JP6113628B2 - 車両用ミラー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、支持体に対し回動体が回動されることでミラーが格納される車両用ミラー装置に関する。
下記特許文献1に記載の車両用ミラー装置では、支持体に回動体が支持されており、回動体にミラーが支持されている。さらに、支持体に禁止部が設けられると共に、回動体に接触部が設けられており、禁止部の禁止面に接触部の接触面が接触されることで、支持体に対する回動体の回動が禁止される(許容されない)。
ここで、このような車両用ミラー装置において、仮に禁止部の強度が低い場合には、支持体に対する回動体の回動が禁止される際に、接触部の接触面が禁止部の禁止面に対し回動体の回動径方向外側に移動される方向への大荷重の外力が回動体に入力されても、禁止面の回動体回動径方向外側端部のみが変形及び破損されることを抑制できるのが好ましい。
特開2012−91742号公報
本発明は、上記事実を考慮し、禁止面の回動体回動径方向外側端部の変形及び破損を抑制できる車両用ミラー装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の車両用ミラー装置には、車体側に設けられる支持体と、前記支持体に支持されると共に、車両のミラーが設けられ、前記支持体に対し回動されることで前記ミラーが格納される回動体と、前記支持体に設けられ、禁止面が設けられた禁止部と、前記回動体に設けられ、回動面が設けられた回動部と、前記禁止面と前記回動面との間に挟まれた状態で前記禁止面に前記回動面が干渉することで前記支持体に対する前記回動体の回動が禁止されると共に前記回動面が前記禁止面に対し前記回動体の回動径方向内側に案内される案内部材と、を備えている。
請求項2に記載の車両用ミラー装置は、請求項1に記載の車両用ミラー装置において、前記回動面を前記回動体の回動径方向内側へ向かうに従い前記禁止面側へ向かう方向に傾斜させている。
請求項3に記載の車両用ミラー装置は、請求項1又は請求項2に記載の車両用ミラー装置において、前記禁止面を前記回動体の回動径方向外側へ向かうに従い前記回動面側へ向かう方向に傾斜させている。
請求項4に記載の車両用ミラー装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用ミラー装置において、前記案内部材に湾曲されて設けられ、前記禁止面と前記回動面との間に前記案内部材が挟まれた際に前記禁止面に当接される当接面を備えている。
請求項1に記載の車両用ミラー装置では、車体側に設けられる支持体に回動体が支持されると共に、回動体にミラーが設けられており、支持体に対し回動体が回動されることで、ミラーが格納される。
また、支持体に設けられた禁止部に禁止面が設けられると共に、回動体に設けられた回動部に回動面が設けられており、禁止面と回動面との間に案内部材が挟まれた状態で禁止面に回動面が干渉することで、支持体に対する回動体の回動が禁止される。
ここで、禁止面と回動面との間に案内部材が挟まれた状態で禁止面に回動面が干渉することで、回動面が禁止面に対し回動体の回動径方向内側に案内される。このため、回動面が禁止面に対し回動体の回動径方向外側に移動されることを抑制でき、禁止面の回動体回動径方向外側端部が変形及び破損されることを抑制できる。
請求項2に記載の車両用ミラー装置では、回動面が回動体の回動径方向内側へ向かうに従い禁止面側へ向かう方向に傾斜されている。このため、禁止面と回動面との間に案内部材が挟まれた状態で禁止面に回動面が干渉することで、回動面が禁止面に対し回動体の回動径方向内側に効果的に案内される。これにより、回動面が禁止面に対し回動体の回動径方向外側に移動されることを効果的に抑制でき、禁止面の回動体回動径方向外側端部が変形及び破損されることを効果的に抑制できる。
請求項3に記載の車両用ミラー装置では、禁止面が回動体の回動径方向外側へ向かうに従い回動面側へ向かう方向に傾斜されている。このため、禁止面と回動面との間に案内部材が挟まれた状態で禁止面に回動面が干渉することで、禁止部が禁止面において回動面からの力を回動体回動径方向外側への曲げモードで受止める。これにより、禁止面の回動体回動径方向外側端部が変形及び破損されることを効果的に抑制できる。
請求項4に記載の車両用ミラー装置では、禁止面と回動面との間に案内部材が挟まれた際に、案内部材に設けられた当接面が禁止面に当接される。
ここで、当接面が湾曲されている。このため、禁止面と回動面との間に案内部材が挟まれた状態で禁止面に回動面が干渉した際に禁止面の回動体回動径方向外側端部が当接面によって変形及び破損されることを抑制できる。
本発明の実施形態に係る車両用ドアミラー装置を示す車両後斜め上方から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用ドアミラー装置のステーを示す上方から見た平面図である。 本発明の実施形態に係る車両用ドアミラー装置の格納装置を示す下方から見た底面図である。 本発明の実施形態に係る車両用ドアミラー装置を示す上方から見た平面図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施形態に係る車両用ドアミラー装置の主要部を示す上方から見た平面図であり、(A)は、ミラーの起立時を示し、(B)は、ミラーの格納時を示し、(C)は、ミラーの前倒時を示している。
図1には、本発明の車両用ミラー装置が適用された実施形態に係る車両用ドアミラー装置10が車両後斜め上方から見た分解斜視図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車幅方向内方(車両左方)を矢印INで示し、上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係る車両用ドアミラー装置10は、車両の車体を構成するドア(図示省略)の上下方向中間部の車両前側端部における外部に設けられている。
図1、図2及び図4に示す如く、車両用ドアミラー装置10は、車幅方向内側端部において、支持体を構成する支持部材としての樹脂製のステー12を備えており、ステー12は、車両のドアに取付けられている。
ステー12の車幅方向外側部には、設置部としての略半円柱状の支持突起12Aが一体に設けられており、支持突起12Aは、車幅方向外側へ突出されている。支持突起12Aには、円柱状の固定孔14が形成されており、固定孔14は、上方へ開口されると共に、中心軸線が上下方向に平行に配置されている。
支持突起12Aの上面には、固定孔14の周囲において、禁止部としての断面矩形状の禁止突起16(ストッパ)が一体に形成されており、禁止突起16は、固定孔14の周方向に沿って長尺にされて、固定孔14の中心軸線を中心とした円弧状に湾曲されている。
禁止突起16の前倒方向(図2の矢印Bの方向)側の端面は、禁止面としての第1禁止面16Aにされており、第1禁止面16Aは、上下方向に平行に配置されている。第1禁止面16Aは、凹状の湾曲面(カム面)にされており、第1禁止面16Aの固定孔14径方向外側部分は、固定孔14の径方向外側へ向かうに従い前倒方向側へ向かう方向に傾斜されている。
禁止突起16の格納方向(図2の矢印Aの方向)側の端面は、禁止面としての第2禁止面16Bにされており、第2禁止面16Bは、上下方向に平行に配置されている。第2禁止面16Bは、凹状の湾曲面(カム面)にされており、第2禁止面16Bの固定孔14径方向外側部分は、固定孔14の径方向外側へ向かうに従い格納方向側へ向かう方向に傾斜されている。
図1、図3及び図4に示す如く、ステー12の支持突起12Aには、格納手段としての格納装置18(リトラクタ)が支持されている。
格納装置18には、支持体を構成する支持部としての金属製のスタンド20が設けられている。スタンド20の下端部には、円柱状の固定柱20Aが設けられており、固定柱20Aは、支持突起12Aの固定孔14内に嵌入された状態で支持突起12Aに固定されて、固定孔14と同軸上に配置されている。固定柱20Aの上面には、円筒状の支持軸20B(図4参照)が一体に形成されており、支持軸20Bは、固定柱20Aから上方に立設されると共に、固定柱20Aと同軸上に配置されている。
スタンド20には、回動体を構成する作動体22が支持されており、作動体22には、支持軸20Bが挿入されている。格納装置18が電動又は手動により作動された際には、作動体22がスタンド20に対し支持軸20Bを中心軸として回動される。
作動体22の外周には、樹脂製のケース22Aが設けられている。ケース22Aの下面には、スタンド20の固定柱20Aの外周において、回動部としての断面矩形状の回動突起24(ストッパ)が一体に形成されており、回動突起24は、固定柱20Aの周方向に沿って長尺にされて、作動体22の回動中心軸線(固定孔14の中心軸線)を中心とした円弧状に湾曲されている。
回動突起24の格納方向側の端面は、回動面としての第1回動面24Aにされており、第1回動面24Aは、上下方向に平行に配置されている。第1回動面24Aは、凹状の湾曲面(カム面)にされており、第1回動面24Aの作動体22回動径方向内側部分は、作動体22の回動径方向内側へ向かうに従い格納方向側へ向かう方向に傾斜されている。
回動突起24の前倒方向側の端面は、回動面としての第2回動面24Bにされており、第2回動面24Bは、上下方向に平行に配置されている。第2回動面24Bは、凹状の湾曲面(カム面)にされており、第2回動面24Bの作動体22回動径方向内側部分は、作動体22の回動径方向内側へ向かうに従い前倒方向側へ向かう方向に傾斜されている。
図1に示す如く、格納装置18の作動体22には、回動体を構成する本体部26が支持されている。
本体部26には、樹脂製のバイザ28(保護殻)が設けられている。バイザ28には、バイザ本体としてのバイザボデー28Aが設けられており、バイザボデー28Aの車幅方向内側部分は、車両前側において、作動体22に固定されている。これにより、バイザ28が作動体22に支持されて、本体部26が作動体22に支持されており、本体部26は、作動体22と一体に回動可能にされている。また、本体部26は、起立位置(図4に実線で示す展開位置)に配置されており、本体部26は、ステー12に対し車幅方向外側へ突出されて、起立(展開)されている。
バイザボデー28Aの車両前側には、被覆部材としての湾曲板状のバイザカバー28Bが設けられており、バイザカバー28Bは、バイザボデー28Aに組付けられている。これにより、バイザカバー28Bが、バイザボデー28Aの車両前側を被覆して、バイザボデー28Aとの間に作動体22を収容している。
図4及び図5(A)に示す如く、バイザ28の車幅方向内側かつ下側の部分には、円筒状の収容筒30が一体に形成されており、収容筒30は、ステー12(支持突起12A)の固定孔14と同軸上に配置されると共に、内部に内周側近傍において支持突起12Aの禁止突起16及び作動体22の回動突起24が収容されている。
収容筒30内には、案内部材としての金属製の第1ベアリング32及び第2ベアリング34が収容されており、第1ベアリング32及び第2ベアリング34は、球状にされて、それぞれ外周面が球面状の第1当接面32A及び第2当接面34Aにされている。第1ベアリング32は、禁止突起16の第1禁止面16Aと回動突起24の第1回動面24Aとの間に配置されており、第2ベアリング34は、禁止突起16の第2禁止面16Bと回動突起24の第2回動面24Bとの間に配置されている。
第1ベアリング32及び第2ベアリング34の下側への移動は支持突起12Aによって制限されると共に、第1ベアリング32及び第2ベアリング34の上側への移動はバイザ28によって制限される。さらに、第1ベアリング32及び第2ベアリング34の収容筒30径方向外側への移動は収容筒30によって制限されると共に、第1ベアリング32及び第2ベアリング34の収容筒30径方向内側への移動はスタンド20の固定柱20Aによって制限される。しかも、第1ベアリング32の収容筒30周方向への移動は第1禁止面16Aと第1回動面24Aとによって制限されると共に、第2ベアリング34の収容筒30周方向への移動は第2禁止面16Bと第2回動面24Bとによって制限される。このため、第1ベアリング32が第1禁止面16Aと第1回動面24Aとの間に配置された状態が維持されると共に、第2ベアリング34が第2禁止面16Bと第2回動面24Bとの間に配置された状態が維持されている。
図1に示す如く、バイザボデー28Aの車両後側部分には、略直方体状の収容室36が形成されており、収容室36の車両後側面は、開放されている。
収容室36内には、鏡面調整手段としての鏡面調整装置38(ドライブユニット)が設けられており、鏡面調整装置38の車両前側には、固定部38Aが設けられている。固定部38Aは、収容室36の底壁(車両前側壁)に固定されており、これにより、鏡面調整装置38がバイザボデー28Aに支持されている。固定部38Aの車両後側には、組付部としての傾動板38Bが支持されており、傾動板38Bは、固定部38Aに対し傾動可能にされている。
傾動板38Bには、略矩形板状のミラー40が組付けられており、ミラー40は、鏡面40Aを車両後側へ向けられた状態で、バイザボデー28Aの収容室36内に収容されている。鏡面調整装置38が電動又は手動により作動された際には、傾動板38Bが固定部38Aに対し傾動されることで、傾動板38Bと一体にミラー40が傾動されて、ミラー40の鏡面40A角度が調整される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成の車両用ドアミラー装置10では、格納装置18の電動による作動又は本体部26(特にバイザ28)への外力の入力による格納装置18の作動によって、本体部26が作動体22と一体に起立位置(図4に実線で示す展開位置)から格納方向(車両後側かつ車幅方向内側)へ回動されることで、本体部26(ミラー40を含む)が、格納位置(図4に2点鎖線で示す非常回避位置)に配置されて、格納(後格納)される。
一方、格納装置18の電動による作動又は本体部26(特にバイザ28)への外力の入力による格納装置18の作動によって、本体部26が作動体22と一体に格納位置から前倒方向(車両前側かつ車幅方向外側)へ回動されることで、本体部26(ミラー40を含む)が、起立位置に復帰されて、起立される。
さらに、格納装置18の電動による作動又は本体部26(特にバイザ28)への外力の入力による格納装置18の作動によって、本体部26が作動体22と一体に起立位置(図4に実線で示す展開位置)から前倒方向(車両前側かつ車幅方向内側)へ回動されることで、本体部26(ミラー40を含む)が、前倒位置(図4に1点鎖線で示す非常回避位置)に配置されて、前倒(前格納)される。
一方、格納装置18の電動による作動又は本体部26(特にバイザ28)への外力の入力による格納装置18の作動によって、本体部26が作動体22と一体に前倒位置から格納方向(車両後側かつ車幅方向外側)へ回動されることで、本体部26(ミラー40を含む)が、起立位置に復帰されて、起立される。
ところで、本体部26が格納位置に配置された際には、ステー12(支持突起12A)に設けられた禁止突起16の第1禁止面16Aに格納装置18(作動体22のケース22A)に設けられた回動突起24の第1回動面24Aが第1ベアリング32を挟んだ状態で干渉される(図5(B)参照)。このため、本体部26に格納方向(車幅方向内側)への外力が入力された場合でも、本体部26の格納位置から格納方向への回動が禁止される(許容されない)ことで、本体部26が車体側(特にドア)に接触されることが制限される。
さらに、本体部26が前倒位置に配置された際には、ステー12(支持突起12A)に設けられた禁止突起16の第2禁止面16Bに格納装置18(作動体22のケース22A)に設けられた回動突起24の第2回動面24Bが第2ベアリング34を挟んだ状態で干渉される(図5(C)参照)。このため、本体部26に前倒方向(車幅方向内側)への外力が入力された場合でも、本体部26の前倒位置から前倒方向への回動が禁止される(許容されない)ことで、本体部26が車体側(特にドア)に接触されることが制限される。
ここで、本体部26が格納位置に回動される際には、禁止突起16の第1禁止面16Aに回動突起24の第1回動面24Aが第1ベアリング32を挟んだ状態で干渉されることで、第1ベアリング32によって第1回動面24Aが第1禁止面16Aに対し本体部26の回動径方向内側に案内される。これにより、第1回動面24Aが第1禁止面16Aに対し本体部26の回動径方向外側に移動される方向への外力が本体部26に入力された場合でも、第1回動面24Aが第1禁止面16Aに対し本体部26の回動径方向外側に移動されることを抑制でき、第1禁止面16Aの本体部26回動径方向外側端部のみが変形及び破損されることを抑制できる。
さらに、本体部26が前倒位置に回動される際には、禁止突起16の第2禁止面16Bに回動突起24の第2回動面24Bが第2ベアリング34を挟んだ状態で干渉されることで、第2ベアリング34によって第2回動面24Bが第2禁止面16Bに対し本体部26の回動径方向内側に案内される。これにより、第2回動面24Bが第2禁止面16Bに対し本体部26の回動径方向外側に移動される方向への外力が本体部26に入力された場合でも、第2回動面24Bが第2禁止面16Bに対し本体部26の回動径方向外側に移動されることを抑制でき、第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側端部のみが変形及び破損されることを抑制できる。
したがって、禁止突起16における変形又は破損された第1禁止面16A及び第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側端部に本体部26が接触して異音を発生することを抑制できる。
また、第1回動面24Aの本体部26回動径方向内側部分が本体部26の回動径方向内側へ向かうに従い格納方向側へ向かう方向に傾斜されている。このため、本体部26が格納位置に回動される際には、第1禁止面16Aに第1回動面24Aの本体部26回動径方向内側部分が第1ベアリング32を挟んだ状態で干渉されることで、第1回動面24Aが第1禁止面16Aに対し本体部26の回動径方向内側に効果的に案内される。これにより、第1回動面24Aが第1禁止面16Aに対し本体部26の回動径方向外側に移動される方向への外力が本体部26に入力された場合でも、第1回動面24Aが第1禁止面16Aに対し本体部26の回動径方向外側に移動されることを効果的に抑制でき、第1禁止面16Aの本体部26回動径方向外側端部のみが変形及び破損されることを効果的に抑制できる。
さらに、第2回動面24Bの本体部26回動径方向内側部分が本体部26の回動径方向内側へ向かうに従い前倒方向側へ向かう方向に傾斜されている。このため、本体部26が前倒位置に回動される際には、第2禁止面16Bに第2回動面24Bの本体部26回動径方向内側部分が第2ベアリング34を挟んだ状態で干渉されることで、第2回動面24Bが第2禁止面16Bに対し本体部26の回動径方向内側に効果的に案内される。これにより、第2回動面24Bが第2禁止面16Bに対し本体部26の回動径方向外側に移動される方向への外力が本体部26に入力された場合でも、第2回動面24Bが第2禁止面16Bに対し本体部26の回動径方向外側に移動されることを効果的に抑制でき、第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側端部のみが変形及び破損されることを効果的に抑制できる。
また、第1禁止面16Aの本体部26回動径方向外側部分が本体部26の回動径方向外側へ向かうに従い前倒方向側へ向かう方向に傾斜されている。このため、本体部26が格納位置に回動される際には、第1禁止面16Aの本体部26回動径方向外側部分に第1回動面24Aが第1ベアリング32を挟んだ状態で干渉されることで、禁止突起16が第1禁止面16Aの本体部26回動径方向外側部分において第1回動面24Aからの力を本体部26回動径方向外側への曲げモードで受止める。これにより、第1回動面24Aが第1禁止面16Aに対し本体部26の回動径方向外側に移動される方向への外力が本体部26に入力された場合でも、第1禁止面16Aの本体部26回動径方向外側端部のみが変形及び破損されることを一層効果的に抑制できる。
さらに、第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側部分が本体部26の回動径方向外側へ向かうに従い格納方向側へ向かう方向に傾斜されている。このため、本体部26が前倒位置に回動される際には、第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側部分に第2回動面24Bが第2ベアリング34を挟んだ状態で干渉されることで、禁止突起16が第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側部分において第2回動面24Bからの力を本体部26回動径方向外側への曲げモードで受止める。これにより、第2回動面24Bが第2禁止面16Bに対し本体部26の回動径方向外側に移動される方向への外力が本体部26に入力された場合でも、第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側端部のみが変形及び破損されることを一層効果的に抑制できる。
また、上述の如く、第1禁止面16Aの本体部26回動径方向外側部分が本体部26の回動径方向外側へ向かうに従い前倒方向側へ向かう方向に傾斜されている。このため、本体部26が格納位置に回動される際には、第1禁止面16Aの本体部26回動径方向外側部分に第1回動面24Aが第1ベアリング32を挟んだ状態で干渉されることで、第1ベアリング32の本体部26回動径方向外側への移動が効果的に制限されて、第1回動面24Aが第1禁止面16Aに対し本体部26の回動径方向内側に一層効果的に案内される。これにより、第1回動面24Aが第1禁止面16Aに対し本体部26の回動径方向外側に移動される方向への外力が本体部26に入力された場合でも、第1回動面24Aが第1禁止面16Aに対し本体部26の回動径方向外側に移動されることを一層効果的に抑制でき、第1禁止面16Aの本体部26回動径方向外側端部のみが変形及び破損されることを一層効果的に抑制できる。
さらに、上述の如く、第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側部分が本体部26の回動径方向外側へ向かうに従い格納方向側へ向かう方向に傾斜されている。このため、本体部26が前倒位置に回動される際には、第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側部分に第2回動面24Bが第2ベアリング34を挟んだ状態で干渉されることで、第2ベアリング34の本体部26回動径方向外側への移動が効果的に制限されて、第2回動面24Bが第2禁止面16Bに対し本体部26の回動径方向内側に一層効果的に案内される。これにより、第2回動面24Bが第2禁止面16Bに対し本体部26の回動径方向外側に移動される方向への外力が本体部26に入力された場合でも、第2回動面24Bが第2禁止面16Bに対し本体部26の回動径方向外側に移動されることを一層効果的に抑制でき、第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側端部のみが変形及び破損されることを一層効果的に抑制できる。
また、第1ベアリング32の第1当接面32A(外周面)が、球面状にされて、湾曲されている。このため、本体部26が格納位置に回動される際には、第1禁止面16Aに第1回動面24Aが第1ベアリング32を挟んだ状態で干渉されて、第1ベアリング32の第1当接面32Aが第1禁止面16Aの本体部26回動径方向外側端部に当接されても、第1禁止面16Aの本体部26回動径方向外側端部が第1当接面32Aによって変形及び破損されることが抑制される。これにより、第1回動面24Aが第1禁止面16Aに対し本体部26の回動径方向外側に移動される方向への外力が本体部26に入力された場合でも、第1禁止面16Aの本体部26回動径方向外側端部のみが変形及び破損されることを一層効果的に抑制できる。
さらに、第2ベアリング34の第2当接面34A(外周面)が、球面状にされて、湾曲されている。このため、本体部26が前倒位置に回動される際には、第2禁止面16Bに第2回動面24Bが第2ベアリング34を挟んだ状態で干渉されて、第2ベアリング34の第2当接面34Aが第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側端部に当接されても、第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側端部が第2当接面34Aによって変形及び破損されることが抑制される。これにより、第2回動面24Bが第2禁止面16Bに対し本体部26の回動径方向外側に移動される方向への外力が本体部26に入力された場合でも、第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側端部のみが変形及び破損されることを一層効果的に抑制できる。
また、上述の如く、第1ベアリング32の第1当接面32Aが湾曲されている。このため、本体部26が格納位置に回動される際には、第1禁止面16Aに第1回動面24Aが第1ベアリング32を挟んだ状態で干渉されて、第1ベアリング32の第1当接面32Aが第1回動面24Aに当接されても、第1回動面24Aが第1当接面32Aによって変形及び破損されることが抑制される。これにより、本体部26に外力が入力された場合でも、第1回動面24Aが変形及び破損されることを抑制できる。
さらに、上述の如く、第2ベアリング34の第2当接面34Aが湾曲されている。このため、本体部26が前倒位置に回動される際には、第2禁止面16Bに第2回動面24Bが第2ベアリング34を挟んだ状態で干渉されて、第2ベアリング34の第2当接面34Aが第2回動面24Bに当接されても、第2回動面24Bが第2当接面34Aによって変形及び破損されることが抑制される。これにより、本体部26に外力が入力された場合でも、第2回動面24Bが変形及び破損されることを抑制できる。
また、上述の如く、本体部26が格納位置に回動される際には、第1禁止面16Aの本体部26回動径方向外側端部のみが変形及び破損されることが抑制される。このため、第1回動面24Aが第1禁止面16Aに対し本体部26の回動径方向外側に移動される方向への過荷重の外力が本体部26に入力された場合には、禁止突起16の第1禁止面16A側端部が第1禁止面16Aの本体部26回動径方向内側端を起点として第1想定破断線L1(図5(B)参照)に沿って破断される。このため、本体部26の格納方向への回動が格納位置において禁止されないことで、本体部26の格納位置における回動禁止機能が故障していることを車両の乗員が容易に認識でき、本体部26の格納位置における回動禁止機能を早期に修理できる。
さらに、上述の如く、本体部26が前倒位置に回動される際には、第2禁止面16Bの本体部26回動径方向外側端部のみが変形及び破損されることが抑制される。このため、第2回動面24Bが第2禁止面16Bに対し本体部26の回動径方向外側に移動される方向への過荷重の外力が本体部26に入力された場合には、禁止突起16の第2禁止面16B側端部が第2禁止面16Bの本体部26回動径方向内側端を起点として第2想定破断線L2(図5(C)参照)に沿って破断される。このため、本体部26の前倒方向への回動が前倒位置において禁止されないことで、本体部26の前倒位置における回動禁止機能が故障していることを車両の乗員が容易に認識でき、本体部26の前倒位置における回動禁止機能を早期に修理できる。
なお、本実施形態では、第1ベアリング32及び第2ベアリング34を球状にして第1当接面32A及び第2当接面34A(外周面)を球面状にした。しかしながら、第1ベアリング32及び第2ベアリング34の少なくとも一方を円柱状にして第1当接面32A及び第2当接面34A(外周面)の少なくとも一方を円周面状にしてもよい。この場合、第1ベアリング32及び第2ベアリング34の少なくとも一方の軸方向(上下方向)寸法を小さくすると共に、第1ベアリング32及び第2ベアリング34の少なくとも一方の径方向寸法を大きくして、第1ベアリング32及び第2ベアリング34の少なくとも一方の転倒を抑制できるのが好ましい。
また、本実施形態では、本発明の車両用ミラー装置を車両用ドアミラー装置10に適用した。しかしながら、本発明の車両用ミラー装置を車両外部の他の車両用アウタミラー装置(例えば車両用フェンダミラー装置)又は車両内部の車両用インナミラー装置に適用してもよい。
10 車両用ドアミラー装置(車両用ミラー装置)
12 ステー(支持体)
16 禁止突起(禁止部)
16A 第1禁止面(禁止面)
16B 第2禁止面(禁止面)
20 スタンド(支持体)
22 作動体(回動体)
24 回動突起(回動部)
24A 第1回動面(回動面)
24B 第2回動面(回動面)
26 本体部(回動体)
32 第1ベアリング(案内部材)
32A 第1当接面(当接面)
34 第2ベアリング(案内部材)
34A 第2当接面(当接面)
40 ミラー

Claims (4)

  1. 車体側に設けられる支持体と、
    前記支持体に支持されると共に、車両のミラーが設けられ、前記支持体に対し回動されることで前記ミラーが格納される回動体と、
    前記支持体に設けられ、禁止面が設けられた禁止部と、
    前記回動体に設けられ、回動面が設けられた回動部と、
    前記禁止面と前記回動面との間に挟まれた状態で前記禁止面に前記回動面が干渉することで前記支持体に対する前記回動体の回動が禁止されると共に前記回動面が前記禁止面に対し前記回動体の回動径方向内側に案内される案内部材と、
    を備えた車両用ミラー装置。
  2. 前記回動面を前記回動体の回動径方向内側へ向かうに従い前記禁止面側へ向かう方向に傾斜させた請求項1記載の車両用ミラー装置。
  3. 前記禁止面を前記回動体の回動径方向外側へ向かうに従い前記回動面側へ向かう方向に傾斜させた請求項1又は請求項2記載の車両用ミラー装置。
  4. 前記案内部材に湾曲されて設けられ、前記禁止面と前記回動面との間に前記案内部材が挟まれた際に前記禁止面に当接される当接面を備えた請求項1〜請求項3の何れか1項記載の車両用ミラー装置。
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