JP2010220282A - モータの端蓋組付け方法 - Google Patents

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俊夫 小林
Hirokazu Goka
浩和 五箇
Mitsuru Murata
充 村田
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Sanyo Seimitsu Co Ltd
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Abstract

【課題】金属屑が発生し難く、しかも端蓋に対する掛止力を高めることができるモータの端蓋組付け方法の提供。
【解決手段】モータハウジング1の開口部に端蓋2を嵌めた後、開口端の一部分Fを内側に曲げ倒して端蓋2をカシメ固定するモータの端蓋組付け方法は、第1のカシメ工具10の急傾斜押圧面12により一部分Fを内側に曲げ倒す第1のカシメ工程と、第2のカシメ工具20の緩傾斜押圧面22により急傾斜押圧面12で曲げ倒された一部分Fの先端側を更に内側に曲げ倒す第2のカシメ工程とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、端蓋をモータハウジングの開口部に嵌めた後、開口端の一部分を内側に倒し曲げて端蓋をカシメ固定するモータの端蓋組付け方法に関する。
従来、小型モータのモータハウジングはその開口部の開口端より切り込みを入れて形成したカシメ片を有し、モータハウジングの開口部に嵌る蓋板はその周縁に凹部を有し、この凹部をカシメ片によりかしめるようにして蓋板をモータハウジングに固定している。このカシメ方法は、軸方向からのカシメ工具の傾斜押圧面をカシメ片の先端に押し当て、カシメ片を蓋板中心側へ押し曲げて凹部の底面まで一挙に倒すものである。カシメ片を開口端より切り込みを入れて予め独立に形成してあるため、比較的容易にカシメ片を曲げ倒すことができる。
実開昭62−178762(図2)
しかしながら、独立したカシメ片がない場合、即ち、モータハウジングの開口端の一部分を内側に曲げ倒す場合は、カシメ工程においては、傾斜押圧面が開口端の一部分の外側面を押圧しても一部分が開口端に繋がっているため、一部分が内側に曲がれば曲がる程、傾斜押圧面と一部分の外側面との間の摩擦力が増大し、金属屑が発生し易く、また、一部分の倒れ度合いが不完全で蓋板に対する掛止力が弱い。
そこで上記問題点に鑑み、本発明の課題は、金属屑が発生し難く、しかも端蓋に対する掛止力を高めることができるモータの端蓋組付け方法を提供することにある。
本発明は、モータハウジングの開口部に端蓋を嵌めた後、開口端の一部分を内側に曲げ倒して端蓋をカシメ固定するモータの端蓋組付け方法において、第1のカシメ工具の急傾斜押圧面により上記一部分の外面を内側に曲げ倒す第1のカシメ工程と、第2のカシメ工具の緩傾斜押圧面により上記急傾斜押圧面で曲げ倒された上記一部分の先端側の外面を更に内側に曲げ倒す第2のカシメ工程と、を有することを特徴とする。
斯かる方法によれば、第1のカシメ工程では急傾斜押圧面により開口端の一部分を緩い角度だけ曲げ倒しているため、急傾斜押圧面と一部分の外面とに過度な摩擦力が発生せず、金属屑の発生を抑制でき、また、第2のカシメ工程では緩傾斜押圧面で上記一部分の先端側を局部的に押し潰すことができるため、金属屑の発生を抑制できることは勿論、端蓋側の面に開口端の一部分の先端側を食い込ますことができ、端蓋に対する掛止力を高めることができる。
別のモータの端蓋組付け方法としては、カシメ工具の急傾斜押圧面により開口端の一部分を内側に曲げ倒してから、引き続き、その急傾斜押圧面の一端側に備わる緩傾斜押圧面により急傾斜押圧面で曲げ倒された一部分の先端側を更に内側に曲げ倒して成ることを特徴とする。
斯かる方法でも同様の効果を奏するものであるが、1つのカシメ工具で急傾斜押圧面による第1のカシメ工程から緩傾斜押圧面による第2のカシメ工程を連続的に遂行でき、量産性を高めることができる。
ここで、上記モータの端蓋組付け方法では、緩傾斜押圧面の幅は急傾斜押圧面の幅寸法内において幅狭であることが望ましい。急傾斜押圧面により曲げ倒しで凹んだ一部分の先端側に緩傾斜押圧面が入り易くなり、カシメ作業効率を高めることができる。
本発明に係るモータの端蓋組付け方法によれば、金属屑が発生し難くなり、しかも掛止力を高めることができる。
(a)は本発明のモータの端蓋組付け方法を適用する小型モータを示す斜視図、(b)は実施例1に係るモータの端蓋組付け方法において第1のカシメ工具を用いた第1のカシメ工程の実施直前状態を示す斜視図である。 (a)は同実施直前状態を示す平面図、(b)は同実施直前状態を示す一部縦断面付き側面図である。 (a)は同第1のカシメ工程の実施状態を示す一部縦断面付き側面図、(b)は同第1のカシメ工程の実施直後状態を示す一部縦断面付き側面図である。 (a)は実施例1に係るモータの端蓋組付け方法において第2のカシメ工具を用いた第2のカシメ工程の実施直前状態を示す斜視図、(b)は同実施直前状態を示す平面図である。 (a)は同第2のカシメ工程の実施状態を示す一部縦断面付き側面図、(b)は同第2のカシメ工程の実施直後状態を示す一部縦断面付き側面図である。 (a)は実施例2に係るモータの端蓋組付け方法において第1のカシメ工程の実施状態を示す斜視図、(b)は同実施状態を示す一部縦断面付き側面図である。 (a)は実施例2に係るモータの端蓋組付け方法において第2のカシメ工程の実施状態を示す一部縦断面付き側面図、(b)は同第2のカシメ工程の実施直後状態を示す一部縦断面付き側面図である。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1(a)は本発明のモータの端蓋組付け方法を適用する小型モータを示す斜視図で、この小型モータは、小判型断面を持つ金属製筒状のモータハウジング1と、この開口部に嵌めた樹脂製の端蓋(エンドブラケット)2とを有する。端蓋2は、図2(b)に示すように、内蔵の軸受5を収納する中央突部2aと、開口部に嵌る蓋板2bと、この蓋板2bの2つの矩形切り欠きSの真下に位置する傾斜当て付け面部Wとを一体的に備えている。この傾斜当て付け面部Wに対してはモータハウジング1の開口端の一部分Fが臨んでいる。なお、3はモータシャフト、4a,4bは端蓋2を貫通したモータ端子である。
このような小型モータの端蓋組付け方法においては、先ず図1(b),図2(a)(b)に示す第1のカシメ工具10,10を用いる。この第1のカシメ工具10は幅(厚み)Tで70°の急傾斜押圧面12を持つ。この第1のカシメ工具10の急傾斜押圧面12により図3(a)に示す如く開口端の一部分Fを内側に曲げ倒す第1のカシメ工程を施し、一部分Fを内側に30°程曲げ倒す。この第1のカシメ工程では急傾斜押圧面12により開口端の一部分Fを緩い角度だけ曲げ倒しているため、急傾斜押圧面12と一部分Fの外面との摩擦力が弱く、金属屑の発生を抑制できる。
この後、図3(b)に示す如く、第1のカシメ工具10を戻し、図4及び図5に示す第2のカシメ工具20を使用する。この第2のカシメ工具20は幅(厚み)t(<T)で30°の緩傾斜押圧面22を持つ。この第2のカシメ工具20の緩傾斜押圧面22により図5(a)に示す如く急傾斜押圧面12で曲げ倒された一部分Fの先端側を更に内側に曲げ倒す第2のカシメ工程を施し、一部分Fを傾斜当て付け面部Wに押し付けると共に、その先端側を押し潰し傾斜当て付け面部Wに食い込ませる。このため、端蓋2に対する掛止力を高めることができる。
緩傾斜押圧面22の幅tは急傾斜押圧面12の幅Tよりも幅狭となっているため、急傾斜押圧面12により曲げ倒しで凹んだ一部分Fの先端側に緩傾斜押圧面22が入り易くなり、カシメ作業効率を高めることができる。
実施例1は第1のカシメ工具10と第2のカシメ工具20とを別々用いてあるが、本例では1つのカシメ工具30だけを用いるものである。このカシメ工具30は、図7(b)に示す如く急傾斜押圧面12の上側(ワーク逃げ側)に緩傾斜押圧面22を一体的に備えている。図6(b)に示す如く、カシメ工具30の急傾斜押圧面12により一部分Fを内側に曲げ倒してから、引き続きカシメ工具30を下げて、図7(a)に示す如く、緩傾斜押圧面22により急傾斜押圧面12で曲げ倒された一部分Fの先端側を更に内側に曲げ倒す。実施例1と同様な効果を奏することは勿論、1つのカシメ工具30で急傾斜押圧面12による第1のカシメ工程から緩傾斜押圧面22による第2のカシメ工程を連続的に遂行でき、量産性を高めることができる。
なお、本例においても緩傾斜押圧面12の幅が急傾斜押圧面22の幅よりも幅狭となっているため、急傾斜押圧面12により曲げ倒しで凹んだ一部分Fの先端側に緩傾斜押圧面22が入り易くなり、カシメ作業効率を高めることができる。
1…モータハウジング
2…端蓋(エンドブラケット)
2a…中央突部
2b…蓋板
3…モータシャフト
4a,4b…モータ端子
5…軸受
10…第1のカシメ工具
12…急傾斜押圧面
20…第2のカシメ工具
22…緩傾斜押圧面
30…カシメ工具
F…一部分
S…矩形切り欠き
T,t…幅
W…傾斜当て付け面部

Claims (3)

  1. モータハウジングの開口部に端蓋を嵌めた後、開口端の一部分を内側に曲げ倒して前記端蓋をカシメ固定するモータの端蓋組付け方法において、第1のカシメ工具の急傾斜押圧面により前記一部分を内側に曲げ倒す第1のカシメ工程と、第2のカシメ工具の緩傾斜押圧面により前記急傾斜押圧面で曲げ倒された前記一部分の先端側を更に内側に曲げ倒す第2のカシメ工程と、を有することを特徴とするモータの端蓋組付け方法。
  2. モータハウジングの開口部に端蓋を嵌めた後、開口端の一部分を内側に曲げ倒して前記端蓋をカシメ固定するモータの端蓋組付け方法において、カシメ工具の急傾斜押圧面により前記一部分を内側に曲げ倒してから、引き続き、前記急傾斜押圧面の一端側に備わる緩傾斜押圧面により前記急傾斜押圧面で曲げ倒された前記一部分の先端側を更に内側に曲げ倒して成ることを特徴とするモータの端蓋組付け方法。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載のモータの端蓋組付け方法において、前記緩傾斜押圧面の幅は前記急傾斜押圧面の幅寸法内において幅狭であることを特徴とするモータの端蓋組付け方法。
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