JP3641114B2 - 静止誘導電器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は静止誘導電器に係わり、特に静止誘導電器のタンク周囲に遮音板を取り付けた静止誘導電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、環境保護の観点から騒音規制が厳しくなっており、変圧器などの静止誘導電器の低騒音化が強く望まれている。静止誘導電器の騒音は静止誘導電器本体の振動がタンクに伝播し、タンク側面が振動して周囲に音を放射するために発生する。この放射音の拡散を防止するための手段として、静止誘導電器を鉄板などでできた防音建屋に収納する方法もあるが、据付面積の増大などの欠点を有するため、タンクの周囲に遮音板を設ける対策が従来から広く実施されている。この遮音板は、音が遮音板を透過するときの低減効果、すなわち透過損失によりタンク側面から放射された音を低減させる。また、タンク側面の振動を受けて遮音板自身が振動し、騒音を発生しないように構成上の配慮がなされている。
【0003】
このような静止誘導電器の従来の遮音技術を、図11(a),同図(b)及び図12を参照して具体的に説明する。
図11(a)において、1は静止誘導電器本体、2は静止誘導電器を収納するタンク、3はタンク側面、6はタンクカバー、20はフランジ、4はタンク2の上部補強ビーム、5はタンク2の下部補強ビームである。上部補強ビーム4には上部支持点8が、側面3には下部支持点9がそれぞれ設けられ、上部支持点8と下部支持点9の間のタンク側面10を覆うような遮音板7が、タンク周囲に取り付けられている。さらに、遮音板7は図11(b)に示すような平板11に、その周囲を囲むような帯状の補強リブ12と表面を分割するような帯状の補強リブ13を取り付けた遮音板本体14と、遮音板本体14と上部支持点8との間に配置した弾性要素15と、遮音板本体14と下部支持点9との間に配置した弾性要素16と、弾性要素15,16を配置したことにより遮音板本体14とタンク側面10の間に生じた隙間を塞ぐ柔軟なシール材料17から構成されている。
【0004】
ところで、弾性要素15,16は支持点8,9の振動方向、すなわち、タンク側面3の水平(x)および垂直(z)方向に弾性変形するゴムや金属などのばねで構成されている。また、シール材料17は遮音板本体14とタンク側面3、および遮音板本体14と上部補強ビーム4の隙間を密閉し、且つ両者の相対変位に合わせて柔軟に変形する性質を持つ材料で、箔状のテープに成形した鉛などが用いられる。なお、シール材料17は上記の性質が満足されれば、その形状はテープに限らず任意であり、隙間に直接埋め込む充填材であっても構わない。
【0005】
上記の従来の遮音技術は、遮音板7は覆われたタンク側面10から放射された音を遮音板7の透過損失により減衰させるものであり、同時に、遮音板自身からの騒音の発生を低減するため、弾性要素15,16により遮音板本体14の振動絶縁を行っている。さらに、補強リブ12,13により遮音板本体14の曲げ剛性を高めることで、遮音板本体14の曲げ振動を防止し、弾性要素15,16と遮音板本体14からなる振動系を理想的な1自由度系に近づけている。かかる構成により、弾性要素15,16による振動絶縁効果は向上し、遮音板本体14の振動は抑制されるので、遮音板本体14から発生する騒音を低減することが可能になる。
【0006】
また、弾性要素15,16を設けたことにより、遮音板本体14とタンク側面10の間に隙間が生じるが、柔軟なシール材料17により隙間を塞ぎタンク側面10から放射された音が、隙間から外部にもれだすのを防止している。なお、遮音板本体14を制振鋼板で構成し、遮音板の制振効果を高めることも可能である。この制振鋼板は複数の鋼板間に高分子粘弾性材料を挟んで一体に成形したもので、振動に対する減衰能力が高いことはよく知られている。
【0007】
さらに、図12に示す従来技術では、遮音板を2枚の遮音板34,35に分割してタンク側面3に取り付け、遮音板34と遮音板35の隙間を柔軟なシール材料19により塞いだものである。このように、遮音板を水平方向に複数に分割することにより、遮音板1枚の大きさを大型化する代わりに、タンク側面3の広い面積を覆うように構成することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、静止誘導電器の大型化により静止誘導電器本体から発生する振動が増大する傾向にある。この結果、タンク側面から放射される音が増加するとともに、タンク周囲に取り付けられた遮音板に伝達される振動も増加し、遮音板自身の振動により発生する騒音も増加してくるようになる。従って、静止誘導電器には更なる低騒音化が求められている。具体的には、遮音板の振動抑制性を更に進め、且つ、騒音発生源であるタンク表面をより広範囲に覆うことが望ましいとされている。
【0009】
しかしながら、従来技術では、遮音板の振動抑制と面積拡大を両立させるには限界があった。このことを前記した図11(a),同図(b)及び図12を参照して説明する。
【0010】
すなわち、図11(a)の従来技術では、遮音板本体14は剛性の低い平板11の周囲と表面に、多数の帯状の補強リブ12,13を溶接により取り付けるという構造上の理由から、溶接による平板11の変形が避けられず、遮音板本体14を大型化すると、溶接変形も増加して遮音板本体14の寸法精度低下が問題になる。更に、平板11の材料として制振鋼板を使用する場合、制振鋼板は複数の鋼板間に高分子粘弾性材料を挟んで一体に成形するので、製造できる1枚の制振鋼板の大きさに制約があるのが一般的である。従って、使用する材料の面からも製作可能な遮音板寸法には限度があり、遮音板の大きさを拡大するには問題がある。
【0011】
一方、図12の従来技術では、1枚の遮音板の大きさを拡大する代わりに、水平方向に複数の遮音板を組み合わせ、タンク表面を覆う面積を拡大したものである。このようにして遮音板34を組み立てるとき、遮音板34が重さの不釣り合い等が原因で傾き、隣の遮音板35と強く接触した場合、お互いに力を及ぼし合うために、2枚の遮音板34,35の振動が増加し、遮音板自身の振動により発生する騒音が増加する可能性がある。このように、1枚々々は十分な性能を有する遮音板であっても、タンク側面3に分割して取り付けられた状態によっては、遮音板1枚の時よりも遮音性能が低下するという問題がある。また、接触を防止するため、遮音板34,35の間隔を広げる対策が考えられるが、間隔が広がれば、隙間のシール材料19の取り付け作業が困難になり、隙間からの音もれ増加につながるので、遮音板の総合的な性能面から好ましくない。
【0012】
更に、図11及び図12の従来技術は、いずれもフランジ20付近など、遮音板7に覆われない部分が残っており、これらの部分を覆うために、遮音板7を高くすると、遮音板7は上部補強ビーム4に取り付けられているという構成上の理由から、上部支持点8の高さを大幅に越える遮音板本体14を取り付けると構造が不安定になる。従って、高さ方向に遮音板面積を拡大しようとしても、装着可能な遮音板高さには限度がある。
【0013】
上述したように、従来技術においては、遮音板の振動抑制と面積拡大を両立させようとすると、遮音板1枚の大きさを拡大することも、複数の遮音板を使用することも限度があり、いずれも問題をかかえるという不都合がある。
【0014】
本発明(請求項1及び請求項2対応)は、上記従来技術の状況を考慮してなされたものであり、その目的は、騒音発生源であるタンク表面をより広範囲に覆い、且つ遮音板の振動抑制性能を更に高めることによって、タンク側面の放射音と、遮音板自身の振動による放射音の両者に対し、騒音低減効果を有する遮音板を設けた静止誘導電器を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1は、静止誘導電器本体を絶縁油または絶縁ガスと共に収納するタンクの側面に、上下に離間して支持点を設け、その支持点間のタンク側面外面を覆うように遮音板を取り付けた静止誘導電器において、前記遮音板は補強部材を備えた平板状の遮音板本体と、前記タンク側面の上部支持点との間に配置した第1の弾性要素と、前記遮音板本体と前記タンク側面の下部支持点との間に配置した第2の弾性要素と、前記第1及び第2の弾性要素を配置したことにより、前記遮音板本体と前記タンク側面の間に生じた隙間を塞ぐ柔軟なシール材料とからなり、さらに前記遮音板本体は形鋼を多角形状に溶接してなる枠型に平板を溶接し、この平板の表面を分割するような帯状の補強リブを取り付けて形成されたことを特徴とする。
【0016】
本発明の請求項2は、静止誘導電器本体を絶縁油または絶縁ガスと共に収納するタンクの側面に、上下に離間して支持点を設け、その支持点間のタンク側面外面を覆うように遮音板を取り付けた静止誘導電器において、前記遮音板を水平方向に複数に分割して前記タンク周囲に取り付け、隣合う遮音板の隙間を柔軟なシール材料により塞ぐと共に、遮音板と遮音板の間に緩衝材を配置したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施例(請求項1対応)の静止誘導電器の構成図であり、同図(a)は概略側面図、同図(b)は遮音板本体の正面図、同図(c)は他の遮音板の断面図である。
【0018】
図に示すように、静止誘導電器本体1を絶縁油または絶縁ガスと共に収納するタンク2が設置され、そのタンク側面3に上下に水平方向に上部補強ビーム4と下部補強ビーム5を取り付け、上部補強ビーム4の上部支持点8とタンク側面3上の下部支持点9の間に、タンク側面3の外面を覆うように遮音板21を取り付ける。遮音板21は、遮音板本体22と、遮音板本体22と上部ビーム3上の上部支持点8との間に配置した第1の弾性要素15と、遮音板本体22とタンク側面3の下部支持点9との間に配置した第2の弾性要素16とを配置し、さらに遮音板本体22とタンク側面3の間に生じた隙間を塞ぐ柔軟なシール材料17を設けている。また遮音板本体22は、U形鋼を長方形に溶接してなる枠型23に平板24を溶接し、更に平板24の表面を分割するような帯状の補強リブ25を取り付けて形成されている。
【0019】
ところで、遮音板本体22の枠型に使用する形鋼の種類は、平板24を溶接するために十分な幅があり、平板24の剛性を高めるために十分な断面2次モーメントを有するものであれば形状は任意であってもよく、図1(c)に示すようなL形鋼を長方形に溶接した枠型26でも差し支えない。
【0020】
次に、本実施例の作用について説明する。
従来技術では剛性の低い平板に多数の補強リブを溶接したため、遮音板本体に大きな変形が生じた。しかし、本実施例の静止誘導電器では、遮音板本体22は予め長方形に溶接された枠型23に平板24を溶接して構成されており、平板24に溶接する部材は、補強リブ25のみである。しかも、U形鋼からなる枠型23は、平板24に比べ剛性が高いので、その剛性により溶接に伴う変形を小さく抑えることができる。したがって、大型の遮音板でも寸法精度よく、容易に製作することが可能である。
【0021】
なお、本実施例では、長方形の枠型23を予め製作するが、溶接により平板24に強固に固着されているので、遮音板本体22の曲げ剛性を高める効果は、従来技術の補強リブと変わりはない。すなわち、遮音板本体22の曲げ振動を抑制し、弾性要素15,16と遮音板本体22からなる振動系を理想的な1自由度系に近づけることにより、弾性要素15,16による振動絶縁効果を向上させ、遮音板本体22の振動により発生する騒音を低減させる効果は同じである。
【0022】
更に、本実施例において、遮音板本体22を制振鋼板で構成し、遮音板21の制振効果を高めることも可能である。制振鋼板は複数の鋼板間に高分子粘弾性材料を挟んで一体に成形したもので、振動に対する減衰能力が高いことは公知のとおりである。
【0023】
上述したように、本実施例によれば、遮音板本体22をU形鋼を予め長方形に溶接してなる枠型23に平板24を溶接して構成したことにより、溶接による変形を小さく抑えることができる。従って、従来技術に比べ大型の遮音板を寸法精度よく製作することができる。
【0024】
図2は本発明の第2実施例(請求項1対応)の静止誘導電器の構成図であり、同図(a)は概略側面図、同図(b)は遮音板本体の正面図、同図(c)は他の遮音板の断面図である。
【0025】
図に示すように、本実施例は上記第1実施例の静止誘導電器において、遮音板本体28が、U形鋼を長方形に溶接してなる外枠29に、外枠29に囲まれる面を分割するように、H形鋼からなる内枠30を溶接し、更に、各分割面に、それぞれ平板31を溶接して形成されたものであり、その他の構成は上記第1実施例と同一である。
【0026】
本実施例では、遮音板本体28の枠型に使用する形鋼の種類は、平板31を溶接するために十分な幅があり、平板31の剛性を高めるために十分な断面2次モーメントを有するものであれば形状は任意であって、例えば同図(c)に示すようなL形鋼を、長方形に溶接した外枠27でも差し支えない。
【0027】
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例では、遮音板本体28は、U形鋼を溶接して形成した外枠29と内枠30の各分割面に、平板31を溶接するだけで構成される点が第1実施例と異なる。したがって、本実施例では剛性の低い平板31に、表面を分割するような補強を溶接する必要が全くなくなり、溶接による遮音板本体28の変形をさらに小さく抑えることができるので、大型の遮音板を更に寸法精度よく、容易に製作することが可能である。
【0028】
また、遮音板本体28として制振鋼板を使用する場合、制振鋼板は複数の鋼板間に高分子粘弾性材料を挟んで一体に成形するので、製造可能な1枚の平板の大きさに制約があるのが一般的である。本実施例では、複数の平板31で1台の遮音板本体28を構成するので、使用する1枚々々の平板31の大きさは、1枚の平板で遮音板本体を構成する場合より小さくて済む。従って、制振鋼板を使用する場合でも、製造寸法の制約を受けず、大型の遮音板を製作することが可能である。
【0029】
上述したように、本実施例によれば、遮音板本体28をU形鋼を長方形に溶接してなる外枠29に、外枠29に囲まれる面を分割するようにH形鋼からなる内枠30を溶接し、更に、各分割面にそれぞれ平板31を溶接して構成することにより、溶接による変形を更に小さく抑えることができる。従って、第1実施例に比べ、更に大型の遮音板を寸法精度よく製作することができる。
【0030】
図3は本発明の第3実施例(請求項1対応)の静止誘導電器の遮音板本体の断面図である。
本実施例の遮音板本体は第1実施例の静止誘導電器において、遮音板本体32の枠型23を構成するU字形の形鋼のくぼみ部分に、吸音材シート33の周辺部を挿入することにより、吸音材シート33を遮音板本体32の内側に取り付けて構成されたものである。
【0031】
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例では、遮音板本体32の枠型23にU形鋼を使用するので、枠型23の内周には全周にわたりくぼみができる。このくぼみに吸音材シート33の周辺部を押し込み、遮音板本体32に取り付ければ、吸音材シート33は脱落することはない。従って、吸音材シート33を固定する構造が不要になり、吸音材シート33の固定作業を大幅に簡略化できる。また、このように吸音材を密閉された空間に設けると、騒音が増大するのを防止できる。
【0032】
本実施例によれば、遮音板本体32の枠型23を構成するU字形の形鋼のくぼみの部分に、吸音材シート33の周辺部を挿入して取り付けることにより、吸音材シート33の固定作業を簡略化することが可能になる。
【0033】
図4は本発明の第4実施例(請求項2対応)の静止誘導電器の遮音板の構成図であり、同図(a)は遮音板の側面図、同図(b)はA−A方向から見た遮音板の断面図である。
【0034】
本実施例は第1実施例の静止誘導電器において、水平方向に2枚に分割した遮音板41,42をタンク側面3に取り付け、隣合う遮音板41,42の隙間を柔軟なシール材料19により塞ぐと共に、遮音板41と遮音板42の間に緩衝材43を配置している。その他の構成は上記第1実施例と同一である。
【0035】
本実施例では遮音板の分割数は2枚に限定されず、タンク側面3の大きさにあわせ任意である。また、遮音板は従来技術のものであっても第1および第2実施例のものでも差し支えない。更に、緩衝材43はチューブ状のゴムなど非常に柔軟な弾性材料を用いている。なお、緩衝材43は上記した特性が満たされ、遮音板41,42の隙間に配置できるものであれば、材質と形状は任意のものでよい。
【0036】
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例では、遮音板41と遮音板42の間に緩衝材43を配置して組み立てられているため、遮音板41が重さの不釣り合いから傾き、隣の遮音板42と接触する位置関係になったとしても、柔軟な緩衝材43が変形することにより直接接触する場合に比べ、互いに力を及ぼし合いにくくなる。すなわち、遮音板41,42が振動を伝え合うことによる相互の干渉のために振動が増加し、遮音板自身から発生する騒音が増加するのを防止できる。従って、遮音板41が隣の遮音板42と接触して組み立てられた場合でも、遮音板1枚の時よりも遮音性能が低下するという問題がなくなる。
【0037】
上述したように、本実施例によれば、分割して取り付けた遮音板41,42の間に、緩衝材43を配置したことにより、遮音板同士が力を及ぼし合いにくくなり、遮音板相互の干渉による遮音性能低下を防止することができる。
【0038】
図5は本発明の第5実施例(請求項2対応)の静止誘導電器の遮音板の構成図であり、同図(a)は遮音板の側面図、同図(b)はA−A方向からみた遮音板の断面図、同図(c)は他の遮音板のA−A方向から見た断面図である。
【0039】
本実施例は上記第4実施例の静止誘導電器において、隣合う2枚の遮音板44,45のうち一方の遮音板44に、もう一方の遮音板45と重複する部分46を設け、重複部分46に生じた隙間を柔軟なシール材料47により塞いだ構成である。このシール材料47は隙間を密閉し、且つ2枚の遮音板44,45の相対変位に合わせて柔軟に変形する性質を持つ材料で、箔状のテープに成形した鉛などからなる。なお、シール材料47は上記の性質が満足されれば、その形状はテープに限らず任意であり、隙間に直接埋め込む充填材であっても構わない。
【0040】
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例では、タンク側面10から放射された音は、遮音板44と遮音板45の隙間から外部にもれだそうとして、遮音板の重複する部分46で折れ曲がる。一般に、音の経路が折れ曲がると、消音効果があることが知られている。タンク側面10から放射された音も、この消音効果によって、シール材料47に至る手前で減衰する。従って、シール材料47の効果と併せて、遮音板44と遮音板45の隙間からの音のもれを更に効果的に防止することができる。
【0041】
なお、重複部の数は任意であり、重複部分を複数設けることにより上記の効果を高めることが可能である。また、同図(c)は本実施例の変形例であって、遮音板45にも重複する部分48を設け、音の経路の折れ曲がりを2回としたものである。折れ曲がりのたびに消音効果があるので、隙間からの音のもれ防止効果を一層高めることができる。
【0042】
上述したように本実施例によれば、隣合う遮音板44,45のうち一方の遮音板44に、もう一方の遮音板45と重複する部分46を設けたことにより、遮音板44と遮音板45の隙間から、外部にもれだそうとする音を折れ曲がりにより減衰させ、隙間からの音のもれを更に効果的に防止することができる。
【0043】
図6は本発明の第6実施例(請求項1対応)の静止誘導電器の概略側面図である。
本実施例は第1実施例の静止誘導電器において、静止誘導電器のタンクカバー6に上部支持点51を、タンク側面3に下部支持点52を、それぞれ離間して設け、その支持点間のタンク側面53を覆うように遮音板55を取り付け、更に、遮音板55は、遮音板本体54と、遮音板本体54と上部支持点51との間に配置した第1の弾性要素56と、遮音板本体54と下部支持点52との間に配置した第2の弾性要素57と、第1及び第2の弾性要素56,57を配置したことにより、遮音板本体54とタンク2の間に生じた隙間を塞ぐ柔軟なシール材料59から構成されている。また、遮音板本体54は、従来技術のものであっても第1または第2実施例のものでも差し支えない。
【0044】
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例は上部支持点51の位置をタンクカバー6に配置しているため、上部支持点51をタンク側面に配置した従来技術に比べて、高さの高い遮音板を不安定にことなく構成でき、従来技術では覆うことができなかったフランジ20付近まで、遮音板55により覆うことができる。このように、騒音発生源であるタンク2を高さ方向に広い面積に渡って覆うことにより、遮音板55の遮音効果を向上させることが可能になる。
【0045】
上述したように本実施例によれば、上部支持点51をタンクカバー6に配置したことにより、騒音発生源であるタンク2を高さ方向に広い面積に渡って覆うことになり、遮音効果を向上させた遮音板55を提供することができる。
【0046】
図7は本発明の第7実施例(請求項2対応)の静止誘導電器の構成図であり、同図(a)は側面図、同図(b)はA−A方向から見た断面図である。
本実施例は、水平方向に2枚に分割した遮音板61,62をタンク2に取り付け、遮音板61と遮音板62の間に緩衝材64を配置し、遮音板61と遮音板62の隙間を柔軟なシール材料63により塞いでいる。緩衝材64はチューブ状のゴムなど非常に柔軟な弾性材料で、遮音板の隙間に配置できるものであれば、材質と形状は任意である。また、シール材料63は遮音板61,62の隙間を密閉し、且つ2枚の遮音板61,62の相対変位に合わせて柔軟に変形する性質を持つ材料で、箔状のテープに成形した鉛などからなる。なお、シール材料は上記の性質が満足されれば、その形状はテープに限らず任意であり、隙間に直接埋め込む充填材であっても構わない。また、遮音板の分割数は2枚に限定されず、タンク側面の大きさに合わせ任意である。
【0047】
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例は、遮音板を2枚に分割することにより1枚で構成する場合に比べ、小型で輸送の容易な遮音板を提供することができる。なお、遮音板を分割したことにより、隣合った遮音板61,62の隙間に新たな隙間が生じるが、柔軟なシール材料63によりこれらの隙間は塞がるので、隙間からの音もれを低減することができる。
【0048】
更に、遮音板61と遮音板62の間に緩衝材64を配置して組み立てられているため、遮音板61が重さの不釣り合いから傾き、隣の遮音板62と接触する位置関係になったとしても、柔軟な緩衝材64が変形することにより、直接接触する場合に比べ、互いに力を及ぼし合いにくくなる。すなわち、遮音板61,62が、振動を伝え合うことによる相互の干渉のために、振動が増加し、遮音板自身から発生する騒音が増加するのを防止できる。従って、遮音板61が隣の遮音板62と接触して組み立てられた場合でも、遮音板1枚の時よりも遮音性能が低下するという問題がなくなる。
【0049】
上述したように本実施例によれば、遮音板を分割し、隣合う遮音板61,62の間に緩衝材64配置し、隙間を柔軟なシール材料63で塞いだことにより、1枚の遮音板の大きさを拡大せずに、タンク表面を広く覆い、且つ、遮音板相互の干渉による遮音性能低下を防止することができる。
【0050】
図8は本発明の第8実施例(請求項2対応)の静止誘導電器の遮音板の構成図であり、同図(a)は側面図、同図(b)はA−A方向から見た断面図、同図(c)は他の遮音板の部分断面図である。
【0051】
本実施例は第7実施例の静止誘導電器において、隣合う2枚の遮音板66,67のうち一方の遮音板66に、もう一方の遮音板67と重複する部分68を設け、重複部分に生じた隙間を柔軟なシール材料69により塞いだ構成としている。シール材料69は隙間を密閉し、且つ2枚の遮音板66,67の相対変位に合わせて柔軟に変形する性質を持つ材料で、箔状のテープに成形した鉛などからなる。また、シール材料69は上記の性質が満足されれば、その形状はテープに限らず任意であり、隙間に直接埋め込む充填材であっても構わない。
【0052】
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例はタンク側面10から放射された音は、遮音板66と遮音板67の隙間から外部にもれだそうとして、遮音板の重複する部分68で折れ曲がる。一般に、音の経路が折れ曲がると、消音効果があることが知られている。タンク側面10から放射された音も、この消音効果によってシール材料69に至る手前で減衰する。従って、シール材料69の効果と併せて、遮音板66と遮音板67の隙間からの音のもれを更に効果的に防止することができる。なお、重複部の数は任意であり、重複部分を複数設けることにより、上記の効果を高めることが可能である。
【0053】
同図(c)は、本実施例の他の遮音板の部分断面図であり、遮音板67にも重複する部分70を設け、音の経路の折れ曲がりを2回としたものである。折れ曲がりのたびに消音効果があるので、隙間からの音のもれ防止効果を一層高めることができる。
【0054】
上述したように本実施例によれば、隣合う遮音板66,67のうち一方の遮音板66に、もう一方の遮音板67と重複する部分68を設けたことにより、遮音板66と遮音板67の隙間から外部にもれだそうとする音を、折れ曲がりにより減衰させ、隙間からの音のもれを更に効果的に防止することができる。
【0055】
図9は本発明の第9実施例(請求項2対応)の静止誘導電器の概略側面図である。
本実施例は第2実施例の静止誘導電器において、上部ビーム4に中間支持点71,72を設け、遮音板を垂直方向に上下2枚に分割し、上部支持点51と中間支持点71に、それぞれ弾性要素75と弾性要素73を介して遮音板本体77を取り付け、更に、下部支持点52と中間支持点72に、それぞれ弾性要素76と弾性要素74を介して遮音板本体78を取り付け、弾性要素73,74,75,76を配置したことにより、遮音板本体77,78とタンク2の間に生じた隙間を柔軟なシール材料81で塞ぎ、遮音板本体77と遮音板本体78の間に緩衝材79を配置し、更に、遮音板本体77と遮音板本体78の隙間を柔軟なシール材料82により塞いでいる。緩衝材79はチューブ状のゴムなど非常に柔軟な弾性材料で、遮音板の隙間に配置できるものであれば、材質と形状は任意である。また、シール材料81,82は遮音板本体77と遮音板本体78の隙間を密閉し、且つ遮音板本体77と遮音板本体78の相対変位に合わせて柔軟に変形する性質を持つ材料で、箔状のテープに成形した鉛などからなる。
【0056】
なお、シール材料は上記の性質が満足されれば、その形状はテープに限らず任意であり、隙間に直接埋め込む充填材であっても構わない。また、遮音板の分割数は2枚に限定されず、タンク側面の大きさに合わせ任意である。更に、遮音板の取り付けは、第6実施例乃至第8実施例に示したいずれのものであっても差し支えない。
【0057】
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例では、遮音板本体を、2枚の遮音板本体77,78に分割することにより、1枚で構成する場合に比べ小型で輸送の容易な遮音板を供することができる。なお、遮音板を分割したことにより遮音板本体77,78の隙間に新たな隙間が生じるが、柔軟なシール材料82によりこれらの隙間は塞がれるので、隙間からの音もれを低減することができる。
【0058】
更に、遮音板本体77,78の間に緩衝材79を配置して組み立てられているため、遮音板本体77が重さの不釣り合いから傾き、遮音板本体78と接触する位置関係になったとしても、柔軟な緩衝材79が変形することにより、両者が直接接触する場合に比べ、互いに力を及ぼし合いにくくなる。すなわち、遮音板本体77,78が振動を伝え合うことによる、相互の干渉のために、振動が増加し、遮音板自身から発生する騒音が増加するのを防止できる。従って、遮音板本体77が遮音板本体78と接触して組み立てられた場合でも、遮音板1枚の時よりも遮音性能が低下するという問題がなくなる。
【0059】
上述したように本実施例によれば、遮音板を垂直方向に上下2枚に分割し、遮音板本体77と遮音板本体78の間に緩衝材79を配置し、隙間を柔軟なシール材料82で塞いだことにより、1枚の遮音板の大きさを拡大せずに、タンク表面を広く覆い、且つ、遮音板相互の干渉による遮音性能低下を防止することができる。
【0060】
図10は本発明の第10実施例(請求項2対応)の静止誘導電器の遮音板の構成図であり、同図(a)は遮音板の部分断面図、同図(b)は本実施例の他の遮音板の部分断面図である。
【0061】
図10(a)に示すように、本実施例は第9実施例の静止誘導電器において、上下2枚の遮音板85,86のうち一方の遮音板85に、もう一方の遮音板86と重複する部分87を設け、重複部分に生じた隙間を柔軟なシール材料88により塞いだ構成としている。ここで、シール材料88は隙間を密閉し、且つ、2枚の遮音板85,86の相対変位に合わせて柔軟に変形する性質を持つ材料で、箔状のテープに成形した鉛などからなる。なお、シール材料88は上記の性質が満足されれば、その形状はテープに限らず任意であり、隙間に直接埋め込む充填材であっても構わない。
【0062】
次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例では、図示しないタンク側面から放射された音は、遮音板85と遮音板86の隙間から外部にもれだそうとして、遮音板の重複する部分87で折れ曲がる。一般に、音の経路が折れ曲がると、消音効果があることが知られている。タンク側面10から放射された音も、この消音効果によって、シール材料88に至る手前で減衰する。従って、シール材料88の効果と併せて、遮音板85と遮音板86の隙間からの音のもれを更に効果的に防止することができる。なお、重複部の数は任意であり、重複部分を複数設けることにより、上記の効果を高めることが可能である。
【0063】
図10(b)は本実施例の他の遮音板の部分断面図であり、遮音板86にも重複する部分90を設け、音の経路の折れ曲がりを2回としたものである。折れ曲がりのたびに、消音効果があるので、隙間からの音のもれ防止効果を一層高めることができる。
【0064】
上述したように本実施例によれば、上下2枚の遮音板86,86のうち一方の遮音板85に、もう一方の遮音板86と重複する部分87を設けたことにより、遮音板85と遮音板86の隙間から、外部にもれだそうとする音を、折れ曲がりにより減衰させ、隙間からの音のもれを更に効果的に防止することができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の静止誘導電器(請求項1及び請求項2対応)によれば、騒音発生源であるタンク表面をより広範囲に覆い、且つ、遮音板の振動抑制性能を更に高めることによって、タンク側面からの放射音と、遮音板自身の振動による放射音を低減する遮音板を設けることができるため、優れた遮音性能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の静止誘導電器の構成図であり、同図(a)は概略側面図、同図(b)は遮音板の正面図、同図(c)は他の遮音板の側面図。
【図2】本発明の第2実施例の静止誘導電器の遮音板の構成図であり、同図(a)は概略側面図、同図(b)は遮音板の正面図、同図(c)は他の遮音板の側面図。
【図3】本発明の第3実施例の静止誘導電器の遮音板の断面図。
【図4】本発明の第4実施例の静止誘導電器の遮音板の構成図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は遮音板の部分断面図。
【図5】本発明の第5実施例の静止誘導電器の遮音板の構成図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は遮音板の部分断面図、同図(c)は他の遮音板の部分断面図。
【図6】本発明の第6実施例の静止誘導電器の概略側面図。
【図7】本発明の第7実施例の静止誘導電器の遮音板の構成図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は遮音板の部分断面図。
【図8】本発明の第8実施例の静止誘導電器の遮音板の構成図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は遮音板の部分断面図、同図(c)は他の遮音板の部分断面図。
【図9】本発明の第9実施例の静止誘導電器の概略側面図。
【図10】本発明の第10実施例の静止誘導電器の遮音板の構成図であり、同図(a)は部分断面図、同図(b)は他の遮音板の部分断面図。
【図11】従来の静止誘導電器の構成図であり、同図(a)は概略側面図、同図(b)は遮音板の正面図。
【図12】従来の静止誘導電器の他の遮音板の側面図。
【符号の説明】
1…静止誘導電器、2…タンク、3,10,53…タンク側面、4…上部補強ビーム、5…下部補強ビーム、6…タンクカバー、7,21,34,35,41,42,44,45,55,61,62,66,67,85,86…遮音板、8,51…上部支持点、9,52…下部支持点、11,24,31…平板、12,13,25…補強リブ、15,16,56,57,73,74,75,76…弾性要素、17,19,47,59,63,69,81,82,88…シール材料、20…フランジ、14,22,28,32,54,77,78…遮音板本体、23,26…枠型、27,29…外枠、30…内枠、33…吸音材シート、43,64,79…緩衝材、46,48,68,70,87,90…重複部分、71、72…中間支持点。

Claims (2)

  1. 静止誘導電器本体を絶縁油または絶縁ガスと共に収納するタンクの側面に、上下に離間して支持点を設け、その支持点間のタンク側面外面を覆うように遮音板を取り付けた静止誘導電器において、前記遮音板は補強部材を備えた平板状の遮音板本体と、前記タンク側面の上部支持点との間に配置した第1の弾性要素と、前記遮音板本体と前記タンク側面の下部支持点との間に配置した第2の弾性要素と、前記第1及び第2の弾性要素を配置したことにより、前記遮音板本体と前記タンク側面の間に生じた隙間を塞ぐ柔軟なシール材料とからなり、さらに前記遮音板本体は形鋼を多角形状に溶接してなる枠型に平板を溶接し、この平板の表面を分割するような帯状の補強リブを取り付けて形成されたことを特徴とする静止誘導電器。
  2. 静止誘導電器本体を絶縁油または絶縁ガスと共に収納するタンクの側面に、上下に離間して支持点を設け、その支持点間のタンク側面外面を覆うように遮音板を取り付けた静止誘導電器において、前記遮音板を水平方向に複数に分割して前記タンク周囲に取り付け、隣合う遮音板の隙間を柔軟なシール材料により塞ぐと共に、遮音板と遮音板の間に緩衝材を配置したことを特徴とする静止誘導電器。
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