JP6168430B2 - 破砕装置 - Google Patents
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Description
その一例として、環境試験室内で人工雪により吹雪を模擬して、吹雪を車両に向かって吹き出し、エンジンルーム内への雪の混入による不具合問題、足回り部品の凍結等の着氷問題に対処することが行われている。
吹雪発生装置は、フレーク状の氷片を製造する製氷機と、製造されたフレーク状の氷片を所定粒径の氷粒に砕氷する砕氷機と、砕氷された所定粒径の氷粒により模擬された人工雪を風洞内に搬送する配管と、配管の先端に設置され、車両の前部に向かって吹き出す吹き出しノズルとを有する。
このような環境試験室によれば、吹雪発生装置を利用して、風洞内において、吹雪を車両に向かって吹き出すことにより、自然環境・気象条件を模擬した環境試験を行うことが可能である。
このような砕氷機において、破砕対象物である氷片の粒径を調整するには、最狭部の間隔を調整すべく、一方のドラムを他方のドラムに対して水平方向に相対移動させる必要があるところ、一方のドラムを他方のドラムに対して水平方向に相対移動させると、間隔調整機構が大がかりとなるとともに、間隔調整機構をケーシング内に配置すると間隔調整工程も時間を要し、破砕工程をいったん停止して間隔調整を行う必要がある。
たとえば、一方のドラムを他方のドラムに対して水平方向に相対移動可能とするために、一方のドラムを回転可能に支持する軸受ごと水平方向に移動可能としたり、一対のドラムそれぞれを別々にケーシング内に配置して、一方のケーシングを他方のケーシングに対して水平方向に移動可能とするようにしている。
この場合、間隔調整機構が大がかりであることから、一対のドラムをケーシング内に配置したうえで、所望粒径の氷片は、ケーシング外に付設される搬送路により搬送されていた。
しかしながら、所望の粒径に調整された氷片を搬送するまでに、ケーシング内で、破砕物が接触するエリアが大きいほど氷片が内面に付着して、場合により閉塞を生じることもあり得る。
一方、試験条件によっては、一連の試験中に氷片の粒径を連続的に変えることもあり、連続的でないとしても、粒径調整のために一対のドラムの間隔調整に時間を要すると、その間に、温度湿度等の試験条件が変動して、精確な試験を行うことが困難となることがある。
互いに平行に外周面を対向させて所定間隔を隔てて配置され、上方から最狭部に向かう向きに回転可能である一対の破砕ドラムであって、該一対の破砕ドラムの間の前記最狭部より上のスペースに、被破砕物を受けることが可能なように配置された一対の破砕ドラムと、を有し、
該一対の破砕ドラムのドラム軸はそれぞれ、回転可能に支持され、
該一対の破砕ドラムによって破砕された被破砕物を搬送するための搬送路が、該一対の破砕ドラムの前記最狭部の下方に、ドラム軸方向に延びる向きに形成され、前記搬送路は、該一対の破砕ドラムそれぞれの前記最狭部より下方レベルの外周面がその内壁面の一部を形成するように設けられる、構成としている。
前記帯状部材は、前記一方の表面を上向きにして、該一対の破砕ドラムと独立に固定支持され、
前記帯状部材の各上縁部と対応する前記破砕ドラムの外周面との間には、所定隙間が設けられ、
さらに、前記一対の破砕ドラムの前記最狭部の上方から前記破砕ドラムの各々の外周面に沿って、ドラム回転方向と逆向きに、対応する前記所定隙間に向かってエアを吹き込むエア吹き込み手段が設けられ、
それにより、前記所定隙間からの被破砕物の漏洩を防止するのがよい。
該ローラー部材は、前記一対の破砕ドラムのドラム軸線と平行に配置され、該一対の破砕ドラムと独立に、軸線を中心に回転可能なように支持され、
前記ローラー部材の外周面と対応する前記一対の破砕ドラムそれぞれの外周面との間には、所定隙間が設けられ、
さらに、前記一対の破砕ドラムの前記最狭部の上方から前記破砕ドラムの各々の外周面に沿って、ドラム回転方向と逆向きに、対応する前記所定隙間に向かってエアを吹き込むエア吹き込み手段が設けられ、
それにより、前記所定隙間からの被破砕物の漏洩を防止するのでもよい。
また、前記帯状部材は、袋状であり、内部にエアをパルス的に供給することにより、前記一方の表面を変形可能であるのがよい。
さらにまた、前記帯状部材は、中空状であり、内部に偏心カムを備え、該偏心カムは、その偏心した軸線を中心に回転することにより、前記帯状部材の内面に係合するような大きさおよび/または位置に配置され、それにより、前記一方の表面を変形可能であるのがよい。
まず、雪環境試験システムについて説明すれば、図1に示すように、雪環境試験システム10は、氷粒からなる人工雪を利用し、人工雪をその背後からの気流に乗せて吹雪を模擬して、試験供試体である車両Vに向かって吹き付けるように構成され、そのために、吹雪供給システム12と、気流供給システム14とを有する。
特に、氷粒の粒径および水分含有率が主な影響因子である所定の雪質を具備する吹雪を必要量用いて、車両Vに向かって連続的に吹き付ける際、車両Vの高さ全体に拡散し、場合により車両Vの高さ方向に所望の吹雪濃度分布を実現できるようにするために、所定の温度および湿度管理のもとで、人工雪として利用する氷粒群を試験直前に製造して迅速に供給することが要求される。
送風機25によって送風された気流は、いったん気流全体としての風速(動圧)を低下させて中間胴部における圧力(静圧)を上昇させた後、縮流胴314を通過させることで、測定するのに必要十分な風量(風速)の気流を吹出し口316から測定室300に吹き出すことができるようにしている。
また、吹雪試験用の回流型風洞16の場合、試験後の雪を分離回収するために、車両Vの下流に、別途雪補修装置38を設けているが、いずれにせよ、雪の重力落下あるいは慣性効果により雪を分離させるのに、車両Vの下流に、敢えて気流を整流させない領域を設けている。
人工雪の分配装置34を湿雪装置32の上流側に設置するのは、人工雪の分配装置34を下流側に設置すると、湿雪化した雪が分配装置34に送られて、分配装置34内に付着して、詰まりを生じることがあり、それを防止するためである。
より詳細には、吹雪が拡散プレート74(後に説明)により拡散されて車両Vに向かって吹き付けられる際、圧送空気の圧送速度が高いと、吹き出しノズル36の部分の吹雪のみ吹雪の速度が高くなり、自然の吹雪から逸脱する一方、送風機25から吹き出される気流の速度を変えることにより、拡散される吹雪全体の速度を一様に変動させることが可能であり、特に静止車両Vにより、走行車両を模擬する場合に、送風機25から吹き出される気流の速度を変動させるのが有利である。
この点で、風洞16は、いわゆる空力風洞16でなく、簡易的な風洞16とすることから、吹き出しノズル36と車両Vの前部との距離は、約1メートルないし3メートルであるところ、この短い距離の間で、吹き出しノズル36より吹き出す吹雪が、車両Vの前部において高さ全体に亘って拡散するようにしている。
吹き出し口は、車両Vの高さ全体に亘ってカバーするように高さ方向に間隔を隔てて、複数設けられ、各々の吹き出し口102から吹き出される雪の量を互いに独立に調整可能とし、車両Vの高さに応じて、吹雪の濃度分布を調整可能とした。
破砕装置26は、氷片を内部に投入する開口部102を有するケーシング104と、ケーシング104内に配置される一対の破砕ドラム106とを有する。
より詳細には、ロータリーフィーダー46は、複数枚の回転羽根(図示せず)を放射状に配設したロータがケーシング内で回転する際、ホッパー等から落下する氷片を隣設する羽根間にためて回転し、下側の排出口から落とすようにしている。より具体的には、ロータにおいて、複数の回転羽根を、ケーシングを介して支持されたロータリーシャフトを中心に放射状に配設し、隣設する回転羽根の間に氷片を詰めるためのロータポケットを形成しており、たとえば、駆動モータ(図示せず)によりロータリーシャフトを駆動するようしている。
このために、図4に示すように、一対の破砕ドラム106の水平投影上の外輪郭とケーシング104の内表面116との間には、必然的に隙間が形成され、氷片が一対の破砕ドラム106に供給される際、氷片には最狭部110を通らずにこの隙間を介してバイパスしようとするものがある。特に、一対の破砕ドラム106の間において、最狭部110の上方にスパイラル式振り分けローラー(図示せず)が設けられる場合には、それにより、一対の破砕ドラム106の間の最狭部110より上のスペースに受けられる氷片は、一対の破砕ドラム106のドラム軸線方向に振り分けられるようにしている。このため、最狭部110より上のスペースに溜まる氷片は、ドラム軸線方向に均されるものの、一対の破砕ドラム106それぞれのドラム軸線方向の端面118とケーシング104の内表面116との間からよりバイパスしやすくなる。
図4に示すように、一対の破砕ドラム106は、一対の破砕ドラム106の間の最狭部110より上のスペースに、投入される氷片を受けることが可能なように、一対の破砕ドラム106のドラム軸がそれぞれ、ドラムの軸線方向に間隔を隔てたケーシング104の対向面182によって軸受201を介して回転可能に支持される。最狭部110の間隔は、氷片を破砕して氷粒にするのに必要な粒径がどれぐらいであるかにより決定される。
突歯は、三角錐の底面が二等辺三角形をなし、長辺からなる二等辺がドラム円周方向に、短辺がドラムの円周方向と直角をなすように、ドラムの外周面108上に形成されている。特に、短辺と三角錐の頂点が形成する三角形状の切削面は、回転方向に対して例えば6°程度後退させてドラムの外周面108に形成されるのが好ましい。
より詳細には、搬送路170は、搬送路170の各端面193に配置された環状スペーサ120(後に説明)、およびケーシング104の両対向面182を介して、雪供給管40に接続され、搬送路170は、ケーシング104内において、一対の破砕ドラム106の最狭部110の下方に、ドラム軸方向に延びる向きに形成され(図3において、表裏方向)、ケーシング104のドラム軸を回転可能に支持する両対向面182にはそれぞれ、厚み方向に貫通する開口172が設けられる。
図5に示すように、搬送路170は、一対の破砕ドラム106それぞれの最狭部110より下方レベルの外周面108がその内壁面の一部を形成するように設けられる。より具体的には、搬送路170は、一対の破砕ドラム106の最狭部110に向かって、最狭部110より下方レベルの外周面108を覆うように下方から設けられる細長プレート150により、形成される。
このように、一対の破砕ドラム106の外周面108を利用して、搬送路170を形成することにより、搬送路170を一対の破砕ドラム106の直下方に設けることが可能であり、それにより、ケーシング104内において、破砕された氷粒の及ぶ領域を制限することが可能であり、ケーシング104内での氷粒の付着のリスクを低減することができる。
細長プレート150は、一方の表面151を上向きにして、ケーシング104の対向面182の各々によって固定支持され、細長プレート150の各上縁部191と対応する破砕ドラム106の外周面108との間には、所定隙間が設けられる。所定隙間は、搬送路170の内部からの氷粒の漏れ防止の観点から、定めればよい。
さらに、一対の破砕ドラム106の最狭部110の上方から破砕ドラム106の各々の外周面108に沿って、ドラム回転方向と逆向きに、対応する隙間部に向かってエアを吹き込むエア吹き込み手段(図示せず)が設けられ、それにより、隙間部からの被破砕物の漏洩を防止するようにしている。
図3に示すように、環状スペーサ120は、線対称のプレート状であり、一対の破砕ドラム106の間の最狭部110より下方に及ぶように、プレート平面が一対の破砕ドラム106の対応する端面118と当接する態様で、ケーシング104の対向面182の外表面と一対の破砕ドラム106の対応する端面118との間に挟み込まれるように配置される。
図3に示すように、環状スペーサ120は、最狭部110に向かって先細の上部152と、略矩形状の下部154とを有し、その対称線X―Xが一対の破砕ドラム106の最狭部110を通る鉛直線に沿うように配置される。
略矩形状の下部154は、両湾曲部156の下端より下方に延び、後に説明するように、先細の上部152と協働して、内部に開口184を形成するに十分な広さを具備するようにしている。
略矩形状の下部154の幅D、すなわち、両湾曲部156の下端同士の間隔は、投入部開口102の幅Wより大きく設定され、これにより、一対の破砕ドラム106の端面118と対応するケーシング104の内表面116との隙間から氷片が最狭部110をバイパスしないようにしている。
図8に示すように、搬送路170のさらなる変形例として、細長プレート150は、中空状であり、内部に偏心カム180を備え、偏心カム180は、その偏心した軸線を中心に回転することにより、帯状部の内面に係合するような大きさおよび/または位置に配置され、それにより、一方の表面151を変形可能としてもよく、これにより、一方の表面151への破砕された氷粒の付着を防止することが可能である。
まず、各系統において、製氷機22において製氷された氷片は、氷温安定化コンベア24により搬送されて、氷片の破砕装置26に送られる。
開口部102を通じてケーシング104内部に投入された氷片は、ロータリーフィーダー46により分量化して受け入れられて、一対の破砕ドラム106に送られ、一対の破砕ドラム106の間の最狭部110より上のスペースに受けられ、上方から最狭部110の向きに回転する一対の破砕ドラム106により、最狭部110に向かって送られ、最狭部110において、所定粒径に破砕される。その際、環状スペーサ120により、ロータリーフィーダー46からの氷片が最狭部110をバイパスするのを防止される。
なお、変形例として、図1に示すように、吹雪供給システム12を3系統設けずに、図9に示すように、単一系統として、それに応じて、氷片の破砕装置26を1機設けるのでもよい。
たとえば、本実施形態において、搬送路170の一部を構成する細長プレートについて、一体物として説明したが、それに限定されることなく、被搬送物である氷粒が漏洩しない限り、搬送路170の延び方向に分割されていてもよい。
たとえば、本実施形態において、一対の破砕ドラム106とケーシング104との間に介在する環状スペーサ120について、ケーシング104の側面を介して搬送路170と外側で接続される外管である雪供給管40と別体として説明したが、それに限定されることなく、被搬送物である氷粒が漏洩しない限り、雪供給管40と一体に形成されてもよい。
たとえば、本実施形態において、搬送路170の一部を構成する細長プレート両縁部と対応する破砕ドラムの外周面との間隔からの氷粒の漏洩を防止する観点から、搬送路170の内方に向かってエアを吹き込むものとして説明したが、それに限定されることなく、被搬送物である氷粒の漏洩量に応じて、エア吹き込み手段を省略してもよい。
10 雪環境試験システム
12 吹雪供給システム
14 気流供給システム
16 風洞
18 低温室
20 製氷室
22 製氷機
24 氷温安定化コンベア
26 破砕装置
27 冷却器
28 ブロアー
30 冷却器
32 湿雪装置
34 分配装置
36 吹き出しノズル
38 吹雪捕集装置
40 雪供給管
42 吸引口
44 空気ダクト
46 ロータリーフィーダー
102 開口部
104 ケーシング
106 一対の破砕ドラム
108 外周面108
110 最狭部
112 送りドラム
114 スパイラル式振り分けローラー
116 内表面
118 端面
120 環状スペーサ
122 側面部
121 等辺
124 底辺
150 細長プレート
151 一方の表面
152 先細上部
154 下部
156 湾曲縁
158 最上部
170 搬送路
172 開口
174 排出開口部
182 対向面
184 開口部
300 測定室
302 第1屈曲胴
304 第2屈曲胴
306 第3屈曲胴
308 第4屈曲胴
310 第2拡散胴
312 整流胴
314 縮流胴
316 吹き出し口
Claims (9)
- 互いに平行に外周面を対向させて所定間隔を隔てて配置され、上方から最狭部に向かう
向きに回転可能である一対の破砕ドラムであって、該一対の破砕ドラムの間の前記最狭部
より上のスペースに、被破砕物を受けることが可能なように配置された一対の破砕ドラム
を有し、
該一対の破砕ドラムのドラム軸はそれぞれ、回転可能に支持され、
該一対の破砕ドラムによって破砕された被破砕物を搬送するための搬送路が、該一対の破
砕ドラムの前記最狭部の下方に、ドラム軸方向に延びる向きに形成され、前記搬送路は、
該一対の破砕ドラムそれぞれの前記最狭部より下方レベルの外周面がその内壁面の一部を
形成するように設けられる破砕装置であって、
氷から人工雪を製造して搬送するシステムにおいて、前記破砕装置のケーシング内表面に氷片が付着して閉塞を生じることを防ぐために、前記搬送路の長手方向に延在する凹部における上縁部と対応する前記破砕ドラムの外周面との間に設けられた所定隙間からの被破砕物の漏洩を防止するためにエアを吹き込むとともに、前記搬送路内の被破砕物は搬送エアにより搬送される、ことを特徴とする破砕装置。 - 前記搬送路は、該一対の破砕ドラムの前記最狭部より下方レベルの外周面と協働して前記
搬送路の内壁面を形成し、前記凹部を一方の表面に形成す
る帯状部材を有し、
前記帯状部材は、前記一方の表面を上向きにして、該一対の破砕ドラムと独立に固定支持
され、
前記帯状部材の各上縁部と対応する前記破砕ドラムの外周面との間に、前記所定隙間が設け
られ、
さらに、前記一対の破砕ドラムの前記最狭部の上方から前記破砕ドラムの各々の外周面に
沿って、ドラム回転方向と逆向きに、対応する前記所定隙間に向かってエアを吹き込むエ
ア吹き込み手段が設けられ、
それにより、前記所定隙間からの被破砕物の漏洩を防止する、請求項1に記載の破砕装置
。 - 前記搬送路は、該一対の破砕ドラムの前記最狭部より下方レベルの外周面と協働して前記
搬送路の内壁面を形成するローラー部材を有し、
該ローラー部材は、前記一対の破砕ドラムのドラム軸線と平行に配置され、該一対の破砕
ドラムと独立に、軸線を中心に回転可能なように支持され、
前記ローラー部材の外周面と対応する前記一対の破砕ドラムそれぞれの外周面との間には
、所定隙間が設けられ、
さらに、前記一対の破砕ドラムの前記最狭部の上方から前記破砕ドラムの各々の外周面に
沿って、ドラム回転方向と逆向きに、対応する前記所定隙間に向かってエアを吹き込むエ
ア吹き込み手段が設けられ、
それにより、前記所定隙間からの被破砕物の漏洩を防止する、請求項1または請求項2に
記載の破砕装置。 - 前記一対の破砕ドラムの各々の外周面には、それぞれ、ドラムの軸線方向に延びる複数の
長溝が周方向に所定角度間隔を隔てて形成され、前記搬送路内には、前記長溝の延び方向
に沿って流れる搬送エアが送り込まれ、それにより、前記搬送路内の被破砕物を搬送する
とともに、前記長溝に付着した被破砕物を除去する、請求項1ないし請求項3のいずれか
1項に記載の破砕装置。 - 前記帯状部材は、搬送エアにより前記一方の表面が変形可能なような柔軟性を有するシリ
コン製である、請求項2に記載の破砕装置。 - 前記帯状部材は、袋状であり、内部にエアをパルス的に供給することにより、前記一方の
表面を変形可能である、請求項2に記載の破砕装置。 - 前記帯状部材は、中空状であり、内部に偏心カムを備え、該偏心カムは、その偏心した軸
線を中心に回転することにより、前記帯状部材の内面に係合するような大きさおよび/ま
たは位置に配置され、それにより、前記一方の表面を変形可能である、請求項2に記載の
破砕装置。 - 氷片が連続的に該一対の破砕ドラムの間の前記最狭部より上のスペースに投入され、前記
破砕装置により所定粒径に破砕搬送される氷粒は、人工雪を模擬した環境試験に利用され
る、請求項1に記載の破砕装置。 - 搬送エアにより吹き出される氷粒の背後からの気流に氷粒を乗せることにより吹雪として
、人工雪を利用する場合において、エア搬送速度は、毎秒15メートル以上である、請求
項8に記載の破砕装置。
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