JP5601552B1 - 吹雪の発生装置 - Google Patents
吹雪の発生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5601552B1 JP5601552B1 JP2013094836A JP2013094836A JP5601552B1 JP 5601552 B1 JP5601552 B1 JP 5601552B1 JP 2013094836 A JP2013094836 A JP 2013094836A JP 2013094836 A JP2013094836 A JP 2013094836A JP 5601552 B1 JP5601552 B1 JP 5601552B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snowstorm
- snow
- vehicle
- airflow
- blowing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
【解決手段】雪を気流に乗せることより吹雪を模擬する吹雪の発生装置100であって、雪を気流の進行方向に沿って吹き出す吹き出し口102が設けられ、吹き出し口102の外であって、気流の進行方向前方の所定位置に吹き出し口102に対向する対向面104が配置され、それにより、吹き出し口102から吹き出され、気流に乗って気流進行方向に沿って発生する吹雪が、対向面104に当って偏向され、対向面104の四方外方に向かって拡散する。
【選択図】図6
Description
その一例として、環境試験室内で人工雪により吹雪を模擬して、吹雪を車両に向かって吹き出し、エンジンルーム内への雪の混入による不具合問題、足回り部品の凍結等の着氷問題に対処することが行われている。
吹雪発生装置は、フレーク状の氷片を製造する製氷機と、製造されたフレーク状の氷片を所定粒径の氷粒に砕氷する砕氷機と、砕氷された所定粒径の氷粒により模擬された人工雪を風洞内に搬送する配管と、配管の先端に設置され、車両の前部に向かって吹き出す吹き出しノズルとを有する。
このような環境試験室によれば、吹雪発生装置を利用して、風洞内において、吹雪を車両に向かって吹き出すことにより、自然環境・気象条件を模擬した環境試験を行うことが可能である。
その一方で、車両を配置する風洞内において、車両と気流の吹き出し口との距離が短い(1ないし2メートル程度)という制約があり、この短い距離の間で自然状態の吹雪を模擬して、車両に吹き付ける必要がある。
この点、吹雪の発生原理として、水スプレー方式として、低温気流中に水を噴霧して、周囲温度により凍結させ、車両に吹き付けられる直前の空間中で吹雪を発生させるものがあった。
この原理では、試験に必要な雪の量の確保が困難であるとともに、吹雪の付着性を模擬できず、適正かつ有効な環境試験を行うことが困難である。
しかしながら、この原理によると、以下のような技術的問題点が存する。
より詳細には、デフレクター方式の場合、吹雪の広がりは、先細吹き出しノズルの吹き出し口の開口面積により制限されることから、通常は吹き出し口を大口径として、吹雪の広がりを確保せざるを得ず、この場合、吹雪の広がりを調整することは困難である。
より詳細には、雪落とし用シューターからの雪は、開閉デフレクターにより偏向されるが、雪が一部、吹雪として先細吹き出しノズルから外部に流出せずにノズルの底部に落下し、時間経過とともに溜り、いったん溜まった雪の山を除去する必要が生じ、試験の継続が困難となる。
より詳細には、吹き出しノズルから吹き出される氷粒は気流により車両に向かって搬送されるところ、静止車両に対して気流の速度を変えることにより、種々の速度で走行中の車両に対して吹雪が吹き出される状況を模擬している。この場合、気流の速度を変えることにより吹雪の濃度が自ずと変わってしまうのでは、適正な試験とならないので、吹雪の濃度を一定に維持する必要がある。
特に、道路に積もった雪の上を前方の車両が通過することにより吹雪が発生する場合には、車両の高さ方向の吹雪の濃度分布は、道路に近いほど高いことから、このような状況を模擬するとすれば、車両の高さ方向の吹雪の濃度分布を変える必要がある。
また、雪環境試験の対象には、車両に限らず、固定物の家屋、電柱等多種多様であり、その場合、自然界における吹雪の濃度分布は地表に近いほど濃いのが一般的であることから、このような場合にも吹雪の高さ方向の濃度分布を変える必要がある。
以上の技術的問題点に鑑み、本発明の目的は、雪を気流に乗せることにより吹雪を模擬し試験体に向かって吹き出す際、連続的な試験を可能としつつ、試験体の高さ方向に亘って吹雪を均一に分布させることが可能な吹雪の発生装置を提供することにある。
以上の技術的問題点に鑑み、本発明の目的は、雪を気流に乗せることにより吹雪を模擬し車両に向かって吹き出す際、連続的な試験を可能としつつ、車両に到達するまでに、短い距離の間で車両の高さ方向に吹雪の所望の濃度分布を実現可能な吹雪の発生装置を提供することにある。
雪を気流に乗せることより吹雪を模擬する吹雪の発生装置であって、
雪を気流の進行方向に沿って吹き出す吹き出し口が設けられ、該吹き出し口の外であって、気流の進行方向前方の所定位置に該吹き出し口に対向する対向面が配置され、
それにより、前記吹き出し口から吹き出され、気流に乗って気流進行方向に沿って発生する吹雪が、対向面に当って偏向され、対向面の四方外方に向かって拡散する、構成としている。
なお、ここに『雪』とは、自然雪のように雪の結晶が重なり合っている雪片と、氷粒からなる人工雪のような雪粒子との両方を含む広義の意味を有し、『吹雪』とは、降雪による吹雪状態のみならず、このような雪片あるいは雪粒子が風あるいは車の通過等により移動する状況をも意味する広義の意味を有する。
吹雪が試験体に到達する際、吹雪の空間濃度分布がほぼ均一となるように、前記吹き出し口と試験体との間隔、および気流速度に応じて、前記対向面の大きさが定められるのがよい。
さらに、吹雪は、風洞内に配置された静止車両に向かって吹き出され、静止車両に対して環境試験を行うのに用いられ、
前記吹き出し口と車両との間隔が、1ないし3メートルであり、
吹雪が車両に到達する際、吹雪の空間濃度分布がほぼ均一となるように、前記吹き出し口と車両との間隔、および気流速度に応じて、前記対向面の大きさが定められるのがよい。
加えて、雪は、所定湿度および所定温度の冷風を利用して生成される人工結晶雪でもよい。
また、雪は、自然雪を利用するのでもよい。
さらに、前記吹き出し口は、車両の高さ全体に亘ってカバーするように高さ方向に間隔を隔てて、複数設けられ、
各々の吹き出し口から吹き出される雪の量を互いに独立に調整可能とし、
車両の高さに応じて、吹雪の濃度分布を調整可能とするのがよい。
加えて、前記対向面は、円形であるのがよい。
さらに、前記吹き出し口は、吹き出しノズルの先端に設けられ、前記対向面は、前記吹き出し口との間隔が調整可能に前記吹き出しノズルに取り付けられるのでもよい。
所定速度の気流に対して、車両の前部において、車両の高さ方向に所望の吹雪濃度が達成されるように、前記各々の吹き出し口に対応する前記対向面を配置するのでもよい。
さらに、気流を吹き出す送風口が設けられ、該送風口から吹き出される気流の進行方向前方において、前記吹き出しノズルは、気流の進行方向に沿って配置され、前記送風口から吹き出される気流の帯域内に前記吹き出し口が設置されるのでもよい。
まず、雪環境試験システムについて説明すれば、図1に示すように、雪環境試験システム10は、氷粒からなる人工雪を利用し、人工雪をその背後からの気流に乗せて吹雪を模擬して、試験供試体である車両Vに向かって吹き付けるように構成され、そのために、吹雪供給システム12と、気流供給システム14とを有する。
特に、氷粒の粒径および水分含有率が主な影響因子である所定の雪質を具備する吹雪を必要量用いて、車両Vに向かって連続的に吹き付ける際、車両Vの高さ全体に拡散し、場合により車両Vの高さ方向に所望の吹雪濃度分布を実現できるようにするために、所定の温度および湿度管理のもとで、人工雪として利用する氷粒群を試験直前に製造して迅速に供給することが要求される。
送風機25によって送風された気流は、いったん気流全体としての風速(動圧)を低下させて中間胴部における圧力(静圧)を上昇させた後、縮流胴314を通過させることで、測定するのに必要十分な風量(風速)の気流を吹出し口316から測定室300に吹き出すことができるようにしている。
また、吹雪試験用の回流型風洞16の場合、試験後の雪を分離回収するために、車両Vの下流に、別途雪補修装置38を設けているが、いずれにせよ、雪の重力落下あるいは慣性効果により雪を分離させるのに、車両Vの下流に、敢えて気流を整流させない領域を設けている。
人工雪の分配装置34を湿雪装置32の上流側に設置するのは、人工雪の分配装置34を下流側に設置すると、湿雪化した雪が分配装置34に送られて、分配装置34内に付着して、詰まりを生じることがあり、それを防止するためである。
この点、吹雪は、ブロアー28による圧送空気により各吹き出しノズル36から吹き出される雪が、送風機25から吹き出される気流に乗って車両Vに向かって吹き付けられるところ、圧送空気の圧送速度は、雪供給管40内での雪の詰まりを生じない限り、なるべく低速であるのが好ましく、吹雪の速度は、送風機25から吹き出される気流により模擬するのが好ましい。
より詳細には、吹雪が拡散プレート74(後に説明)により拡散されて車両Vに向かって吹き付けられる際、圧送空気の圧送速度が高いと、吹き出しノズル36の部分の吹雪のみ吹雪の速度が高くなり、自然の吹雪から逸脱する一方、送風機25から吹き出される気流の速度を変えることにより、拡散される吹雪全体の速度を一様に変動させることが可能であり、特に静止車両Vにより、走行車両を模擬する場合に、送風機25から吹き出される気流の速度を変動させるのが有利である。
この点で、風洞16は、いわゆる空力風洞16でなく、簡易的な風洞16とすることから、吹き出しノズル36と車両Vの前部との距離は、約1メートルないし3メートルであるところ、この短い距離の間で、吹き出しノズル36より吹き出す吹雪が、車両Vの前部において高さ全体に亘って拡散するようにしている。
なお、拡散プレート74は、風速80km/h以上、もしくは吹き出しノズル36と車両Vの前部との距離は、約1メートルないし3メートルの場合に設ければよい。
吹き出し口102は、車両Vの高さ全体に亘ってカバーするように高さ方向に間隔を隔てて、複数設けられ、各々の吹き出し口102から吹き出される雪の量を互いに独立に調整可能とし、車両Vの高さに応じて、吹雪の濃度分布を調整可能とした。
吹雪は、風洞内に配置された静止車両に向かって吹き出され、静止車両に対して環境試験を行うのに用いられ、吹き出し口102と車両Vとの間隔Dが、1ないし3メートルであり、吹雪が車両Vに到達する際、吹雪の空間濃度分布がほぼ均一となるように、吹き出し口102と車両Vとの間隔D、および吹き出し口102背後からの気流速度に応じて、対向面104の大きさが定められる。
対向面104は、たとえば、円形であり、その径は、吹き出し口102の径と同じに設定している。
より詳細には、図3(B)に示すように、拡散プレート74は、取り付けの便宜から、吹き出しノズル36まわりの雪供給管40にL字部材108を介して取り付けている。より詳細には、L字部材108の一方の部分108Aが吹き出しノズル36まわりの雪供給管40の鉛直部の側周面から前方に延び、かつL字部材108の他方の部分108Bが下方に延びるように鉛直部の側周面に固定し、L字部材108の他方の部分108Bの先端に、吹き出しノズル36に対向するように拡散プレート74を取り付けている。後に説明するように、吹き出しノズル36と拡散プレート74との間隔Dは、吹き出しノズル36から吹き出された吹雪が拡散プレート74に当って拡散する場合において、吹雪の拡散範囲に影響を与え得る。
また、雪量を上から下に向かって小、中、大に調整して噴射すれば、図4に示している自然界における吹雪中の雪密度とほぼ同じ雪密度の吹雪を再現可能である。
まず、各系統において、製氷機22によって製氷された氷片が砕氷機26によって砕氷され、所定粒径の氷粒となり、雪供給管40により気流により圧送され、分配装置34により、複数の分岐管に分岐され、各分岐管において、湿雪装置32によって所定の水分含有率を有する湿雪とされ、吹き出しノズル36まで達する。
この場合、吹き出しノズル36は、系統ごとに、車両の高さ方向に間隔を隔てて配置され、同じ系統の複数の吹き出しノズル36は、車両Vの幅方向に間隔を隔てて配置されている。
一方、送風機25から発生した気流は、第2拡散胴310、第3屈曲胴306、第4屈曲胴308、整流胴312、縮流胴314を経て、吹き出し口316から車両Vに向かって流れ、第1屈曲胴302および第2屈曲胴304を経て、送風機25に戻され、回流するようにしている。
それぞれの吹き出しノズル36において、吹き出し口102から吹き出された雪は気流に乗って、気流の進行方向に沿って吹雪として流れ、吹雪は、吹き出し口102の外であって、気流の進行方向前方の所定位置に吹き出し口102に対向するように配置された対向面104に当り、従来のように、雪が吹き出し口102に至るまでに溜り、吹雪の継続的な発生が困難になることなく、吹雪は対向面104に沿って四方外方に向かって拡散し、拡散した吹雪は、さらに気流に沿って流れ、対向面104の背後の領域にも吹雪が回り込むことになり、その際、気流の速度を調整することにより、吹雪の流れる空間分布を所望に広げることが可能となる。
図5は、吹き出しノズル36から吹き出される吹雪の拡散状態および濃度分布(もしくは吹雪強度分布)が、吹き出しノズル36からの距離に応じてどのように変化するかを示す概念図である。
吹き出しノズル36内の気流速度は搬送する吹雪粒子がノズル内に雪の付着性で詰まらないように、15m/s以上の風速で搬送することが重要である。また、吹き出しノズル36出口部分の拡散プレート74部分における風速も同様になるように拡散プレート74と吹き出しノズル36との間隔dを確保するようにしておく。そうしないと、拡散プレート74に衝突した雪粒子が付着堆積して、鉛直方向への搬出ができなくなる。
なお、拡散プレート74と吹き出しノズル36との間隔dの考え方であるが、車風速(20〜100km/h)を再現した吹出口に設置する場合には、拡散プレート74を出た主流気流は鉛直方向へ吹き出すように間隔dを設定する。そうすると、前記したように車風速気流と相まって、適当な前方方向への吹雪濃度の拡散を示すことになる。そのとき、拡散の程度を微調整するためには、拡散プレート74と吹き出しノズル36との間隔dを適当に変化させることも、吹き出しノズル36の搬送風量を変化させることと共に可能な方法である。
よって、湿雪化の程度(雪粒子に対する水分含有率)も考慮して、雪供給管40内での雪粒子の付着が起こりにくい状態で、所望の吹雪の拡散範囲を得るように、混合比を設定することも考えられる。
なお、変形例として、図6および図7に示すように、吹雪供給システム12を3系統設けずに、図7に示すように、単一系統として、それに応じて、拡散プレート74を1機設けるのでもよい。
たとえば、本実施形態において、図2および図3に示すように、吹き出し口102を風洞16の縮流胴214の吹き出し口216の外部の車両V側に設置したが、それに限定されることなく、吹雪が対向面104に沿って四方外方に向かって拡散し、拡散した吹雪が、さらに気流に沿って流れ、対向面104の背後の領域にも吹雪が回り込むことにより、気流の速度調整を介して、吹雪の流れる空間分布を所望に広げることが可能である限り、風洞16の縮流胴214内に設置してもよい。
たとえば、本実施形態において、雪は、製氷された氷片を砕氷して氷粒とする人工雪であるものとして、説明したが、それに限定されることなく、雪は、所定湿度および所定温度の冷風を利用して生成される人工結晶雪であってもよいし、自然雪であってもよい。
さらにまた、本実施形態において、吹雪の拡散用部材として、板状の拡散プレート74として説明したが、それに限定されることなく、吹き出しノズル36に対向する拡散面を具備する限り、板状でなくてもよい。
D 吹き出し口102と車両Vとの間隔
d 吹き出し口102と対向面104との間隔
10 雪環境試験システム
12 吹雪供給システム
14 気流供給システム
16 風洞
18 低温室
20 製氷室
22 製氷機
24 氷温安定化コンベア
25 送風機
26 砕氷機
27
28 ブロアー
30 冷却器
32 湿雪装置
34 分配装置
36 吹き出しノズル
38 吹雪捕集装置
40 雪供給管
42 吸引口
44 空気ダクト
74 拡散プレート
100 吹雪の発生装置
102 吹き出し口
104 対向面
108 L字部材
300 測定室
302 第1屈曲胴
304 第2屈曲胴
306 第3屈曲胴
308 第4屈曲胴
310 第2拡散胴
312 整流胴
314 縮流胴
316 吹き出し口
Claims (13)
- 雪を気流に乗せることより吹雪を模擬する吹雪の発生装置であって、
雪を気流の進行方向に沿って吹き出す吹き出し口が設けられ、該吹き出し口の外であって、気流の進行方向前方の所定位置に該吹き出し口に対向する対向面が配置され、該対向面には、開口が設けられず、
それにより、前記吹き出し口から吹き出され、気流に乗って気流進行方向に沿って発生する吹雪が、対向面に当って偏向され、対向面の四方外方に向かって拡散する、ことを特徴とする吹雪の発生装置。 - 吹雪は、試験体に向かって吹き出され、試験体に対して環境試験を行うのに用いられ、
吹雪が試験体に到達する際、吹雪の空間濃度分布がほぼ均一となるように、前記吹き出し口と試験体との間隔、および気流速度に応じて、前記対向面の大きさが定められる、請求項1に記載の吹雪の発生装置。 - 吹雪は、風洞内に配置された静止車両に向かって吹き出され、静止車両に対して環境試験を行うのに用いられ、
前記吹き出し口と車両との間隔が、1ないし3メートルであり、
吹雪が車両に到達する際、吹雪の空間濃度分布がほぼ均一となるように、前記吹き出し口と車両との間隔、および気流速度に応じて、前記対向面の大きさが定められる、請求項1に記載の吹雪の発生装置。 - 雪は、製氷された氷片を砕氷して氷粒とする人工雪である、請求項3に記載の吹雪の発生装置。
- 雪は、所定湿度および所定温度の冷風を利用して生成される人工結晶雪である、請求項3に記載の吹雪の発生装置。
- 雪は、自然雪を利用する、請求項3に記載の吹雪の発生装置。
- 前記吹き出し口は、車両の高さ全体に亘ってカバーするように高さ方向に間隔を隔てて、複数設けられ、
各々の吹き出し口から吹き出される雪の量を互いに独立に調整可能とし、
車両の高さに応じて、吹雪の濃度分布を調整可能とした、請求項2ないし請求項6のいずれか1項に記載の吹雪の発生装置。 - 前記対向面は、平面状の点対称形状であり、気流の進行方向にほぼ直交する向きに配置され、その対称中心が前記吹き出し口の中心と重なるように配置される、請求項2ないし請求項6のいずれか1項に記載の吹雪の発生装置。
- 前記対向面は、円形である、請求項8に記載の吹雪の発生装置。
- 前記吹き出し口は、吹き出しノズルの先端に設けられ、前記対向面は、前記吹き出し口との間隔が調整可能に前記吹き出しノズルに取り付けられる、請求項2ないし請求項6のいずれか1項に記載の吹雪の発生装置。
- 静止車両に向かって、所定風速の気流を吹き出すことにより、所定車速の走行車両を模擬する際、
所定速度の気流に対して、車両の前部において、車両の高さ方向に所望の吹雪濃度が達成されるように、前記各々の吹き出し口に対応する前記対向面を配置する、請求項2ないし請求項6のいずれか1項に記載の吹雪の発生装置。 - 車両の高さ方向に下方ほど高濃度となるように、前記各々の吹き出し口に対応する前記対向面を配置する、請求項11に記載の吹雪の発生装置。
- 気流を吹き出す送風口が設けられ、該送風口から吹き出される気流の進行方向前方において、前記吹き出しノズルは、気流の進行方向に沿って配置され、前記送風口から吹き出される気流の帯域内に前記吹き出し口が設置される、請求項10に記載の吹雪の発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013094836A JP5601552B1 (ja) | 2013-04-27 | 2013-04-27 | 吹雪の発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013094836A JP5601552B1 (ja) | 2013-04-27 | 2013-04-27 | 吹雪の発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5601552B1 true JP5601552B1 (ja) | 2014-10-08 |
JP2014215006A JP2014215006A (ja) | 2014-11-17 |
Family
ID=51840379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013094836A Active JP5601552B1 (ja) | 2013-04-27 | 2013-04-27 | 吹雪の発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5601552B1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6004210B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-10-05 | 三菱重工冷熱株式会社 | 吹雪の制御方法 |
JP6516294B2 (ja) * | 2015-11-24 | 2019-05-22 | 株式会社日立プラントメカニクス | 環境風洞試験装置 |
JP6182825B2 (ja) * | 2016-08-23 | 2017-08-23 | 三菱重工冷熱株式会社 | 吹雪の拡散用部材および吹雪の調整方法 |
JP6198087B2 (ja) * | 2016-09-08 | 2017-09-20 | 三菱重工冷熱株式会社 | 吹雪の制御方法および噴雪装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5617548U (ja) * | 1979-07-20 | 1981-02-16 | ||
JPS5841334A (ja) * | 1982-06-30 | 1983-03-10 | Hitachi Ltd | 自動車用環境試験装置における遮風装置 |
JPS63172932U (ja) * | 1987-04-29 | 1988-11-10 | ||
JPH0540775U (ja) * | 1991-04-30 | 1993-06-01 | 株式会社東洋製作所 | 人工製雪装置 |
JPH11303039A (ja) * | 1998-04-16 | 1999-11-02 | Hikoroku Sugiura | 降雪機 |
JP2002028541A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-01-29 | Anzen Sakudo Kk | 降雪機用ノズル |
-
2013
- 2013-04-27 JP JP2013094836A patent/JP5601552B1/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5617548U (ja) * | 1979-07-20 | 1981-02-16 | ||
JPS5841334A (ja) * | 1982-06-30 | 1983-03-10 | Hitachi Ltd | 自動車用環境試験装置における遮風装置 |
JPS63172932U (ja) * | 1987-04-29 | 1988-11-10 | ||
JPH0540775U (ja) * | 1991-04-30 | 1993-06-01 | 株式会社東洋製作所 | 人工製雪装置 |
JPH11303039A (ja) * | 1998-04-16 | 1999-11-02 | Hikoroku Sugiura | 降雪機 |
JP2002028541A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-01-29 | Anzen Sakudo Kk | 降雪機用ノズル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014215006A (ja) | 2014-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5796752B2 (ja) | 吹雪の発生装置 | |
JP5843247B2 (ja) | 人工雪による吹雪を利用した環境試験方法および環境試験装置 | |
JP5601552B1 (ja) | 吹雪の発生装置 | |
JP6601639B2 (ja) | 吹雪の発生方法および吹雪の発生装置 | |
JP5994208B2 (ja) | 吹雪の拡散用部材および吹雪の拡散用部材の形成方法 | |
JP6409921B2 (ja) | 製氷方法および環境試験方法 | |
JP6182825B2 (ja) | 吹雪の拡散用部材および吹雪の調整方法 | |
JP6198087B2 (ja) | 吹雪の制御方法および噴雪装置 | |
JP7289050B2 (ja) | 吹雪濃度調整用噴雪ノズル、吹雪濃度調整装置および吹雪濃度調整方法並びに環境試験システム | |
JP5679363B2 (ja) | 粉粒体の分配装置 | |
JP2014214012A (ja) | 粉粒体の供給装置 | |
JP6004210B2 (ja) | 吹雪の制御方法 | |
JP6459095B2 (ja) | 吹雪用吹き出しノズル | |
JP6331044B2 (ja) | 破砕装置 | |
JP7343812B2 (ja) | 分流装置 | |
JP6160936B2 (ja) | 吹雪の拡散方法 | |
JP5967157B2 (ja) | 拡散式噴雪装置および噴雪の拡散方法 | |
JP6638777B2 (ja) | 湿雪の生成方法および湿雪の生成装置 | |
JP5843240B2 (ja) | 湿雪の生成方法および湿雪の生成装置 | |
JP2017198685A (ja) | 吹雪の拡散用部材および吹雪の発生装置 | |
JP5668994B2 (ja) | 氷片の破砕装置 | |
JP2017223683A (ja) | 吹雪の拡散用部材 | |
JP6233666B2 (ja) | 湿雪の生成方法および湿雪の生成装置 | |
JP7033736B2 (ja) | 分流装置 | |
JP2015083918A (ja) | 氷片の破砕装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140724 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140806 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5601552 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |