JP4542851B2 - 土練機 - Google Patents

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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

本発明は、陶芸品の材料となる粘土を練りあげる土練機に関する。
従来、粘土を混練する混練室を有し、混練室に向けて粘土を投入する投入口及び混練された粘土を吐出する吐出口が設けられたケーシングと、混練室内に配設されて自軸心回りに回転し、周面に形成された螺旋状の突起で粘土を混練しながら吐出口に向けて押圧する混練軸とを備え、投入口から混練室に投入された粘土を、粉砕及び混練して、内部の水分を均一に分散させるとともに粘土中に存在する空気を脱気し、陶芸用に適した粘土にする土練機が知られている。また、粘土を混練室内に投入するために、ケーシングの上壁に開口孔が設けられ、この開口孔に連結して上方に粘土を投入するためのホッパが構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、前述のように構成された土練機においては、粘土が混練室およびホッパ内に残留した状態で混練作業を中断すると、混練室およびホッパ内に残留した粘土が乾燥し、再度混連作業を開始する際に混練作業が困難になったり、混練室およびホッパを洗浄する際に洗浄作業が困難になったりする虞があった。そこで、一般に、混練作業を中断する際には、作業者が、必要に応じてホッパ内に濡れた布材を挿入して混練室およびホッパ内の乾燥を抑制する方法が用いられていた。
特開平9−277244号公報
しかしながら、前述のようにホッパ内に濡れた布材を挿入する方法によれば、布材の材質、濡れ具合等により、混練室内の粘土を抑制する効果にバラツキが発生し、均一な抑制効果を得ることが困難であり、且つ、混練作業の中断毎に所定の布材を準備して濡らす作業が面倒であった。
そこで、本発明は、混練作業を中断する際に、混練室及びホッパ内に残留する粘土の乾燥を容易に抑制できる土練機を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、土練機において、内部に粘土を混練する混練室を有し、その上壁に混練室に向けて粘土を投入する開口孔を有すると共に、粘土を混練室から吐出する吐出口を有するケーシングと、前記開口孔に連結して設けられ前記粘土が投入される開口部を有するホッパと、前記ホッパ内に出し入れされ、該ホッパ内の粘土を混練室へ圧入する押さえ板と、前記押え板を支持し、該押え板に連結され該押え板を介して前記開口孔と反対側に延出する連結棒と、前記ホッパの開口部に対して着脱自在に構成され、該ホッパの開口部に装着されて該開口部を密閉するホッパ蓋と、を備え、前記ホッパ蓋は、前記ホッパの開口部の周壁と嵌合する凹部を備えると共に、前記連結棒が挿通して弾接する挿通孔と、該挿通孔から当該ホッパ蓋部の一端に至る切り込みとを備え、前記ホッパに着脱される際に、前記切り込みが広げられ、前記連結棒が切り込みに沿ってスライドして前記挿通孔に挿入又は前記挿通孔より離脱し、該連結棒が切り込み部から抜け出た後には、該切り込みが自らの弾性によって元の閉鎖状態に復帰する、弾性体で形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の土練機によれば、ホッパの開口部に対して着脱自在に構成され、ホッパの開口部に装着されて開口部を密閉するホッパ蓋を備え、ホッパ蓋が、ホッパの開口部の周壁と嵌合する凹部を備えると共に、連結棒が挿通して弾接する挿通孔と、挿通孔からホッパ蓋部の一端に至る切り込みとを備え、ホッパ蓋がホッパに着脱される際に、切り込みが広げられ、連結棒が切り込みに沿ってスライドして挿通孔に挿入又は挿通孔より離脱し、連結棒が切り込み部から抜け出た後には、切り込みが自らの弾性によって元の閉鎖状態に復帰する弾性体で形成されているので、混練作業を中断する際に、ホッパの開口部をホッパ蓋で密閉し、混練室及びホッパ内に残留する粘土の乾燥を容易に抑制できる。また、本発明は、ホッパ及び混練室内に残留する粘土の乾燥を抑制する際に、従来例の布材のの代わりにホッパ蓋をホッパに装着すればよいので、従来例に較べると、作業性が容易となる。
次に、請求請2に記載の発明は、請求項1に記載の土練機において、前記ホッパ蓋が、
前記貫通孔の周縁と前記切り込みの両縁に沿って、前記挿通孔の軸方向の、肉厚が大となる帯状の肉厚部を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の土練機によれば、ホッパ蓋が、挿通孔の周縁と切り込みの両縁に沿って、挿通孔の軸方向の肉厚が大となる帯状の肉厚部を備えているので、挿通孔に連結棒が挿通される際の連結棒と挿通孔との密着性、切り込みが閉鎖される際の切り込み部の密着性等を良好に維持できる。
次に請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の土練機において、前記ホッパは、前記開口側の外周縁に沿って外側に凸となる第1の環状突起を備えると共に、前記ホッパ蓋は、前記凹部の開口側の内周縁に沿って内側に凸となる第2の環状突起を備え、前記ホッパに前記ホッパ蓋が装着される際に、前記第1の環状突起が前記ホッパ蓋部内に挿入されて前記第2の環状突起に係合するように構成されている、ことを特徴とする。
請求項3に記載の土練機によれば、ホッパが、開口側の外周縁に沿って外側に凸となる第1の環状突起を備えると共に、ホッパ蓋が、凹部の開口側の内周縁に沿って内側に凸となる第2の環状突起を備え、ホッパにホッパ蓋が装着される際に、第1の環状突起がホッパ蓋内に挿入されて第2の環状突起に係合するように構成されているので、ホッパにホッパ蓋を嵌合する際に、第1の環状突起と第2の環状突起とが係合してホッパの開口部を密閉し、混練室及びホッパ内に残留する粘土の乾燥を確実に抑制できる。
次に、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか記載の土練機において、前記押え板は、外形が前記ホッパの内形に沿って形成され、該ホッパ内に挿入された際に前記ケーシングの開口孔を遮蔽することを特徴とする。
請求項4に記載の土練機によれば、押え板の外形がホッパの内形に沿って形成され、押え板がホッパ内に挿入された際にケーシングの開口孔を遮蔽するので、混練作業を中断する際に、押え板をホッパに挿入してケーシングの開口孔を遮蔽し、且つ、ホッパの開口部にホッパ蓋を装着して密閉し、混練室内に残留する粘土の乾燥を確実に抑制できる。
本発明の土練機によれば、混練作業を中断する際に、押え板をホッパ内に挿入してケーシングの開口孔を遮蔽すると共にホッパ蓋をホッパに装着してホッパの開口部を密閉し、混練室及びホッパ内に残留する粘土の乾燥を容易に抑制できる。
次に、本発明の土練機の一実施例を図面にもとづいて説明する。図1は本発明の一実施例の土練機の正面方向から表した断面図、図2は図1におけるA方向の、外観と一部の断面を表した図、図3は図1におけるA方向の内部構成を表した図、図4は図1におけるホッパよホッパ蓋との嵌合を表した詳細図、図5は同実施例におけるホッパ蓋の構成を表した図である。
図1に表したように、本実施例の土練機1は、基台3上に固定され、内部に粘土を混練する混練室4を有し、その上壁に混練室4に向けて粘土を投入する開口孔6を有すると共に、混練室4から押圧された粘土を吐出するノズル7を備えたケーシング8、ノズル7の下方に取付けられ、ノズル7の吐出口7aから吐出された粘土を受ける受け台30、混練室4内に配設され、自軸心回りに回転し、周面に突設された螺旋状の突起9で粘土を混練しながら吐出口7aに向けて押圧する混練軸11a、11b、混練軸11a、11bを回転駆動させるための駆動モータ12(所謂、本発明の駆動源である。)、駆動モータ12の駆動を制御する駆動制御装置2及び電源スイッチ16、開口孔6に連結し垂直方向に延出して設けられ、粘土が投入されるホッパ13、ホッパ13に投入された粘土を混練室4へ圧入する圧入機構15、等を備えている。
ケーシング8の一端には、ノズル7が、ケーシング8と同軸状に配設されて連結している。一方、ケーシング8の他端には、混練軸11a、11bの基端部を回動自在に支持するホルダー38が、ケーシング8と同軸状に連結して基台3に固定され、さらに、基台3を介してホルダー38とは反対側には、混練軸11a、11bの基端側を回動自在に支持すると共に後述の連結歯車29の回転軸29aを支持する支持板39がホルダー38に取付られている。
基台3には、その上方にケーシング8及びホルダー38等が載置されると共に、両端が下方に折曲し、床面に設置される脚部3a、3bが形成されている。また、基台3の下方には、駆動モータ12、駆動モータ12の駆動を制御する駆動制御装置2、駆動制御装置2の起動と停止を切り換える電源スイッチ16、等が取付けられている。
次に、駆動モータ12の回転軸12aにはモータ歯車26が固定され、モータ歯車26が中継歯車29に噛合している。中継歯車29は、支持板39に固定された回転軸29aに、ボールベアリングを介して回動自在に支持されている。
また、図2に表したように、混練軸歯車27には混練軸11aが、混練軸歯車28には混練軸11bが、夫々供回り可能に接続され、混練軸11aと混練軸11bとが平行に配設されている。そして、混練軸11a、11bは、モータ歯車26、中継歯車29、混練軸歯車27、28を介して、駆動モータ12の回転駆動力を受け、互いに逆方向に回動するように構成されている。
次に、図1に表したように、圧入機構15は、ケーシング8の上方において、ホッパ13と水平に対向する位置に配設され、連結部材14を介してホッパ13の外壁に連結された支軸(図2中の符号17と)、一端18aが支軸17に対して回動自在に係合し、その軸が、支軸17を支点として、略直立した位置(図1中のP1の位置)から略水平位置(図1中のP2の位置)まで揺動可能に設けられた操作レバー18、操作レバー18に連結棒21を介して連結され、操作レバー18の揺動に伴ってホッパ13内に出し入れされ、ホッパ13内の粘土を混練室4へ圧入する押さえ板20、押さえ板20と操作レバー18とを連結する連結棒21、等によって構成されている。また、ホッパ13の内形及び押え板20の外形は共に方形状に形成され、押さえ板20をホッパ13内に挿入できるように、押さえ板20の外形はホッパ13の内形よりも小さく形成されている。
連結棒21は、軸21aを介して操作レバー18に回動自在に支持され、押え板20を支持している。この際、連結棒21及び操作レバー18は、押さえ板20がホッパ13に出し入れされる際に、押さえ板20の外周の1辺がホッパ13の内周の一辺側の内面に当接してスライドするように、連結棒21と操作レバーとの取付角度αが設定され、回転方向Rにはストッパー(図示せず)が設けられている。また、連結棒21は、操作レバー18に対して回転方向Rの反対向きに、軸21aを回転中心にして、自在に回動できるように係合している。
また、ホッパ13は、上方の開口端が外方に広がるようにテーパが形成されている。
そして、前述の構成を有する圧入機構15は、作業者が操作レバー18をR方向に回動すると、押さえ板20の一辺側の外周部が、ホッパ13のテーパに当接してホッパー13内に案内され、ホッパ13の内周の一辺側の内面に当接してスライドし、ホッパ13内に予め投入されている粘土を、押さえ板20が開口孔6を介して混練室4へ圧入するように構成されている。
次に、図2に表したように、土練機1は、操作レバー18の一端18aに係合し操作レバー18と共に回動するカム22と、軸方向が垂直に配設され、上端がカム22の外周面に当接するカム連結軸23と、ホルダ(図1中の符号38)の上面に固定され、上方にカム連結軸23がスライド自在に挿通される挿通孔24aを有する連結軸案内部材24とを備えている。
また、図3に表したように、ホルダー38内には、カム連結軸23の上下方向の移動動作が伝達されて駆動モータ12の停止とその解除を切り換えるリミットスイッチ25が取付具25cを介して取付けられている。そして、リミットスイッチ25は、操作レバー18が直立位置(図1中のP1の位置)から水平位置(図1中のP2の位置)に向う揺動に伴って、押さえ板20がホッパ13の上方の開口部を遮蔽した遮蔽位置で駆動モータ12の駆動が開始し、操作レバー18が直立位置から遮蔽位置に至る範囲(但し、遮蔽位置を含まない。)では、駆動モータ12が停止するように、駆動制御装置2に接続されている。
また、挿通孔24aの下端部には圧縮コイルばね33の下端を支えるストッパ34が固定され、カム連結軸23は、上方に向かって圧縮コイルばね33に付勢され、その上端がカム22の外周面に当接している。
また、リミットスイッチ25には、リミットスイッチ25内に設けられたばね部材によって外方に突き出すように付勢され、水平方向にスライドするスライド軸25aが設けられ、このスライド軸25aの先端には、カム連結軸23が当接して上下にスライドすることにより回動する回動体25bが回動自在に係合している。
そして、図1に表したように、カム22は、円周の1部をストレートに切欠いた形状を有し、操作レバー18が略直立した位置では、カム連結軸23がカム22の円周部に当接し、カム連結軸23の下方の外周部が回動体(図3中の符号25b)に当接してスライド軸(図3中の符号25a)を水平方向に押し下げ、リミットスイッチ25が駆動モータ12の駆動を停止するように作動する。また、操作レバー18のR方向の回動にともなって、押さえ板20がホッパ13の開口部を遮蔽する位置に至ると、カム連結軸23がカム22のストレート部に当接し、カム連結軸23の下方の外周部が回動体(図3中の符号25b)から上下に離間してスライド軸(図3中の符号25a)がリミットスイッチ(図3中の符号25)から突き出すように復帰し、リミットスイッチ25が駆動モータ12を駆動させるように作動する。
また、操作レバー18を、前記遮蔽位置から上方に向けて回動させると、再び、カム連結軸23がカム22の円周部に当接し、カム連結軸23の下方の外周部がリミットスイッチ25の回動体25bに当接してスライド軸25aを水平方向に押し下げ、リミットスイッチ25が駆動モータ12の駆動を停止するように作動する。
また、本実施例の土練機1は、基台3とケーシング8、ケーシング8とノズル7、ノズル7と受け台30、ケーシング8とホッパ13が、夫々着脱できるように、例えばボルトによって固定されている。これにより、土練機1は、粘土を混練した後に、ケーシング8、ノズル7、受け台30、ホッパ13、等を基台3から個々に分離でき、これらの洗浄と混練軸11a、11bの洗浄を容易に行うことができる。また、リミットスイッチ25は、ケーシング8、ノズル7、受け台30、ホッパ13等とは別にホルダー38に固定されているので、前記洗浄の際に洗浄液や粘土等が付着することがない。
次に、本実施例の土練機1は、混練作業を中断する際に、混練室2内及びホッパ13内に残留した粘土が乾燥しないように、下記のように構成されている。
まず、土練機1は、図4に表したように、押え板20の外形がホッパ13の内形に沿って形成され、混練作業を中断する際には、押え板20をホッパ内13に挿入してケーシング8の開口孔6を遮蔽できるように構成されている。
また、土練機1は、ホッパ13の開口部に装着されてこの開口部を密閉するホッパ蓋5を、ホッパ13の開口部に対して着脱自在に備えている。
ホッパ蓋5は、図5に表した形状に形成されている。図5において(a)図は上面図、(b)図は(a)図における矢視A図、(c)図は(a)図における断面XーX図である。
ホッパ蓋5は、弾性を有するゴム材(例えば、ポリクロロプレンなどの合成ゴム)で形成され、ホッパ13の開口部の周壁と嵌合する凹部5fを備えると共に、連結棒21が挿通して弾接する挿通孔5aと、挿通孔5aから当該ホッパ蓋5の一端に至る切り込み5bとを備えている。また、ホッパ蓋5は、挿通孔5aの周縁と切り込み5bの両縁に沿って、挿通孔5aの軸方向の、肉厚が大となる帯状の肉厚部5dを備えている。そして、ホッパ蓋5は、ホッパ13に装着する際に、切り込み5bを広げて、連結棒21を切り込み5bに沿ってスライドして挿通孔5aに挿入し、連結棒21が挿通孔5aに挿入された後には切り込み5bが自らの弾性によって元の閉鎖状態に復帰するように、前述の弾性を有するゴム材(所謂、本発明の弾性体である)で形成されている。
また、図4に表したように、ホッパ13には、開口側の外周縁に沿って外側に凸となる第1の環状突起13aが備えられると共に、ホッパ蓋5には、凹部5fの開口側の内周縁に沿って内側に凸となる第2の環状突起5cが備えられ、ホッパ13にホッパ蓋5が装着される際に、第1の環状突起13aがホッパ蓋5内に挿入されて第2の環状突起5cに係合するように構成されている。
そして、混練作業を中断する際には、押え板20をホッパ13内に挿入してケーシング8の開口孔6を遮蔽すると共に、切り込み5bを広げて、連結棒21を切り込み5bに沿ってスライドして挿通孔5aに挿入し、次いで、ホッパ13の第1の環状突起13aとホッパ蓋5の第2の環状突起5cとが係合するように、ホッパ13にホッパ蓋5を装着すればよい。
また、ホッパ13に装着されたホッパ蓋5をホッパ13から取り外す際には、ホッパ蓋5を押し上げてホッパ13の第1の環状突起13aとホッパ蓋5の第2の環状突起5cとの係合を解除し、次いで、切り込み5bを広げて、切り込み5bに沿って連結棒21をスライドさせ、連結棒21からホッパ蓋5を抜き取るとよい。ホッパ蓋5は、連結棒21を抜き取った後に切り込み5bが自らの弾性によって元の閉鎖状態に復帰するように、弾性を有するゴム材で形成されている。
以下に、前記の構成を有する実施例の土練機1の作用効果を記載する。
実施例に記載の土練機1によれば、混練作業を中断する際に、押え板20をホッパ13内に挿入してケーシング8の開口孔6を遮蔽すると共にホッパ蓋5をホッパ13に装着してホッパ13の開口部を密閉し、混練室4及びホッパ13内に残留する粘土の乾燥を容易に抑制できる。
また、実施例に記載の土練機1によれば、ホッパ蓋5がホッパ13に着脱される際に、切り込み5bが広げられ、連結棒21が切り込み5bに沿ってスライドして貫通孔5aに挿入又は貫通孔5bより離脱し、連結棒21が切り込み5bから抜け出た後には、切り込み5bが自らの弾性によって元の閉鎖状態に復帰するように、弾性体で形成されているので、混練作業を中断する際に、ホッパ13の開口部をホッパ蓋5で密閉し、混練室4及びホッパ13内に残留する粘土の乾燥を容易に抑制できる。
また、実施例に記載の土練機1によれば、ホッパ蓋5が、貫通孔5aの周縁と切り込み5bの両縁に沿って、貫通孔5aの軸方向の肉厚が大となる帯状の肉厚部5dを備えているので、貫通孔5aに連結棒21が挿通された際の連結棒21と貫通孔5aとの密着性、切り込み5bが閉鎖された際のこの切り込み部5bの密着性等を良好に維持できる。
また、実施例に記載の土練機1によれば、ホッパ13にホッパ蓋5が装着される際に、ホッパ13の第1の環状突起13aがホッパ蓋5内に挿入されてホッパ蓋5の第2の環状突起5cに係合するように構成されているので、混練室4及びホッパ13内に残留する粘土の乾燥を確実に抑制できる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様をとることができる。
本発明が適用された土練機の、正面方向から表した断面図である。 図1におけるA方向の、外観と一部の断面を表した図である。 図1におけるA方向の内部構成を表した図である。 図1におけるホッパとホッパ蓋との嵌合を表した詳細図である。 同実施例におけるホッパ蓋の構成を表した図であって、(a)図は上面図、(b)図は(a)図における矢視A図、(c)図は(a)図における断面XーX図である。
符号の説明
1…土練機、2…駆動制御装置、3…基台、4…受け台、5…ホッパ蓋、5a…挿通孔、5b…切り込み、5c…第2の環状突起、5d…肉厚部、5f…凹部、6…開口孔、7…ノズル、8…ケーシング、9…螺旋状の突起、11a,11b…混練軸、12…駆動モータ、13…ホッパ、13a…第1の環状突起、14…連結部材、15…圧入機構、16…電源スイッチ、17…支軸、18…操作レバー、18a…一端、20…押さえ板、21…連結棒、22…カム、23…カム連結軸、24…連結軸案内部材、24a…挿通孔、24b…収納部、25…リミットスイッチ、25c…取付具、26…モータ歯車、27,28…混練軸歯車、29…中継歯車、33…圧縮コイルバネ、34…ストッパ、38…ホルダー、39…支持板。

Claims (4)

  1. 内部に粘土を混練する混練室を有し、その上壁に混練室に向けて粘土を投入する開口孔を有すると共に、粘土を混練室から吐出する吐出口を有するケーシングと、
    前記開口孔に連結して設けられ前記粘土が投入される開口部を有するホッパと、
    前記ホッパ内に出し入れされ、該ホッパ内の粘土を混練室へ圧入する押さえ板と、
    前記押え板を支持し、該押え板に連結され該押え板を介して前記開口孔と反対側に延出する連結棒と、
    前記ホッパの開口部に対して着脱自在に構成され、該ホッパの開口部に装着されて該開口部を密閉するホッパ蓋と、
    を備え、
    前記ホッパ蓋は、
    前記ホッパの開口部の周壁と嵌合する凹部を備えると共に、前記連結棒が挿通して弾接する挿通孔と、該挿通孔から当該ホッパ蓋の一端に至る切り込みとを備え、
    当該ホッパ蓋が前記ホッパに着脱される際に、前記切り込みが広げられ、前記連結棒が切り込みに沿ってスライドして前記挿通孔に挿入又は前記挿通孔より離脱し、該連結棒が切り込み部から抜け出た後には、該切り込みが自らの弾性によって元の閉鎖状態に復帰する弾性体で形成されている、
    ことを特徴とする土練機。
  2. 前記ホッパ蓋は、
    前記挿通孔の周縁と前記切り込みの両縁に沿って、前記挿通孔の軸方向の、肉厚が大となる帯状の肉厚部を備えている、
    ことを特徴とする、
    請求項1に記載の土練機。
  3. 前記ホッパは、前記開口側の外周縁に沿って外側に凸となる第1の環状突起を備えると共に、前記ホッパ蓋は、前記凹部の開口側の内周縁に沿って内側に凸となる第2の環状突起を備え、
    前記ホッパに前記ホッパ蓋が装着される際に、
    前記第1の環状突起が前記ホッパ蓋部内に挿入されて前記第2の環状突起に係合するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の土練機。
  4. 前記押え板は、外形が前記ホッパの内形に沿って形成され、該ホッパ内に挿入された際に前記ケーシングの開口孔を遮蔽する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか記載の土練機。
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