JP5418588B2 - レーザ加工装置 - Google Patents
レーザ加工装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5418588B2 JP5418588B2 JP2011506871A JP2011506871A JP5418588B2 JP 5418588 B2 JP5418588 B2 JP 5418588B2 JP 2011506871 A JP2011506871 A JP 2011506871A JP 2011506871 A JP2011506871 A JP 2011506871A JP 5418588 B2 JP5418588 B2 JP 5418588B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torch
- workpiece
- protective glass
- assist gas
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 106
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 103
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 34
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 23
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 14
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 14
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 7
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 3
- 230000001788 irregular Effects 0.000 claims 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 103
- 239000000463 material Substances 0.000 description 12
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 10
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 239000000112 cooling gas Substances 0.000 description 7
- 239000003517 fume Substances 0.000 description 7
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 7
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 7
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 6
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 5
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 3
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 3
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- JNDMLEXHDPKVFC-UHFFFAOYSA-N aluminum;oxygen(2-);yttrium(3+) Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Y+3] JNDMLEXHDPKVFC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 229910019901 yttrium aluminum garnet Inorganic materials 0.000 description 2
- ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N Molybdenum Chemical compound [Mo] ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000000415 inactivating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003698 laser cutting Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011733 molybdenum Substances 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/008—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements with means for compensating for changes in temperature or for controlling the temperature; thermal stabilisation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/70—Auxiliary operations or equipment
- B23K26/702—Auxiliary equipment
- B23K26/703—Cooling arrangements
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Description
例えば、従来のレーザ加工装置は、レーザ発振器、伝送経路、加工ヘッド等を含み、レーザ発振器により生成されたレーザ光を、伝送経路を介して加工ヘッドに伝送し、加工ヘッドからワークに向けてレーザ光を照射することによりワーク表面を溶融し、レーザ加工を施す装置として構成されている。
集光レンズ110は、レーザ発振器により生成されるレーザ光を集光し、そのエネルギーを集約するためのレンズであり、保護ガラス120は、レーザ加工時に発生するスパッタ、ヒューム等の高温の金属異物150が集光レンズ110へ付着することを防止するためのガラスである。
レンズハウジング130は、集光レンズ110及び保護ガラス120を内部に収容するハウジングであり、これら光学系を保護するものである。トーチ140は、加工ヘッド100の先端に配置され、集光レンズ110によって集光されるレーザ光の拡散、及びレーザ光への外部からの影響を防止するためのハウジングである。
また、レーザ加工時、特に溶接時のワーク表面の酸化、不純物の溶け込み等を防止し、溶接品質を安定化させるために、窒素、アルゴン等のアシストガスをワーク表面に噴き付けて溶接部分の雰囲気を不活性化させる手法が一般的に用いられている。
その結果、保護ガラス120におけるレーザ光の透過率が低下し、レーザ出力の低下に繋がり、加工品質に影響を及ぼす。また、レーザ出力を一定に保つために頻繁に保護ガラス120を交換する必要が生じ、コスト面でも好ましくない。
しかしながら、特許文献1に開示される加工ヘッドでは、アシストガスの流れよりも高速で飛散するスパッタの加工ヘッド内への進入を完全に防止することはできない。このため、保護ガラスの融点よりも高温の金属異物(例えば、ワークの融点以上に高温状態のスパッタ)が保護ガラスに付着し、保護ガラスに溶け込んで(溶着して)しまう不具合が発生し得る。特に、トーチとワークとの距離が近い場合は、スパッタの進入経路に対するトーチの開口面積が相対的に大きくなるため、スパッタの進入を防止することは困難であった。
このため、特許文献1に記載の加工ヘッドをレーザ溶接に適用する場合、高温異物のトーチ内への進入を防止するためにアシストガスの流速を増加させることは不適切であり、溶接品質を低下させることに繋がってしまう。
前記冷却手段は、前記保護ガラスに冷却ガスを噴射することにより、前記保護ガラスと、前記トーチ内の保護ガラス周囲の雰囲気とを冷却することが好ましい。
前記冷却ガスは、前記ワークの加工時にワーク表面に噴射されることにより、当該ワーク表面に不活性雰囲気を形成するアシストガスであることが好ましい。
前記冷却手段は、前記アシストガスを噴射する噴射口を複数有し、前記アシストガスは、前記複数の噴射口から前記保護ガラスの表面に向けて噴射されることが好ましい。
前記冷却手段の複数の噴射口は、前記トーチの内部に臨むように配置され、かつ、それぞれ前記トーチの周方向に間隔を空けて配置されることが好ましい。
前記排出手段は、前記トーチ内の雰囲気をトーチ外部へ排出する排出口と、前記トーチ外へ排出されるトーチ内雰囲気の流量を調整する手段とを有することが好ましい。
前記トーチの内壁に形成される凹凸面は、前記ワーク表面と対向する面を有しており、前記ワーク表面と対向する面は、前記ワーク表面から放射線状に広がる直線の当該ワーク表面と対向する面での反射線が前記保護ガラスとは異なる方向に進むように形成されることが好ましい。
前記トーチの内壁に形成される凹凸面は、前記トーチの内壁から外壁側に向けて陥没する凹形状として形成され、かつ、前記トーチの先端部から基端部に設けられる複数の溝により構成されていることが好ましい。
前記チップの内周面は、前記トーチの内壁と連続することが好ましい。
前記チップは、前記トーチと別体として設けられることが好ましい。
前記チップの内周面は、前記トーチの内壁と連続するとともに、前記チップの基端から先端にかけて、開口部の周縁部から放射状かつ均等に開口するスリット状のアシストガス通路が形成されることが好ましい。
レーザ発振器10は、YAG(Yttrium Aluminum Garnet)レーザ光(以下、単に「レーザ光」と記す)を発生させ、出力する装置である。レーザ発振器10は、所定出力のレーザ光を生成する。
光ファイバ20は、レーザ発振器10にて発生するレーザ光の伝送経路であり、レーザ発振器10の出力側と接続されるとともに、加工ヘッド30の基端側と接続される。レーザ光は、光ファイバ20を介してレーザ発振器10から加工ヘッド30に伝送される。
加工ヘッド30は、レーザ加工装置1におけるレーザ光の出射部であり、ワーク2に臨んで配置されている。レーザ光は、加工ヘッド30の先端からワーク2の表面に向けて照射される。
図2に示すように、加工ヘッド30は、集光レンズ31、保護ガラス32、レンズハウジング33、トーチ34を具備する。
また、集光レンズ31を透過したレーザ光は、さらに保護ガラス32を透過してワーク2に照射される。
また、トーチ34は、レーザ光の拡散、及びレーザ光への外部からの影響を防止するためのハウジングとしても機能する。
アシストガス供給ユニット40は、レーザ加工時に、保護ガラス32に向けてアシストガス45を供給する冷却手段であり、トーチ34の基端に配置されている。つまり、アシストガス供給ユニット40は、加工ヘッド30の保護ガラス32より先端側(特に、保護ガラス32とトーチ34の内部空間)にアシストガス45を供給するものである。
アシストガス45がワーク2の加工点に向けて噴射されることにより、ワーク2の表面に不活性雰囲気が形成される。
また、本実施形態では、アシストガス45は常温(25℃程度)で供給され、トーチ34内を冷却するための冷却ガスとしても利用される。
各供給パイプ41は、一側がトーチ34の外周部から噴射口41aを介して内部空間に臨むように設けられており、その反対側がアシストガス供給源42に接続されている。
アシストガス供給源42は、アシストガス45を貯溜し、かつ、アシストガス45を各供給パイプ41に送給する。
より具体的には、各供給パイプ41は、保護ガラス32の表面全域に対してアシストガス45が略均一に行き渡るように配置されており、保護ガラス32の中心部に向かってアシストガス45を噴射するように配置されている。
つまり、複数の供給パイプ41によって、それぞれ保護ガラス32に向かって噴射されるアシストガス45は、保護ガラス32の表面上で周縁部から中央部に向かって流れる。これにより、保護ガラス32の表面略全域がアシストガス45の強制対流熱伝達により冷却される。さらに、保護ガラス32に向けてアシストガス45を連続的に供給することにより保護ガラス32の周囲の雰囲気温度を低い温度に維持できる。
これにより、高温異物が保護ガラス32に到達するまでの間に温度を下げて、当該高温異物の温度を、高温異物を形成する金属の融点(例えば600℃程度)、又は保護ガラス32の溶融温度(例えば400℃程度)より低くすることができる。特に、高温異物が十分に冷却され、保護ガラス32に到達するまでに完全に固化する場合は、保護ガラス32に付着することがない。
従って、保護ガラス32への高温状態の異物の付着を抑制でき、保護ガラス32への金属異物の溶け込み(溶着)を抑制できるため、その使用寿命を向上できるとともに、保護ガラス32の透過率を維持し、レーザ出力を維持できる。
また、レーザ加工時に高温となりやすい保護ガラス32を直接冷却しているため、保護ガラス32の熱膨張を抑制できる。さらに、集光レンズ31及びトーチ34に近い位置に配置される保護レンズ32を冷却しているため、加工ヘッド30における各部位の冷却を促進できる。これにより、集光レンズ31の熱膨張による焦点位置の変化、トーチ34内でのレーザ光の屈折率の変化等、レーザ加工時に発生し得る熱影響を低減できる。
また、レーザ加工装置1によるレーザ加工の際に、加工品質の確保を目的として用いているアシストガス45を、保護ガラス32を冷却する冷却ガスとして使用することにより、新たに冷却手段を導入する必要がなく、既存の設備を効率良く利用できる。
これにより、保護ガラス32の表面上でのアシストガス45の均一な衝突を実現し、保護ガラス32からトーチ34の出射口34bに向けた安定した流れを形成している。従って、保護ガラス32の冷却に対してアシストガス45を用いることによっても、アシストガス45本来の機能を損なうことがないため、レーザ加工装置1によるレーザ加工の品質を確保できる。
また、複数の供給パイプ41からアシストガス45を噴射することにより、保護ガラス32の表面上での冷却範囲を広くすることができ、保護ガラス32及びその周囲の雰囲気を効率的に冷却できる。
また、供給パイプ41の配置個数が多すぎる場合、各供給パイプ41からの流量が低下するが、本発明の本質的な部分であるトーチ34内を冷却するという観点から、保護ガラス32に対してアシストガス45を所定の流速以上で噴射する必要がある。供給パイプ41の噴射口41aの径を小さくすることによってアシストガス45の流速を増加させることができるが、アシストガス45が本来の目的を達成するために、トーチ34内の噴射口41aの周囲に存在する酸素をアシストガス45中に取り込まない程度の流速に設定する必要がある。つまり、供給パイプ41の配置個数は、これらの流速条件を満足するように設定することが好ましい。
アシストガス供給源42では、アシストガス45が一つのガスタンク42aから、バルブ42cを介して複数の送給パイプ42bに等分割されて各供給パイプ41に送給される。さらに、アシストガス45は、各供給パイプ41の噴射口41aを通じてトーチ34内に導入され、トーチ34の出射口34bからワーク2の加工点に対して供給される。
バルブ42cでは、各送給パイプ42bに送給されるアシストガス45の流量が適宜のセンサによって常時測定されており、各送給パイプ42bを通過するアシストガス45の流量が一定となるように調整されている。つまり、各供給パイプ41から噴射されるアシストガス45の流量は所定の流量に保持されている。
なお、上述のアシストガス供給源42から供給されるアシストガス45の流量は、ワーク2に対する加工形態(レーザ溶接、レーザ切断等)に応じて適宜調整される。
排出ユニット50は、レーザ加工時に、トーチ34内の雰囲気(保護ガラス32にて反射するアシストガス45の一部及び高温異物の一部を含む)を加工ヘッド30の外部へ排出する排出手段であり、トーチ34の中途部に配置される。
各吸引パイプ51は、一側がトーチ34の外周部から吸引口51aを介して内部空間に臨むように設けられており、その反対側が吸引ポンプに接続されている。
吸引ポンプは、吸引パイプ51の吸引口51aを介してトーチ34内の雰囲気を吸引し、排出する。吸引ポンプと各吸引パイプ51とは、吸引量調整バルブを介して接続されており、吸引量調整バルブを作動させることによって、吸引ポンプによる吸引量を適宜調整可能である。
各吸引パイプ51からはトーチ34内の雰囲気が吸引される。つまり、トーチ34内に供給されるアシストガス45の一部とトーチ34内に進入した高温異物の一部(特にヒューム)とが吸引される。
また、吸引量調整バルブでは、各吸引パイプ51から吸引される流量が適宜のセンサによって常時測定されており、各吸引パイプ51を通過するトーチ34内の圧力が一定となるように、つまり、トーチ34の出射口34bからワーク2の加工点に向けて供給されるアシストガス45の流量が一定となるように調整している。
これにより、アシストガス供給ユニット40によるアシストガス45の過剰供給によってトーチ34内が必要以上に高圧となることを防止できるので、前述のようにアシストガス45を冷却ガスとして用いる際の保護ガラス32及びトーチ34内部への冷却性能を確保しつつ、アシストガス45が不活性雰囲気を発生させるという本来の役割を担保できる。また、レーザ加工時に高温となり易いトーチ34内の雰囲気を外部に排出でき、トーチ34の冷却効率を向上できる。
また、アシストガス供給ユニット40による流量(供給量)と、排出ユニット50による吸引量(排出量)とは、前述のようにそれぞれ独立して調整可能に構成されている。これにより、最適なアシストガス45の供給が可能となり、レーザ加工の品質を確保できる。
この場合、トーチ34内はアシストガス45の供給によりトーチ34外部の雰囲気よりも高圧となっており、開放窓56によってトーチ34の内外を連通させることによって、差圧が発生し、トーチ34内の雰囲気が外部に排出される。そして、シャッタ57の調整により所定の開口面積となる開放窓56を介して、トーチ34内外の雰囲気を連通することにより、所定量のトーチ34内の雰囲気をトーチ34外へ排出可能としている。このように、排出ユニット55は、排出ユニット50と同様の効果を奏することに加えて、さらに吸引手段が不要であるためコスト的に有利である。
内壁60は、略円錐形状に形成されるトーチ34の内部空間を画定する内周面であり、トーチ34内を通過するレーザ光とのクリアランスは所定の大きさ以下(例えば、レーザ光の拡散を妨げない程度、かつ、レーザ光が外乱を受けない程度の大きさ)に設定されている。
内壁60の表面全域には、複数の溝61・61・・・が連続して形成されている。各溝61は、内壁60に凹凸形状を形成する凹部であり、その凹凸形状によってトーチ34の出射口34bから進入する高温異物を保護ガラス32と異なる方向へ反射させて拡散する。
言い換えれば、トーチ34の内壁60に溝61・61・・・を形成することにより、トーチ34内に進入し、内壁60に衝突する高温異物を溝61・61・・・で乱反射させて保護ガラス32への到達率を低減している。
また、図10に示すように、各溝61は、内壁60からトーチ34の外周側に向けて凹形状に陥没するように形成されている。より詳細には、溝61は、ワーク2の加工点に対向する基端部側の垂直面として形成される反射面62を有しており、ワーク2の加工点から飛散するスパッタ等の高温異物が溝61の反射面62に衝突して反射した場合、保護ガラス32に向かう方向とは異なる方向へ向けて拡散するように(内壁60での一度だけの反射では保護ガラス32に到達しないように)設定されている。
つまり、トーチ34の内壁60に形成される溝61・61・・・は、レーザ加工時にワーク2の加工点から飛散する高温異物が内壁60から保護ガラス32へ向けて反射することを抑制するものであり、少なくともワーク2の加工点を始点とした放射線の入射角度が所定の角度以下とならないよう(当該放射線の反射線上に保護ガラス32が位置しない角度)に設定される反射面62を有する。
このように、トーチ34の出射口34bから内部に進入した高温異物が内壁60の溝61に衝突した場合に、保護ガラス32側と異なる方向へ反射して拡散することによって、高温異物が保護ガラス32に到達する確率が低くなる。また、溝61・61・・・にて複数回反射し、保護ガラス32に到達する場合には、反射回数に応じて温度が低下し、飛散中に固化が進むため、保護ガラス32への付着が抑制される。
従って、高温異物の保護ガラス32への付着を抑制でき、保護ガラス32への金属異物の溶け込みを抑制できるため、保護ガラス32の透過率を維持し、その使用寿命を向上できる。特に、従来のように内壁60が平面として形成されている場合と比較して顕著な効果を奏する。
これにより、トーチ34の内壁60(より厳密には、溝61の内部)に堆積する堆積異物65がレーザ光を遮ることが抑制され、レーザ出力を維持できる。
また、内壁60の先端部側から基端部側に向かうに従って、溝61の深さを大きくする、若しくは溝61の反射面62の傾斜角度を先端部側に大きく取る等により、基端部側に配置される溝61に対するワーク2の加工点から飛散する高温異物の入射角度を調整する構成としても良い。
チップ70は、トーチ34の先端からワーク2側に向けて延出して取り付けられている。また、チップ70は、モリブデンを主体とする材料等、耐熱性及び耐久性に優れた材料からなる部材であり、トーチ34とは別体として設けられている。
言い換えれば、トーチ34の先端にチップ70を付設することにより、加工ヘッド30とワーク2の加工点との距離を短く設定することにより、ワーク2の加工点からの高温異物の進入経路に対するトーチ34の開口面積を相対的に小さくして、ワーク2の加工点から飛散する高温異物のトーチ34内への進入を抑制している。
また、チップ70におけるトーチ34からの延出長、つまりチップ70の先端とワーク2の加工点とのクリアランスは、レーザ加工時の溶融熱の影響、高温異物の進入確率、及びアシストガス45の流速をそれぞれ考慮する必要があり、本実施形態では、チップ70の延出長は、上記の要件を満足し、かつ、最低限の距離となるように設定されている。
図16に示すように、開口部71の開口面積S1とアシストガス通路72の開口面積S2との和は、トーチ34の出射口34bの開口面積Sより小さく設定される。
また、アシストガス通路72は、トーチ34の内周面に連続する内周面を有する。これにより、図17に示すように、アシストガス45が流体の流れ特性に従って、トーチ34の内周面からアシストガス通路72の内周面に沿って流れるため、ワーク2の加工点に良好な不活性雰囲気を発生させることができる。
このように、チップ70の先端の開口面積は、トーチ34の出射口34bの開口面積よりも小さく設定できるので、チップ70の先端からトーチ34内に進入する高温異物の量を物理的に低減することができる。
従って、高温異物の保護ガラス32への付着を抑制でき、保護ガラス32への金属異物の溶け込みを抑制できるため、保護ガラス32の透過率を維持し、その使用寿命を向上できる。特に、従来のように高温異物の進入経路に対する開口面積が大きい場合と比較して顕著な効果を奏する。
これにより、トーチ34の内周面に沿って流れるアシストガス45が、チップ70内でアシストガス通路72に沿って流れることとなる。つまり、アシストガス通路72は、アシストガス45の流路として機能している。また、チップ70の先端の開口面積を追加するため、アシストガス45の通路面積も拡大される。
従って、ワーク2の加工点に対するアシストガス45の集中を防止でき、チップ70から噴射されるアシストガス45の流速増加を防止できる。
これにより、チップ70の最適材料の選定、チップ70の内周面(特に、開口部71及びアシストガス通路72の形状)の加工精度等の点で有利であり、従来のレーザ加工装置へチップ70を適用する際に優れた汎用性を実現できる。
また、開口部71の先端部分は、開口部71の周縁部からチップ70の外周側に向けて拡張される形状としても良い。この場合、アシストガス45の流れをさらに改善することができる。
2 ワーク
30 加工ヘッド
31 集光レンズ
32 保護ガラス
34 トーチ
40 アシストガス供給ユニット(冷却手段)
45 アシストガス(冷却ガス)
50 排出ユニット(排出手段)
Claims (7)
- ワークの表面にレーザ光を照射することにより、前記ワーク表面を溶融させて加工を施すレーザ加工装置であって、
前記レーザ光を前記ワーク表面に向けて集光する集光レンズと、
前記集光レンズのワーク側に配置され、前記集光レンズを保護する保護ガラスと、
前記ワークに臨んで配置され、前記レーザ光を出射するトーチと、
前記保護ガラスを冷却する冷却手段と、を具備し、
前記トーチの先端には、前記ワーク表面に向けて延出されるチップが設けられ、
前記チップの開口面積は、前記トーチの開口面積より小さく設定され、
前記トーチの内壁は、凹凸面として形成され、
前記トーチの内壁の凹凸面におけるワーク表面と対向する面は、前記ワーク表面から放射線状に広がる直線の当該ワーク表面と対向する面での反射線が前記保護ガラスとは異なる方向に進むように形成され、かつ、
前記トーチの内壁の凹凸面は、前記トーチの内壁から外壁側に向けて陥没する凹形状として形成され、かつ、前記トーチの先端部から基端部に設けられる複数の溝により構成されているレーザ加工装置。 - 前記冷却手段は、前記保護ガラスに前記ワークの加工時にワーク表面に噴射されることにより、当該ワーク表面に不活性雰囲気を形成するアシストガスを噴射することにより、前記保護ガラスと、前記トーチ内の保護ガラス周囲の雰囲気とを冷却する請求項1に記載のレーザ加工装置。
- 前記チップの内周面は、前記トーチの内壁と連続するとともに、
前記チップの基端から先端にかけて、開口部の周縁部の一部から外周側に向けて開口するスリットが形成される請求項2に記載のレーザ加工装置。 - 前記チップは、前記トーチと別体として設けられる請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のレーザ加工装置。
- 前記冷却手段は、前記アシストガスを噴射する噴射口を複数有し、
前記冷却手段の複数の噴射口は、前記トーチの内部に臨むように配置され、かつ、それぞれ前記トーチの周方向に間隔を空けて配置され、
前記アシストガスは、前記複数の噴射口から前記保護ガラスの表面に向けて噴射される請求項2〜請求項4の何れか一項に記載のレーザ加工装置。 - 前記トーチ内の雰囲気をトーチ外部へ排出する排出手段をさらに具備し、
前記排出手段は、前記トーチ内の雰囲気をトーチ外部へ排出する排出口と、前記トーチ外へ排出されるトーチ内雰囲気の流量を調整する手段とを有し、
前記排出口は、前記トーチの中途部であって、前記複数の噴射口よりも前記トーチの開口側に配置される請求項1〜5の何れか一項に記載のレーザ加工装置。 - ワークの表面にレーザ光を照射することにより、前記ワーク表面を溶融させて加工を施すレーザ加工装置であって、
前記レーザ光を前記ワーク表面に向けて集光する集光レンズと、
前記集光レンズのワーク側に配置され、前記集光レンズを保護する保護ガラスと、
前記ワークに臨んで配置され、前記レーザ光を出射するトーチと、
前記保護ガラスに、前記ワークの加工時にワーク表面に噴射されることにより当該ワーク表面に不活性雰囲気を形成するアシストガスを噴射して、当該保護ガラスを冷却する冷却手段と、を具備し、
前記トーチの先端には、前記ワーク表面に向けて延出されるチップが設けられ、
前記チップの開口面積は、前記トーチの開口面積より小さく設定され、
前記チップの内周面は、前記トーチの内壁と連続するとともに、前記チップの基端から先端にかけて、開口部の周縁部から放射状かつ均等に開口するスリット状のアシストガス通路が形成されるレーザ加工装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2009/056614 WO2010113244A1 (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | レーザ加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2010113244A1 JPWO2010113244A1 (ja) | 2012-10-04 |
JP5418588B2 true JP5418588B2 (ja) | 2014-02-19 |
Family
ID=42827576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011506871A Expired - Fee Related JP5418588B2 (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | レーザ加工装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20120037604A1 (ja) |
JP (1) | JP5418588B2 (ja) |
CN (1) | CN102369080A (ja) |
WO (1) | WO2010113244A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190128772A (ko) * | 2018-05-09 | 2019-11-19 | 정우진 | 레이저 가공 장치용 레이저 보호 유리 모니터링 유닛 |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101438735B1 (ko) * | 2012-03-26 | 2014-09-17 | 주식회사 엘티에스 | 챔버가 구비되는 레이저 용접장치 |
CN102773606B (zh) * | 2012-08-02 | 2014-10-29 | 山东能源机械集团大族再制造有限公司 | 一种半导体激光器 |
CN102820614B (zh) * | 2012-08-21 | 2015-08-05 | 山东能源重装集团大族再制造有限公司 | 一种半导体激光器 |
KR102096048B1 (ko) * | 2012-10-10 | 2020-04-02 | 삼성디스플레이 주식회사 | 레이저 가공장치 |
US9217291B2 (en) * | 2013-06-10 | 2015-12-22 | Saudi Arabian Oil Company | Downhole deep tunneling tool and method using high power laser beam |
US10328523B2 (en) | 2014-07-11 | 2019-06-25 | Rolls-Royce Corporation | Fluted additive manufacturing deposition head design |
EP3170612B1 (en) * | 2014-07-15 | 2021-11-17 | Toyokoh Co., Ltd. | Laser irradiation device |
CN104325223B (zh) * | 2014-10-08 | 2016-08-17 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 激光切割头 |
US10406640B2 (en) * | 2014-12-22 | 2019-09-10 | Rolls-Royce High Temperature Composites, Inc. | Method for repairing ceramic matrix composite (CMC) articles |
US10834790B2 (en) | 2014-12-22 | 2020-11-10 | Rolls-Royce High Temperature Composites, Inc. | Method for making ceramic matrix composite articles with progressive melt infiltration |
EP3257616A1 (de) * | 2016-06-18 | 2017-12-20 | Wsoptics GmbH | Laserbearbeitungskopf mit gekühlten optischen komponenten und verfahren zum betreiben eines laserbearbeitungskopfes |
CN107617741A (zh) * | 2016-07-06 | 2018-01-23 | 北京多能正光科技有限公司 | 一种激光选区熔化窗口镜保护装置 |
JP6450783B2 (ja) * | 2017-01-19 | 2019-01-09 | ファナック株式会社 | レーザ加工ヘッド用ノズル |
US11285566B2 (en) * | 2017-03-14 | 2022-03-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Laser machining apparatus |
US11045903B2 (en) * | 2017-12-05 | 2021-06-29 | Covidien Lp | Shielding gas weld cone and method |
DE102018102337B4 (de) | 2018-02-02 | 2022-02-17 | Precitec Gmbh & Co. Kg | Gaszufuhrvorrichtung sowie Laserbearbeitungskopf mit derselben |
JP6659745B2 (ja) * | 2018-02-16 | 2020-03-04 | ファナック株式会社 | アシストガスを整流する機能を有するレーザ加工ヘッド |
JP6659746B2 (ja) * | 2018-02-16 | 2020-03-04 | ファナック株式会社 | 保護ウインドの汚れを抑制するレーザ加工ヘッド |
JP7239307B2 (ja) * | 2018-12-04 | 2023-03-14 | 株式会社アイシン福井 | レーザ溶接装置 |
JP7168430B2 (ja) * | 2018-12-04 | 2022-11-09 | 株式会社アイシン福井 | レーザ溶接装置 |
US11813671B2 (en) | 2020-01-27 | 2023-11-14 | Rolls-Royce Corporation | Microtextured nozzle for directed energy deposition with greater than 100 features per square millimeter |
CN111730204B (zh) * | 2020-06-11 | 2022-03-08 | 苏州富强科技有限公司 | 一种激光焊接吸嘴及激光焊枪 |
EP4015134A1 (en) | 2020-12-18 | 2022-06-22 | Bystronic Laser AG | Laser machining nozzle with riblets inside, and laser cutting machine with such nozzle |
DE112022004962T5 (de) * | 2022-03-11 | 2024-08-01 | Mitsubishi Electric Corporation | Vorrichtung zur additiven Fertigung und Bearbeitungskopf |
CN115041831A (zh) * | 2022-05-23 | 2022-09-13 | 杭州乾瑭云科技有限公司 | 一种激光切割气阀 |
WO2024156622A1 (de) * | 2023-01-27 | 2024-08-02 | TRUMPF Laser- und Systemtechnik AG | Strahldüse mit einem absorptionsabschnitt zur aufnahme einer reflexionstrahlung |
JP7455289B1 (ja) | 2023-07-04 | 2024-03-25 | 三菱電機株式会社 | レーザ加工装置 |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01262086A (ja) * | 1988-04-14 | 1989-10-18 | Toshiba Corp | レーザ加工ノズル |
JPH06170578A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-21 | Yasuyuki Moriyama | レーザ切断加工用ノズル |
JPH06190582A (ja) * | 1992-10-23 | 1994-07-12 | Mitsubishi Electric Corp | 加工ヘッド及びレーザ加工装置 |
JP2000288767A (ja) * | 1999-04-08 | 2000-10-17 | Nippon Steel Corp | レーザ加工装置 |
JP2001150172A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-06-05 | Koike Sanso Kogyo Co Ltd | レーザ切断装置 |
JP2001269788A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-02 | Nissan Motor Co Ltd | レーザ溶接用ノズル |
WO2003076117A1 (en) * | 2002-03-14 | 2003-09-18 | Hitachi Zosen Corporation | Method and device for prevention of adhesion of dirt and contamination on optical parts in laser beam machine |
JP2004148360A (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-27 | Toppan Forms Co Ltd | レーザ加工ヘッドおよびこれが使用されるレーザ加工システム |
JP2005169442A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Amada Co Ltd | 熱切断加工機の加工ノズルおよび加工ノズル脱着機構とその方法 |
JP2007021574A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Honda Motor Co Ltd | レーザ加工ヘッド |
JP2007021505A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Enshu Ltd | レーザ加工機のレーザ照射用ノズル装置及びこの照射用ノズルによるブロー方法。 |
JP2008114275A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Takeji Arai | レーザ加工ヘッド及びレーザ加工方法 |
JP2008155254A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Yapoc Co Ltd | レーザ加工ヘッド |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3597578A (en) * | 1967-03-16 | 1971-08-03 | Nat Res Dev | Thermal cutting apparatus and method |
US3821510A (en) * | 1973-02-22 | 1974-06-28 | H Muncheryan | Hand held laser instrumentation device |
IT1179924B (it) * | 1984-05-22 | 1987-09-16 | Prima Progetti Spa | Testa focalizzatrice per una macchina da taglio a raggi laser |
US4952770A (en) * | 1986-12-01 | 1990-08-28 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Laser-beam processing method and system |
US4808789A (en) * | 1987-02-04 | 1989-02-28 | Muncheryan Hrand M | Diode-pumped-laser instrumentation system |
US4782496A (en) * | 1987-11-05 | 1988-11-01 | United Technologies Corporation | Breakaway nozzle for a laser processing machine |
CA2064513A1 (en) * | 1991-04-01 | 1992-10-02 | Hiroyuki Okuyama | Laser output unit |
CA2091512A1 (en) * | 1992-03-13 | 1993-09-14 | Kohichi Haruta | Laser irradiation nozzle and laser apparatus using the same |
US5609781A (en) * | 1992-10-23 | 1997-03-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Machining head and laser machining apparatus |
JPH08118063A (ja) * | 1994-10-25 | 1996-05-14 | Fanuc Ltd | レーザ加工装置 |
US5898522A (en) * | 1995-10-06 | 1999-04-27 | Herpst; Robert D. | Protective window assembly and method of using the same for a laser beam generating apparatus |
CN2683306Y (zh) * | 2004-02-25 | 2005-03-09 | 中国航空工业第一集团公司北京航空制造工程研究所 | 一种yag激光焊平焊接头气体保护装置 |
-
2009
- 2009-03-31 WO PCT/JP2009/056614 patent/WO2010113244A1/ja active Application Filing
- 2009-03-31 JP JP2011506871A patent/JP5418588B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2009-03-31 US US13/260,733 patent/US20120037604A1/en not_active Abandoned
- 2009-03-31 CN CN2009801585611A patent/CN102369080A/zh active Pending
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01262086A (ja) * | 1988-04-14 | 1989-10-18 | Toshiba Corp | レーザ加工ノズル |
JPH06190582A (ja) * | 1992-10-23 | 1994-07-12 | Mitsubishi Electric Corp | 加工ヘッド及びレーザ加工装置 |
JPH06170578A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-21 | Yasuyuki Moriyama | レーザ切断加工用ノズル |
JP2000288767A (ja) * | 1999-04-08 | 2000-10-17 | Nippon Steel Corp | レーザ加工装置 |
JP2001150172A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-06-05 | Koike Sanso Kogyo Co Ltd | レーザ切断装置 |
JP2001269788A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-10-02 | Nissan Motor Co Ltd | レーザ溶接用ノズル |
WO2003076117A1 (en) * | 2002-03-14 | 2003-09-18 | Hitachi Zosen Corporation | Method and device for prevention of adhesion of dirt and contamination on optical parts in laser beam machine |
JP2004148360A (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-27 | Toppan Forms Co Ltd | レーザ加工ヘッドおよびこれが使用されるレーザ加工システム |
JP2005169442A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Amada Co Ltd | 熱切断加工機の加工ノズルおよび加工ノズル脱着機構とその方法 |
JP2007021505A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Enshu Ltd | レーザ加工機のレーザ照射用ノズル装置及びこの照射用ノズルによるブロー方法。 |
JP2007021574A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Honda Motor Co Ltd | レーザ加工ヘッド |
JP2008114275A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Takeji Arai | レーザ加工ヘッド及びレーザ加工方法 |
JP2008155254A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Yapoc Co Ltd | レーザ加工ヘッド |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190128772A (ko) * | 2018-05-09 | 2019-11-19 | 정우진 | 레이저 가공 장치용 레이저 보호 유리 모니터링 유닛 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2010113244A1 (ja) | 2010-10-07 |
CN102369080A (zh) | 2012-03-07 |
JPWO2010113244A1 (ja) | 2012-10-04 |
US20120037604A1 (en) | 2012-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5418588B2 (ja) | レーザ加工装置 | |
JP3664904B2 (ja) | レーザ加工ヘッド | |
ES2782114T3 (es) | Aparato y método de tratamiento láser | |
EP3330035B1 (en) | Laser cladding system and method | |
CA2330426C (en) | Material shaping device with a laser beam which is injected into a stream of liquid | |
US6175096B1 (en) | Method of processing a material by means of a laser beam | |
JP4555743B2 (ja) | レーザ加工ヘッド | |
CN113798672A (zh) | 激光焊接装置及激光焊接方法 | |
US7671296B2 (en) | Nose-piece for a laser-beam drilling or machining head | |
EP3330038A1 (en) | Laser cladding system and method | |
CN110153554B (zh) | 激光加工头 | |
JP6757877B2 (ja) | レーザ加工装置及びレーザ加工方法 | |
EP2399703A1 (en) | Laser cutting method and laser cutting equipment | |
JP6063635B2 (ja) | レーザ加工装置、レーザ加工システム、レーザ加工方法 | |
EP1525941B1 (en) | A method of laser machining components having a protective surface coating | |
JP2006142383A (ja) | レーザ溶接装置 | |
JP2012024810A (ja) | ファイバレーザ加工機の加工ヘッド | |
JP2007021505A (ja) | レーザ加工機のレーザ照射用ノズル装置及びこの照射用ノズルによるブロー方法。 | |
JP2010234373A (ja) | レーザ加工用ノズル及びレーザ加工装置 | |
JP2012024811A (ja) | ファイバレーザ加工機の加工ヘッド | |
JP2014240090A (ja) | 溶接ヘッドおよび溶接装置 | |
JP4408080B2 (ja) | ハイブリッドレーザ加工方法とそれに用いるハイブリッドレーザトーチ | |
JP6808459B2 (ja) | レーザ加工装置 | |
JP6035088B2 (ja) | レーザ加工ヘッド用ノズル | |
JP2000202676A (ja) | レ―ザ加工ヘッド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130312 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131022 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131104 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5418588 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |