JP6095853B2 - 制御装置一体型回転電機 - Google Patents

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Description

この発明は、制御装置と回転電機が結合され同軸上に一体化された制御装置一体型回転電機に関するものである。
制御ユニットとその指令により駆動される回転電機が同軸状に一体化された従来の制御装置一体型回転電機においては、回転電機と制御ユニット部を結合するために、その外周に数カ所設けられた突起部でねじ止めする構造が提案されていた。
しかし、ねじ止め構造により制御ユニットと回転電機を結合した制御装置一体型回転電機においては、ねじのための突起部が必要となり、レイアウトが難しく小型化に難点があった。
また、回転電機と制御ユニット部を結合するために、熱膨張と収縮を利用して二つの物体を結合するいわゆる焼き嵌め構造と方法が提案されていた。しかし、焼き嵌め構造では、工程が複雑であり、熱対策も必要であった。また、溶接においては、両者が鉄系金属であれば溶接可能であるが、アルミニウムのように伝熱性の良い金属では溶接が困難であった。さらに、局所的ではあるが高熱がかかるため、制御ユニット部の内部の電子部品などへの熱対策が必要となる。
さらにまた、回転電機と制御ユニット部を結合する構造及び方法として、溶接、かしめ等も用いられている。かしめ構造においては、回転電機側の外装ヨークが軸長方向に延長され、制御ユニット側の外周に設けられた溝部にその延長されたヨーク端を曲げてかしめを行うことにより、両者を結合するものがあった。従来のかしめ構造では、電磁駆動ユニット部のヨークが延長され、延長部は薄肉円筒状であり、固定コアの一方面にその延長部先端部をL字状に折り曲げることや、斜め状に折り曲げることにより全周をかしめていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−153074号公報 特開2007−165022号公報
しかしながら、従来の固定コアの端部のように、空間的に余裕がある場所でかしめを行う場合は、かしめの角度、長さ等に制限はないが、所定の狭い範囲内でかしめをおこない、さらにそのかしめの耐久性を確保するためには、かしめのための工夫が必要である。また、かしめ部材の材料によっては折り曲げることで、折り曲げ部の亀裂、かしめ不足等不具合の可能性もある。また、特許文献2に開示された従来のかしめ構造では、溝を越えて延長された薄肉円筒部の端部付近をその溝に形状に合わせてかしめるものである。両者の結合は、この溝の側面同士を薄肉円筒部で押さえつけるものであるが、小型化、軽量化された装置であれば、この結合構造で耐久性を確保できるかもしれないが、結合される両者が比較的大きく、重量物である場合はこのような溝の両側面の非常に狭い範囲でのかしめ構造では耐久性に問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、かしめ部の構造を見直し、重量物同士の接合であっても、また駆動による振動を伝達する回転電機とのかしめであっても確実に結合できる制御装置一体型回転電機を提供するものである。
この発明に係る制御装置一体型回転電機は、制御装置又はその制御装置の指令に基づき駆動される回転電機本体を収納し、外周側端部に薄肉部を有する第1の筐体と、前記第1の筐体と同軸上に配置され、外周側から径方向に向かって、断面形状が直線状の傾斜を有する当接面が形成された溝を有する第2の筐体と、前記第1の筐体に設けられ、軸方向に対して垂直な面を有する第1の軸方向位置決め部と、前記第2の筐体の前記溝よりも端部側に設けられ、前記軸方向に対して垂直な面を有する第2の軸方向位置決め部と、を備え、前記溝の前記当接面は、前記第2の軸方向位置決め部と近い側の溝側面に設けられ、前記当接面の前記溝の内部側の端部と前記溝の最深部との間には、前記当接面の傾斜よりも急角度な傾斜を有しており、前記第1の軸方向位置決め部と前記第2の軸方向位置決め部とを当接させ、前記第1の筐体の前記薄肉部を前記第2の筐体の前記当接面に沿って折り曲げて、かしめることによって、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを接合することを特徴とするものである。
この発明の制御装置一体型回転電機によれば、比較的大きな重量物同士との結合や振動伝達する回転電機との結合であってもかしめにより確実に両者を結合することができる。
の発明の上記以外の目的、特徴、観点及び効果は、図面を参照する以下のこの発明の詳細な説明から、さらに明らかになるであろう。
この発明の実施の形態1における制御装置一体型回転電機の一部断面図である。 図1におけるかしめ付近のかしめ前の状態を示す拡大図である。 図1におけるかしめ付近のかしめ後の状態を示す拡大図である。 この発明の実施の形態2における制御装置一体型回転電機のかしめ付近の拡大図である。 この発明の実施の形態3における制御装置一体型回転電機の一部断面図である。 この発明の実施の形態3における制御装置一体型回転電機のかしめ付近の拡大図である。 この発明の実施の形態3における制御装置一体型回転電機のかしめ付近の拡大図である。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態1について説明する。
なお、各図面中において、同一符号は同一あるいは相当のものであることを示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における制御装置一体型回転電機の一部断面図である。図1において、制御装置一体型回転電機60は、制御ユニット1、回転電機であるモータ2を有しており、制御ユニット1とモータ2が一体化された構造となっている。特に、制御ユニット1は、モータ2の出力軸23に対して、同軸上に配置されている。実施の形態1においては、車両に搭載される電動パワーステアリング装置における制御装置一体型回転電機について説明する。この電動パワーステアリング装置は、ハンドルのコラム、又は車両のラック軸に搭載されるもので、モータ2とこれを制御する制御ユニット1が一体化されて小型化が図られている。モータ2は、中心に出力軸23を有し永久磁石が装着されたロータ21と、その周囲に巻線コイル24が巻装されたステータ22がヨーク25に内蔵されている。出力軸23の出力側(図中下方向)には、フロントフレーム27と、出力の回転を伝達するギア機構28が装着されている。
モータ2は、多相例えば3相以上の巻線から構成されたブラシレスタイプ、又はブラシ付きモータである。モータ2の出力軸23の反出力対側(図中上方向)には、制御ユニット1が同軸状に配置されている。この制御ユニット1は、モータ2の巻線コイル24に電流を供給する機能を有している。そのため、制御ユニット1は、主に、上フレーム11とカバー12で囲まれた空間10に、制御量を演算するCPU16が搭載された制御基板13と、巻線コイル24に電流を供給するいわゆるインバータ回路を構成するパワーモジュール14と、それらを中継する中継部材17とから構成されている。また、ハンドルの操舵力を検出するトルクセンサや、車速センサ等、及び電源ライン(図示せず)と接続されるコネクタ類15a、15bがカバー12の上部に装着されている。
上フレーム11は、制御ユニット1の蓋の機能と、パワーモジュール14の固定、放熱の機能と、さらにはモータ2との仕切り壁の機能とを有し、モータ2の巻線コイル24から延出されたコイル端子が貫通してパワーモジュール14の出力用脚部と接続されている。カバー12は樹脂成型であるが、上フレーム11はできれば放熱性のよいアルミニウム、マグネシウム合金等の金属製が望ましい。また、上フレーム11は、制御基板13、パワーモジュール14等を内蔵したカバー12と固定されている。したがって、モータ2と制御ユニット1との結合は、具体的には、上フレーム11とヨーク25との結合である。
次に、モータ2と制御ユニット1との結合について説明する。図1において、ヨーク25の外周側の上端部には薄肉部26が伸びている。一方、上フレーム11には溝30が穿かれている。溝30は、上フレーム11の外周側から径方向に向かって形成されている。この溝30に薄肉部26の先端部を折り曲げてかしめをなしている。図1においては、便宜上、右側ではかしめる前の状態を示し、左側ではかしめ後の状態を示しているが、最終的には右側も左側と同様にかしめられることは言うまでもない。
図2は、上フレーム11とヨーク25の一部を示した拡大断面図であり、上フレーム11とヨーク25のかしめ前の状態を示している。図2に示すように、ヨーク25の上部には外周側に薄肉部26が伸び、第1の軸方向位置決め部41が出力軸23に対してほぼ垂直な面を有している。また、薄肉部26の内周側の垂直面には第1の内周面42を有している。さらに、薄肉部26の先端部40は、斜めにカットされ、傾斜面を有している。
一方、上フレーム11には、溝30よりも下端部側に軸方向に対して垂直な面を有する第2の軸方向位置決め部34が設けられている。また、上フレーム11は、第2の軸方向位置決め部34と溝30との間の外周側に第1の外周面35を有している。
溝30は、図2に示すように、溝30の下側に断面形状が直線状の傾斜を有する当接面31がのび、その先が溝底部32となっており、さらに上側の溝側面33へとつながる構造となっている。当接面31は、傾斜を有しているが平坦な面である。
第1の軸方向位置決め部41と第2の軸方向位置決め部34を当接させ、第1の内周面42と第1の外周面35も当接させ、図中上下方向に圧力をかけて両者を押し付ける。次に、薄肉部26の先端付近を図中右方向に折り曲げることで、かしめ部47が形成される。かしめ部47では、当接面31に第1の内周面42が密着し、薄肉部26が折れ曲がり、塑性変形している。上フレーム11とヨーク25の両者は、この当接面31と第1の内周面42との密着と、第1および第2の軸方向位置決め部41、34との間の密着により結合されている。そのため、当接面31の斜度θは、ほぼ0度から60度の間が望ましい。また、第1の内周面42、第1の外周面35の軸方向の長さは長い方がよい。
図3は、上フレーム11とヨーク25の一部を示した拡大断面図であり、上フレーム11とヨーク25のかしめ後の状態を示している。図3において、薄肉部26の先端部40は、溝30のどの面とも接していない。ヨーク25の薄肉部26と上フレーム11との間には、隙間36が形成されている。この隙間36が存在せず、ヨーク25の薄肉部26の先端部40が上フレーム11に当接してしまうと、ヨーク25と上フレーム11とのかしめ力が分散されてしまい、結合力が低減する。かしめ力は、第1および第2の軸方向位置決め部41、34と、当接面31と第1の内周面42の決められた所定位置のみで成し遂げられる。そのため、この隙間36は、かしめのにがし部となっている。
このように、薄肉部26の折り曲げによる図中右ななめ下方向のかしめ力によって、当接面31と第1の内周面42の密着により径方向の確実な拘束と、第1、第2の軸方向位置決め部41、34との間の密着により軸方向の確実な拘束が安定的にできる。
なお、かしめ後において、第1の外周面35と第1の内周面42は当接しているか、もしくは極わずかな隙間が空いており、第1の外周面35と第1の内周面42は圧着されてはいない。この第1の内周面42と第1の外周面35をかしめ前に沿わして当接させ、かつ当接面31と第1の外周面35との境界を起点にしてかしめを行う。第1の内周面42と第1の外周面35をかしめ前に沿わして当接させることは、かしめを行うための基準となる。第1の内周面42と第1の外周面35をかしめ前に沿わして当接させることで、かしめ位置を自ずと決まった位置にもってくることができる。また、溝底部32の内、最深部48と当接面31とのつなぎ部分は、当接面31の傾斜度より急角度で最深部48へとつながっている。そのため、2段階段差を有するようにして最深部48までつながっていてもよい。このように、当接面31の終了時点から薄肉部26の先端部40と溝30との間に隙間36ができるような角度を溝底部32がなすことで、確実で安定的な拘束が可能となる。なお、この最深部48付近で隙間36が形成されたならば、溝側面33の角度は任意でよい。
以上のようなかしめ構造とすることで、必要な位置のみで所望のかしめ力を発揮し、無駄な箇所の密着によりそのかしめ力の分散を防止することができ、塑性変形によりかしめ後のスプリングバックを抑制できる。その結果、重量物の結合においてもその耐久性を向上することができる。なお、図1において、制御ユニット1の内容物の積層順を逆にすることも可能である。つまり、制御ユニット1において、制御基板13をモータ2側に配置し、その上に中継部材17、さらにその上にパワーモジュール14、さらにその上にヒートシンク、さらにその上にコネクタ類15a、15bを配置することも可能である。この場合、軸受29bを配置した上フレーム11までをヨーク25とし、図1のカバー12の代わりにハウジングを配置し、このハウジングに溝30、第2の軸方向位置決め部34を設けることにより同様に構成できる。
比較例としての従来の制御装置一体型回転電機では、これら両者の結合にはボルト締めする構造が散見されていた。しかし、ボルト締めのためには外周にボルト用のねじ穴が複数箇所必要で、その箇所が外周より飛び出すことになり、車両に搭載時に他の部品との干渉を考慮してその配置は、車両毎に変更する必要が生じていた。また、モータ2は駆動により振動を発生し、一体化によりその振動は制御ユニット1へ伝達する可能性もあり、その結合は駆動装置の種類によって、結合力を確実なものでないと、耐久性に問題を発生させる可能性があった。そこで、実施の形態1では、両者の結合をかしめ構造とし、飛び出し部をなくして密着性を向上させることで、車両への搭載性を向上させることができる。
次に、実施の形態1の制御装置一体型回転電機の製造方法について説明する。モータ2は、ヨーク25に巻線コイル24が巻装されたステータ22を装着し、軸受29aを装着した下フレームであるフロントフレーム27と結合し、ロータ21と一体化された出力軸23をステータ22と軸受29aの中心に貫通させる。次に、モータ2の上に、制御ユニット1を上積みする。制御ユニット1は、完成状態と非完成状態のどちらであってよい。ここで完成状態とは、軸受29bを装着した上フレーム11と制御基板13、パワーモジュール14、コネクタ類15a、15bを備えたカバー12が組あげられたものである。一方、非完成状態とは、上フレーム11、カバー12、制御基板13、パワーモジュール14、コネクタ類15a、15bがまだ組み付けられていないものである。どちらの状態であっても、以下のかしめ工程は同様である。
以下においては、非完成状態の制御ユニット1を用いた場合について説明する。軸受29bを装着した上フレーム11を前述の組み上げられたモータ2の上部に積み上げる。その際、軸受29bと出力軸23端、巻線コイル24端と上フレーム11の挿通穴(図示せず)を合わせながら上積みする。また、薄肉部26の第1の内周面42に上フレーム11の第1の外周面35をすべらせながら、第1および第2の軸方向位置決め部41、34を当接する位置まで押し付ける。この状態で、モータ2上部に上フレーム11を積み上げ、合わせたものをかしめ装置へセットする。このかしめ装置は、まず第1および第2の軸方向位置決め部41,34を所定の圧力で押さえつける。その後、かしめ治具50を上フレーム11の外周に沿ってモータ2の軸方向へ下していく。
図2に示すように、かしめ治具50の形状は、傾斜面51、第2の内周面52が穿かれた円筒形状をしている。傾斜面51の傾斜角度θ2は、薄肉部26の先端部40のカットされた傾斜と同等か、又は傾斜面51の方が先端部40のカットされた傾斜より小さい方が望ましい。また、第2の内周面52と薄肉部26の外周面とは、極わずかな隙間を有していてもよい。このような形状を有するかしめ治具50が、ゆっくり降りてきて、薄肉部26の先端部40とかしめ治具50の傾斜面51とが当接し、傾斜面51は先端部40を図中右側へ押しながらさらに下へ降りてゆく。さらに、図3に示すように、かしめ治具50が所定の荷重で停止する。この停止した状態を図3に示している。かしめ治具50の傾斜面51が、先端部40を含む薄肉部26を押し、図中右側へ薄肉部26を折り曲げ、当接面31で規定された面に沿って塑性変形を起こしている。また、かしめ治具50の第2の内周面52は、この折り曲げにより薄肉部26が外側へ広がることを抑制している。
その後、かしめ治具50を最初の上方位置へ戻す。以上により、モータ2が収納されたヨーク25と上フレーム11が結合される。次に、パワーモジュール14を搭載し、さらに各種電子部品が搭載された制御基板13を上積みし、パワーモジュール14の脚部と巻線コイル24の端子を溶接し、その他の各端子をハンダ付けにて接続する。次に、コネクタ類15a、15bが装着されたカバー12を上フレーム11と固定して、制御装置一体型回転電機60全体の組立が完成する。
制御ユニット1が完成状態である場合もほぼ同様の製造方法により組立てられる。ここでは、巻線コイル24の端子とパワーモジュール14の脚部の接続は、両者の圧着で接続が成し遂げられる構造とする。完成した制御ユニット1の下層の上フレーム11を軸受29b、巻線コイル穴(図示せず)あわせながら、さらにヨーク25の第1の内周面42と上フレーム11の第1の外周面35をすべらせながら両者を押し付ける。第1および第2の軸方向位置決め部41、34が当接するまで押し付けられる。
その後は、かしめ装置にセットされ、かしめ治具50が制御ユニット1のカバー12の外周部に沿って降りてくる。もし、カバー12の最外周部と上フレーム11の最外周部の径が異なり、カバー12の方が大きい場合、かしめ治具50はカバー12の最大外径を見越した位置でおりてくる必要があり、その後、上フレーム11の外周部に降りた時点で上フレーム11の外周部に沿って降ろす必要がある。その後は同様に所定荷重までかしめ治具50を降ろすことによりかしめ処理を完了させる。
以上のように、かしめ治具を軸方向に平行に移動させることにより、外径外側から中側へ移動のものより、制御装置一体型回転電機60全体の規模、構造が簡単化できるメリットがある。それ理由は、かしめ治具50の移動が主に図中上下方向のみのプレス機能のみで成し遂げられているからである。また、このようなかしめを全周に施すことができ、その結果、当該かしめ部の締結力を最も強くすることができる。このように、実施の形態1における制御装置一体型回転電機の製造方法によれば、軸方向に平行にかしめ治具50を移動させることにより、モータ2が収納されたヨーク25の薄肉部26の先端部40を制御ユニット1が収納された上フレーム11の溝30の当接面31に押し付けることになり、かしめ部が簡略化でき、圧力管理、ストローク管理で確実なかしめを行うことができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2における制御装置一体型回転電機のかしめ付近の拡大図である。実施の形態2において、実施の形態1と同一の符号については、実施の形態1と同一の構成であるので説明を省略する。また、実施の形態1における図2の符号と相当する構成部分については、英文字を付して表記している。実施の形態2では、ヨーク25の薄肉部26が、2段階で薄くなる構成となっている。かしめに必要な薄肉部26は、先端部40a付近に配置され、第1の内周面42が実施の形態1と比較して長くなっている。実施の形態2では、第1の軸方向位置決め部41は少し厚みを有するヨーク25となり、さらに下部においてヨーク側下部内周面43につながり、最下部には軸方向にほぼ垂直なヨーク側底部44となる。この厚みを有する内径側に図1のステータ22が装着される。
一方、上フレーム11は、上フレーム11の上方に実施の形態1と類似な断面形状を持つ溝30が形成されている。この溝30には、当接面31と、それから伸びた溝底部32と、さらに溝底部32が所定の長さ続いた後に溝側面33とが連続して形成されている。当接面31と溝側面33の断面視の傾斜角度は同一であっても、溝側面33の方が大きくてもよい。溝30の下部には、第1の外周面35、さらには第2の軸方向位置決め部34が形成されている。さらに下部には、フレーム側下部内周面37a、37bが伸びている。その最下部にはフレーム側下部39が形成されている。なお、フレーム側下部内周面37aとフレーム側下部内周面37bの間に凹部38が穿っており、この凹部38には弾性部材であるシール部材45が装着され、防水機能を担っている。
図4に示すように、かしめは、かしめ治具50aが径方向外側から内側に向かって矢印方向に移動し、かしめ治具50aの先端の突出部53によりヨーク25の薄肉部26をV字、又はU字に塑性変形させるものである。図4において、薄肉部26が破線で伸びているものが、かしめ前の状態であり、V字に溝30に向かって挿入されているものがかしめ後の状態を示している。
以下、実施の形態2における制御装置一体型回転電機のかしめ方法、及びかしめ構造の詳細について説明する。図4に示すように、シール部材45を装着した上フレーム11をヨーク25の上に降ろして合わせていく。この際、まず、第1の内周面42に第1の外周面35が、さらにはフレーム側下部内周面37aがヨーク側下部内周面43に沿って降りくる。特に、フレーム側下部内周面37aとヨーク側下部内周面43は当接する必要はない。できれば、これらの両者間の隙間よりも第1の内周面42と第1の外周面35との間の方が隙間は狭い方がよい。第1および第2の軸方向位置決め部41、34が当接し、所定の圧力を負荷した時点で上フレーム11の下降が停止するようにかしめ装置は作動する。
次に、かしめ治具50aが径方向外側より内側に向かって矢印方法に移動を開始する。かしめ治具50aは、径方向内側に向かって突出部53を有する形状をなし、装置にはこれが複数設けられ、同時に内側に向かって移動を開始する。この複数のかしめ箇所については、そのバランスを考慮し、ほぼ均等配置の3個、又はその倍数である6、9個、若しくは4個、又はその倍数8、12個が望ましい。つまり、実施の形態1では、全周に渡ってかしめを施していたが、実施の形態2では、複数箇所のみをかしめるものである。このかしめ治具50aの構造において、特に、突出部53の図中下部の傾斜面51aが重要である。この傾斜面51aは、当接面31の傾斜と同一でなければならない。一方、上部の傾斜面51bの精度は高い必要はない。この突出部53の傾斜は上下でほぼ同一であっても異なっていてもよい。また、かしめ治具50aの突出部53には、裾部54a、54bが広がっている。この裾部54a、54bは、共に薄肉部26のかしめによる浮き上がり抑制のための座面の役目を担っている。
このような形状を有するかしめ治具50aが複数同時に薄肉部26に向かって移動し、突出部53が薄肉部26を溝30に押し込む。所定のストローク、又は所定荷重押し込んだ後、かしめ治具50aは最初の位置へ戻る。多数のかしめを施す場合、かしめ治具50aを所定角度回転させる。又は、モータ2と制御ユニット1を所定角度回転させ、再度同様にかしめ治具50aでかしめを行うことにより、倍数のかしめ箇所ができる。ここでかしめ状態を見ると、実施の形態1と同様に当接面31と第1の内周面42が所定の荷重で密着している。しかし、溝底部32と溝側面33には隙間36が空いている。実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、当接面31と第1の内周面42との密着と第1および第2の軸方向位置決め部41、34の密着により、ヨーク25と上フレーム11はかしめられている。
かしめ治具50aの突出部53と溝30の形状が理想的に形成されたならば、溝側面33と第1の内周面42が密着してもよい。しかし、現実的には誤差が存在し、多数箇所で誤差を零とすることができない。そのため必要な箇所のみ精度よく仕上げ、別の近傍の場所で誤差を吸収するような構造とする方が現実的である。そのため、当接面31で密着するようにし、溝底部32には隙間36を作り出すことができる。なお、第1および第2の軸方向位置決め部41、34では隙間をあけ、ヨーク側底部44とフレーム側下部39を軸方向の位置決めとすることも可能である。
実施の形態2では、かしめ側であるヨーク25の材料差により少し工夫が必要である。例えば鉄系とアルミニウム系ではかしめ部の形状を異ならせる方がよい。実施の形態1では、かしめ部は所定角度に曲げているので、材料差はほとんどない。しかし、実施の形態2においては、かしめ部がV字、又はU字に成形され、折り曲げ部が3カ所も存在する。そのため、鉄系のように伸び率のよい材料であれば、V字にかしめ部を形成し、伸び率のよくないアルミニウム材ではV字よりもU字状に形成することで、折り曲げ部での亀裂発生を抑制することができる。U字状形成は、溝底部32を軸方向に広くし、かしめ治具50aの突出部53の先端の丸みを大きくすることで対応可能である。また、塑性変形の容易性、スブリングバックの有無を考慮すると、アルミニウムの方が鉄より優れている。両材料はその構造、その収容内容との関係他による形状により任意に選択できる。
以上のように、径方向外側から複数箇所のかしめ構造であっても、当接面31を確保し、この当接面31でかしめをなし、その他の場所では被かしめ部位とかしめ部位が当接しないように隙間によるにがしを有することで、かしめを確実にすることができる。また、そのかしめ部と軸方向位置決め部の間の距離を取ること、またかしめ部と軸方向位置決め部との角度を大きくしないことで、よりかしめを堅固とすることが可能である。さらに、かしめ部の分散により、例えば重量が偏った物ではその重心に近い方の任意の場所にかしめ部を配置する設計の自由度も上がるメリットがある。また、全周にかしめを施す場合に比べて、少ないかしめ力で締結をほどこすために、治具や設備の大型化が抑制できる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3における制御装置一体型回転電機の一部断面図である。実施の形態3において、実施の形態1と同一の符号については、実施の形態1と同一の構成であるので説明を省略する。実施の形態3においては、図5に示すように、制御ユニット1がモータ2の出力軸23の出力側に配置された構造である。また、実施の形態3では、実施の形態1と比し、被かしめ側とかしめ側を逆にしている。つまり、ヨーク25aに溝30aを設けて被かしめ側とし、ハウジング18に薄肉部26aを設けてかしめ側としたものである。モータ2の構造は、実施の形態1とかしめ付近以外同一である。しかし、制御ユニット1の内容物は、その中心に出力軸23が貫通することとなり、中心穴が各部位に設けられている。なお、コネクタ類は、制御ユニット1の外周に沿って図中裏側に設置されているので図示されていない。
図5に示すように、制御ユニット1の内部構成は、モータ2側から制御基板13a、中継部材17a、パワーモジュール14a、フロントフレーム27aの順に積層されている。この積層順は、逆にモータ2側からパワーモジュール14a、中継部材17a、制御基板13aであってもよい。この場合には、モータ2の巻線コイル24とパワーモジュール14aとの間にヒートシンク、及び境界壁の役目をする実施の形態1と類似な上フレーム11が必要となる。どちらの構成であっても、かしめは、制御ユニット1の特に外周を覆っているハウジング18とヨーク25aとの間で行われる。また、ヨーク25aの最外周よりかしめ部が飛び出すことのないように、ヨーク25aの先端部は、まず1段階として除肉している。この除肉の厚みが、ハウジングの薄肉部26aの厚みと同等となっている。
図6は、この発明の実施の形態3におけるかしめ付近の拡大図である。図6において、かしめ側のハウジング18の薄肉部26aと、被かしめ側のヨーク25aの溝30aは、構造をわりやすくするため、離して図示している。特に、溝30aについては、断面においてほぼ半円形の溝側面33aと断面形状が直線状の傾斜を有する当接面31aで構成されている。この当接面31aに密着するように薄肉部26aの先端部40bが折り曲げられている。ここで、当接面31aの長さL1とその当接面31aと密着している薄肉部26aの先端部40bの長さL2は、L1>L2の関係である。これにより、かしめ後に隙間36が形成される。なお、この場合のかしめ方向は軸方向とほぼ垂直方向からなされる。したがって、全周に渡ってかしめられるのではなく、3、又は4の倍数の多数箇所配置のかしめも可能である。実施の形態3においても、第1の軸方向位置決め部41aと第2の軸方向位置決め部34aが当接され、また、第1の内周面42と第1の外周面35においてかしめの際の位置合わせとなることは、実施の形態1および実施の形態2と同様である。
図7は、この発明の実施の形態3における変形例のかしめ付近の拡大図である。図7においては、図6とは溝30bの形状と、かしめ形状が異なるものを示している。図7において、溝30bは、ヨーク25aが製造後に例えば切削で穿かれることもできる。また、ヨーク25aと同時に、例えばダイキャスト成形で製造されることもある。ダイキャスト成形であれば溝の形状は任意である。しかし、切削のような後工程で製造する場合は、形状によっては多数の工程を通さなければならない場合もある。その際であっても、図7に示すように、まず一点鎖線で記載した断面長円形で切削する。その後、当接面31aを直線カットすることで溝30bを製造する。このような形状の溝30bであっても、断面形状が直線状の傾斜を有する当接面31aを第2の軸方向位置決め部34aに近い側の溝の側面に形成する。その傾斜精度は、反対側の溝側面33aと比較して高くなっている。
一方、かしめ側の薄肉部26aは、この溝30bの幅より長い先端部40cを有している。かしめ治具50bは、突出部53aの上側斜面はθ3の精度を持っており、下側斜面はθ4で精度は必要ない。ここでθ3<θ4となっている。これらの角度の基本線は、第1および第2の軸方向位置決め部41a、34aの面が基準となっている。このかしめ治具50bの突出部53aで薄肉部26aの先端部40c付近をヨーク25aの溝30bに押し付ける。ハウジング18の薄肉部26aの先端部40c付近は、図7のように、非対称のU字状に塑性変形される。斜面θ4と溝30bとの間には隙間36が形成される。このようなかしめであっても、当接面31aと薄肉部26aの先端部40cとの圧着力、第1および第2の軸方向位置決め部41a、34aとの間の圧着力でかしめは成し遂げられる。
以上のように、制御ユニットの指令により駆動される回転電機を収納した筐体と制御ユニットを収納した筐体を、一方が被かしめ側の溝を有する構造とし、他方が塑性変形されるかしめ側の薄肉部を有する構造として、両者をかしめにより結合したので、外周面に突起物がなく、重量物または駆動により振動が伝達する装置であっても確実に結合できる。
また、一方だけに塑性変形するかしめ部を設けることで、かしめ工法や治具の設計、製造が容易となる。さらに、両者の外周形状に応じて被かしめ側とかしめ側を選択でき、設計自由度が向上する。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 制御ユニット、2 モータ、11 上フレーム、12 カバー、
13 制御基板、14 パワーモジュール、15a コネクタ類、
15b コネクタ類、16 CPU、17 中継部材、18 ハウジング、
21 ロータ、22 ステータ、23 出力軸、24 巻線コイル、
25 ヨーク、26 薄肉部、27 フロントフレーム、28 ギア機構、
29 軸受、30 溝、31 当接面、32 溝底部、33 溝側面、
34 第2の軸方向位置決め部、35 第1の外周面、36 隙間、
37 フレーム側下部内周面、38 凹部、39 フレーム側下部、
40 先端部、41 第1の軸方向位置決め部、42 第1の内周面、
43 ヨーク側下部内周面、44 ヨーク側底部、45 シール部材、
47 かしめ部、48 最深部、50 かしめ治具、52 第2の内周面、
53 突出部、60 制御装置一体型回転電機。

Claims (7)

  1. 制御装置又はその制御装置の指令に基づき駆動される回転電機本体を収納し、外周側端部に薄肉部を有する第1の筐体と、
    前記第1の筐体と同軸上に配置され、外周側から径方向に向かって、断面形状が直線状の傾斜を有する当接面が形成された溝を有する第2の筐体と、
    前記第1の筐体に設けられ、軸方向に対して垂直な面を有する第1の軸方向位置決め部と、
    前記第2の筐体の前記溝よりも端部側に設けられ、前記軸方向に対して垂直な面を有する第2の軸方向位置決め部と、を備え、
    前記溝の前記当接面は、前記第2の軸方向位置決め部と近い側の溝側面に設けられ、前記当接面の前記溝の内部側の端部と前記溝の最深部との間には、前記当接面の傾斜よりも急角度な傾斜を有しており、
    前記第1の軸方向位置決め部と前記第2の軸方向位置決め部とを当接させ、前記第1の筐体の前記薄肉部を前記第2の筐体の前記当接面に沿って折り曲げて、かしめることによって、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを接合することを特徴とする制御装置一体型回転電機。
  2. 前記第1の筐体の前記薄肉部の内側垂直面に設けられた第1の内周面と、
    前記第2の筐体の前記第2の軸方向位置決め部と前記溝との間の外周側に設けられた第1の外周面と、を有し、
    前記第1の筐体の前記第1の内周面と前記第2の筐体の前記第1の外周面とを当接させて位置決めし、前記薄肉部の前記第1の内周面を前記第2の筐体の前記当接面に沿って折り曲げて、かしめることによって、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを接合することを特徴とする請求項1に記載の制御装置一体型回転電機。
  3. 前記第1の筐体の前記薄肉部は、前記第2の筐体の前記溝との間に隙間を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の制御装置一体型回転電機。
  4. 前記溝の前記当接面は、前記第2の軸方向位置決め部と近い側の溝側面に設けられ、前記当接面の断面の長さは、前記当接面とかしめられ密着している前記薄肉部の先端部の長さよりも長いことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の制御装置一体型回転電機。
  5. 前記第2の筐体には、前記第1の筐体に収納された前記制御装置又は前記回転電機本体の装置とは逆の前記装置が収納されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の制御装置一体型回転電機。
  6. 前記第1の筐体と前記第2の筐体とを接合させたかしめ部は、前記第1および前記第2の筐体の全周に渡って設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の制御装置一体型回転電機。
  7. 前記第1の筐体と前記第2の筐体とを接合させたかしめ部は、前記第1および前記第2の筐体の複数の個所に均等に分散されて設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の制御装置一体型回転電機。
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