JPH09277244A - 土練機 - Google Patents

土練機

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Publication number
JPH09277244A
JPH09277244A JP8789196A JP8789196A JPH09277244A JP H09277244 A JPH09277244 A JP H09277244A JP 8789196 A JP8789196 A JP 8789196A JP 8789196 A JP8789196 A JP 8789196A JP H09277244 A JPH09277244 A JP H09277244A
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JP
Japan
Prior art keywords
clay
rolls
roll
pug mill
plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP8789196A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sone
晟 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UEOKA TEKKO KK
Original Assignee
UEOKA TEKKO KK
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Publication date
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  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクリュー翼の上側に、粘土粉砕用ロールを
設けることによって、いろいろな性質の粘土を投入する
ことができ、短時間で良く練り上げる土練機を提供す
る。 【解決手段】 土練機本体Aの混練スクリュー翼9の上
側に設けられ粘土を粉砕するために微小間隙を置いて対
向配置された一対の硬質ロール1a,1bと、該ロール
1a,1bに付着した粘土をこすり落とすための滓取り
板2a,2bと、前記ロール1a,1bの両側面からは
み出る粘土を防止するための補助板3a,3b,3cと
を具え、該土練機本体A、前記ロール1a,1b、滓取
り板2a,2b及び補助板3a,3b,3cは互いに分
解可能とされてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陶芸用等の土練機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の土練機は、粘土を混練スクリュー
翼部に直接投入する構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の土練機にお
いては、投入するべき粘土を長期に寝かしたり、粘土を
何回も土練機に通して粘土の質を確認する必要があり、
もしそれを怠ると、製品にむらが生じる欠点があった。
【0004】そこで、本発明は、混練スクリュー翼の上
側に、粘土粉砕用ロールを設けることによって、いろい
ろな性質の粘土を投入することができ、短時間で良く練
り上げる土練機の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1ーA,Bの如く、土練機本体Aのスクリュー
翼9の上側に設けられ粘土を粉砕するために微小間隙を
置いて対向配置された一対の硬質ロール1a,1bと、
該ロール1a,1bに付着した粘土をこすり落とすため
の滓取り板2a,2bと、前記ロール1a,1bの両側
面からはみ出る粘土を防止するための補助板3a,3
b,3cとを具え、該土練機本体A、前記ロール1a,
1b、滓取り板2a,2b及び補助板3a,3b,3c
は互いに分解可能な構造とされたものである。
【0006】上記課題解決手段において、一対のロール
1a,1bが回転しているときに、投入口4より粘土
や、堅くなった陶土を投入する。このとき、粘土や陶土
は、ロール1a,1aによって細かく砕かれて下に落ち
る。また、ロールに付着した粘土や、陶土は滓取り板2
a,2bによって削り落とされる。その後、落ちた粘土
や陶土は主軸8に取り付けられたスクリュー翼9によっ
て撹拌され混練されながら口金13より押し出されて陶
製品の原材料が作られる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。まず、図1ーA,Bに基づいて第一実
施例の土練機を説明すると、土練機本体Aの混練スクリ
ュー翼9の上側で着脱自在に設けられ粘土(以下、本発
明では陶土を含む)を粉砕するために微小間隙(例えば
2mm)を置いて対向配置された一対の硬質ロール1
a,1bと、該ロール1a,1bに付着した粘土をこす
り落とすために本体Aに着脱自在に設けられた滓取り板
2a,2bと、前記ロール1a,1bの両側面からはみ
出る粘土を防止するために本体Aに着脱自在に設けられ
た補助板3a,3b,3cとから成り、該土練機本体A
と前記ロール1a,1b、滓取り板2a,2b及び補助
板3a,3b,3cがボルトの着脱により互いに分解可
能に構成されている。
【0008】なお、図1ーA,B、図2ーA,B,C、
図3,4,5において、1c,1dは粘土を砕き易くす
るロール溝、4は投入口、5a,5bはロール軸、6
a,6bはロール軸のロールベアリングケース、7はロ
ール支持枠である。微小間隙を置いて対向配設されたロ
ール1a,1bの微小間隔を1〜6mmの間で、粘土の
状態に応じて調整するにはボルト7a,7bを緩め支持
枠に対しケース6a,6bを移動し、その後、ボルトを
締める。8は、スクリュー翼9が固定された主軸、10
は機台、11は取付台であり、取付台11の粉砕粘土導
入口縁11aにボルト2c,2dで滓取り板2a,2b
は上下方向調節自在に取付けられ、ロール1a,1bと
の当たり具合を調節されている。12は粘土練出部、1
3は練出部の口金、14はボルト用小孔、15はモータ
ー、16は駆動軸、17は駆動ギヤ、18は第一主軸ギ
ヤ、19は第二主軸ギヤ、20は第一ロールギヤ、21
は第二ロールギヤである。
【0009】また、前記ロール1a,1bは第一実施例
では、図2ーAで示すように、互いに溝が無いものが利
用されている。なお、図2ーBで示すように、ロール1
a,1bについては、互いにV字状に溝1cが付けらた
ものや、さらに、図2ーCで示すように、ロール1a,
1bが互いに傾斜状の溝1dが付けられたものを利用し
てもよい。なお、ロール1a,1bの材質としては、硬
質鋳物やハイクロム鋼等がある。
【0010】さらにまた、図1ーA,図3で示すよう
に、補助板3aは、ロール1a,1bの上側の両側面か
らはみ出る粘土を防止する機能を有し、左右の補助板3
bは、ロール1a,1bの下側の両側面から落ちる粘土
を防止する機能を有し、また、補助板3cは、前記左右
の補助板3bを押える機能を有している。
【0011】次に、第一実施例のロール1a,1b及び
土練機の作用を図1ーA,図4,5において説明する
と、図4で、モーター15によって生じる右回りの回転
力が、該モーター15の駆動軸16に取り付けられた駆
動ギヤ17を通して、土練機の主軸8に取り付けられた
第一主軸ギヤ18に連動し左回りに回転させる。さら
に、該主軸8を通して第二主軸ギヤ19に伝わる。その
後、該第二主軸ギヤ19は、ロール軸5aに取り付けら
れた第一ロールギヤ20に連動し、ロール1aを右回り
に回転させる。また、それと同時に、第一ロール20
は、径の小さな第二ロールギヤ21に連動し、ロール軸
5bを通してロール1bを回転数を変えて左回りに回転
させる。
【0012】上記の状態で、ロール1a,1bが回転し
ているときに、投入口4より粘土や、堅くなった陶土を
投入する。このとき、粘土や陶土は、ロール1a,1a
によって細かく砕かれて下に落ちる。また、ロールに付
着した粘土や、陶土は滓取り板2a,2bによって削り
落とされる。その後、落ちた粘土や陶土は主軸8に取り
付けられたスクリュー翼9によって撹拌され混練されな
がら口金13より押し出されて陶製品の原材料が作られ
る。
【0013】図6は第二実施例であり、22は真空室
部、23は真空ゲージ、24は真空ホースである。この
例は、粘土製品の品質をより安定したものとするため
に、真空室部22を設けて余分の空気を取り除くように
したものである。その他の構成及び作用は、前記第一実
施例と同様である。
【0014】次に、図7の第三実施例を説明すると、こ
の例は、左右の主軸8a、8bを設け、該左右の主軸8
a,8bにそれぞれスクリュー翼9a,9bを固定し
て、撹拌及び混練をより効率良くしたものである。その
他の構成及び作用は、前記第一実施例と同様である。
【0015】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、従来の土
練機においては、投入するべき粘土を長期に寝かした
り、粘土を何回も土練機に通して粘土の質を確認する必
要があったが、本発明は、混練スクリュー翼の上側に微
小間隙を置いて対向した一対の硬質ロールを設けること
によって、種々の性質の粘土を投入することができ、短
時間で効率良く練り上げて安定した製品を提供できる。
また、種々の種類の陶土や粘土を使用するとき、ロール
1a,1bの微小間隔を1〜6mmの間で、粘土等の状
態に応じて調整でき、また容易に分解掃除ができる等優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1ーA】本発明土練機の第一実施例における正面図
【図1ーB】同じく一部を省略した側面図
【図2ーA】同じくロール部分を示す平面図
【図2ーB】同じく第一変形例のロール部分を示す平面
【図2ーC】同じく第二変形例のロール部分を示す平面
【図3】同じく補助板を示す正面図
【図4】同じくロールの回転機構を示す正面図
【図5】同じく本発明の土練機全体の側面図
【図6】本発明土練機の第二実施例における側面図
【図7】本発明土練機の第三実施例における正面図
【符号の説明】
A 土練機本体 1a,1b ロール 2a,2b 滓取り板 3a,3b,3c 補助板 4 投入口 9 スクリュー翼

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土練機本体の混練スクリュー翼の上側に
    設けられ粘土を粉砕するために微小間隙を置いて対向配
    置された一対の硬質ロールと、該ロールに付着した粘土
    をこすり落とすための滓取り板と、前記ロールの両側面
    からはみ出る粘土を防止するための補助板とを具え、該
    土練機本体、前記ロール、滓取り板及び補助板は互いに
    分解可能な構造とされたことを特徴とする土練機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の一対の硬質ロール間の微
    小間隙は調節自在とされ、滓取り板は上下方向調節自在
    とされたことを特徴とする土練機。
JP8789196A 1996-04-10 1996-04-10 土練機 Pending JPH09277244A (ja)

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