JP6167711B2 - 印刷処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷装置を制御するための印刷処理プログラムに関する。
従来、操作端末から印刷装置を操作して印刷を実行させる構成が既に知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、操作対象となる印刷装置においては、駆動モードとして、記憶デバイスモード及び印刷デバイスモードのいずれか一方が選択的に実行される。駆動モードが印刷デバイスモードである場合には、操作端末は印刷装置を印刷デバイスと認識する。この場合には、操作端末において印刷デバイス用のアプリケーションプログラムを用いて所望の印字を形成するための印字データが作成され、その印字データを印刷装置に対し転送することで印字形成処理を実行させることができる。したがって、多少操作が複雑だったり手間がかかったりしても意図する所望の態様の印字形成を高精度に実行したいユーザ(以下適宜、「通常ユーザ」という)にとっては、この印刷デバイスモードのほうが便利である。
一方、駆動モードが記憶デバイスモードである場合には、操作端末は印刷装置を記憶デバイスとして認識する。この場合には、操作端末に印字データの編集プログラムを予めインストールすることなしに、操作端末より、印刷装置に記憶されている印字データの編集プログラムの実行ファイルを容易に使用することができる。特に、操作端末より印刷装置に対して各種データを容易に記憶させることができるので、あらかじめ操作端末にプリンタドライバをインストールしなくても、印字データを直接印刷装置に記憶させて印刷装置に印字処理を実行させることができる。したがって、印字態様や編集操作に多少の制限があったとしても簡単な操作で手軽にかつ迅速に印字形成を行いたいユーザ(以下適宜、「ライトユーザ」という)にとっては、この記憶デバイスモードのほうが便利である。
特開2013−10222号公報
ところで、上記従来技術において、通常ユーザとライトユーザが同一の印刷装置を共用して使用する場合があり得る。このような場合、例えば記憶デバイスモードにある印刷装置に対し、(常には印刷デバイスモードで印刷装置を使用する)通常ユーザが誤って上記印刷用アプリケーションプログラムを用いて印字データを生成し印字形成を行おうとすると、正しい印字形成が行われない可能性がある。逆に、例えば印刷デバイスモードにある印刷装置に対し、(常には記憶デバイスモードで印刷装置を使用する)ライトユーザが誤ってそのまま印刷装置を操作端末へ接続すると、印刷装置のプラグアンドプレイが始まってしまい、当該ライトユーザが混乱する可能性があった。
本発明の目的は、通常ユーザとライトユーザとが同一の印刷装置を円滑に共用することができる、印刷処理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、被印字媒体に印字データを印刷する印字手段を有するとともに、モード切替信号の入力に応じて記憶デバイスモード及び印刷デバイスモードのうちいずれか一方の駆動モードへ選択的に切り替え可能な印刷装置を操作可能に接続され、前記印刷装置が前記記憶デバイスモードのときには当該印刷装置を記憶デバイスとして認識するとともに前記印刷装置が前記印刷デバイスモードのときには当該印刷装置を印刷デバイスとして認識するとともに前記モード切替信号の入力に応じた駆動モードの切り替え後、電源OFFによって前記駆動モードがもとのモードに復帰する前記印刷装置を操作可能に接続された操作端末に備えられた演算手段により実行される、前記印刷デバイスモードにある前記印刷装置を制御するための印刷処理プログラムであって、前記演算手段に対し、操作対象とする特定の前記印刷装置の選択を受け付ける選択受付手順と、前記選択受付手順で受け付けた前記特定の印刷装置がオフライン状態であるか否かを判定するオフライン判定手順と、前記オフライン判定手順で前記特定の印刷装置がオフライン状態であると判定された場合、当該特定の印刷装置が前記記憶デバイスとして前記操作端末に接続されているか否かを判定する接続判定手順と、前記接続判定手順で前記特定の印刷装置が前記記憶デバイスとして前記操作端末に接続されていると判定されたことを契機に、前記印刷装置に対し、前記モード切替信号を出力する切替出力手順と、前記モード切替信号の出力のための切替契機操作を受け付ける切替受付手順と、を実行させ、前記切替出力手順は、前記接続判定手順で前記特定の印刷装置が前記記憶デバイスとして前記操作端末に接続されていると判定され、かつ、前記切替受付手順で前記切替契機操作を受け付けたときに、前記印刷装置に対し前記モード切替信号を出力し、前記切替受付手順は、前記切替契機操作としての、前記印刷装置に装着された前記被印字媒体の媒体情報の検出指示、若しくは、前記印刷装置に装着された前記被印字媒体への印字形成指示、を受け付けたときに、前記モード切替信号を出力する
本願発明の操作対象となる印刷装置においては、通常ユーザとライトユーザとの共用を円滑に行うために、基本的に印刷装置が記憶デバイスモードにあることを前提としつつ、当該印刷デバイスモードにある印刷装置を制御するための印刷処理プログラムに対し、当該印刷装置を印刷デバイスモードへ切り替える機能を付加している。
すなわち、この印刷処理プログラムが実行されると、まず、選択受付手順で、操作対象とする特定の印刷装置の選択が受け付けられる。ユーザ(印刷デバイスモードの印刷装置用のプログラムであることから、このプログラムの実行時のユーザは上記通常ユーザである)が印刷装置の選択を行うと、オフライン判定手順で、当該選択された特定の印刷装置がオフライン状態であるか否かが判定される。上述のようにして上記特定の印刷装置が記憶デバイスモードであった場合には当該印刷処理プログラム上においては当該特定の印刷装置はオフライン状態となることから判定が満たされる。すると、その後の接続判定手順において、当該特定の印刷装置が記憶デバイスとして操作端末に接続されているか否かが判定される。上述のようにして特定の印刷装置が記憶デバイスモードである場合にはこの判定が満たされる。そして、この判定が満たされたことを契機に、切替出力手順で、上記印刷装置に対して上記モード切替信号が出力される。この結果、上記のようにして記憶デバイスモードにあった印刷装置は、印刷デバイスモードに切り替えられる。
以上により、通常ユーザは、記憶デバイスモードの印刷装置に対し操作端末を接続した後、この印刷処理プログラムを実行するだけで、(印刷装置本体においてモード切替操作等を行う必要なく)印刷装置を印刷デバイスモードに切り替えることができ、これによって所望の態様の印字形成を高精度に実行することができる。また、ライトユーザは、上述のように基本的に印刷装置が記憶デバイスモードであることから、当該記憶デバイスモードのままの印刷装置を用いて上述のように簡単な操作で手軽にかつ迅速に印字形成を行うことができる。これにより、通常ユーザとライトユーザとによる同一の印刷装置の共用を円滑に行うことができる。
本発明によれば、通常ユーザとライトユーザとが同一の印刷装置を円滑に共用することができる。
本発明の一実施の形態の印刷処理プログラムが適用される操作端末、及び、操作端末によって制御されるラベルプリンタを備えたラベル生成システムを表すシステム構成図である。 ラベルプリンタの外観を表す斜視図である。 ラベルプリンタにロールシートホルダが装着された状態を開閉カバーを開けて示す斜視図である。 ラベルプリンタの開閉カバーを開けた状態を示す平面図である。 ラベルプリンタの開閉カバーを開けた状態を示す斜視図ある。 ロールシートホルダをラベルプリンタに装着した状態を示す側断面図である。 外部端末及びラベルプリンタの制御系を表す機能ブロック図である。 FLASH ROMの記憶領域を示す模式図である。 SRAMの記憶領域を示す模式図である。 ラベルプリンタと操作端末との間のデータの流れを示す機能ブロック図である。 ラベルプリンタが記憶デバイスモードのままで、フルエディタが起動されたときの操作端末の表示部に表示されるラベル編集画面を示す説明図である。 ラベル編集画面に表示されたモード一時切替警告表示を示す説明図である。 ラベルプリンタが印刷デバイスモードに一時的に切り替わり、取得されたロールシートのテープ幅により、編集操作が受け付けられた様子を表す説明図である。 編集終了後に印字データが送信されるときの様子を表す説明図である。 操作端末のCPUが実行する制御手順を示すフローチャートである。 ラベルプリンタのCPUが実行する制御手順を示すフローチャートである。 印刷指示を契機にモード切替信号を出力する変形例において、ラベルプリンタが記憶デバイスモードのままで、フルエディタが起動されてラベル編集画面で編集操作が受け付けられた様子を表す説明図である。 編集終了後にラベル編集画面に表示されたモード一時切替警告表示を示す説明図である。 ラベルプリンタが印刷デバイスモードに一時的に切り替わり、印字データが送信されるときの様子を表す説明図である。 操作端末のCPUが実行する制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の印刷処理プログラムが適用される操作端末及び操作端末によって制御されるラベルプリンタを備えたラベル生成システムを表すシステム構成図である。
<システム概略構成>
図1において、このラベル作成システムLSは、所望の印字がされた印字ラベル(図示せず)を作成可能な、ラベルプリンタ1(印刷装置に相当)と、上記ラベルプリンタ1を操作するための操作端末400と、を備え、USB(Universal Serial Bus)ケーブル9によって互いに接続されている。
操作端末400は、例えば、一般に市販されている汎用パーソナルコンピュータであり、液晶ディスプレイ等の表示部401と、キーボードやマウス等の操作部402とを有している。また、操作端末400の適宜の箇所(例えば背面部)には、上記USBケーブル9の端部の第1コネクタ9Hを着脱可能に装着するホスト側ソケット(図示せず)が設けられている。
ラベルプリンタ1の背面には、上記USBケーブル9の上記第1コネクタ9Hとは反対側の端部の第2コネクタ9Tを着脱可能に装着するターゲット側ソケット11(後述の図5参照)が設けられている。
USBケーブル9は、接続機器をホストとして機能させる上記第1コネクタ9H(例えばいわゆるシリーズAプラグであるUSBコネクタ)と、接続機器をターゲットとして機能させる上記第2コネクタ9T(例えばいわゆるシリーズBプラグであるUSBコネクタ)とを、それぞれ備えている(図1中の各拡大図を参照)。USBケーブル9は、この例では、上記ラベルプリンタ1のターゲット側ソケット11に対し第2コネクタ9Tが装着(接続)され、上記操作端末400のホスト側ソケットに対し第1コネクタ9Hが装着されている。したがって、ラベルプリンタ1と操作端末400との間の機能的関係では、ラベルプリンタ1がターゲット機器として機能し、操作端末400がホスト機器として機能する。
次に、ラベルプリンタ1の構成について図2乃至図6に基づき説明する。
<ラベルプリンタ1の概略構造>
図2〜図6に示すように、ラベルプリンタ1は、当該装置1の外郭を構成するとともに、所定幅のロールシート3A(被印字媒体に相当)が巻回されたロールシートホルダ3を収納するロールシートホルダ収納部4を備える樹脂製の筐体2と、シートホルダ収納部4の上側を覆うように後側上端縁部に、後部側左右一対のヒンジ部60を介して開閉自在に取り付けられた透明樹脂製の開閉カバー5と、を有している。
ロールシート3Aは、自己発色性を有する長尺状の感熱シート(いわゆる、サーマルペーパー)や、該感熱シートの片面に粘着剤を介して離形紙が貼り合わされた長尺状のラベルシート等で構成され、ロールシートホルダ3に巻回されている。
開閉カバー5は、回動可能となるようにヒンジ部60を介して筐体2に支持され、当該回動によりロールシートホルダ収納部4上方の開口部OPを開閉する。この開閉カバー5では、フロントカバー6に向かって左側に設けられた左壁面5Dと、右側に設けられた右壁面5Cと、左壁面5Dと右壁面5Cとを接続するように延設される中間壁面5Eとにより、略コの字形状となって一体に構成されている。さらに、開閉カバー5には、略コの字形状の内縁部を覆うように天板5Fが取り付けられている。
また、開閉カバー5の前側のフロントカバー6には、印刷されたロールシート3Aを外部に排出するシート排出口6Aが形成されている。また、このシート排出口6Aの上側の前面部には電源ボタン7A、押下することによってシート排出口6Aの内側に設けられたカッターユニット80(後述の図6参照)を駆動させてロールシート3Aを切断し印字ラベル(図示せず)を生成するカットボタン7B、押下している間ロールシート3Aを搬送方向に排出するフィードボタン7C、後述の駆動モード(駆動状態)を手動で切り替える際に使用可能な切替ボタン7Dの合計4個のボタンが略水平に配置されている。さらに、フロントカバー6における電源ボタン7Aと切替ボタン7Dそれぞれの近傍には、後述するLED表示部8,8が配置されている。以下適宜、これら各ボタン7A,7B,7C,7Dを、単に「ボタン7A,7B,7C,7D」と称する。
上記切替ボタン7Dは、上述したように、ラベルプリンタ1の駆動モードを手動操作により選択的に切り替えるのに用いられる。この切替ボタン7Dは、ある程度長い所定の時間(例えば数秒など)、長押しすることを条件に切り替え可能としてもよく、これにより、ラベルプリンタ1の駆動モードが容易には切り替わらないようにすることができる。後述するように、本実施形態では、ラベルプリンタ1の駆動モードは、通常、記憶デバイスモードになっている。切替ボタン7Dは、内部に適宜の発光表示部を備えており、例えばラベルプリンタ1が記憶デバイスモードであるときは点灯し、ラベルプリンタ1が印刷デバイスモードにあるときは消灯する。なお、上記LED表示部8が、後述のようにしてラベルプリンタ1の駆動状態が切り替えられるときに、当該駆動状態が印刷デバイス状態にあるか、記憶デバイス状態にあるかによって、異なる態様(例えば異なる色、点灯表示と点滅表示等)で表示を行うようにしてもよい。
また、図4及び図5に示すように、筐体2の背面部には不図示の電源コードが接続されるインレット10が配設されると共に、その横側(図5中の左側)には、上記操作端末400等と接続するために上記USBケーブル9が挿入可能な上記ターゲット側ソケット11が設けられている。
<ロールシートホルダ収納部の詳細>
また、図3及び図4に示すように、ロールシートホルダ収納部4の搬送方向に対して略垂直方向の一方の側端縁部(図3中、右側側端縁部)に、ホルダ支持部材23が設けられている。このホルダ支持部材23には、上方に開口すると共に幅方向両側に開口する側面視略縦長Uの字状の第1位置決め溝部24が形成されており、ロールシートホルダ3を構成する位置決め保持部材20の外側方向に突設される、断面略矩形状の取付部材21を嵌め込むことができる。
また、ロールシート3Aを挿入する挿入口26(図5及び後述の図6参照)の後端縁部からロールシートホルダ収納部4の前側上端縁部まで略水平に延出された載置部29が設けられている。また、この載置部29の搬送方向後側の端縁角部には、ロールシート3Aの複数の幅寸法に対応して断面略L字状の5個の第2位置決め溝部30A〜30Eが形成されている。この各第2位置決め溝部30A〜30Eは、図6に示すように、ロールシートホルダ3を構成するガイド部材28の載置部29に当接する先端下端部分を、上方から嵌め込むことができるように形成されている。
また、ロールシートホルダ収納部4の底面部には、ホルダ支持部材23の内側基端部から対向する側面部基端部まで搬送方向に対して略垂直に平面視横長四角形の位置決め凹部4Aが、所定深さで形成されている。また、挿入口26のホルダ支持部材23側の側端縁部には、載置部29のほぼ搬送方向後端部まで案内部31が形成され、ロールシート3Aを挿入口26まで案内している。
また、図4に示すように、位置決め凹部4Aのホルダ支持部材23の内側基端部には、搬送方向に縦長の平面視長四角形の判別凹部4Bが形成されている。この判別凹部4Bには、プッシュ式のマイクロスイッチ等から構成されて、ロールシート3Aの種別、材質、ロールシート幅等の媒体情報を判別するための5個のシート判別センサP1、P2、P3、P4、P5がL字状に設けられている。この各シート判別センサP1〜P5は、プランジャーとマイクロスイッチ等から構成される公知の機械式スイッチからなり、該各プランジャーの上端部は、該判別凹部4Bの底面部から位置決め凹部4Aの底面部近傍まで突き出るように設けられている。そして、この各シート判別センサP1〜P5は、それらセンサP1〜P5に対し位置決め保持部材20の下端縁部から略直角内側方向に延出されるシート判別部に形成される各センサ孔(不図示)が有るか否かを検出して、そのオン・オフ信号によりロールシートホルダ3に装着されたロールシート3Aの種別、材質、ロールシート幅等を検出する。
<サーマルヘッド・カッターユニット等の内部機器>
また、図6に示すように、挿入口26のロールシート搬送方向奥側には、プラテンローラ35が回転自在に軸支されている。また、サーマルヘッド32(印字手段に相当)が、押圧バネ36によって上方に付勢されているヘッド支持部材37の上面に固定されている。また、このヘッド支持部材37の搬送方向に対して後側の端縁部は、フレーム38の背面部によって上下方向に揺動可能に支持されている。
また、プラテンローラ35及びサーマルヘッド32から、ロールシート3Aの搬送方向下流側(図6中左側)には、カッターユニット80が設けられている。このカッターユニット80は、上記図6に示すように、固定刃80Aと可動刃80Bとを有している。前述したカットボタン7Bが押下された場合には、可動刃80BがDCモータ等で構成される切断用モータ80Cにより上下方向に往復移動される。これにより、上記サーマルヘッド32による印字がなされた後のロールシート3Aが固定刃80Aと可動刃80Bとによって所望の長さに切断されて印字ラベルが生成され、シート排出口6Aから排出される。尚、可動刃80Bは正面視V字形に構成されている。
一方、ロールシートホルダ収納部4の下側には、仕切壁39を介して、制御基板40が設けられている。この制御基板40には、外部のパーソナルコンピュータ等からの指令によりサーマルヘッド32等の各機構部を駆動制御する制御回路部(後述の図7参照)が形成されると共に、各シート判別センサP1〜P5が電気的に接続されている。また、上記フレーム38の下方には、仕切壁39を介して、電源回路部が形成された電源基板41が設けられている。なお、上記サーマルヘッド32は、フレキシブルフラットケーブル(FFC)43によって、制御基板40の底面側に設けられたコネクタ44に接続されている。そして、制御基板40及び電源基板41は、底面部にネジ止めされた薄い鋼板製の底面カバー45によって覆われている。
<制御系>
次に、上記構成の操作端末400及びラベルプリンタ1の制御系を、図7を用いて説明する。
図7に示すように、ラベルプリンタ1は、装置全体の制御を司るCPU231と、制御プログラム等を記憶し、書き換え可能であり、電源を切ってもデータが消えない不揮発性記憶素子であるFLASH ROM234と、CPU231が制御プログラムを実行する場合において発生する一時的なデータ等が記憶される揮発性記憶素子であるSRAM233と、ラベルプリンタ1のパラメータ情報や履歴情報等が記憶される不揮発性記憶素子であるEEPROM235とを備えている。そして、CPU231よりFLASH ROM234、SRAM233、及びEEPROM235に記憶されている情報を参照可能なように、双方間はバスを介して接続している。
またラベルプリンタ1は、入出力インタフェース236を備えている。入出力インタフェース236は、CPU231と、CPU231に接続される各種デバイス(ボタン7A〜7D、後述の駆動回路243、駆動回路244、及びUSBコントローラ242)との間に挿入される。そして、入出力信号間の電圧変換処理、インピーダンス変換処理、タイミング調整処理等を行うことにより、CPU231から各種デバイスに対して出力される信号を各種デバイスにて認識可能となると共に、各種デバイスよりCPU231に対して送信される信号をCPU231にて認識可能となる。
またラベルプリンタ1は、上記ボタン7A〜7Dを備えている。ユーザによりボタン7A〜7Dを操作された場合における操作内容をCPU231にて認識することが可能なように、ボタン7A〜7Dと入出力インタフェース236とは電気的に接続している。
またラベルプリンタ1は、上記サーマルヘッド32を制御可能な駆動回路243を備えている。駆動回路243は、サーマルヘッド32を制御して印字ラベルに印字データを印刷させることが可能なように、サーマルヘッド32と電気的に接続されている。また駆動回路243は、CPU231より制御可能なように、入出力インタフェース236と電気的に接続されている。
またラベルプリンタ1は、上記プラテンローラ35を制御可能な駆動回路244を備えている。駆動回路244は、サーマルヘッド32による印字ラベルへの印字データの印字時において、プラテンローラ35を制御して印字ラベルを送出させることが可能なように、プラテンローラ35と電気的に接続されている。また駆動回路244は、CPU231より制御可能なように、入出力インタフェース236と電気的に接続されている。
またラベルプリンタ1は、USBコントローラ242を備えている。USBコントローラ242は、操作端末400と上記USBケーブル9を介して接続した状態で、操作端末400と通信を行うことが可能なように、電圧変換処理及びインピーダンス変換処理を行うためのコントローラデバイスである。そして、USBケーブル9を介して操作端末400より受信した信号をCPU231にて認識可能とするために、又はCPU231より送信された信号をUSBケーブル9を介して操作端末400に送信することが可能なように、USBコントローラ242と入出力インタフェース236とは電気的に接続している。
なお、上記CPU231、SRAM233、FLASH ROM234、EEPRPM235、駆動回路243,244、及びUSBコントローラ242等は、上述した制御回路部に含まれ、上記制御基板40に設けられている。
次に、操作端末400の電気的構成について説明する。操作端末400は、全体の制御を司るCPU410(演算手段に相当)と、CPU410の起動時において読み出されるBIOSプログラム等が記憶されているROM403と、OSやアプリケーションの実行ファイル等を記憶するハードディスクドライブ(HDD)406と、CPU410によりOSやアプリケーションが実行されている場合において必要となる一時的なデータ等が記憶される揮発性記憶素子であるRAM404等を備えている。そして、CPU410よりROM403、RAM404、及びHDD406に記憶されている情報を参照可能なように、それぞれCPU410とバス409を介して接続した状態となっている。
また操作端末400は、表示制御部407を備えている。表示制御部407は、表示データを記憶する表示用RAM(図示せず)を備えており、表示部401に制御信号を送信して表示データを表示させるために、表示部401とビデオケーブルを介して電気的に接続されている。また、表示制御部407は、CPU410からの表示制御が可能なように、バス409と電気的に接続している。
また操作端末400は、USBコントローラ408を備えている。USBコントローラ408は、周辺機器がUSBインタフェースを介してCPU410と通信を行うことが可能なように、電圧変換処理及びインピーダンス変換処理を行うためのコントローラデバイスである。図7に示す例では、上記操作部402及びラベルプリンタ1がUSBコントローラ408に接続した状態となっている。そして、操作部402の操作内容をCPU410にて検出可能なように、また、ラベルプリンタ1とCPU410との間で通信が可能なように、USBコントローラ408とバス409とは電気的に接続されている。
<記憶領域>
次に、ラベルプリンタ1が備える記憶素子である上記FLASH ROM234及びSRAM233の記憶領域について、図8及び図9を参照して説明する。
図8を参照し、FLASH ROM234の記憶領域について説明する。FLASH ROM234には、制御プログラム領域251が設けられている。制御プログラム領域251には、CPU231が各種デバイスを制御して処理を実行する場合の制御プログラムが記憶されている。制御プログラムは、CPU231が各種処理を実行する場合において、CPU231より読み出される。また、制御プログラム領域251には、アプリケーションプログラム領域252、USBデバイスドライバ領域253、及びその他の領域が設けられている。
制御プログラム領域251のうちアプリケーションプログラム領域252には、CPU231が実行する制御プログラムのうち、上位レベルの制御プログラム(ファイル操作(書き込み、読み出し)、ファイルの内容に基づく判断、各種ドライバプログラムへの命令等)が記憶されている。
制御プログラム領域251のうちUSBデバイスドライバ領域253には、USBケーブル9を介した通信のプロトコル制御を実行するUSBデバイスドライバが記憶されている。具体的には、USBデバイスドライバとして、マスストレージクラスドライバとプリンタクラスドライバとが記憶されている。これらは、ラベルプリンタ1がUSBケーブル9を介して操作端末400と通信を行う場合において、必要に応じていずれかのUSBデバイスドライバがCPU231より読み出され使用される。
CPU231により、USBデバイスドライバとしてプリンタクラスドライバが選択され使用される場合には、ラベルプリンタ1は操作端末400より印刷デバイスとして認識される。これにより、従来の一般的な印刷装置の使用方法と同様に、操作端末400からラベルプリンタ1に対して印字データを送信することによって、ラベルプリンタ1にて印字ラベルに印刷を行うことが可能となる。以下、印刷デバイスとして認識されるような駆動モードを「印刷デバイスモード」という。
またCPU231により、USBデバイスドライバとしてマスストレージクラスドライバが選択され使用される場合には、ラベルプリンタ1は操作端末400より記憶デバイスとして認識される。これにより、ラベルプリンタ1内の特定の記憶領域(FLASH ROM234中ディスク領域254、後述)が操作端末400の記憶領域として使用可能となる。以下、記憶デバイスとして認識されるような駆動モードを「記憶デバイスモード」という。
またFLASH ROM234には、ディスク領域254が設けられている。ディスク領域254には、操作端末400よりラベルプリンタ1が記憶デバイスとして認識されている状態において、操作端末400の記憶領域として使用可能なように設定されている。ディスク領域254には、印字データを編集するためのプログラム(エディタライト)の実行ファイルであるエディタライト実行ファイルが少なくとも記憶される(エディタライトの詳細については後述する。)。また、ラベルプリンタ1の駆動モードを切り替えるためのプログラムの実行ファイルである切替プログラム実行ファイルが記憶される。また、エディタによる作成途中の印字データである編集中データが記憶される。
また、FLASH ROM234には、ローカル領域255が設けられている。ローカル領域255は、ディスク領域254のように操作端末400より閲覧することはできないように設定されている。ローカル領域255には、プログラムのパラメータデータ等が記憶される。
次に、図9を参照し、SRAM233の記憶領域について説明する。SRAM233には、印字ラベルに印字を行う場合の印字データが一時的に記憶される印刷バッファ領域261が設けられている。また、フラグ情報を記憶するフラグ領域262が設けられている。また、その他の記憶領域が設けられている。
次に、操作端末400が備えるHDD406及びRAM404の記憶領域について説明する。HDD406には、図示しないが、印字データを編集するためのプログラム(フルエディタ;後述する図15、図16、図20のフローチャートを実行するプログラムである)の実行ファイルであるフルエディタ実行ファイルが記憶される。また、RAM404には、図示しないが、エディタによる作成途中の印字データである編集中データが記憶される。
<エディタライトとフルエディタ>
次に、ラベルプリンタ1のFLASH ROM234中ディスク領域254に記憶されるエディタライト実行ファイルと、操作端末400のHDD406に記憶されるフルエディタ実行ファイルとの相違点について説明する。双方とも、ラベルプリンタ1にて印刷処理を行う場合に必要な印字データを作成するためのプログラムであり、操作端末400にて実行可能なプログラムの実行ファイルである。そして、操作端末400にてこれらの実行プログラムを起動することにより、ユーザは、表示部401に表示されるエディタプログラムに基づいて印字データを作成することが可能となる。そして、作成された印字データに基づく印字が、ラベルプリンタ1のサーマルヘッド32によって形成される。
ここで、エディタライト、及びフルエディタでは、文字情報の他に、印刷条件(フォント、文字の大きさ、文字効果等)を編集して作成することが可能である。従って、作成される印字データには、文字情報の他に、印刷条件(フォント、文字の大きさ、文字効果等)等が含まれる。ここで、フルエディタを使用して印字データを作成する場合には、ラベルプリンタ1にて印刷可能なほぼすべての印刷条件を利用することが可能となっている。一方、エディタライトを使用して印字データを作成する場合には、ラベルプリンタ1にて印刷可能な印刷条件のうち一部分のみ利用することが可能となっている。そのため、フルエディタ実行ファイルのデータ容量は、エディタライト実行ファイルのデータ容量と比較して大きい。従って、フルエディタ実行ファイルは、大きな記憶容量を有する操作端末400のHDD406に記憶され、エディタライト実行ファイルは、大きな記憶容量を有することができないラベルプリンタ1のFLASH ROM234に記憶される。
なお、以下においては、エディタライトにて作成された印字データに含まれる印刷条件(以下「第一印刷条件」という。)と、フルエディタにて作成された印字データに含まれる印刷条件(以下「第二印刷条件」)とは一致せず、且つ、第一印刷条件は、第二印刷条件に含まれていない印刷条件を含んでおり、第二印刷条件は、第一印刷条件に含まれていない印刷条件を含んでいるものとする。
また、エディタライトがユーザにより操作端末400にて使用されるためには、ラベルプリンタ1のFLASH ROM234よりエディタライト実行ファイルがUSBケーブル9を経由して操作端末400に転送され、操作端末400のRAM404に記憶された状態とされなければならない。操作端末400のRAM404にエディタライト実行ファイルが記憶された状態で、エディタライトは起動可能となる(詳細は後述する。)。
また、フルエディタを使用して作成した印字データは、印刷デバイスとして認識した状態のラベルプリンタ1に対して送信され、ラベルプリンタ1にて印刷処理が実行される。従って、ラベルプリンタ1に対して印字データを送信するためには、あらかじめラベルプリンタ1に対して印字データを転送可能とするためのプリンタドライバがインストールされていなければならない。一方、エディタライトを使用して作成した印字データは、記憶デバイスとして認識した状態のラベルプリンタ1に対して転送され、FLASH ROM234のディスク領域254に直接記憶された状態で、ラベルプリンタ1にて印刷処理が実行される。従って、フルエディタを使用した場合の印刷処理とは異なり、ラベルプリンタ1に対して印字データを送信するためのプリンタドライバは必要としない。
<データの流れ>
次に、ラベルプリンタ1のCPU231が操作端末400と通信を行う場合における、ラベルプリンタ1内のデータの流れについて、図10を参照して説明する。
図10に示すように、FLASH ROM234は、制御プログラムとしてアプリケーションプログラム256とUSBデバイスドライバ257とを備えている。また、USBデバイスドライバ257としてプリンタクラスドライバ258とマスストレージクラスドライバ259とを備えている。USBデバイスドライバ257は、実際にUSBコントローラ242を制御して操作端末400とUSBケーブル9を介した通信を実行する場合において、事前にCPU231により読み出されて使用されるプログラムである。
CPU231は、USBデバイスドライバとしてプリンタクラスドライバ258とマスストレージクラスドライバ259とのいずれかを選択して読み出し、使用することによって、操作端末400とUSBケーブル9を介した通信を実行している。そして、CPU231がUSBデバイスドライバ257としてマスストレージクラスドライバ259を選択した場合には、操作端末400はラベルプリンタ1を記憶デバイスとして認識する。これにより、操作端末400がラベルプリンタ1とUSBケーブル9を介して接続した状態で、FLASH ROM234のディスク領域254が操作端末400の記憶領域として使用可能となる。
また、CPU231がUSBデバイスドライバ257としてプリンタクラスドライバ258を選択した場合には、操作端末400はラベルプリンタ1を印刷デバイスとして認識する。これにより、操作端末400がラベルプリンタ1とUSBケーブル9を介して接続した状態で、操作端末400よりラベルプリンタ1に対して印字データを転送し印刷指示を行うことによって、ラベルプリンタ1に印刷処理を実行させることが可能な状態となる。
そして、選択され読み出されたUSBデバイスドライバに基づいて、USBコントローラ242が制御されることにより、USBケーブル9を介して操作端末400と通信を行うことが可能となる。
<本実施形態の特徴>
前述したように、操作端末400の操作対象となるラベルプリンタ1においては、駆動モードとして、記憶デバイスモード及び印刷デバイスモードのいずれか一方が選択的に実行される。駆動モードが印刷デバイスモードである場合には、操作端末400はラベルプリンタ1を印刷デバイスと認識する。この場合には、操作端末400において印刷デバイス用のアプリケーションプログラムである上記フルエディタを用いて所望の印字を形成するための印字データが作成され、その印字データがラベルプリンタ1に対し転送され、印字形成処理が実行される。したがって、多少操作が複雑だったり手間がかかったりしても意図する所望の態様の印字形成を高精度に実行したいユーザ(以下適宜、「通常ユーザ」という)にとっては、この印刷デバイスモードのほうが便利である。
一方、駆動モードが記憶デバイスモードである場合には、上述したように、操作端末400はラベルプリンタ1を記憶デバイスとして認識する。この場合には、操作端末400に上記のような印字データの編集プログラムを予めインストールすることなしに、操作端末400より、ラベルプリンタ1に記憶されている印字データの編集プログラムの実行ファイルである上記エディタライト実行ファイルを容易に使用することができる。特に、操作端末400よりラベルプリンタ1に対して各種データを容易に記憶させることができるので、前述したように、あらかじめ操作端末400にプリンタドライバをインストールしなくても、印字データを直接ラベルプリンタ1の上記ディスク領域254に記憶させてラベルプリンタ1に印字処理を実行させることができる。したがって、印字態様や編集操作に多少の制限があったとしても簡単な操作で手軽にかつ迅速に印字形成を行いたいユーザ(以下適宜、「ライトユーザ」という)にとっては、この記憶デバイスモードのほうが便利である。
ここで、上記通常ユーザとライトユーザが同一のラベルプリンタ1を共用して使用する場合があり得る。このような場合、例えば記憶デバイスモードにあるラベルプリンタ1に対し、(常には印刷デバイスモードでラベルプリンタ1を使用する)通常ユーザが誤って上記フルエディタを用いて印字データを生成し印字形成を行おうとすると、正しい印字形成が行われない可能性がある。逆に、例えば印刷デバイスモードにあるラベルプリンタ1に対し、(常には記憶デバイスモードでラベルプリンタ1を使用する)ライトユーザが誤ってそのままラベルプリンタ1を操作端末400へ接続すると、ラベルプリンタ1のプラグアンドプレイが始まってしまい、当該ライトユーザが混乱する可能性がある。
そこで、本実施形態では、上記のような弊害を回避して通常ユーザとライトユーザとの共用を円滑に行うために、基本的にラベルプリンタ1が上記記憶デバイスモードにあることを前提としつつ、(上記印刷デバイスモードにあるラベルプリンタ1を制御するための)上記フルエディタに対し、当該ラベルプリンタ1を印刷デバイスモードへ切り替える機能を付加している。具体的には、上記通常ユーザが、操作端末400を記憶デバイスモードであるラベルプリンタ1と接続して印刷処理を実行する際、フルエディタを起動した状態で所定の切替契機操作(後述)を行うことにより、操作端末400からの切替信号によってラベルプリンタ1が一時的に自動的に上記印刷デバイスモードへ切り替えられる。以下、その制御内容の詳細を、図11乃至図14を参照して説明する。
<通常ユーザによるフルディタの起動>
図11は、ラベルプリンタ1が記憶デバイスモードのまま、上記通常ユーザの適宜の操作によって操作端末400において上記フルエディタが起動されたときの、表示部401に表示されるラベル編集画面70を表している。
図11に示すように、ラベル編集画面70は、ツールバー領域71と、文字等の印字情報を入力するラベル編集領域72と、を備えている。ツールバー領域71は、上記ラベルプリンタ1のロールシートホルダ3に装着されたロールシート3Aの媒体情報(この例ではロールシート3Aのテープ幅情報)を検出する「テープ検出」ボタン71bと、そのロールシート3Aの媒体情報を表示する媒体情報表示欄71aと、印字データをロールシート3Aに印字形成し印字ラベルを作成する印刷指示をラベル作成装置1に行うための「印刷」ボタン71cと、使用するラベルプリンタ1の機種名(この例では「QL−700」)及びこれに対応したマーク71dと、を有する。(後述のような各種処理を行う前の)このフルエディタ起動直後の時点では、媒体情報表示欄71aに、例えば前回設定したテープ幅「12mm」がデフォルトとして表示されている。また、これに対応して、ラベル編集領域72には、上記テープ幅12mmに対応したラベルイメージ枠Gが表示されている。
このような状態で、上記通常ユーザが、操作部402の操作により「テープ検出」ボタン71bをクリックすると、図12に示すように、ラベル編集領域72にモード一時切替警告表示73が割り込みウィンドウの形で表示される。この例では、モード一時切替警告表示73は、「一時的にプリンタをフルエディタで使用できるモードに変更します。常時フルエディタで使用できるモードに変更するには、エディタライトへの切替ボタンを押してください。」のメッセージとなっている。なお、ここでいう「切替ボタン」とは前述したラベル作成装置1の切替ボタン7Dのことである。以下に述べるような本実施形態のエディタの一時切替機能(記憶デバイスモードから印刷デバイスモードへの一時的な切替)を用いることなく常時「印刷デバイスモード」としたい場合には、上記切替ボタン7Dを操作すればよい。
上記の表示に対応して、通常ユーザが、操作部402の操作により、モード一時切替警告表示73中に表示される「OK」ボタン73aをクリックすると、ラベルプリンタ1は、それまでの記憶デバイスモードから(フルエディタを使用できる)上記印刷デバイスモードに一時的に切り替わる。これにより、図示のように起動されているフルエディタの編集画面70上において、ラベルプリンタ1のオンライン状態が確認表示される(図示省略)。その後、上記オンライン状態となったラベルプリンタ1より、上記シート判別センサP1〜P5により検出されたロールシート3Aの媒体情報(この例ではテープ幅情報)が取得される。この結果、図13に示すように、媒体情報表示欄71aに、当該取得されたテープ幅情報が表示され、ラベル編集領域72に上記取得されたテープ幅に対応したラベルイメージ枠Gが改めて表示される。この例では、ロールシートホルダ3にテープ幅24mmのロールシート3Aが装着されており、上記媒体情報表示欄71aには当該取得されたテープ幅「24mm」が表示されている。そして、ラベル編集領域72に、上記取得されたテープ幅(24mm)に拡大されたラベルイメージ枠Gが表示され、このラベルイメージ枠G内において、印字ラベルの編集操作が受け付けられる。すなわち、上記通常ユーザは、操作部402を介した適宜の操作入力により、上記ラベルイメージ枠G中の印字入力領域G1に印字オブジェクト(この例ではテキスト文字)を入力し、編集操作をすることができる。
その後、図14に示すように、上記印字入力領域G1へのテキスト文字R(この例では「UENO−TECH」の文字)の入力が完了(編集操作が完了)し、所望のラベルイメージMが完成したら、通常ユーザが上記「印刷」ボタン71cをクリックすることで、当該ラベルイメージMに対応した印字データが、ラベルプリンタ1へと送信される。これにより、ラベルプリンタ1において、上記テキスト文字Rが印字形成された印字ラベルが作成される。
<操作端末での制御手順>
上述した手法を実現するために、操作端末400のCPU410が実行する制御手順を、図15に示す。図15のフローは、(前述したように常態の駆動モードである)上記記憶デバイスモードのラベルプリンタ1と接続(但し後述のようにオフラインである)された操作端末400において、上記フルエディタが実行されると開始される。
図15において、まず、ステップS5で、まず、CPU410は、表示部402に制御信号を出力し、ラベル編集画面70を表示させる。そして、このラベル編集画面70上において、操作部402での通常ユーザの適宜の操作による、操作対象とするラベルプリンタ1(この例では、上記モード切替機能を備えた機種である上記機種「QL−700」)の選択操作を受け付ける。なお、このステップS5が、各請求項記載の選択受付手順に相当する。
その後、ステップS10に移り、CPU410は、USBコントローラ408へ制御信号を出力し、操作端末400に接続されている上記ラベルプリンタ1がオフライン状態であるか否かを公知の手法により判定する。上記ラベルプリンタ1が印刷デバイスモードであればオンライン状態であるから判定が満たされず(ステップS10:NO)、このフローを終了する。上記ラベルプリンタ1が記憶デバイスモードであった場合、エディタ上においては当該ラベルプリンタ1はオフライン状態となることから判定が満たされ(ステップS10:YES)、ステップS15に移る。なお、このステップS10が、各請求項記載のオフライン判定手順に相当する。
ステップS15では、CPU410は、USBコントローラ408へ制御信号を出力し、上記ラベルプリンタ1において、マスストレージとしてのドライブがあるか否かを判定する。上記ラベルプリンタ1においてマスストレージとしてのドライブ(すなわち記憶装置として使用できる記憶領域の容量)がなければ判定が満たされず(ステップS15:NO)、このフローを終了する。上記ラベルプリンタ1においてマスストレージとしてのドライブがあれば判定が満たされ(ステップS15:YES)、ステップS20に移る。なお、このステップS15が、各請求項記載の接続判定手順に相当する。
ステップS20では、CPU410は、USBコントローラ408へ制御信号を出力し、USBケーブル9を介して、上記ラベルプリンタ1が所定の適合条件を満たすか否かを判定する。このときの所定の適合条件としては、例えば、上記ステップS15で見つかった、利用可能なドライブがリムーバブルディスクであることや、上記ステップS10で選択されたラベルプリンタ1の機種が(本実施形態の手法による)記憶デバイスモードからの一時的切替に対応している機種であることや、信号の入力ポートがUSB接続用のモードになっていること、等が考えられ。上記ラベルプリンタ1が以上の適合条件を1つでも欠いていれば判定が満たされず(ステップS20:NO)、このフローを終了する。上記ラベルプリンタ1が上記適合条件をすべて満たしていれば判定が満たされ(ステップS20:YES)、ステップS25に移る。
ステップS25では、CPU410は、操作部402での通常ユーザの適宜の操作により、上記ラベル編集画面70上に表示されている「テープ検出」ボタン71bがクリック操作されたか否かを判定する。「テープ検出」ボタン71bが操作されるまでは判定が満たされず(ステップS25:NO)、ループ待機する。「テープ検出」ボタン71bのクリック操作がなされたら(図11参照)判定が満たされ(ステップS25:YES)、ステップS30に移る。なお、この「テープ検出」ボタン71bのクリック操作が各請求項記載の切替契機操作に相当し、このステップS25が、各請求項記載の切替受付手順に相当する。
ステップS30では、CPU410は、表示部402に制御信号を出力し、表示部402上のラベル編集画面72に、前述の「一時的にプリンタをフルエディタで使用できるモードに変更します。常時フルエディタで使用できるモードに変更するには、エディタライトへの切替ボタンを押してください。」のメッセージからなるモード警告表示73(図12参照)を表示させる。ステップS30が終了すると、ステップS35に移る。なお、このステップS30が、各請求項記載の切替確認手順に相当する。
ステップS35では、CPU410は、操作部402での通常ユーザの適宜の操作により、モード警告表示73中に表示されている「OK」ボタン73aがクリックされたか否かを判定する。「OK」ボタン73aのクリック操作があるまでは判定が満たされず(ステップS35:NO)、ループ待機する。「OK」ボタン73aのクリック操作があると判定が満たされ(ステップS35:YES)、ステップS40に移る。
ステップS40では、CPU410は、USBコントローラ406へ制御信号を出力し、USBケーブル9を介して印刷デバイスモード切替信号をラベルプリンタ1に出力する。これにより、ラベルプリンタ1の予め決められた所定の記憶領域(例えば上記SRAM233)に印刷デバイスモード切替コマンドが書き込まれ、ラベルプリンタ1のCPU231がその後の適宜のタイミングで上記書き込まれたコマンドを読み出すことで、ラベルプリンタ1が上記記憶デバイスモードから印刷デバイスモードへ一時的に切り替わる。なお、このステップS40が、各請求項記載の切替出力手順に相当する。ステップS40が終了すると、ステップS45に移る。
ステップS45では、CPU410は、USBコントローラ408へ制御信号を出力し、操作端末400に接続されている上記ラベルプリンタ1がオンライン状態となったか否か(オンライン状態が確認されたか)を公知の手法により判定する。上記ステップS40での印刷デバイスモード切替信号の出力によりラベルプリンタ1の駆動モードが印刷デバイスモードに切り替わり済みであれば、適宜の応答信号の受信に基づきオンライン状態となったことが確認される。オンライン状態が確認されるまでは判定が満たされず(ステップS45:NO)、ループ待機する。オンライン状態にあることが確認されれば判定が満たされ(ステップS45:YES)、ステップS50に移る。なお、このステップS45が、各請求項記載のオンライン判定手順に相当する。
ステップS50では、CPU410は、USBコントローラ408へ制御信号を出力し、USBケーブル9を介して、ラベルプリンタ1のロールシートホルダ3に装着されシート判別センサP1〜P5により検出されたロールシート3Aの上記媒体情報(この例ではテープ幅情報)を取得する(図13参照)。なお、このステップS50が、各請求項記載の媒体情報取得手順に相当する。ステップS50が終了すると、ステップS55に移る。
ステップS55では、CPU410は、上記のようにラベルプリンタ1が印刷デバイスモードに切り替わりオンライン状態となったことに対応した、操作部402の適宜の操作による、通常ユーザの編集操作(上記ラベル編集領域72の印字入力領域G1へのテキスト文字R等の操作入力)を受け付ける(図13及び図14参照)。ステップS55が終了すると、ステップS60に移る。
ステップS60では、CPU410は、上記ステップS55で受け付けた編集操作で入力されたテキスト文字R等に対応した印字データを生成する。ステップS55が終了すると、ステップS65に移る。
ステップS65では、CPU410は、操作部402での通常ユーザの適宜の操作により、ラベル編集画面70上の「印刷」ボタン71cがクリックされたか否かを判定する。「印刷」ボタン71cのクリック操作があるまでは判定が満たされず(ステップS65:NO)、ステップS55に戻り、上記同様の手順を繰り返す。「印刷」ボタン71cのクリック操作があれば(図14参照)判定が満たされ(ステップS65:YES)、ステップS70に移る。
ステップS70では、CPU410は、USBコントローラ408へ制御信号を出力し、上記ステップS60で生成した印字データをUSBケーブル9を介してプリンタ1へ送信する。その後、このフローを終了する。
<ラベルプリンタでの制御手順>
上述した操作端末400のCPU410は、による制御手順の実行に対応し、ラベルプリンタ1のCPU231が実行する制御手順を、図16に示す。図16のフローは、例えばラベル作成装置1の電源ボタン7AがONになったときに開始される。なお、このフローの開始時には、前述のように、切替ボタン7Dの操作等により、予め、ラベルプリンタ1の駆動モードは上記記憶デバイスモードになっている。
図16において、まず、ステップS100で、CPU231は、操作端末400からの上記印刷デバイスモード切替信号の入力(上記図15のステップS40参照)があったか否かを判定する。詳細には、前述したように、CPU231は、上記SRAM233に書き込まれた上記印刷デバイスモード切替コマンドを読み出すことができたか否か、を判定する。上記印刷デバイスモード切替信号の入力がなければ判定が満たされず(ステップS100:NO)、後述のステップS120に移る。上記印刷デバイスモード切替信号の入力があれば判定が満たされ(ステップS100:YES)、ステップS120に移る。
ステップS110では、CPU231は、FLASH ROM234のディスク領域254に記憶されている切替プログラム実行ファイルを起動して、ラベルプリンタ1の駆動モードを上記記憶デバイスモードからプリンタデバイスモードへ反転切替する。ステップS110が終了すると、ステップS120に移る。
ステップS120では、CPU231は、ラベルプリンタ1の上記電源ボタン7AがOFFされたか否かを判定する。通常ユーザが電源ボタン7AをOFF操作がしていなければ判定が満たされず(ステップS120:NO)、上記ステップS100に戻って同様の手順を繰り返す。通常ユーザが電源ボタン7Aを押下しOFF操作した場合は判定が満たされ(ステップS120:YES)、ステップS130に移る。
ステップS130では、CPU231は、FLASH ROM234のディスク領域254に記憶されている切替プログラム実行ファイルを起動して、ラベルプリンタ1の駆動モードをプリンタデバイスモードから元の記憶デバイスモードへ切り替える。その後、このフローを終了する。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態におけるラベルプリンタ1は、駆動モードとして、記憶デバイスモード及び印刷デバイスモードのいずれか一方が選択的に実行される。このとき、印刷デバイスモードで印字形成を高精度に実行したい上記通常ユーザと、簡単な操作で手軽にかつ迅速に印字形成を行いたいライトユーザとが同一のラベルプリンタ1を共用して使用する場合があり得る。このような場合においても通常ユーザとライトユーザとの共用を円滑に行うために、本実施形態では、基本的にラベルプリンタ1が記憶デバイスモードにあることを前提としつつ、フルエディタに対し、ラベルプリンタ1を記憶デバイスモードから印刷デバイスモードへ切り替える機能が付加されている。
すなわち、前述したように、フルエディタが実行された状態で、まずラベルプリンタ1の選択が受け付けられた(図15のステップS5参照)後、ラベルプリンタ1がオフライン状態であるか否かが判定される(ステップS10参照)。上述のようにしてラベルプリンタ1が記憶デバイスモードであった場合には当該フルエディタ上においては当該ラベルプリンタ1はオフライン状態となることから上記判定が満たされ、その後、当該ラベルプリンタ1が記憶デバイスとして操作端末400に接続されているか否かが判定される(ステップS15参照)。そして、この判定が満たされたことを契機に、上記ラベルプリンタ1に対して、記憶デバイスモードから印刷デバイスモードへ切り替える上記印刷デバイスモード切替信号が出力される(ステップS40参照)。この結果、上記のようにして記憶デバイスモードにあったラベルプリンタ1は、印刷デバイスモードに切り替えられる。
以上により、上記通常ユーザは、記憶デバイスモードのラベルプリンタ1に対し操作端末を接続した後、フルエディタにより上記図15に示す制御手順を実行するだけで、(上記切替ボタン7Dを手動操作しなくても)ラベルプリンタ1を上記印刷デバイスモードに切り替えることができ、これによって所望の態様の印字形成を高精度に実行することができる。また、上記ライトユーザは、上述のように基本的にラベルプリンタ1が記憶デバイスモードであることから、当該記憶デバイスモードのままのラベルプリンタ1を用いて上述のように簡単な操作で手軽にかつ迅速に印字形成を行うことができる。これにより、通常ユーザとライトユーザとによる同一のラベルプリンタ1の共用を円滑に行うことができる。
また、本実施形態では特に、上記特定のラベルプリンタ1が記憶デバイスとして操作端末400に接続されていると判定され、かつ、所定の切替契機操作(上記の例では「テープ検出」ボタン71bの押下)を受け付けたときに、ラベルプリンタ1に対し上記印刷デバイスモード切替信号を出力する。これにより、切替契機操作の受付に応じ、通常ユーザの意思を反映した印刷デバイスモードへの切替を確実に実行することができる。また、ラベルプリンタ1は、電源ボタン7AのOFFによって駆動モードが切り替え前のもとのモードに復帰する(図16のステップS130参照。すなわち、上記印刷デバイスモードへの切り替えは一時的なものとなる)。これにより、仮に上記のような印刷デバイスモードへの切り替え後の状態においてライトユーザがラベルプリンタ1を使用開始する場合があったとしても、一旦電源をOFFすることでラベルプリンタ1を記憶デバイスモードへ戻すことができるので、円滑に印字形成を行うことができる。
また、本実施形態では特に、上記切替契機操作としての、ロールシートホルダ3に装着されたロールシート3Aの媒体情報の検出指示を受けたときに、上記印刷デバイスモード切替信号を出力する。これにより、通常ユーザは、エディタを起動した後、編集画面70上において「テープ検出」ボタン71bのクリックを行うだけで、印刷デバイスモードへの一時切替を確実に実行することができる。
また、本実施形態では特に、上記印刷デバイスモード切替信号の出力後に、ラベルプリンタ1がオンライン状態となったか否かが判定され(図15のステップS45参照)、オンライン状態が確認された後に、上記媒体情報の取得が行われる(ステップS50参照)。これにより、ステップS25による「テープ検出」ボタン71bのクリック操作で媒体情報検出指示をしたにもかかわらず、ラベルプリンタ1がオンライン状態となっておらず(すなわち印刷デバイスモードへ切り替わり終えておらず)媒体情報の取得に失敗するという不都合を、確実に回避することができる。
また、本実施形態では特に、上記印刷デバイスモード切替信号の出力の可否の確認を促すモード警告表示73が行われる。これにより、通常ユーザに対し、一時的に印刷デバイスモードへの切り替えが行われることを確実に認識させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
(1)印刷指示を契機にモード切替信号を出力する場合
上記実施形態では、切替契機操作としての、ラベルプリンタ1のロールシートホルダ3に装着されたロールシート3Aの媒体情報の検出指示を受け付けたこと(言い換えれば「テープ検出」ボタン71bをクリック操作したこと)を契機に、ラベルプリンタ1に対し上記印刷デバイスモード切替信号が出力されたが、これに限られない。すなわち、上記装着されたロールシート3Aへの印字形成指示を切替契機操作とし、当該印字形成指示を受け付けたことを契機に、ラベルプリンタ1に対し上記印刷デバイスモード切替信号を出力してもよい。以下、そのような変形例における制御内容の詳細を、図17乃至図19を参照して説明する。
<通常ユーザによるフルディタの起動>
図17は、本変形例において、ラベルプリンタ1が記憶デバイスモードのまま、上記通常ユーザの適宜の操作によって操作端末400において上記フルエディタが起動された状態を表している。このとき、本変形例では、ロールシートホルダ3にテープ幅24mmのロールシート3Aが装着されていることが事前にわかっており、例えば操作部402を介した通常ユーザの適宜の操作により上記媒体情報表示欄71aには当該テープ幅「24mm」が表示された状態となっている。そして、ラベル編集領域72に、上記テープ幅(24mm)に対応したラベルイメージ枠Gが表示され、このラベルイメージ枠G内において、印字ラベルの編集操作が受け付けられている。すなわち、上記通常ユーザは、操作部402を介した適宜の操作入力により、上記ラベルイメージ枠G中の印字入力領域G1に印字オブジェクト(この例では「UENO−TECH」のテキスト文字)を入力し、編集操作を行う。
上記のようにして、印字入力領域G1へのテキスト文字Rの入力が完了(編集操作が完了)して所望のラベルイメージMが完成し、図18に示すように、通常ユーザが上記「印刷」ボタン71cをクリックすると、上記実施形態の図12と同様、ラベル編集領域72にモード一時切替警告表示73が表示される。
上記の表示に対応して、図19に示すように、通常ユーザが、操作部402の操作により、モード一時切替警告表示73中に表示される「OK」ボタン73aをクリックすると、上記実施形態と同様、ラベルプリンタ1は、それまでの記憶デバイスモードから(フルエディタを使用できる)上記印刷デバイスモードに一時的に切り替わる。これにより、フルエディタの編集画面70上において、ラベルプリンタ1のオンライン状態が確認表示された(図示省略)後、上記ラベルイメージMに対応した印字データが、ラベルプリンタ1へと送信される。これにより、ラベルプリンタ1において、上記テキスト文字Rが印字形成された印字ラベルが作成される。
<操作端末での制御手順>
上述した手法を実現するために、本変形例における操作端末400のCPU410が実行する制御手順を、図20に示す。図20のフローは、図15のフローにおいて、ステップS25、ステップS50を省略するとともに、ステップS20とステップS30との間にステップS55〜ステップS65を移動した点が異なる。
図20において、ステップS5〜ステップS20は、上記図15と同様である。すなわち、ステップS5において表示部402にラベル編集画面70が表示された後、ステップS10でラベルプリンタ1のオフライン状態が確認され、ステップS15でマスストレージとしてのドライブが確認される。そして、ステップS20でラベルプリンタ1が上記所定の適合条件を満たすと判定が満たされ(ステップS20:YES)、ステップS55に移る。
ステップS55、ステップS60、及びステップS65の処理内容は、図15と同様である。すなわち、CPU410は、ステップS55では、操作部402の適宜の操作による通常ユーザの編集操作を受け付け(図17参照。但しこの時点でラベルプリンタ1はまだオフライン状態のままである)、ステップS60では、対応する印字データを生成する。そして「印刷」ボタン71cのクリック操作によりステップS65の判定が満たされると(ステップS65:YES)、ステップS30に移る。なお、本変形例では、上記「印刷」ボタン71cのクリック操作が各請求項記載の切替契機操作に相当し、このステップS65が、各請求項記載の切替受付手順に相当する。
ステップS30〜ステップS45の処理内容は、図15と同様である。すなわち、ステップS30でラベル編集画面72にモード警告表示73(図12参照)を表示させ(図18参照)、「OK」ボタン73aのクリックによってステップS35の判定が満たされ(S35:YES)、ステップS40で、印刷デバイスモード切替信号をラベルプリンタ1に出力する。
その後、ステップS45の処理内容は図15と同様であり、上記印刷デバイスモード切替信号の出力によりラベルプリンタ1が印刷デバイスモードに切り替わり済みでオンライン状態となったことが確認されれば判定が満たされ(ステップS45:YES)、ステップS70に移る。ステップS70の処理内容は、図15と同様であり、CPU410は、(上記ステップS45でオンライン状態となる前に)上記ステップS60で生成した印字データを、USBケーブル9を介してプリンタ1へ送信する。その後、このフローを終了する。
以上のように構成した本変形例では、上記切替契機操作としての、ロールシート3Aへの印字形成指示を受け付けた(言い換えれば「印刷」ボタン71cがクリックされた)ことを契機に、上記印刷デバイスモード切替信号を出力する(ステップS30参照)。これにより、上記通常ユーザは、エディタを起動した後、編集画面70上において「印刷」ボタン71cのクリックを行うだけで、印刷デバイスモードへの一時切替を確実に実行することができる。
(2)その他
なお、以上は、印刷装置として、被印字テープに所望の印刷を行って印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置に対し本発明を適用した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、印刷装置の一例として、例えばA4、A3、B4、B5サイズ等の通常の被印刷用紙に画像を形成したり文字を印刷するプリンタや、バッテリ電源により駆動される携帯用プリンタに対し、本発明を適用してもよい。この場合も同様の効果を得る。
なお、図7、図10に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
なお、上記図15、図16、図17のシーケンスは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 ラベルプリンタ(印刷装置)
3A ロールシート(被印字媒体)
32 サーマルヘッド(印字手段)
234 FLASH ROM
400 操作端末
406 HDD
410 CPU(演算手段)

Claims (3)

  1. 被印字媒体に印字データを印刷する印字手段を有するとともに、モード切替信号の入力に応じて記憶デバイスモード及び印刷デバイスモードのうちいずれか一方の駆動モードへ選択的に切り替え可能な印刷装置を操作可能に接続され、前記印刷装置が前記記憶デバイスモードのときには当該印刷装置を記憶デバイスとして認識するとともに前記印刷装置が前記印刷デバイスモードのときには当該印刷装置を印刷デバイスとして認識するとともに前記モード切替信号の入力に応じた駆動モードの切り替え後、電源OFFによって前記駆動モードがもとのモードに復帰する前記印刷装置を操作可能に接続された操作端末に備えられた演算手段により実行される、前記印刷デバイスモードにある前記印刷装置を制御するための印刷処理プログラムであって、
    前記演算手段に対し、
    操作対象とする特定の前記印刷装置の選択を受け付ける選択受付手順と、
    前記選択受付手順で受け付けた前記特定の印刷装置がオフライン状態であるか否かを判定するオフライン判定手順と、
    前記オフライン判定手順で前記特定の印刷装置がオフライン状態であると判定された場合、当該特定の印刷装置が前記記憶デバイスとして前記操作端末に接続されているか否かを判定する接続判定手順と、
    前記接続判定手順で前記特定の印刷装置が前記記憶デバイスとして前記操作端末に接続されていると判定されたことを契機に、前記印刷装置に対し、前記モード切替信号を出力する切替出力手順と、
    前記モード切替信号の出力のための切替契機操作を受け付ける切替受付手順と、
    を実行させ
    前記切替出力手順は、
    前記接続判定手順で前記特定の印刷装置が前記記憶デバイスとして前記操作端末に接続されていると判定され、かつ、前記切替受付手順で前記切替契機操作を受け付けたときに、前記印刷装置に対し前記モード切替信号を出力し、
    前記切替受付手順は、
    前記切替契機操作としての、前記印刷装置に装着された前記被印字媒体の媒体情報の検出指示、若しくは、前記印刷装置に装着された前記被印字媒体への印字形成指示、を受け付けたときに、前記モード切替信号を出力する、
    ことを特徴とする印刷処理プログラム。
  2. 請求項記載の印刷処理プログラムにおいて、
    前記切替受付手順は、前記媒体情報の検出指示を受け付けたときに前記モード切替信号を出力し、
    かつ、前記演算手段に対し、さらに、
    前記モード切替信号の出力後、前記特定の印刷装置がオンライン状態となったか否かを判定するオンライン判定手順と、
    前記オンライン判定手順で前記特定の印刷装置がオンライン状態となったと判定された場合に、前記印刷装置に装着された前記被印字媒体の前記媒体情報の取得を行う媒体情報取得手順と、
    を実行させることを特徴とする印刷処理プログラム。
  3. 請求項1又は請求項記載の印刷処理プログラムにおいて、
    前記演算手段に対し、さらに、
    前記接続判定手順で前記特定の印刷装置が前記記憶デバイスとして前記操作端末に接続されていると判定されたことを契機に、前記モード切替信号の出力の可否の確認を促す表示を行う切替確認手順を実行させ、
    前記切替出力手順は、
    前記接続判定手順で前記特定の印刷装置が前記記憶デバイスとして前記操作端末に接続されていると判定され、前記切替確認手順での表示に応じて前記切替受付手順で前記切替契機操作を受け付けたときに、前記印刷装置に対し前記モード切替信号を出力する
    ことを特徴とする印刷処理プログラム。
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