JP4707971B2 - 土練機 - Google Patents

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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

本発明は、陶芸品の材料となる粘土を練りあげる土練機に関する。
従来、粘土を混練する混練室を有し、混練室に向けて粘土を投入する投入口及び混練された粘土を吐出する吐出口が設けられたケーシングと、混練室内に配設されて自軸心回りに回転し、周面に形成された螺旋状の突起で粘土を混練しながら吐出口に向けて押圧する混練軸とを備え、投入口から混練室に投入された粘土を、粉砕及び混練して、内部の水分を均一に分散させるとともに粘土中に存在する空気を脱気し、陶芸用に適した粘土にする土練機が知られている。また、粘土を投入するために、ケーシングの上壁に開口孔が設けられ、この開口孔に連結して上方に粘土を投入するためのホッパが構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、前述のように構成された土練機においては、一般に、塊状の粘土をホッパを介して混練室へ粘土を充填する際には、作業者が粘土の上方から板状の押さえ板で粘土を押し下げる作業が行われる。
特開平9−277244号公報
前述の構成を有する土練機では、一般に粘土がホッパの内周や混練室内に付着し易いので、その付着した粘土を除去するための作業(例えば、洗浄)に手間がかかるという問題があった。更に、作業者が押さえ板を把持して粘土を押し下げる際に、混練室内の混練軸が回動していると、作業者の安全性が損なわれるという虞もあった。
そこで、本発明は、ホッパ内への粘土の付着を低減すると共に、作業者が粘土をホッパを介して混練室に押し込む際の、安全性の向上を図ることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、内部に粘土を混練する混練室を有し、その上壁に混練室に向けて粘土を投入する開口孔が設けられると共に、粘土を混練室から吐出する吐出口を備えたケーシングと、前記混練室内に配設され、自軸心回りに回転し、周面に突設された螺旋状の突起で粘土を混練しながら前記吐出口に向けて押圧する混練軸と、前記混練軸を回転駆動させるための駆動源と、前記開口孔に連結し略垂直方向に延出して設けられ、前記粘土が投入されるホッパと、前記ホッパに投入された粘土を前記混練室へ圧入する圧入機構と、を備えた土練機であって、前記圧入機構は、前記ケーシングの上方において、前記ホッパの粘土の投入口より上部位置に配設され、該ホッパの外壁に連結された支軸と、一端が前記支軸に対して回動自在に係合し、その軸が、前記支軸を支点として、略直立した位置から略水平位置まで揺動可能に設けられた操作レバーと、前記操作レバーに連結されると共にその外周が前記ホッパの内周に沿って形成され、前記操作レバーの揺動に伴って、前記ホッパの投入口を介し前記ホッパに出し入れされ、該ホッパ内の粘土を混練室へ圧入する押さえ板と、によって構成されている、ことを特徴とする。
請求項1に記載の土練機によれば、前記ホッパに投入された粘土を前記混練室へ圧入する圧入機構を備え、圧入機構は、前記ケーシングの上方において、ホッパの粘土の投入口より上部位置に配設され、ホッパの外壁に連結された支軸と、一端が支軸に対して回動自在に係合し、その軸が、支軸を支点として、略直立した位置から略水平位置まで揺動可能に設けられた操作レバーと、操作レバーに連結されると共にその外周がホッパの内周に沿って形成され、操作レバーの揺動に伴って、前記ホッパの投入口を介しホッパ内に出し入れされ、ホッパ内の粘土を混練室へ圧入する押さえ板とによって構成されているので、ホッパを介して粘土を混練室に圧入する際に、ホッパ内への粘土の付着及び残留を低減でき、延いては、ホッパ内に付着した粘土を洗浄するための手間を低減できる。
また、操作レバーを操作することによって、押さえ板をホッパ内に出し入れすることができるので、押さえ板を把持して出し入れするよりも、作業性及び作業者の安全性を向上できる。また、支軸がホッパの粘土の投入口より上部位置に配設され、ホッパの外壁に連結されているので、作業性が向上するとともに、ホッパと支軸との相対位置が精度良く維持でき、延いては、押さえ板をホッパ内に精度良く導くことができる。
次に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の土練機において、前記押さえ板が前記ホッパに出し入れされる際に、少なくとも該押さえ板の外周の部が、該ホッパの内周に当接してスライドするように構成されている、ことを特徴とする。
請求項2に記載の土練機によれば、押さえ板がホッパ内に出し入れされる際に、少なくとも押さえ板の外周の部が、ホッパの内周に当接してスライドするように構成されているので、その当接部における粘土の付着を抑制でき、ホッパを洗浄する際の作業性を向上できる。
次に、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の土練機において、前記ホッパの内形及び前記押さえ板の外形が方形状に形成され、該押さえ板が該ホッパに出し入れされる際に、該押さえ板の方形状の少なくとも辺の外周部が、該ホッパの方形状の一辺の内面に当接してスライドするように構成されている、ことを特徴とする。
請求項3に記載の土練機によれば、押さえ板がホッパに出し入れされる際に、押さえ板の方形状の少なくとも辺の外周部が、ホッパの方形状の一辺の内面に当接してスライドするように構成されているので、ホッパの一辺の内面における粘土の付着を低減でき、ホッパを洗浄する際の作業性を向上できる。
次に、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか記載の土練機において、前記ホッパは、その内周が、上方の開口端が外方に広がるように形成されたテーパ部と、該テーパ部の基端部に連結し前記開口孔に至る直線部と、によって構成されている、ことを特徴とする。
請求項4に記載の土練機によれば、ホッパは、その内周が、上方の開口端が外方に広がるように形成されたテーパ部と、このテーパ部の基端部に連結しケーシングの開口孔に至る直線部とによって構成されているので、押さえ板がテーパ部に案内されてホッパ内にスムーズに出し入れされ、且つ、直線部において、ホッパと押さえ板との間隙が小さくなるので、ホッパ内における粘土の付着及び残留を付着できる。
次に、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項の何れか記載の土練機において、軸方向が垂直に配設され、上端が前記カムの径方向の端面に当接するカム連結軸と、前記ケーシングの上面に固定され、上方に前記カム連結軸がスライド自在に挿通される挿通孔を有すると共に、下方にスイッチを収納する収納部を有するスイッチケースと、前記収納部に収納され、前記カム連結軸の上下方向の移動動作が伝達されて前記駆動源の停止とその解除を切り換える前記スイッチと、を備え、前記操作レバーが直立位置から水平位置に向う揺動に伴って、前記押さえ板が前記ホッパの上方の開口部を遮蔽した遮蔽位置で前記駆動源が駆動し、前記操作レバーが前記略直立位置から前記遮蔽位置に至る範囲(但し、前記遮蔽位置を含まない。)では、前記駆動源が停止するように構成されている、ことを特徴とする。
請求項5に記載の土練機によれば、操作レバーが直立位置から水平位置に向う揺動に伴って、押さえ板が前記ホッパの上方の開口部を遮蔽した遮蔽位置で前記駆動源の駆動が作動し、操作レバーが略直立位置から遮蔽位置に至る範囲では、駆動源が停止するように構成されているので、押さえ板とホッパとの間に、作業者の身体の部や衣服が挟まれた際には、駆動源の駆動が停止され、作業者の安全性を維持できる。
本発明の土練機によれば、ホッパを介して粘土を混練室に圧入する際に、ホッパ内への粘土の付着及び残留を低減でき、延いては、ホッパ内に付着した粘土を洗浄するための手間を低減できる。また、操作レバーを操作して粘土を混練室に圧入する際に、万が一押さえ板とホッパとの間に作業者の身体の部や衣服が挟まれても、駆動源の駆動が停止しているので、作業者の安全性を維持できる。
次に、本発明の陶芸用ろくろ装置の一実施例を図面にもとづいて説明する。図1は本発明の一実施例の土練機の正面方向から表した断面図、図2は図1におけるA方向の、外観と一部の断面を表した図、図3は図1における一部詳細図である。
図1に表したように、本実施例の土練機1は、基台3上に固定され、内部に粘土を混練する混練室4を有し、その上壁に混練室4に向けて粘土を投入する開口孔6が設けられると共に、混練室4から押圧された粘土を吐出するノズル7を備えたケーシング8、ノズル7の下方に取付けられ、ノズル7の吐出口7aから吐出された粘土を受ける受け台30、混練室4内に配設され、自軸心回りに回転し、周面に突設された螺旋状の突起9で粘土を混練しながら混練室4の吐出口7に向けて押圧する混練軸11a、11b、混練軸11a、11bを回転駆動させるための駆動モータ12(所謂、本発明の駆動源である。)、駆動モータ12の駆動を制御する駆動制御装置2及び電源スイッチ16、開口孔6に連結し垂直方向に延出して設けられ、粘土が投入されるホッパ13、ホッパ13に投入された粘土を混練室4へ圧入する圧入機構15、等を備えている。
ケーシング8の一端には、ノズル7が、ケーシング8と同軸状に配設されて連結している。一方、ケーシング8の他端には、混練軸11a、11bの基端部を回動自在に支持するホルダー38が、ケーシング8と同軸状に連結して基台3に固定され、さらに、基台3を介してホルダー38とは反対側には、混練軸11a、11bの基端側を回動自在に支持すると共に後述の中継歯車29の回転軸29aを支持する支持板39がホルダー38に取られている。
基台3には、その上方にケーシング8及びホルダー38等が載置されると共に、両端が下方に折曲し、床面に設置される脚部3a、3bが形成されている。また、基台3の下方には、駆動モータ12、駆動モータ12の駆動を制御する駆動制御装置2、駆動制御装置2の起動と停止を切り換える電源スイッチ16、等が取付けられている。
次に、駆動モータ12の回転軸12aにはモータ歯車26が固定され、モータ歯車26が中継歯車29に螺合している。中継歯車29は、支持板39に固定された回転軸29aに、ボールベアリングを介して回動自在に支持されている。
また、図2中に表したように、混練軸歯車27には混練軸11aが、混練軸歯車28には混練軸11bが、夫々供回り可能に接続され、混練軸11aと混練軸11bとが平行に配設されている。そして、混練軸11a、11bは、モータ歯車26、中継歯車29、混練軸歯車27、28を介して、駆動モータ12の回転駆動力を受け、互いに逆方向に回動するように構成されている。
次に、図2、図3に表したように、圧入機構15は、ケーシング8の上方において、ホッパ13の粘土の投入口より上部位置に配設され、連結部材14を介してホッパ13の外壁13aに連結された支軸(図2中の符号17と)、一端18aが支軸17に対して回動自在に係合し、その軸が、支軸17を支点として、略直立した位置(図3中のP1の位置)から略水平位置(図3中のP2の位置)まで揺動可能に設けられた操作レバー18、操作レバー18に連結され、操作レバー18の揺動に伴ってホッパ13内に出し入れされ、ホッパ13内の粘土を混練室4へ圧入する押さえ板20、押さえ板20と操作レバー18とを連結する連結部材21、等によって構成されている。また、ホッパ13の内形及び押さえ板20の外形は方形状に形成され、押さえ板20をホッパ13内に挿入できるように、押さえ板20の外形はホッパ13の内形よりも小さく形成されている。
連結部材21は、軸21aを介して操作レバー18に回動自在に支持されている。この際、連結部材21及び操作レバー18は、押さえ板20がホッパ13に出し入れされる際に、押さえ板20の外周の辺20aがホッパ13の内周の一辺側の内面13bに当接してスライドするように、連結部材21と操作レバー18との取付角度αが設定され、回転方向Rにはストッパー(図示せず)が設けられている。また、連結部材21は、操作レバー18に対して回転方向Rの反対向きに、軸21aを回転中心にして、自在に回動できるように係合している。
また、ホッパ13は、その内周が、上方の開口端が外方に広がるように形成されたテーパ部13tと、テーパ部13tの基端部に連結し開口孔6に至る直線部13sと、によって構成されている。
そして、前述の構成を有する圧入機構15は、図3に表したように、作業者が操作レバー18をR方向に回動すると、押さえ板20の外周の一辺20aが、テーパ13tに当接してホッパ13内に案内され、ホッパ13の内周の一辺側の内面13bに当接してスライドし、ホッパ13内に予め投入されている粘土を、押さえ板20が開口孔6を介して混練室4へ圧入するように構成されている。
次に、図2、図3に表したように、土練機1は、操作レバー18の一端18aに係合し、操作レバー18と共に回動するカム22と、軸方向が垂直に配設され、上端がカム22の外周面に当接するカム連結軸23と、ホルダー38の上面に固定され(ホルダー38を介してケーシング8の上面に固定されている。)、上方にカム連結軸23がスライド自在に挿通される挿通孔24aを有すると共に、下方にリミットスイッチ25を収納する収納部24bを有するスイッチケース24と、収納部24bに収納され、カム連結軸23の上下方向の移動動作が伝達されて駆動モータ12の停止とその解除を切り換えるリミットスイッチ25と、を備えている。そして、リミットスイッチ25は、操作レバー18が直立位置(図中のP1の位置)から水平位置(図中のP2の位置)に向う揺動に伴って、押さえ板20がホッパ13の上方の開口部を遮蔽した遮蔽位置(図3中の符号Gの位置)で駆動モータ12の駆動が開始し、操作レバー18が直立位置から遮蔽位置に至る範囲(但し、遮蔽位置Gを含まない。)では、駆動モータ12が停止するように、駆動制御装置2に接続されている。
挿通孔24aの下端部には圧縮コイルばね33の下端を支えるストッパ34が固定され、カム連結軸23は、上方に向かって圧縮コイルばね33に付勢され、その上端がカム22の外周面に当接している。
また、リミットスイッチ25には、リミットスイッチ25内に設けられたばね部材によって外方に突き出すように付勢され、水平方向にスライドするスライド軸25aが設けられ、このスライド軸25aの先端には、カム連結軸23が当接して上下にスライドすることにより回動する回動体25bが回動自在に係合している。
そして、図3に表したように、カム22は、円周の部をストレートに切欠いた形状を有し、操作レバー18が略直立した位置では、カム連結軸23がカムの円周22bに当接し、カム連結軸23の下方の外周部が回動体25bに当接してスライド軸25aを水平方向に押し下げ、リミットスイッチ25が駆動モータ12の駆動を停止するように作動する。また、操作レバー18のR方向の回動にともなって、押さえ板20がホッパ13の開口部を遮蔽する位置(図3中のGの位置)に至ると、カム連結軸23がカム22のストレート部22aに当接し、カム連結軸23の下方の外周部が回動体25bから上下に離間してスライド軸25aがリミットスイッチ25から突き出すように復帰し、リミットスイッチ25が駆動モータ12を駆動させるように作動する。
また、操作レバー18を、前記遮蔽位置(図3中のGの位置)から上方に向けて回動させると、再び、カム連結軸23がカム22の円周22bに当接し、カム連結軸23の下方の外周部がリミットスイッチ25の回動体25bに当接してスライド軸25aを水平方向に押し下げ、リミットスイッチ25が駆動モータ12の駆動を停止するように作動する。
次に、図1に表したように、土練機1は、基台3とケーシング8、ケーシング8とノズル7、ノズル7と受け台30、ケーシング8とホッパ13が、夫々着脱できるよう、例えばボルトによって固定されている。これにより、土練機1は、粘土を混練した後に、ケーシング8、ノズル7、受け台30、ホッパ13、等を基台3から個々に分離でき、これらの洗浄と混練軸11a、11bの洗浄を容易に行うことができる。また、リミットスイッチ25は、ケーシング8、ノズル7、受け台30、ホッパ13等とは別にホルダー38に固定されているので、前記洗浄の際に洗浄液や粘土等が付着することがない。
以下に、前記の構成を有する実施例の土練機1の作用効果を記載する。
実施例1に記載の土練機1によれば、ホッパ13に投入された粘土を混練室4へ圧入する圧入機構15を備え、圧入機構15は、ケーシング8の上方において、ホッパ13の粘土の投入口より上部位置に配設され、ホッパ13の外壁に連結された支軸17と、一端が支軸17に対して回動自在に係合し、その軸が、支軸17を支点として、略直立した位置から略水平位置まで揺動可能に設けられた操作レバー18と、操作レバー18に連結されると共にその外周がホッパ13の内周に沿って形成され、操作レバー18の揺動に伴って、ホッパ13の投入口を介しホッパ13内に出し入れされ、ホッパ13内の粘土を混練室4へ圧入する押さえ板20とによって構成されているので、ホッパ13を介して粘土を混練室4に圧入する際に、ホッパ13内への粘土の付着及び残留を低減でき、延いては、ホッパ13内に付着した粘土を洗浄するための手間を低減できる。
また、実施例1に記載の土練機1によれば、操作レバー18を操作することによって、押さえ板20をホッパ13内に出し入れすることができるので、押さえ板20を把持して出し入れするよりも、作業性及び作業者の安全性を向上できる。また、支軸17がホッパ13の粘土の投入口より上部位置に配設され、ホッパ13の外壁に連結されているので、作業性が向上するとともに、ホッパ13と支軸17との相対位置が精度良く維持でき、延いては、押さえ板20をホッパ13内に精度良く導くことができる。
また、実施例1に記載の土練機1によれば、押さえ板20がホッパ13に出し入れされる際に、押さえ板20の方形状の少なくとも辺の外周部が、ホッパ13の方形状の一辺の内面に当接してスライドするように構成されているので、ホッパ13の一辺の内面における粘土の付着を低減でき、ホッパ13を洗浄する際の作業性を向上できる。
また、実施例1に記載の土練機1によれば、ホッパ13は、その内周が、上方の開口端が外方に広がるように形成されたテーパ部13tと、このテーパ部13tの基端部に連結しケーシング8の開口孔6に至る直線部13sとによって構成されているので、押さえ板20がテーパ部13tに案内されてホッパ13内にスムーズに出し入れされ、且つ、直線部13sにおいて、ホッパ13と押さえ板20との間隙が小さくなるので、ホッパ13内における粘土の付着及び残留を付着できる。
また、実施例1に記載の土練機1によれば、操作レバー18が直立位置から水平位置に向う揺動に伴って、押さえ板20がホッパ13の上方の開口部を遮蔽した遮蔽位置(図3中の符号Gの位置)で駆動モータ12の駆動が作動し、操作レバー18が直立位置(図3中のP1の位置)から押さえ板20の遮蔽位置に至る範囲では、駆動モータ12の駆動が停止するように構成されているので、万が一押さえ板20とホッパ13との間に作業者の身体の部や衣服が挟まれた際には、駆動モータ12の駆動が停止され、作業者の安全性を維持できる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様をとることができる。
例えば、本実施例の土練機1において、スイッチケース24を、ホルダー38上面より突き出して備えたが、ホルダー38内に内蔵させてもよい。
また、本実施例の土練機1において、操作レバー18の支持軸17をホッパ13を介してノズル7の反対側に備えたが、支軸17をホッパ13を介してホルダー38とは反対側に配設し、操作レバー18の先端をホッパ13に向かって回動させるようにしてもよい。
また、本実施例の土練機1において、押さえ板20及びホッパ13を方形状に形成し、押さえ板20をホッパ13に出し入れする際に、押さえ板20の一辺側の外周部がホッパ13の一辺側の内面に当接するものとしたが、押さえ板20の複数の辺の外周部が、それに対応するホッパ13の内面に当接するようにしてもよい。
本発明が適用された土練機の、正面方向から表した断面図である。 図1におけるA方向の、外観と一部の断面を表した図である。 図1における一部詳細図である。
1…土練機、2…駆動制御装置、3…基台、4…混練室、6…開口孔、7…ノズル、8…ケーシング、9…螺旋状の突起、11a,11b…混練軸、12…駆動モータ、13…ホッパ、13a…外壁、13s…直線部、13t…テーパ部、14…連結部材、15…圧入機構、16…電源スイッチ、17…支軸、18…操作レバー、18a…一端、20…押さえ板、20a…外周の辺、22…カム、23…カム連結軸、24…スイッチケース、24a…挿通孔、24b…収納部、25…リミットスイッチ、26…モータ歯車、27,28…混練軸歯車、29…中継歯車、33…圧縮コイルばね

Claims (5)

  1. 内部に粘土を混練する混練室を有し、その上壁に混練室に向けて粘土を投入する開口孔が設けられると共に、粘土を混練室から吐出する吐出口を備えたケーシングと、
    前記混練室内に配設され、自軸心回りに回転し、周面に突設された螺旋状の突起で粘土を混練しながら前記吐出口に向けて押圧する混練軸と、
    前記混練軸を回転駆動させるための駆動源と、
    前記開口孔に連結し略垂直方向に延出して設けられ、前記粘土が投入されるホッパと、
    前記ホッパに投入された粘土を前記混練室へ圧入する圧入機構と、
    を備えた土練機であって、
    前記圧入機構は、
    前記ケーシングの上方において、前記ホッパの粘土の投入口より上部位置に配設され、該ホッパの外壁に連結された支軸と、
    一端が前記支軸に対して回動自在に係合し、その軸が、前記支軸を支点として、略直立した位置から略水平位置まで揺動可能に設けられた操作レバーと、
    前記操作レバーに連結されると共にその外周が前記ホッパの内周に沿って形成され、前記操作レバーの揺動に伴って、前記ホッパの投入口を介し前記ホッパ内に出し入れされ、該ホッパ内の粘土を混練室へ圧入する押さえ板と、
    によって構成されている、
    ことを特徴とする土練機。
  2. 前記押さえ板が前記ホッパに出し入れされる際に、少なくとも該押さえ板の外周の部が、該ホッパの内周に当接してスライドするように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の土練機。
  3. 前記ホッパの内形及び前記押さえ板の外形が方形状に形成され、該押さえ板が該ホッパに出し入れされる際に、該押さえ板の方形状の少なくとも辺の外周部が、該ホッパの方形状の一辺の内面に当接してスライドするように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の土練機。
  4. 前記ホッパは、その内周が、上方の開口端が外方に広がるように形成されたテーパ部と、該テーパ部の基端部に連結し前記開口孔に至る直線部と、
    によって構成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の土練機。
  5. 前記操作レバーの一端に係合し、該操作レバーと共に回動するカムと、
    軸方向が垂直に配設され、上端が前記カムの径方向の端面に当接するカム連結軸と、
    前記ケーシングの上面に固定され、上方に前記カム連結軸がスライド自在に挿通される挿通孔を有すると共に、下方にリミットスイッチを収納する収納部を有するスイッチケースと、
    前記収納部に収納され、前記カム連結軸の上下方向の移動動作が伝達されて前記駆動源の停止とその解除を切り換える前記リミットスイッチと、
    を備え、
    前記操作レバーが略直立位置から水平位置に向う揺動に伴って、前記押さえ板が前記ホッパの上方の開口部を遮蔽した遮蔽位置で前記駆動源の駆動が作動し、前記操作レバーが前記略直立位置から前記遮蔽位置に至る範囲(但し、前記遮蔽位置を含まない。)では、前記駆動源の駆動が停止するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求請4の何れか記載の土練機。
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