JP6065198B2 - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description
たとえば、特許文献1は、ドレイン電極側(裏面)からn型SiC半導体基板を貫通してp+型SiC層に達する裏面トレンチを有する、pチャネルMOSFETを開示している。
また、前記裏面トレンチの最深部は、前記基板と前記ドリフト層との界面に対して間隔を隔てた前記基板側に配置されている。これにより、半導体装置の耐圧を保持するドリフト層が薄くならないので、設計通りの耐圧値を半導体装置に付与することができる。
また、前記裏面トレンチは、前記基板を前記裏面側から見たときの形状が、多角形状の裏面トレンチを含む。また、前記裏面トレンチは、直線状の裏面トレンチ、円形状の裏面トレンチを含んでいてもよい。多角形状の裏面トレンチにおいては、前記基板を前記裏面側から見たときに、互いに隣り合う辺で挟まれた角部が丸みを帯びるように形成されている。角部が丸みを帯びていれば、裏面トレンチの角部への応力の集中を防止することができるので、基板の反りの発生を抑制することができる。
これにより、裏面トレンチをエッチングで形成する際、エッチングの面方位依存性をほぼ統一することができる。そのため、裏面トレンチの形状を精度よく制御することができ、裏面トレンチを設計通りに形成することができる。
また、複数の前記裏面トレンチは、行列状に配列されていてもよいし、隣り合う前記裏面トレンチを互い違いにずらした千鳥状に配列されていてもよい。
この発明の半導体装置の製造方法は、第1導電型のワイドバンドギャップ半導体からなる基板と、前記基板の表面上に形成された第1導電型のワイドバンドギャップ半導体からなるドリフト層とを含み、素子領域が選択的に設定された半導体ウエハの前記素子領域において、前記基板の裏面から前記表面へ向かって掘り下げることによって前記ドリフト層に達しない深さの裏面トレンチを形成する工程と、前記裏面トレンチの内面に倣うように、前記基板との間にオーミックコンタクトを形成するコンタクト層を形成する工程と、前記裏面トレンチにおいて前記コンタクト層の内側にメタル材料を埋め込むことによってメタル埋込み層を形成する工程とを含み、前記裏面トレンチを形成する工程は、前記基板を前記裏面側から見たときの形状が多角形状であって、互いに隣り合う辺で挟まれた角部が丸みを帯びており、その各辺がa軸に対して−10°〜+10°の範囲で傾斜している多角形状のトレンチを、前記基板の前記裏面から前記表面へ向かうにしたがって径が狭まるテーパトレンチとして形成する工程を含む。
記裏面トレンチ内に前記メタル材料を供給して前記裏面トレンチを埋め戻す工程を含んでいてもよい。
図1は、この発明の第1の実施形態に係る半導体装置の平面図である。図2は、図1の切断面線II−IIから見た断面図である
半導体装置1は、4H−SiCが採用された素子である。4H−SiCは、ワイドバンドギャップ半導体(絶縁破壊電界が2MV/cmよりも大きい半導体)であり、具体的には、その絶縁破壊電界が約2.8MV/cmであり、バンドギャップの幅が約3.26eVである。なお、半導体装置1に採用されるワイドバンドギャップ半導体は、SiCに限らず、たとえば、GaN、ダイヤモンド等であってもよい。GaNは、その絶縁破壊電界は約3MV/cmであり、バンドギャップの幅が約3.42eVである。ダイヤモンドは、その絶縁破壊電界が約8MV/cmであり、バンドギャップの幅が約5.47eVである。半導体装置1の表面は、環状のガードリング2によって、ガードリング2の内側のアクティブ領域3と、ガードリング2の外側の外周領域4とに区画されている。
基板5を構成するSiCは、同一の組成で様々な積層構造をとる結晶多形(ポリタイプ)を示す材料であり、数100種類以上のポリタイプが存在する。この実施形態では、基板5は、4H−SiCであるが、これに限らず、たとえば、3C−SiC、2H−SiC、6H−SiC、15R−SiCなどであってもよい。これらの中では、6H−SiCなどの六方晶SiCが好ましい。
図3に示すように、4H−SiCの結晶構造は、六方晶系で近似することができ、1つのシリコン原子に対して4つの炭素原子が結合している。4つの炭素原子は、シリコン原子を中央に配置した正四面体の4つの頂点に位置している。これらの4つの炭素原子は、1つのシリコン原子が炭素原子に対して[0001]軸方向に位置し、他の3つの炭素原子がシリコン原子に対して[000−1]軸側に位置している。
また、[0001]軸に垂直であり、かつ(0001)面の真上から見た場合において六角柱の互いに隣り合わない頂点を通る方向がそれぞれ、a1軸[2−1−10]、a2軸[−12−10]およびa3軸[−1−120]である。
六角柱の各頂点を通る上記6本の軸の各間において、その両側の各軸に対して30°の角度で傾斜していて、六角柱の各側面の法線となる軸がそれぞれ、a1軸と[11−20]軸との間から時計回りに順に、[10−10]軸、[1−100]軸、[0−110]軸、[−1010]軸、[−1100]軸および[01−10]軸である。これらの軸を法線とする各面(六角柱の側面)は、(0001)面および(000−1)面に対して直角な結晶面である。
アクティブ領域3において基板5には、裏面5Bから表面5Aへ向かう方向に裏面トレンチ7が形成されている。裏面トレンチ7は、この実施形態では、基板5の裏面5Bから表面5Aへ向かうにしたがって径が狭まるテーパトレンチである。つまり、裏面トレンチ7において、側面が底面に対して90°を超える角度θで傾斜している。裏面トレンチ7の開口幅(最大開口幅)W1は、20μm以上であることが好ましく、たとえば、100μm程度である。また、裏面トレンチ7の最深部は、基板5とドリフト層6との界面(基板5の表面5Aとドリフト層6の裏面6Bとの接触面)に対して間隔を隔てた基板5側に配置されている。すなわち、裏面トレンチ7の深さが基板5の厚さよりも浅く、たとえば、40μm〜690μmである。これにより、半導体装置1の耐圧を保持するドリフト層6が薄くならないので、設計通りの耐圧値を半導体装置1に付与することができる。
複数の裏面トレンチ7は、基板5を裏面5B側から見たときに、互いに隣り合う裏面トレンチ7間の距離に関して規則正しく配列されていることが好ましい。これにより、裏面トレンチ7にかかる応力を分散させることができる。
図5(a)および図5(b)は、複数の裏面トレンチ7が、図の紙面上下左右に等しい間隔D1を空けて行列上に配列されている例である。この場合、各裏面トレンチ7は、図5(a)に示すような四角形状であってもよいし、図5(b)に示すような円形状であってもよい。さらに、図示していないが、三角形状、五角形状、六角形状等の他の多角形状であってもよい。
複数の裏面トレンチ7の間隔(たとえば、図5の間隔D1〜D4)は、20μm〜2000μmであることが好ましい。
また、各裏面トレンチ7は、たとえば、図5(a)、図5(c)、図5(d)および図5(g)に示すように多角形状の場合、図6(a)〜図6(c)に示すように、互いに隣り合う辺7Aで挟まれた各角部7Bが丸みを帯びるように形成されていてもよい。各角部7Bが丸みを帯びていれば、裏面トレンチ7の角部7Bへの応力の集中を防止することができるので、基板5の反りの発生を抑制することができる。
具体的には、図7において、裏面トレンチ72(四角形)は、a1軸に平行な辺27a1およびa2軸に平行な辺27a2によって区画されている。裏面トレンチ73(三角形)は、a1軸に平行な辺28a1、a2軸に平行な辺28a2およびa3軸に平行な辺28a3によって区画されている。裏面トレンチ74(ストライプ)は、a2軸に平行な辺29a2およびa3軸に平行な辺29a3によって区画されている。裏面トレンチ75(六角形)は、a1軸に平行な辺30a1、a2軸に平行な辺30a2およびa3軸に平行な辺30a3によって区画されている。これらの辺27a1,a3〜30a1,a2,a3は、a1軸、a2軸およびa3軸に対して−10°〜10°の範囲で傾斜していてもよい。裏面トレンチ7の各辺を、a軸に対して−10°〜+10°の範囲で傾斜させることにより、裏面トレンチ7をエッチングで形成する際、エッチングの面方位依存性をほぼ統一することができる。そのため、裏面トレンチ7の形状を精度よく制御することができ、裏面トレンチ7を設計通りに形成することができる。
そして、裏面トレンチ7においてコンタクト層8およびバリアメタル層9の内側の空間には、メタル埋込み層10が埋め込まれている。メタル埋込み層10は、たとえば、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、金(Au)、銀(Ag)、スズ(Sn)、亜鉛(Zn)、タングステン(W)、はんだ等のメタル材料からなる。
フィールド絶縁膜13上には、表面電極としてのアノード電極14が形成されている。アノード電極14は、フィールド絶縁膜13のコンタクトホール12内でドリフト層6に接合されたショットキーメタル15と、このショットキーメタル15に積層されたコンタクトメタル16との2層構造を有している。
半導体装置1の各部の詳細について以下に説明を加える。
ガードリング2は、たとえば、p型ドーパントを含む半導体層である。含まれるドーパントとしては、たとえば、B(ホウ素)、Al(アルミニウム)等を使用できる。また、ガードリング2の深さは、1000Å〜10000Å程度であってよい。また、ガードリング2のコンタクトホール12の内側へのはみ出し量(幅)は、20μm〜80μm程度であり、コンタクトホール12の外側へのはみ出し量(幅)は、2μm〜20μm程度であってもよい。
フィールド絶縁膜13は、たとえば、SiO2(酸化シリコン)で構成することができ、たとえば、熱酸化やプラズマCVD(化学的気相成長)によって形成できる。その膜厚は、0.5μm〜3μmとすることができる。
アノード電極14のうちショットキーメタル15は、ドリフト層6に対してショットキー障壁やヘテロ接合を形成する材料、具体的には、前者の一例としての、Mo(モリブデン)、Ti(チタン)、Ni(ニッケル)、Al(アルミニウム)、後者の一例としてのポリシリコン等で構成することができる。一方、コンタクトメタル16は、たとえば、Al(アルミニウム)その他の金属で構成することができる。すなわち、Al(アルミニウム)で構成された電極は、ドリフト層6にショットキー接合できると共に、コンタクトメタルとしても使用できるので、この場合には、アノード電極14をAl単層の電極として構成することができる。
この半導体装置1では、アノード電極14に正電圧、カソード電極11に負電圧が印加される順方向バイアス状態になることにより、カソード電極11からアノード電極14へと、ドリフト層6のアクティブ領域3を介して電子(キャリア)が移動して電流が流れる。これにより、半導体装置1(ショットキーバリアダイオード)が動作する。
図8A〜図8Fは、半導体装置1の製造工程の一部を工程順に示す図である。また、図9は、裏面トレンチ7の形成に関連する工程を説明するためのウエハの底面図である。なお、図8A〜図8Fでは、半導体装置1の1チップ分のみ示している。
次に、図8Eに示すように、たとえばスパッタ法によって、バリアメタル層9およびシードメタル層25を順に形成する。シードメタル層25は、メタル埋込み層10と同じメタル材料からなることが好ましいが、この実施形態では、たとえば、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)等を用いる。
なお、メタル埋込み層10は、電解めっき法に限らず、無電解めっき法やCVD法によっても形成することができる。CVD法の場合には、シードメタル層25を省略することができる。また、メタル埋込み層10の材料と形成方法との関係については、たとえば、メタル埋込み層10が銅(Cu)やニッケル(Ni)の場合には電解めっき法または無電解めっき法によって形成し、メタル埋込み層10がタングステン(W)の場合にはCVD法によって形成することが好ましい。
以上の方法によれば、基板5よりも低抵抗なメタル埋込み層10を形成するため、半導体装置1の低減化を達成するために基板5を薄くしたり、基板5の不純物濃度を低くしたりする必要がない。そのため、基板5の強度を十分に確保することができる。したがって、製造中に基板5が割れたり変形したりするリスクを低減することができる。
図10〜図12はそれぞれ、この発明の参考形態、第2の実施形態および第3の実施形態に係る半導体装置の構成を説明するための断面図である。図10〜図12において、前述の図2に示された各部と対応する部分には同一の参照符号を付して示す。
ソース領域93は、チャネル領域92の内方領域に形成されている。ソース領域93は、当該領域において、チャネル領域92の表面部に選択的に形成されている。ソース領域93は、チャネル領域92とドリフト層6との界面から所定距離だけ内側に位置するようにチャネル領域92内に形成されている。これにより、ドリフト層6およびチャネル領域92等を含む半導体層の表層領域において、ソース領域93とドリフト層6との間には、チャネル領域92の表面部が介在し、この介在している表面部がチャネル部分99を提供する。
ソース電極97は、アルミニウム(Al)その他の金属からなる。ソース電極97は、層間絶縁膜96の表面を覆い、コンタクトホール100に埋め込まれるように形成されている。これにより、ソース電極97は、ソース領域93との間にオーミックコンタクトを形成している。
なお、この第3の実施形態では、MISトランジスタ構造の一例として、プレーナゲート構造を示したが、MISトランジスタ構造は、トレンチゲート構造であってもよい。
以上、この発明の実施形態および参考形態を説明したが、この発明は、他の形態で実施することもできる。
また、裏面トレンチ7は、基板5を貫通してドリフト層6に達していてもよい。
また、メタル埋込み層10が引出し部102を有する場合には、引出し部102を裏面電極として用いることによって、カソード電極11やドレイン電極98を省略することもできる。
5 基板
5A 表面
5B 裏面
5C 側面
6 ドリフト層
6A 表面
6B 裏面
7 裏面トレンチ
7A 辺
7B 角部
8 コンタクト層
9 バリアメタル層
10 メタル埋込み層
101 埋込み部
102 引出し部
11 カソード電極
14 アノード電極
20 ウエハ
21 素子領域
22 外周部
23 ダイシングライン
25 シードメタル層
27a1 辺
27a2 辺
28a1 辺
28a2 辺
28a3 辺
29a2 辺
29a3 辺
30a1 辺
30a2 辺
30a3 辺
31a3 辺
31 辺
71 半導体装置
72 裏面トレンチ
73 裏面トレンチ
74 裏面トレンチ
75 裏面トレンチ
76 裏面トレンチ
81 半導体装置
91 半導体装置
92 チャネル領域
93 ソース領域
94 ゲート絶縁膜
95 ゲート電極
97 ソース電極
98 ドレイン電極
Claims (24)
- 第1導電型のワイドバンドギャップ半導体からなる基板と、
前記基板の表面上に形成された第1導電型のワイドバンドギャップ半導体からなり、半導体素子構造が形成されたドリフト層と、
前記基板の裏面から前記表面へ向かう方向に前記ドリフト層に達しない深さに形成された裏面トレンチと、
前記裏面トレンチの内面に倣うように形成され、前記基板との間にオーミックコンタクトを形成するコンタクト層と、
前記裏面トレンチにおいて前記コンタクト層の内側に埋め込まれたメタル埋込み層とを含み、
前記裏面トレンチは、前記基板を前記裏面側から見たときの形状が多角形状であって、かつ、前記基板の前記裏面から前記表面へ向かうにしたがって径が狭まるテーパトレンチを含み、
前記多角形状の裏面トレンチは、前記基板を前記裏面側から見たときに、互いに隣り合う辺で挟まれた角部が丸みを帯びるように形成されており、かつ、その各辺が、a軸に対して−10°〜+10°の範囲で傾斜している、半導体装置。 - 前記裏面トレンチは、前記基板の外周端面に対して間隔を隔てた内側に配置されている、請求項1に記載の半導体装置。
- 前記メタル埋込み層は、前記裏面トレンチの開口端から前記裏面に沿って引き出され、前記基板の前記裏面全体を覆う引出し部を含む、請求項1または2のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記メタル埋込み層の前記引出し部の裏面に形成された裏面電極を含む、請求項3に記載の半導体装置。
- 前記メタル埋込み層と前記コンタクト層との間に形成されたバリアメタル層を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記裏面トレンチは、前記基板を前記裏面側から見たときの形状が直線状の裏面トレンチを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記直線状の裏面トレンチの各辺は、a軸に対して−10°〜+10°の範囲で傾斜している、請求項6に記載の半導体装置。
- 前記a軸は、a1軸[2−1−10]、a2軸[−12−10]およびa3軸[−1−120]を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記裏面トレンチは、前記基板を前記裏面側から見たときの形状が円形状の裏面トレンチを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記裏面トレンチは、互いに所定の間隔を空けて複数形成されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 複数の前記裏面トレンチは、行列状に配列されている、請求項10に記載の半導体装置。
- 複数の前記裏面トレンチは、隣り合う前記裏面トレンチを互い違いにずらした千鳥状に配列されている、請求項10または11に記載の半導体装置。
- 前記半導体素子構造は、
前記ドリフト層と、
前記ドリフト層上に形成され、前記ドリフト層との間にショットキー障壁を形成する表面電極と
を有するショットキーバリアダイオード構造を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記半導体素子構造は、
前記ドリフト層と、
前記ドリフト層に選択的に形成された第2導電型のチャネル領域と、
前記チャネル領域に接するように形成された第1導電型のソース領域と、
前記チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜を介して前記チャネル領域に対向するゲート電極と
を有するMISトランジスタ構造を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記ワイドバンドギャップ半導体の絶縁破壊電界が1MV/cmよりも大きい、請求項1〜14のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記ワイドバンドギャップ半導体が、SiC、GaNまたはダイヤモンドである、請求項1〜15のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記基板は、(0001)面または(000−1)面を主面としたものである、請求項1〜16のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記基板の前記表面は、(0001)面または(000−1)面に対して0〜10°のオフ角θで傾斜した面である、請求項1〜17のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 第1導電型のワイドバンドギャップ半導体からなる基板と、前記基板の表面上に形成された第1導電型のワイドバンドギャップ半導体からなるドリフト層とを含み、素子領域が選択的に設定された半導体ウエハの前記素子領域において、前記基板の裏面から前記表面へ向かって掘り下げることによって前記ドリフト層に達しない深さの裏面トレンチを形成する工程と、
前記裏面トレンチの内面に倣うように、前記基板との間にオーミックコンタクトを形成するコンタクト層を形成する工程と、
前記裏面トレンチにおいて前記コンタクト層の内側にメタル材料を埋め込むことによってメタル埋込み層を形成する工程とを含み、
前記裏面トレンチを形成する工程は、前記基板を前記裏面側から見たときの形状が多角形状であって、互いに隣り合う辺で挟まれた角部が丸みを帯びており、その各辺がa軸に対して−10°〜+10°の範囲で傾斜している多角形状のトレンチを、前記基板の前記裏面から前記表面へ向かうにしたがって径が狭まるテーパトレンチとして形成する工程を含む、半導体装置の製造方法。 - 前記半導体ウエハは、前記素子領域を取り囲む環状の外周部をさらに含み、
前記裏面トレンチを形成する工程では、前記素子領域のみに前記裏面トレンチを形成する、請求項19に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記半導体ウエハの前記素子領域には、最終的に個片化されて互いに分離される複数の前記基板の外周端面を画成するダイシングラインが選択的に設定されており、
前記裏面トレンチを形成する工程では、前記ダイシングラインに対して間隔を隔てた内側に前記裏面トレンチを形成する、請求項19または20に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記メタル埋込み層を形成する工程は、前記コンタクト層の表面に前記メタル材料からなるシードメタル層を形成した後、電解めっき法または無電解めっき法によって当該シードメタル層上に前記メタル材料を供給して前記裏面トレンチを埋め戻す工程を含む、請求項19〜21のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記メタル埋込み層を形成する工程は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法によって、前記裏面トレンチ内に前記メタル材料を供給して前記裏面トレンチを埋め戻す工程を含む、請求項19〜21のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記裏面トレンチを形成する工程は、ドライエッチング、ウエットエッチングまたはブラスト加工によって、前記裏面トレンチを形成する工程を含む、請求項20〜24のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
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