JP6516294B2 - 環境風洞試験装置 - Google Patents

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Description

本発明は、人工的に発生させた風の流れの中に供試体(例えば、車両や電子部品等)を置いて風の影響を評価するための環境風洞試験装置に関し、特に、車両を想定して車速に対応した風速の風を供試車に吹き付けて模擬走行試験を行うのに用いられて好適な環境風洞試験装置に関するものである。
従来、送風機で発生させた風が流れる風路の内部に供試体として、例えば、車両を置いて風を吹き付けて模擬走行試験を行うようにした環境風洞試験装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−10847号公報
ところで、この種の環境風洞試験装置において、所要の風速の風の影響に加えて、機器の開発、試験及び評価時に乾燥砂塵(細かい砂)を伴った雰囲気の影響に対する信頼性を確かめることができるものが求められており、例えば、砂漠地域を模擬した環境下での車両信頼性評価を行うことができる環境風洞試験装置の出現が望まれている。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、砂塵環境を実現することができ、これによって供試体の耐砂塵影響等を評価することができて、例えば、砂漠地域を模擬した環境下での車両信頼性評価に供する環境風洞試験装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の環境風洞試験装置は、送風機で発生させた風が流れる風路の内部に供試体を置いて風を吹き付けるようにした環境風洞試験装置において、送風機からの風を供試体へと送る送り風路の内部に砂を吹き込む砂吹込装置を設けたことを特徴とする(第1発明)。
この場合において、送り風路の一部を、送風機からの風を供試体に向けて吹き出す送風吹出ノズルで構成し、砂吹込装置を、送風吹出ノズルの内部に同一吹出方向で配される砂吹出ノズルと、砂吹出ノズルに向けて砂を空気搬送する砂搬送機とで構成することができる(第2発明)。
また、砂吹出ノズルを吹出方向に向かって左右に移動させる左右移動機構と、砂吹出ノズルを上下に移動させる上下移動機構とを設けることで、送風吹出ノズルの内部で砂吹出ノズルを上下左右の任意の位置に移動させるようにすることができる(第3発明)。
また、送り風路の一部を、送風機からの風を供試体に向けて吹き出す送風吹出ノズルで構成し、砂吹込装置を、送風吹出ノズルの外部に同一吹出方向で並設される砂吹出ノズルと、砂吹出ノズルに向けて砂を空気搬送する砂搬送機とで構成することができる(第4発明)。
また、砂吹出ノズルは、吹出方向に向かって左右に幅広の扁平形状に形成するようにすることができる(第5発明)。
また、供試体に吹き付けられた風を送風機へと戻す戻り風路の内部に、砂分離偏流ベーンを配設し、砂分離偏流ベーンを、風の流れ方向を変えるベーン本体部と、ベーン本体部で流れ方向が変えられた風の流れを遮るようにベーン本体部に一体的に設けられる衝突板部とにより構成して、戻り風路を介して送風機へと戻される風に含まれる砂を衝突板部に衝突させて分離するようにすることができる(第6発明)。
また、砂分離偏流ベーンの衝突板部に衝突させて分離した砂を受け止めて貯留する砂回収ホッパを配設するようにすることができる(第7発明)。
また、砂回収ホッパに貯留されている砂を砂搬送機へと搬送する回収砂フィーダを設け、回収砂フィーダから砂搬送機への砂の搬送量を制御することで、砂吹出ノズルからの砂の吹出量を制御することができる(第8発明)。
本発明の環境風洞試験装置によれば、送風機からの風を供試体へと送る送り風路の内部に砂を吹き込む砂吹込装置が設けられるので、送風機からの風に砂を乗せて供試体に吹き付けることができ、砂塵環境を実現することができる。したがって、供試体の耐砂塵影響等を評価することができ、例えば、砂漠地域を模擬した環境下での車両信頼性評価に供する環境風洞試験装置を得ることができる。
また、送り風路の一部を、送風機からの風を供試体に向けて吹き出す送風吹出ノズルで構成し、砂吹込装置を、送風吹出ノズルの内部に同一吹出方向で配される砂吹出ノズルと、砂吹出ノズルに向けて砂を空気搬送する砂搬送機とで構成することにより、送風吹出ノズルの内部を流れる風に砂を確実に乗せることができ、供試体に対して送風機からの風と共に砂を確実に吹き付けることができる。
また、砂吹出ノズルを吹出方向に向かって左右に移動させる左右移動機構と、砂吹出ノズルを上下に移動させる上下移動機構とを設けることで、送風吹出ノズルの内部で砂吹出ノズルを上下左右の任意の位置に移動させることにより、供試体に対する砂の吹付具合を自由にコントロールすることができる。
また、送り風路の一部を、送風機からの風を供試体に向けて吹き出す送風吹出ノズルで構成し、砂吹込装置を、送風吹出ノズルの外部に同一吹出方向で並設される砂吹出ノズルと、砂吹出ノズルに向けて砂を空気搬送する砂搬送機とで構成することにより、送風吹出ノズルから吹き出される風に砂を確実に乗せることができ、供試体に対して送風機からの風と共に砂を確実に吹き付けることができる。
また、砂吹出ノズルは、吹出方向に向かって左右に幅広の扁平形状に形成することようにすることにより、吹出方向に向かって左右に均一に砂を吹き出すことができ、供試体に砂をムラなく吹き付けることができる。
また、供試体に吹き付けられた風を送風機へと戻す戻り風路の内部に、砂分離偏流ベーンを配設し、砂分離偏流ベーンを、風の流れ方向を変えるベーン本体部と、ベーン本体部で流れ方向が変えられた風の流れを遮るようにベーン本体部に一体的に設けられる衝突板部とにより構成して、戻り風路を介して送風機へと戻される風に含まれる砂を衝突板部に衝突させて分離するようにすることにより、送風機への戻り風に砂が混入して送風機に砂が吸い込まれるのを防ぐことができ、砂の吸引に起因する送風機の破損等を未然に防ぐことができる。
また、砂分離偏流ベーンの衝突板部に衝突させて分離した砂を受け止めて貯留する砂回収ホッパを配設するようにすることにより、供試体に吹き付けられた後の砂を確実に回収することができる。
また、砂回収ホッパに貯留されている砂を砂搬送機へと搬送する回収砂フィーダを設け、回収砂フィーダから砂搬送機への砂の搬送量を制御することで、砂吹出ノズルからの砂の吹出量を制御し、これにより、砂吹出ノズルからの砂の吹出量を、砂回収ホッパで回収される砂の回収量とのバランスを図りつつ容易に調整することができる。
本発明の一実施形態に係る環境風洞試験装置を模式的に示す縦断面図で、通常の風洞試験に合わせて砂塵試験を行う状態図である。 同環境風洞試験装置を模式的に示す縦断面図で、通常の風洞試験のみを行う状態図である。 図1のA部拡大図である。 図2のB部拡大図である。 砂吹出ノズルを示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図1のC部拡大図である。 回収砂フィーダを示す図で、(a)は図1のD部拡大図、(b)は(a)のE矢視図である。 同環境風洞試験装置の変形例を模式的に示す要部縦断面図である。
次に、本発明の環境風洞試験装置の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明において、特に断りのない限り、「左右方向」とは、後述する送風吹出ノズル9の吹出方向に向かって左右方向のことであり、「前後方向」とは、送風吹出ノズル9の吹出方向に向かって前後方向のことである。
<環境風洞試験装置の概略説明>
図1に示される環境風洞試験装置1は、所要風量の風を発生させる送風機2を備え、送風機2で発生させた風が流れる風路3内に供試車4を置いて、車速に対応した風速の風を吹き付けて模擬走行試験を行い、風の影響を評価するために使用されるものである。
風路3は、送風機2を起点及び終点として、送りダクト(送り風路)5、試験室6及び戻りダクト(戻り風路)7が略四角環状を呈するように接続されることで構成されている。
試験室6は、断熱壁で囲まれた風の流れ方向に長い外観視直方体形状で、供試車4を収容するのに十分なスペースを内部に有している。
送りダクト5は、送風機2の吐出口側に接続される吐出ダクト8と、試験室6の一端壁に室内に開口するように接続される送風吹出ノズル9と、これら吐出ダクト8及び送風吹出ノズル9の間を繋ぐ所要のストレートダクト10,11及びベンドダクト12,13とにより構成されている。
戻りダクト7は、送風吹出ノズル9と対向するように試験室6内に配されて供試車4の背面側に臨ませた吸込口14を有する吸込ダクト15と、吸込ダクト15と送風機2の吸入口との間を繋ぐ所要のストレートダクト16及びベンドダクト17とにより構成されている。
なお、風路3においては、吐出ダクト8、ストレートダクト10,11、ベンドダクト12,13、送風吹出ノズル9及び試験室6における一端から供試車4が置かれた場所までの部分によって、送風機2からの風を供試車4へと送る送り風路3aが形成されるとともに、試験室6における供試車4が置かれた場所から他端までの部分、吸込ダクト15、ベンドダクト17及びストレートダクト16によって、供試車4に吹き付けられた風を送風機2へと戻す戻り風路3bが形成されている。
吐出ダクト8の内部には、空気調和機18(以下、単に「空調機18」と称する。)が配設されており、吐出ダクト8を通過する送風機2からの送風空気に対する調温・調湿を空調機18により行って、試験室6内を所要の温度、湿度環境に整えるようにしている。
ベンドダクト12の内部には、偏流ベーン19が配設されており、互いに直交配置される一方のストレートダクト10と他方のストレートダクト11とにおいて、一方のストレートダクト10内を流れる風がベンドダクト12を介して他方のストレートダクト11内にスムーズに流れるようにするために、偏流ベーン19により風の流れを直角方向に変えるようにしている。なお、その他のベンドダクト13,17の内部にも同様の偏流ベーン19が配設されている。
本実施形態の環境風洞試験装置1においては、砂塵環境を実現するために、送り風路3a内、より具体的には、送り風路3aの一部を構成する送風吹出ノズル9の内部に砂を吹き込む砂吹込装置20が備え付けられている。以下、砂吹込装置20について主に図3〜図6を用いて詳述する。
<砂吹込装置の説明>
図3に示されるように、砂吹込装置20は、左右方向に所定間隔をあけて送風吹出ノズル9の内部に配設される複数(1つのみ図示)の砂吹出ノズル21と、各砂吹出ノズル21に向けて砂を空気搬送する図6に示されるような砂搬送機22とを備えて構成されている。
なお、砂吹出ノズル21の設置数は、風路3の大きさや砂塵分布によって適宜(本例では設置数が3)に設定されるものである。
<砂吹出ノズルの説明>
図5(a)及び(b)に示されるように、砂吹出ノズル21は、送風吹出ノズル9と同一吹出方向で延設されており、基端側の円筒状部21aと、吹出方向に進むに従って左右に幅が広くなるとともに吹出方向に進むに従って高さ寸法が小さくなる中空状の末広テーパ中空状部21bと、断面四角筒状で吹出方向に真っ直ぐに延びる四角筒状部21cとを有し、円筒状部21a、末広テーパ中空状部21b及び四角筒状部21cが吹出方向に順に一体的に連設されて、全体が左右に幅広の扁平形状に形成されている。
こうして、左右に幅広の扁平形状に形成されることにより、吹出方向に向かって左右に均一に砂を吹き出すことができ、供試車4に対して砂をムラなく吹き付けることができる。
<砂搬送機の説明>
図6に示されるように、砂搬送機22は、ロータリーフィーダ23を備えている。
ロータリーフィーダ23は、ロータリーバルブ24を内蔵するケーシング25を有し、ケーシング25の上部にホッパ26を設けるとともに、ケーシング25の下部の一方側に導出口27を他方側に導入口28をそれぞれ設けてなるものであって、後述する下流側スクリューフィーダ67を介してホッパ26内に投入される砂を、ロータリーバルブ24の回転により、導出口27と導入口28との間におけるケーシング25の内部に定量供給することができるように構成されている。
ロータリーフィーダ23の導出口27と砂吹出ノズル21の円筒状部21a(図5参照)とは、所要の金属製配管や可撓性を有する伸縮自在なフレキシブルダクトが配管継手等を介して連結されてなる搬送配管29によって接続されている。
ロータリーフィーダ23の導入口28は、エアー調整弁30を介してボルテックス型のブロワ31に接続されており、ブロワ31の作動によって送り出された送風空気がエアー調整弁30で流量や圧力等が調整された後に導入口28を介してケーシング25の内部に導入される。
砂搬送機22においては、ロータリーフィーダ23の導入口28を介してケーシング25の内部に導入されたブロワ31からの送風空気により、ケーシング25の内部に定量供給された砂が導出口27から搬送配管29を介して砂吹出ノズル21へと空気搬送される。
砂吹出ノズル21へと空気搬送された砂は、砂吹出ノズル21における円筒状部21a、末広テーパ中空状部21b及び四角筒状部21cを介して、送風吹出ノズル9の内部に吹き出される。
<砂吹出ノズル移動機構の説明>
図3に示されるように、送風吹出ノズル9の下面側には、砂吹出ノズル21を上下左右方向に移動させる砂吹出ノズル移動機構35を収容するのに十分なスペースを有する収納ボックス36が気密状態で付設されている。
こうして、送風吹出ノズル9の下面側に気密状態で付設される収納ボックス36内に砂吹出ノズル移動機構35を収納する構成を採用することにより、風路3内の静圧を確実に維持することができる。
送風吹出ノズル9の下面には、送風吹出ノズル9の内部と収納ボックス36の内部との間で砂吹出ノズル21が往復移動するのに必要十分な大きさの開口部37が設けられている。
送風吹出ノズル9と収納ボックス36との境界部には、送風吹出ノズル9の下面に設けられた開口部37を開閉するための開閉蓋38が、収納ボックス36の左右両側部に設けられたレール39の案内にて図3に示されるような開口部37を開く位置と図4に示されるような開口部37を塞ぐ位置との間で往復移動可能に配設され、開閉蓋38とベンドダクト13とを連結するように収納ボックス36内に配設されたエアーシリンダ(又はモータシリンダ等でも可)40の伸長作動にて図4に示されるように開閉蓋38が開口部37を塞ぐ位置に進められて開口部37を塞ぎ、エアーシリンダ40の収縮作動にて図3に示されるように開閉蓋38が開口部37を開く位置に退避されて開口部37を開くことができるようになっている。
図3に示されるように、砂吹出ノズル移動機構35は、砂吹出ノズル21を左右方向に移動させる左右移動機構41と、砂吹出ノズル21を上下方向に移動させる上下移動機構42とにより構成されている。
<左右移動機構の説明>
左右移動機構41は、左右方向に直動案内する左右リニアガイド機構43を介して収納ボックス36の底面上に左右方向に移動自在に設置される左右移動架台44と、左右移動架台44を左右方向にスライド駆動する左右スライド駆動機構45とにより構成されている。
ここで、左右スライド駆動機構45は、左右移動架台44に左右方向に延びるラック46を取り付け、ラック46に噛合するピニオン47を配設し、収納ボックス36の底面上に設置される左右駆動モータ48の回転動力を減速機49を介してピニオン47に伝達するようにして、左右駆動モータ48の回転制御により、左右移動架台44の左右方向の移動を制御することができるようになっている。
<上下移動機構の説明>
上下移動機構42は、左右移動架台44上に立設される支柱50に上下方向に直動案内する上下リニアガイド機構51を介して上下方向に移動自在に取り付けられる砂吹出ノズル架台52と、砂吹出ノズル架台52を上下方向に昇降駆動する昇降駆動機構53とにより構成されている。
ここで、昇降駆動機構53は、鉛直方向に延びるねじ軸54を砂吹出ノズル架台52と並設し、図示されないボールを介してねじ軸54と螺合するナット55を砂吹出ノズル架台52に取り付け、左右移動架台44上に設置される昇降駆動モータ56の回転動力を直交軸ギヤボックス57を介してねじ軸54に伝達するようにして、昇降駆動モータ56の回転制御により、砂吹出ノズル架台52の上下方向の移動を制御することができるようになっている。
砂吹出ノズル移動機構35においては、砂吹出ノズル架台52上にボルト締結される取合フランジ58を介して砂吹出ノズル21が取り付けられており、左右駆動モータ48の回転制御によって左右移動架台44の左右方向の移動を制御するとともに、昇降駆動モータ56の回転制御によって砂吹出ノズル架台52の上下方向の移動を制御することにより、送風吹出ノズル9の内部で砂吹出ノズル21を上下左右方向の任意の位置に移動させることができ、供試車4に対する砂の吹付具合を自由にコントロールすることができる。
なお、砂吹出ノズル移動機構35において、取合フランジ58の左右方向の傾き具合を調節可能とするように、例えば、取付ボルトのピッチを設定することにより、砂吹出ノズル21の吹出方向に左右の傾きを付すことができる。
後述する砂塵試験を行わないときは、図4に示されるように、砂吹出ノズル21を収納ボックス36の内部に格納するように砂吹出ノズル架台52を下降させた後、エアーシリンダ40の伸長作動にて送風吹出ノズル9の開口部37を開閉蓋38で塞ぐことで、通常の風洞試験用の風路3として使用することができる。
砂吹出ノズル21から吹き出した砂が収納ボックス36内に入らないようにするため、送風吹出ノズル9の開口部37の前端縁に上向きの反りを設ける、あるいは、図3に示されるような堰止板59を設けるのがよく、かかる反りや堰止板59は、送風吹出ノズル9内でメンテナンス等の作業を行っている作業者が収納ボックス36内に落下しないようにするための安全対策にも資するものである。
砂吹出ノズル移動機構35の設置台数は、砂吹出ノズル21の設置数に応じて1〜複数台適宜に設定されるものである。
<砂分離偏流ベーンの説明>
図7(a)に示されるように、吸込ダクト15の吸込口14には、砂分離偏流ベーン60が配設されている。
砂分離偏流ベーン60は、風の流れ方向を変えるベーン本体部60aと、ベーン本体部60aで流れ方向が変えられた風の流れを遮るようにベーン本体部60aに一体的に設けられる衝突板部60bとにより構成され、供試車4に吹き付けられた後に吸込ダクト15の吸込口14を通して送風機2へと戻される風に含まれる砂を衝突板部60bに衝突させて分離するようにすることができるようになっている。
こうして、送風機2への戻り風に砂が混入して送風機2に砂が吸い込まれるのを防ぐことができ、砂の吸引に起因する送風機2の破損等を未然に防ぐようにしている。
<砂回収用の砂回収ホッパの説明>
吸込ダクト15の吸込口14の下方には、供試車4に吹き付けられた後の砂を確実に回収するために、砂分離偏流ベーン60の衝突板部60bに衝突させて分離した砂を受け止めて貯留する砂回収ホッパ61が配設されている。
なお、符号62にて示されるものは、砂回収ホッパ61の開口部に装着されたグレーチングである。
図7(b)に示されるように、砂回収ホッパ61には、回収した砂を落下させるための落下口61aが、砂吹出ノズル21の設置数に応じて1〜複数個、本例では3個設けられている。
<回収砂フィーダの説明>
図6、並びに図7(a)及び(b)に示されるように、砂回収ホッパ61と砂搬送機22との間には、砂回収ホッパ61で回収した砂を砂搬送機22へと供給する回収砂フィーダ65が配設されており、回収砂フィーダ65は、砂回収ホッパ61の底部に組み込まれる上流側スクリューフィーダ66と、上流側スクリューフィーダ66と砂搬送機22におけるロータリーフィーダ23とを連結するように配設される下流側スクリューフィーダ67とが組み合わされて構成されている。
図7(b)に示されるように、上流側スクリューフィーダ66は、互いに逆送りする1組の螺旋羽根部を砂回収ホッパ61に設けられた落下口61aの個数に(本例では3個)応じた組数(本例では3組)で形成したものによって構成されるスクリュー羽根軸68を、互いに逆送りする1組の螺旋羽根部の境界部分が砂回収ホッパ61の落下口61aの上方に位置するように配設してなるものであり、図7(a)に示されるスクリューフィーダ駆動用モータ69の回転動力が伝動ベルト等よりなる動力伝達手段70を介してスクリュー羽根軸68に伝達されてスクリュー羽根軸68が回転駆動されることにより、砂回収ホッパ61で回収された砂を互いに逆送りする1組の螺旋羽根部で落下口61aに向けて寄せ集めて落下口61aから落下させることができるようにされている。
図6、並びに図7(a)及び(b)に示されるように、下流側スクリューフィーダ67は、砂吹出ノズル21の設置数に応じて1〜複数基、本例では3基設けられるものであり、砂回収ホッパ61の落下口61aに対応して設けられる投入口75a(図7(a)参照)とロータリーフィーダ23のホッパ26に対応して設けられる落下口75b(図6参照)とを有するトラフ75内に、スクリュー羽根軸76が組み込まれてなるものであり、図6に示されるスクリューフィーダ駆動用モータ77の回転動力が伝動ベルト等よりなる動力伝達手段78を介してスクリュー羽根軸76に伝達されてスクリュー羽根軸76が回転駆動されることにより、砂回収ホッパ61の落下口61aからトラフ75の投入口75aに落下された砂をスクリュー羽根軸76の羽根でトラフ75の落下口75bへと搬送し落下口75bから落下させることができるようにされている。
回収砂フィーダ65においては、上流側スクリューフィーダ66におけるスクリューフィーダ駆動用モータ69の回転制御により、下流側スクリューフィーダ67への砂の供給量を制御することができるとともに、下流側スクリューフィーダ67におけるスクリューフィーダ駆動用モータ77の回転制御により、砂搬送機22におけるロータリーフィーダ23への砂の供給量を制御することができ、これらの制御により、砂吹出ノズル21からの砂の吹出量を制御することができる。
こうして、砂吹出ノズル21からの砂の吹出量を、砂回収ホッパ61で回収される砂の回収量とのバランスを図りつつ容易に調整することができる。
なお、図7(a)に示されるように、砂回収ホッパ61内に貯留されている砂に対して加熱処理を施す砂焼き装置80を砂回収ホッパ61に付設することにより、砂を常に乾燥状態に保つことができ、回収砂フィーダ65による砂の搬送や砂搬送機22による砂の空気搬送、砂吹出ノズル21からの砂の吹出動作をよりスムーズに行うことができる。
<環境風洞試験装置の作動説明>
以上に述べたように構成される環境風洞試験装置1において、通常の風洞試験は、図2及び図4に示されるように、砂吹出ノズル21を収納ボックス36内に格納し、かつ送風吹出ノズル9の下面に設けられた開口部37を開閉蓋38で閉じた状態で以下のような動作にて行われる。
すなわち、送風機2の作動によって送風機2から送り出された風は、空調機18で調温・調湿された後に、送りダクト5を介して送風吹出ノズル9から吹き出されて供試車4に吹き付けられる。
供試車4に吹き付けられた風は、吸込口14から吸い込まれ、戻りダクト7を介して送風機2の吸入口へと送り戻される。
上記の通常の風洞試験に合わせて砂塵試験を行う場合には、以下のようにして行われる。
まず、図1及び図3に示されるように、エアーシリンダ40の収縮作動にて開閉蓋38を退避させて送風吹出ノズル9の下面に設けられた開口部37を開く。
次いで、昇降駆動モータ56の作動にて砂吹出ノズル架台52を上昇させて砂吹出ノズル21を送風吹出ノズル9の内部へと送り込み、左右駆動モータ48の回転制御によって左右移動架台44の左右方向の移動を制御するとともに、昇降駆動モータ56の回転制御によって砂吹出ノズル架台52の上下方向の移動を制御して、送風吹出ノズル9の内部での砂吹出ノズル21の上下左右方向の位置を定める。
砂吹出ノズル21の位置決めが完了したら、砂搬送機22を作動させて、ロータリーフィーダ23のケーシング25の内部に導入されたブロワ31からの送風空気により、ケーシング25の内部に定量供給された砂を搬送配管29を介して砂吹出ノズル21へと空気搬送する。
こうして、砂吹出ノズル21へと空気搬送された砂は、送風吹出ノズル9の内部に吹き出され、送風吹出ノズル9の内部に吹き出された砂は、送風吹出ノズル9から吹き出される風に乗って供試車4に吹き付けられる。
供試車4に吹き付けられた砂は、供試車4に吹き付けられた風と共に吸込口14から吸い込まれ、この時、風と共に吸い込まれた砂は、吸込口14に設けられた砂分離偏流ベーン60の衝突板部60bに衝突されて分離される。
砂分離偏流ベーン60にて砂が取り除かれた後の風は、戻りダクト7を介して送風機2の吸入口へと送り戻される一方、衝突板部60bへの衝突で分離されて落下された砂は、砂回収ホッパ61に受け止められて一旦貯留される。
砂回収ホッパ61に貯留された砂は、回収砂フィーダ65の作動によって、砂搬送機22におけるロータリーフィーダ23へと送り戻され、再度、砂吹出ノズル21から吹き出され、循環利用される。
<作用効果の説明>
本実施形態の環境風洞試験装置1によれば、送り風路3aの一部が、送風機2からの風を供試車4に向けて吹き出す送風吹出ノズル9で構成され、砂吹込装置20が、送風吹出ノズル9の内部に同一吹出方向で配される砂吹出ノズル21と、砂吹出ノズル21に向けて砂を空気搬送する砂搬送機22とにより構成されるので、送風吹出ノズル9の内部を流れる送風機2からの風に砂を確実に乗せて供試車4に吹き付けることができ、砂塵環境を実現することができる。したがって、供試車4の耐砂塵影響等を評価することができ、例えば、砂漠地域を模擬した環境下での車両信頼性評価に資することができる。
以上、本発明の環境風洞試験装置について、一実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
例えば、図8に示されるように、送風吹出ノズル9の下面側の外部に、送風吹出ノズル9と同一吹出方向で砂吹出ノズル21を並設する構成を採用しても、送風吹出ノズル9から吹き出される風に砂を確実に乗せて供試車4に吹き付けることができるので、上記の実施形態と基本的に同様の作用効果を得ることができる。
本発明の環境風洞試験装置は、砂塵環境を実現することができるという特性を有していることから、車両や電子部品等の耐砂塵影響等の評価の用途に好適に用いることができるほか、例えば、砂漠地域を模擬した環境下での車両信頼性評価の用途にも用いることができる。
1 環境風洞試験装置
2 送風機
3 風路
3a 送り風路
3b 戻り風路
4 供試車(供試体)
5 送りダクト(送り風路)
6 試験室
7 戻りダクト(戻り風路)
8 吐出ダクト
9 送風吹出ノズル
20 砂吹込装置
21 砂吹出ノズル
22 砂搬送機
35 砂吹出ノズル移動機構
41 左右移動機構
42 上下移動機構
60 砂分離偏流ベーン
60a ベーン本体部
60b 衝突板部
61 砂回収ホッパ
65 回収砂フィーダ

Claims (6)

  1. 送風機からの風を供試体へと送る送り風路の内部に砂を吹き込む砂吹込装置を設け、送風機で発生させた風が流れる風路の内部に供試体を置いて風を吹き付けるようにした環境風洞試験装置において、送り風路の一部を、送風機からの風を供試体に向けて吹き出す送風吹出ノズルで構成し、砂吹込装置を、送風吹出ノズルの内部に同一吹出方向で配される砂吹出ノズルと、砂吹出ノズルに向けて砂を空気搬送する砂搬送機とで構成し、供試体に吹き付けられた風を送風機へと戻す戻り風路の内部に、砂分離偏流ベーンを配設し、砂分離偏流ベーンを、風の流れ方向を変えるベーン本体部と、ベーン本体部で流れ方向が変えられた風の流れを遮るようにベーン本体部に一体的に設けられる衝突板部とにより構成して、戻り風路を介して送風機へと戻される風に含まれる砂を衝突板部に衝突させて分離するようにしたことを特徴とする環境風洞試験装置。
  2. 砂吹出ノズルを吹出方向に向かって左右に移動させる左右移動機構と、砂吹出ノズルを上下に移動させる上下移動機構とを設けることで、送風吹出ノズルの内部で砂吹出ノズルを上下左右の任意の位置に移動させるようにしたことを特徴とする請求項記載の環境風洞試験装置。
  3. 送風機からの風を供試体へと送る送り風路の内部に砂を吹き込む砂吹込装置を設け、送風機で発生させた風が流れる風路の内部に供試体を置いて風を吹き付けるようにした環境風洞試験装置において、送り風路の一部を、送風機からの風を供試体に向けて吹き出す送風吹出ノズルで構成し、砂吹込装置を、送風吹出ノズルの外部に同一吹出方向で並設される砂吹出ノズルと、砂吹出ノズルに向けて砂を空気搬送する砂搬送機とで構成し、供試体に吹き付けられた風を送風機へと戻す戻り風路の内部に、砂分離偏流ベーンを配設し、砂分離偏流ベーンを、風の流れ方向を変えるベーン本体部と、ベーン本体部で流れ方向が変えられた風の流れを遮るようにベーン本体部に一体的に設けられる衝突板部とにより構成して、戻り風路を介して送風機へと戻される風に含まれる砂を衝突板部に衝突させて分離するようにしたことを特徴とする環境風洞試験装置。
  4. 砂吹出ノズルは、吹出方向に向かって左右に幅広の扁平形状に形成するようにしたことを特徴とする請求項1、2又は記載の環境風洞試験装置。
  5. 砂分離偏流ベーンの衝突板部に衝突させて分離した砂を受け止めて貯留する砂回収ホッパを配設するようにしたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の環境風洞試験装置。
  6. 砂回収ホッパに貯留されている砂を砂搬送機へと搬送する回収砂フィーダを設け、回収砂フィーダから砂搬送機への砂の搬送量を制御することで、砂吹出ノズルからの砂の吹出量を制御するようにしたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の環境風洞試験装置。
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