JP6144514B2 - スリットノズル、基板処理装置およびスリットノズルの製造方法 - Google Patents

スリットノズル、基板処理装置およびスリットノズルの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、液晶用ガラス基板、半導体基板、フィルム液晶用フレキシブル基板、フォトマスク用基板、カラーフィルター用基板、太陽電池用基板、有機EL用基板等(以下、単に「基板」という。)の表面に処理液を塗布するスリットノズル、当該スリットノズルを備えた基板処理装置、および、当該スリットノズルの製造方法に関する。
従来より、基板の製造工程には、フォトレジストなどの処理液を基板の表面に塗布する塗布工程が含まれている。塗布工程においては、スリット状の吐出部を有するスリットノズルから基板の表面に処理液を吐出する塗布装置(いわゆるスリットコータ)が使用されることがある。
スリットノズルは、その下部にスリット状の吐出口を有しており、当該吐出口から処理液を吐出する。塗布装置においては、このスリットノズルが、基板に向けて吐出口から処理液を吐出しつつ、スリット状吐出口の長手方向と直交する方向に沿って基板に対して相対的に移動される。これによって、基板の表面内の矩形領域に、処理液が塗布されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−261326号公報
特許文献1に開示のスリットノズルは、処理液の塗布幅の変動を抑制するために、ノズル両端部にサイドプレートを備えている。このようなサイドプレート方式のスリットノズルにおいては、サイドプレートとノズル本体部との間の僅かな隙間から処理液がリークするおそれがある。特に、ノズル本体部とノズル蓋部との間に吐出口の幅を調整するためのシムを挟持した構造のスリットノズルでは、シムとサイドプレートとの間に加工の都合上不可避的に隙間が生じることとなり、その隙間から処理液がリークするという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、処理液の漏出を防止することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、スリット状の吐出口をその下部に有して当該吐出口から処理液を吐出するスリットノズルにおいて、処理液を前記吐出口に導く送液路を有するノズル本体部と、前記ノズル本体部に貼り合わされて前記ノズル本体部とともに前記吐出口の長手方向に沿った開口縁を規定するノズル蓋部と、前記ノズル本体部と前記ノズル蓋部との間に挟持されて前記吐出口の幅を規定するシムと、前記ノズル本体部および前記ノズル蓋部の両端に取り付けられ、前記吐出口の幅方向に沿った開口縁を規定する一対のサイドプレートと、前記シムと前記サイドプレートとの間に生じる処理液の漏出流路を閉塞する閉塞部と、を備え、前記ノズル蓋部の上側両端に、前記ノズル本体部に対向する面からその反対側の面に貫通する切り欠き部が形成され、前記閉塞部は、前記切り欠き部に装填される弾性部材と、前記弾性部材を前記ノズル蓋部および前記ノズル本体部に対して押圧する押圧機構と、を備えることを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項の発明に係るスリットノズルにおいて、前記シムの上側両端に、前記切り欠き部の断面よりも小さな面積の切り欠きを形成し、前記弾性部材の端面の一部は前記ノズル本体部を直接に押圧するとともに、前記端面の残部は前記シムを挟み込んで前記ノズル本体部を押圧することを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項または請求項の発明に係るスリットノズルにおいて、前記弾性部材はシリコンゴムにて形成されることを特徴とする。
また、請求項の発明は、基板処理装置に、請求項1から請求項のいずれかの発明に係るスリットノズルと、前記スリットノズルの下方において基板を水平に保持する保持部と、前記スリットノズルを、前記保持部に保持された基板に対して、前記吐出口の長手方向と直交する方向に相対的に移動させる駆動部と、前記スリットノズルに処理液を供給する供給部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項の発明は、スリット状の吐出口をその下部に有して当該吐出口から処理液を吐出するスリットノズルの製造方法において、処理液を前記吐出口に導く送液路を有するノズル本体部に、前記吐出口の幅を規定するシムを挟み込んでノズル蓋部を貼り合わせる貼設工程と、前記ノズル本体部および前記ノズル蓋部の両端に一対のサイドプレートを取り付ける取付工程と、前記ノズル蓋部の上側両端に、前記ノズル本体部に対向する面からその反対側の面に貫通する切り欠き部を形成する加工工程と、前記切り欠き部に弾性部材を装填し、前記弾性部材を前記ノズル蓋部および前記ノズル本体部に対して押圧することによって、前記シムと前記サイドプレートとの間に生じる処理液の漏出流路を閉塞する閉塞工程と、を備えることを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項の発明に係るスリットノズルの製造方法において、前記シムの上側両端に、前記切り欠き部の断面よりも小さな面積の切り欠きを形成する工程をさらに備え、前記閉塞工程では、前記弾性部材の端面の一部は前記ノズル本体部を直接に押圧するとともに、前記端面の残部は前記シムを挟み込んで前記ノズル本体部を押圧することを特徴とする。
また、請求項の発明は、請求項または請求項の発明に係るスリットノズルの製造方法において、前記弾性部材はシリコンゴムにて形成されることを特徴とする。
請求項1から請求項の発明によれば、シムとサイドプレートとの間に生じる処理液の漏出流路を閉塞する閉塞部を備えるため、シムとサイドプレートとの間からの処理液の漏出を防止することができる。
特に、請求項の発明によれば、弾性部材の端面の一部はノズル本体部を直接に押圧するとともに、端面の残部はシムを挟み込んでノズル本体部を押圧するため、シムとノズル本体部との隙間を消滅させて処理液の漏出をより確実に防止することができる。
請求項の発明によれば、スリットノズルからの処理液の漏出を防止して基板に均一に処理液を吐出することができる。
請求項から請求項の発明によれば、ノズル蓋部の切り欠き部に弾性部材を装填し、弾性部材をノズル蓋部およびノズル本体部に対して押圧することによって、シムとサイドプレートとの間に生じる処理液の漏出流路を閉塞するため、シムとサイドプレートとの間からの処理液の漏出を防止することができる。
特に、請求項の発明によれば、弾性部材の端面の一部はノズル本体部を直接に押圧するとともに、端面の残部はシムを挟み込んでノズル本体部を押圧するため、シムとノズル本体部との隙間を消滅させて処理液の漏出をより確実に防止することができる。
本発明に係る基板処理装置の概略を示した斜視図である。 スリットノズルの外観斜視図である。 スリットノズルの断面図である。 スリットノズルの端部を上方から見た図である。 スリットノズルの組み立ての一工程を示す図である。 スリットノズルの上側端部の分解斜視図である。 ゴムを装填したスリットノズルの上側端部を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.基板処理装置の全体構成>
図1は、本発明に係る基板処理装置1の概略を示した斜視図である。この基板処理装置1は、液晶表示装置用のガラス基板などの基板2に対してスリットノズル42からレジスト液などの処理液を吐出して塗布処理を行う塗布装置(スリットコータ)である。なお、図1および以降の各図には、それらの方向関係を明確にするためZ軸方向を鉛直方向とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系を適宜付している。X方向は、スリットノズル42の移動方向であり、Y方向は、スリットノズル42の長手方向である。また、図1および以降の各図においては、理解容易のため、必要に応じて各部の寸法や数を誇張または簡略化して描いている。
基板処理装置1は、本体部10と、制御部20とを有する。本体部10は、ステージ30と、架橋部40と、駆動部50とを備えている。
ステージ30は、基板2を載置する保持台である。ステージ30は、直方体形状の石材などにより構成され、その上面および側面は平坦に加工されている。ステージ30の上面は水平面であり、基板2の保持面31となっている。保持面31には、図示しない多数の真空吸着口が形成されている。基板処理装置1において基板2を処理するときには、真空吸着口が基板2を吸着することによって、基板2はスリットノズル42の下方において水平姿勢(法線が鉛直方向に沿う姿勢)に保持される。
保持面31には、複数のリフトピン32が設けられている。リフトピン32は、上下に昇降自在に構成されている。基板2をステージ30上に載置する際、または基板2をステージ30から取り除く際には、リフトピン32が上昇して基板2を保持する。また、保持面31のうち、基板2が保持される領域を挟んだ両端部には、一対の走行レール33が固設されている。走行レール33は、架橋部40を支持するとともに、架橋部40のX方向の移動を案内するリニアガイドを構成する。
保持面31の(+X)方向側には、開口34が設けられている。開口34下方の本体部10の内部には、スリットノズル42の状態を正常化するための予備塗布機構や、スリットノズル42の乾燥を防止するための待機ポッドなどが設けられている。
架橋部40は、ステージ30の上方に水平に掛け渡されている。架橋部40は、カーボンファイバ補強樹脂等を骨材とするノズル支持部41と、ノズル支持部41に取り付けられたスリットノズル42と、ノズル支持部41の両端を支持する昇降機構43とを有している。
スリットノズル42は、スリット状の吐出口711をその下部に有し、この吐出口711からレジスト液を吐出しつつ、基板2の表面を走査して、基板2表面の所定の領域にレジスト液を塗布する。スリットノズル42は、長尺のノズル本体部71と、ノズル本体部71に貼り合わされるノズル蓋部73(図1ではノズル本体部71の裏側にあるため不図示)と、ノズル本体部71およびノズル蓋部73の長手方向(Y方向)の両端に取り付けられたサイドプレート72と、を備える。スリットノズル42の詳細な構成についてはさらに後述する。
昇降機構43は、ノズル支持部41を介してスリットノズル42を支持している。昇降機構43は、ACサーボモータ43aと図示しないボールネジとを備えており、制御部20からの制御信号に基づいてスリットノズル42を並進的に昇降させる。また、昇降機構43は、スリットノズル42のYZ平面内での姿勢を調整する。
駆動部50は、スリットノズル42を、ステージ30に保持された基板2に対して、吐出口711の長手方向(Y方向)と直交する方向(X方向)に、相対的に移動させる。駆動部50は、ステージ30の両側部に沿った一対の固定子51と、架橋部40の両端部に取り付けられた一対の移動子52とを備えている。駆動部50は、固定子51と移動子52とにより一対のACコアレスリニアモータを構成しており、架橋部40をX方向に移動させる。また、駆動部50には、スケール部と検出子とを有するリニアエンコーダ53が取り付けられている。リニアエンコーダ53は、移動子52の位置を検出し、検出結果を制御部20へ送信する。
制御部20は、プログラムに従って各種データを処理する演算部21と、プログラムや各種データを記憶する記憶部22とを備える。また、制御部20の前面には、オペレータからの指示入力を受け付ける操作部23と、各種データを表示する表示部24とが設けられている。
制御部20は、図示しないケーブルによって本体部10と電気的に接続されている。制御部20は、操作部23からの入力信号やリニアエンコーダ53からの検出結果に基づいて、固定子51および移動子52の動作を制御する。これにより、ステージ30上の架橋部40の動作が制御される。また、制御部20は、操作部23からの入力信号や図示しない各種センサからの信号に基づいて、昇降機構43の動作やスリットノズル42からのレジスト液の吐出動作を制御する。
<2.スリットノズルの構成>
次に、スリットノズル42の構成についてさらに説明する。図2は、スリットノズル42の外観斜視図である。また、図3は、スリットノズル42の長手方向中央部近傍をXZ平面で切断した断面図である。
スリットノズル42は、ノズル本体部71、ノズル蓋部73、サイドプレート72およびシム74を備える。ノズル本体部71は、Y方向に沿って延びる長尺の部材であり、例えばステンレスにて形成されている。ノズル本体部71には、スリットノズル42の内部流路となる送液路713およびマニホールド712が形成されている。送液路713は、ノズル本体部71がノズル蓋部73と貼り合わされることによって流路として機能する。マニホールド712は、(−X)方向に向けて削られた溝として形成されている。
ノズル蓋部73もY方向に沿って延びる長尺の部材であり、ノズル本体部71と同じ材質にて形成されている。シム74は、Y方向に沿って延びる板状の長尺部材である。シム74もノズル本体部71と同じ材質にて形成されているが、ノズル本体部71およびノズル蓋部73とは異なる鋼種であっても良い。マニホールド712よりも上側にてシム74を挟み込んでノズル本体部71にノズル蓋部73を貼り合わせることにより、送液路713がスリットノズル42の流路となる。そして、送液路713の下端が処理液を吐出する吐出口711となる。すなわち、吐出口711の長手方向(Y方向)に沿った開口縁はノズル本体部71およびノズル蓋部73によって規定される。
また、一対のサイドプレート72は、シム74を挟み込んでノズル本体部71とノズル蓋部73とが貼り合わされた構造体の長手方向(Y方向)両端に取り付けられる。吐出口711の幅方向(X方向)に沿った開口縁は一対のサイドプレート72によって規定される。
ノズル蓋部73がノズル本体部71に接合された状態において、送液路713はマニホールド712に連通している。マニホールド712は、レジスト液供給源60と接続されている。レジスト液供給源60から送給されたレジスト液は、マニホールド712内にてスリットノズル42の長手方向(Y方向)に拡散された後に、送液路713を流れて吐出口711まで導かれ、吐出口711から基板2に向けて吐出される。レジスト液供給源60から供給されたレジスト液が一旦マニホールド712内にて拡散されるため、吐出口711から吐出されるレジスト液の流量をY方向に沿って均一なものとすることができる。
図3に示すように、ノズル本体部71とノズル蓋部73との間に挟持されるシム74は、吐出口711の幅(X方向長さ)を規定する。すなわち、シム74の厚さを厚くすると吐出口711の幅が拡がり、シム74の厚さを薄くすると吐出口711の幅が狭くなる。このように、ノズル本体部71とノズル蓋部73との間にシム74を挟み込む構造のスリットノズル42においては、挟み込むシム74の厚さを異ならせることによって容易に吐出口711の幅を調整することができる。また、このような構造のスリットノズル42においては、ノズル本体部71とノズル蓋部73とを容易に分解して清掃等を行うことができるため、メンテナンスの作業性を高めることができる。
ところで、上記のようなシム74を挟持したサイドプレート方式のスリットノズル42においては、シム74とサイドプレート72との間の隙間から処理液が漏出するおそれがある。図4は、スリットノズル42の端部を上方から見た図である。ノズル本体部71とサイドプレート72およびノズル蓋部73とサイドプレート72とは高い精度にて貼り合わされているため、それらの間には処理液が漏出するような隙間は存在しないものとみなすことができる。
しかしながら、シム74のY方向長さはノズル本体部71およびノズル蓋部73のY方向長さよりも若干短くなるように加工されている。これは厚さの薄い(図4ではシム74の厚さを誇張して厚く描いている)シム74のY方向端部がサイドプレート72に接触すると、シム74またはサイドプレート72に傷が付くおそれがあるためである。また、シム74、ノズル本体部71およびノズル蓋部73の角部には面取り加工が施されている。これらの加工の結果、シム74とサイドプレート72との間には不可避的に隙間75が生じることとなる。この隙間75は、シム74とサイドプレート72との間にZ方向に沿って延在しており、マニホールド712に繋がる。このため、マニホールド712に供給された処理液の液圧が上昇したときには、隙間75を伝わって処理液が上側((+Z)方向)に漏出する。さらに、隙間75の上端にまで到達した処理液はノズル本体部71、ノズル蓋部73とサイドプレート72との接合界面の上端、および、ノズル本体部71、ノズル蓋部73とシム74との接合界面の上端に沿って流れることとなる。すなわち、シム74とサイドプレート72との間に形成された隙間75が処理液の漏出流路の基端となる。なお、このような隙間75はシム74の両側に形成されることとなる。
そこで、本発明に係るスリットノズル42においては、処理液の漏出流路である隙間75を閉塞するようにしている。以下、隙間75の閉塞についてさらに説明を続ける。
<3.スリットノズルの製造>
図5は、スリットノズル42の組み立ての一工程を示す図である。スリットノズル42の製造に際して、最も重要となるのは、吐出口711の仕上げ精度である。すなわち、吐出口711の幅をスリットノズル42の長手方向の全体にわたって高精度に均一にするとともに、幅方向(X方向)の高さも揃えなければならない。吐出口711の仕上げ精度が低いと、スリットノズル42からの処理液の均一な吐出が阻害されることとなり、塗布処理に不都合が生じる。
このため、スリットノズル42を構成する各部品(ノズル本体部71、ノズル蓋部73、サイドプレート72およびシム74)は高い精度にて加工されている。また、極めて高い平面度を有する石定盤95を基準としてスリットノズル42を組み立てる。具体的には、まず石定盤95の上面にノズル本体部71を載置する。ノズル本体部71は、上面(吐出口711とは反対側の面)が石定盤95の上面に当接するように載置される。
次に、所定厚さのシム74を挟み込んでノズル蓋部73がノズル本体部71に貼り合わされる。このときには、シム74およびノズル蓋部73の上面を石定盤95の上面に押し当ててノズル本体部71とノズル蓋部73との相対位置関係を厳密に調整した上で、双方を例えばボルトによって締結する。これにより、ノズル本体部71の下端とノズル蓋部73の下端(図5では上側端)とがスリットノズル42の長手方向の全体にわたって完全に同じ高さとなり、吐出口711の仕上げ精度を高いものとすることができる。そして、シム74を挟み込んでノズル本体部71とノズル蓋部73とが貼り合わされた構造体の長手方向両端に一対のサイドプレート72を取り付けてスリットノズル42が完成される。但し、上述したように、シム74の加工の都合上、シム74とサイドプレート72との間には処理液の漏出流路となる隙間75が不可避的に形成される。
そこで本実施形態においては、ノズル蓋部73に切り欠き部を形成し、その切り欠き部にゴムを装填することによって隙間75を閉塞するようにしている。図6は、スリットノズル42の上側端部の分解斜視図である。図6では、スリットノズル42の(+Y)側の上側端部を示しているが、(−Y)側についても同様である。
スリットノズル42の組み立てに先立って、ノズル蓋部73の上側((+Z)側)の両端には四角柱形状の切り欠き部79が形成される。切り欠き部79は、ノズル蓋部73のノズル本体部71に対向する面からその反対側の面に貫通するように形成される。このような切り欠き部79は、例えば切削加工によって形成することができる。
また、シム74の上側((+Z)側)の両端にも矩形の切り欠き78が形成される。シム74に形成される切り欠き78の面積はノズル蓋部73の切り欠き部79の断面(YZ断面)よりも小さい。切り欠き部78もシム74のノズル本体部71に対向する面からその反対側の面に貫通するように形成される。
上側両端に四角柱形状の切り欠き部79が形成されたノズル蓋部73が石定盤95を用いてノズル本体部71との相対位置関係を調整され(図5)、シム74を挟み込んでノズル本体部71に貼り合わされる。シム74にも切り欠き78が形成されている。この切り欠き78は、ノズル蓋部73の切り欠き部79の断面よりも小さい。従って、図6に示すように、相互の位置関係が調整されてノズル本体部71にシム74を挟み込んでノズル蓋部73が貼り合わされた構造体においては、シム74の上側両端がノズル蓋部73の切り欠き部79からはみ出る。そして、シム74の切り欠き78においては、ノズル本体部71の接合面が直接に露出することとなる。このようなシム74の切り欠き78から露出するノズル本体部71の接合面を露出面77とする。
切り欠き部79が形成されたノズル蓋部73とノズル本体部71との間に切り欠き78を有するシム74を挟持した構造体の長手方向両端に一対のサイドプレート72が取り付けられる。サイドプレート72が取り付けられることによって、ノズル蓋部73の切り欠き部79は凹部となる。その切り欠き部79にゴム81が装填される。ゴム81の素材としては、耐薬品性能に優れる(薬液に腐食されにくい)とともに硬度が低くて高い弾性変形能を有する材質が求められ、本実施形態では一例としてシリコンゴムが採用される。シリコンゴムは、ゴムの硬さ試験方法に関する規格であるJIS(日本工業規格)のK6253規格で硬度20を有する。また、ゴム81の形状は、切り欠き部79の形状に対応するものであり、本実施形態では切り欠き部79が四角柱形状であるためゴム81の形状も四角柱形状である。ゴム81の大きさは、切り欠き部79よりも若干大きいことが好ましい。
切り欠き部79にゴム81を装填した後、押さえ部材をノズル蓋部73に締結することによってゴム81を押圧する。図7は、ゴム81を装填したスリットノズル42の上側端部を示す平面図である。切り欠き部79の容積よりも大きなゴム81を切り欠き部79に装填し、切り欠き部79を塞ぐようにボルト86によって押さえ板85をノズル蓋部73に締結する。これにより、ゴム81には(+X)側から(−X)側へと向かう力が作用し、押さえ板85によってゴム81がノズル本体部71に対して押圧されることとなる。
このときに、図7に示すように、ゴム81の(−X)側端面の一部がノズル本体部71の露出面77を直接に押圧するとともに、その端面の残部がシム74を挟み込んでノズル本体部71を押圧する。すなわち、図6に示したように、シム74にも切り欠き部79よりも小さな切り欠き78が形成されている。このため、ノズル本体部71にシム74を挟み込んでノズル蓋部73が貼り合わされた構造体においては、シム74の上側両端がノズル蓋部73の切り欠き部79からはみ出る。そして、シム74の切り欠き78からはノズル本体部71の露出面77が露出する。このような構造に硬度が低くて高い弾性変形能を有するゴム81が押し当てられることにより、図7に示すように、ゴム81の(−X)側端面が変形して露出面77およびシム74の双方を押圧するのである。
また、スリットノズル42の上側からも押さえ板85と同様の押さえ板(図示省略)がノズル蓋部73に締結される。これにより、ゴム81には(+Z)側から(−Z)側へと向かう力が作用し、ゴム81がノズル蓋部73に対して押圧されることとなる。
切り欠き部79にゴム81を装填し、そのゴム81を上側((+Z)側)と横側((+X)側)との2方向から押さえつけることによって、ゴム81がノズル蓋部73およびノズル本体部71に対して押圧される。これにより、ゴム81が変形して切り欠き部79内に充填され、図7に示すように、シム74とサイドプレート72との間に形成された隙間75がゴム81によって閉塞される。
<4.本発明に係る技術の効果>
上述のようにして、切り欠き部79に装填されたゴム81によって処理液の漏出流路である隙間75が閉塞されることにより、マニホールド712から隙間75を伝わっての処理液の漏出を防止することができる。処理液はスリットノズル42の上端にまでは到達しないため、ノズル本体部71、ノズル蓋部73、サイドプレート72およびシム74の接合界面の上端に沿って処理液が流れ出ることも防止される。
特に、本実施形態においては、ゴム81の端面の一部がノズル本体部71の露出面77を直接に押圧するとともに、その端面の残部がシム74を挟み込んでノズル本体部71を押圧する(図7)。ゴム81がノズル本体部71の露出面77を押圧することによって隙間75を直接的に閉塞することができる。また、ゴム81がシム74を挟み込んでノズル本体部71を押圧することにより、シム74の端部をノズル本体部71に押圧することができ、シム74とノズル本体部71との隙間を消滅させて処理液の漏出をより確実に防止することができる。
本発明に係るスリットノズル42を搭載した基板処理装置1においては、処理液の漏出が生じないためにスリットノズル42から安定して処理液が吐出されることとなり、基板2上の必要な領域に均一に処理液を塗布することができる。
また、本実施形態のように、ノズル本体部71とノズル蓋部73との間にシム74を挟み込む構造のスリットノズル42においては、各構成部品を分解することによって清掃等のメンテナンスを容易に行うことができ、そのときにゴム81についても容易に清掃を行うことができる。なお、清掃後のゴム81については繰り返して再利用することができる。
ところで、単に処理液の漏出流路である隙間75を閉塞する目的だけであれば、ノズル蓋部73に切り欠き部79を形成することなく、例えばスリットノズル42の上面に隙間75を塞ぐようなパッキンを装着することも考えられる。このようにすれば、切り欠き部79を形成する本実施形態よりも安価に処理液の漏出を防止することができる。しかしながら、そのような構造にすると、石定盤95を用いて厳密に調整したノズル本体部71とノズル蓋部73との相対位置関係がパッキンで押さえたときに崩れるおそれがある。そうすると、吐出口711の仕上げ精度が顕著に劣化することとなり、処理液を均一に吐出するというスリットノズル42としての本質的な性能が損なわれることとなる。本実施形態のようにノズル蓋部73に切り欠き部79を設け、その切り欠き部79のみにゴム81を装填すれば、吐出口711の仕上げ精度には影響を与えないため、スリットノズル42としての本質的な性能を維持しつつも処理液の漏出を防止することができ、その点に本発明に係る技術の意義が存在する。
<5.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態においては、ゴム81としてシリコンゴムを用いていたが、ゴム81の材質はこれに限定されるものではなく、他の種類のゴムを採用することもできる。或いは、ゴム81に代えて他の弾性部材を用いるようにしても良い。但し、上述したように、直接に処理液に接触する可能性のあるゴム81の材質としては、耐薬品性能に優れるとともに硬度が低くて高い弾性変形能を有することが必要となる。ゴム81の材質としてシリコンゴム以外のゴムを用いる場合には、JISのK6253規格で硬度10以上硬度40以下のものが好ましい。ゴムの硬度が40を超えると、弾性変形しにくくなるため、隙間75を確実に防ぐことが困難となり、処理液の漏出を完全には防止できなくなる。また、ゴムの硬度が10未満であると、コストの増加が著しくなる。
また、上記実施形態においては、切り欠き部79の容積よりも大きなゴム81を切り欠き部79に装填して押さえ板によってゴム81を押圧するようにしていたが、これに代えて切り欠き部79の容積よりも小さなゴム81を切り欠き部79に装填し、凸状の押さえ部材によってゴム81を押圧するようにしても良い。
また、上記実施形態においては、ノズル蓋部73に切り欠き部79を形成するようにしていたが、これに代えて、ノズル本体部71に同様の切り欠き部を形成するようにしても良い。すなわち、ノズル本体部71に、ノズル蓋部73と対向する面からその反対側の面に貫通するような切り欠き部を形成し、その切り欠き部にゴム81を装填して押圧するようにしても良い。
また、上記実施形態の基板処理装置1は、ステージ30によって真空吸着した基板2にスリットノズル42から処理液を吐出する構成であったが、ステージ30からエアを噴出して基板2を浮上させ、その浮上した基板2にスリットノズル42から処理液を吐出する構成であっても良い。
また、上記実施形態の基板処理装置1は、ステージ30に静止状態で保持した基板2に対してスリットノズル42を走査させる構成であったが、固定したスリットノズル42に対して基板2を移動させる構成であっても良い。或いは、スリットノズル42および基板2の双方を移動させる構成であっても良い。すなわち、基板2に対してスリットノズル42を相対的に移動させる構成であれば良い。
また、基板処理装置1によって処理対象となる基板は、液晶表示装置用のガラス基板に限定されるものではなく、半導体基板やフォトマスク用基板であっても良い。
また、スリットノズル42から吐出する処理液は、レジスト液に限定されるものではなく、現像液等の他の種類の処理液であっても良い。
1 基板処理装置
2 基板
10 本体部
20 制御部
30 ステージ
40 架橋部
42 スリットノズル
50 駆動部
60 レジスト液供給源
71 ノズル本体部
72 サイドプレート
73 ノズル蓋部
74 シム
75 隙間
78 切り欠き
79 切り欠き部
81 ゴム
85 押さえ板
711 吐出口
712 マニホールド
713 送液路

Claims (7)

  1. スリット状の吐出口をその下部に有して当該吐出口から処理液を吐出するスリットノズルにおいて、
    処理液を前記吐出口に導く送液路を有するノズル本体部と、
    前記ノズル本体部に貼り合わされて前記ノズル本体部とともに前記吐出口の長手方向に沿った開口縁を規定するノズル蓋部と、
    前記ノズル本体部と前記ノズル蓋部との間に挟持されて前記吐出口の幅を規定するシムと、
    前記ノズル本体部および前記ノズル蓋部の両端に取り付けられ、前記吐出口の幅方向に沿った開口縁を規定する一対のサイドプレートと、
    前記シムと前記サイドプレートとの間に生じる処理液の漏出流路を閉塞する閉塞部と、
    を備え
    前記ノズル蓋部の上側両端に、前記ノズル本体部に対向する面からその反対側の面に貫通する切り欠き部が形成され、
    前記閉塞部は、
    前記切り欠き部に装填される弾性部材と、
    前記弾性部材を前記ノズル蓋部および前記ノズル本体部に対して押圧する押圧機構と、
    を備えることを特徴とするスリットノズル。
  2. 請求項記載のスリットノズルにおいて、
    前記シムの上側両端に、前記切り欠き部の断面よりも小さな面積の切り欠きを形成し、
    前記弾性部材の端面の一部は前記ノズル本体部を直接に押圧するとともに、前記端面の残部は前記シムを挟み込んで前記ノズル本体部を押圧することを特徴とするスリットノズル。
  3. 請求項または請求項に記載のスリットノズルにおいて、
    前記弾性部材はシリコンゴムにて形成されることを特徴とするスリットノズル。
  4. 請求項1から請求項のいずれかに記載のスリットノズルと、
    前記スリットノズルの下方において基板を水平に保持する保持部と、
    前記スリットノズルを、前記保持部に保持された基板に対して、前記吐出口の長手方向と直交する方向に相対的に移動させる駆動部と、
    前記スリットノズルに処理液を供給する供給部と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  5. スリット状の吐出口をその下部に有して当該吐出口から処理液を吐出するスリットノズルの製造方法において、
    処理液を前記吐出口に導く送液路を有するノズル本体部に、前記吐出口の幅を規定するシムを挟み込んでノズル蓋部を貼り合わせる貼設工程と、
    前記ノズル本体部および前記ノズル蓋部の両端に一対のサイドプレートを取り付ける取付工程と、
    前記ノズル蓋部の上側両端に、前記ノズル本体部に対向する面からその反対側の面に貫通する切り欠き部を形成する加工工程と、
    前記切り欠き部に弾性部材を装填し、前記弾性部材を前記ノズル蓋部および前記ノズル本体部に対して押圧することによって、前記シムと前記サイドプレートとの間に生じる処理液の漏出流路を閉塞する閉塞工程と、
    を備えることを特徴とするスリットノズルの製造方法。
  6. 請求項記載のスリットノズルの製造方法において、
    前記シムの上側両端に、前記切り欠き部の断面よりも小さな面積の切り欠きを形成する工程をさらに備え、
    前記閉塞工程では、前記弾性部材の端面の一部は前記ノズル本体部を直接に押圧するとともに、前記端面の残部は前記シムを挟み込んで前記ノズル本体部を押圧することを特徴とするスリットノズルの製造方法。
  7. 請求項または請求項に記載のスリットノズルの製造方法において、
    前記弾性部材はシリコンゴムにて形成されることを特徴とするスリットノズルの製造方法。
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