JPH1140442A - 静止誘導電器の防音装置 - Google Patents

静止誘導電器の防音装置

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JPH1140442A
JPH1140442A JP9210117A JP21011797A JPH1140442A JP H1140442 A JPH1140442 A JP H1140442A JP 9210117 A JP9210117 A JP 9210117A JP 21011797 A JP21011797 A JP 21011797A JP H1140442 A JPH1140442 A JP H1140442A
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plate
sound insulating
insulating plate
tank
sound
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JP9210117A
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Michihiko Matsushita
充彦 松下
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Aichi Electric Co Ltd
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Aichi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変圧器等の静止誘導電器が発生する騒音や振
動を、簡易な構成の防音装置により低減する。 【解決手段】 電器本体1を収納するタンク5の側壁6
に複数個の補強ステー7,7aを設け、この補強ステー
7,7aに、所定の肉厚を有する固定座8と所定のバネ
定数を備えた薄板9を介して、防音用の遮音板10をそ
の角部でのみ固着し、また、前記遮音板10はその外周
縁の少なくとも一部を内側に折曲げて構成したことと特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変圧器等の静止誘導電
器のタンクから発生する騒音を、前記タンクに設けた遮
音板により良好に抑制するようにした静止誘導電器の防
音装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、変電所に設置される変圧器やリ
アクトル等の静止誘導電器において、電気機器の運転中
に発生する騒音の大部分は、鉄心で発生する磁歪振動が
タンクを通して大気中に伝播するものである。この場
合、変電所に近隣する住民にとって前記振動音(騒音)
は、安寧な生活を脅かす大きな要因となっており、今
日、静止誘導電器に対する低騒音化を求める要求が非常
に強くなってきている。そこで、騒音対策として従来か
ら電器本体を収納する静止誘導電器のタンクを、コンク
リートや鉄板等にて形成した防音用の建屋内に収容し、
この建屋によって静止誘導電器から発生する騒音を遮断
・吸音したり、あるいは、前記静止誘導電器のタンク側
壁に複数個の補強ステーを取付け、この補強ステーに遮
音用の平板を適宜溶接等により取付ける等して、前記鉄
心の磁歪振動により発生する騒音が外部に伝播されるの
を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記静止誘導
電器の防音装置においては、次に示すような問題点があ
った。即ち、電気機器本体を収容したタンクの周囲を鉄
板やコンクリートからなる防音用建屋によって囲繞する
場合は、機器から発生する騒音を効果的に低減できる反
面、前記建屋によって機器の据付面積が増大すると共
に、建屋を建設するための期間の長期化や製造コストが
上昇するといった問題があった。また、前記タンクの側
壁に補強ステーを設け、この補強ステーに遮音用の平板
を溶接して取付ける場合は、タンクから補強ステーに伝
達された振動が、前記補強ステーに溶接した遮音用の平
板の外縁全周から伝達され、この遮音用の平板自体を激
しく振動させて騒音を発生させるという問題もあった。
【0004】本発明は、前記の問題点に鑑み、電気機器
の運転中に発生する振動および振動に伴う騒音を、簡易
な構成により良好に抑制可能とした静止誘導電器の防音
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に示す静止誘導
電器の防音装置は、電器本体を収納するタンク側壁に複
数個の補強ステーを配設して、前記補強ステーに、所定
のバネ定数を有する薄肉状の薄板と所定の肉厚寸法を有
する固定座を介して板厚の厚い遮音板を取付けると共
に、前記遮音板は前記薄板と当接しない外周縁の少なく
とも一部を折曲げて構成した。
【0006】請求項2に示す静止誘導電器の防音装置
は、電器本体を収納するタンク側壁に複数個の補強ステ
ーを配設して、前記補強ステーに、所定のバネ定数を有
する薄肉状の薄板と所定の肉厚寸法を有する固定座を介
して板厚の厚い遮音板を取付けると共に、前記遮音板の
外周縁近傍の少なくとも一部に板状の鋼材を取付けて構
成した。
【0007】請求項3に示す静止誘導電器の防音装置に
おける遮音板は、一対の鋼板間に合成樹脂等弾性力に優
れた板材を挟んで一体に形成した制振鋼板である。
【0008】請求項4に示す静止誘導電器の防音装置
は、遮音板と補強ステーとの間に形成される隙間を、弾
性力を備えたシール材により密閉するようにした。
【0009】本発明の静止誘導電器の防音装置は、電気
機器本体を収容するタンクの側壁に複数個の補強ステー
を設け、前記補強ステーに所定のバネ定数を有する薄板
を介して防音用の遮音板を取付けるようにしたので、補
強ステーから遮音板に伝播する振動を前記薄板によって
良好に低減することができると共に、前記遮音板はその
外周縁の少なくとも一部を折曲げるか、あるいは、外周
縁近傍に板状の鋼材を取付けることにより、遮音板自体
の振動を極力抑制できることはもとより、遮音板と補強
ステー間に形成される隙間から漏出する騒音を、前記遮
音板の折曲部または板状の鋼材によって良好に低減でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図6により説明する。図1において、1は、鉄心
2の脚鉄部に巻線3を巻回して構成した静止誘導電器A
の電器本体を示し、前記電器本体1は絶縁油等の冷却媒
体4と共にタンク5内に収容されている。前記タンク5
の四辺の側壁6には、図2に示すように、補強ステー
7,7aを矩形枠状に配設して溶接等により取付けると
共に、前記矩形枠状に配設した補強ステー7,7aは、
図3に示すように、その四隅に後述する薄板を前記補強
ステー7,7aに接合する固定座8を、例えば、溶接に
より固着している。
【0011】また、前記固定座8には、図4で示すよう
に、例えば、四角形状に形成して所定のバネ定数を有す
る前述した薄肉状の薄板9が、その直角部aを前記固定
座8に重合して溶接等により固着し、前記各薄板9の直
角部aと反対側に位置する直角部bには、薄板9より板
厚を相当厚くした鋼板からなりタンク5の側壁7から伝
播する騒音を低減させる遮音板10が、その四隅を薄板
9の直角部bと同じく直角に切欠いた切欠部cを形成し
て、その切欠部cのみを前記薄板9の直角部bに溶着す
ることにより取付けられている。さらに、前記遮音板1
0には、薄板9を溶着する切欠部c以外の外周縁を、図
4に示す点線に沿って内側(タンク5の側壁6方向)に
折曲げて折曲部dが形成されている。
【0012】図5は、前記遮音板10をタンク5の側壁
6に配設した補強ステー7,7aに取付けた状態を示す
縦断面図であり、前記遮音板10にはその外周縁に前記
折曲部dが、前記のようにその先端部をタンク5側壁6
に配設した補強ステー7,7aの前面と接触しない程度
の幅寸法を有して屈曲形成されている。即ち、前記遮音
板10は、その外周縁を内側に折曲げて折曲部dを形成
することにより、遮音板10と補強ステー7,7aとの
間に形成される隙間を狭くしつつ、補強ステー7,7a
との間に隙間hの小空間を形成している。なお、図5に
示す固定座8は、遮音板10を固定座8および薄板9を
介して補強ステー7,7aに接合した場合、前記遮音板
10の折曲部dの先端が、補強ステー7,7aの前面に
当接しない程度の肉厚寸法で形成されている。
【0013】つづいて、前記のように構成した静止誘導
電器Aの防音装置における動作について説明する。図1
に示す静止誘導電器Aの電器本体1が、鉄心2で発生す
る磁歪により振動すると、前記振動は絶縁油4を通して
タンク5に伝達され、タンク5は伝達された振動によっ
て側壁6を振動して騒音を発生する。然るに、前記タン
ク5の側壁6からは大気中に向けて騒音が発せられる
が、前記タンク5の側壁6には補強ステー7,7aを介
して板厚の厚い防音用の遮音板10が取付けられている
ので、前記タンク5の側壁6から大気中に伝播される騒
音は前記遮音板10により良好に低減することができ
る。
【0014】また、電器本体1から絶縁油4を通ってタ
ンク5に伝達された振動は、タンク5の側壁6に配設し
た補強ステー7,7aを介して前記遮音板10にも直接
伝播されるが、前記遮音板10には図4に示すように、
四角形状に形成され所定のバネ定数を備えた薄肉状の薄
板9が、前記遮音板10の隅角部に取り付けられている
ため、補強ステー7,7aから遮音板10に伝播される
振動は、前記薄肉状の薄板9が前記振動に対して板バネ
の如く作用することにより、前記振動を効果的に吸収し
て遮音板10が振動により騒音を発するのを確実に防止
する。
【0015】さらに、前記遮音板10は、図5に示すよ
うに、薄板9を溶着する隅角部以外の外周縁の少なくと
も一部が内側(タンク5の側壁6方向)に折曲されてい
るため、補強ステー7,7aから遮音板10の隅角部に
装着した薄板9によって吸収・緩和しきれなかった振動
は、前記遮音板10に伝播してこれを振動させることに
なるが、前記遮音板10にはその外周縁に形成した遮音
板10の補強の役目を果たす折曲部dにより、遮音板1
0自体の振動を充分に受止めて騒音発生を抑制すること
ができる。
【0016】しかも、前記遮音板10はその外周縁の少
なくとも一部を内側(タンク5の側壁6方向)に折曲す
ることにより、遮音板10と補強ステー7,7aとの間
に形成される隙間hを狭くすることが可能となり、タン
ク5の側壁6から補強ステー7,7aと遮音板10との
間の隙間hを通って外部に漏出する騒音は、前記遮音板
10の折曲部dによって良好に遮蔽され、大気中に伝播
される騒音を効果的に抑制することができる。
【0017】また、前記遮音板10は、タンク5の側壁
6に配設した補強ステー7,7aに、所定の肉厚を有す
る固定座8を介して遮音板10を取付ける構造となって
いるため、前記遮音板10は図5に示すように、折曲部
d先端と補強ステー7,7aの前面とが当接することな
く隙間hの小空間が形成されるので、前記補強ステー
7,7aから遮音板10に伝播される振動は、薄板9を
介して補強ステー7,7aに接合される切欠部cから伝
わる振動のみとなり、遮音板10に直接伝播する振動を
極力少なくすることができる。
【0018】したがって、前記静止誘導電器Aの防音装
置は、タンク5の側壁6から伝播する騒音を遮音板10
の四隅の切欠部cに装着した所定のバネ定数を有する薄
板9により効果的に減衰し、また、前記遮音板10はそ
の外周縁の少なくとも一部を折曲することにより、前記
遮音板10自体の振動を充分に抑制することが可能とな
り、補強ステー7,7aと遮音板10との間に形成され
る隙間hから漏出する騒音を、前記遮音板10の折曲部
dにより良好に低減することができる。
【0019】なお、図6は本発明の静止誘導電器Aの防
音装置における他の実施例を示すもので、遮音板10a
の外周縁近傍に板状の鋼材11を溶接等により装着し、
この板状の鋼材11によって遮音板10aと補強ステー
7,7aの間の隙間hを狭くすることにより、前記遮音
板10aと補強ステー7,7aの間の隙間hから騒音が
漏出するのを抑制することができる。この場合も、前記
遮音板10aは、図4に示す遮音板10と同様にその隅
角部のみを薄板9に溶着して所定の肉厚を有する固定座
8を介して補強ステー7,7aに接合するようにしたの
で、前記遮音板10は、その外周縁近傍に止着した板状
の鋼材11が補強ステー7,7aと衝接することなく前
記補強ステー7,7aに取付けることができる。
【0020】即ち、前記遮音板10aを、図3に示す固
定座8に薄板9を介して取付けた場合、電器本体1から
絶縁油4を通ってタンク5の側壁6に伝達された振動
は、前記遮音板10a四隅の切欠部cに取付けられる薄
板9によって効果的に吸収・緩和することができる。し
かも、遮音板10aの外周縁近傍に板状の鋼材11を装
着することで、前記遮音板10a自体の振動をも鋼材1
1が補強の役目を果たすことにより効果的に抑制でき、
補強ステー7,7aと遮音板10との間の隙間hから漏
出する騒音を、前記板状の鋼材11によって補強ステー
7,7aと遮音板10との間の隙間hを狭めることによ
り良好に低減することが可能となる。
【0021】なお、前記図5,6に示す遮音板10,1
0aは、図示しない一対の鋼板間に合成樹脂等弾性力に
優れた板材を挟んで一体に形成した制振鋼板を使用する
ことにより、補強ステー7,7aから遮音板10,10
aに伝播される振動で、前記遮音板10,10aの切欠
部cに取付けた薄板9によって吸収・緩和しきれなかっ
た振動をも、前記制振鋼板の使用により良好に吸収する
ことができる。
【0022】図7は、図5,6に示す遮音板10,10
aと補強ステー7,7aとの間に形成される隙間hの小
空間に、弾性力を有するシール材12を充填して、前記
隙間hを封鎖するようにしたもので、これによって、タ
ンク5の側壁6から遮音板10,10aと補強ステー
7,7aとの間の隙間hを通って大気中に伝播する騒音
は、前記シール材12により適宜遮蔽され、前記騒音が
外部に漏出することを防ぐことができる。然るに、前記
シール材12は、補強ステー7,7aと遮音板10,1
0aとの間に充填する関係上、タンク5の側壁6から補
強ステー7,7aに伝播された振動は、前記シール材1
2を通って遮音板10,10aに伝播されるものの、前
記シール材12は所定の弾性力が具備されているので、
遮音板10,10aに伝播する振動はシール材12によ
って良好に吸収・減衰され、遮音板10,10aに振動
が伝達され騒音が発生するといった問題を解消すること
ができる。
【0023】なお、本発明の静止誘導電器Aの防音装置
は、タンク5の側壁6に補強ステー7,7aを矩形枠状
に配設して、これに、固定座8を介して、四角形状に形
成した薄板9を取付けた例について説明したが、例え
ば、一対の補強ステーをタンク5側壁6に平行に配設し
たり、前記補強ステーに固定座8を介して図8に示すよ
うな三角形状に形成した薄板9を取付けるようにして
も、本発明は成立するものである。
【0024】しかし、前記一対の補強ステーをタンク5
側壁6に平行に装着した場合は、遮音板10,10aと
補強ステーとの間に形成される隙間よりも大きな隙間
が、前記遮音板10,10aとタンク5の側壁6との間
に形成される関係上、この隙間を閉鎖するシール材12
は、前記遮音板10,10aとタンク5の側壁6との間
に形成される隙間に見合った肉厚のシール材12を使用
して、前記隙間を完全に密閉することが可能となる。
【0025】以上説明したように、本発明の静止誘導電
器の防音装置は、電器本体を収納するタンクの側壁に、
外周縁の少なくとも一部を内側(タンクの側壁方向)に
折曲げた防音用の遮音板を取付けたので、遮音板自体の
振動を簡易な構成で抑制できると共に、タンクの側壁か
ら大気中に伝播する騒音は、前記遮音板の折曲部により
良好に抑制することができる。また、前記遮音板に制振
鋼板を使用したり、遮音板と補強ステーとの間に形成さ
れる隙間に弾性力を備えたシール材を嵌合すれば、さら
に防音効果を向上することが可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明の静止誘導電器の防音装置は、タ
ンク側壁に配設した補強ステーに、外周縁の少なくとも
一部を折曲げるか、あるいは、外周縁の近傍に板状の鋼
材を止着して構成した遮音板を取付けるようにしたの
で、タンクの側壁から大気中に伝播する騒音を前記遮音
板により良好に遮音するとともに、遮音板と補強ステー
との間に形成される隙間を、前記遮音板の折曲部または
遮音板に止着した板状の鋼材によって容易に狭めること
ができるため、タンク側壁に伝播して前記隙間から漏出
する騒音は、前記遮音板の折曲部、あるいは、板状に形
成した鋼材により効果的に低減することが可能となる。
【0027】また、本発明の静止誘導電器の防音装置に
おける遮音板は、一対の鋼板間に合成樹脂等弾力性に優
れた板材を挟んで一体に形成した制振鋼板を使用するこ
とにより、その四隅に取付けた薄板によって吸収しきれ
なかった振動を前記制振鋼板により効果的に吸収して、
遮音板自体が振動して騒音を発生するという問題を完全
に防止することができる。
【0028】さらに、本発明の静止誘導電器の防音装置
は、遮音板と補強ステーとの間に形成される隙間を、弾
性力を備えたシール材により封鎖したので、タンク側壁
から前記隙間を通って伝播する騒音は、シール材によっ
て確実に遮音され、また、前記遮音板と補強ステーとの
間隙から雨水等が侵入して、各部材間の溶接部に錆等の
不具合が生じるといった問題も確実に回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の静止誘導電器の防音装置を示す縦断面
図である。
【図2】本発明の静止誘導電器の防音装置における補強
ステーの配置状況を示す配置図である。
【図3】本発明の静止誘導電器の防音装置における固定
座の取付状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の静止誘導電器の防音装置における遮音
板と薄板との取付状況を示す平面図である。
【図5】本発明の静止誘導電器の防音装置における遮音
板の取付状態を示す縦断面図である。
【図6】本発明の静止誘導電器の防音装置における遮音
板の他の形状を示す縦断面図である。
【図7】本発明の静止誘導電器の防音装置に弾性シール
部材を取付けた状態を示す要部拡大図である。
【図8】本発明の静止誘導電器の防音装置における薄板
の他の形状を示す平面図である。
【符号の説明】
1 電器本体 5 タンク 7,7a 補強ステー 8 固定座 9 薄板 10,10a 遮音板 11 板状鋼材 12 シール材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電器本体を収納するタンク側壁に複数個
    の補強ステーを配設した電気機器において、前記補強ス
    テーに、所定のバネ定数を有する薄肉状の薄板と所定の
    肉厚寸法を有する固定座を介して板厚の厚い防音用の遮
    音板を取付け、かつ、前記遮音板は薄板と当接しない外
    周縁の少なくとも一部をタンク側壁側に曲成して構成し
    たことを特徴とする静止誘導電器の防音装置。
  2. 【請求項2】 電器本体を収納するタンク側壁に複数個
    の補強ステーを配設する電気機器において、前記補強ス
    テーに、所定のバネ定数を有する薄板と所定の肉厚寸法
    を有する固定座を介して板厚の厚い防音用の遮音板を取
    付けると共に、前記遮音板はその外周縁近傍の少なくと
    も一部に板状の鋼材を装着して構成したことを特徴とす
    る静止誘導電器の防音装置。
  3. 【請求項3】 前記遮音板は一対の鋼板間に合成樹脂等
    弾性力に優れた板材を挟んで一体に形成した制振鋼板で
    あることを特徴とする請求項1または2記載の静止誘導
    電器の防音装置。
  4. 【請求項4】 前記遮音板と補強ステーとの間に形成さ
    れる隙間を、弾性力を備えたシール材により密閉するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1ないし3記載の静止
    誘導電器の防音装置。
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