JP6126779B2 - 放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法 - Google Patents
放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6126779B2 JP6126779B2 JP2011265837A JP2011265837A JP6126779B2 JP 6126779 B2 JP6126779 B2 JP 6126779B2 JP 2011265837 A JP2011265837 A JP 2011265837A JP 2011265837 A JP2011265837 A JP 2011265837A JP 6126779 B2 JP6126779 B2 JP 6126779B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- underground continuous
- continuous wall
- contaminated soil
- contaminated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
一方、広い範囲に拡散された放射性物質は、雨水や下水に流されて下水処理場に集まり、下水処理後の汚泥から高濃度の放射性物質が検出される事態となっている。また、ゴミの焼却場でも多くのゴミを焼却した後に残る焼却灰は放射性物質が濃縮され、高い濃度の放射線を放出するものとなっている。
このような放射性物質を含む土壌や廃棄物の処理については、長期間にわたって放射線を放出することを考慮し、周辺環境に及ぼす影響が無いように処分される必要がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、多量に存在する放射性物質で汚染された土壌、放射性廃棄物を、放射線を遮蔽した状態にして処分するとともに、これを利用して社会資産を構築することを目的とするものである。
また、汚染土成型ブロック等を積み上げた範囲の地盤を地下連続壁体によって拘束し、土が水平方向へ大きく流動するのを抑制することができる。したがって、堤体又は盛土の沈下が抑制される。さらに、堤体や盛土のすべり破壊を拘束することができる。これらによって、堤体又は盛土を安定したものとすることができる。
一方、放射性物質が汚染土成型ブロック等から漏出するようなことがあっても、地下連続壁体によって広範囲に拡がるのを抑制することができるとともに、2つの地下連続壁体の間に不透水層が形成されていることにより、放射性物質が地下水へ流入するのを防止することができる。
また、ブロック状となった汚染土成型ブロックを放射線遮蔽シートで容易に被覆することができ、簡単な作業で放出される放射線量を低減することができる。特に放射線遮蔽シートが有する緩衝層のアスファルト系材料が粘着力を有し、この粘着力を利用して汚染土成型ブロックに貼り付けることによって作業性が向上する。さらに、放射線遮蔽シートの遮蔽層は緩衝層によって被覆され、遮蔽層に鉛等の重金属が用いられていても溶出を防止することができる。また、鉛等の遮蔽層は柔軟な緩衝層によって保護され、土中に埋め込まれても傷つけられたり破れたりするのが抑制される。
図1は、本発明の一実施形態である処分方法によって形成される堤体の一例を示す概略断面図である。
この提体31は、防潮堤とするものであり、所定の間隔で構築された2つの地下連続壁体32a,32bの間に形成されるもので、それぞれの地下連続壁体32a,32bは海岸線に沿った方向に連続するように構築される。地下連続壁体32は、鋼矢板又は鋼管矢板を打ち込むことによって形成されるものであってもよいし、泥水等で壁面を安定させながら穴を掘削し、鉄筋又はH型鋼を配置して、これらを埋め込むようにコンクリートを打設して形成されるものであってもよい。
本実施の形態では、提体31の海側の地下連続壁体32a及び陸側の地下連続壁体32bのそれぞれが、鋼管矢板を2列に打ち込んで形成されており、提体を形成する領域を2重に囲むものとしている。
また、防水シート36はゴム系の材料で形成されたものを用いることができ、ゴミ処分場等において汚染水が地下に浸透するのを防ぐために用いられるシート等を採用することができる。
上記汚染土成型ブロック1は、放射性物質で汚染された土壌、放射性物質を含む下水処理後の汚泥もしくは放射性物質を含むゴミ焼却灰に、セメント系の固化材を添加してブロック状に成形したものである。そして、この汚染土成型ブロックの表面は放線遮蔽シート2で被覆され、周辺に放出される放射線が遮蔽されている。また、上記汚染土収容ブロック24は前記土壌、汚泥又は焼却灰を鉄筋コンクリートの函体に収容し、鉄筋コンクリートで蓋をして密閉したものである。この汚染土収容ブロック24についても表面を放射線遮蔽シート2で被覆することもできる。
上記汚染土成型ブロック1、汚染土収容ブロック24及び放射線遮蔽シート2の詳細については後述する。
なお、複数層に汚染土成型ブロック1又は汚染土収容ブロック24を積み上げるときに、一層毎に放射線遮蔽シートで層全体を被覆するのが望ましい。
配列された汚染土成型ブロック1又は汚染土収容ブロック24の間隙には、積層されたブロックの最下層から最上層に至り、先端が提体の表面に達する管部材が配置されており、この管部材内が点検孔41となっている。この管部材は、直径が100mm程度で周面がメッシュ状となったもの又は多数の小孔が設けられたものが用いられる。点検孔41は、提体1の完成後の長期間にわたって、放射線の濃度の観測を可能とするものである。また、ブロックを被覆している放射線遮蔽シート2の破損等によって放射線が漏洩した時には、この点検孔41を介してセメントグラウトを注入することもできる。
なお、点検孔41は複数を設けるのが望ましく、例えば50m2〜100m2に一ヶ所を設けるのがよい。
まず、提体31を形成する位置に、地下連続壁体32を形成し、所定範囲を囲むように形成された地下連続壁体32の内側又は対向するように形成された地下連続壁体32の間には地盤改良を施して不透水層34を形成する。また、地下連続壁体32の上部には擁壁38を構築するとともに、不透水層34の上に放射線遮蔽シート35及び防水シート36を敷設する。このようにして地下連続壁体32及び不透水層34等の形成が完了するまでに、汚染土成型ブロック1又は汚染土収容ブロック24を形成しておく。そして、汚染土成型ブロック1又は汚染土収容ブロック24を地下連続壁体32で囲まれた内側又は地下連続壁体32間に配列した後、その上に汚染されていない土砂を盛り上げて提体31を完成する。
上記汚染土成型ブロック1の形成は次のように行うことができる。
仮置場や中間処理施設において仮に貯蔵されている汚染土壌や汚泥・焼却灰等の放射性廃棄物(ST1)を加工場に搬入して粒度を調整する(ST2)。原子力発電所から放出された放射性物質で汚染された地表面付近の土壌や下水の処理汚泥、焼却灰等は、粒径がほぼ80mm以下となっており、これらはそのまま固化処理を行うことができる。この他、放射性廃棄物は、地震や津波で破壊された建物や構造物の残骸を含むものであり、木材等の可燃物、鉄骨等の再利用が可能なものを除いて、コンクリート片等をクラッシャー等で破砕し、粒径を80mm以下とする。
なお、上記汚染土成型ブロック1は、汚染土が硬化した時の強度が、例えば500N/cm2から1000N/cm2程度となるようにセメント又はセメント系の固化材を添加する。また、大きさは例えば1m×1m×6mとすることができる。
この放射線遮蔽シート2は、鉛をシート状に形成した遮蔽層11と、この遮蔽層11の両面に積層される緩衝層12と、緩衝層12の一方を被覆する表面被覆層13と、緩衝層12の他方の表面に積層される剥離紙14とからなるものである。この放射線遮蔽シート2は、前述の放射線遮蔽シート35と次の点で異なるものである。前述の放射線遮蔽シート35では、シート状に加工された鉛の両面に接合されたゴム化アスファルト層の双方が表面被覆層で被覆されているのに対し、ここで用いられる放射線遮蔽シート2は、片方のゴム化アスファルト層つまり緩衝層には、表面被覆層に代えて剥離紙14が接着され、容易に剥離することができるものとなっている。
この他、遮蔽層としては、比重の大きい金属としてタングステン等を採用することもできる。また、要求される放射線の遮蔽性能によっては、アルミニウム 鋼等の金属を用いることもできる。
なお、上記緩衝層12は、適宜に厚さを変更して用いることができるとともに、不織布等を含まずにゴム化アスファルト層のみで使用することもできる。また、不織布に代えて、織布、金属メッシュ等をゴム化アスファルトに埋め込むように形成したものを用いることもできる。
このような放射線遮蔽シート2は、ロール状に巻き回して又は積層して貯蔵及び搬送することができ、使用する直前に剥離紙14をはがして、ゴム化アスファルトが備える接着力を利用することができる。
上記放射線遮蔽シート2は、汚染土成型ブロック1が形成された現場において対応する大きさに切断し、剥離紙14を剥がして汚染土成型ブロック1の表面に押し付ける。ゴム化アスファルトからなる緩衝層12は粘着力を備えており、放射線遮蔽シート2が汚染土成型ブロック1に接着される。貼り付ける放射線遮蔽シート2の端縁付近は隣り合うように貼り付けられる放射線遮蔽シート2と互いに重ねあわせる。このように放射線遮蔽シート2を汚染土成型ブロック1の表面の全てに隙間なく貼り付けることにより、汚染土成型ブロック1に含まれる放射性物質からの放射線を遮蔽することができる。
図2に示すように、放射線を計測して(ST7)、その値が予め規定されている値以下の場合には、放出される放射線量が低いものとして、B集積所に一旦貯蔵する(ST10)。一方、測定された放射線量が規定値を超える場合には、さらに放射線遮蔽シート2で汚染土成型ブロック1を被覆する。また、汚染土収容ブロック24は、コンクリートの函体の外周面を放射線遮蔽シート2で被覆する。そして、再度放射線量を測定し(ST8)、規定されている値以下となったときにはB集積所に貯蔵する(ST10)。測定値が規定された値を超えるときには、放出される放射線量が高いものとして、A集積所に貯蔵する(ST9)。
なお、汚染濃度の高い土壌等を収容した上記汚染土収容ブロック24は、全てA集積所に搬入し、放射線量が高いものとして扱うものであってもよい。
この提体51は、図1に示す提体31と同様に、2列の地下連続壁体52a,52bが形成され、これらの間に構築されたものである。この提体51では、2つの地下連続壁体52a,52b間を掘削し、掘削した後の底部を地盤改良して不透水層53を形成したものとなっている。不透水層53の形成は、図1に示す提体31と同様に行うことができる。不透水層53の上には、放射線遮蔽シート54及びゴム系の防水シート55が敷設され、その上にワイヤ56a及び連結ワイヤ56bが敷き並べられてメッシュ状となっている。この地下連続壁体の壁面とほぼ直角に配置されたワイヤ56aは、地下連続壁体52と隣接する位置から連続して該地下連続壁体52の壁面に沿って上方へ引き上げられ、端部は地下連続壁体52上に支持される擁壁57に連結されている。ワイヤ56aの擁壁57への連結は、図1に示す提体と同様の構造とすることができる。連結ワイヤ56bも、同様に地下連続壁体52の壁面に沿った方向に配置され、ワイヤ56aと連結されたものである。
また、配列された汚染土成型ブロック1又は汚染土収容ブロック24の間隙には、積層されたブロックの最下層から最上層に至り、先端が提体の表面に達する管部材が点検孔59として配置されている。
このような提体51では、放射性物質で汚染された土壌、汚泥、焼却灰等を含む汚染土成型ブロック1又は汚染土収容ブロック24を、地下連続壁体52と、底部の地盤改良によって形成された不透水層53と、天端コンクリート60とで囲まれた内側に収容して放射線を遮蔽することができる。また、この提体51では、積層されたブロック群の重量の一部がワイヤ56aによって地下連続壁体52の頂部で支持されており、地震等の大きな水平力が作用したときに、積層されたブロック群が両側に形成されている地下連続壁体52間で揺動することが許容される。したがって、提体に作用する水平力が緩和され、地震時においても安定した強固な提体51となる。そして、このような提体は、河川部の堤防、防潮堤等として長く利用することが可能となる。
例えば、図8に示すように、対向して形成された2つの地下連続壁体71又は所定の範囲を囲むように形成された地下連続壁体の内側を掘削し、掘削した範囲内に汚染土成型ブロック1又は汚染土収容ブロック24を配列する。そして、これらのブロックを掘削土72で埋め込んで提体73を形成するものであってもよい。
なお、図8中に示す符号74は不透水層を、符号75は地下連続壁体71上に支持される擁壁を示すものである。
例えば、2つの地下連続壁体間に設ける不透水層は、地盤改良によって形成されるものに限定されず、コンクリートの打設によって形成されるもの、アスファルト層の敷設によって形成されるもの、防水シートによって遮水するもの等を採用することもできる。
また、ワイヤ37,56を擁壁38,57に連結する構造も、ワイヤの引張力が擁壁に伝達されるように連結されるものであれば、上記以外の構造を適宜に採用することができる。
21:コンクリートの函体, 22:汚染土, 23:コンクリートの蓋, 24:汚染
土収容ブロック, 31:提体, 32:地下連続壁体, 33:地下連続壁体間の地盤, 34:不透水層, 35:放射線遮蔽シート, 36:防水シート, 37:ワイヤ, 38:擁壁, 39:サドル, 40:連結ワイヤ, 41:点検孔, 42:放射性物質で汚染されていない土, 43:法面を保護するコンクリート層,
51:提体, 52:地下連続壁体, 53:不透水層, 54:放射線遮蔽シート,55:防水シート, 56a:ワイヤ, 56b:連結ワイヤ, 57:擁壁, 58:掘削土, 59:点検孔, 60:天端コンクリート, 71:地下連続壁体, 72:掘削土, 73:提体, 74:不透水層, 75:擁壁
Claims (5)
- 所定の範囲の土地を囲んで平面視が閉じた形状となるように地下連続壁体を形成し、又は所定の範囲の土地の両側で対向するように地下連続壁体を形成し、
閉じた形状となった前記地下連続壁体の内側又は対向する前記地下連続壁体の間に不透水層を形成し、
前記不透水層の上に、複数のワイヤを敷き並べ、
該ワイヤの両端部は前記地下連続壁体の上部に連結し、
該ワイヤの上に、放射性物質で汚染された土壌、放射性物質を含む下水処理後の汚泥もしくは放射性物質を含むゴミ焼却灰に固化材を添加してブロック状に成形した汚染土成型ブロック、又は前記土壌、汚泥もしくは焼却灰をコンクリート函体に収容して密閉した汚染土収容ブロックを複数配列し、
複数層を積み上げた後に土砂を被せて転圧し、提体又は盛土を形成することを特徴とする放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法。 - 平面視が閉じた形状となった前記地下連続壁体の内側又は対向する前記地下連続壁体の間を掘削し、
前記不透水層は、掘削した領域の底部に設け、
前記汚染土成型ブロック又は前記汚染土収容ブロックの全部又は一部を前記地下連続壁体の頂部より低い位置に配列することを特徴とする請求項1に記載の放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法。 - 所定の範囲の土地を囲んで平面視が閉じた形状となるように地下連続壁体を形成し、又は所定の範囲の土地の両側で対向するように地下連続壁体を形成し、
平面視が閉じた形状となった前記地下連続壁体の内側又は対向する前記地下連続壁体の間を掘削し、
掘削した領域の底部に不透水層を設け、
前記不透水層の上に、複数のワイヤを敷き並べるとともに、前記地下連続壁体に沿って上方に曲げ上げて該地下連続壁体の上部に連結し、
該ワイヤの上に、放射性物質で汚染された土壌、放射性物質を含む下水処理後の汚泥もしくは放射性物質を含むゴミ焼却灰に固化材を添加してブロック状に成形した汚染土成型ブロック、又は前記土壌、汚泥もしくは焼却灰をコンクリート函体に収容して密閉した汚染土収容ブロックを複数配列し、
前記汚染土成型ブロック又は前記汚染土収容ブロックの全部又は一部を前記地下連続壁体の頂部より低い位置に配列するものとし、
該汚染土成型ブロック又は該汚染土収容ブロックの重量の一部を、前記ワイヤを介して前記地下連続壁体に負荷し、
複数層を積み上げた後に土砂を被せて転圧し、提体又は盛土を形成することを特徴とする放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法。 - 所定の範囲の土地を囲んで平面視が閉じた形状となるように地下連続壁体を形成し、又は所定の範囲の土地の両側で対向するように地下連続壁体を形成し、
閉じた形状となった前記地下連続壁体の内側又は対向する前記地下連続壁体の間に不透水層を形成し、
その上に、放射性物質で汚染された土壌、放射性物質を含む下水処理後の汚泥もしくは放射性物質を含むゴミ焼却灰に固化材を添加してブロック状に成形した汚染土成型ブロック、又は前記土壌、汚泥もしくは焼却灰をコンクリート函体に収容して密閉した汚染土収容ブロックを複数配列し、
複数層を積み上げた後に土砂を被せて転圧し、提体又は盛土を形成するものとし、
前記汚染土成型ブロック又は前記汚染土収容ブロックは、その外周面を放射線の遮蔽性を有する金属層を含む放射線遮蔽シートで被覆するものとし、
前記放射線遮蔽シートは、放射線の遮蔽性を有する金属を板状又はシート状にした遮蔽層と、柔軟なアスファルト系材料を前記遮蔽層の両面に積層した緩衝層と、を有するものを用い、
該放射線遮蔽シートを前記汚染土成型ブロック又は前記汚染土収容ブロックに押し付け、前記アスファルト系材料が有する粘着力によって前記放射線遮蔽シートを前記汚染土成型ブロック又は前記汚染土収容ブロックに貼り付けるものであることを特徴とする放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法。
- - 所定の範囲の土地を囲んで平面視が閉じた形状となるように地下連続壁体を形成し、又は所定の範囲の土地の両側で対向するように地下連続壁体を形成し、
閉じた形状となった前記地下連続壁体の内側又は対向する前記地下連続壁体の間に不透水層を形成し、
その上に、放射性物質で汚染された土壌、放射性物質を含む下水処理後の汚泥もしくは放射性物質を含むゴミ焼却灰に固化材を添加してブロック状に成形した汚染土成型ブロック、又は前記土壌、汚泥もしくは焼却灰をコンクリート函体に収容して密閉した汚染土収容ブロックを複数配列し、
複数層を積み上げた後に土砂を被せて転圧し、提体又は盛土を形成するものとし、
前記汚染土成型ブロック又は前記汚染土収容ブロックは、積層するそれぞれの層内で水平方向に隣り合うブロック間に間隙を設けて配列し、
前記ブロック間の間隙に、周面が網状となった管体又は周面に多数の小孔が設けられた管体を鉛直方向に挿入し、上端部を該提体又は盛土の上面に露出させることを特徴とする放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011265837A JP6126779B2 (ja) | 2011-12-05 | 2011-12-05 | 放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011265837A JP6126779B2 (ja) | 2011-12-05 | 2011-12-05 | 放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013117479A JP2013117479A (ja) | 2013-06-13 |
JP6126779B2 true JP6126779B2 (ja) | 2017-05-10 |
Family
ID=48712133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011265837A Active JP6126779B2 (ja) | 2011-12-05 | 2011-12-05 | 放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6126779B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6041134B2 (ja) * | 2012-08-06 | 2016-12-07 | 清水建設株式会社 | 放射性廃棄物貯蔵施設、廃棄物ユニットを有する構造物及び放射性廃棄物貯蔵方法 |
JP6024967B2 (ja) * | 2012-12-04 | 2016-11-16 | 清水建設株式会社 | 放射性廃棄物貯蔵施設、廃棄物ユニット又は廃棄物体を有する構造物及び放射性廃棄物貯蔵方法 |
JP7075280B2 (ja) * | 2018-05-14 | 2022-05-25 | 鹿島建設株式会社 | 地盤改良構造および掘削方法 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5871498A (ja) * | 1981-10-23 | 1983-04-28 | 株式会社日立製作所 | 放射性廃棄物封入のコンクリ−ト構造体 |
JPS6221100A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-29 | 三菱マテリアル株式会社 | 放射性廃棄物の地中処分方法 |
JPH0631884B2 (ja) * | 1985-07-31 | 1994-04-27 | 清水建設株式会社 | 二重構造を有する放射性廃棄物の密閉設備 |
JPH0812279B2 (ja) * | 1986-11-18 | 1996-02-07 | 株式会社竹中土木 | 放射性物質等産業廃棄物の貯蔵・処分方法 |
JPS63283933A (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-21 | Alpha Giken:Kk | 遮蔽用積層シ−ト |
US4842774A (en) * | 1987-08-07 | 1989-06-27 | The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy | Pyramiding tumuli waste disposal site and method of construction thereof |
JPH02208999A (ja) * | 1989-02-08 | 1990-08-20 | Hitachi Cable Ltd | 電磁波遮蔽シート |
JPH07252842A (ja) * | 1994-03-10 | 1995-10-03 | Ohbayashi Corp | 土工事工法 |
JPH0847679A (ja) * | 1994-08-04 | 1996-02-20 | Nitsukan Kohan Kk | 焼却灰の密閉固体化処理方法 |
JP3765124B2 (ja) * | 1996-06-14 | 2006-04-12 | 株式会社大林組 | 放射性廃棄物の処分方法 |
JP3453529B2 (ja) * | 1997-12-03 | 2003-10-06 | 岩水開発株式会社 | 遮蔽材及びその施工方法 |
JP3714249B2 (ja) * | 2001-12-28 | 2005-11-09 | Jfeスチール株式会社 | 有害物質の固定化処理方法 |
JP2003248086A (ja) * | 2002-02-25 | 2003-09-05 | Shimizu Corp | 埋設廃棄物の貯蔵方法 |
-
2011
- 2011-12-05 JP JP2011265837A patent/JP6126779B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013117479A (ja) | 2013-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3171046U (ja) | 放射性物質含有土の一時保管構造 | |
Matsuoka et al. | New earth reinforcement method by soilbags (" donow") | |
US9783944B2 (en) | Berm or levee expansion system and method | |
TWI484502B (zh) | 廢棄物埋設工法及廢棄物收容容器 | |
JP4761780B2 (ja) | 遮水層の構築工法 | |
JP5650063B2 (ja) | 盛土構造物および盛土構造物の構築方法 | |
JP6126779B2 (ja) | 放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法 | |
US10240310B2 (en) | Berm or levee expansion system and method | |
JP5758733B2 (ja) | 放射性物質含有土の一時保管方法 | |
JP6110061B2 (ja) | 放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法 | |
JP6815672B1 (ja) | コンクリート打設による放射線を封じ込める方法 | |
JP5878351B2 (ja) | 放射性物質で汚染された土壌、汚泥又は焼却灰の処分方法 | |
JP5728206B2 (ja) | 仕切護岸の構築工法 | |
JP4315620B2 (ja) | 管理型廃棄物埋立護岸の遮水処理方法 | |
JP5805525B2 (ja) | 放射性汚染物質保管施設 | |
JP6734604B1 (ja) | 高レベル及び低レベル放射性廃棄物を収容したトン袋の大量処理方法 | |
JP2015222270A (ja) | 放射性汚染物質保管施設 | |
JP2020094463A (ja) | 海面処分場埋立域の遮水構造 | |
KR101399295B1 (ko) | 방사성 폐기물 저장용 반지하 구조물 시공방법 | |
JP2004204524A (ja) | 圧密促進埋立工法および圧密促進埋立構造 | |
RU89542U1 (ru) | Сооружение для локализации и укрепления слабого грунта | |
JP2007247309A (ja) | 遮水処理層の構築工法 | |
JP2007105618A (ja) | 廃棄物処分場の遮水構造 | |
JPH09143956A (ja) | 護岸の遮水層形成方法及び遮水層形成用袋体 | |
JP5863915B1 (ja) | 敷地における液状化対策構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141016 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160531 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170131 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170410 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6126779 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |