JP6148878B2 - レーザ加工機の同軸ノズル - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ加工機の同軸ノズルに係り、特に、ノズルの冷却回路を備えたものに関する。
従来、レーザ用同軸ノズル(レーザノズル)200は、ワークの溶接をする際、溶接部からの反射光がレーザ発振器やその光学系に戻りレーザ発振器やその光学系にダメージを与えてしまうことを防止するために、ワークWの加工面に対して10°〜20°傾けてられている(図2参照)。
なお、従来の技術に関する文献として、例えば、特許文献1、特許文献2を掲げることができる。
特開平7−68382号公報 特公平4−2353号公報
ところで、レーザノズルを傾けることで、レーザ発振器やその光学系でのダメージの発生は防止できるが、ワークの加工面からの反射光がレーザノズルにあたってしまい(照射されてしまい)、レーザノズルが過熱してしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、レーザ発振器やその光学系でのダメージの発生を防止すべく、ワークの加工面に対してレーザ加工機の同軸ノズルを傾けて使用することで、ワークの加工面からの反射光が同軸ノズルにあたっても、同軸ノズルが過熱することを防ぐことがきるレーザ加工機の同軸ノズルを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、内側をレーザ光とインナーガスとが通過するインナーノズルと、前記インナーノズルの外側に設けられているアウターノズルと、前記インナーノズルを冷却する冷却回路とを有するレーザ加工機の同軸ノズルにおいて、前記冷却回路は、前記インナーノズルと前記アウターノズルとの間に存在する筒状の空間に、中間筒状体を設置することで、前記クロスジェットガスのみが流れる空間を前記インナーノズルの外周の少なくとも一部を囲むようにして形成して、前記クロスジェットガスを用いて前記インナーノズルの外周を冷却するようにしたレーザ加工機の同軸ノズルである。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のレーザ加工機の同軸ノズルにおいて、レーザ加工機の同軸ノズルから発したレーザ光が照射されるワークの部位からは、ウターノズルが見えないようにインナーノズルで遮られているレーザ加工機の同軸ノズルである。
請求項に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のレーザ加工機の同軸ノズルにおいて、前記インナーノズルの周壁または該インナーノズルの内部に連通する筒状部品の周壁に、前記インナーノズルの内側に前記インナーガスを供給する供給口が設けられ、前記周壁の外側に、前記供給口とインナーガスの流入口とを有し該流入口から流入するインナーガスを流入時の流体エネルギーを減衰させた上で前記供給口から排出するインナーガスチャンバが設けられ、前記供給口に、前記インナーノズルの内側に供給するインナーガスの流れを層流化する整流手段が設けられているレーザ加工機の同軸ノズルである。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のレーザ加工機の同軸ノズルにおいて、前記供給口の通路面積が、前記インナーノズルの先端側の開口最小断面積と基端側の開口最小断面積の和よりも小さく設定されているレーザ加工機の同軸ノズルである。
本発明によれば、レーザ発振器やその光学系でのダメージの発生を防止すべく、ワークの加工面に対してレーザ加工機の同軸ノズルを傾けて使用することで、ワークの加工面からの反射光が同軸ノズルにあたっても、同軸ノズルが過熱することを防ぐことがきるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係るレーザ加工機の同軸ノズルが採用されているレーザ加工用ヘッドの概略構成を示す斜視図である。 レーザ加工機の同軸ノズルをワークの加工面に対して傾けて使用するときの状況を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るレーザ加工機の同軸ノズルの概略構成を示す断面斜視図である。 本発明の実施形態に係るレーザ加工機の同軸ノズルが採用されているレーザ加工用ヘッドの概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るレーザ加工機の同軸ノズルの概略構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
まず、実施形態に係るレーザ加工機(例えば、レーザ光LBを使用してワークを溶接するレーザ溶接機)の同軸ノズル1が採用されているレーザ加工用ヘッド3の概略構成を説明する。
レーザ加工用ヘッド3は、図1や図4で示すように、光学素子支持体5とクロスジェット組立体7とノズルベース9と同軸ノズル(レーザ加工機の同軸ノズル)1とを備えて構成されている。
ここで、説明の便宜のために、レーザ加工用ヘッド3の軸(中心軸)の延伸方向をZ軸方向とし、このZ軸方向における一端側を基端側(上側)とし、他端側を先端側(下側)とする。
光学素子支持体5は、レーザ加工用ヘッド3の基端部側に位置しており、光学素子支持体5の先端にはクロスジェット組立体7が一体的に設けられ、クロスジェット組立体7の先端にはノズルベース9が一体的に設けられ、ノズルベース9の先端には同軸ノズル1が一体的に設けられている。
光学素子支持体5は、レーザ光を集光する集光レンズ等の光学素子を支持しているものであり、クロスジェット組立体7は、光学素子支持体5に設けられている集光レンズ等の光学素子を保護するためにクロスジェットガスG3のエアーカーテンG4を生成するものである(図1参照)。
図示しないレーザ発振器が発したレーザ光LBは、レーザ加工用ヘッド3の内部を通って(レーザ加工用ヘッド3の中心軸やこのまわりを通って、Z軸方向の基端側から先端側に進み)同軸ノズル1から出射されてワークW(図2参照)に照射されるようになっている。
ここで、同軸ノズル1について詳しく説明する。同軸ノズル1は、インナーノズル13とアウターノズル15と冷却回路17とを備えて構成されている。
インナーノズル13は、筒状(例えば円筒状)に形成されており、内側をレーザ光と、レーザ光の加工部位に供給されるインナーシールドガス(インナーガス)G1とが通過することで、先端からワークWに向けてレーザ光LBを出射すると共に、ワークWに対する加工部位に向けてインナーシールドガスG1を噴出するようになっている(図3参照)。
インナーノズル13の内側は、レーザ光が通過するので、インナーシールドガスG1の流れを層流化する部品(ガスレンズ用メッシュなど)等を取り付けることができない。そのため、後述するように、レーザ光の通過を邪魔しない位置(レーザ光の通過する空間の側方)に層流化を実現するための部品を配置している。
インナーシールドガスG1とは、例えば、レーザ光が照射されたワークWの酸化を防止するとともに発生するプラズマを除去するためにワークWの加工部位に供給されるガスであり、ここでは、例えば窒素ガスやアルゴンガス等の不活性ガスが主に使用されている。プラズマとは、レーザ光によって蒸発したワークWの蒸気(ワークWが金属である場合には、金属蒸気)である。
アウターノズル15は、筒状(例えば円筒状)に形成されており、インナーノズル13の外側でインナーノズル13に一体的に連結されている。また、アウターノズル15は、インナーノズル13の外側に筒状(例えば円筒状)の空間(隙間)19を形成するように、インナーノズル13を囲んでおり、筒状の空間19のところをアウターシールドガス(アウターガス)G2が流れ、先端からアウターシールドガスG2を噴出するようになっている(図3参照)。
アウターシールドガスG2とは、例えば、レーザ光が照射された加工部位でのワークWの酸化を防止するために加工部位のまわりに供給されるガスであり、ここでは、例えば窒素ガスやアルゴンガス等の不活性ガスが主に使用されている。
アウターノズル15とインナーノズル13の間の筒状の空間19は、レーザ光が通過する部分ではないために、通常の層流化部品(ガスレンズ用メッシュ27など)を設置することができて、層流化した状態でアウターシールドガスG2をインナーノズル13に沿って噴出することができるようになっている。
なお、インナーノズル13の中心軸とアウターノズル15の中心軸とは、レーザ加工用ヘッド3の軸に一致している。レーザ加工用ヘッド3は、従来と同様にして、平面状のワークWの加工面に対し垂直な直線に対して、同軸ノズル1の軸を10°〜20°傾けて、ワークWにレーザ光を照射するようになっている(図2参照)。
冷却回路17は、インナーノズル13の外周を冷却するものである。冷却回路17は、前述したインナーシールドガスG1やアウターシールドガスG2とは異なるガスであるクロスジェットガスG3を用いてインナーノズル13の外周を冷却する構成になっている。クロスジェットガスG3とは、レーザ加工によって発生するスパッタから、レーザ光が通過する集光レンズ等の光学系を保護するためのガスである。
なお、冷却回路17で冷却に使用されたクロスジェットガスG3が、前述したように、クロスジェット組立体7で(光学素子支持体5の光学系とワークWのレーザ照射部との間で)エアーカーテンG4を形成し、集光レンズ等の光学系を保護するようになっている。
すなわち、クロスジェットガスG3によって、インナーノズル13内に入ってきた溶接のスパッタ等を吹き飛ばし、溶接のスパッタ等が光学素子支持体5の集光レンズやレンズ保護用のウィンドウに付着しないようにすることができる。なお、図1では、クロスジェットガスG3の経路が概略的に示されている。
また、冷却回路17は、インナーノズル13とアウターノズル15との間に存在する円筒状の空間(間隙)19に、例えば円筒状の中間筒状体21を設置することで(中間筒状体21をインナーノズル13に一体的に設置することで)、クロスジェットガスG3のみが流れる空間(例えば円筒状等の筒状の空間)23を形成している。この空間23は、インナーノズル13の外周の少なくとも一部を囲んでいる。
また、レーザ加工用ヘッド3では、同軸ノズル1から発したレーザ光が照射されるワークWの部位からは、インナーノズル13(特に、後述する先端側インナーノズル13B)で遮られていることで、アウターノズル15やその他の構成体(光学素子支持体5、クロスジェット組立体7、ノズルベース9等)が見えないように構成されている。もちろん、平面状のワークWの加工面に対し垂直な直線に対して、同軸ノズル1の軸を10°〜20°傾けて加工する場合にあっても、見えないようになっている。
同軸ノズル1についてさらに詳しく説明する。
図5等で示すように、ノズルベース9の先端(下端)には、インナーノズル13の内側の空間34に連通する筒状部品として円筒状のメッシュ支持体25が設けられており、そのメッシュ支持体25の外側に、メッシュ支持体25よりも径の大きい円筒状のパーテーション29が設けられ、このパーテーション29の外側に、パーテーション29よりも径の大きい円筒状のノズルホルダー33が設けられている。
パーテーション29は、アウターノズル15の内側の円筒状の空間19の内部に別の空間を仕切るもので、メッシュ支持体25とパーテーション29との間には、その別の空間として、円筒状のインナーガスチャンバ31が確保されている。
メッシュ支持体25(インナーノズル13の内部に連通する筒状部品)の周壁には、インナーガスチャンバ31の上部に位置させて、インナーノズル13の内側の空間34にインナーシールドガスG1を供給する複数の供給口(切欠によって構成されている)26が設けられており、それら供給口26に、インナーノズル13の内側の空間35に供給するインナーシールドガスG1の流れを層流化するための整流手段としてガスレンズ用の金属製のメッシュ27が設けられている。つまり、インナーガスチャンバ31の基端(上端)側の箇所はメッシュ27を通して、メッシュ支持体25の内側の空間35(インナーノズル13の内側の空間34に連通する空間)に連通している。
この場合のメッシュ27は、供給口26ごとに円弧面状または矩形平面状の形で設けられていてもよいし、全部の供給口26を覆うように円筒状または多角形状に設けられていてもよい。また、供給口26およびメッシュ27の向きを、メッシュ支持体25の軸線に直交する方向に設定するのではなく、ノズル先端方向に斜めに向くように設定してもよい。
つまり、供給口26およびメッシュ27を、メッシュ支持体25の軸線に対して平行に設けるのではなく、レーザ光の通過に影響ない範囲で、例えば、0°〜30°程度傾けて設けてもよい。そうした場合、ノズル上部(ノズルベース9やメッシュ支持体25の中央の開口)から流出するインナーシールドガスG1の量をより少なく抑制することが可能となる。
このように層流化のための部品であるメッシュ27を、レーザ光が通過する空間34、35の側方に配置した場合、ワークからレーザ反射光が直接メッシュ27に当たらなくなり、反射光によるメッシュ27の損傷を防ぐことができる。また、スパッタによる損傷(付着、孔明きなど)も軽減できる。
なお、層流化のための整流手段として、メッシュ27の代わりに、焼結フィルタやウレタンウールなどを使用することもできる。
供給口26を有するメッシュ支持体25の周壁の外側には前記環状のインナーガスチャンバ31が形成されており、そのインナーガスチャンバ31には、その上部に位置して、インナーシールドガスG1がインナーガスチャンバ31内に流入する流入口(矢印S1の先端で示す)が設けられている。
そして、ノズルベース9に設けられた流路(図示せず)を通ってきたインナーシールドガスG1は、インナーガスチャンバ31とメッシュ27と空間35とを通り、インナーノズル13の内部の空間34を経てインナーノズル13の先端から噴出され、レーザ加工部位に供給されるようになっている。
ここでは、このインナーシールドガスG1の流路を含む手段により第1のシールドガス供給手段S1(図3中の矢印で便宜的に示す)が構成されている。
この場合、ノズルベース9に設けられた流路(図示せず)を通ってインナーガスチャンバ31まで到達したインナーシールドガスG1の少なくとも一部は、インナーガスチャンバ31の先端側の内面(インナーガスチャンバ31の内底面)にぶつかって、一旦基端側に方向を変え、メッシュ27を通る。このようにガス流れの方向が反転することで、流入口から流入するインナーシールドガスG1は、流入時の流体エネルギーが減衰された上で供給口25から排出される。従って、インナーシールドガスG1の流速および不均一性が緩和され、その後、メッシュ27を通過することで層流化した状態でインナーノズル13内に導入される。
なお、インナーガスチャンバ31の内部にウレタンウールなどを詰めたりすることにより、流速を遅くしたり流速の不均一を是正したりするインナーガスチャンバ31の効果をより高めることが可能である。
また、メッシュ27が設けられた供給口26の総面積は、インナーノズル13の上端開放口と下端開放口の断面積の和よりも小さくなるように設定されており、インナーノズル13内で層流となる上限速度(レイノズル数などで計算される)以下でインナーシールドガスG1の必要流量を供給できるようになっている。そのため、インナーノズル13内に導入されたインナーシールドガスG1は、方向を変えながらインナーノズル13の先端から噴出されても、層流状態を維持することができるようになっている。
パーテーション29の先端には、ノズルホルダー33と一体の円筒状の基端側インナーノズル13Aが連結されており、基端側インナーノズル13Aの先端には、先が円錐状になって細くなっている筒状の先端側インナーノズル13Bが接続されている。この先端側インナーノズル13Bとして、例えばカーボン製のものを使用すれば、スパッタの付着を抑制することができる。
そして、円筒状の基端側インナーノズル13Aと先端側インナーノズル13Bとでインナーノズル13が形成されており、先端側インナーノズル13Bが基端側インナーノズル13Aに螺合されていることで、先端側インナーノズル13Bが容易に交換できるようになっている。
なお、本実施形態では、ノズルホルダー33と基端側インナーノズル13Aとが一体で構成され、ノズルホルダー33の先端側は、インナーノズル13の一部を形成する基端側インナーノズル13Aとなっている。
中間筒状体21の径は、インナーノズル13の径よりも大きくなっており、ノズルホルダー33の先端に設けられており、基端側インナーノズル13Aを覆っている。中間筒状体21と基端側インナーノズル13Aとの間には、円筒状の空間23が形成されている。
そして、図示しない流路を通ってきたクロスジェットガスG3が、空間23を通って基端側インナーノズル13Aを冷却し、図示しない別流路を通って、クロスジェット組立体7まで戻り、集光レンズ等の光学素子を保護するためにクロスジェットガスG3のエアーカーテンG4を生成するようになっている。
なお、基端側インナーノズル13Aの外周には、大きな外径部と小さな外径部とが軸方向で交互に並んで形成されているフィン39が設けられており、クロスジェットガスG3による基端側インナーノズル13Aの冷却効率が高められている。
アウターノズル15の径は、インナーノズル13や中間筒状体21の径よりも大きくなっており、アウターノズル15は、ノズルホルダー33の先端に設けられ、中間筒状体21と基端側インナーノズル13Aと先端側インナーノズル13Bの一部(基端側部位)を覆っている。
そして、図示しない流路を通ってきたアウターシールドガスG2が、アウターノズル15とインナーノズル13との間に確保された円筒状の空間19を経由し、アウターノズル15の先端の開口37に設けたガスレンズ用のメッシュ27を通過し、レーザ加工部位のまわりに向けて層流状態で噴出されるようになっている。
ここでは、アウターノズル15とインナーノズル13との間に確保された円筒状の空間19にアウターシールドガスG2を供給する流路を含む手段により、第2のシールドガス供給手段S2(図3中の矢印S2で便宜的に示す)が構成されている。
この同軸ノズル1によれば、インナーノズル13を冷却する冷却回路17が、熱源(ワークWにおける溶接部等の加工部位)の近く設けられているので、ワークWの加工面に対してレーザ加工用ヘッド3の同軸ノズル1を傾けて使用することでワークWの加工面からの反射光がインナーノズル13にあたっても、インナーノズル13の過熱を防ぐことがきる。また、冷却効率の高い冷却水を用いることなくレーザ光の出力を上げても、インナーノズル13の過熱を防ぐことができる。さらに、インナーノズル13が冷却されることで、熱伝導によりアウターノズル15も冷却され過熱が防止される。
また、この同軸ノズル1によれば、クロスジェットガスG3を用いてインナーノズル13の外周を冷却する構成であるので、冷却用の媒体を新たに追加することなく、簡素な構成で同軸ノズル1を冷却することができる。また、クロスジェットガスG3を用いるので、同軸ノズル1の冷却にかかるランニングコストを低減することができる。
また、この同軸ノズル1によれば、中間筒状体21によってクロスジェットガスG3のみが流れる空間(インナーノズル13を冷却するための空間)23を形成してあるので、シールドガス(インナーシールドガス、アウターシールドガス)G1、G2の流れが乱れることがなく、ワークWの加工点(溶接部)でもシールドガスG1、G2の濃度を所望の値に保つことが容易になっている。
また、この同軸ノズル1によれば、レーザ加工用ヘッド3の同軸ノズル1から発したレーザ光LBが照射されるワークWの部位からは、アウターノズル15が見えないように構成されているので、レーザ光LBの反射によってアウターノズル15がダメージを受けることがなくなり、アウターノズル1交換は不要になる。
なお、上記説明では、クロスジェットガスG3を用いてインナーノズル13を冷却しているが、クロスジェットガスG3に代えてもしくは加えて、冷媒(冷却水、冷却エアー)を用い、インナーノズル13を冷却するように構成してもよい。
また、この同軸ノズル1によれば、インナーノズル13の内部に連通する筒状部品(メッシュ支持体25)の周壁に、インナーノズル13の内部の空間34にインナーシールドガスG1を供給する供給口26を設ける共に、その周壁の外側に、供給口26と流入口とを有し流入口から流入するインナーシールドガスG1を、流入時の流体エネルギーを減衰させた上で供給口26から排出するインナーガスチャンバ31を確保しているので、供給口26からインナーノズル13内に供給するインナーシールドガスG1の流速を落とすことができると共に流速の不均一を是正することができる。従って、供給口26に設けたメッシュ27を通してインナーノズル13の内側に供給するインナーシールドガスG1の流れを、安定した層流状態にすることができる。
また、メッシュ支持体25の周壁に形成した供給口26からガスレンズとしてのメッシュ27を介してインナーシールドガスG1を層流状態でインナーノズル13内に供給するので、レーザ光の通過するインナーノズル13の内部やそれに連通する筒状部品(パーテーション29)の内部を障害物のない空間として完全に空けておくことができ、レーザ光の通過を妨げることがない。
また、供給口26およびメッシュ27の通路面積が、インナーノズル13の先端側の開口最小断面積(先端側インナーノズル13Bの先端開口断面積)と基端側の開口最小断面積(メッシュ27より上側の例えばメッシュ支持体25の最小径部の断面積)の和よりも小さく設定されているので、インナーノズル13内で層流となる上限速度(レイノズル数などで計算される)以下でインナーシールドガスG1の必要流量を供給できる。そのため、インナーノズル13内に導入されたインナーシールドガスG1を、方向を変えながらインナーノズル13の先端から層流状態で噴出させることができる。
従って、大口径のインナーノズル13を用いた場合でも、層流で高純度のシールドガスを加工部分に供給することができる。
また、この同軸ノズル1によれば、インナーノズル13の内側と外側を通過するインナーシールドガスG1およびアウターシールドガスG2の流れを層流としているので、大気中の酸素の巻き込みを確実に遮断することができる。その結果、レーザ発振器やその光学系でのダメージの発生を防止すべく、ワークWの加工面に対してレーザ加工機の同軸ノズル1を傾けて使用することで、ワークWの加工面からの反射光が先端側インナーノズル13B(インナーノズル13の先端部)に当たって先端側インナーノズル13Bが過熱した場合でも、大気中の酸素の接触を遮断することで、先端側インナーノズル13Bの熱劣化を抑制して耐熱強度を高めることができる。
特に、先端側インナーノズル13Bをスパッタ剥離性の良いカーボン製とした場合は、シールドガスとして不活性ガスを使用することにより、カーボン部分(カーボンは、大気中では400℃近傍で酸化し消耗や強度低下を引き起こす)の耐熱強度を2000℃以上に高めることができ、先端側インナーノズル13Bの寿命を延ばすことができる。
1 レーザ加工機の同軸ノズル
13 インナーノズル
15 アウターノズル
17 冷却回路
19 筒状の空間
21 中間筒状体
23 空間
25 メッシュ支持体(筒状部品)
26 供給口
27 メッシュ(整流手段
1 インナーガスチャンバ
G1 インナーシールドガス(インナーガス)
G2 アウターシールドガス
G3 クロスジェットガス
LB レーザ光

Claims (4)

  1. 内側をレーザ光とインナーガスとが通過するインナーノズルと、
    前記インナーノズルの外側に設けられているアウターノズルと、
    前記インナーノズルを冷却する冷却回路と、
    を有するレーザ加工機の同軸ノズルにおいて、
    前記冷却回路は、前記インナーノズルと前記アウターノズルとの間に存在する筒状の空間に、中間筒状体を設置することで、クロスジェットガスのみが流れる空間を前記インナーノズルの外周の少なくとも一部を囲むようにして形成して、前記クロスジェットガスを用いて前記インナーノズルの外周を冷却するようにしたことを特徴とするレーザ加工機の同軸ノズル。
  2. 請求項1に記載のレーザ加工機の同軸ノズルにおいて、
    レーザ加工機の同軸ノズルから発したレーザ光が照射されるワークの部位からは、前記アウターノズルが見えないように前記インナーノズルで遮られていることを特徴とするレーザ加工機の同軸ノズル。
  3. 請求項1または請求項2に記載のレーザ加工機の同軸ノズルにおいて、
    前記インナーノズルの周壁または該インナーノズルの内部に連通する筒状部品の周壁に、前記インナーノズルの内側に前記インナーガスを供給する供給口が設けられ、
    前記周壁の外側に、前記供給口とインナーガスの流入口とを有し該流入口から流入するインナーガスを流入時の流体エネルギーを減衰させた上で前記供給口から排出するインナーガスチャンバが設けられ、
    前記供給口に、前記インナーノズルの内側に供給するインナーガスの流れを層流化する整流手段が設けられていることを特徴とするレーザ加工機の同軸ノズル。
  4. 請求項3に記載のレーザ加工機の同軸ノズルにおいて、
    前記供給口の通路面積が、前記インナーノズルの先端側の開口最小断面積と基端側の開口最小断面積の和よりも小さく設定されていることを特徴とするレーザ加工機の同軸ノズル。
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