開挙動をする点について、何ら対策が講じられていない。
本発明は、このような課題に鑑み、車体とガーニッシュとの間にタブの余り部が噛み込まれず、所望の展開挙動を得ることができるカーテンエアバッグを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるカーテンエアバッグの代表的な構成は、車両室内の側面上部に巻回されて収納され、側面に沿って膨張展開するカーテンエアバッグであって、ガスを利用して膨張するクッション部と、側面上部からカーテンエアバッグを吊り下げるタブと、を備え、タブは、側面上部からクッション部まで延びクッション部の外表面に縫製される本体部と、本体部が縫製された部位からさらに延びている余り部とを有し、余り部は、巻回されたクッション部の外表面に保持されていることを特徴とする。
ここで、カーテンエアバッグの収納状態について説明する。カーテンエアバッグは、クッション部が巻回された状態で、車室内の側面(車体)と、車室内のルーフから側面にかけて組み付けられたルーフトリムなどのガーニッシュとの間に収容される。側面衝突などの緊急時にカーテンエアバッグにガスが供給されてカーテンエアバッグが膨張すると、カーテンエアバッグにガーニッシュが押され、車室内の側面上部に接触していたガーニッシュの端部が下降する。これによってガーニッシュと車室側面との間に生じた間隙からカーテンエアバッグが現れ、車室側面に沿って膨張展開する。
タブの余り部は、本体部をクッション部に縫製するための「のりしろ」のごときものであり、いわば縫製「しろ」である。したがって、余り部は、本体部を縫製した後には、無用となる。さらに、クッション部が、余り部を一緒に巻き込まないような巻き回され方をした場合、余り部は、巻き回されたクッション部の外部に露出することとなる。この露出した余り部がガーニッシュと車室側面との間に噛み込まれると、カーテンエアバッグは予期しない展開挙動をするおそれがある。
しかし、本発明の構成によれば、露出したタブの余り部は、クッション部の外表面に保持されている。したがって、タブの余り部は、カーテンエアバッグの収納状態において、車室側面(車体)とガーニッシュとが接触する箇所に噛み込まれることがない。よって、カーテンエアバッグは、所望の展開挙動を得ることができる。
上記の余り部は、クッション部の外表面に接着されることによって、外表面に保持されているとよい。これにより、クッション部の外表面に余り部を接着するという簡素な構成で、クッション部の外表面に余り部を保持できる。
上記の余り部は、クッション部の外表面に縫製されることによって、外表面に保持されているとよい。このように、クッション部の外表面に余り部を縫製することで、クッション部の外表面に余り部を確実に保持できる。
上記の余り部は、タブをクッション部に対して縫製する際の位置決めのための位置決め部を有するとよい。これにより、タブをクッション部に縫製する際に、位置決め部を用いることで、クッション部に対してタブの位置決めを行うことができる。
上記の位置決め部は、複数の孔部からなるとよい。この場合には、クッション部に対してタブの位置を規定するためのロケートピンなどを孔部に通すことで、縫製の際の位置決めが可能となる。
上記の余り部は、本体部よりも幅広な幅広部を有し、カーテンエアバッグは、幅広部の縁を通ってクッション部の外表面に巻き付くことによって外表面に余り部を保持する保持部材をさらに備え、保持部材は、クッション部の展開時には破断するとよい。これにより、余り部の幅広部は、クッション部が巻回された状態で、保持部材によってクッション部の外表面に保持される。よって、クッション部の外表面に余り部を確実に保持できる。また、保持部材は、クッション部の展開時には破断するので、展開を妨げることはない。
本発明によれば、車体とガーニッシュとの間にタブの余り部が噛み込まれず、所望の展開挙動を得ることができるカーテンエアバッグを提供することができる。
本発明の第1実施形態におけるカーテンエアバッグを例示する概略図である。 図1のカーテンエアバッグのA−A断面図である。 図1のカーテンエアバッグが展開した状態を例示する図である。 図3のカーテンエアバッグの一部を例示する図である。 比較例のカーテンエアバッグを例示する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の第1実施形態におけるカーテンエアバッグを例示する概略図である。図1(a)は、カーテンエアバッグの非展開時(収納時)を例示している。また、図1(a)に例示するカーテンエアバッグは、車両の右側面用のものであるが、図示を省略する左側面用のカーテンエアバッグも同様の対称な構造を有する。図1(b)は、図1(a)の一部を拡大して例示する図である。図2は、図1のカーテンエアバッグのA−A断面図である。なお図中の矢印Xは、車内側を示している。
カーテンエアバッグ100は、図1(a)に示すように、ガス発生装置であるインフレータ102を備えていて、インフレータ102から供給されるガスの圧力によりクッション部104が膨張展開して乗員を拘束するものである。クッション部104は、例えば、その表面を構成する基布を表裏で縫製したり、OPW(One-Piece Woven)を用いて紡織したりすることにより袋状に形成される。
カーテンエアバッグ100は、図1(a)に示すように巻回された状態で、図中仮想線で示すルーフサイドレール106に取り付けられている。ルーフサイドレール106は、車両108の車両室内の側面上部に位置していて車体の側壁を形成している。巻回されたカーテンエアバッグ100は、図2に示すように収納スペース110に収納されている。収納スペース110は、例えばルーフサイドレール106に、ルーフトリムなどのガーニッシュ112を組み付けて形成される。なおガーニッシュ112は、図1(a)では図示を省略している。
車両108は、車両前方から前部座席114および後部座席116が配置された2列シートの車両である。車両108の側面部には、車両前方からサイドウィンドウ118、120が設置されている。各サイドウィンドウ118、120の車両前後方向には、ルーフ(天井)を支えるピラー(柱)が設けられている。これらのピラーは、車両108の前方からフロントピラー122、センタピラー124、リアピラー126と呼ばれる。
カーテンエアバッグ100は、側面衝突などの緊急時にガスが供給されてクッション部104が膨張すると、クッション部104によってガーニッシュ112が車内側に押され、図2に例示するルーフサイドレール106に接触していたガーニッシュ112の端部112aが下降する。これによって、ガーニッシュ112とルーフサイドレール106との間に生じた間隙からクッション部104が現れ、車室側面に沿って膨張展開する。
図3は、図1のカーテンエアバッグ100が展開した状態を例示する図である。カーテンエアバッグ100のクッション部104は、緊急時に膨張する膨張領域128と、膨張せず、膨張領域128を区画する図中ハッチングで示す非膨張領域130と、タブ132とを有する。膨張領域128は、さらに複数のシーム部134によって区画されていて、乗員との接触が想定される複数のチャンバ136を含んでいる。なおシーム部134は、クッション部104の表裏の基布を接合する等により形成される。これらのチャンバ136は、サイドウィンドウ118、120等への衝突から乗員の頭部を保護し、あるいはロールオーバ時に乗員が車外へ飛び出すことを防止する。
タブ132は、図示のように、クッション部104の上端部138に所定間隔で複数(図中では7つ)設けられる帯状の部材である。また、タブ132は、車体すなわち上記ルーフサイドレール106に固定されるブラケット140に取付けられている。
図4は、図3のカーテンエアバッグ100の一部を例示する図である。図4(a)は、タブ132がブラケット140に取付けられた状態を例示する図である。図4(b)は、クッション部104に対してタブ132を縫製する際の様子を示す概略図である。
図4(a)に示すブラケット140は、例えば金属製であって、ボルト孔142とタブ132が通され折り返される挿通孔144とを有する。ブラケット140は、例えば図2に示すように、ボルト孔142を貫通したボルト146がナット148と螺合することで、ルーフサイドレール106に固定される。
図4(a)に示すようにタブ132は、ブラケット140の挿通孔144で折り返され重ねられた状態で、クッション部104の外表面104aに縫製ライン150で示すように縫製され取付けられている。このように、タブ132がブラケット140に取付けられ、さらにタブ132の一部がクッション部104の外表面104aに縫製されることで、車両室内の側面上部からクッション部104を含むカーテンエアバッグ100を吊り下げることができる。
タブ132は、本体部152と余り部154とを有する。本体部152は、ブラケット140の挿通孔144で折り返されクッション部104まで延びる部分であり、クッション部104の外表面104aに縫製ライン150で示すように縫製されている。
余り部154は、本体部152が縫製された部位すなわち縫製ライン150近傍からさらに延びている部分である。余り部154は、本体部152よりも幅広となるように幅広部156を有する。ここで、余り部154は、本体部152をクッション部104の外表面104aに確実に縫製するための、いわば縫製「しろ」である。余り部154が短すぎると、タブ132の本体部152をうまく縫い付けられない場合があるため、余り部154は、最低でも数センチ程度の長さが必要となる。このように、余り部154は、あくまで本体部152を縫製する際に用いられる部分に過ぎない。
また、タブ132の余り部154には、図4(a)に示すように、複数(ここでは2つ)の孔部157が形成されている。孔部157は、図4(b)に示すように、ミシン200などを用いて、タブ132をクッション部104に対して縫製する際の位置決め部となる。すなわち縫製の際、孔部157には、ロケートピン202などが通され、この状態で縫製ライン150で示すように縫製される。なおロケートピン202は、クッション部104に対してタブ132の位置を規定するものである。このように縫製「しろ」であるタブ132の余り部154に位置決め部としての孔部157を形成することで、クッション部104に対してタブ132の位置決めを可能とし、さらにタブ132の本体部152をクッション部104に確実に縫製できる。
再び図1および図2を参照して、カーテンエアバッグ100の収納状態について説明する。以下では一例として、クッション部104が、図2に示すようにタブ132の余り部154がクッション部104に一緒に巻き込まれないような巻き回され方をしている場合を想定する。このような場合、タブ132の余り部154は、巻回されたクッション部104の外部に露出することになる。
図1(b)に示すようにカーテンエアバッグ100は、余り部154の幅広部156の少なくとも縁156aを通って、クッション部104の外表面104aに巻き付く保持部材(テープ158)をさらに備える。
タブ132の余り部154は、図2に示すように、巻回されたクッション部104の外部に露出した状態であっても、テープ158によってクッション部104の外表面104aに保持されている。また、テープ158は、クッション部104の展開時にはチャンバ136(図3参照)が膨張する圧力によって破断する脆弱な部材であり、クッション部104の展開を妨げることはない。
図5は、比較例のカーテンエアバッグ10を例示する図である。図5(a)は、図1(b)に対応して示されている。図5(b)は、図5(a)のB−B断面を示していて、図2に対応して示されている。なお、各図中では、上記実施形態のカーテンエアバッグ100に示す部材と同一部材には同一符号を付し、説明を適宜省略する。
比較例のカーテンエアバッグ10は、タブ12の余り部14に上記幅広部156が設けられていない点で、上記カーテンエアバッグ100と異なる。カーテンエアバッグ10では、図5(a)に示すように、クッション部104の外表面104aにのみテープ158が巻き付いている。このため、タブ12の余り部14は、図5(b)に示すように、クッション部104の外表面104aに保持されていない状態で、巻回されたクッション部104の外部に露出している。
さらに、露出したタブ12の余り部14は、図5(b)に示すように、収納スペース110を形成するガーニッシュ112の端部112aと、この端部112aに接触するルーフサイドレール106との間に噛み込まれている。この噛み込みは、カーテンエアバッグ10を収納スペース110に収納する際に生じ得る。
まず、タブ12の余り部14は、ある程度の長さを有し、さらに巻回されたクッション部104の外表面104aに保持されていないため、図5(b)に示すように垂れ下がりあるいは突出した状態となる。その状態で、クッション部104の車外側に配置したガーニッシュ112を、ルーフサイドレール106に組付けた場合、タブ12の余り部14がガーニッシュ112の端部112aとルーフサイドレール106との間に噛み込まれてしまう。
タブ12の余り部14が噛み込まれると、カーテンエアバッグ10の展開時に余り部14が引っ張られて、展開挙動に影響を与えてしまう。特に、所定間隔で複数設けられたタブ12の余り部14がそれぞれ噛み込まれていると、カーテンエアバッグ10では、クッション部104が意図しない方向に展開するなどして所望の展開挙動を得られない可能性がある。
これに対して、本実施形態におけるカーテンエアバッグ100によれば、巻回されたクッション部104の外部に露出したタブ132の余り部154は、幅広部156を通るテープ158によってクッション部104の外表面104aに保持されている。したがって、タブ132の余り部154は、カーテンエアバッグ100の収納状態において、ルーフサイドレール106とガーニッシュ112とが接触する箇所に噛み込まれることがない。よって、カーテンエアバッグ100によれば、クッション部104が所望の展開挙動を得ることができる。
なお上記実施形態では、ルーフサイドレール106などの車体に取付けられるブラケット140にタブ132を固定することで、車両室内の側面上部からクッション部104を吊り下げるようにしたが、これに限られない。
一例として、ブラケット140を介さずタブ132をボルト146などにより直接車体に取付けることで、クッション部104を吊り下げるようにしても構わない。このような場合であっても、タブ132の余り部154は、クッション部104の外表面104aに保持されているので、上記噛み込みが防止される。
したがって、カーテンエアバッグ100において、ブラケット140を用いない場合であっても、タブ132の余り部154に起因して、クッション部104が予期しない展開挙動をするおそれがなく、所望の展開挙動を得ることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記実施形態においては本発明にかかるカーテンエアバッグを自動車に適用した例を説明したが、自動車以外にも航空機や船舶などに適用することも可能であり、同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に、乗員保護を目的として車両室内の側面部に沿って膨張展開するカーテンエアバッグに利用することができる。
100…カーテンエアバッグ、102…インフレータ、104…クッション部、104a…外表面、106…ルーフサイドレール、108…車両、110…収納スペース、112…ガーニッシュ、114…前部座席、116…後部座席、118、120…サイドウィンドウ、122…フロントピラー、124…センタピラー、126…リアピラー、128…膨張領域、130…非膨張領域、132…タブ、134…シーム部、136…チャンバ、138…上端部、140…ブラケット、142…ボルト孔、144…挿通孔、146…ボルト、148…ナット、150…縫製ライン、152…本体部、154…余り部、156…幅広部、156a…縁、157…孔部、158…テープ、200…ミシン、202…ロケートピン

Claims (4)

  1. 車両室内の側面上部に巻回されて収納され、該側面に沿って膨張展開するカーテンエアバッグであって、
    ガスを利用して膨張するクッション部と、
    前記側面上部から前記クッション部を吊り下げるタブと、を備え、
    前記タブは、
    前記側面上部から前記クッション部まで延び該クッション部の外表面に縫製される本体部と、
    前記本体部が縫製された部位から延びていて前記クッション部の外表面に縫製されていない余り部とを有し、
    前記余り部は、前記タブを前記クッション部に対して縫製する際の位置決めのための位置決め部を有し、前記巻回されたクッション部の外表面に接着または縫製されることによって、該外表面に保持されていることを特徴とするカーテンエアバッグ。
  2. 車両室内の側面上部に巻回されて収納され、該側面に沿って膨張展開するカーテンエアバッグであって、
    ガスを利用して膨張するクッション部と、
    前記側面上部から前記クッション部を吊り下げるタブと、を備え、
    前記タブは、
    前記側面上部から前記クッション部まで延び該クッション部の外表面に縫製される本体部と、
    前記本体部が縫製された部位から延びていて前記クッション部の外表面に縫製されていない余り部であって、前記巻回されたクッション部の外表面に保持されている余り部とを有し、
    前記余り部は、前記巻回されたクッション部に対して縫製する際の位置決めのための位置決め部を有することを特徴とすカーテンエアバッグ。
  3. 前記位置決め部は、複数の孔部からなることを特徴とする請求項またはに記載のカーテンエアバッグ。
  4. 前記余り部は、前記本体部よりも幅広な幅広部を有し、
    当該カーテンエアバッグは、前記幅広部の縁を通って前記クッション部の外表面に巻き付くことによって該外表面に前記余り部を保持する保持部材をさらに備え、
    前記保持部材は、該クッション部の展開時には破断することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ。
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