JP6116402B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

本発明は、炊飯時に発生する内釜内の蒸気を取り込んで、蒸気とおねばを分離して蒸気を外部へ排出する蒸気口ユニットを備えた炊飯器に関するものである。
従来の炊飯器には、炊飯時に内釜内の蒸気を外部へ排出する蒸気口ユニットを備えたものがある。この蒸気口ユニットは、蓋に取り外し自在に取り付けられるケースと、ケースの上部開口を閉じるカバーと、カバーとケースを開閉自在に軸支するヒンジ部と、このヒンジ部に対向してケースとカバーを係止するロック機構とを備えている。この蒸気口ユニットの内部には、複数の障壁が設けられている。この障壁によって、蒸気口ユニット内に流入する蒸気の勢いを弱めて、蒸気に含まれるおねばを分離させ、蒸気のみを蒸気排出口から外部へ排出される(例えば、特許文献1参照)。
特許第3820541号公報(特許請求の範囲)
しかしながら、前記のような蒸気口ユニットでは、内部空間の容積が大きくなり、外気温が低いときには、米飯から発生する蒸気が結露しやすくなる。その結露水は、外蓋を開閉したときに、蒸気口ユニット内を移動し、特に外蓋を閉じたときには、開閉弁の周囲に設けられた連通口から内釜内の米飯に滴下し、部分的に若干のふやけを生じさせることがあった。
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、蒸気口ユニット内に生じた結露水を、外蓋の開閉動作に伴う内釜内の米飯への滴下を抑制することができる炊飯器を提供することを目的とする。
本発明に係る炊飯器は、上面に内釜が取り出し自在に収容される開口を有し、内釜を加熱する加熱手段を有する本体と、本体に開閉自在に設けられた外蓋と、外蓋に取り外し自在に取り付けられ、外蓋で本体の上面を閉じた際に、内釜の上部開口を閉塞する内蓋と、外蓋の内側に設けられ、内蓋と対向する面に開口を有し、更に、上部に蒸気を外部に排出する第1の蒸気排出口を有する凹部と、上部に第2の蒸気排出口を有し、内蓋に取り付けられ、外蓋に内蓋が取り付けられた際に凹部に収容され、第2の蒸気排出口と凹部の第1の蒸気排出口とを連結すると共に、第1の蒸気排出口と内釜内とを内部空間を介して連通する蒸気口ユニットと、蒸気口ユニットの底面に設けられ、蒸気口ユニットの内部空間に流入して第2の蒸気排出口に流れる蒸気からおねばを分離する第1障壁と、蒸気口ユニットの底面であって、第1障壁よりも第2の蒸気排出口側の位置に設けられ、結露水を溜める水溜まり部を形成する第2障壁とを備え、第2障壁は、水溜まり部の反対側の壁面に、蒸気口ユニットの底面から上端に向かうに連れて水溜まり部側へ傾斜する凹み部を有している。
本発明によれば、炊飯後に蒸気口ユニットの内面に付着した結露水は、外蓋を開けたときに、第1障壁と第2障壁とで受け止められ、蒸気口ユニットの背面に滴下する。この時、第2障壁には凹み部が設けられているので、第2障壁に受け止められた結露水は、凹み部を通って蒸気口ユニットの背面に滴下する。そして、外蓋を閉じたときには、その結露水は水溜まり部に流れ込み貯留される。これにより、蒸気口ユニット内の多量の結露水が内釜内に流れ込むようなことが殆どなくなる。そのため、内釜内の米飯が結露水でふやけるようなことが軽減され、美味しいご飯を提供できる。
実施の形態1に係る炊飯器の外蓋を開けて示す斜視図。 図1に示す炊飯器の縦断面図。 図1の外蓋から取り外して示す内蓋と蒸気口ユニットの斜視図。 実施の形態2に係る炊飯器の外蓋に内蓋を取り付けた状態を示す縦断面図。 図4の内蓋に装着された蒸気口ユニットのカバー及びケースの構造を示す斜視図。 図5のケースを拡大して示す斜視図及び縦断面図。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る炊飯器の外蓋を開けて示す斜視図、図2は図1に示す炊飯器の縦断面図、図3は図1の外蓋から取り外して示す内蓋と蒸気口ユニットの斜視図である。
図1〜図3において、実施の形態1の炊飯器100は、内部に米などの調理物である被加熱物を保持する内釜2が取り出し自在に収容され、内釜2を誘導加熱する加熱コイル6(加熱手段)を有する箱形形状の本体1と、本体1のヒンジ部5に開閉自在に設けられた外蓋3と、外蓋3に取り外し自在に取り付けられ、外蓋3で本体1の上面を閉じた際に、内釜2の上部開口を閉塞する内蓋4とを備えている。前述の加熱コイル6は、それぞれ円環状に形成され、内釜2が収容される開口の底部に配置されている。その底部の中央には、加熱コイル6により誘導加熱される内釜2の温度を検出する温度センサー7が設置されている。
外蓋3の内側には、内蓋4と対向する面に開口を有する凹部3aが設けられている。この凹部3aは、後述する蒸気口ユニット11と蒸気口ユニット11に取り付けられたカバー固定手段31を収容する空間を有している。凹部3aの上部には、蒸気を外部へ排出する第1の蒸気排出口3bが設けられている。内蓋4の裏面には、蒸気口ユニット11が取り付けられている。
この蒸気口ユニット11は、図3に示すように、内蓋4に取り付けられるケース12と、上部に第2の蒸気排出口18を有し、ケース12にヒンジ部23を介して設けられ、ケース12の開口を開閉自在に閉じるカバー13と、カバー13の閉状態を固定するカバー固定手段31とで構成されている。
このカバー固定手段31でカバー13を固定したときには、カバー13に設けられた円環状のゴムパッキン24によりケース12内が密閉状態となる。カバー13の第2の蒸気排出口18には、例えば耐熱性を有するシリコンゴムなどからなるゴムパッキン18aが取り外し自在に取り付けられている。このゴムパッキン18aにより、第2の蒸気排出口18と凹部3aの第1の蒸気排出口3bとが密閉状態で連結される。
内蓋4に装着された蒸気口ユニット11は、外蓋3に内蓋4が取り付けられた際に凹部3aに収容される。この時、蒸気口ユニット11は、カバー13の第2の蒸気排出口18と凹部3aの第1の蒸気排出口3bとを連結すると共に、その第1の蒸気排出口3bと内釜2内とを内部空間を介して連通する。
ケース12の底面には、例えば円筒形状の蒸気導入筒15と、蒸気導入筒15に隣接する開閉弁16とが設けられている。蒸気導入筒15の下端部は、蒸気流入口14として、内蓋4に設けられた穴と連結されている。その蒸気導入筒15により、内釜2内と蒸気口ユニット11の内部空間が連通状態となる。
開閉弁16は、例えば耐熱性を有するシリコンゴムなどからなり、ケース12の底面に上下動自在に設けられている。この開閉弁16は、炊飯時に発生する内釜2内の蒸気圧で上方に移動し開閉弁16の周囲に設けられた連結口3cを密閉状態とし、炊飯が終了したときには、自重で下がって連結口3cを開状態とする。ケース12の底面は、開閉弁16に向けて下方に傾斜し、開閉弁16の周囲の連結口3cと連通する溜まり部22が形成されている。この溜まり部22には、炊飯時に蒸気から分離されたおねばが溜まる。
また、ケース12の底面には、蒸気導入筒15から内部空間に流入して第2の蒸気排出口18に流れる蒸気からおねばを分離する第1障壁19と第2障壁20とが設けられている。第1障壁19は、例えば平らな板部材で形成され、第2障壁20と対向する壁面の反対側の壁面には、ケース12の底面から上端に向かうに連れて第2障壁20側へ傾斜する凹み部(図5の19aを参照)が設けられている。また、第1障壁19の両端の下部には、おねばを溜まり部22に流すための開口部(図5の19bを参照)が設けられている。
第2障壁20は、第1障壁19と同様に平らな板部材で形成され、ケース12の底面であって、第1障壁19よりも第2の蒸気排出口18側の位置に設けられている。この第2障壁20とケース12とで、結露水を溜める水溜まり部21が形成されている。第2障壁20は、水溜まり部21の一部が第2の蒸気排出口18と凹部3aの第1の蒸気排出口3bとを介して外部へ臨むように設けられている。また、第2障壁20は、水溜まり部21の反対側の壁面には、ケース12の底面から上端に向かうに連れて水溜まり部21側へ傾斜する凹み部(図5の20aを参照)が設けられている。
カバー13内の上面には、第3障壁17が設けられている。この第3障壁17は、平らな板部材で形成され、第1障壁19と第2障壁20との間に設置されている。第3障壁17は、第2の蒸気排出口18側の壁面の反対側の壁面に、蒸気口ユニット11内の上面から下端に向かうに連れて第2の蒸気排出口18側へ傾斜する凹み部(図示せず)が設けられている。この第3障壁17は、蒸気導入筒15から内部空間に流入して第2の蒸気排出口18に流れる蒸気からおねばを分離する。第3障壁17により分離されたおねばは、第1障壁19と第2障壁20との間に落下し、第1障壁19に設けられた開口部から溜まり部22へ流れる。
次に、前記のような蒸気口ユニット11を備えた炊飯器100で炊飯したときの蒸気口ユニット11の作用について説明する。
被加熱物である水と米の入った内釜2を本体1内に収容して、蒸気口ユニット11が装着された内蓋4と共に外蓋3を倒して本体1の上面を閉じ、炊飯を開始すると、加熱コイル6により内釜2が誘導加熱される。この誘導加熱により内釜2内の炊飯物が沸騰して蒸気が発生すると、内釜2内の蒸気圧により開閉弁16が押し上げられて、開閉弁16の周囲の連結口3cを閉塞する。
開閉弁16により連結口3cが閉塞されると、内釜2内の蒸気は、蒸気流入口14から流入し、蒸気導入筒15を通って蒸気口ユニット11の内部空間に吹き出し、カバー13に衝突して拡散し、第2の蒸気排出口18側へと流れていく。蒸気は、蒸気導入筒15から第2の蒸気排出口18に至る内部空間でおねばと分離される。また、その蒸気は、第1障壁19、第3障壁17及び第2障壁20に衝突し、蛇行しながら流れるため、より確実におねばが分離される。おねばが分離された蒸気は、第2の蒸気排出口18に流入し、ゴムパッキン18aを介して第1の蒸気排出口3bから外部へ排出される。一方、おねばは、ケース12の底面を流れ溜まり部22に溜まる。誘導加熱が停止し内釜2内の圧力が低下すると、開閉弁16は自重とおねばの重さにより下がり、連結口3cが開いて溜まり部22に溜まったおねばが内釜2内の炊飯物に戻る。
炊飯後、内釜2内の温度と蒸気口ユニット11内の温度との差により、蒸気口ユニット11の内面に結露水が発生して付着する。外蓋3を開けたときには、蒸気口ユニット11の内面に付着した結露水は、その面を伝わって下方へ流れ、第1障壁19、第2障壁20及び第3障壁17によって受けとめられる。それぞれの障壁19、20、17によって受け止められた結露水は、第1障壁19、第2障壁20及び第3障壁17にそれぞれ設けられた凹み部に流れて、蒸気口ユニット11のケース12の背面に滴下する。そして、外蓋3を倒して本体1の上面を閉じたときには、ケース12の背面に滴下した結露水は、第2障壁20により形成された水溜まり部21に流れ、水溜まり部21に貯留される。この水溜まり部21の一部は、第2の蒸気排出口18と凹部3aの第1の蒸気排出口3bとを介して外部へ臨んで、外気と触れるようになっているので、水溜まり部21に溜まった結露水は、徐々に蒸発していく。
以上のように実施の形態1によれば、炊飯後に蒸気口ユニット11の内面に付着した結露水は、外蓋3を開けたときに、第1障壁19、第2障壁20及び第3障壁17で受け止められ、それぞれの凹み部を水路としてケース12の背面に滴下する。そして、外蓋3を閉じたときには、その結露水は水溜まり部21に流れていく。これにより、蒸気口ユニット11内の多量の結露水が開閉弁16の周囲に設けられた連結口3cから内釜2内に流れ込むようなことが殆どなくなる。そのため、内釜2内の米飯が結露水でふやけるようなことが軽減され、美味しいご飯を提供できる。
また、水溜まり部21の一部が第2の蒸気排出口18と凹部3aの第1の蒸気排出口3bとを介して外部へ臨むようにしているので、水溜まり部21に溜まった結露水は自然に蒸発する。このため、外蓋の開閉動作によって、水溜まり部21に溜まる結露水が溢れるようなことがない。
なお、実施の形態1では、第1障壁19、第2障壁20及び第3障壁17に平らな板部材を用いたことを述べたが、それぞれの障壁19、20、17の形状を円弧形状としても良い。その場合、第1障壁19は、凹み部を中央として、第2障壁20側へ突出する円弧形状とし、第2障壁20は、凹み部を中央として、水溜まり部21側へ突出する円弧形状とし、第3障壁17は、凹み部を中央として、第2の蒸気排出口18側へ突出する円弧形状とする。このような形状とした場合、外蓋3を開けたときの蒸気口ユニット11内の結露水をより早く水溜まり部21側へ流すことができ、結露水による米飯のふやけを抑えることができる。
実施の形態2.
図4は実施の形態2に係る炊飯器の外蓋に内蓋を取り付けた状態を示す縦断面図、図5は図4の内蓋に装着された蒸気口ユニットのカバー及びケースの構造を示す斜視図、図6は図5のケースを拡大して示す斜視図及び縦断面図である。なお、図1〜図3で説明した実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
実施の形態2における炊飯器100には、内部空間に蒸気分離手段41を備えた蒸気口ユニット11が用いられている。蒸気分離手段41は、蒸気口ユニット11の構成部品であるカバー313内の上面に取り外し自在に取り付けられ、第3障壁17側にボール43が収容された蒸気噴出部42を備えている。蒸気分離手段41は、カバー13内の上面と対向する面が開口しており、断面形状がほぼU字状に形成されている。蒸気分離手段41の底面には、蒸気導入筒15が抜き差し自在の挿入穴45が設けられている。
蒸気噴出部42は、外形が円柱形状で、軸心方向にボール43が移動可能な空洞を有し、更に、外周面の周方向に空洞と連通する例えば2つの蒸気噴出口44を有している。蒸気噴出部42の空洞は、蒸気分離手段41内の空間と連通している。
蒸気分離手段41内には、蒸気導入筒15から吹き出す蒸気が流入し、その蒸気圧により、蒸気噴出部42に収容されたボール43が移動したときには、蒸気噴出口44が開放されて蒸気が蒸気口ユニット11の内部空間に噴出される。
第1障壁19は、第2障壁20と対向する壁面の反対側の壁面に、ケース12の底面から上端に向かうに連れて第2障壁20側へ傾斜する凹み部19aを有し、この凹み部19aを中央として、第2障壁20側へ突出する円弧形状に形成されている。また、第1障壁19の上部中央には、下方への切り欠きにより切り欠き凹部19cが形成されている。第1障壁19の両端の下部には、おねばを溜まり部22に流すための開口部19bが設けられている。これは、カバー13が閉じられたときに、蒸気噴出部42が第1障壁19に当たらないようにするためである。
第2障壁20は、水溜まり部21の反対側の壁面に、ケース12の底面から上端に向かうに連れて水溜まり部21側へ傾斜する凹み部20aを有し、第1障壁19と同様に、その凹み部20aを中央として、水溜まり部21側へ突出する円弧形状に形成されている。第2障壁20とケース12とで、実施の形態1と同様に、結露水を溜める水溜まり部21が形成されている。また、第2障壁20は、水溜まり部21の一部が第2の蒸気排出口18と凹部3aの第1の蒸気排出口3bとを介して外部へ臨むように設けられている。
前述の第3障壁17は、第1障壁19と第2障壁20との間に位置し、その両端部が蒸気の上流側に折れ曲がっている。なお、この形状に代えて、第2の蒸気排出口18側へ突出する円弧形状としても良いし、この形状の中央部に、蒸気口ユニット11内の上面から下端に向かうに連れて第2の蒸気排出口18側へ傾斜する凹み部を設けても良い。
炊飯後に外蓋3を開けたときには、蒸気口ユニット11の内面に付着した結露水が、その面を伝わって下方へ流れ、第1障壁19及び第2障壁20によって受けとめられる。また、蒸気分離手段41及び蒸気噴出部42に付着した結露水は、第3障壁によって受け止められる。障壁19、20によって受け止められた結露水は、第1及び第2障壁19、20にそれぞれ設けられた凹み部19a、20aに流れて、蒸気口ユニット11のケース12の背面に滴下する。そして、外蓋3を倒して本体1の上面を閉じたときには、ケース12の背面に滴下した結露水は、第2障壁20により形成された水溜まり部21に流れ、水溜まり部21に貯留される。また、第3障壁17に流れた結露水は、水溜まり部21に滴下し、水溜まり部21に貯留される。この水溜まり部21の一部は、前述したように、第2の蒸気排出口18と凹部3aの第1の蒸気排出口3bとを介して外部へ臨んで、外気と触れるようになっているので、水溜まり部21に溜まった結露水は、徐々に蒸発していく。
以上のように実施の形態2によれば、炊飯後に蒸気口ユニット11の内面に付着した結露水は、外蓋3を開けたときに、第1障壁19、第2障壁20及び第3障壁17で受け止められ、第1及び第2障壁19、20の凹み部19a、20aを水路としてケース12の背面に滴下する。そして、外蓋3を閉じたときには、ケース12の背面に溜まった結露水は水溜まり部21に流れて溜まると共に、第3障壁17からの結露水が水溜まり部21に滴下する。これにより、蒸気口ユニット11内の多量の結露水が開閉弁16の周囲に設けられた連結口3cから内釜2内に流れ込むようなことが殆どなくなる。そのため、内釜2内の米飯が結露水でふやけるようなことが軽減され、美味しいご飯を提供できる。
また、水溜まり部21の一部が第2の蒸気排出口18と凹部3aの第1の蒸気排出口3bとを介して外部へ臨むようにしているので、水溜まり部21に溜まった結露水は自然に蒸発する。このため、外蓋の開閉動作によって、水溜まり部21に溜まる結露水が溢れるようなことがない。
なお、実施の形態1、2では、第1障壁19を1つとしたが、これに限定されるものではなく、蒸気口ユニット11の大きさに応じて第1障壁19を設けるようにしても良い。
1 本体、2 内釜、3 外蓋、3a 凹部、3b 第1の蒸気排出口、3c 連結口、4 内蓋、5 ヒンジ部、6 加熱コイル、7 温度センサー、11 蒸気口ユニット、12 ケース、13 カバー、14 蒸気流入口、15 蒸気導入筒、16 開閉弁、17 第3障壁、18 第2の蒸気排出口、18a ゴムパッキン、19 第1障壁、19a 凹み部、19b 開口部、19c 切り欠き凹部、20 第2障壁、20a 凹み部、21 水溜まり部、22 溜まり部、23 ヒンジ部、24 ゴムパッキン、31 カバー固定手段、41 蒸気分離手段、42 蒸気噴出部、43 ボール、44 蒸気噴出口、45 挿入穴、100 炊飯器。

Claims (9)

  1. 上面に内釜が取り出し自在に収容される開口を有し、前記内釜を加熱する加熱手段を有する本体と、
    前記本体に開閉自在に設けられた外蓋と、
    前記外蓋に取り外し自在に取り付けられ、前記外蓋で前記本体の上面を閉じた際に、前記内釜の上部開口を閉塞する内蓋と、
    前記外蓋の内側に設けられ、前記内蓋と対向する面に開口を有し、更に、上部に蒸気を外部に排出する第1の蒸気排出口を有する凹部と、
    上部に第2の蒸気排出口を有し、前記内蓋に取り付けられ、前記外蓋に前記内蓋が取り付けられた際に前記凹部に収容され、前記第2の蒸気排出口と前記凹部の第1の蒸気排出口とを連結すると共に、当該第1の蒸気排出口と前記内釜内とを内部空間を介して連通する蒸気口ユニットと、
    前記蒸気口ユニットの底面に設けられ、前記蒸気口ユニットの内部空間に流入して前記第2の蒸気排出口に流れる蒸気からおねばを分離する第1障壁と、
    前記蒸気口ユニットの底面であって、前記第1障壁よりも前記第2の蒸気排出口側の位置に設けられ、結露水を溜める水溜まり部を形成する第2障壁とを備え、
    前記第2障壁は、前記水溜まり部の反対側の壁面に、前記蒸気口ユニットの底面から上端に向かうに連れて前記水溜まり部側へ傾斜する凹み部を有していることを特徴とする炊飯器。
  2. 前記第1障壁は、前記第2障壁と対向する壁面の反対側の壁面に、前記蒸気口ユニットの底面から上端に向かうに連れて前記第2障壁側へ傾斜する凹み部を有していることを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
  3. 前記蒸気口ユニット内の上面であって、前記第1及び第2障壁の間の位置に設けられ、前記蒸気口ユニットの内部空間に流入して前記第1の蒸気排出口に流れる蒸気からおねばを分離する第3障壁を備え、
    前記第3障壁は、前記第2の蒸気排出口側の壁面の反対側の壁面に、前記蒸気口ユニット内の上面から下端に向かうに連れて前記第2の蒸気排出口側へ傾斜する凹み部を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の炊飯器。
  4. 前記第2障壁は、前記凹み部を中央として、前記水溜まり部側へ突出する円弧形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の炊飯器。
  5. 前記第1障壁は、前記凹み部を中央として、前記第2障壁側へ突出する円弧形状に形成されていることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の炊飯器。
  6. 前記第3障壁は、前記凹み部を中央として、前記第2の蒸気排出口側へ突出する円弧形状に形成されていることを特徴とする請求項記載の炊飯器。
  7. 前記第3障壁の両端部は、蒸気の上流側に折れ曲がっていることを特徴とする請求項記載の炊飯器。
  8. 前記第2障壁は、前記水溜まり部の一部が前記第2の蒸気排出口と前記凹部の第1の蒸気排出口とを介して外部へ臨むように設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の炊飯器。
  9. 前記蒸気口ユニット内の上面であって、前記第1の蒸気排出口よりも手前側の位置に取り外し自在に取り付けられ、前記内釜内からの蒸気を取り込んで、当該蒸気からおねばを分離すると共に、蒸気を蒸気圧に応じて前記蒸気口ユニットの内部空間に吹き出す蒸気分離手段を備えていることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の炊飯器。
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