JP2009076523A - 防音パネルおよび防音壁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のほぼ長方形の防音パネルを面方向に接合して防音壁を構成する。防音パネルは、第1の面とその第1の面の裏側の第2の面とを有するほぼ長方形の主平面板部21と、第1の面の側にその第1の面に垂直に、主平面板部21の外周部の各辺から所定の長さに延びて形成された縁部22と、第1の面に沿って各辺の縁部22同士を連絡するように延びる補強材5と、を有する。各辺の縁部22の少なくとも一部が一枚の平板を折り曲げることによって主平面板部21と一体に形成されている。
【選択図】図2
Description
ここで、ρは板の面密度、tは板厚、fは音の周波数である。
本発明に係る防音壁の第1の実施形態を、図1ないし図6を参照して説明する。図1はこの第1の実施形態に係る防音壁を示す立断面図である。図2はこの実施形態に係る防音パネルの一枚を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は(a)のB−B線矢視側断面図である。
本発明の第2の実施形態に係る防音パネルでは、図7に示すように、2本の補強材5のうちの短辺に平行に延びる補強材5が、中心から距離sだけ変位して配置されている。
本発明の第3の実施形態に係る防音パネルでは、図9に示すように、防音パネル2に配置される補強材5をひし形状に配置した構成としている。すなわち、互いに隣接する縁部板材4と縁部22の中央同士を直線的に連絡するように補強材5が配置されている。
本発明の第4の実施形態に係る防音パネルでは、図10に示すように、防音パネル2に配置される補強材5をX字形状に配置した構成としている。すなわち、長方形の主平面板部21の対角線に沿って、2本の補強材5が配置されている。
本発明の第5の実施形態に係る防音パネルでは、図11に示すように、防音パネル2に配置される補強材5をV字形状に配置した構成としている。すなわち、長方形の主平面板部21の一辺の中央の点と、この点に対向する二つの角部とを直線的に連絡するように、2本の補強材5が配置されている。
本発明の第6の実施形態は第1の実施形態の変形であって、第6の実施形態に係る防音パネルでは、図12に示すように、補強材5の横断面形状がT字状になっている点が第1の実施形態と異なる。ここで、図12の(a)は第6の実施形態に係る防音パネルを示す正面図であり、(b)は(a)のB−B線矢視拡大側断面図である。第6の実施形態に係る防音パネルでは、第1の実施形態と同様に、補強材5は、縁部板材4に平行なものと縁部22に平行なものとからなり、それぞれ、対向する二つの縁部22間、二つの縁部板材4間を連絡するように、主平面板部21の中央を通るように、主平面板部21に沿って延びている。補強材5の横断面形状は、図12の(b)に示すように、T字状であって、主平面板部21に接して主平面板部21に沿って延びる平坦部30と、この平坦部30から、主平面板部21から離れる方向に突出した突出部31とからなる。
本発明の第7の実施形態は第1の実施形態の変形である。第7の実施形態に係る防音パネルでは、図13に示すように、パネル本体3の板材は、長方形の主平面板部21の3辺から延びる縁部22が形成されていて、これら3辺で折り曲げ加工がなされる。そして、残りの1辺だけに縁部板材4が溶接される。ここで、図13の(a)はパネル本体の展開図であり、(b)はパネル本体3と縁部板材4とが組み立てられた状態を示す正面図である。図13の(b)には補強材5が示されていないが、補強材5は、たとえば第1の実施形態と同様なものが配置される。
本発明の第8の実施形態は第7の実施形態の変形である。第8の実施形態に係る防音パネルでは、図14に示すように、パネル本体3は、長方形の主平面板部21の4辺から延びる縁部22が形成されていて、これら4辺で折り曲げ加工がなされ、別部材としての縁部板材は用いない。ここで、図14の(a)はパネル本体の展開図であり、(b)はパネル本体が組み立てられた状態を示す正面図である。図14の(b)には補強材5が示されていないが、補強材5は、たとえば第1の実施形態と同様なものが配置される。
本発明の第9の実施形態に係る防音パネルでは、図15に示すように、防音パネル2に配置される補強材5は、長方形の主平面板部21の短辺に平行なものを1本だけ中央に配置している。そして、この実施形態では、パネル本体3が制振鋼板で構成されている。制振鋼板は、2枚の鉄板の間に粘弾性樹脂などを挟み込んで構成されたもので、通常の鋼板と比較して、減衰が大きいことが特徴である。
本発明の第10の実施形態は第1の実施形態の変形であって、第10の実施形態に係る防音パネルでは、図16に示すように、縁部板材4および/またはパネル本体3の縁部に囲まれた位置で主平面板部21に沿って広がる平坦な吸音材8が配置されている。補強材5の高さh2は、縁部板材4の高さh1からパネル本体の厚さtおよび吸音材8の厚さt1を引いた差以下である。すなわち次の式で表わされる。
このような構成とした場合、防音パネル2への吸音材8の設置が容易になるとともに、吸音材8を設置した防音パネル2を一体のものとして扱うことが可能となる。そのため、たとえば図17に示すように、工場内で吸音材8を防音パネル2に設置したまま、解体せずに積み重ねることも可能となり、そのまま現地へ輸送することができる。また、現地でも積み重ねての一時保管などが可能となることから現地での工数を低減することも可能となり、現地における作業性が向上する。また、吸音材8を設置したことにより、防音構造と騒音低減対象となる静止誘導電器の間の密閉空間に生じる、ビルトアップの影響を抑制することが可能となるため、騒音低減効果も向上する。
以上説明した各実施形態は単なる例示であって、本発明はこれらに限定されるものではない。
2・・・防音パネル
3・・・パネル本体
4・・・縁部板材
5・・・補強材
8・・・吸音材
20・・・防音壁
21・・・主平面板部
22・・・縁部
30・・・平坦部
40・・・貫通孔
31・・・突出部
51・・・基礎
52・・・配管
53,54,55,56,57・・・振動伝達経路
58・・・天井部
Claims (14)
- 複数のほぼ長方形の防音パネルが面方向に互いに接合されて防音壁を構成する、当該防音パネルであって、
第1の面とその第1の面の裏側の第2の面とを有するほぼ長方形の主平面板部と、
前記第1の面の側にその第1の面に垂直に、前記主平面板部の外周部の各辺から所定の長さに延びて形成された縁部と、
前記第1の面に沿って前記各辺の縁部同士を連絡するように延びる補強材と、
を有し、
前記各辺の縁部の少なくとも一部が一枚の平板を折り曲げることによって前記主平面板部と一体に形成されていること、
を特徴とする防音パネル。 - 前記補強材が、前記縁部のうち互いに対向する縁部同士を連絡して前記主平面板部の辺に平行に延びていること、を特徴とする請求項1に記載の防音パネル。
- 前記補強材が、前記主平面板部の中央を通って延びていること、を特徴とする請求項2に記載の防音パネル。
- 前記補強材が、前記主平面板部の中央を通らないで延びていること、を特徴とする請求項2に記載の防音パネル。
- 前記補強材が、前記縁部のうち互いに隣接する縁部同士を連絡して延びていること、を特徴とする請求項1に記載の防音パネル。
- 前記補強材が、前記主平面板部の対角方向に延びていること、を特徴とする請求項1に記載の防音パネル。
- 前記補強材が、前記主平面板部の角部と辺の中央部とを連絡するように延びていること、を特徴とする請求項1に記載の防音パネル。
- 前記補強材の横断面形状が、前記主平面板部の第1の面に接して第1の面に沿って延びる平坦部と、この第1の面に接する側の反対側に向かって延びる突出部を有すること、を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載の防音パネル。
- 前記各辺の縁部すべてが一枚の平板を折り曲げることによって前記主平面板部と一体に形成されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の防音パネル。
- 前記各辺の縁部の一部のみが一枚の平板を折り曲げることによって前記主平面板部と一体に形成され、その他の辺の縁部は、前記主平面板部とは別の縁部板材が主平面板部に溶接接合されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の防音パネル。
- 前記主平面板部が制振鋼板材で構成されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載の防音パネル。
- 前記縁部で囲まれる位置で前記第1の面に沿って延びる扁平な吸音材が配置されていること、を特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の防音パネル。
- 複数のほぼ長方形の防音パネルを面方向に接合して構成する防音壁において、
前記防音パネルそれぞれが、
第1の面とその第1の面の裏側の第2の面とを有するほぼ長方形の主平面板部と、
前記第1の面の側にその第1の面に垂直に、前記主平面板部の外周部の各辺から所定の長さに延びて形成された縁部と、
前記第1の面に沿って前記各辺の縁部同士を連絡するように延びる補強材と、
を有し、
前記各辺の縁部の少なくとも一部が一枚の平板を折り曲げることによって前記主平面板部と一体に形成されていること、
を特徴とする防音壁。 - 静止誘導電器の騒音を低減するために静止誘導電器の外側に配置されるものであること、を特徴とする請求項13に記載の防音壁。
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