JP7012286B2 - 地下二重壁構造 - Google Patents

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本発明は、建物の地下階における外壁の内側に構築する地下二重壁の構造に関する。
建物の地下階においては、土と接触する外壁の内側に二重壁を設けて屋内への地下水の浸入や屋内壁面の結露を防いでいる。地下二重壁は、従来、透湿性を有するコンクリートブロックを積み上げた湿式壁が一般的であった。しかし、コンクリートブロックの厚さによって屋内空間が狭くなるという問題や、施工性が悪い面があった。そこで、床スラブから天井にわたって上下方向に延びる複数の胴縁を外壁に沿って間隙をおいて設置し、これら胴縁に壁パネルを固定した構造の二重壁が提案された(特許文献1)。
特開平6-173279号公報
ところが、胴縁に壁パネルを固定する構造では、胴縁の設置から壁パネルの固定までの工期が必要であって胴縁の設置自体も手間がかかるため、その工期が長期化するとともにコストが高くなるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、工期の短縮ならびにコストの低減が図られる地下二重壁構造を提供することにある。
本発明の地下二重壁構造は、地下外壁の内側に、その上端部および下端部が躯体に支持されて立設される壁パネルと、前記地下外壁と前記壁パネルとの間に配され、該地下外壁と該壁パネルの互いの対向面のうちの一方に固定され他方には固定されない受圧部材と、を備えた地下二重壁構造であって、前記受圧部材は、長さ可変手段により、前記地下外壁から前記壁パネル間の間隔方向に長さが可変とされ、かつその長さが固定手段により固定可能であり、固定側と反対側の先端面が前記他方に当接した状態、または、該他方との間に間隙をあけた状態にセットされることを特徴とする。本発明の壁パネルは、例えば金属製の比較的薄い板材からなる2枚の面材の間に芯材を挟んだ金属サンドイッチパネル等が挙げられる。
本発明の構造は、壁パネルによって外壁の内側に二重壁が構成され、壁パネルのさらに内側が屋内空間となる。外壁と壁パネルとの間の空間に配された本発明の受圧部材は、上記先端面が外壁または壁パネルに当接することで壁パネルを支持し、これにより壁パネルは撓みが抑えられ、立設状態が保持される。本発明では、受圧部材の先端面が外壁または壁パネルに予め当接している場合と、外壁または壁パネルに対し間隔があいている場合の双方を含む。受圧部材の先端面が外壁または壁パネルに対し間隔があいている場合には、その間隔の分だけ壁パネルは撓む可能性があるが、先端面が外壁あるいは壁パネルに当接した時点で壁パネルの外壁側への動きは阻止され、撓みが抑えられる。したがってその間隔はできるだけ小さい方が好ましい。
本発明によれば、壁パネルは受圧部材により撓みが抑えられる状態に支持される。受圧部材は、外壁または壁パネルに固定し、外壁と壁パネル間の間隔に応じてその長さを適宜に調整することで施工完了となる。受圧部材は、その大きさや施工規模が胴縁と比べると小さく、かつ、構造を簡素とすることができる。よって壁パネルの支持構造を施工するにあたって従来よりも手間が軽減し、工期の短縮ならびにコストの低減が図られる。
本発明の受圧部材は、壁パネルと外壁の双方に固定されておらず、いずれか一方のみに固定されている。このため、地震等によって外壁が振動した場合において、特に外壁の面内方向の振動が受圧部材を介して壁パネルに伝わるといったことが起こらず、外壁の面内方向の振動の影響により壁パネルが変形したり損傷したりするおそれが防がれる。また、受圧部材の変形や損傷も防がれる。また、外壁に不陸があった場合、外壁と壁パネル間の間隔に応じて受圧部材の長さを適宜に調整することで不陸を吸収することができ、このため、受圧部材を外壁や壁パネルに干渉させることなく適切に設置することができる。
本発明の前記受圧部材は、前記一方に固定されるベース部材と、該ベース部材に前記長さ可変手段を介して前記間隔方向に移動可能に装着される可動部材と、を備えている形態が挙げられる。
本発明の前記長さ可変手段は、前記ベース部材および前記可動部材に設けられ、該可動部材を回転させることで前記間隔方向の長さが可変となるねじである形態が挙げられる。また、本発明の前記長さ可変手段は、前記ベース部材に対し前記可動部材を前記間隔方向にスライド可能に支持するガイド手段を備える形態が挙げられる。
本発明の前記固定手段は、前記ベース部材に前記可動部材を締結するねじ部材である形態が挙げられる。また、本発明の前記固定手段は、前記ベース部材および前記可動部材のいずれか一方に設けられた係合部と、他方に設けられ、前記係合部が係合した状態で、長さの伸張方向のスライドは許容し、長さの縮小方向へのスライドは規制する被係合部と、を備える形態が挙げられる。
本発明は、前記受圧部材の少なくとも前記先端面が衝撃吸収性材料で構成されている形態を含む。この形態によれば、受圧部材が外壁または壁パネルに当接する際の衝撃が衝撃吸収性材料により吸収され、その結果、壁パネルの変形や損傷、破壊等の発生が抑えられる。
本発明は、前記壁パネルは、上端部および下端部が、前記躯体に設けられた溝を有するレール状の支持部材の前記溝内に嵌合されて支持される形態を含む。このような形態では、屋内側から、まず壁パネルの上端部を上側の支持部材の溝に差し込んでから、壁パネルの下端部を下側の支持部材の溝に落とし込むという手法で、壁パネルを立て込むことができる。この場合には、壁パネルの上端と上側の支持部材の溝との間に立て込み代の隙間があく。このため、地震等によって壁パネルに上下方向の振動が伝わった場合、立て込み代の隙間によって壁パネルは拘束を受けず上下方向にある程度自由に動くことができ、その結果、壁パネルの変形や損傷、破壊等の発生が抑えられる。
本発明によれば、工期の短縮ならびにコストの低減が図られる地下二重壁構造が提供されるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る二重壁の構造を示す縦断面図である。 図1のII矢視図である。 一実施形態の二重壁構造を示す斜視図である。 二重壁を構成する壁パネルの接合構造を示す横断面図である。 両端の壁パネルおよび柱を示す横断面図である。 一実施形態に係る受圧部材の分解斜視図である。 同受圧部材の側面図である。 受圧部材が壁パネルに固定された形態を示す縦断面図である。 壁パネルの他の実施形態を示す横断面図である。 受圧部材の他の実施形態を示す図であって、設置状態における(a)側面図、(b)下面図である。 受圧部材の他の実施形態を示す斜視図である。 受圧部材の他の実施形態を示す斜視図である。 図12に示す受圧部材の縦断面図である。
[1]一実施形態
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1~図3は、土中に構築されたコンクリート製の躯体10および躯体10の内側の二重壁2によって地下空間(以下、屋内)1が形成された地下階を示している。躯体10は、外壁11、床スラブ12、上階スラブ13、柱14を有している。図2に示すように、二重壁2は、複数の壁パネル20が柱14の間に立設され、隣接する壁パネル20どうしが接合されて構成されている。二重壁2は、外壁11との間に所定間隔(100~400mm程度)をあけて構築される。
床スラブ12の外壁11と所定間隔をおいた位置には外壁11と平行に堰121が形成されており、この堰121により、堰121と外壁11との間に排水溝15が形成されている。排水溝15には外壁11からしみ出した地下水等の水分が流れ、その水分は回収処理される。壁パネル20は、その下端部が堰121の上に固定されたレール(支持部材)30に支持され、上端部が上階スラブ13に固定されたレール(支持部材)40に支持されることにより、壁パネル20は堰121の上に立設されている。そして壁パネル20と外壁11との間に、本発明に係る受圧部材100が配設されている。
[1-1]壁パネルの構成
図4に示すように、壁パネル20は、2枚の金属製の面材21の間に芯材22が挟まれた金属サンドイッチパネルで構成されている。面材21は金属製の平坦な薄板であり、例えば、カラー鋼板、フッ素鋼板、塩ビ鋼板、ガルバリウム鋼板(登録商標)、SUS304等のステンレス鋼板等が用いられる。面材21を構成する金属板の厚さは、例えば0.27~1.2mm程度のものが用いられる。面材21の少なくとも外面は、塗装により防カビおよび抗菌処理がなされていると好ましい。
芯材22は、軽量の樹脂発泡体が一定厚さのパネル状に成形されたものが用いられるが、その中でも、断熱性を有するもの、または断熱性とともに不燃性を有するものが好適である。断熱性を有する材料としては、ポリスチレン樹脂等の樹脂の発泡体が用いられ、好ましくは、水分を吸収しにくいことにより高い断熱性を有するものがよい。また、断熱性とともに不燃性を有する材料としては、炭酸カルシウムやフェノール樹脂等の発泡体、硬質ポリイソシアヌレートフォーム等のポリウレタンフォーム等が好適である。
この種の芯材22は、ウレタン系接着剤、エポキシ系接着剤等の適宜な接着剤によって面材21の内面に接着される。壁パネル20の全体寸法としては、例えば、幅:900mm程度、高さ:1800~6000mm程度とされ、厚さは30~50mm程度とされる。壁パネル20は、1枚で上下のレール30、40間に収まる高さ寸法を有するものが用いられる。
壁パネル20の側面である接合端面どうしを接合する構造は、芯材22に長手方向に沿って形成された溝状凹部201と凸条202の凹凸嵌合によってなされ、特に固定はされない。なお、柱14に隣接する両端の壁パネル20は、図5に示すように、柱14側の端面が平坦面に加工されたものが用いられる。そしてその平坦な側面と柱14との間には、ある程度の隙間(30mm前後)があけられる。
図1に示すように、上記レール30、40は、柱14間に設置される長さを有する断面略コ字状のもので内部に溝31、41がそれぞれ形成されており、溝31、41を対向させて、堰121および上階スラブ13にアンカーねじ51でそれぞれ固定される。レール30、40における溝31、41を形成する前後の板部は、いずれも手前側(屋内1側)の板部が奥側(外壁11側)の板部より高さが低いものとなっている。
壁パネル20は、上下のレール30、40に対し、外壁11に対面させた状態から、まず上端部を上側のレール40の溝41に差し込み、次いで、下端部を下側のレール30の溝31に落とし込むという手法で立て込むことができるようになっている。壁パネル20は下側のレール30内に載り、かつ、上下のレール30、40に係合して外れることなく直立に支持される。この状態で、壁パネル20の上端面と、上側のレール40の溝41の下面との間には立て込み代の隙間があく。なお、下側のレール30が堰121の前端部(屋内1側の端部)に配置されることにより、壁パネル20の前面は堰121の前面と概ね同一面をなす。
[1-2]受圧部材
図6および図7に示すように、受圧部材100は、全体形状が略鼓状で、ベース部材110と可動部材150とが軸方向に分割可能に組み合わされたものである。
ベース部材110は略円錐状であって、軸方向一端に円盤状の固定板部111を有し、その固定板部111の片面の中心から、内周面に雌ねじ(図示略)を有する円筒状の雌ねじ部(長さ可変手段)113が同軸的に突出形成されている。ベース部材110の外面には、雌ねじ部113の外周面から固定板部111にわたる複数のリブ114が、周方向に等間隔をおいて一体に形成されている。このリブ114によってベース部材110は略円錐状の外観を呈している。
可動部材150は、ボルト形状に形成されており、軸方向一端にボルト頭部に相当する円盤状の受け板部151を有し、その受け板部151の片面の中心から、外周面に雄ねじ152を有する雄ねじ部(長さ可変手段)153が同軸的に突出形成されている。雄ねじ152には、ストッパリング(固定手段)155が螺合されている。
受圧部材100は、ベース部材110の雌ねじ部113内に可動部材150の雄ねじ152をねじ込むことで組み立てられる。受圧部材100は、雌ねじ部113内に対する雄ねじ部153のねじ込み量によって、その長さ、すなわちベース部材110の固定板部111の外側端面111aから可動部材150の受け板部151の外側端面(以下、先端面)151aまでの長さを、無段階的に調整することができるようになっている。また、ストッパリング155を回転させてベース部材110に当接させ、その状態からさらにベース部材110側に向かうように回転させると、ベース部材110と可動部材150とが締結されて双方の相対回転が起こらず、長さが固定されるようになっている。ストッパリング155による長さの固定で、受圧部材100の長さ調整が完了する。
受圧部材100を構成する上記ベース部材110、可動部材150およびストッパリング155の材質は任意であるが、錆び、腐食、変質等が起こりにくい観点から、樹脂製が好ましい。
[1-3]二重壁の施工
以下、二重壁2の施工例を説明する。まず、下側のレール30をアンカーねじ51によって堰121の上に固定するとともに、上側のレール40をアンカーねじ51によって上階スラブ13に固定する。
次に、柱14間に、一方の柱14側から順に壁パネル20をレール30、40間に立て込み、隣接する壁パネル20を、図4に示したように接合端部を嵌め合わせて接合していくとともに、外壁11と壁パネル20との間に受圧部材100を設置する。受圧部材100は、1枚の壁パネル20につき少なくとも1つを割り当てるようにする。壁パネル20は、上記のように堰121の屋内1側において外壁11に対面させた壁パネル20の上端部を上側のレール40の溝41に差し込んでから、下端部を下側のレール30の溝31に落とし込むことで、上下のレール30、40間に立て込むことができる。
受圧部材100は、ベース部材110の固定板部111を外壁11に固定することで設置される。外壁11に対するベース部材110の固定は、外壁11およびベース部材110の材質に応じて適宜な手段が用いられ、例えば、各種樹脂の接着剤やシーリング剤、ホットメルトガンを用いた接着剤による接着、アンカーねじ等によるねじ固定等が挙げられる。ベース部材110の固定板部111が外壁11に固定された受圧部材100は、ベース部材110に対し可動部材150をねじ込んだり逆に抜く方向に回転させたりすることで、外壁11から壁パネル20間の間隔方向の長さが調整される。
受圧部材100の設置位置は、1枚の壁パネル20の中心付近に対応する位置が好ましい。また、受圧部材100の数は任意であるが、例えば1枚の壁パネル20につき1~3個程度とされる。図2は受圧部材100の設置位置を例示しており、同図では、受圧部材100を各壁パネル20の中央付近に加え、隣接する壁パネル20間の境界部分に設けて二重壁2の全体に対し概ね均等配置になるよう分散させている。
受圧部材100の設置位置および数は、壁パネル20の大きさ(高さおよび幅)に応じて適宜に決定される。受圧部材100は、外壁11に固定する前、あるいは固定した後に、その長さを、受け板部151が壁パネル20に当接可能な長さに調整するか、またはその長さよりも僅かに短くして受け板部151と壁パネル20との間に僅かな間隙があくように調整する。
また、受圧部材100を外壁11に固定して外壁11と壁パネル20との間に設置する方法としては、壁パネル20を立て込む前に、予め柱14間の外壁11全面の適宜箇所に、必要とする全ての受圧部材100を固定し、この後、複数の壁パネル20を順次設置していくという方法が挙げられる。またこの他には、1枚の壁パネル20を設置してから、その壁パネル20の裏面側に受圧部材100を横から差し入れて外壁11に固定するという手順を繰り返すという方法も採用することができる。
上記のうち後者の方法では、予め受圧部材100の長さを、外壁11と壁パネル20との間の間隔よりも短くして外壁11に固定し、固定後に可動部材150を回転させて長さを伸ばし、受け板部151を壁パネル20に当接させるか、または壁パネル20との間に若干の間隙があく程度の長さに調整する。これにより、受圧部材100の長さを外壁11と壁パネル20の間の間隔に適確に対応させることができる。なお、この方法では、柱14間の最後に設置する壁パネル20の裏面側は封鎖されるので、その最後の壁パネル20に対応する受圧部材100だけは、壁パネル20を設置する前に外壁11に固定することとなる。
以上のようにして柱14間の堰121上に立設した複数の壁パネル20により二重壁2が構築され、二重壁2と外壁11との間に複数の受圧部材100が設置される。なお、排水溝15の点検ならびに換気を行うために、柱14間の複数の壁パネル20に対し点検口(不図示)を一対の状態で設けると好ましい。
また、図5に示したように、柱14に隣接する両端の壁パネル20と柱14の間には隙間があけられるが、その隙間は、レール30、40間をカバーする高さを有する左右の見切り材60、70によりそれぞれ塞がれ、これにより良好な外観が保持される。見切り材60、70の施工は、以下の要領で行われる。
壁パネル20を、図5で右側の柱14側から左側に設置するとした場合、はじめに見切り材60を右側の柱14の内面側(壁パネル20を設置する側)の側面にねじ52で固定する。見切り材60は断面L字状の板材であり、外隅を柱14の外隅に合わせ柱14に沿って固定する。一方、左側の柱14の内面側の側面に、クリップ板80をねじ52で固定しておく。クリップ板80の固定位置は、柱14の前端から所定の奥行き位置とする。クリップ板80は弾性を有する板材であり、前端部(図5で下端部)に、内側に向けて斜めに立ち上がるL字状のクリップ部81が折り曲げて形成されている。クリップ板80は柱14の側面に、上下に間隔をあけて数個が固定される。
次に、複数の壁パネル20を柱14間に順次立て込むとともに接合していくが、はじめに立て込む最も右側の壁パネル20は、見切り材60の裏面側に端部を差し入れ、右側の柱14との間に隙間をあける。これによりその隙間は見切り材60で塞がれる。壁パネル20の表面と見切り材60の裏面は接触するが固定はされない。そして最後すなわち最も左側の壁パネル20を立て込むと、その壁パネル20と左側の柱14との間に隙間があき、その隙間を、見切り材70で塞ぐ。
見切り材70は断面L字状の板材であって、奥側の端部に内側、かつ手前側に向けて鋭角に折り曲げられたフック部71が形成されている。そのフック部71は、クリップ板80のクリップ部81と互いに弾性的に係合するようになされており、見切り材70を柱14の内面に沿わせて奥側に差し入れると、フック部71はクリップ板80のクリップ部81の中に入り込み、弾性的に係合する。その状態で見切り材70の外隅は柱14の外隅と合致し、かつ、見切り材70の手前側の端部内面が壁パネル20の表面に接触する。これにより柱14と壁パネル20間の隙間が塞がれる。見切り材70と柱14との接触面は、接着剤やシーリング剤を塗布しておき接着させる。
なお、はじめに施工する見切り材60は、柱14にねじ52で固定する方法に代えて、見切り材70と同様に接着剤やシーリング剤等で接着して固定してもよい。さらに、このように見切り材を接着のみによって柱に固定する手法は、最後に施工する側(図5で左側)の見切り材にも適用可能であり、その場合には、見切り材70の代わりに見切り材60を柱14に接着剤やシーリング剤等で接着して施工することができる。すなわち柱14と壁パネル20との間の両側の隙間を見切り材60で塞ぐことができる。この形態では、見切り材70とともにクリップ板80も不要となるため、部品種類の削減が図られる。
[1-4]二重壁の構造とその効果
さて、本実施形態の二重壁構造によれば、複数の壁パネル20によって外壁11の内側に二重壁2が構築され、二重壁2のさらに内側が屋内1となる。外壁11に固定されて外壁11と壁パネル20との間の空間に設置された受圧部材100は、先端面151aが壁パネル20に当接することで壁パネル20を支持し、これにより壁パネル20は外壁11側への撓みが抑えられ、立設状態が保持される。
受け板部151の先端面151aが壁パネル20に対し僅かに間隔があいている状態とした場合には、その間隔の分だけ壁パネル20は外壁11側に撓む可能性があるが、壁パネル20が受け板部151に当接した時点で壁パネル20の外壁11側への動きは阻止され、撓みが抑えられる。撓みを抑える観点から壁パネル20は高さが比較的高く撓みやすいものにおいて受圧部材100の設置が効果的であり、例えば3.5m以上の高さを有する壁パネルを設置する場合において特に有効である。
本実施形態の二重壁構造によれば、壁パネル20は受圧部材100により撓みが抑えられる状態に支持され、立設状態が保持される。受圧部材100は、外壁11に固定し、外壁11と壁パネル20間の間隔に応じてその長さを適宜に調整することで施工完了となる。受圧部材100は、その大きさや施工規模が従来の胴縁と比べると小さく、かつ、構造を簡素とすることができる。よって壁パネル20の支持構造を施工するにあたって従来よりも手間が軽減し、工期の短縮ならびにコストの低減が図られる。
また、受圧部材100は壁パネル20に固定されておらず、換言すると、外壁11と壁パネル20は、受圧部材100によって連結されず縁が切れている。このため、地震等によって外壁11が振動した場合において、特に外壁11の面内方向の振動が受圧部材100を介して壁パネル20に伝わるといったことが起こらない。このため、外壁11の面内方向の振動の影響により壁パネル20が変形したり損傷したりするおそれが防がれるとともに、受圧部材100も変形や損傷が防がれる。また、外壁11に不陸があった場合、外壁11と壁パネル20間の間隔に応じて受圧部材100の長さを適宜に調整することで不陸を吸収することができ、このため、受圧部材100を外壁11や壁パネル20に干渉させることなく適切に設置することができる。
また、外壁11の屋内1側の面は地下水の漏水や結露等の水分の影響でコンクリートの白華現象(エフロレッセンス)が起こりやすいが、外壁11は二重壁2によって屋内1側から見えないため白華や水のシミ等が見えず、美観性が保たれる。また、壁パネル20を屋内1の内壁の仕上げ材として構成することができる。
また、外壁11にカビや汚れ等が発生しても、屋内1においては二重壁2によってそのようなカビや汚れ等の影響を直接受けることが抑えられる。また、壁パネル20の芯材22およびレール30、40に、断熱性を有する材料を用いた場合には壁パネル20に結露が生じにくいという利点が得られ、また、不燃性を有する材料を用いた場合には不燃性の向上が図られる。さらに、壁パネル20は面材21が金属製であり耐久性が高いため、二重壁2も高い耐久性が得られる。
また、壁パネル20は、上下の端部がレール30、40内に単に嵌め込まれているだけであり、上端面と上側のレール40の溝41の下面との間には立て込み代の隙間があいている。このため、地震等によって壁パネル20に上下方向の振動が伝わった際、立て込み代の隙間によって壁パネル20はレール30、40から拘束を受けず上下方向にある程度自由に動くことができる。これに加えて、左右両端の壁パネル20と柱14との間に隙間が設けられるとともに、壁パネル20どうしは凹凸嵌合のみで固定されていないため、壁パネル20は、柱14や隣接する壁パネル20に拘束を受けず、個々の壁パネル20が独自に揺動可能となっている。これらの結果、各壁パネル20は地震時等において強い振動を受けた場合にも応力の負荷がかかりにくく、変形や損傷、破壊等の発生が抑えられる。
[2]他の実施形態
[2-1]受圧部材を壁パネルに固定する形態
本発明は、上記実施形態のように受圧部材100が外壁11に固定されている形態に代えて、図8に示すように受圧部材100を壁パネル20に固定する形態を含む。この形態では、受圧部材100の長さを、先端面151aが外壁11に当接するか、または図8に示すように外壁11との間に僅かな間隙があくように設定する。壁パネル20への受圧部材100の固定は、ベース部材110の固定板部111を壁パネル20の裏面側の面材21に適した固定手段で固定する。固定手段としては、例えば上記した外壁11への固定手段と同様の手段が挙げられる。また、受圧部材100を壁パネル20に固定するにあたっては、壁パネル20をレール30、40間に立て込む前に予め壁パネル20に受圧部材100を固定しておくか、または壁パネル20を立て込んでから壁パネル20の裏面に受圧部材100を固定する。壁パネル20への受圧部材100の固定位置は壁パネル20の大きさに応じて決定されるが、上記実施形態と同様に撓みが効果的に抑えられる位置とされる。
この実施形態によっても、上記実施形態と同様に受圧部材100によって壁パネル20は撓みが抑えられて立設状態が保持される。また、受圧部材100が外壁11に固定されていないという構成により、外壁11の面内方向の振動の影響を壁パネル20や受圧部材100が受けないことや、外壁11の不陸を吸収するといった利点を上記実施形態と同様に得られる。
[2-2]衝撃吸収性について
本発明は、少なくとも受圧部材100における可動部材150の先端面が衝撃吸収性材料で構成されている形態を含む。この形態は、例えば上記受け板部151の先端面151aにゴム等の柔軟性あるいは弾性を有する材料を貼ることによってなされる。これによれば、壁パネル20あるいは外壁10が受圧部材100に当接する際の衝撃が衝撃吸収性材料により吸収され、壁パネル20や受圧部材100の変形や損傷等が抑えられる。
[2-3]防眩効果を奏する壁パネル
図4に示したように上記実施形態の壁パネル20の両面を構成する面材21は平坦であるが、図9に示すように、面材21を波板状に形成された板材で構成してもよい。この場合、面材21は縦方向(上下方向)に山・谷が延びる状態に立設される。例えば二重壁は地下駐車場に適用される場合があるが、そのような場合に面材21が波板状の壁パネル20を用いると、利用する車両のヘッドライトによる反射が抑えられ、安全面で好適である。
また、図9に示す壁パネル20においては、壁パネル20どうしの接合端面を構成する芯材22の側面に断面半円弧状の溝203が長手方向に沿って形成されており、これにより溝203が合体して断面円形状の排水路204が境界に形成されている。このように排水路204が形成されることにより、壁パネル20の境界に浸入した水分が排水路204に到達すると、それ以上の芯材22への浸入が起こりにくくなり、水分は排水路204を通って落下し、排水が可能となる。その結果、壁パネル20の腐食やカビ発生等が抑えられる。
[2-4]受圧部材の他の実施形態
図10~図13により、本発明の受圧部材の他の実施形態を説明する。
[2-4-1]受圧部材の他の実施形態その1
図10に示す受圧部材200は、同様形状の第1の部材210と第2の部材220が相互にスライド可能に組み合わされて構成されたもので、スライドにより長さが可変となっている。
第1の部材210は長方形状のスライド板部211の一端部に受け板部212が直角に屈曲して形成されており、第2の部材220は長方形状のスライド板部221の一端部に受け板部222が直角に屈曲して形成されている。それぞれのスライド板部211、221には長手方向に延びる上下一対のガイドスリット213、223が形成され、ガイドスリット213、223が合致するようにスライド板部211、221が重ねられ、その状態が、ガイドスリット213、223に通したねじ240およびナット250によって保持される。ガイドスリット213、223およびねじ240により本発明のガイド手段が構成され、ねじ240およびナット250により本発明の固定手段が構成されている。
受圧部材200によれば、ねじ240を緩め、第1の部材210と第2の部材220とが互いに近接したり離間したりする方向にこれら部材210、220をねじ240が通るガイドスリット213、223に沿ってスライドさせることにより、長さが調整され、ねじ240を締めることで長さが固定される。
受圧部材200は、第1の部材210と第2の部材220のいずれか一方の受け板部212(222)を外壁11または壁パネル20のいずれか一方に固定し、長さを外壁11と壁パネル20間に応じて調整することで外壁11と壁パネル20間の空間に設置される。設置状態では、固定されていない方の部材220(210)の受け板部222(212)が、壁パネル20または外壁11に当接させられるか、あるいは僅かに間隔をあけて設置される。
[2-4-2]受圧部材の他の実施形態その2
図11に示す受圧部材300は、同様形状の第1の部材310と第2の部材320が相互にスライド可能に組み合わされて構成されたもので、スライドにより長さが可変となっている。
第1の部材310は断面コ字状のスライド板部311の一端部に左右一対の受け板部312が直角に屈曲して形成され、第2の部材320は断面コ字状のスライド板部321の一端部に左右一対の受け板部322が直角に屈曲して形成され、第2の部材320のスライド板部321が第1の部材310のスライド板部311の内側に相対的にスライド可能に嵌め込まれている。そして、第2の部材320のスライド板部321が備える左右の側板部324に形成されたガイドスリット323に、第1の部材310のスライド板部311が備える左右の側板部314を貫通するねじ325が通され、ねじ325にナット326が螺合されている。ガイドスリット323およびねじ325により本発明のガイド手段が構成され、ねじ325およびナット326により本発明の固定手段が構成されている。
受圧部材300によれば、ねじ325およびナット326の締結を緩めた状態で、第1の部材310と第2の部材320とが互いに近接したり離間したりする方向にこれら部材310、320をねじ325が貫通しているガイドスリット323に沿ってスライドさせることにより、長さが調整され、ナット326を締めることで長さが固定される。
受圧部材300は、第1の部材310と第2の部材320のいずれか一方の受け板部312(322)を外壁11または壁パネル20のいずれか一方に固定し、長さを外壁11と壁パネル20間に応じて調整することで外壁11と壁パネル20間の空間に設置される。設置状態では、固定されていない方の部材320(310)の受け板部322(312)が、壁パネル20または外壁11に当接させられるか、あるいは僅かに間隔をあけて設置される。
[2-4-3]受圧部材の他の実施形態その3
図12および図13に示す受圧部材400は、第1の部材410と第2の部材420が相互にスライド可能に組み合わされて構成されたもので、スライドにより長さが可変となっている。
第1の部材410は断面コ字状のスライド板部411の一端部に左右一対および図12で下方に延びる受け板部412がそれぞれ直角に屈曲して形成され、第2の部材420は断面矩形状のスライド板部421の一端部に左右一対および図12で上方に延びる受け板部422がそれぞれ直角に屈曲して形成され、第2の部材420のスライド板部421が第1の部材410のスライド板部411の内側に相対的にスライド可能に嵌め込まれている。スライド板部411および421により、本発明のガイド手段が構成されている。
第1の部材410のスライド板部411の上方には回動軸413を介して板状のストッパ414が回動可能に支持されている。ストッパ414の先端には爪部(係合部)414aが形成されている。ストッパ414は、図13に示すばね415により下方の第2の部材420側に付勢されている。第2の部材420が備える上板部423には、スライド方向に直交する方向に延びる複数のスリット(被係合部)423aが、スライド方向に等間隔をおいて形成されている。スリット423a間の間隔は、スリット423aの幅と同等である。ストッパ414の爪部414aはいずれか1つのスリット423aに対し、第2の部材420の方向に向かって傾斜した状態で入り込み、係合するようになっている。ストッパ414およびスリット423aにより、本発明の固定手段が構成されている。
受圧部材400によれば、第1の部材410と第2の部材420とが離間する方向にスライドさせると、ストッパ414の爪部414aがスリット423aから抜けてストッパ414が僅かに上方に回動してから、下方に回動して次のスリット423aに入るというように、ストッパ414が細かい揺動を繰り返しながら、長さが伸びる方向にスライドする。一方、第1の部材410と第2の部材420とが近接する方向に移動させて長さを縮めようとしても爪部414aがスリット423aに係合しているため動かず、長さを短くする方向にスライドさせることはできない。長さを短くする場合には、ストッパ414を上方に回動させて第2の部材420から爪部414aを離し係合を解除した状態で可能となる。すなわち第1の部材410のストッパ414の爪部414aが第2の部材420のスリット423に係合することにより、長さの伸張方向のスライドは許容され、かつ、長さの縮小方向へのスライドは規制される。
受圧部材400は、第1の部材410と第2の部材420のいずれか一方の受け板部412(422)を外壁11または壁パネル20のいずれか一方に固定し、長さを外壁11と壁パネル20間に応じて調整することで外壁11と壁パネル20間の空間に設置される。設置状態では、固定されていない方の部材420(410)の受け板部422(412)が、壁パネル20または外壁11に当接させられるか、あるいは僅かに間隔をあけて設置される。受圧部材400によれば、第1の部材410のストッパ414の爪部414aが第2の部材420のスリット423に係合することにより長さが固定されるため、長さ固定のための例えばねじ締結等の作業が不要となり、使い勝手の向上が図られる。
なお、上記受圧部材200、300、400はいずれも第1および第2の部材のうちのいずれか一方が固定側すなわち本発明のベース部材となり、他方が可動側すなわち本発明の可動部材となるものである。
本発明は、地下二重壁に利用可能である。
2…二重壁
10…躯体
11…外壁
12…床スラブ
13…上階スラブ
14…柱
20…壁パネル
30、40…レール(支持部材)
31、41…溝
100…受圧部材
110…ベース部材
113…雌ねじ部(長さ可変手段)
150…可動部材
151a…先端面
153…雄ねじ部(長さ可変手段)
155…ストッパリング(固定手段)
213、223、323…ガイドスリット(ガイド手段)
240、325…ねじ(ねじ部材、ガイド手段、固定手段)
250、326…ナット(ねじ部材、固定手段)
411、421…スライド板部(ガイド手段)
414…ストッパ(固定手段)
414a…爪部(係合部)
423a…スリット(被係合部)

Claims (8)

  1. 地下外壁の内側に、その上端部および下端部が躯体に支持されて立設される壁パネルと、
    前記地下外壁と前記壁パネルとの間に配され、該地下外壁と該壁パネルの互いの対向面のうちの一方に固定され他方には固定されない受圧部材と、を備えた地下二重壁構造であって、
    前記受圧部材は、長さ可変手段により、前記地下外壁から前記壁パネル間の間隔方向に長さが可変とされ、かつその長さが固定手段により固定可能であり、固定側と反対側の先端面が前記他方に当接した状態、または、該他方との間に間隙をあけた状態にセットされることを特徴とする地下二重壁構造。
  2. 前記受圧部材は、前記一方に固定されるベース部材と、該ベース部材に前記長さ可変手段を介して前記間隔方向に移動可能に装着される可動部材と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の地下二重壁構造。
  3. 前記長さ可変手段は、前記ベース部材および前記可動部材に設けられ、該可動部材を回転させることで前記間隔方向の長さが可変となるねじであることを特徴とする請求項2に記載の地下二重壁構造。
  4. 前記長さ可変手段は、前記ベース部材に対し前記可動部材を前記間隔方向にスライド可能に支持するガイド手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の地下二重壁構造。
  5. 前記固定手段は、前記ベース部材に前記可動部材を締結するねじ部材であることを特徴とする請求項~4のいずれかに記載の地下二重壁構造。
  6. 前記固定手段は、前記ベース部材および前記可動部材のいずれか一方に設けられた係合部と、他方に設けられ、前記係合部が係合した状態で、長さの伸張方向のスライドは許容し、長さの縮小方向へのスライドは規制する被係合部と、を備えることを特徴とする請求項4に記載の地下二重壁構造。
  7. 前記受圧部材の少なくとも前記先端面が衝撃吸収性材料で構成されていることを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の地下二重壁構造。
  8. 前記壁パネルは、上端部および下端部が、前記躯体に設けられた溝を有するレール状の支持部材の前記溝内に嵌合されて支持されることを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載の地下二重壁構造。
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