JP2014180925A - カーテンエアバッグ - Google Patents

カーテンエアバッグ Download PDF

Info

Publication number
JP2014180925A
JP2014180925A JP2013056250A JP2013056250A JP2014180925A JP 2014180925 A JP2014180925 A JP 2014180925A JP 2013056250 A JP2013056250 A JP 2013056250A JP 2013056250 A JP2013056250 A JP 2013056250A JP 2014180925 A JP2014180925 A JP 2014180925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion
curtain airbag
rolled
bracket
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013056250A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014180925A5 (ja
Inventor
Teruyuki Asada
輝幸 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Autoliv Development AB
Original Assignee
Autoliv Development AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Autoliv Development AB filed Critical Autoliv Development AB
Priority to JP2013056250A priority Critical patent/JP2014180925A/ja
Publication of JP2014180925A publication Critical patent/JP2014180925A/ja
Publication of JP2014180925A5 publication Critical patent/JP2014180925A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Abstract

【課題】所望の展開挙動をすることが可能なカーテンエアバッグを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかるカーテンエアバッグ100は、車両室内の側面上部に収納され、側面に沿って膨張展開するカーテンエアバッグであって、車両前後方向の全体にわたって下から上へロールされ、ガスを利用して膨張するクッション部104を備え、カーテンエアバッグが車両に取り付けられた状態で、ロールされたクッション部の所定の一部分である中間部138は、自然状態のクッション部分である前方部分140、後方部分142に対して捩じられていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に、乗員保護を目的として車両室内の側面部に沿って膨張展開するカーテンエアバッグに関するものである。
カーテンエアバッグは、車両が側面衝突からロールオーバに移行した場合であっても、乗員の頭部や上半身が衝突する可能性のある領域をすべてカバーするために、車両の側面に沿って展開する必要がある。
このため、カーテンエアバッグは、車両室内の側面上部に位置するルーフサイドレールなどの車両の側面に取付けられている。また、カーテンエアバッグは、限られた収納スペースに収納可能にするため、通常、ロール状等に巻回された状態で車両の側面に取り付けられている。なお巻回された状態とは、単にロール状に巻き回された状態に限らず、折り畳まれた状態も含んでいる。
巻回されたカーテンエアバッグは、作業者によって車両の側面に取付けられる。しかし、巻回されたカーテンエアバッグは車両前後方向に延びた長尺状の形状となるため、車両への取付け時に捩じれてしまう場合がある。
特許文献1および特許文献2には、折り畳まれたカーテンエアバッグの捩じれを判別するためのマーキングが設けたカーテンエアバッグが記載されている。作業者は、巻回されたカーテンエアバッグの車両への取付け時に、カーテンエアバッグが捩じれていると、マーキングによってその捩じれを直ちに判別できる。つまり、作業者は、マーキングを確認することで、カーテンエアバッグを適切に車両に取付けることが可能となる。
特許文献3には、巻回されたカーテンエアバッグの捩じれを表示するための表示要素が設けられたカーテンエアバッグが記載されている。また、特許文献3には、表示要素がカーテンエアバッグとともに捩じられた状態で、カーテンエアバッグが車両に取付けられると、カーテンエアバッグをフルサイズまで展開することができない、との記載がある。
特許第3113977号 特許第3894482号 特表2010−538905号公報
特許文献1〜3に記載の技術は、巻回されたカーテンエアバッグをできるだけ捩じらずに車両に取付けることに着目している。このようにして車両に取付けられたカーテンエアバッグは、側面衝突などの緊急時にガスが供給されて膨張すると、車両前後方向全体にわたってほぼ同様の展開挙動を示すと考えられる。
しかし、車両の側面には、ピラートリムなど車内側に突出した部材も配置されている。このため、カーテンエアバッグのうち、例えば車内側に突出した部材が配置された領域およびその近傍の領域に重なる所定部分では、カーテンエアバッグの展開が阻害される可能性がある。
そのため、カーテンエアバッグには、車両前後方向全体にわたって単に一様な方向に展開するだけでなく、そのような所定部分で展開が阻害されないような展開挙動を演じることが必要とされる。
本発明は、このような課題に鑑み、所望の展開挙動をすることが可能なカーテンエアバッグを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるカーテンエアバッグの代表的な構成は、車両室内の側面上部に収納され、側面に沿って膨張展開するカーテンエアバッグであって、車両前後方向の全体にわたって下から上へロールされ、ガスを利用して膨張するクッション部を備え、カーテンエアバッグが車両に取り付けられた状態で、ロールされたクッション部の所定の一部分は、自然状態のクッション部分に対して捩じられていることを特徴とする。
上記構成によれば、ロールされたクッション部は、あえて所定の一部分のみを自然状態のクッション部分に対して捩じった状態で車両室内の側面上部に収納される。このため、クッション部のうち捩じられた所定の一部分は、その捩じりにより自然状態のクッション部分とは位相が異なる。
本願における「自然状態」とは、クッション部が単にロールされていて、捩じられてはいない状態をいう。なおクッション部のうち、所定の一部分を除くクッション部分は、ロールされているに過ぎず、捩じられていないため、自然状態である。また「位相」とは、ロールされたクッション部の長手方向の端部を車両前方または後方から見たときの、自然状態のクッション部分に対する捩じり具合をいう。つまり、自然状態のクッション部分に対して捩じられた角度および方向が同じ程度なら、概ね同位相となる。また、仮に、捩じられていない自然状態のクッション部分が、所定の一部分により隔てられていても、これらのクッション部分は、当然相互に同位相と言える。
所定の一部分は、自然状態のクッション部分と位相が異なるため、側面衝突などの緊急時にガスが供給されてクッション部が膨張すると、自然状態のクッション部分とは異なる展開挙動を演じることとなる。したがって、本発明によるカーテンエアバッグによれば、クッション部の所定の一部分の展開挙動を所望の通りに変更可能である。
上記の所定の一部分は、クッション部の中間部分にあり、中間部分の前方部分と後方部分とが同位相であるとよい。この場合には、車両の前後方向に対して、中間部分の前方と後方に自然状態のクッション部分が配置されることになる。よって、クッション部のうち、中間部分の展開挙動を、その前方部分と後方部分の展開挙動と異なるように変更できる。
上記の所定の一部分は、ロールされたクッション部の車内側が下方から上方へ向かって回転するように捩じられているとよい。これにより、クッション部の所定の一部分は、その捩じりを利用して、直下よりも車内側に飛び出すように展開できる。
上記の所定の一部分は、車両のピラートリムが配置された箇所およびその近傍に位置するとよい。これにより、クッション部の所定の一部分は、捩じりを利用して展開することで、車内側に突出したピラートリムを飛び越えることができる。したがって、クッション部の展開は阻害されず、所望の展開挙動をすることができる。
上記のクッション部には、クッション部には、車両前後方向に延びるマーキングラインが設けられていて、マーキングラインは、所定の一部分に設けられる第1ラインと、自然状態にロールされるクッション部分に設けられる第2ラインとを含み、第1ラインは、クッション部の全体がロールされた状態で第2ラインに対してずれていて、所定の一部分が捩じられた状態で第2ラインとともにほぼ連続的な線状になるとよい。好ましくは、第1ラインと第2ラインとは切れていて、つながっていない。
これにより、第1ラインは、クッション部の全体がロールされた状態では第2ラインにはつながっていない。所定の一部分が所定の位相分だけ捩じられた状態になって初めて、第1ラインと第2ラインとがほぼ連続的な線状になる。ここで、「連続的な線状」としては、一直線状が好ましいが、これに限らず、例えば物理的に線が切れていてもよく、点線や破線のように概ね連続しているとみなせるラインであってもよい。「連続的な線状」は、物理的に連続でなくてもよい。例えば、つながっていない第1ラインと第2ラインが捩じられて、直線状に並んだ状態も含む。
クッション部がロールされた後、さらに所定の一部分が捩じられた状態で、第1ラインと第2ラインとがほぼ連続的な線状に並んでいれば、作業者は、所定の一部分が適切に捩じられていることを確認できる。その後、クッション部は、ロールされさらに所定の一部分が適切に捩じられた状態で車両の側面に取付けられる。仮に、この取付作業が適切に実施されていない場合には、車両への取付後にほぼ連続的な線状に並ぶはずのマーキングラインがずれることになり、これによって作業者は、取付作業に不備があったことも確認できる。このように、マーキングラインによって、作業者は、クッション部の所定の一部分が適切に捩じられているか否か、捩じられる位相(量、角度)は適切か、さらにはその後クッション部が適切に車両に取付けられているか否かをも確認できる。
上記の車両室内の側面上部に固定可能で、挿通孔が形成されている金属製のブラケットと、クッション部に取り付けられ、ブラケットを介して車両室内の側面上部からクッション部を吊り下げる布製のタブとをさらに備え、タブは、ブラケットに形成された挿通孔に挿通され折り返されているとよい。このように、ブラケットの挿通孔に挿通され折り返された布製のタブがクッション部に取付けられているので、ロールされたクッション部の所定の一部分をさらに捩じる際のスペースを確保し易い。
上記のブラケットのうち、捩じられる所定の一部分に設けられる第1ブラケットは、ロールされる前のクッション部の上下方向において、自然状態にロールされるクッション部分に設けられる第2ブラケットよりも下方に設けられるとよい。このようにすれば、クッション部の全体がロールされた状態で、所定の一部分を、自然状態のクッション部分に対して所定の位相分だけオフセットされた位置に保持できる。
上記のブラケットのうち、捩じられる所定の一部分に設けられる第1ブラケットは、クッション部の全体がロールされた状態で、自然状態にロールされるクッション部分に設けられる第2ブラケットに対して所定の位相分だけ移った場所に設けられているとよい。このようにすれば、クッション部の全体がロールされた状態で、例えば作業者が第1ブラケットを所定の位相分だけ回転させて第2ブラケットの位置に合わせることで、所定の一部分を、自然状態のクッション部分に対して捩じることができる。
上記のロールされたクッション部を外側から覆うプロテクタをさらに備え、プロテクタは、ブラケットに隠れない位置で、ブラケットのクッション部に対する傾きを視認可能なスリットまたはマークを有するとよい。なおマークとしては、ラインやドットなどでもよい。
このように、スリットまたはマークは、ブラケットに隠れない位置にあるので、ブラケットの位置確認用の目印となり、例えばブラケットがクッション部に適切に保持されているか否かを確認できる。一例として、スリットまたはマークを、ブラケットの挿通孔とほぼ平行な位置関係になるように設けた場合、作業者は、スリットまたはマークによって、ブラケットのクッション部に対する傾きを視認可能である。すなわち、すべてのスリットまたはマークがブラケットの挿通孔に対して傾いていないことを作業者が視認できた場合、作業者は、クッション部のロール時にタブのたるみ、緩み、捻じれ等がなく、ブラケットがクッション部に対して適切に保持されていることを確認できる。一方、少なくとも一部のスリットまたはマークがブラケットの挿通孔に対して大きく傾いているあるいは視認できない場合、作業者は、ブラケットがクッション部に対して適切に保持されていないことを確認できる。
本発明によれば、所望の展開挙動をすることが可能なカーテンエアバッグを提供することができる。
本発明の実施形態におけるカーテンエアバッグを例示する概略図である。 図1のカーテンエアバッグがロール前の状態を例示する図である。 図2のカーテンエアバッグの非展開時の状態を例示する図である。 クッション部における位相を説明する概念図である。 図1のカーテンエアバッグがルーフサイドレールに固定された状態の断面図である。 比較例のカーテンエアバッグを例示する図である。 図3(b)のカーテンエアバッグを車両に取付ける前後の様子を例示する図である。 本発明の他の実施形態におけるカーテンエアバッグを例示する図である。 図8のカーテンエアバッグの展開前の状態で、その一部を拡大して例示する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態におけるカーテンエアバッグを例示する概略図である。図中では、カーテンエアバッグの非展開時(収納時)を例示している。なお図中で例示するカーテンエアバッグは、車両の右側面用のものであるが、図示を省略する左側面用のカーテンエアバッグも同様の対称な構造を有する。
カーテンエアバッグ100は、ガス発生装置であるインフレータ102を備えている。カーテンエアバッグ100は、側面衝突などの緊急時にインフレータ102から供給されるガスの圧力により、クッション部104が膨張展開して乗員を拘束する。クッション部104は、例えば、その表面を構成する基布を表裏で縫製したり、OPW(One-Piece Woven)を用いて紡織したりすることにより袋状に形成される。
カーテンエアバッグ100は、例えば、車両前後方向の全体にわたって下から上に巻回(ロール)された状態で、図中二点鎖線で示すルーフサイドレール106に取り付けられている。ルーフサイドレール106は、車両108の車両室内の側面上部に位置していて車両の側壁を形成している。
車両108は、車両前方から前部座席110および後部座席112が配置された2列シートの車両である。車両108の側面部には、車両前方からサイドウィンドウ114、116が設置されている。各サイドウィンドウ114、116の車両前後方向には、ルーフ(天井)を支えるピラー(柱)が設けられている。これらのピラーは、車両108の前方からフロントピラー118、センタピラー120、リアピラー122と呼ばれ、それぞれのピラーの車室内には、ピラートリムが設けられている。
図2は、図1のカーテンエアバッグ100がロール前の状態を例示する図である。カーテンエアバッグ100は、クッション部104を有し、これは、緊急時に膨張する膨張領域124と、膨張せず、膨張領域124を区画する図中ハッチングで示す非膨張領域126とで構成され、さらに布製のタブ128を有する。
膨張領域124は、さらに複数のシーム部130によって区画されていて、乗員との接触が想定される複数のチャンバ132を含んでいる。シーム部130は、クッション部104の表裏の基布を接合する等により形成される。複数のチャンバ132は、サイドウィンドウ114、116等への衝突から乗員の頭部を保護し、あるいはロールオーバ時に乗員が車外へ飛び出すことを防止する。
タブ128は、クッション部104の上端部134に所定間隔で複数(図中では7つ)設けられる帯状の部材である。また、タブ128は、車両108の上記ルーフサイドレール106に固定可能とされる第1ブラケット(ブラケット136A)、第2ブラケット(ブラケット136B)にそれぞれ取付けられている。
クッション部104は、図示のように、所定の一部分として例えばクッション部104の中間に位置する中間部138と、この中間部138の前後に位置するクッション部分である前方部分140および後方部分142とを含んでいる。これら中間部138、前方部分140および後方部分142には、それぞれ車両前後方向に延びる第1ライン138a、第2ライン140a、142aが設けられている。
クッション部104のロール前の状態で、第1ライン138aは、図示のように、第2ライン140a、142aに対して上側にずれている。そのため、第1ライン138aと第2ライン140a,142aとは、繋がっていない。
ブラケット136A、136Bは、中間部138、前方部分140および後方部分142にそれぞれ設けられている。ブラケット136Aは、展開されロールされる前のクッション部104の上下方向において、ブラケット136Bよりも下方に設けられている。
図3は、図2のカーテンエアバッグ100の非展開時の状態を例示する図である。図3(a)は、図2のクッション部104の全体がロールされた状態を例示する図である。図3(b)は、図2のクッション部104が車両108に取付けられる状態を例示する図である。
図3(a)に示すクッション部104は、図2に示す展開状態のクッション部104を、車両前後方向の全体にわたって下から上へロールすることで得られる。このとき、前方部分140および後方部分142は、単にロールされた状態であり、それ以上捩じられていない自然状態になっている。自然状態の前方部分140および後方部分142では、第2ライン140a,142aが図示のように、中間部138を隔てて車両前後方向に並んだ状態となっている。
中間部138も、図3(a)では単にロールされた状態となっている。このため、ロールされたクッション部104の上下方向において、図示のように上方を向いているブラケット136Bとは異なり、ブラケット136Aは下方を向いている。そして、第1ライン138aは、図中点線で示すように、ロールされた中間部138で隠れた位置にあり、第2ライン140a,142aに対して位置がずれている。
図3(b)に示すクッション部104は、図3(a)のロールされたクッション部104のうち、あえて中間部138のみをその前後の前方部分140および後方部分142に対して、矢印Bに示すように所定の位相(後述)で捩じった状態となっている。それによって、第1ライン138aは、図示のように、第2ライン140a、142aに対して位置がずれず、第2ライン140a、142aとともにつながってはいないが、ほぼ連続している線状(ほぼ一直線状)になっている。
中間部138のみを所定の位相で捩じる作業は、例えば作業者がブラケット136Aを所定の位相分だけ回転させてブラケット136Bの位置に合わせることで実現される。つまり、ブラケット136Aは、クッション部104の全体がロールされた状態で、ブラケット136Bに対して所定の位相分だけ移った場所に設けられている。このようなブラケット136A、136Bによれば、自然状態の前方部分140および後方部分142に対して、中間部138を所定の位相分だけオフセットされた位置に保持できる。
図4は、クッション部104における位相を説明する概念図である。図4(a)は、図3(b)のクッション部104を模式的に示す図である。図4(a)に示すクッション部104では、ロールされたクッション部104の中間部138のみを、自然状態の前方部分140および後方部分142に対して捩じり(矢印B参照)、第1ライン138aが第2ライン140a、142aとともにほぼ連続的な線状を成している。
このとき、前方部分140と後方部分142とは、いずれも自然状態であり同位相となる。一方、中間部138は、矢印Bで示す捩じりにより、自然状態の前方部分140および後方部分142とは位相が異なっている。ここで、位相とは、ロールされたクッション部104の長手方向の端部を車両前方または後方から見たときの(図4(b)参照)、自然状態のクッション部分すなわち前方部分140および後方部分142に対する捩じり具合をいう。
一例として図4(b)は、ロールされたクッション部104の長手方向の端部を模式的に示している。図中点線で示す座標軸の中心には、クッション部104の長手方向に延びる中心軸Cが位置している。ここでは、中心軸Cに対して捩じられていない自然状態を基準とし、その基準となる自然状態から捩じられた角度および方向を示す。例えば図中で、矢印Dに示すように時計回りに90度だけ捩じったとき、「+90°」の位相とする。また、時計回りに1回転捩じったときは、「+360°」の位相とする。さらに、反時計周りに1回転捩じると、「−360°」の位相となる。
つまり、同位相とは、ロールされた自然状態のクッション部104に対して捩じられた角度および方向が同じ程度であることをいう。前方部分140および後方部分142は、そもそも捩じられていない自然状態であるので、当然相互に同位相と言える。また、一例として、図4(a)のE矢視図、F矢視図である図4(c)、図4(d)には、それぞれ前方部分140、後方部分142の点E1、F1を示している。中間部138が捩じられた場合であっても、前方部分140および後方部分142が自然状態を維持していることから、これら点E1、F1は、図4(a)に例示した中心軸Cに対して捩じられることもなく、その位置が保たれていて、同位相と言える。
図5は、図1のカーテンエアバッグ100がルーフサイドレール106に固定された状態の断面図である。なお図中に示す矢印Xは、車内側を示している。図5(a)は、図3に対応した断面図であり、クッション部104がロールされて捩じられていない前方部分140(後方部分142)を示している。図5(b)は、図1のカーテンエアバッグ100のA−A断面であり、図3のクッション部104の中間部138が捩じられた状態を例示している。
中間部138は、図5(b)の矢印Bに示すように、ロールされたクッション部104の車内側が下方から上方に向かって回転するように捩じられる。ここでは一例として、中間部138は、1/4回転(90度)から半回転(180度)までの間で捩じられている様子が示されている。なお図5(a)、図5(b)に示す点Gは、膨張展開時に最初に展開するダクトトップの位置を示している。
クッション部104には、上記したようにタブ128が設けられていて、ブラケット136を介してルーフサイドレール106に固定されている。ブラケット136は、例えば金属製であって、ボルト孔144とタブ128が通され折り返される挿通孔146とを有する。ブラケット136は、ボルト孔144を貫通したボルト148がナット150と螺合することで、ルーフサイドレール106に固定される。
タブ128は、ブラケット136の挿通孔146で折り返され重ねられた状態で、クッション部104の中間部138に縫製ライン152で示すように縫製され取付けられている。このように、タブ128がブラケット136に取付けられ、さらにタブ128の一部がクッション部104に縫製されることで、車両室内の側面上部からクッション部104を含むカーテンエアバッグ100を吊り下げることができる。
中間部138は、車内側に突出した部材である例えばピラートリム154が配置された箇所およびその近傍に位置している。このため、中間部138では、展開時にピラートリム154に接触し展開が阻害される可能性がある。
そのため、カーテンエアバッグ100では、クッション部104が車両前後方向全体にわたって単に展開するだけでなく、中間部138の展開が阻害されないように、上記前方部分140および後方部分142とは異なる展開挙動を中間部138に与えることが必要となる。
そこで、カーテンエアバッグ100では、上記したようにロールされたクッション部104のうち、あえて中間部138のみを矢印Bに示すように捩じることで、中間部138の位相を前方部分140および後方部分142の位相とは異なるようにしている。このため、中間部138には、捩じりによって図5(b)の矢印Hに示す車内側に向かう力が展開時に作用し、直下よりも車内側に飛び出すように展開することができる。つまり、中間部138は、捩じりを利用して展開することで、車内側に突出したピラートリム154を飛び越えることができる。したがって、中間部138の展開は阻害されず、所望の展開挙動を演じることができる。
このような所望の展開挙動を演じるように、クッション部104には、上記第1ライン138aおよび第2ライン140a、142aがマーキングラインとして設けられている。すなわち、クッション部104がロールされた後、さらに中間部138が捩じられた状態で第1ライン138aと第2ライン140a、142aとが図3(b)に示すようにほぼ連続した線状(ほぼ直線状)に並んでいれば、作業者は、中間部138が所望の展開挙動を演じるように適切に捩じられていることを確認できる。
なお中間部138は、前方部分140および後方部分142と中間部138との位相差が例えば180度以内であれば、より大きく捩じるようにしてもよい。このようにすれば、中間部138は、展開を阻害されず、展開挙動を所望の通りに変更可能となる。
図6は、比較例のカーテンエアバッグ10を例示する図である。カーテンエアバッグ10は、図6(a)に示すように、クッション部12に上記中間部138が形成されていない点で、上記カーテンエアバッグ100と異なる。
カーテンエアバッグ10では、クッション部12がロールされた後、さらに、図4(a)に示す前方部分140に相当する前端部14と、同じく図4(a)に示す後方部分142に相当する後端部16との間が180度以上捩じられた状態となっている。この状態では、I矢視図である図6(b)に示す前端部14と、J矢視図である図6(c)に示す後端部16とは位相が異なっている。
例えば前端部14と後端部16との間が捩じられていない自然状態において、クッション部12では、前端部14の点K、後端部16の点Lのいずれもが、上側あるいは下側に位置しているとする。ところが、前端部14と後端部16との間が180度以上捩じられた結果、図示のように、前端部14の点Kが上側に位置し、後端部16の点Lが下側に位置している。つまり、クッション部12には、自然状態を基準として、前端部14と後端部16との間に180度以上の位相が生じたことになる。このため、比較例のカーテンエアバッグ10では、前端部14あるいは後端部16の展開が阻害され、クッション部12がフルサイズまで展開することができない。
これに対して、本実施形態におけるカーテンエアバッグ100によれば、上記したように、中間部138がその捩じりにより前方部分140および後方部分142とは位相が異なることから、前方部分140および後方部分142とは異なる展開挙動を演じることになる。特に、マーキングラインがほぼ連続する線状(ほぼ一直線状)になるように中間部138を捩じることで、側面衝突などの緊急時にクッション部104が膨張すると、中間部138は、ピラートリム154を飛び越えるような所望の展開挙動を演じることが可能となる。また、ブラケット136の挿通孔146に挿通され折り返された布製のタブ128がクッション部104に取付けられているので、ロールされたクッション部110の中間部138をさらに捩じる際のスペースを確保し易い。
図7は、図3(b)のカーテンエアバッグ100を車両108に取付ける前後の様子を例示する図である。図7(a)は、図3(b)の一部を拡大して示す図であり、車両108に取付けられる直前で所定部分が捩じられている状態のクッション部104の様子を示している。
図7(a)に示すクッション部104は、ロールされさらに中間部138が適切に捩じられた結果、マーキングライン、ここでは中間部138の第1ライン138aと後方部分142の第2ライン142aとがほぼ直線状に並んでいる。
クッション部104は、本来、図7(a)に示すようにマーキングラインがほぼ直線状に並んだ状態、すなわち中間部138が適切に捩じられた状態を維持しつつ、取付作業によって車両108のルーフサイドレール106に取付けられるべきである。ところが、この取付作業が適切に実施されていない場合もあり得る。
図7(b)、図7(c)は、取付作業が適切に実施されずに、車両108に取付けられた後のクッション部104の様子を示している。図7(b)は、クッション部104の中間部138が、ブラケット136を介してタブ128により車両108に取り付けられた様子を下方から見た図である。
図7(b)に示すタブ128は布製であり、しかもブラケット136の挿通孔146で折り返された状態となっている。このため、図7(b)に示すようにタブ128が位置ずれしたり緩んだり捻じれたりした状態で、クッション部104を車両108に取り付けることが可能となってしまう。なお作業者は、通常取付作業においてタブ128のこれらの位置ずれ等に気付くことは困難である。
図7(b)に示す状態でクッション部104が車両108に取り付けられると、車両108に取付ける前には、図7(a)に示すようにほぼ直線状に並んでいたはずのマーキングラインが崩れてしまう。すなわち、図7(c)に示すように、中間部138の第1ライン138aと後方部分142の第2ライン142aとの位置がずれることになる。これにより、作業者は、タブ128の取付作業に不備があったことも確認できる。したがって、作業者は、マーキングラインを確認するだけで、タブ128の取付作業でクッション部104にタブ128が適切に取付けられているか否かをも把握することができる。
図8は、本発明の他の実施形態におけるカーテンエアバッグ100Aを例示する図である。図8(a)は、図5(b)に対応する断面図である。図8(b)は、図8(a)のカーテンエアバッグ100Aを下方から見た状態を示している。なお図中では、上記実施形態のカーテンエアバッグ100に示す部材と同一部材には同一符号を付し、説明を適宜省略する。
カーテンエアバッグ100Aは、図8(a)に示すようにプロテクタ156を備える点で、上記カーテンエアバッグ100と異なる。プロテクタ156は、例えば布製であって、クッション部104がロールされた後、図8(a)に示すようにクッション部104を外側から覆うように取付けられる。
プロテクタ156は、スリット158を有している。スリット158は、図8(b)に示すように、ブラケット136Aのエッジ160の外側、すなわちブラケット136Aの設置時にブラケット136Aに隠れない位置にある。また、スリット158は、ブラケット136Aの挿通孔146と略平行な位置関係になるように設けられ、さらに、タブ128に隠れないようにタブ128から離間した位置にある。
スリット158がブラケット136Aおよびタブ128に隠れない位置にあることから、作業者は、スリット158を目印にして、クッション部104に対するブラケット136Aの傾きを視認可能である。図8(b)に示すスリット158は、ブラケット136Aの挿通孔146に対して傾いていない。これは、クッション部104のロール時に、タブ128のたるみ、緩み、捻じれ等がなく、ブラケット136Aがクッション部104に対して適切に保持されていることを意味する。よって、作業者がすべてのスリット158を傾きなく視認できた場合、作業者は、ブラケット136Aがクッション部104に対して適切に保持されていることを確認できる。
図9は、図8のカーテンエアバッグ100Aの展開前の状態で、その一部を拡大して例示する図である。一例として、図9(a)に示すプロテクタ156には、複数(ここでは6つ)のスリット158がクッション部104の長手方向に並んで形成されている。カーテンエアバッグ100Aでは、スリット158を目印にして、クッション部104のそれぞれの部分に取り付けられる上記各ブラケット136A、136Bの、クッション部104に対する傾きが視認可能となっている。
図9(b)は、図8(b)とは異なり、スリット158がブラケット136Aの挿通孔146に対して大きく傾いている様子を示す図である。図9(b)では、図中右側のスリット158がブラケット136Aにより隠されていて、全く視認できない状態となっている。また図中左側のスリット158は、その大半がブラケット136Aにより隠され、端部のみが僅かに視認できる状態となっている。これは、ブラケット136Aが適切にクッション部104に取付けられていないことを意味する。よって、少なくとも一部のスリット158を視認できない場合、あるいは、スリット158がブラケット136Aの挿通孔146に対して大きく傾いている場合、作業者は、ブラケット136Aが適切にクッション部104に取付けられていないことを確認できる。
一例として、ブラケット136Aが適切にクッション部104に取付けられていない場合、作業者がブラケット136Aを所定の位相分だけ回転させてブラケット136Bの位置に合わせしても、上記マーキングラインが繋がらなくなる可能性もある。この場合には、中間部138が適切に捩じられたか否か、また、クッション部104にタブ128が適切に取付けられているか否かを確認可能とする、というマーキングラインの機能が損なわれてしまう。
カーテンエアバッグ100Aによれば、作業者は、プロテクタ156に設けられたスリット158によって、クッション部104に対する各ブラケット136A、136Bの取付状況を視認できる。仮に、ブラケット136A、136Bが適切にクッション部104に取付けられていないことを確認できた場合には、再度、ブラケット136A、136Bをクッション部104に適切に保持させればよい。このようにすれば、マーキングラインの上記機能が損なわれることもない。
また、プロテクタ156にスリット158を設けたが、ブラケット136A、136Bの位置を確認するための目印として機能するのであれば、これに限られず、スリット158に代えて、ライン状もしくはドット状のマークを設けてもよい。
なお図5(a)、図5(b)および図8(a)の点Gで示すダクトトップの位置は、クッション部104の展開方向に影響を与える。このため、上記カーテンエアバッグ100、100Aによれば、上記マーキングラインをほぼ一直線状にすることで、このダクトトップの位置も適切に調整でき、その結果、所望の展開挙動を演じることができる。
また、上記実施形態では、ロールされたクッション部104のうち、あえて中間部138のみを捩じるようにして中間部138に所望の展開挙動を与えるようにしたが、これに限られない。すなわち、ロールされた状態とは、単にロール状に巻き回された状態に限らず、折り畳まれた状態も含んでいる。このため、例えばクッション部104を折り畳み、その後中間部138のみを前方部分140および後方部分142に対して適切に捩じり、その捩じりにより中間部138の展開挙動を所望の通りに変更可能としてよい。
また、上記実施形態では、所定の一部分として中間部138を例示したが、クッション部104の展開挙動が阻害されないのであれば、これに限定されない。一例として、所定の一部分は、ロールされたクッション部104の前端部あるいは後端部であってもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記実施形態においては本発明にかかるカーテンエアバッグを自動車に適用した例を説明したが、自動車以外にも航空機や船舶などに適用することも可能であり、同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に、乗員保護を目的として車両室内の側面部に沿って膨張展開するカーテンエアバッグに利用することができる。
100、100A…カーテンエアバッグ、102…インフレータ、104…クッション部、106…ルーフサイドレール、108…車両、110……前部座席、112…後部座席、114、116…サイドウィンドウ、118…フロントピラー、120…センタピラー、122…リアピラー、124…膨張領域、126…非膨張領域、128…タブ、130…シーム部、132…チャンバ、134…上端部、136A、136B…ブラケット、138…中間部、138a…第1ライン、140…前方部分、142…後方部分、140a、142a…第2ライン、144…ボルト孔、146…挿通孔、148…ボルト、150…ナット、152…縫製ライン、154…ピラートリム、156…プロテクタ、158…スリット、160…エッジ

Claims (9)

  1. 車両室内の側面上部に収納され、該側面に沿って膨張展開するカーテンエアバッグであって、
    車両前後方向の全体にわたって下から上へロールされ、ガスを利用して膨張するクッション部を備え、
    当該カーテンエアバッグが車両に取り付けられた状態で、前記ロールされたクッション部の所定の一部分は、自然状態のクッション部分に対して捩じられていることを特徴とするカーテンエアバッグ。
  2. 前記所定の一部分は、前記クッション部の中間部分にあり、該中間部分の前方部分と後方部分とが同位相であることを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ。
  3. 前記所定の一部分は、前記ロールされたクッション部の車内側が下方から上方へ向かって回転するように捩じられていることを特徴とする請求項1または2に記載のカーテンエアバッグ。
  4. 前記所定の一部分は、車両のピラートリムが配置された箇所およびその近傍に位置することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ。
  5. 前記クッション部には、車両前後方向に延びるマーキングラインが設けられていて、
    前記マーキングラインは、前記所定の一部分に設けられる第1ラインと、前記自然状態にロールされるクッション部分に設けられる第2ラインとを含み、
    前記第1ラインは、前記クッション部の全体がロールされた状態で前記第2ラインに対してずれていて、前記所定の一部分が捩じられた状態で前記第2ラインとともにほぼ連続的な線状になることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ。
  6. 前記車両室内の側面上部に固定可能で、挿通孔が形成されている金属製のブラケットと、
    前記クッション部に取り付けられ、前記ブラケットを介して前記車両室内の側面上部から該クッション部を吊り下げる布製のタブとをさらに備え、
    前記タブは、前記ブラケットに形成された挿通孔に挿通され折り返されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ。
  7. 前記ブラケットのうち、捩じられる前記所定の一部分に設けられる第1ブラケットは、ロールされる前の前記クッション部の上下方向において、前記自然状態にロールされるクッション部分に設けられる第2ブラケットよりも下方に設けられることを特徴とする請求項6に記載のカーテンエアバッグ。
  8. 前記ブラケットのうち、捩じられる前記所定の一部分に設けられる第1ブラケットは、前記クッション部の全体がロールされた状態で、前記自然状態にロールされるクッション部分に設けられる第2ブラケットに対して所定の位相分だけ移った場所に設けられていることを特徴とする請求項6または7に記載のカーテンエアバッグ。
  9. 前記ロールされたクッション部を外側から覆うプロテクタをさらに備え、
    前記プロテクタは、前記ブラケットに隠れない位置で、前記ブラケットの前記クッション部に対する傾きを視認可能なスリットまたはマークを有することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ。
JP2013056250A 2013-03-19 2013-03-19 カーテンエアバッグ Pending JP2014180925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013056250A JP2014180925A (ja) 2013-03-19 2013-03-19 カーテンエアバッグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013056250A JP2014180925A (ja) 2013-03-19 2013-03-19 カーテンエアバッグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014180925A true JP2014180925A (ja) 2014-09-29
JP2014180925A5 JP2014180925A5 (ja) 2014-11-20

Family

ID=51700046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013056250A Pending JP2014180925A (ja) 2013-03-19 2013-03-19 カーテンエアバッグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014180925A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160049612A (ko) * 2014-10-27 2016-05-10 현대자동차주식회사 커튼 에어백 체결 장치
JP2016145011A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 オートリブ ディベロップメント エービー カーテンエアバッグ
WO2021136090A1 (zh) * 2019-12-31 2021-07-08 奥托立夫开发公司 用于车辆的帘式气囊

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3894482B2 (ja) * 2002-09-04 2007-03-22 本田技研工業株式会社 乗員保護装置
JP2010126078A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ及びエアバッグ装置
WO2013002197A1 (ja) * 2011-06-27 2013-01-03 オートリブ ディベロップメント エービー 車両用カーテンエアバッグ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3894482B2 (ja) * 2002-09-04 2007-03-22 本田技研工業株式会社 乗員保護装置
JP2010126078A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ及びエアバッグ装置
WO2013002197A1 (ja) * 2011-06-27 2013-01-03 オートリブ ディベロップメント エービー 車両用カーテンエアバッグ装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160049612A (ko) * 2014-10-27 2016-05-10 현대자동차주식회사 커튼 에어백 체결 장치
US9399442B2 (en) 2014-10-27 2016-07-26 Hyundai Motor Company Assembling apparatus of curtain airbag
KR101673683B1 (ko) * 2014-10-27 2016-11-08 현대자동차주식회사 커튼 에어백 체결 장치
JP2016145011A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 オートリブ ディベロップメント エービー カーテンエアバッグ
WO2021136090A1 (zh) * 2019-12-31 2021-07-08 奥托立夫开发公司 用于车辆的帘式气囊
US20230059221A1 (en) 2019-12-31 2023-02-23 Autoliv Development Ab Curtain airbag for vehicle
US11794682B2 (en) 2019-12-31 2023-10-24 Autoliv Development Ab Curtain airbag for vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5595154B2 (ja) カーテンエアバッグ
EP3492323B1 (en) Far-side airbag device of vehicle
JP4391308B2 (ja) エアバッグ装置
JP5411660B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
US11130466B2 (en) Airbag with deployment controlling tether
JP5401288B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
US10723303B2 (en) Vehicle curtain airbag device
JP5922052B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP2005145392A (ja) エアバッグ装置
JP6101555B2 (ja) カーテンエアバッグ
JP5588980B2 (ja) カーテンエアバッグ
JP2014180925A (ja) カーテンエアバッグ
JP6412265B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP6676933B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP2014189039A (ja) カーテンエアバッグ取付用ブラケットおよびカーテンエアバッグ
JP2014159277A (ja) カーテンエアバッグ装置
JP5998097B2 (ja) カーテンエアバッグ
JP6129761B2 (ja) 車両用エアバッグのガスガイドおよびエアバッグ装置
JP6768079B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP2011068159A (ja) カーテンエアバッグ装置
JP4919476B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP6621323B2 (ja) エアバッグ装置
JP6293651B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP2005271755A (ja) 頭部保護エアバッグ装置
KR102352142B1 (ko) 자동차의 커튼 에어백 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141002

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160510