JP5948296B2 - カーテンエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に、乗員保護を目的として車両室内の側面部に沿うように膨張展開するクッション部材を備えたカーテンエアバッグ装置に関するものである。
近年の車両にはエアバッグがほぼ標準装備されている。エアバッグは、車両衝突などの緊急時に作動する安全装置であって、ガス圧で膨張展開して乗員を受け止めて保護する。エアバッグには、設置箇所や用途に応じて様々な種類がある。例えば、前後方向からの衝突から運転者を守るために、ステアリングの中央にはフロントエアバッグが設けられている。また、側面衝突やそれに続いて起こるロールオーバ(横転)から乗員を守るために、壁部の天井付近にはサイドウィンドウに沿って膨張展開するカーテンエアバッグが設けられている。
カーテンエアバッグのクッション部材は、車室側壁のサイドウィンドウ等を覆う大きな形状を有し、下方から巻回または折り畳まれた細長な収納形態となって車室側壁の上部に搭載されている。このようなカーテンエアバッグは、収納形態の保持とスムーズな膨張展開とを可能にするために、樹脂製のプロテクタを備えている場合がある(例えば特許文献1)。プロテクタは、収納形態のクッション部材に沿った長尺な形状を有していて、主に収納形態のクッション部材の上方側および車室側壁側を覆う。クッション部材は膨張展開時にプロテクタから反力を得ることによって、目的方向に展開可能である。その一方でクッション部材が目的方向以外に展開しようとするなどの無駄な挙動が抑えられ、クッション部材が車室側壁側の他の部材等に干渉するおそれ等も防ぐことが可能になる。
特開2009−23439号公報
上述したプロテクタは、なるべく簡潔な構成でクッション部材とのユニット化が可能であれば、組付け作業時等において都合がよい。例えば特許文献1のエアバッグ装置では、プロテクタにツメ状の係合片を設け、クッション部材を包むカバー部材(布材)にこの係合片を挿し込む係合孔を設け、これらによってプロテクタとクッション部材とがユニット化できる構成になっている。
ところで、許文献1ではプロテクタとのユニット化に関する構成に注力がなされているものの、カーテンエアバッグに対しては車両への組付けにも配慮した構成が望まれている。プロテクタは、上述したようにクッション部材に反力を与える役割等を有していて、そのためにクッション部材の車両への固定点の付近に設置されることが多い。その場合、クッション部材は、プロテクタと簡単にユニット化できる構成であることに加えて、車両への組付け位置も調整しやすい構成であると好適である。
本発明は、このような課題に鑑み、クッション部材にプロテクタを簡単に連結することができ、クッション部材の車両への組付け位置の調製もしやすいカーテンエアバッグ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるカーテンエアバッグ装置の代表的な構成は、袋状に構成され、巻回または折り畳まれることで細長な収納形態となって車室側壁の上部に搭載されるクッション部材と、クッション部材に取り付けられて少なくともクッション部材と車室側壁との間に配置されるプロテクタと、クッション部材の上縁に設けられて収納形態のクッション部材から上方へ帯状に突出するタブ部材であって、車室側壁に固定される第1タブおよびプロテクタに連結される第2タブを含んだタブ部材と、を備えることを特徴とする。
上記のクッション部材は、第1タブと第2タブとを用いた簡潔な構成で、プロテクタとの連結(ユニット化)と、車室側壁への固定とを実現している。特に、車室側壁への固定に用いる第1タブは、プロテクタと連結される第2タブとは独立しているため、車室側壁への固定点の位置調節が行いやすくなっている。このようにして上記構成では、クッション部材とプロテクタとをユニット化することと、車両組付け位置の調節のしやすさとの両立を図っている。
上記の第2タブは、第1タブの近傍に設けられるとよい。第1タブは車室側壁へ固定されるため、第2タブを第1タブの近傍に設けてプロテクタと連結することで、プロテクタを好適に支えることが可能になる。例えば、第2タブは少なくとも2つ備えられ、2つの第2タブは前記第1タブの車両前後方向の両脇にそれぞれ設けられてもよい。この構成によれば、プロテクタをさらに好適に支えることができる。
上記のプロテクタは、第2タブの位置に対応して設けられた板状の留め板部と、留め板部に嵌合し留め板部との間で第2タブを挟んで把持する受け板部と、を有するとよい。これによると、留め板部と受け板部とで第2タブを挟む簡潔な構成で、プロテクタをクッション部材に取り付けることが可能になる。
上記のプロテクタはさらに、留め板部から突出し、第2タブを貫通するピンと、受け板部を、留め板部との間で第2タブを挟む閉状態または挟まない開状態へ開閉可能にするヒンジ部と、受け板部に設けられ、留め板部に嵌合して受け板部の閉状態を保持するフックと、を有してもよい。この構成によると、開閉可能な留め板部と受け板部とで第2タブを挟む簡単な操作で、プロテクタをクッション部材に取り付けることができる。したがって、作業時の労力が減り、作業時間が短縮される。
上記の受け板部は、留め板部のピンの位置に対応して受け板部を貫通して設けられるピン受け孔を有し、ピンは、ピン受け孔を通って閉状態の受け板部を貫通可能な突出量を有するとよい。受け板部を閉じた際にピンが受け板部を貫通する程度に突出していることで、第2タブがピンから脱落することを防ぎ、第2タブをより好適に把持することが可能になる。
当該カーテンエアバッグ装置はさらに、第1タブの車室側壁側に配置される第1プレート部材と、第1タブの車室内側に配置される第2プレート部材と、第2プレート部材、第1タブおよび第1プレート部材に通されて、これらを車室側壁に締結する締結部材と、を備えてもよい。これら各プレート部材および締結部材を備えることで、第1タブを車室側壁に好適に固定することが可能になる。
本発明によれば、クッション部材にプロテクタを簡単に連結することができ、クッション部材の車両への組付け位置の調製もしやすいカーテンエアバッグ装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態にかかるカーテンエアバッグ装置を例示した図である。 図1(a)のプロテクタ付近の拡大斜視図である。 図2(a)のプロテクタおよびクッション部材の各断面図である。 図2(c)の第1タブを中心とした構成を例示する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかるカーテンエアバッグ装置(エアバッグ100)を例示した図である。図1(a)は車両室内を車幅方向の車内側から見た図であって、エアバッグ100のクッション部材102の収納形態を例示している。クッション部材102は緊急時に膨張展開して乗員を保護する部位であって、図1(b)ではこのクッション部材102の膨張展開時を例示している。なお、本願において「上」と表現する場合は注目箇所から見て車両天井方向を示し、「下」と表現する場合は注目箇所から見て車両床方向を示す。
図1(a)に例示するように、クッション部材102は、巻回されて車両前後に細長いロール状の収納形態となって、車室側壁の上部(ルーフサイドレール104)に取り付けられ、車両106に搭載される。通常は、ルーフサイドレール104はルーフトリム(図示省略)で覆われるため、搭載されたクッション部材102は車両室内からは視認不能である。なお、クッション部材102の収納形態は、折り畳みによっても実現することができる。
エアバッグ100はガス発生装置であるインフレータ108をクッション部材102の上部に備えていて、クッション部材102はインフレータ108から供給されるガスの圧力によって膨張して乗員を拘束する。本実施形態で採用しているインフレータ108は、シリンダ型(筒型)のものである。現在普及しているインフレータには、ガス発生剤が充填されていてこれを燃焼させてガスを発生させるタイプや、圧縮ガスが充填されていて熱を発生させることなくガスを供給するタイプ、さらにはガス発生剤と圧縮ガスとを両方備えたタイプのものなどがある。インフレータ108としては、いずれのタイプも利用可能である。
図1(a)の状態において、車両106に側面衝突時やロールオーバ(横転)等が発生すると、まず車両106に備えられたセンサ(図示省略)が衝撃を感知し、これに起因してインフレータ108へ信号が発信される。この信号を受けることでインフレータ108が作動し、ガスがクッション部材102へ供給される。クッション部材102は、インフレータ108からのガスを受給すると、図1(b)に例示するように、車室の側壁(図1(a)のサイドウィンドウ110等)に沿うように下方へ向かって膨張展開し、乗員の保護を行う。
クッション部材102は、カーテンエアバッグ用のものとして、車室内の側面に沿って拡がることのできる大きな形状となっている。クッション部材102は、その表面を構成する2枚の基布を重ねて縫製や接着することや、OPW(One-Piece Woven)を用いての紡織などによって袋状に形成されている。
クッション部材102の膨張領域は、乗員が接触し得る位置などを考慮して、複数の小部屋(チャンバ)に区画されている。例えば、車両前側には、前部座席112の乗員を受け止めることを目的としてチャンバ114、116等が設けられている。また、車両後側には、後部座席118の側方にはチャンバ120等が設けられている。
車両への取付部位として、クッション部材102の上縁126には取付タブ128が複数設けられている。取付タブ128は帯状であって、ボルト等を使用して、ルーフサイドレール104に取り付けられる。また、クッション部材102の前端には、紐状のストラップ130が設けられている。ストラップ130は、クッション部材102をフロントピラー105につなぐ部材であって、クッション部材102の膨張展開時の揺動を抑えて展開挙動を安定させ、加えてクッション部材102に車両前後方向への張力を与える働きを有している。
図1(a)に例示するように、クッション部材102のうちセンタピラー107の付近には、プロテクタ132が取り付けられている。プロテクタ132は、後述する連結部134a、134bを利用して、クッション部材102に取り付けられている。プロテクタ132は樹脂製であって、少なくともクッション部材102とルーフサイドレール104との間に配置され、クッション部材102と他の部材等との干渉の防止や、クッション部材102が膨張展開する際にクッション部材102に反力を与える役割などを担っている。
図2は、図1(a)のプロテクタ132付近の拡大斜視図である。図2(a)に例示するように、プロテクタ132の本体部136は、収納形態のクッション部材102のルーフサイドレール104側(図2中奥側)に沿って配置され、クッション部材102がルーフサイドレール104側の他の部材等に干渉することを防いでいる。
プロテクタ132における本体部136の車両前方側(図2中左側)の上部からは、車幅方向の車内側(図2中手前側)へ向かって上面部138が延びている。上面部138はクッション部材102の上方に位置することで、クッション部材102が膨張展開する際にクッション部材102が搭載位置から上方へ移動することを防ぎ、クッション部材102に車室内の下方へ向かわせるための反力を与える。
本実施形態では、本体部136の上部の2箇所に連結部134a、134bが設けられている。図2(b)は、図2(a)の連結部134a、134bを開いた状態を例示した図である。図2(b)に例示するように、プロテクタ132の連結部134a、134bは、クッション部材102の第2タブ142a、142bにそれぞれ連結される構造となっている。
図2(c)は、図2(b)のクッション部材102とプロテクタ132とを分離した図である。図2(c)に例示するように、クッション部材102のうちプロテクタ132が取り付けられる領域には、第1タブ140および第2タブ142a、142bの2種類のタブ部材が設けられている。各タブ部材は共に、クッション部材102の上縁126(図1(b)参照)に設けられていて、収納形態のクッション部材102から上方へ帯状に突出している。
第1タブ140は、ルーフサイドレール104に固定される、やや大型のタブ部材である。一方、第2タブ142a、142bは、第1タブ140よりも小型のタブ部材である。この2つの第2タブ142a、142bは、第1タブ140近傍の車両前後方向の両脇にてそれぞれ設けられている。
互いに同様の構造を有する連結部134a、134bを代表して、以下、連結部134aの構造を説明する。連結部134aは、留め板部144と受け板部146とで第2タブ142aを挟んでこれに連結する構造となっている。まず留め板部144は、本体部の上縁から車両上方へ板状に延びている部位であって、第2タブ142aの位置に対応して設けられている。この留め板部144にはピン148が車内側へ突出していて、このピン148に第2タブ142aの孔部150を通して第2タブ142aを掛けることが可能になっている。
受け板部146は、第2タブ142aを留め板部144との間で挟んで把持する。受け板部146は、ヒンジ部152を介して留め板部144の上部に接続していて、ヒンジ部152によって留め板部144との間で第2タブ142aを挟む閉状態、または挟まない開状態へ開閉することが可能になっている。この受け板部146には、留め板部144のピン148の位置に対応して、ピン受け孔154が受け板部146を貫通するよう設けられている。
図3は図2(a)のプロテクタ132およびクッション部材102の各断面図であって、図3(a)は、図2(a)のA−A断面図である。図3(a)に例示するように、ピン148の突出量は、第2タブ142aを貫通してピン受け孔154を通り、閉状態の受け板部146を貫通する程度に設定されている。この構成によって、第2タブ142aのピン148からの脱落を防ぎ、受け板部146および留め板部144によって第2タブ142aをより好適に把持することが可能になっている。
また、図2(b)に例示するように、受け板部146には2つのフック156が設けられていて、留め板部144にはフック156に対応して第2タブ142aの両脇に挿込孔158が設けられている。図3(b)は、図2(a)のB−B断面図である。図3(b)に例示するように、フック156が留め板部144の挿入孔154に嵌合することで、受け板部146は閉状態を保持することが可能になっている。
これら構成の連結部によって、プロテクタ132は、留め板部144と受け板部146とで第2タブ142aを挟むだけの簡単なワンタッチ操作で、クッション部材102に連結することができる。したがって、クッション部材102とプロテクタ132をユニット化する際の作業時の労力を減らし、その作業時間を短縮可能になっている。また、この連結部であれば、部品点数を増やすことのない簡潔な構成で、プロテクタ132とクッション部材102とをユニット化することができる。
図2(c)に例示した第1タブ140の構成について説明する。図4は図2(c)の第1タブ140を中心とした構成を例示する図であって、図4(a)は第1タブ140周辺の分解図である。図4(a)に例示するように、第1タブ140には、その中央に、ルーフサイドレール104への締結部材であるボルト170を通す中央孔141が設けられている。そして、主に金属製の2種類のプレート部材が使用されて、ルーフサイドレール104へと締結される構成となっている。
まず、第1タブ140のルーフサイドレール104側には第1プレート部材160が設けられる。第1プレート部材160は平面的な形状であって、締結部材であるボルト170を通す四角形の孔部162を中央に有している。また、第1プレート部材160は、左右両端にルーフサイドレール104側へ突出したL字フック164を有していて、このL字フック164をルーフサイドレール104側の所定の孔部等に挿し込んで位置決めすることが可能になっている。
第2プレート部材166は、第1タブ140の車室内側に配置される。第2プレート部材166にも、ボルト170を通す孔部168が中央に設けられている。そして、ボルト170は、第2プレート部材166、第1タブ140および第1プレート部材160に通されて、これらをルーフサイドレール104に締結する。
図4(b)は、図2(a)のC−C断面図である。図4(b)に例示するように、ボルト170をルーフサイドレール104に締結することで、クッション部材102は第1タブ140で吊り下げられるようにして車両に搭載される。前述した第2タブ142a、142b(図2(c)等参照)は、このルーフサイドレール104に締結された第1タブ140の近傍に設けられ、その位置にてプロテクタ132と連結している。このように、当該エアバッグ100では、車両への固定点である第1タブ140と、プロテクタ132との連結箇所である第2タブ142a、142bとが近い位置に設けられているため、プロテクタ132を揺動等させることなくより好適に支えることが可能になっている。
クッション部材102の搭載位置は、第1タブ140の長さに影響されている。クッション部材102は、その下方にセンタピラー107(図1(a)参照)が存在していて、センタピラー107(特にピラーガーニッシュ)を乗り越えて車両内側へ膨張展開する必要がある。そのために、プロテクタ132は、クッション部材102に対してセンタピラー107を乗り越えさせるジャンプ台としての役割も果たしている。そして、クッション部材102がセンタピラー107を乗り越えるためには、クッション部材102とセンタピラー107との位置関係を決定づけている第1タブ140の長さが重要となる。
本実施形態では、第1タブ140は、プロテクタ132と連結される第2タブ142a、142bから独立しているため、例えば第1タブ140の長さのみを変更するなど、ルーフサイドレール104への固定点の位置調節が非常に行いやすくなっている。したがって、クッション部材102は、センタピラー107を乗り越えて膨張展開できるよう、目的の姿勢に容易に設定することが可能である。このようにして本実施形態では、前述したクッション部材102とプロテクタ132とがワンタッチでユニット化できることと共に、車両組付け位置の調節のしやすさも両立している。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、以上に述べた実施形態は、本発明の好ましい例であって、これ以外の実施態様も、各種の方法で実施または遂行できる。特に本願明細書中に限定される主旨の記載がない限り、この発明は、添付図面に示した詳細な部品の形状、大きさ、および構成配置等に制約されるものではない。また、本願明細書の中に用いられた表現および用語は、説明を目的としたもので、特に限定される主旨の記載がない限り、それに限定されるものではない。
したがって、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記実施形態においては本発明にかかるエアバッグ100を自動車に適用した場合を想定して説明したが、自動車以外にも航空機や船舶などに適用することも可能であり、同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に、乗員保護を目的として車両室内の側面部に沿うように膨張展開するクッション部材を備えたカーテンエアバッグ装置に利用することができる。
100…エアバッグ、102…クッション部材、104…ルーフサイドレール、105…フロントピラー、106…車両、107…センタピラー、108…インフレータ、110…サイドウィンドウ、112…前部座席、114、116…前部座席の横のチャンバ、118…後部座席、120…後部座席の横のチャンバ、126…クッション部材の上縁、128…取付タブ、130…ストラップ、132…プロテクタ、134a、134b…連結部、136…プロテクタの本体部、138…プロテクタの上面部、140…第1タブ、142a、142b…第2タブ、144…留め板部、146…受け板部、148…ピン、150…第2タブの孔部、152…ヒンジ部、154…ピン受け孔、156…フック、158…挿込孔、160…第1プレート部材、162…第1プレート部材の孔部、164…L字フック、166…第2プレート部材、168…第2プレート部材の孔部、170…ボルト

Claims (7)

  1. 袋状に構成され、巻回または折り畳まれることで細長な収納形態となって車室側壁の上部に搭載されるクッション部材と、
    前記収納形態のクッション部材に取り付けられて少なくとも該クッション部材の上方から該クッション部材と前記車室側壁との間にかけて配置されるプロテクタと、
    前記クッション部材の上縁に設けられて前記収納形態のクッション部材から上方へ帯状に突出するタブ部材であって、前記車室側壁に固定される第1タブおよび前記プロテクタに連結される第2タブを含んだタブ部材と、
    を備えることを特徴とするカーテンエアバッグ装置。
  2. 前記第2タブは、前記第1タブの近傍に設けられることを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置。
  3. 前記第2タブは少なくとも2つ備えられ、該2つの第2タブは前記第1タブの車両前後方向の両脇にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のカーテンエアバッグ装置。
  4. 前記プロテクタは、
    前記第2タブの位置に対応して設けられた板状の留め板部と、
    前記留め板部に嵌合し該留め板部との間で前記第2タブを挟んで把持する受け板部と、
    を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
  5. 前記プロテクタはさらに、
    前記留め板部から突出し、前記第2タブを貫通するピンと、
    前記受け板部を、前記留め板部との間で第2タブを挟む閉状態または挟まない開状態へ開閉可能にするヒンジ部と、
    前記受け板部に設けられ、前記留め板部に嵌合して該受け板部の閉状態を保持するフックと、
    を有することを特徴とする請求項4に記載のカーテンエアバッグ装置。
  6. 前記受け板部は、前記留め板部のピンの位置に対応して配置された貫通孔であるピン受け孔を有し、
    前記ピンは、前記ピン受け孔を通って前記閉状態の受け板部を貫通可能な突出量を有することを特徴とする請求項5に記載のカーテンエアバッグ装置。
  7. 当該カーテンエアバッグ装置はさらに、
    前記第1タブの前記車室側壁側に配置される第1プレート部材と、
    前記第1タブの車室内側に配置される第2プレート部材と、
    前記第2プレート部材、第1タブおよび前記第1プレート部材に通されて、これらを前記車室側壁に締結する締結部材と、
    を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
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