JP2010070907A - 乾式の地下外壁二重壁構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】予め工場で加工された既成品である3種類の壁パネルを組み合わせて構築される乾式の地下外壁二重壁構造を提供する。
【解決手段】地下階排水溝を形成する位置の床スラブの上面と上階スラブの下面とにそれぞれ上レールと下レールとが設置され、上下のレールの差込溝内に壁パネルが差し込まれて構成され、前記壁パネルは、予め工場等で加工された、基準パネルと、左右方向の幅寸を可変の調整パネル、および点検口を有する点検口付きパネルの3種類のパネルを組み合わせ、相互間を連結して構築されている。
【選択図】 図6

Description

この発明は、地下構造物の地下外壁より内側位置に、複数の壁パネルを建て入れて構築される地下外壁二重壁構造の技術分野に属し、更に云うと、予め工場で加工された既成品である3種類の壁パネルを組み合わせて構築される乾式の地下外壁二重壁構造に関する。
従来、この種の地下外壁二重壁構造としては、コンクリートブロックのような透湿性材料を積み上げ、目地部にモルタルを詰めて構築する所謂湿式壁構造が一般的であった。この場合には、多数のコンクリートブロック、セメント、鉄筋や機器類を狭い地下階へ搬入、搬出して作業しなければならず、面倒な配筋をした上でコンクリートブロックを夫々積み上げる必要がある。また、コンクリートブロックを積み上げる高さは、JASS7の規定により1.6m以内と定められているため、必要十分な高さの壁を構築するには施工手間が相当に掛かり、工期が長引く欠点があった。
上記の欠点に鑑みて、工場等で予め加工された乾式材料を現場で組立てて内壁を構築する乾式の地下外壁二重壁構造が、下記の特許文献1に開示されて公知である。
即ち、地下外壁より内側に地下階排水溝を形成する堰堤の上面と上階スラブの下面との間に溝形状の上レールと下レールを設置し、この上下のレールの間に金属製、又はプラスチック製、或いは木製で成る壁パネルの上下縁を挿入し、同上下のレールへ押し縁を嵌め入れて壁パネルを固定する構造が開示されている。
特開平5−280064号公報
しかし、上記特許文献1に記載された乾式の地下外壁二重壁構造は、材質が金属製、又はプラスチック製、或いは木製で成る壁パネルの何れも、幅や形状等が統一された1種類の加工品で構築されている。したがって、同壁パネルを様々に異なる地下構造物の幅寸に対応させるためには、その都度、壁パネルを現場で切断するなどの現場加工を施す必要があり、非常に面倒で自由度が低い。また、上下のレールの間に壁パネルを建て込んだ後、上下のレールの狭い隙間へ押し縁を嵌め入れてパネルを固定する作業は、非常に面倒で効率が悪い。
更に、地下外壁と壁パネルとの間には堰堤による地下階排水溝が形成されているが、この排水溝がゴミや土砂で埋まらないように時々点検したり掃除することが求められる。しかし、上記公知発明の乾式壁にはそのような作業を可能にする点検口が開示されていない。したがって、点検や掃除をする際には、その都度、上記押し縁を抜き取り壁パネルを取り外して、点検や掃除を行い、その後、再び建て入れるという非常に面倒な手順を踏まなければならないという問題点があった。
本発明の目的は、予め工場等で加工された既成品としての乾式パネルを組立てて構築する乾式の地下外壁二重壁構造を提供することであり、様々に異なる地下構造の幅寸に対応できる自由度があり、作業効率が良く、地下外壁と壁パネルとの間に形成された地下階排水溝の点検や掃除を容易に行える乾式の地下外壁二重壁構造を提供することにある。
上述した従来技術の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る乾式の地下外壁二重壁構造は、
地下構造物の地下外壁1より内側の地下階排水溝3を形成する位置に構築される乾式の地下外壁二重壁構造において、
上記地下階排水溝3を形成する位置の床スラブ2の上面と上階スラブ5の下面とにそれぞれ上レール6と下レール7とが設置され、上下のレール6、7の差込溝8、9内に壁パネルPが差し込まれて構成され、
前記壁パネルPは、予め工場等で加工された、基準パネル12と、左右方向の幅寸を可変の調整パネル13、および点検口16を有する点検口付きパネル15の3種類のパネルを組み合わせ、相互間を連結して構築されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載した乾式の地下外壁二重壁構造において、
各壁パネルPには、その両側縁部にフランジ部が設けられ、幅寸方向の中間に間隔をあけて複数のリブが設けられており、同リブとフランジ部は上下のレールの差込溝内へ差し込まれる際に支障のない高さに形成され、両側縁部のフランジ部が隣り合う壁パネル同士の間で連結されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載した乾式の地下外壁二重壁構造において、
調整パネル13は、2枚のパネル材130、131を中央部で互いに重ね合わせた構成とされ、同パネル材130、131の重ね合わせ部分にそれぞれ水平方向に伸びる長孔130c、131cが互いに一致する位置と形状に設けられており、同長孔130c、131c内に通したボルト140に蝶ナット141がねじ込まれており、双方のパネル材130、131は長孔130c、131cの範囲内でスライドさせて寸法を調整し、蝶ナット141で固定する構成とされていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2に記載した乾式の地下外壁二重壁構造において、
点検口付きパネル15には、その点検口16を開閉自在な扉18が設けられており、同点検口付きパネル15は壁パネルPとして一定の間隔毎に組み入れられていることを特徴とする。
請求項1〜4に記載した発明に係る乾式の地下外壁二重壁構造は、予め工場等で加工された既成品としての壁パネルPを組み立てる乾式構造であり、地下外壁1より内側の地下階排水溝3を形成する位置に、基準パネル12と、左右の幅寸を可変の調整パネル13、及び点検口16を有する点検口付きパネル15の3種類を選択的に使用して構築する構造としたので、現場での加工が必要でなく現場作業が簡単であり、様々に異なる地下構造物に対して、前記調整パネル13が左右の幅寸を微調整して対応でき施工の自由度が高い。また、点検口付きパネル15を使用するので、その点検口16から地下階排水溝3の状況や地下外壁1の内壁面、壁パネルPの壁面等の点検ができる。更には、点検口16から掃除具等を容易に差し込んで、地下階排水溝3の掃除等のメンテナンス作業を誰でも容易に行える。
また、上記3種類の壁パネルPは、ふすま等を建て込む要領で上下のレール6、7の差込溝8、9へ建て入れる所謂ケンドン式の構成とされている。つまり、上記特許文献1の問題点であった上下のレールに押し縁を嵌め入れて固定する面倒な固定作業の必要がない構成であり、3種類の壁パネルPの建て入れ作業及び取り外し作業を、熟練技術を必要とせず容易に行うことができ、作業効率が良い。
本発明は地下構造物の地下外壁より内側の地下階排水溝3を形成する位置に構築される乾式の地下外壁二重壁構造である。
上記地下階排水溝3を形成する堰堤4の上面と上階スラブ5の下面とにそれぞれ上レール6と下レール7とが設置され、上下のレール6、7の差込溝8、9内に壁パネルPが差し込まれて構成される。
前記壁パネルPは、予め工場等で加工された、基準パネル12と、左右方向の幅寸を可変の調整パネル13、および点検口を有する点検口付きパネル15の3種類のパネルを組み合わせ、相互間を連結して構築されている。
以下、本発明を図示した実施例に基づいて説明する。
本実施例は、予め工場等で製作された既成品としての乾式壁パネルを組み立てて内壁を構築する所謂乾式の地下外壁二重壁構造として実施されるものであり、その特長は3種類の壁パネルを選択的に組み合わせて構築することである。
図1に示すように、地下外壁1の内側面から所定の間隔をあけた位置、つまり地下階排水溝3を形成する位置の床スラブ2の上面と上階スラブ5の下面とへ、それぞれアルミ型材から成る上レール6と下レール7とが設置されている。図示例の床スラブ2は、上記外壁1から所定の間隔をあけて地下階排水溝3を形成する堰堤4が構築された構成とされており、前記下レール7は具体的には前記堰堤4の上面に設置されている。
前記上下のレール6、7は、ウエブ60a、70aの片側からそれぞれ立ち上がる垂直型のフランジ60b、70bとL字形状のフランジ60c、70cを有するアルミ型材で成る下地材60、70と、ウエブ61a、71aの内方に突出する差込溝8、9を有するL字形状のランナー61、71とで構成されている。
前記下地材60、70は、前記堰堤4の上面と上階スラブ5の下面へ、それぞれの開口部が対向する位置に配置され、ウエブ60a、70aへヒルティーアンカー等のコンクリート釘10、10を打ち付けて固定されている。この下地材60、70の上部へ、上記ランナー61、71をその差込溝8、9が対向する配置で被せ、同下地材60、70のフランジ60b、70bと、同ランナー61、71のフランジ61b、71bとをビス11で止め、更に下地材60、70のL字形状のフランジ60c、70cと、ランナー61、71のウエブ61a、71aとをビス11で止めて上下のレール6、7が設置されている。
上記のように設置された上下のレール6、7の差込溝8、9に、既成品である3種類の壁パネルPが建て込まれている。壁パネルPの寸法は、一例として高さ2000mm、幅900mm程度ある。壁パネルPの高さは、上下の差込溝8、9間の高さLよりも低い高さMとされており、上述したケンドン式でふすまを建て込む要領で差込溝8、9へ差し込める構造である。つまり、上レール6の差込溝8の頂部へ壁パネルPの上縁部を差し入れた状態で、同パネルPの下縁部を下レール7の差込溝9内へ差し入れて落とし込む要領で建て込まれる。しかる後に、差込溝8、9内の壁パネルPとの隙間にシール材Sを充填して固定する。
壁パネルPの取り外しは、上記手順の逆を行えばよいので、壁パネルPの取り替え作業やメンテナンスを容易に行うことができる。
次に、上記上下のレール6、7の差込溝8、9内へ建て込まれる3種類の壁パネルP、即ち、基準パネル12と、左右の幅寸を可変の調整パネル13、及び点検口付きパネル15の構成を、それぞれ図面に基づいて具体的説明する。これらの壁パネルは焼付塗装鋼板を用い、予め工場で既成品として製作される。
先ず、図2A、Bに基準パネル12の平面図と正面図を示した。
この基準パネル12は、後記する調整パネル13や点検口付きパネル15の形状や構成の標準となるパネルである。即ち、両側縁部には、ボルト孔を有するL字形状のフランジ部12aが形成されている。隣り合う壁パネル同士は、前記フランジ部12aをビス止め又はボルト接合して一枚版状に連結する。
この基準パネル12の幅寸方向の中間には、例えば図示例の場合は全幅を3等分した2箇所の位置にリブ12bが設けられてパネルの面外剛性を高めている。このリブ12bは、図2Aの平面図では、一枚の焼付塗装鋼板を所定箇所で折り曲げ加工することにより形成されるが、この限りではなく、例えばアングル等を接合しても良い。
前記リブ12bは、図1に示すように、基準パネル12の上下縁部を上下のレール6、7の差込溝8、9へ差し込む際に、支障のない高さNとなるように上下の端部が予め切断加工等して調整されている。前記フランジ部12aの高さも同様に、上下のレール6、7への差し込みに支障がない高さNとなるように加工されている。
これらのリブやフランジ部は後記する調整パネル13や点検口付きパネル15においても同様に設けられるため、以下、同様の説明は省略する。
図3A、Bには左右方向の幅寸を可変の調整パネル13の平面図と正面図を示した。
この調整パネル13は、一例として前記基準パネル12の片側を約1/3だけ切断したに等しい構成のリブ付きパネル材130と、やはり基準パネル12の片側を約1/3だけ切断し且つリブも切断したに等しい構成のリブ無しパネル131とを組み合わせて成り、それぞれのパネル130、131はその中央位置で重ね合わせた構成とされている。前記重ね合わせの状態の調整パネル13の最大幅寸は基準パネル12と同じ900mmである。
前記パネル材130、131の重なり合う部分には、それぞれ左右方向に長い長孔130cと、131cが互いに一致する位置と形状に設けられている。この長孔130c、131cは、調整パネル13の幅や高さに応じて複数設けられるが、断面欠損部となるので調整パネル13の強度を損なわないように、2箇所程度が好ましい(図示例は2箇所)。この共通の長孔130c、131cに、ボルト140が通され、同ボルト140に蝶ナット141がねじ込まれている。したがって、例えばリブ無しパネル材131を前記長孔131cの範囲内で(図示例では右方向へ)スライドさせ、蝶ナット141を締め付けて固定することで、調整パネル13の幅を自在に調整することができる。この調整パネル13の調整可能な幅寸は一例として最小約625〜最大900mm程度である。この調整パネル13は地下外壁二重構造の構築に際して、幅方向の寸法の調整の必要が生じる例えば端部又は中央部に組み入れられる。
図4A、Bに点検口付きパネル15の平面図と正面図を示し、図5に点検口部分の拡大図を示した。
この点検口付きパネル15は、その略中央部に約600mm×600mmの点検口16が設けられている。そのため、この点検口付きパネル15の強度を補強するコ字形状の補強部材17、17が、やはり上下のレール6、7に接触しない高さNで、同点検口16の両端を跨ぐ配置で上記リブ15bとは別異に接合されている。
この点検口付きパネル15には、同点検口16を開閉自在な扉18が設けられている(請求項4記載の発明)。この扉18は、図5に示すように、左右辺の一つの縦辺がヒンジ19により点検口付きパネル15へ取り付けられ、他側の縦辺には簡易鈎材(図示省略)等を設けて開閉可能に構成されている。
上記の構成の点検口付きパネル15を壁パネルPの一種として一定の間隔毎に、例えば基準パネル12の2枚置き毎に配置する組み合わせとすると、複数の点検口16から地下階排水溝3の状況や地下外壁1の内壁面、壁パネルPの壁面等の点検を必要十分にできる。更には、同複数の点検口16からほうき等の掃除具を差し入れて、地下階排水溝3の掃除を切れ目無く十分に行うことができる。また、夏季においては扉18を開放状態として、地下街壁1と壁パネルPとの間の空間部分を換気することができる。
上記した3種類の壁パネル(基準パネル12、調整パネル13、点検口付きパネル15)は、図6に示すように、適切に組み合わせ、隣接するパネル同士をフランジ部(12b、13b、15b)で連結して一枚版状の壁体に構築される。
したがって、様々に異なる地下構造に対して、調整パネル13がその幅寸を微調整して対応し、点検口付きパネル15により、上記地下階排水溝3等の点検や掃除を見落とし無く確実、十分に行える地下外壁二重壁構造を実現できるのである。
上記実施例1では、床スラブ2の構成が地下階排水溝3を形成する堰堤4が構築された場合を例に取り説明したが、地下階排水溝3に流れる水の量が少ない地下構造物においては、図7に示すように、堰堤4が構築されずフラットな床スラブ2に構成されている。この地下構造物の場合には、地下階排水溝3を形成する位置の床スラブ2の上面であって、上記下レール7の下地材70のウエブ70aと床スラブ2との間に例えばブチルゴムなどの止水材20を介在して同床スラブ2へ固定すると共に、上記構成の下レール7の地下階排水溝3側の隅部にはシール材21を設けて止水性を発揮させる構成で実施することも好適に実施される。
地下構造物の階高が例えば3m以上で6m程もある場合には、図示することは省略したが、堰堤2と上階スラブ5との間に縦スタッド(支柱)を複数箇所設け、同縦スタッド間に前記3種類の壁パネルPを適宜組み合わせて実施することもできる。
以上に本発明を図面に示した実施例に基づいて説明したが、本発明は、図示した実施例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変形、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のため付言する。
本発明に係る乾式の地下外壁二重壁構造の概要を示す断面図である。 Aは上下のレールに差し込まれる基準パネルの平面図である。BはAの正面図である。 Aは上下のレールに差し込まれる調整パネルの平面図である。BはAの正面図である。 Aは上下のレールに差し込まれる点検口付きパネルの平面図である。BはAの正面図である。 点検口付きパネルの点検口及び扉の関係を示す斜視図である。 本発明の乾式の地下外壁二重壁構造を実施した状態を示す参考斜視図である。 本発明の実施例2を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 地下外壁
2 床スラブ
3 地下階排水溝
4 堰堤
5 上階スラブ
6 上レール
7 下レール
8、9 差込溝
12 基準パネル
13 調整パネル
15 点検口付きパネル
16 点検口
17 補強部材
18 扉

Claims (4)

  1. 地下構造物の地下外壁より内側の地下階排水溝を形成する位置に構築される乾式の地下外壁二重壁構造において、
    上記地下階排水溝を形成する位置の床スラブの上面と上階スラブの下面とにそれぞれ上レールと下レールとが設置され、上下のレールの差込溝内に壁パネルが差し込まれて構成され、
    前記壁パネルは、予め工場等で加工された、基準パネルと、左右方向の幅寸を可変の調整パネル、および点検口を有する点検口付きパネルの3種類のパネルを組み合わせ、相互間を連結して構築されていることを特徴とする、乾式の地下外壁二重壁構造。
  2. 各壁パネルには、その両側縁部にフランジ部が設けられ、幅寸方向の中間に間隔をあけて複数のリブが設けられており、同リブとフランジ部は上下のレールの差込溝内へ差し込まれる際に支障のない高さに形成され、両側縁部のフランジ部が隣り合う壁パネル同士の間で連結されていることを特徴とする、請求項1に記載した乾式の地下外壁二重壁構造。
  3. 調整パネルは、2枚のパネル材を中央部で互いに重ね合わせた構成とされ、同パネル材の重ね合わせ部分にそれぞれ水平方向に伸びる長孔が互いに一致する位置と形状に設けられており、同長孔内に通したボルトに蝶ナットがねじ込まれており、双方のパネル材は長孔の範囲内でスライドさせて寸法を調整し、蝶ナットで固定する構成とされていることを特徴とする、請求項1又は2に記載した乾式の地下外壁二重壁構造。
  4. 点検口付きパネルには、その点検口を開閉自在な扉が設けられており、同点検口付きパネルは壁パネルとして一定の間隔毎に組み入れられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載した乾式の地下外壁二重壁構造。
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JP2014518963A (ja) * 2011-03-14 2014-08-07 アディタッズ,インク. 構造的な骨組建築物のためのモジュール内部パーティション
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