JP6178072B2 - 乾式壁構造 - Google Patents

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本発明は、乾式壁構造に関し、特に、界壁、または、遮音性が要求される間仕切り壁に適用可能な乾式壁の構造に関する。
従来より、長屋や共同住宅等の界壁に、乾式壁が使用されている。乾式壁では、一般的に、基礎部材の一方面側および他方面側に、二層の石膏ボードが固定される。基礎部材は、複数のスタッドと、それらを固定するために天井および床に取付けられるランナーとを含む。
このような乾式壁において、たとえば特許第4241322号公報(特許文献1)では、複数のスタッドを千鳥状に配置した壁構造が開示されている。
また、スタッド(間柱)を立てる手間を軽減するために、特開2006−194021号公報(特許文献2)では、方形環状のフレーム本体の両側方に複数のスタッドを予め取り付けておいた複数のパネルフレームが、並列状態に設置されることが開示されている。
特許第4241322号公報 特開2006−194021号公報
上記特許文献1に示されるように、複数のスタッドを千鳥状に配置した場合、スタッドの一方面(表面)は石膏ボードと接するが、他方面(裏面)には空間ができる。また、上記特許文献2のように、方形環状のパネルフレームの両側方に複数のスタッドを取り付けた場合も、フレーム本体と接する箇所以外では、スタッドの裏面側に空間ができる。このように、スタッドの裏面側すなわち、石膏ボードなどの面部材と接する面の反対側に空間があれば、スタッドを介した音の伝搬を遮る効果がある。
ここで、特許文献2では、図面を見る限り、各スタッドは、面部材に対して直交する方向を短辺とする弱軸配置構造とされている。通常、スタッドを弱軸配置構造とした場合、壁の強度が落ちてしまうが、当該文献では、パネルフレームを用いているため、パネルフレーム近傍の強度は保たれる。しかしながら、パネルフレームの厚みは、スタッドの短辺と同等かそれ以上であるため、パネルフレームの中央部分などにおいては、背中合わせのスタッド間にフレームの厚み分空間が存在することになる。したがって、壁全体の強度としては必ずしも十分とはいえない。また、パネルフレームを介在させることで、壁の厚みも増大してしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、壁の厚みを増大させることなく、遮音性能と壁の強度とを両立することのできる乾式壁構造を提供することである。
この発明のある局面に従う乾式壁構造は、隣り合う第1空間および第2空間を仕切る仕切り線に沿って配置される基礎部材と、基礎部材の一方面側および他方面側にそれぞれ固定される面部材とを備える。基礎部材は、長辺と短辺とを有する断面長方形状であり、第1空間側において、面部材に対して直交する方向である表裏方向に短辺を配置する弱軸配置構造により、仕切り線に沿って間隔を置いて整列する複数の第1のスタッドと、長辺と短辺とを有する断面長方形状であり、第2空間側において、表裏方向に短辺を配置する弱軸配置構造により、隣接する第1のスタッドと表裏方向に所定の隙間を有して重なるように、仕切り線に沿って間隔を置いて整列する複数の第2のスタッドとを含む。
好ましくは、基礎部材は、複数の第1のスタッドおよび複数の第2のスタッドそれぞれの軸方向両端を抱え込むように配置される枠部材をさらに含む。
枠部材は、複数の第1のスタッドおよび複数の第2のスタッドの軸方向一方端、および、複数の第1のスタッドおよび複数の第2のスタッドの軸方向他方端をそれぞれ抱え込むように、仕切り線を跨いで配置される一対のランナーを有していてもよい。
あるいは、枠部材は、複数の第1のスタッドそれぞれの軸方向両端を抱え込むように配置される一対の第1のランナーと、複数の第2のスタッドそれぞれの軸方向両端を抱え込むように配置される一対の第2のランナーとを有していてもよい。
好ましくは、各面部材は、材質および厚みの異なる二層の石膏ボードを含む。
二層の石膏ボードは、露出側に、強化石膏ボードを有することが望ましい。
本発明によれば、第1のスタッドおよび第2のスタッドは、各々弱軸配置されている。また、表裏方向における配置位置が隣接する第1のスタッドと第2のスタッドとは、所定の隙間を有して重なるように、仕切り線に沿って間隔を置いて整列している。したがって、本発明によれば、壁の厚みを増大させることなく、遮音性能と壁の強度とを両立することができる。
本発明の実施の形態1における乾式壁の構造を示す縦断面図である。 図1のII−II線で切断した場合の乾式壁の部分断面図である。 本発明の各実施の形態における乾式壁のスタッドの配置例を示す横断面図である。 本発明の実施の形態1の乾式壁において、天井部分における音の伝搬イメージを示す概念図である。 本発明の実施の形態1における乾式壁および比較例における乾式壁それぞれの遮音性能を示すグラフである。 本発明の実施の形態1に係る乾式壁に載荷が加わった場合における、壁の変位度合を示す概念図である。 本発明の実施の形態1に係る乾式壁に載荷が加わった場合における、背中合わせで配置されたスタッドの位置関係を示す図である。 複数のスタッドが千鳥配置された乾式壁の構造例を示す横断面図である。 複数のスタッドが千鳥配置された乾式壁に載荷が加わった場合における、壁の変位度合を示す概念図である。 本発明の実施の形態1の変形例における乾式壁の構造を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例における乾式壁の遮音性能を示すグラフである。 本発明の実施の形態2に係る乾式壁の構造を示す部分縦断面図である。 図12のXIII−XIII線で切断した場合の乾式壁の部分断面図である。 本発明の実施の形態3に係る乾式壁の構造を示す部分縦断面図である。 図14のXV−XV線で切断した場合の乾式壁の部分断面図である。 一般的な第1の乾式壁におけるスタッドの配置例を示す横断面図である。 一般的な第2の乾式壁におけるスタッドの配置例を示す横断面図である。 一般的な第2の乾式壁の構造例を示す縦断面図である。 一般的な第2の乾式壁において、天井部分における音の伝搬イメージを示す概念図である。 一般的な第2の乾式壁に載荷が加わった場合における、壁の変位度合を示す概念図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
本実施の形態に係る乾式壁は、共同住宅、長屋および寄宿舎等の住戸が連続する建築物における界壁(戸境壁)、あるいは、音楽室等の高遮音性が求められる間仕切り壁が想定される。このような乾式壁は、隣り合う空間(部屋)を仕切るために、天井から床にかけて延びるように配置される。本実施の形態において、横断面において隣り合う空間を仕切る仮想的な線を「仕切り線」という。また、本実施の形態において、仕切り線と直交する方向を「表裏方向」という。
ここでまず、一般的な乾式壁の構造について簡単に説明する。
図16は、一般的な第1の乾式壁におけるスタッドの配置例を示す横断面図である。図17は、一般的な第2の乾式壁におけるスタッドの配置例を示す横断面図である。図18は、一般的な第2の乾式壁の構造例を示す縦断面図である。
図16を参照して、乾式壁101Aでは、対向する面部材104間に、複数の鋼製のスタッド120が間隔を置いて配置されている。各スタッド120の横断面は、短辺と長辺とを有する筒状の長方形状である。一般的に、スタッド120は、強軸配置されている。つまり、スタッド120は、長辺と面部材104に対して直交する方向(表裏方向)とが平行となるよう配置されている。面部材104は、各々、材質および厚みが等しい二層(二重)の石膏ボード141により構成されている。各石膏ボード141の厚みは、たとえば12.5mmである。
各スタッド120は、対向する2つの短辺それぞれが面部材104と面接触している。したがって、スタッド120がサウンドブリッジとなり、一方側の空間で発生した音Sは、スタッド120を介して他方側の空間へ伝搬されてしまう。
これに対し、図17に示す乾式壁101Bでは、複数のスタッド120が、千鳥状に配置されている。そのため、各スタッド120は、一方の短辺側のみにおいて、面部材104と面接触する。このように、乾式壁101Bにおいては、他方の短辺側とそれに対向する面部材104との間には空間ができるため、一方側の空間で発生した音Sは、乾式壁101Bの中空層において減衰される。したがって、遮音性が要求される界壁または間仕切り壁においては、複数のスタッド120が千鳥配置されることが多い。
このように、複数のスタッド120を強軸方向かつ千鳥状に配置する場合、隣り合うスタッド120は、整列方向に重なって配置される。そのため、複数のスタッド120の軸方向両端は、表裏方向において共通の鋼製のランナー131,133によって固定される。この場合、ランナー131,133によって抱え込まれる部分には、各スタッド120の配置位置を固定するためのスペーサ135が挿入される。
このように、各取り付け場所(天井または床)において、複数のスタッド120を、表裏方向に共通のランナーで固定する場合、図19に示されるように、一方側の空間で発生した音Sは、たとえば天井側のランナー131を介して、他方側の空間へ伝搬されてしまう可能性がある。つまり、ランナー131,133がサウンドブリッジを形成してしまう可能性がある。
そこで、本実施の形態では、ランナーを表裏方向に独立して設けることとしている。以下に、本実施の形態に係る乾式壁の構造例について、詳細に説明する。
<実施の形態1>
(構造について)
はじめに、本発明の実施の形態1に係る乾式壁の構造について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における乾式壁1の構造を示す縦断図である。図2は、図1のII−II線で切断した場合の乾式壁1の部分断面図である。なお、図1および2において、紙面右側を第1空間、紙面左側を第2空間として説明する。また、図2における仮想線A1は、仕切り線を示し、矢印A2は、表裏方向を示している。
図1および図2を参照して、乾式壁1は、仕切り線に沿って、天井から床にかけて延びるように配置される基礎部材2と、基礎部材2の一方面側および他方面側にそれぞれ固定される面部材4とを備えている。
基礎部材2は、第1空間側に間隔をおいて配置される複数のスタッド21と、第2空間側に間隔をおいて配置される複数のスタッド22とを含む。これらのスタッド21および22は、それぞれ、第1空間側および第2空間側において、直線状に整列している。各スタッド21,22は、鋼製であり、横断面の形状は、たとえば短辺が45mm、長辺が65mmの略長方形状である。なお、本実施の形態において、スタッド21の第1空間側の面およびスタッド22の第2空間側の面、すなわち面部材4と接する側の側面を、「表面」という。また、スタッド21の第2空間側の面およびスタッド22の第1空間側の面、すなわち表面の反対側の側面を、「裏面」という。
基礎部材2は、また、複数のスタッド21それぞれの軸方向両端を抱え込むように配置される一対のランナー31,33と、複数のスタッド22それぞれの軸方向両端を抱え込むように配置される一対のランナー32,34とを含む。第2空間側のランナー32,34は、表裏方向において、第1空間側のランナー31,33とは所定の隙間を有して配置されている。
上側のランナー31およびランナー32は、各々、表裏方向両端に下向きの鍔を有している。ランナー31の鍔の内側面が、スタッド21の表面および裏面と接し、ランナー32の鍔の内側面が、スタッド22の表面および裏面と接している。これにより、スタッド21,22の天井側の端部は、それぞれ、ランナー31,32によって完全に抱え込まれる。
下側のランナー33およびランナー34は、各々、表裏方向両端に上向きの鍔を有している。ランナー32の鍔の内側面が、スタッド21の表面および裏面と接し、ランナー34の鍔の内側面が、スタッド22の表面および裏面と接している。これにより、スタッド21,22の床側の端部は、それぞれ、ランナー32,34によって完全に抱え込まれる。
なお、上側のランナー31,32、および、下側のランナー33,34は、それぞれ、たとえばH型鋼71,72で造られた建物の天井および床の梁に固定される。
このように、本実施の形態では、取り付け場所ごとに、表裏方向に独立して2つのランナーが設けられている。したがって、図4に示されるように、一方側の空間において発生した音Sは、たとえば天井側においても、ランナー31,32間の隙間3において遮断され、他方側の空間への伝搬を回避することができる。その結果、本実施の形態における乾式壁1によれば、図17,18に示した乾式壁101Bのような一般的な遮音壁よりも高遮音性の要求を満たすことができる。
ここで、図2および図3を参照して、複数のスタッド21,22の配置例について説明する。図3は、本発明の実施の形態1における乾式壁1のスタッド21,22の配置例を示す図であり、表裏方向に切断した場合の乾式壁1の断面図である。
本実施の形態において、各スタッド21,22は、弱軸配置されている。つまり、各スタッド21,22は、その短辺と面部材4に対して直交する方向(表裏方向)とが平行となるように配置されている。この場合でも、遮音性能が低下することのないように、各スタッド21,22の板厚は、図17等に示した強軸配置されたスタッド120の板厚と同等であってよい。また、各スタッド21,22は、遮音性を考慮すると、閉鎖断面よりも、裏面側に開口を有する開放断面であることが望ましい。
このように、本実施の形態では、スタッド21,22が弱軸配置される。そのため、スタッド21とスタッド22との間の表裏方向の間隔である隙間L2(図2)をたとえば10mmとした場合、本実施の形態では、対向する面部材4間の距離、すなわち基礎部材2の厚みL1(図3)は、100mmである。このように、本実施の形態によれば、取り付け場所ごとに表裏方向に独立して2つのランナーを設けても、基礎部材2の厚みL1が増大してしまうことを回避できる。
本実施の形態において、隣接するスタッド21およびスタッド22は、表裏方向に重なるように、裏面同士が向かい合って配置されている。このような配置形態を、本実施の形態では「背中合わせ」と表現する。また、「隣接する」とは、最も近くに位置するという意味であり、互いに接し合うとの意味に限定されないものとする。
なお、第1空間側のスタッド21と第2空間側のスタッド22との間の隙間L2は、たとえば5mm以上10mm以下の範囲で定められることが望ましい。この隙間の下限値は、本実施の形態では、少なくとも、第1空間側のランナー31(33)と第2空間側のランナー32(34)とが表裏方向に隙間を有し得る値であり、上限値は、一方の空間(部屋)から所定以上の荷重(載荷)が掛かった場合に、背中合わせで配置されるスタッド21,22の裏面同士が当接し得る範囲の値である。ランナー32,34(31,33)間の隙間は、たとえば5mm以下の範囲で定められてよい。
なお、荷重が掛けられた側のスタッドのストロークが大きい場合、スタッドが変形し過ぎて元に戻らなくなる可能性があるため、上限値は、スタッド21,22の素材や厚みに応じて、スタッド21,22が変形し過ぎないような寸法を採用することが望ましい。
複数のスタッド21は、第1空間側において、仕切り線に沿って所定ピッチ間隔で整列して配置されている。複数のスタッド22は、第2空間側において、仕仕切り線に沿って所定ピッチ間隔で整列して配置されている。柱51の一方面側および他方面側には、吸音材53として、たとえばグラスウールが設けられている。また、整列方向において隣り合う二組のスタッド21,22間にも、吸音材53が設けられている。なお、本実施の形態では、表裏方向に隣接するスタッド21および22が背中合わせで配置されるため、整列方向において隣り合う二組のスタッド21,22間には、厚みの大きい吸音材53を使用することができる。したがって、吸音材53の個数を減らすことができ、吸音材53の配設を容易にすることができる。
図1および図3を参照して、面部材4は、各々、基礎部材2側に配置される石膏ボード41と、空間側に露出して配置される強化石膏ボード42とで構成されている。強化石膏ボード42は、耐火性能を強化するために、ガラス繊維等が混入された石膏ボード(網入り強化石膏ボード)である。強化石膏ボード42は、石膏ボード41の厚みよりも大きいことが望ましい。具体的には、石膏ボード41の厚みは、たとえば9.5mmであり、強化石膏ボード42の厚みは、たとえば15mmである。
面部材4を上記のような構成とすることで、耐火性能1時間を確保することができる。図16や図17に示した面部材104を採用した場合の耐火性能は「準耐火」であったところ、本実施の形態における面部材4を採用した場合の耐火性能は「耐火」である。なお、一般的な面部材104の厚みは略25mmであるのに対し、本実施の形態における各面部材4の厚みは、略24.5mmである。このように、本実施の形態に係る乾式壁1によれば、面部材4の厚みは、一般的な乾式壁101A,101Bの面部材104の厚み以下であるにもかかわらず、耐火性能を向上させることができる。したがって、本実施の形態に係る乾式壁1は、壁の厚みを増大させることなく、高遮音性能および耐火性能の両方を満たすことができる。
(遮音性能について)
次に、図17,18に示した乾式壁101Bを比較例として、本実施の形態の乾式壁1の遮音性能について具体的に説明する。なお、乾式壁101Bは、乾式壁1と同様に、中空層には吸音部材53が配置されている。また、各面部材104と柱51との間には、下地52が挿入されている。
図5は、本発明の実施の形態1における乾式壁1および比較例における乾式壁101Bそれぞれの遮音性能を示すグラフである。なお、図5には、JIS A1416で規定される「実験室における建築部材の空気音遮断性能の測定方法」またはJIS A1419−1で規定される「建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法−第1部:空気音遮断性能」に基づく実験結果が示されている。
図5を参照して、横軸にオクターブバンド中心周波数(単位:Hz)、縦軸に音圧レベル差(単位:dB)をとったグラフにおいて、曲線11は、本実施の形態の乾式壁1の遮音性能を示している。曲線12は、比較例の乾式壁101Bの遮音性能を示している。図5に示されるように、どの周波数帯域においても、本実施の形態の乾式壁1の音圧レベル差の方が比較例における乾式壁101Bよりも大きく、遮音性能が高い。
また、比較例では、コインシデンス効果により音響透過損失は等級Rr−40程度であるが、本実施の形態では、コインシデンス効果が見られず、音響透過損失は等級Rr−50を超えている。これは、本実施の形態において、面部材104を構成する二層の石膏ボード41,42の材質および厚みを変え、コインシデンス周波数の異なる組合せとしているからである。
以上より、本実施の形態における乾式壁1を採用した場合、比較例における乾式壁101Bよりも遮音性能を2等級程度上げることができる。したがって、遮音性能を上げるために、鉛製の遮音シートを別途貼り付ける必要がなくなる。そのため、施工手間やコストを低減することができる。
(強度について)
次に、図6〜9および図20を用いて、本実施の形態における乾式壁1の強度について説明する。
図6は、本発明の実施の形態1に係る乾式壁1に載荷が加わった場合における、壁の変位度合を示す概念図であり、図7は、その場合における、背中合わせで配置されたスタッド21,22の位置関係を示す図である。図8は、本発明の実施の形態1の変形例に係る乾式壁10の構造例を示す断面図である。図9は、本発明の実施の形態1の変形例に係る乾式壁10に載荷が加わった場合における、壁の変位度合を示す概念図である。図20は、一般的な第2の乾式壁101Bに載荷が加わった場合における、壁の変位度合を示す概念図である。
上述のように、一般的な第2の乾式壁101Bでは、壁の強度を確保するため、スタッド121,122が強軸配置されている(図17)。そのため、図20を参照して、外部(たとえば第1空間側)から載荷8が加わったとしても、乾式壁101Bの撓みは抑制される。載荷8が加わった場合の乾式壁101Bの変位度合、すなわちスタッド121のストロークの大きさが、破線90にて概念的に示されている。
図8に示されるように、複数のスタッド21,22が弱軸かつ千鳥配置された乾式壁10の場合、各スタッド21,22の裏面側には、空間または吸音材53が配置される。乾式壁10においても、各スタッド21,22が弱軸配置されているため、本実施の形態における乾式壁1と同様に、壁の厚みを増大させることなく、取り付け場所ごとにランナーを表裏方向に独立して設けることができる。そのため、乾式壁10においても、ランナーを表裏方向に共通に設けた乾式壁101Bと比べると、遮音性能は向上させることができる。しかしながら、図9を参照して、このような乾式壁10において、たとえば第1空間側から第2空間側へ載荷8が加わった場合、第1空間側のスタッド21は、それ単体で抵抗することになるため、壁は大きく撓んでしまう。載荷8が加わった場合の乾式壁10の変位度合、すなわちスタッド21のストロークの大きさが、破線91にて概念的に示されている。このような比較例において、壁の強度を保障するためには、スタッド21,22の板厚を大きくすることも考えられるが、そうすると、遮音性能が悪化するため望ましくない。
これに対し、本実施の形態では、互いに隣接するスタッド21およびスタッド22は、背中合わせで配置される。したがって、図6および図7を参照して、第1空間側から載荷8が加わった場合、スタッド21が第2空間側へ押される。スタッド21の移動距離がスタッド21,22間の隙間L2を超えると、背中合わせのスタッド21および22は裏面同士において面接触する。そのため、載荷8に対して、2本のスタッド21,22で抵抗することができる。つまり、荷重が掛けられる側のスタッド21の移動距離が隙間L2を超えると、背中合わせのスタッド21,22は一体化され、面部材4と直行する方向に位置する辺の長さL3は、各スタッドの短辺の2倍となる。したがって、本実施の形態によると、乾式壁1の撓みを、スタッドを強軸配置した乾式壁101Bの場合と同等に抑制することができる。載荷8が加わった場合の乾式壁1の変位度合、すなわちスタッド21のストロークの大きさは、乾式壁101Bと同じく破線90にて概念的に示されている。
以上より、乾式壁1においては、スタッド21,22の板厚を大きくすることなく壁の強度が保たれる。したがって、本実施の形態によると、遮音性能および強度の両方を満足させることができる。また、スタッド21,22は弱軸配置されるため、表裏方向に隣接するスタッド21,22が隙間L2を有して配置されても、壁全体の厚みの増大を抑えることができる。
また、比較例で示した乾式壁10では、図8に示されるようにスタッド21,22が千鳥配置されているため、柱51も、面部材4を固定するための下地部材の一部として用いられる。そのため、柱51の第2空間側には、ベニヤ板等の下地52が挿入される。これに対し、本実施の形態の乾式壁1は、隣接するスタッド21,22が背中合わせで配置されるため、柱51を、下地部材の一部とする必要がない。したがって、本実施の形態によると、図8に示される下地52を省くことができ、施工が容易になる。
また、図3と図8とを比較すると、乾式壁1では、基礎部材2の中空層において吸音材53が占める割合を、乾式壁10よりも大きくすることができる。したがって、本実施の形態の乾式壁1によれば、スタッドを千鳥配置した乾式壁10よりも、強度だけでなく遮音性能が高まることも期待できる。
また、面部材4の構成を上記のようにすることで、各面部材4の厚みを増大させることなく耐火性能を向上させることができる。したがって、別途遮熱材を設ける必要がないため、施工手間やコストを低減できる。また、これにより、遮熱材を圧縮充填する部分をなくすことができるため、遮音性能向上にも寄与する。
なお、本実施の形態では、図3に示したように、隣接するスタッド21およびスタッド22が、表裏方向において完全に重なるように配置される構造とした。しかしながら、背中合わせで配置されるスタッド21およびスタッド22それぞれの裏面が、表裏方向において少なくとも一部重なっていればよい。
(変形例)
上記乾式壁1よりもさらに遮音性能を向上させた乾式壁の構造を、実施の形態1の変形例として説明する。以下の説明においては、上記実施の形態1と異なる部分のみ詳細に説明する。
図10は、本発明の実施の形態1の変形例における乾式壁1Aの構造を示す縦断面図である。図10において、実施の形態1の乾式壁1と同じ構成については、図1で示した符号と同じ符号を付してある。
図10を参照して、本実施の形態の変形例における乾式壁1Aは、遮音性をさらに高めるために、基礎部材2と各面部材4との間に鉄板6が挿入されている。鉄板6の板厚は、1mm未満であり、たとえば0.8mmである。したがって、乾式壁1Aに鉄板6を増貼りしても、実施の形態1の乾式壁1と全体の厚みは殆ど変らない。
図11は、本発明の実施の形態1の変形例における乾式壁1Aの遮音性能を示すグラフである。
図11を参照して、横軸にオクターブバンド中心周波数(単位:Hz)、縦軸に音圧レベル差(単位:dB)をとったグラフにおいて、曲線13は、本変形例の乾式壁1Aの遮音性能(予測値)を示している。曲線14は、実施の形態1の乾式壁1の遮音性能を示している。曲線14は、図5の曲線11と一致する。
図11に示されるように、どの周波数帯域においても、本変形例の乾式壁1Aの音圧レベル差の方が実施の形態1における乾式壁1よりも大きく、乾式壁1Aの音響透過損失は等級Rr−55を超えることが予測される。その結果、乾式壁1Aの遮音性能を、実施の形態1の乾式壁1よりもさらに1等級上げることが可能となる。
一般的に、遮音性を高めるために用いられる鉛シートは、重量が大きく、運搬、搬入および施工に負担がかかる。これに対し、鉄板6は、鉛シートよりも軽量である。また、鉄板6は、所定の大きさ(たとえば、450mm×800mm)に分割されたものが用いられる。したがって、鉛シートを用いる場合に比べて、運搬、搬入および施工の負担を軽減できる。
また、鉛の融点は330℃程度のため、鉛シートを用いると、耐火性能(1時間耐火)を満足することができない。これに対し、鉄の融点は1000℃を超えるため、鉄板6を用いた乾式壁1Aによると、高遮音性能だけでなく耐火性能も満足することができる。
なお、上記実施の形態では、表裏方向にランナーを独立して設けることで、高遮音性能とする乾式壁1の構造を示したが、ランナーは表裏方向に共通に設けられてもよい。そのような乾式壁の構造例を、実施の形態2および3として以下説明する。
<実施の形態2>
本実施の形態の乾式壁においても、図3に示されるように、第1空間側のスタッドおよび第2空間側のスタッドは、弱軸かつ背中合わせで配置されている。
図12は、本発明の実施の形態2に係る乾式壁1Bの構造を示す部分縦断面図である。図13は、図12のXIII−XIII線で切断した場合の乾式壁1Bの部分断面図である。なお、図12および図13では、実施の形態1の乾式壁1と同様の構成については同じ符号を付してある。以下に、上記実施の形態1と異なる部分のみ詳細に説明する。
図12および図13を参照して、本実施の形態では、基礎部材2Aは、複数のスタッド21および複数のスタッド22の軸方向両端に配置される枠部材として、天井側に固定される1つのランナー31Aおよび床側に固定される1つのランナー33Aを含む。
ランナー31Aは、表裏方向両端に下向きの鍔を有しており、複数のスタッド21および複数のスタッド22の軸方向一方端を抱え込むように、仕切り線を跨いで配置される。ランナー31Aの鍔の内側面が、それぞれスタッド21の表面およびスタッド22の裏面と接している。これにより、スタッド21,22の天井側の端部は、表裏方向に共通のランナー31Aによって完全に抱え込まれる。
ランナー33Aは、表裏方向両端に上向きの鍔を有しており、複数のスタッド21および複数のスタッド22の軸方向他方端を抱え込むように、仕切り線を跨いで配置される。ランナー33Aの鍔の内側面も、それぞれスタッド21の表面およびスタッド22の裏面と接している。これにより、スタッド21,22の床側の端部は、表裏方向に共通のランナー33Aによって完全に抱え込まれる。
実施の形態1で説明したように、第1空間側のスタッド21と第2空間側のスタッド22との間には、所定の隙間L2がある。そのため、スタッド21,22の端部を一つのランナーで完全に抱え込む場合には、スタッド21,22間には、スペーサとしての緩衝部材35が配置される。緩衝部材35は、たとえばゴム系あるいはウレタン系の弾性体により構成される。緩衝部材35は、図13に示されるように、少なくとも、スタッド21,22が背中合わせとなる箇所に設けられていればよい。
このように、本実施の形態の乾式壁1Bによれば、ランナーが表裏方向に共通して設けられるため、ランナー部分においては、実施の形態1の乾式壁1よりも遮音性が落ちてしまう。しかしながら、ランナー以外の構成は乾式壁1と同様であるため、乾式壁1Bにおいても、壁の厚みを抑えつつ、中腹部での遮音性能、および、壁全体の強度が確保される。
<実施の形態3>
本実施の形態の乾式壁においても、図3に示されるように、第1空間側のスタッドおよび第2空間側のスタッドは、弱軸かつ背中合わせで配置されている。
図14は、本発明の実施の形態3に係る乾式壁1Cの構造を示す部分縦断面図である。図15は、図14のXV−XV線で切断した場合の乾式壁1Cの部分断面図である。なお、図14および図15でも、実施の形態1の乾式壁1と同様の構成については同じ符号を付してある。
以下に、上記実施の形態1と異なる部分のみ詳細に説明する。
本実施の形態におけるスタッドは、軸方向両端部分の構造が実施の形態1で示したスタッド21,22とは異なる。したがって、本実施の形態では、スタッド21およびスタッド22を、それぞれ、スタッド21Aおよびスタッド22Aと記載する。
図14および図15を参照して、基礎部材2Bは、複数のスタッド21Aおよび複数のスタッド22Aの軸方向両端に配置される枠部材として、天井側に固定される1つのランナー31Bおよび床側に固定される1つのランナー33Bを含む。
ランナー31Bは、表裏方向両端に下向きの鍔を有しており、複数のスタッド21Aおよび複数のスタッド22Aの軸方向一方端を抱え込むように、仕切り線を跨いで配置される。ランナー33Bは、表裏方向両端に上向きの鍔を有しており、複数のスタッド21Aおよび複数のスタッド22Aの軸方向他方端を抱え込むように、仕切り線を跨いで配置される。
ここで、本実施の形態では、スタッド21Aの軸方向一方端および他方端には、それぞれ、ランナー31B,33Bの第1空間側の鍔を受け入れるための切れ込み部23が設けられている。同様に、スタッド22Aの軸方向一方端および他方端には、それぞれ、ランナー31B,33Bの第2空間側の鍔を受け入れるための切れ込み部24が設けられている。このように、本実施の形態では、スタッド21A,22Aの両端部は、表裏方向に共通のランナー31B,33Bによって部分的に抱え込まれている。
このように、本実施の形態の乾式壁1Cにおいても、ランナーが表裏方向に共通して設けられるため、ランナー部分においては、実施の形態1の乾式壁1よりも遮音性が落ちてしまう。しかしながら、ランナー以外の構成は乾式壁1と同様であるため、乾式壁1Cにおいても、壁の厚みを抑えつつ、中腹部での遮音性能、および、壁全体の強度が確保される。
なお、実施の形態2または3と、実施の形態1の変形例とを組み合わせてもよい。また、スタッド21(21A),22(22A)の軸方向一端側と軸方向他端側とで、異なる形態のランナーを採用してもよい。つまり、たとえば、天井側のランナーを、実施の形態1で示した表裏方向に独立したランナー31,32とし、床側のランナーを、実施の形態2で示した表裏方向に共通のランナー33Aとしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,10,101A,101B 乾式壁、2,2A,2B,102 基礎部材、4,104 面部材、6 鉄板、21,22,21A,22A,120 スタッド、23,24 切れ込み部、31,31A,32,33,33A,34,131,133 ランナー、35 緩衝部材、41,141 石膏ボード、42 強化石膏ボード、51 柱、52 下地、53 吸音材、 ランナー、135 スペーサ。

Claims (6)

  1. 隣り合う第1空間および第2空間を仕切る仕切り線に沿って配置される基礎部材と、
    前記基礎部材の一方面側および他方面側にそれぞれ固定される面部材とを備え、
    前記基礎部材は、
    長辺と短辺とを有する断面長方形状であり、前記第1空間側において、前記面部材に対して直交する方向である表裏方向に前記短辺を配置する弱軸配置構造により、前記仕切り線に沿って間隔を置いて整列する複数の第1のスタッドと、
    長辺と短辺とを有する断面長方形状であり、前記第2空間側において、前記表裏方向に前記短辺を配置する弱軸配置構造により、隣接する前記第1のスタッドと前記表裏方向に所定の隙間を有して重なるように、前記仕切り線に沿って間隔を置いて整列する複数の第2のスタッドとを含み、
    前記第1空間および前記第2空間のいずれか一方から所定以上の荷重が前記面部材に掛かった場合に前記第1のスタッドの裏面と前記第2のスタッドの裏面とが当接し得るように、前記第1のスタッドと前記第2のスタッドとの間の前記表裏方向の間隔が定められている、乾式壁構造。
  2. 前記基礎部材は、前記複数の第1のスタッドおよび前記複数の第2のスタッドそれぞれの軸方向両端を抱え込むように配置される枠部材をさらに含む、請求項1に記載の乾式壁構造。
  3. 前記枠部材は、前記複数の第1のスタッドおよび前記複数の第2のスタッドの軸方向一方端、および、前記複数の第1のスタッドおよび前記複数の第2のスタッドの軸方向他方端をそれぞれ抱え込むように、前記仕切り線を跨いで配置される一対のランナーを有する、請求項2に記載の乾式壁構造。
  4. 前記枠部材は、
    前記複数の第1のスタッドそれぞれの軸方向両端を抱え込むように配置される一対の第1のランナーと、
    前記複数の第2のスタッドそれぞれの軸方向両端を抱え込むように配置される一対の第2のランナーとを有する、請求項2に記載の乾式壁構造。
  5. 各前記面部材は、材質および厚みの異なる二層の石膏ボードを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の乾式壁構造。
  6. 前記二層の石膏ボードは、露出側に、強化石膏ボードを有する、請求項5に記載の乾式壁構造。
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