JP6100929B2 - 航洋船舶用のハッチカバー - Google Patents

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Description

本発明は、パナマックスバルクキャリアのような航洋船舶に適したハッチカバーに関する。本発明は、特に、繊維強化プラスチック製のハッチカバーと該ハッチカバーを備える船舶に関する。
一般に、航洋船舶用のハッチカバーは鋼で作られている。このようなハッチカバーは重いので、頑丈な支持構造を必要とする。又、該ハッチカバーを移動させるために強力かつ高価な昇降・操作装置を必要とする。そして、このようなハッチカバーによっては、運搬対象の貨物を常に適切に防水できる訳ではない。また、従来のハッチカバーは重量が大きいので、船舶の貨物搭載能力が減少する。
韓国公開特許第20090087658号公報 英国特許出願公開第913497号明細書 韓国公開特許第20110102530号公報 国際公開第2009/0064175号
本発明の目的は、運搬対象の貨物を確実に保護できる、軽量な船舶用のハッチカバーを提供することにある。
前記の目的及び他の目的は、本発明の第1の観点に基づくハッチカバーによって達成される。このハッチカバーは、カバー本体と、前記カバー本体の周囲にあって、前記カバー本体から垂れ下がるスカートと、から構成される。前記カバー本体とその周囲を取り囲む前記スカートは、逆溝形の断面形を備えている。前記スカートは、船舶のハッチコーミング上に置かれて、前記ハッチカバーを支持する支持部を備え、前記支持部は中央長溝を備えている。前記中央長溝には弾力のある下部封止部材が、前記中央長溝から突出して前記ハッチコーミングとの間を封止するように取り付けられている。前記下部封止部材は、通常の使用時には、ハッチカバーと船舶によって圧迫されると、変形して、前記中央長溝の中に押し込まれるように構成されている。前記ハッチコーミングの当接面は、前記下部封止部材に当接するとともに平坦に構成されている。前記ハッチカバーは、前記カバー本体の内部に配置されて、船体長さ方向に延びる補剛部材を欠くとともに、複数の補剛体が船体幅方向に延びて、船体長さ方向に配列されて、前記カバー本体の内部に配列されている。前記カバー本体、前記スカート及び前記補剛体は繊維強化プラスチックで作られている。
前記補剛体を備えるとともに、繊維強化プラスチックを前記カバー本体、前記スカート及び前記補強体に使用しているので、堅牢かつ軽量で耐腐食性を備えたハッチカバーが得られる。そして、該ハッチカバーは、ハッチカバーの上から加わる荷重を均等に分配することができて、その下に置かれた船舶に向かって押し下げらえて、前記ハッチカバーを取り囲む前記スカートの全周において良好な水密性を維持することができる。前記カバー本体は前記船舶のハッチを覆うので、前記ハッチからの水の浸入が防止される。前記スカートは、前記船舶の上面、一般には前記ハッチの周りのハッチコーミングの上にあって、前記スカートの前記支持部を介して、前記ハッチカバーを支持する。前記ハッチカバーが前記ハッチを覆う位置にある時は、前記下部封止部材は前記コーミングに圧迫されて、前記コーミングを封止し、水が前記封止部材を通って前記ハッチに侵入することを防ぐ。
前記ハッチカバーが前記船舶に押し付けられると、前記封止部材は変形圧縮されて、前記支持部の前記中央長溝の中に押し込められ、そして、前記ハッチカバーの前記支持部は、その下方にある表面に直接支持される。このようにして、前記封止部材は、過大な荷重から保護され、その結果、前記下部封止部材の過大な損耗と破損が防止される。言い替えるならば、前記下部封止部材に加わる最大圧力が抑制される。このことによって、前記カバーの下方にあって運搬される商品に対して、更に信頼性の高い保護が、効果的に与えられる。
前記ハッチカバーは実質的に矩形であって、長さ方向及び幅方向に対向配置されたスカート部を備えている。前記補剛体は長さ方向あるいは幅方向に対向配置された前記スカート部の間にあって前記カバー本体を横切って延びている。前記補剛体の両端は、それぞれ、前記スカートに結合されている。スカートと補剛体が結合されているので、前記ハッチカバーの構造上の健全性が改善される。そのため、スカートとカバー本体の厚さを薄くして軽量化することができる。また、前記補剛体と前記スカートを経由して前記カバー本体から前記ハッチコーミングに荷重を分配することができる。
前記補剛体は、その端部において間隔を開けて配置しても良い。そのようにすることによって、隣接する前記補剛体の間に形成されたスペースに、部品を取り付けたり、換気用の開口を明けたりすることが可能になる。
複数の防撓板を前記スカートの内側に配置して、前記スカートの内側に対して実質的に垂直に延びるようにしても良い。前記スカートに前記防撓板を備えれば、前記スカートの、例えば、前記補剛体と結合されていない部位の健全性が改善される。
前記補剛体の少なくとも一部にストッパー部材を備えるようにしても良い。前記ストッパー部材は突出部を備えている。該突出部は、前記船舶に取り付けられたストッパーソケットの対応するレセスと係合して、前記船舶と前記ハッチカバーの相対的な移動を抑制する。前記ハッチカバーがハッチの上に位置決めされると、前記ストッパー部材は対応する前記ストッパーソケットのレセスと係合する。その結果、前記ストッパー部材は、前記ハッチコーミングの各ストッパーソケットに隣接する各部位において、前記船舶に対する長さ方向あるいは幅方向の相対的移動ができなくなる。このようにして、各ストッパー部材が取り付けられた前記スカートの各部位の一定の移動が抑制されるので、前記ストッパー部材を備えることによって、前記下部封止部材の過度の摩耗が抑制される。しかしながら、一般的には、前記ストッパー部材及びソケットはハッチカバーと船舶の垂直方向の相対的な移動を妨げない。そのため、前記ハッチカバーの昇降は容易である。また、前記ストッパー部材とソケットはこのように構成されているので、各ストッパー部材に隣接する前記スカート部の内向き及び外向きの移動であって、前記スカート部の各部位に対して垂直方向の移動は、ある程度許容される。
このことによって、前記ハッチカバーの柔軟性が改善されるので、適切な防水性が保証される。また、局部的な応力が緩和されるという効果もある。そのため、適切な強度を備えるハッチカバーを軽量に設計することができる。前記ストッパー部材は金属で作られても良い。そうすることによって、繊維強化プラスチックで作られたハッチカバーの摩耗に対する抵抗性が改善される。
前記ハッチカバーは、前記スカートの外側の部位にクリートブラケットを備えるようにしても良い。前記クリートブラケットを備えれば、前記ハッチカバーを前記船舶に取り付けられたクリートに着脱自在に結合することができる。前記クリートブラケットの数と位置によって、前記封止部材に加わる圧縮力と前記ハッチカバーに加わる荷重を規制することができるので、前記ハッチカバーに過大な応力が生じるのを防ぐことができる。このことは、繊維強化プラスチック製の構造物のような、軽量構造物において特に重要である。
前記クリートブラケットを前記カバー本体の上面に取り付けても良い。クリートブラケットをこのような位置に配置すれば、隣接するハッチカバーと着脱自在に結合することができるので、数個のハッチカバーを組み合わせて、より大きなハッチ構造物を形成することができる。
前記スカートの少なくとも1つの外側の部位には少なくとも1つのサイドリッジがあって、前記サイドリッジは中央長溝を備え、前記サイドリッジの前記中央長溝には弾力のある側部封止部材が取り付けられ、前記側部封止部材は前記溝から突出して、隣接するハッチカバーとの間を封止する。前記サイドリッジと前記側部封止部材を備えるので、それを押し当てる対向平面のどこであっても、前記サイドリッジと前記対向平面の間の相対的な動きの影響を受けることなしに、単一の部材を形成して封止することができる。前記下部封止部材と同様に、前記側部封止部は過大な荷重から守られていて、そのため、前記下部の過大な摩耗と破損が抑制される。前記サイドリッジと前記封止部材によれば、前記カバーの下方にあって運搬される商品に対して、より信頼性の高い保護が効果的に提供される。
本発明の一観点によれば、前述したハッチカバーの組が提供される。1つのハッチを閉蓋するために前記ハッチカバーの組を互いに隣接配置させる場合に、前記ハッチカバーの組の隣接するサイドリッジが互いに平行に延びるように構成されても良い。各リッジが互いに平行に延びるので、それらの第一の方向における相対的な移動は制限される。このことによって適切な防水性が保証されるので、好都合である。
本発明の更なる観点によれば、ハッチカバーシステムが提供される。前記システムは、船舶と、一又は複数の前述したハッチカバーとで構成される。各ハッチはハッチコーミングで取り囲まれて、前記ハッチカバーは、それぞれ前記ハッチコーミングの1つに適合するように構成されているので、前記下部封止部材は前記各ハッチコーミングを封止するように適合する。本発明の前記ハッチカバーシステムによれば、前記カバーの下方にあって運搬される商品に対して、より信頼性の高い保護が提供される。
前記各ハッチカバーの前記スカートが内側方向に移動するのを防ぐために、インナーサポートリッジを前記ハッチコーミングに備えても良い。前記インナーサポートリッジによれば、前記スカートの移動の規制が改善されるので、ハッチカバーの過大な変形や封止性能の低下のリスクを負うことなしに、ハッチカバーを軽量に設計することができる。
前記各ハッチカバーの前記スカートが外側方向に移動するのを防ぐために、アウターサポートリッジを前記ハッチコーミングに備えても良い。それによって、前記ハッチカバーの構造上の健全性が改善される。前記ハッチカバーの横方向の変位が抑制される効果もあって、前記ハッチカバーが前記ハッチコーミングから外れたり、封止出来ない位置に移動したりすることがなくなる。
前記システムは、前記船舶に取り付けられたストッパーソケットと、それに対応する、前述のストッパー部材を備えるようにしても良い。前記ストッパー部材と前記ストッパーソケットは、相互に係合するように構成される。少なくとも前記スカートの長さ方向の相対的な移動は、対応する各ストッパーソケットによって防止される。前記ストッパー部材と前記ストッパーソケットの組み合わせは前述したように機能する。前記ストッパー部材は対応するストッパーソケットの対応するレセスと係合して、相対的な移動を規制する。
このことによって、前記ハッチカバーの意図しない横滑りが抑制され、前記ハッチカバーは所定の位置に保持される。前記ハッチカバーを動かす時、例えば、ハッチへのアクセスを可能にするためにハッチカバーをスライドさせて開放する時は、前記ハッチカバーは、最初に持ち上げられる。その結果、前記ストッパー部材とストッパーソケットは相互に係合しなくなる。
以下、本発明の具体的実施態様を示す添付の図面を参照しながら、本発明について、更に詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例にかかるハッチカバーを立体図示するものである。 図2は、図1に示したハッチカバーの上面を図示するものである。 図3は、図1及び図2に示したハッチコーミングの横断面を図示するものである。 図4は、図1乃至図3に示したハッチコーミングの縦断面を図示するものである。 図5は、図1乃至図4に示したハッチコーミングを図2のA−A線で切断した断面を図示するものである。 図6は、図1乃至図5に示したハッチコーミングを図2のB−B線で切断した横断面を図示するものである。 図7は、図1乃至図5に示したハッチコーミングを図2のC−C線で切断した縦断面を図示するものである。 図8は、複数の補剛体を立体図示するものであって、最前列の補剛体はハッチカバーのスカートに取り付けられるウェブプレートを備えている。 図9は、本発明の実施例にかかるハッチカバーを下方から見て立体図示するものであって、該ハッチカバーは、防撓板、ウェブプレート及び換気口を備えている。 図10は、実施例にかかる複数のウェブプレートを立体図示するものである。 図11は、本発明の実施例にかかるハッチカバーの一部分を下方から見て立体図示するものである。 図12は、本発明の実施例にかかるハッチカバーのスカートの一部分であって、複数の防撓板を備える部分を立体図示するものである。 図13は、図1乃至図7に示したハッチカバーの一部分を立体図示するものであって、該部分はハッチの換気用の開口を備える。 図14は、図1乃至図8に示したハッチカバーの一部分を立体図示するものであって、該部分は丸みを帯びた隅部を備える。 図15は、隣接する2基のハッチカバーの一部分を側方から断面図示するものであって、該2基のハッチカバーは、クリートを使って結合されるとともに、それぞれの封止部材とサイドリッジによって密接封止されている。 図16は、ハッチコーミングの上に置かれて、クリートによって固縛されている前記ハッチカバーの一部分を、図2のC−C線で切断した縦断面を図示するものである。 図17は、実施例にかかるストッパーソケットを立体図示するものであって、該ストッパーソケットはハッチコーミングの凹部に取り付けられている。 図18は、図17に示したストッパーソケットを図示するものである。 図19は、図17及び図18に示したストッパーソケットとの係合に適した、実施例にかかるストッパー部材を立体図示するものである。 図20は、図17乃至図19に示したストッパー部材とストッパーソケットを備えて、ハッチコーミングの上に置かれたハッチカバーを下方から見て立体図示したものである。 図21は、第1実施例にかかるクリートブラケットを正面上方から見て立体図示したものである。 図22は、図21に示したクリートブラケットを背面上方から見て立体図示したものである。 図23は、第2実施例にかかるクリートブラケットを正面上方から見て立体図示したものである。 図24は、図23に示したクリートブラケットを背面上方から見て立体図示したものである。 図25は、本発明の実施例にかかるハッチカバーの船体幅方向に配置された端部の側面図であって、前記スカートの船体長さ方向に配置された部分の断面が見えるように前記スカートの船体幅方向に配置された部分を隠すとともに、図を明瞭にするために前記波形部材(補剛体(18))を図から取り除いている。 図26は、本発明の実施例にかかるハッチカバーを船体幅方向から見て断面図示した図であって、前記ハッチコーミングはインナーサポートリッジを備えている。 図27は、インナーサポートリッジ、アウターサポートリッジ、レール及び水抜き穴を備えるハッチコーミングの隅部を図示するものである。
図1に示した、第1実施形態にかかるハッチカバー1はハッチコーミング2の上に配置される。ハッチカバー1は、カバー本体17、カバー本体17から垂れ下がって周囲を取り囲むスカート4とからなる。スカート4は、船舶のハッチコーミング2上にあってハッチカバーを支持する支持部8を備えている。
繊維強化プラスチック製のハッチカバーの実施例に使用した船舶と当該船舶の諸元は以下の通りである。
株式会社大島造船所 第10692番船
77,000載荷重量トン ばら積貨物船
船体寸法:220m x 32.26m x 19.79m x 12.20m
乾舷の形式:B−60
勿論、本発明にかかるハッチカバーは、本発明の範囲において、他の船舶にも適用されるし、他のサイズのハッチ及びハッチコーミングにも適用される。
ハッチカバー1は繊維強化プラスチック製であって、その外形寸法は8.01m x 17.10mである。ハッチカバー1の高さは、0.83mから1.03mである。図1に示すように、カバー本体17は、中央部にある幅1250mmの平坦部に連結された2面の傾斜部を有している。ここに示した実施例においては、ハッチカバー1の素材の厚さは、10mmから40mmの間で変化する。1枚のハッチカバー1に対する繊維強化プラスチックの全重量は、約14,000kgであって、これに対応する鋼製ハッチカバーの重量の約40%である。素材の厚さはさらに最適化することが可能である。2枚のハッチカバー1,1bによって、前記船舶のハッチ1個が閉蓋される。
図2,3,8,13,14,20及び26に示すように、カバー本体17を強化するとともに、カバー本体17上の荷重によって生じる応力をスカート4に伝達分配するために、カバー本体17の内側に複数の補剛体18を備える。補剛体18は、船体長さ方向に配置されたスカート4の部位であって、互いに向き合って配置された部位の間でカバー本体17を横切って延びていて、各補剛体18の両端はスカート4と結合されている。図8に示すように、補剛体18は台形状の波形をなすように成形されている。前記補剛体の対面配置された壁部材は、一枚物の皮板で作られていても良いし、繊維強化プラスチックの板で覆われた芯材を備えるサンドイッチ材料で作られていても良い。
図2,3及び26に示すように、ハッチカバー1のスカート4が内外方向に移動するのを防ぐために、ハッチコーミング2には、インナーサポートリッジ19及びアウターサポートリッジ3がそれぞれ取り付けられている。クリートにテンションが与えられて、前記スカートが下方に引っ張られると、下部封止部材10はハッチコーミング2に押し当てられて、プレストレスが与えられる。インナーサポートリッジ19及びアウターサポートリッジ3がスカート4の内外方向の移動を防ぐので、下部封止部材10と支持面の過大な摩耗が抑制される。本実施例において補剛体18が存在するにも関わらず、図25においては補剛体18の図示がないことに注意されたい。
ハッチカバー1は、スカート4の外側の部位にクリートブラケット5を備える。クリートブラケット5はハッチカバー1のスカート4にボルト止めされる。図21乃至24に、クリートブラケット5の2種の異なる実施例を示している。図21,22に示した第1のクリートブラケット5は、インナープレートとアウタープレートとから成る。前記アウタープレートはボルト穴を備えていて、前記インナープレートは前記ボルト穴に対応する部品であって、各ボルトと螺合するねじ切りされた部品を備えている。別の実施例においては、図23,24に示すように、前記アウタープレートの内側面にはボルトが溶接されていて、インナープレートには前記ボルトに対応して、前記ボルトを通す貫通穴があけられている。各ボルトは、前記インナープレートの内側面において、前記ねじ切りされた部品の代わりに通常のナットを使って固定される。スカートの内面に垂直に延びるように防撓板が取り付けられた前記スカートの部位に前記クリートブラケットが対称的に取り付けられるように、前記インナープレートは、図示したように、2枚に分割されている。
移送装置6はハッチカバー1の船体幅方向の側面に取り付けられている。各移送装置6は、アームに取り付けられた車輪と、前記アームを回転させて前記車輪を任意に昇降させるように構成された電動スクリュージャッキ(図示せず)、及び、前記車輪を回転させて、前記船舶上に配置されたレール7(図1、25参照)上においてハッチカバー1が前後に移動するように構成された電動機とからなる。
前記ハッチカバーの移動が求められる時は、前記ハッチカバー1が持ち上げられて、全てのサポートリッジ3から離れるように、前記移送装置6の前記車輪が降下される。前記ハッチカバー1が持ち上げられると、前記ハッチカバー1は、前記電動機によって駆動される前記車輪によって、簡単に移動する。電力の供給が機能しない時の、非常時の運転方法として、前記スクリュージャッキを手動動作させて、前記ジャッキスクリューを回転させ、前記ハッチカバーを昇降させることができる。そして簡単なチェーン牽引ウィンチを使って前記ハッチカバーを横方向に引くことができる。
クレーンを使ってハッチカバー1を簡単に取り扱えるように、必要に応じて、ハッチカバー1の一実施形態(図示せず)において、あらかじめ吊り輪を取り付けておくようにしても良い。言うまでもないことだが、ハッチカバー1を船舶に結合するクリートは、ハッチカバー1を持ち上げて移動可能にする前に、すべてが拘束を解除されなければならない。前述したような、前記移送装置を備える、この簡単な移送システムは、鋼製の従来型ハッチカバーでは実用的でないであろう。鋼製のハッチカバーは重量が過大だからである。
図6,7,15及び16に示すように、ハッチカバー1には、ハッチコーミング2との間の水密封止、及び隣接するハッチカバー1,1b間の水密封止のための封止システムを備える。
図6,7,16,25及び26に示すように、スカート4はハッチコーミング2上においてハッチカバー1を支持する支持部8を備えている。前記支持部は、開放端から高さ100mmまでの間において、40mmの厚さを有している。この支持部8の下方にあって板厚が大きい部位には、中央長溝9を備えている。中央長溝9の中には弾力性を有するゴム製の下部封止部材10があって、ハッチコーミング2との間を水密封止するために中央長溝9から突出している。下部封止部材10は、通常の使用時においては、ハッチカバー1と船舶の間で圧迫されて、変形して中央長溝9の中に押し込まれるように構成されている。ここで、通常の使用とは、ハッチカバー1が、前記クリートによってハッチコーミング2に引き寄せられ、ハッチカバー1の上にも貨物が積まれた状態を言う。
図15に示すように、スカート4はサイドリッジ11を備え、サイドリッジ11は中央長溝12を備えている。隣接するハッチカバー1bとの間を封止するために、前記サイドリッジの中央長溝12には弾力性のある側部封止部材13があって、中央長溝12から突出している。サイドリッジ11と側部封止部材13は一体の部材となって、それを圧迫する対向平面との間を、どこであっても封止することができ、その封止性能は前記対向面とサイドリッジ11の相対的な移動の影響をほとんど受けない。
一実施形態において、前記下部封止部材と前記側部封止部材は、ハッチカバー1の全周にあって、前記ハッチコーミングに対する封止用の中央長溝と、隣接するハッチカバー1bに対する封止用の中央長溝の両方に、沿って延びる1本の連続したゴム部材である。
図15に示すように、流水を脇に流すために、前記ハッチカバーにアッパーリッジ14を取り付けるようにしても良い。さらに、前記アッパーリッジ14には前記サイドリッジ11とともに、前記サイドリッジ11と前記アッパーリッジ14の間の表面を封止するために配置された向かい側の前記サイドリッジ11bの動きを制限する機能もある。前記アッパーリッジ14と前記サイドリッジ11,11bは、水を遠くに、例えば、前記ハッチカバーの外側に直接、あるいは前記ハッチコーミング2の排水孔15に導いて、さらに排水管(図示せず)を経由して前記ハッチカバーの外側に導く溝をそれぞれに形成する凹みを上面に備えるようにしても良い。
図18に示すように、排水孔16は前記ストッパーソケット20の底面に設けられても良い。図19は、2個のストッパーソケット20と組み付けられるストッパー部材21の具体的実施態様を示している。
前述した各図面に示された具体的実施態様において使用された繊維強化素材は、高速軽量舟艇に係るノルウェー船級協会規則のPt.3 Ch.4に由来する繊維強化プラスチック構造の適合基準に基づいたガラス繊維強化ポリエステル樹脂である。
前記GRP単板皮板の素材の特性を、下記の表1に示す。この構造物については、注入された薄板であって、容積比で55%の繊維が含まれるという特性が仮定される。前記規則には、ハッチカバー用途について指定された強化材の総量の最小値は規定されていない。しかし、5400g/m(すなわち、カーゴデッキ)の値は、高速軽量舟艇に係るノルウェー船級協会規則のPt. 3 Ch. 4, Sec. 6 A202において、頂板、側板及び底板の最低水準を示していると考えられる。
薄板1及び2は、Eガラスとビニールエステル樹脂から作られていて、0°/90°/45°/−45°方向に向けられた繊維を、それぞれ40%/40%/10%/10%含んでいる。前記底板は前記補剛体18の平坦な中間部位である。薄板3は、Eガラスとビニールエステル樹脂から作られていて、0°/90°/45°/−45°方向に向けられた繊維を、それぞれ10%/10%/40%/40%含んでいる。薄板4は、Eガラスとビニールエステル樹脂から作られていて、0°/90°/45°/−45°方向に向けられた繊維を、それぞれ25%/25%/25%/25%含んでいる。
Figure 0006100929
前述の薄板は当業者が使用可能な薄板の多数の選択肢の1つに過ぎないことが理解されるべきである。本発明の範囲の限りにおいて、他のいかなる繊維強化プラスチックの薄板であっても使用可能である。
図8,9,10及び図11に示されたウェブプレート22は、隣接するハッチカバーの同種のスカート部に連結されたスカート部に沿って取り付けられている。典型的には、連結された前記ハッチカバーは、ハッチを覆うために複数のハッチカバーを必要とする大型のハッチを覆うものである。大型ハッチを覆うために複数のハッチを使用する場合に、ハッチ開口の中央において前記スカート部の支持する中央ハッチコーミングが存在しない。そのため、ハッチコーミングに支持されているスカート部に比べて、より大きな運動量と応力が連結された前記スカート部において生じる。そこで、補剛体18が前記スカート部の支持を助けるように、各スカート部とそれに隣接する補剛体18を接続するウェブプレート22が取り付けられている。このように強度を増すことによって、ハッチカバーの形状をより良好に保持することができる。そして、その結果、隣接するハッチカバー間の封止状態をより良好に保持することができ、運搬される貨物をより確実かつ効果的に保護することができる。
図9,10及び図11に示された防撓板23は、前記スカートの別の部位に備えられていて、隣接する補剛体であって、スカート部のような、使用時において、その下にハッチコーミングが置かれる補剛体には連結しなくても良い。
本出願の請求項は、2013年7月3日に出願されたノルウェー特許出願第20130932号の利益を主張し、全ての開示事項を、参照のため本出願に取り込むものとする。
1 ハッチカバー
2 ハッチコーミング
3 アウターサポートリッジ
4 スカート
5 クリートブラケット
6 移送装置
7 レール
8 支持部
9 中央長溝
10 下部封止部材
11 サイドリッジ
12 中央長溝
13 側部封止部材
14 アッパーリッジ
15 (ハッチコーミングの)排水孔
16 (ストッパーソケットの)排水孔
17 カバー本体
18 補剛体
19 インナーサポートリッジ
20 ストッパーソケット
21 ストッパー部材
22 ウェブプレート
23 防撓板


Claims (15)

  1. カバー本体(17)と、前記カバー本体(17)から垂れ下がって、その周囲を取り囲むスカート(4)を備えるとともに、
    前記カバー本体(17)とその周囲を取り囲む前記スカート(4)は、逆溝形の断面形を備え、
    前記スカート(4)には、船舶のハッチコーミング(2)上にあってハッチカバー(1)を支持する支持部(8)が取り付けられていて、
    前記支持部(8)には、中央長溝(9)が取り付けられていて、
    前記中央長溝(9)には、前記中央長溝(9)から膨出する弾性を有する下部封止部材(10)が取り付けられていて、前記ハッチコーミング(2)を封止し、
    前記下部封止部材(10)は、船舶が通常の使用状態にあって、前記ハッチカバー(1)と一緒に圧迫されると、変形して、前記中央長溝(9)の中に押し込まれるように構成されていて、
    前記ハッチコーミング(2)の当接面は、前記下部封止部材(10)に当接するとともに平坦に構成され、
    前記ハッチカバーは、前記カバー本体(17)の内部に配置されて、船体長さ方向に延びる補剛部材を欠くとともに、複数の補剛体(18)が船体幅方向に延びて、船体長さ方向に配列されて、前記カバー本体(17)の内部に配列されて、
    そして、前記カバー本体(17)、前記スカート(4)及び前記補剛体(18)は繊維強化プラスチックで作られている、
    船舶用のハッチカバー(1)。
  2. 前記ハッチカバー(1)は、相対する船体長さ方向及び船体幅方向のスカート部を備えて実質的に矩形をなしていて、前記補剛体(18)は、船体長さ方向又は船体幅方向において相対する前記スカート(4)の間で、前記カバー本体(17)を横切って延びていて、そして、前記補剛体の相対する端部が前記スカート(4)に接続されている、
    請求項1に記載のハッチカバー(1)。
  3. 前記補剛体は、端部において間隔を空けて配置されている、
    請求項2に記載のハッチカバー(1)。
  4. 前記補剛体(18)は、その全長に亘って間隔を空けて配置されている、
    請求項2に記載のハッチカバー(1)。
  5. 複数のウェブプレートが前記スカート(4)の内側に取り付けられていて、前記ウェブプレートは前記スカート(4)の内側に対して実質的に垂直に延びている、
    請求項2ないし4のいずれか一項に記載のハッチカバー(1)。
  6. ストッパー部材(21)が、前記補剛体(18)の少なくともいくつかに取り付けられていて、前記ストッパー部材(21)は、船体と前記ハッチカバー(1)の相対的な運動を防止するために、前記船舶に取り付けられたストッパーソケット(20)の対応する凹部に係合する突出部を備える、
    請求項2ないし5のいずれか一項に記載のハッチカバー(1)。
  7. 前記ストッパー部材は金属で作られている、
    請求項6に記載のハッチカバー(1)。
  8. さらに、前記スカート(4)の外側の側面部にクリートブラケットを備える、
    請求項1ないし7のいずれか一項に記載のハッチカバー(1)。
  9. さらに、カバー本体(17)の頂部にクリートブラケットを備える、
    請求項1ないし8のいずれか一項に記載のハッチカバー(1)。
  10. 前記スカート(4)の側面の少なくとも一面に、少なくとも1個のサイドリッジを備え、
    前記サイドリッジ(11)は中央長溝(12)を備え、
    そして、弾性を有する側部封止部材(13)が前記サイドリッジ(11)の前記中央長溝(12)から膨出して、隣接するハッチカバー(1b)を封止するように、前記側部封止部材(13)を前記中央長溝(12)に取り付けている、
    請求項1ないし9のいずれか一項に記載のハッチカバー(1)。
  11. 前記ハッチカバー(1,1b)の前記各サイドリッジ(11,11b)は、1組のハッチカバー(1,1b)が、ハッチを覆うために隣接して位置決めされた時に、互いに平行に延びるように構成されている、
    1組の請求項10に記載のハッチカバー(1)。
  12. 船舶と、
    請求項1ないし11のいずれか一項に記載の1個又は複数のハッチカバー(1)とで構成されて、
    前記船舶は、1個又は複数のハッチを備え、
    前記ハッチは前記ハッチコーミング(2)によって周囲を取り囲まれて、
    そして、前記ハッチカバー(1)は、前記ハッチコーミング(2)の対応する1つと適合して、前記下部封止部材(10)が対応するハッチコーミング(2)に当接して封止するよう構成されている、
    ハッチカバーシステム。
  13. 対応する前記ハッチカバー(1)の前記スカート(4)が内側へ移動することを防止するために、対応する前記ハッチコーミング(2)にインナーサポートリッジ(19)を備える、
    請求項12に記載のハッチカバーシステム。
  14. 対応する前記ハッチカバー(1)の前記スカート(4)が外側へ移動することを防止して、対応する前記ハッチカバー(1)の位置を保持するために、前記ハッチコーミング(2)にアウターサポートリッジ(3)を備える、
    請求項12又は13に記載のハッチカバーシステム。
  15. 前記システムは、前記船舶に取り付けられたストッパーソケット(20)を備え、前記ストッパーソケット(20)と前記ストッパー部材(21)は相互に係合するように構成されて、対応するストッパーソケット(20)のそれぞれの前記スカート(4)の長さ方向の移動を防止する、
    直接的または間接的に請求項6に従属する請求項12ないし14のいずれか一項に記載のハッチカバーシステム。
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