JP5638774B2 - 車両用ミラー装置 - Google Patents

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本発明は、車両のミラーが格納又は起立される車両用ミラー装置に関する。
車両用ミラー装置としては、モータが駆動されることで、ケース部材が回動されて、車両のミラーが格納又は起立されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
この車両用ミラー装置では、モータの出力軸がウォームに挿入されると共に、ウォームにヘリカルギアが噛合されており、モータが駆動されることで、モータの出力軸とウォームとが一体回転されて、ヘリカルギアが回転される。また、ウォームの下端がケース部材に回転可能に軸支されている。
しかしながら、この車両用ミラー装置では、モータの出力軸がウォームの下端まで挿入されておらず、モータの出力軸の下端(先端)がケース部材に軸支されていない。このため、ヘリカルギアから入力される荷重によってウォームの軸心が安定せず、作動音が安定しない可能性がある。
特開2002−274267公報
本発明は、上記事実を考慮し、作動音を安定させることができる車両用ミラー装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の車両用ミラー装置は、車両のミラーと一体回動可能にされた回動体と、本体部から出力軸が延出され、前記本体部が前記回動体に保持されたモータと、前記出力軸に設けられ、前記出力軸と一体回転可能にされたギア部材と、前記ギア部材に設けられると共に、前記回動体に回転可能に軸支され、前記出力軸が挿入されることで前記出力軸が前記本体部とは反対側において前記回動体に回転可能に軸支される軸支部と、前記軸支部に設けられ、前記出力軸が係合することで前記出力軸と前記ギア部材とが一体回転可能にされると共に、前記出力軸と前記ギア部材との所定角度の相対回転を許容する係合部と、前記ギア部材に連絡され、前記モータが駆動されて前記出力軸及びギア部材が回転されることで前記回動体が回動されて前記ミラーが格納又は起立されるギア機構と、を備えている。
請求項2に記載の車両用ミラー装置は、請求項1に記載の車両用ミラー装置において、前記ギア部材に設けられ、前記出力軸に相対回転可能に嵌合された嵌合部を備えている。
請求項3に記載の車両用ミラー装置は、請求項1又は請求項2に記載の車両用ミラー装置において、前記出力軸が前記本体部とは反対側のみにおいて前記回動体に回転可能に軸支される。
請求項1に記載の車両用ミラー装置では、車両のミラーと回動体とが一体回動可能にされている。また、モータでは本体部から出力軸が延出されており、本体部が回動体に保持されている。さらに、出力軸に設けられたギア部材が出力軸と一体回転可能にされると共に、ギア部材にギア機構が連絡されており、モータが駆動されて、出力軸及びギア部材が回転されることで、回動体が回動されて、ミラーが格納又は起立される。
ここで、ギア部材に軸支部が設けられており、軸支部は回動体に回転可能に軸支されている。さらに、軸支部に出力軸が挿入されることで、出力軸が本体部とは反対側において回動体に回転可能に軸支されている。このため、ギア機構から入力される荷重に拘らずギア部材の軸心を安定させることができ、作動音を安定させることができる。
また、ギア部材に係合部が設けられており、出力軸が係合部に係合することで、出力軸とギア部材とが一体回転可能にされている。
ここで、係合部が出力軸とギア部材との所定角度の相対回転を許容する。このため、モータの駆動開始時(出力軸の回転開始時)には、出力軸とギア部材との相対回転が一時的に許容されることで、出力軸とギア部材とギア機構との固着状態が解消される。これにより、出力軸及びギア部材が適切に回転できると共に、ギア機構が適切に作動できる。
請求項2に記載の車両用ミラー装置では、ギア部材に嵌合部が設けられており、嵌合部が出力軸に相対回転可能に嵌合されている。このため、出力軸とギア部材との軸心を適切に一致させることができて、出力軸とギア部材とが安定して一体回転でき、作動音を一層安定させることができる。
請求項3に記載の車両用ミラー装置では、出力軸が本体部とは反対側のみにおいて回動体に回転可能に軸支されている。このため、出力軸がスムーズに回転でき、作動音を一層安定させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るドアミラー装置における格納機構の主要部を示す車両後方から見た断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るドアミラー装置における格納機構を示す車両後方から見た断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るドアミラー装置における格納機構の主要部を示す上方から見た平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るドアミラー装置における格納機構の主要部を示す上方から見た断面図(図1の4−4線断面図)である。 本発明の第1の実施の形態に係るドアミラー装置を示す車両後方から見た正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るドアミラー装置の格納機構の主要部を示す車両後方から見た断面図である。
[第1の実施の形態]
図2には、本発明の第1の実施の形態に係るドアミラー装置10(車両用ミラー装置)の主要部が車両後方から見た断面図にて示されており、図5には、ドアミラー装置10が車両後方から見た正面図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車幅方向外方(車両右方)を矢印OUTで示し、上方を矢印UPで示している。
本発明の実施の形態に係るドアミラー装置10は、車両のドアとしてのサイドドア(特にフロントサイドドア)の上下方向中間部かつ車両前側端に設けられて、車両外側に配置されている。
図5に示す如く、ドアミラー装置10は、ステー12を備えており、ステー12の車幅方向内側端がサイドドアに固定されることで、ドアミラー装置10がサイドドアに固定されている。
ステー12の車幅方向内側部分の上側には、格納機構14(電動格納機構)が支持されている。
図2にも示す如く、格納機構14には、金属製の支持体16(スタンド)が設けられている。支持体16の下端には、固定部18が設けられており、固定部18がステー12に固定されることで、支持体16がステー12に固定されて、格納機構14がステー12に支持されている。固定部18の上側には、円筒状の支持軸20が設けられており、支持軸20は、固定部18と一体にされて、固定部18から上方に起立されている。
支持軸20には、図2に詳細に示す回動体22が支持されている。
回動体22の下側部分には、回動部材としての樹脂製で容器状のケース24(図3参照)が設けられており、ケース24の上面は、開放されている。ケース24の車幅方向内側部分には、支持軸20が貫通かつ嵌合されており、ケース24は、支持軸20に回動可能に支持されている。ケース24の下壁には、車幅方向外側部分において、円柱状の軸支孔26が形成されており、軸支孔26は、上側に開放されている。
ケース24の上端内には、保持部材としての樹脂製で板状のモータベース28が嵌入(圧入)されており、モータベース28は、ケース24の上面を被覆している。モータベース28の車幅方向内側部分は、支持軸20の上端に回転可能に支持されており、モータベース28は、支持軸20に回動可能に支持されている。モータベース28の車幅方向外側部分には、保持部としての略矩形筒状の保持筒30が一体に設けられており、保持筒30は、モータベース28から上側に突出されている。また、モータベース28には、保持筒30内の中央において、円状の貫通孔32が貫通形成されている。
ケース24及びモータベース28の上側には、固定部材としての樹脂製で容器状のカバー34が設けられており、カバー34の下面は、開放されている。カバー34の下端は、ケース24の上端外周に固定されており、カバー34は、ケース24及びモータベース28の上側を被覆している。カバー34の車幅方向内側部分は、モータベース28の車幅方向内側部分を下側に押圧しており、これにより、ケース24とカバー34との間にモータベース28が挟持されて、モータベース28が回動体22内に固定されている。
モータベース28の保持筒30部分には、モータ36が保持されている。
モータ36には、略矩形柱状の本体部38が設けられており、本体部38が保持筒30内に上側から挿入されて保持されることで、本体部38の軸周りの回転及び上下方向への移動が阻止されている。
図1及び図2に示す如く、本体部38からは、金属製の出力軸40(シャフト)が下方へ延出されており、モータ36が駆動されることで、出力軸40が回転される。出力軸40は、モータベース28の貫通孔32を貫通されており、出力軸40は、ケース24内に挿入されている。出力軸40は、全周において貫通孔32との間に隙間が形成されており、出力軸40は、モータベース28に軸支されていない。出力軸40の下部以外の部分は、嵌合軸42にされており、嵌合軸42は、断面円状にされている。図4に詳細に示す如く、出力軸40の下部は、断面楕円状の係合軸44にされている。係合軸44の周面には、平面状の一対の係合面44Aが形成されており、一対の係合面44Aは、互いに対向している。係合軸44の周面には、一対の係合面44A以外の部分において、嵌合軸42と面一の一対の外周面44Bが形成されており、一対の外周面44Bは、互いに対向している。
出力軸40には、ギア部材(初段ギア)としての樹脂製のウォームギア46が設けられている。ウォームギア46には、軸心に沿って、挿入孔48が形成されており、挿入孔48には、上側から出力軸40が挿入されている。挿入孔48の下部以外の部分は、嵌合部としての嵌合孔50にされており、嵌合孔50は、断面円状にされている。図4に詳細に示す如く、挿入孔48の下部は、係合部としての係合孔52にされている。係合孔52の周面には、断面扇状の一対の係合突起52Aが一体に形成されており、一対の係合突起52Aは、互いに対向している。係合孔52の周面には、一対の係合突起52A以外の部分において、嵌合孔50と面一の一対の円周面52Bが形成されており、一対の円周面52Bは、互いに対向している。
出力軸40の嵌合軸42は、挿入孔48の嵌合孔50に相対回転可能に嵌合されており、出力軸40の係合軸44は、挿入孔48の嵌合孔50及び係合孔52に挿入されている。さらに、係合軸44の一対の外周面44Bは、それぞれ係合孔52の一対の円周面52Bに嵌合されている。このため、出力軸40が回転されて、係合軸44の一対の係合面44Aがそれぞれ一対の係合突起52Aに係合されることで、ウォームギア46が出力軸40と一体回転可能にされている。また、出力軸40が回転されても、係合軸44の一対の係合面44Aがそれぞれ一対の係合突起52Aに係合されるまでは、ウォームギア46が出力軸40に対して所定角度相対回転可能にされている。
ウォームギア46の上端は、モータベース28に当接されており、これにより、ウォームギア46の上側への移動がモータベース28によって係止されている。
ウォームギア46の下部には、円筒状の軸支部46Aが形成されており、軸支部46Aは、ケース24下壁の軸支孔26に嵌入されて、軸支孔26に回転自在に軸支されている。軸支部46A内には、挿入孔48の係合孔52が形成されて、出力軸40の係合軸44が挿入されており、軸支部46Aの軸支孔26による軸支位置と係合軸44の係合孔52への挿入位置とは、ウォームギア46及び出力軸40の軸方向(上下方向)において一致(ラップ)している。これにより、出力軸40が、係合軸44において、ウォームギア46の軸支部46Aを介して、ケース24(軸支孔26)に回転自在に軸支されている。
図2及び図3に示す如く、ケース24内には、ギア機構を構成する連絡ギア(中間ギア)としてのウォームシャフト54が設けられている。ウォームシャフト54には、金属製で円軸状のギア軸56が設けられており、ギア軸56は、両端において、ケース24内に回転自在に軸支されている。ギア軸56の一端側部分には、樹脂製のヘリカルギア部58が固定されており、ギア軸56の他端側部分には、樹脂製のウォームギア部60が固定されている。ヘリカルギア部58は、ウォームギア46の軸方向中間部に噛合されており、ウォームギア46が回転されることで、ヘリカルギア部58、ギア軸56及びウォームギア部60が一体回転されて、ウォームシャフト54が回転される。
ケース24内には、ギア機構を構成する固定ギア(最終ギア)としての金属製のギアプレート62が設けられている。ギアプレート62には、支持軸20が貫通されており、ギアプレート62は、支持軸20と同軸上に配置されると共に、支持軸20に対して回転不能に保持されている。ギアプレート62には、ウォームギア部60が噛合されており、ウォームギア部60が回転されることで、ウォームギア部60がギアプレート62の回りを回動される。これにより、回動体22がウォームギア部60と一体に支持軸20の回りを回動可能にされている。
図5に示す如く、回動体22は、被覆部材としての略直方体形容器状のバイザ64の車幅方向内側部分内に収容されており、バイザ64の車両後側面は、開放されている。バイザ64内には、車両後側面(開放部分)近傍において、略矩形板状のミラー66が配置されており、バイザ64は、ミラー66の全周及び車両前側面を被覆している。ミラー66の鏡面は、車両後側へ向けられており、ミラー66によって車両の乗員(特に運転手)が車両後側を視認可能にされている。
バイザ64及びミラー66は、回動体22に連結されており、バイザ64及びミラー66は、回動体22と一体に支持軸20の回りを回動可能にされている。このため、モータ36が駆動されて出力軸40が一方向へ回転されることで、バイザ64及びミラー66が回動体22と一体に車両後側かつ車幅方向内側へ回動される。これにより、バイザ64及びミラー66が、サイドドアに対する突出を解除されて、格納される。一方、モータ36が駆動されて出力軸40が他方向へ回転されることで、バイザ64及びミラー66が回動体22と一体に車両前側かつ車幅方向外側へ回動される。これにより、バイザ64及びミラー66が、サイドドアに対して突出されて、起立(展開、復帰)される。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のドアミラー装置10では、格納機構14において、モータ36が駆動されて、出力軸40が回転されることで、出力軸40と一体にウォームギア46が回転されて、ウォームシャフト54が回転される(ヘリカルギア部58、ギア軸56及びウォームギア部60が一体回転される)。これにより、ウォームギア部60がギアプレート62の回りを回動されることで、回動体22がウォームギア部60と一体に支持軸20の回りを回動されて、バイザ64及びミラー66が回動体22と一体に回動される。
このため、モータ36が駆動されて出力軸40が一方向へ回転されることで、バイザ64及びミラー66が、回動体22と一体に車両後側かつ車幅方向内側へ回動されて、格納される。一方、モータ36が駆動されて出力軸40が他方向へ回転されることで、バイザ64及びミラー66が、回動体22と一体に車両前側かつ車幅方向外側へ回動されて、起立される。
ここで、モータ36の本体部38がモータベース28の保持筒30内に保持されている。さらに、ウォームギア46下部の軸支部46Aがケース24下壁の軸支孔26に回転自在に軸支されており、出力軸40が、下部の係合軸44(本体部38とは反対側)において、ウォームギア46の軸支部46Aを介して、ケース24の軸支孔26に回転自在に軸支されている。このため、モータ36の駆動時にウォームシャフト54(ヘリカルギア部58)からウォームギア46へ入力される荷重に拘らず、ウォームギア46の軸心を安定させることができ(ウォームギア46の軸心の変形を抑制でき)、格納機構14の作動音を安定させることができる。
さらに、金属製の出力軸40の係合軸44が、樹脂製のウォームギア46の軸支部46Aを介して、樹脂製のケース24の軸支孔26に回転自在に軸支されている。このため、金属製の出力軸40の係合軸44が直接樹脂製のケース24の軸支孔26に回転自在に軸支される場合と異なり、出力軸40の係合軸44をケース24の軸支孔26に適切に回転自在に軸支できる。
しかも、出力軸40は、本体部38以外において、ケース24の軸支孔26のみに回転自在に軸支されて、モータベース28の貫通孔32には軸支されていない。このため、出力軸40がスムーズに回転でき、格納機構14の作動音を一層安定させることができる。
さらに、出力軸40の嵌合軸42がウォームギア46の挿入孔48の嵌合孔50に相対回転可能に嵌合されている。このため、出力軸40とウォームギア46との軸心を適切に一致させることができて、出力軸40とウォームギア46とが安定して一体回転でき、格納機構14の作動音を一層安定させることができる。
また、出力軸40が回転されても、係合軸44の一対の係合面44Aがそれぞれウォームギア46(係合孔52)の一対の係合突起52Aに係合されるまでは、ウォームギア46が出力軸40に対して所定角度相対回転可能にされている。このため、モータ36の駆動開始時(出力軸40の一方向回転終了後の他方向回転開始時及び出力軸40の他方向回転終了後の一方向回転開始時)には、出力軸40とウォームギア46との相対回転が一時的に許容されることで、出力軸40とウォームギア46とウォームシャフト54(ヘリカルギア部58)との固着状態が解消されて、出力軸40、ウォームギア46及びウォームシャフト54が適切に回転できる。
[第2の実施の形態]
図6には、本発明の第2の実施の形態に係るドアミラー装置80(車両用ミラー装置)の格納機構14の主要部が車両後方から見た断面図にて示されている。
本実施の形態に係るドアミラー装置80は、上記第1の実施の形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図6に示す如く、本実施の形態に係るドアミラー装置80では、モータベース28の下側に円筒状の貫通筒82が一体に設けられており、貫通筒82は、貫通孔32と同軸上に配置されて、内部に出力軸40の嵌合軸42が挿通されている。ウォームギア46の上部には、円筒状の挿入筒46Bが設けられており、挿入筒46Bは、貫通筒82内に挿入されて、内部(嵌合孔50)に出力軸40の嵌合軸42が嵌合されている。さらに、貫通筒82の内周面と挿入筒46Bの外周面との間には、全周において、隙間が形成されており、出力軸40は、モータベース28に軸支されていない。
ここで、本実施の形態でも、上記第1の実施の形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
なお、上記第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、ウォームギア46の上端をモータベース28に当接させた構成としたが、ウォームギア46の上端とモータベース28との間に隙間を設けた構成としてもよい。この場合でも、モータ36の駆動時にウォームシャフト54(ヘリカルギア部58)からウォームギア46に上側へ荷重が入力されても、軸支部46Aの軸支孔26への軸支が解除されない構成にされる。
10 ドアミラー装置(車両用ミラー装置)
22 回動体
36 モータ
38 本体部
40 出力軸
46 ウォームギア(ギア部材)
46A 軸支部
50 嵌合孔(嵌合部)
52 係合孔(係合部)
54 ウォームシャフト(ギア機構)
62 ギアプレート(ギア機構)
66 ミラー
80 ドアミラー装置(車両用ミラー装置)

Claims (3)

  1. 車両のミラーと一体回動可能にされた回動体と、
    本体部から出力軸が延出され、前記本体部が前記回動体に保持されたモータと、
    前記出力軸に設けられ、前記出力軸と一体回転可能にされたギア部材と、
    前記ギア部材に設けられると共に、前記回動体に回転可能に軸支され、前記出力軸が挿入されることで前記出力軸が前記本体部とは反対側において前記回動体に回転可能に軸支される軸支部と、
    前記軸支部に設けられ、前記出力軸が係合することで前記出力軸と前記ギア部材とが一体回転可能にされると共に、前記出力軸と前記ギア部材との所定角度の相対回転を許容する係合部と、
    前記ギア部材に連絡され、前記モータが駆動されて前記出力軸及びギア部材が回転されることで前記回動体が回動されて前記ミラーが格納又は起立されるギア機構と、
    を備えた車両用ミラー装置。
  2. 前記ギア部材に設けられ、前記出力軸に相対回転可能に嵌合された嵌合部を備えた請求項1記載の車両用ミラー装置。
  3. 前記出力軸が前記本体部とは反対側のみにおいて前記回動体に回転可能に軸支される請求項1又は請求項2記載の車両用ミラー装置。
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