JP6063283B2 - 全固体電池、及び、全固体電池の製造方法 - Google Patents

全固体電池、及び、全固体電池の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、全固体電池、及び、全固体電池の製造方法に関する。
従来、全固体電池に用いられる電極に関する技術としては、例えば、特許文献1,2に開示されたものが知られている。特許文献1には、全固体電池の負極電極として、リチウム−アルミニウム合金の板材を用いることが記載されている。また、特許文献2には、全固体電池の負極電極として、リチウム−アルミニウム合金粉末と固体電解質の粉末とを混合し、プレス成型することによって形成されたプレス体を用いることが記載されている。
特開2007−324079号公報 特開平8−148180号公報 特開平1−109662号公報 特開平1−186556号公報
しかし、特許文献1,2に記載された技術では、全固体電池の内部抵抗を低減させることについて、十分な検討がなされていないという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、全固体電池が提供される。この全固体電池は、正極活物質を含有する正極電極層と;負極活物質を含有する負極電極層と;前記正極電極層と前記負極電極層との間に位置する固体電解質層とを備え;前記固体電解質層は、酸化物系固体電解質材料によって形成されており;前記負極電極層は、前記負極活物質として、リチウム−アルミニウム合金を含有するとともに、さらに、硫化物系固体電解質材料を含有し;前記負極電極層に含有されるリチウム−アルミニウム合金の粒子のうち、質量比で95%以上の粒子の粒子径は、100μm以下である。この形態の全固体電池によれば、硫化物系固体電解質材料とリチウム−アルミニウム合金の粒子とをプレス成型することによって負極電極層を形成する場合において、リチウム−アルミニウム合金の粒子におけるクラックの発生を抑制することができ、全固体電池の内部抵抗を小さくすることができる。
(2)上記形態の全固体電池において、前記負極電極層の嵩密度は、1.30g/cm3以上であってもよい。この形態の全固体電池によれば、負極電極層内に存在する空孔が少なくなり、リチウム−アルミニウム合金の粒子と硫化物系固体電解質との界面が十分に接合するので、全固体電池の内部抵抗をさらに低減することができる。
(3)本発明の他の形態によれば、全固体電池の製造方法が提供される。この全固体電池の製造方法は、正極電極層と、負極電極層と、前記正極電極層と前記負極電極層との間に位置する固体電解質層とを備える製造方法であり;(a)正極活物質を含有させて前記正極電極層を形成する工程と;(b)負極活物質を含有させて前記負極電極層を形成する工程と;(c)酸化物系固体電解質材料を用いて前記固体電解質層を形成する工程とを備え;前記工程(b)は、前記負極活物質として、リチウム−アルミニウム合金を用いるとともに、前記負極電極層に対して、さらに、硫化物系固体電解質材料を含有させる工程を含み;前記工程(b)において前記負極電極層に含有されるリチウム−アルミニウム合金の粒子のうち、質量比で95%以上の粒子の粒子径は、100μm以下である。
本発明は、全固体電池及び全固体電池の製造方法以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、全固体電池を搭載した自動車等の移動体、全固体電池を搭載した電子機器等の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態としての全固体電池の断面を示す説明図である。 負極電極層サンプルA1の表面観察の結果を示す画像である。 負極電極層サンプルA2の表面観察の結果を示す画像である。 負極電極層サンプルA2の表面観察の結果を拡大して示す画像である。 負極電極層サンプルA3の表面観察の結果を示す画像である。 負極電極層サンプルA5の表面観察の結果を示す画像である。 Li−Al合金粉末の粒子径に関する実験結果を表形式で示す説明図である。 負極電極層のプレス成型時における加圧力と負極電極層の嵩密度との関係をグラフ形式で示す説明図である。 負極電極層の嵩密度と全固体電池の内部抵抗との関係をグラフ形式で示す説明図である。 負極電極層の嵩密度に関する実験結果を表形式にまとめた説明図である。
次に、本発明の実施の形態を実施形態に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施形態:
B.Li−Al合金粉末の粒子径に関する実験例:
C.負極電極層の嵩密度に関する実験例:
D.変形例:
A.実施形態:
A−1:全固体電池の構成:
図1は、本発明の一実施形態としての全固体電池10の断面を示す説明図である。全固体電池10は、電池本体15と、電池本体15を両側から挟持する一対の集電体50,60とを備える。電池本体15は、正極として機能する正極電極層20と、負極として機能する負極電極層30と、正極電極層20と負極電極層30の間に位置する導電性の固体電解質層40とを備える。
集電体50,60は、導電性を有する板状部材であり、本実施形態では、ステンレス鋼(SUS)によって形成されている。ただし、集電体50,60は、他の導電性部材によって形成されていてもよい。例えば、集電体50,60は、ニッケル(Ni)、チタン(Ti)、鉄(Fe)、銅(Cu)、アルミニウム(Al)、及びこれらの合金から選択される導電性金属材料や、炭素材料等によって形成されていてもよい。
A−2.正極電極層の詳細構成:
正極電極層20は、正極活物質と、硫化物系固体電解質と、導電性カーボンとを含有する材料をプレス成型することによって形成されている。本実施形態では、正極電極層20は、正極活物質として硫黄を含有し、硫化物系固体電解質として、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質を含有している。
ただし、正極電極層20は、正極活物質として、硫黄の代わりに、他の物質を含有してもよい。例えば、正極電極層20は、正極活物質として、硫黄の代わりに、Li4Ti512(以下、「LTO」とも呼ぶ。)を含有してもよい。また、正極電極層20は、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質の代わりに、他の硫化物系固体電解質を含有してもよい。また、正極電極層20は、硫化物系固体電解質と、導電性カーボンとのうちの少なくとも一方を含有しなくてもよい。
硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質としては、例えば、Li2S−P25系、LiI−Li2S−P25系、LiI−Li2S−B23系、若しくはLiI−Li2S−SiS2系の固体電解質、チオリシコン、及びLi10GeP212等から選択される固体電解質を用いることができる。ここで、上記Li2S−P25系の固体電解質としては、以下の式(1)によって表される固体電解質を用いることが好ましい。
XLi2S−(1−X)P25 …(1)
(式中、Xは、0.65≦X≦0.80である。)
また、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質は、イオン伝導率が高いことが好ましい。具体的には、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質のイオン伝導率は、10-5S/cm以上であることが好ましく、10-4S/cm以上であることがさらに好ましい。
また、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質は、十分に柔らかいこと、すなわち、ヤング率が小さいことが望ましい。具体的には、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質のヤング率は、0.08〜30GPaであることが好ましく、0.08〜20GPaであることがさらに好ましい。
硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質膜のイオン伝導率及びヤング率を、上記の好ましい範囲内に含めるためには、上記の式(1)中のXを、0.65≦X≦0.80の範囲内の値とすればよい。ただし、上記の式(1)中のXを、上記の範囲外の値としてもよい。
導電性カーボンとしては、例えば、ケッチェンブラック、アセチレンブラック(例えばデンカブラック、デンカブラックは登録商標)、及びファーネスブラック(例えば、カボット社製のバルカン)を用いることができる。
また、導電性カーボンの粒子径は、小さいことが好ましい。この理由は、導電性カーボンの粒子径が小さいほど、正極電極層20内における電子伝導性を十分に確保しつつ、正極電極層20の体積抵抗率を十分に小さくすることができるからである。したがって、導電性カーボンとしては、ケッチェンブラックあるいはアセチレンブラックを用いることが好ましい。
A−3.負極電極層の詳細構成:
負極電極層30は、負極活物質と、硫化物系固体電解質とを含有する材料をプレス成型することによって形成されている。本実施形態では、負極電極層30は、負極活物質として、リチウム−アルミニウム合金(Li−Al合金)を含有しており、硫化物系固体電解質として、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質を含有している。ただし、負極電極層30は、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質の代わりに、他の硫化物系固体電解質を含有してもよい。
本実施形態のように、ヤング率が比較的大きい(比較的硬い)金属材料であるLi−Al合金に対して、加圧によって変形する硫化物系固体電解質を混合すると、硫化物系固体電解質が、負極電極層30をプレス成形するためのバインダとして機能するとともに、負極電極層30と固体電解質層40とをプレス接合するためのバインダとしても機能するため、全固体電池10の性能を向上させることができる。また、硫化物系固体電解質は、負極電極層30内においてイオン伝導助剤としても機能し、全固体電池10の性能を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、負極電極層30に含有されるLi−Al合金の粒子のうち、質量比で95%以上の粒子の粒子径は、100μm以下である。このようにすれば、プレス成型時において、Li−Al合金の粒子におけるクラックの発生を抑制することができる。この結果、全固体電池10の内部抵抗を低減することができる。
クラックの発生を抑制することのできる理由は、粒子径が小さいほど、同一体積内におけるLi−Al合金の粒子の表面積が大きくなるので、プレス成型時において、硫化物系固体電解質との接触面積が大きくなり、プレス成型時にLi−Al合金の粒子に掛かる加圧力が分散されるからである。Li−Al合金の粒子の粒子径を100μm以下とする根拠については、後述する。
さらに、本実施形態では、負極電極層30の嵩密度は、1.30g/cm3以上である。このようにすれば、負極電極層30内に存在する空孔が少なくなり、Li−Al合金の粒子と硫化物系固体電解質との界面が十分に接合するので、全固体電池の内部抵抗をさらに低減することができる。負極電極層30の嵩密度を1.30g/cm3以上とする根拠については、後述する。
A−4:固体電解質層の詳細構成:
固体電解質層40は、酸化物系固体電解質材料によって形成された板状部材である。本実施形態では、固体電解質層40は、酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質材料によって形成されている。ただし、固体電解質層40は、酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質の代わりに、他の酸化物系固体電解質材料によって形成されていてもよい。
酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質としては、例えば、以下の式(2)によって表されるナシコン型構造を有するリン酸化合物又はその一部を他の元素で置換した置換体、Li7La3Zr212系リチウムイオン伝導体等のガーネット型構造又はガーネット型類似の構造を有するリチウムイオン伝導体、Li−La−Ti−O系リチウムイオン伝導体等のペロブスカイト構造又はペロブスカイト類似の構造を有するリチウムイオン伝導体等を用いることができる。
Li1+YAlY2-Y(PO43 …(2)
(式中、Mは、ゲルマニウム、チタン、ハフニウム、ジルコニウムからなる群から選択される少なくとも1種であり、Yは、0≦Y≦1である)
上記の酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質の中で、式(2)中のMがゲルマニウム及びチタンから選択される少なくとも1種である固体電解質は、リチウムイオン伝導性が特に優れている。また、上記の酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質の中で、式(2)中のMがゲルマニウム、ハフニウム及びジルコニウムから選択される少なくとも1種である固体電解質は、還元性が比較的低く、電極層に含まれる成分との反応を抑えることができる。このため、酸化物系リチウムイオン伝導性固体電解質としては、式(2)中のMがゲルマニウムである固体電解質を用いることが好ましい。式(2)中のMがゲルマニウムである固体電解質の中でも、式(2)中のYが0.5である固体電解質、すなわち、Li1.5Al0.5Ge1.5(PO43を用いることが特に好ましい。
また、固体電解質層40は、緻密であることが好ましい。具体的には、固体電解質層40の理論密度に対する相対密度が80%以上であることが好ましく、90%以上であることがさらに好ましい。ここで、相対密度は、アルキメデス法を利用して求めることができる。相対密度を80%以上とすることで、全固体電池10の内部抵抗を容易に低減することができる。
また、固体電解質層40は、焼結体であることが好ましい。これにより、固体電解質層40の密度をより容易に向上させて、上記の相対密度を容易に実現することができる。焼結体である固体電解質層40は、例えば、固相反応法によって作製することができる。固相反応法は、酸化物、炭酸塩、硝酸塩などの粉末原料を、所望の組成となるように秤量・混合した後に焼成する方法である。
また、固体電解質層40は、イオン伝導率が10-5S/cm以上であることが好ましく、10-4S/cm以上であることがさらに好ましい。このようにすれば、全固体電池10の内部抵抗を低減することができる。
本実施形態のように、固体電解質層40が酸化物系固体電解質によって形成されていれば、全固体電池10において、水分と反応して硫化水素を発生し得る硫化物系固体電解質の使用量を削減することができる。このため、全固体電池10の製造時及び使用時の安全性を高めることができる。
B.Li−Al合金粉末の粒子径に関する実験例:
B−1.概要:
本実験例では、負極電極層30に含まれるLi−Al合金粉末の粒子径と、全固体電池10の内部抵抗との関係を調べるために、Li−Al合金粉末の粒子径の異なる複数の負極電極層30のサンプルを作製するとともに、全固体電池10の内部抵抗を調べた。また、Li−Al合金粉末の粒子径と、プレス成型後におけるLi−Al合金粉末の粒子におけるクラックの発生の有無についても調べた。
B−2.サンプルの作製:
[負極電極層の作製]
アルゴン雰囲気、露点−80℃のグローブボックス中にて、Li−Al合金粉末と、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質としての75Li2S−25P25ガラスとを質量比が1:1となるように秤量し、溶媒を加えて遊星型ボールミルを用いて混合し、Li−Al合材を作製した。本実験例では、Li−Al合金粉末の粒子の粒子径の異なる複数種類のLi−Al合材を作製するために、粒子径の異なる複数種類の原料粉末を準備した。そして、以下に示す5種類のLi−Al合材を作製した。
Li−Al合材1:Li−Al合金粉末の95%以上(質量比)の粒子の粒子径が300μm以下、かつ、200μmより大きい
Li−Al合材2:Li−Al合金粉末の95%以上(質量比)の粒子の粒子径が200μm以下、かつ、100μmより大きい
Li−Al合材3:Li−Al合金粉末の95%以上(質量比)の粒子の粒子径が100μm以下、かつ、30μmより大きい
Li−Al合材4:Li−Al合金粉末の95%以上(質量比)の粒子の粒子径が30μm以下、かつ、15μmより大きい
Li−Al合材5:Li−Al合金粉末の95%以上(質量比)の粒子の粒子径が15μm以下
作製したLi−Al合材(15mg)をSUS基材上に均一に配置し、180MPaの圧力でプレス成型することによって、以下に示す5種類の負極電極層30(負極ペレット)のサンプルを作製した。
負極電極層サンプルA1:Li−Al合材1(粒子径300μm以下)
負極電極層サンプルA2:Li−Al合材2(粒子径200μm以下)
負極電極層サンプルA3:Li−Al合材3(粒子径100μm以下)
負極電極層サンプルA4:Li−Al合材4(粒子径30μm以下)
負極電極層サンプルA5:Li−Al合材5(粒子径15μm以下)
[正極電極層の作製1(LTO合材を用いた場合)]
正極活物質としてのLi4Ti512と、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質としての75Li2S−25P25ガラスと、ケッチェンブラックとを質量比が7:3:1となるように秤量し、遊星型ボールミルを用いて1時間、230rpmにて混合してLTO合材を作製した。
作製したLTO合材(15mg)をSUS基材上に均一に配置し、180MPaの圧力でプレス成型することによって、正極電極層20(正極ペレット)を作製した。
[正極電極層の作製2(硫黄合材を用いた場合)
正極活物質としての硫黄粉末と、硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質としての75Li2S−25P25ガラスと、ケッチェンブラックとを質量比が6:6:1となるように秤量し、遊星型ボールミルを用いて1時間、380rpmにて混合して硫黄合材を作製した。
作製した硫黄合材(30mg)をSUS基材上に均一に配置し、180MPaの圧力でプレス成型することによって、正極電極層20(正極ペレット)を作製した。
[全固体電池の作製]
固体電解質層40として、Li1.5Al0.5Ge1.5(PO43によって形成された厚さ300μmの焼結体(LAGP焼結体)を作製し、正極電極層20、LAGP焼結体(固体電解質層40)、負極電極層30の順に重ね、50MPaの圧力で固定して、全固体電池10のサンプルを作製した。本実験例では、負極電極層サンプルA1〜A5と、LTO合材によって形成された正極電極層20とを用いて、全固体電池10のサンプルを作製した。
B−3.実験方法:
作製した負極電極層サンプルA1〜A5の嵩密度を測定するとともに、SEM(Scanning Electron Microscope)による表面観察を行なってクラックの有無を調べた。また、負極電極層サンプルA1〜A5を用いて作製された全固体電池10における内部抵抗を測定した。具体的には、インピーダンス測定によって得られた波形から、界面抵抗と考えられる成分を分離することによって、電極層における抵抗値を求めた。また、負極電極層30に含まれるLi−Al合金の粒子径は、切断面や破断面等をSEMによって観察することによって測定した。
B−4.実験結果:
図2,3,5,6は、負極電極層サンプルA1,A2,A3,A5の表面観察の結果を示す画像である。図4は、図3(A)の白枠で囲まれた部分を拡大して示す画像である。図2,3,5,6の(A)欄に示す画像及び図4に示す画像は、SEMによって撮影された写真であり、図2,3,5,6の(B)欄に示す画像は、Li−Al合金粉末が存在する位置を元素分析によって特定した画像である。
これらの図によれば、負極電極層サンプルA1(粒子径300μm以下、図2)では、図中の矢印で示すように、Li−Al合金粉末の粒子に多くのクラックが発生していることが理解できる。また、負極電極層サンプルA2(粒子径200μm以下、図3、図4)では、図中の矢印で示すように、Li−Al合金粉末の粒子にクラックが少し発生していることが理解できる。一方、負極電極層サンプルA3(粒子径100μm以下、図5)及び負極電極層サンプルA5(粒子径15μm以下、図6)では、Li−Al合金粉末の粒子にクラックが発生していないことが理解できる。
図7は、Li−Al合金粉末の粒子径に関する実験結果を表形式で示す説明図である。本実験例における総合評価の基準は以下のとおりである。
総合評価「A」:クラック無し、かつ、抵抗値が8.0Ω以下
総合評価「B]:クラックあり、かつ、抵抗値が8.0Ω以下
総合評価「C]:クラックあり、かつ、抵抗値が8.0Ωより大きい
図7によれば、Li−Al合金粉末の粒子の粒子径が小さいほどクラックが発生しにくく、クラックが少ないほど、全固体電池10を作製した場合における内部抵抗が小さくなることが理解できる。具体的には、負極電極層サンプルA1,A2では、クラックが発生し、総合評価は「B」または「C」となった。これに対して、負極電極層サンプルA3〜A5では、クラックが発生せず、抵抗値は全て7.5Ω以下となり、総合評価は「A」となった。
以上より、Li−Al合金粉末の粒子径は、100μm以下であることが好ましいことが理解できる。また、Li−Al合金粉末の粒子径が小さいほど、クラックは発生しにくくなると考えられるので、Li−Al合金粉末の粒子径は、30μm以下であることがさらに好ましく、15μm以下であることが特に好ましい。
C.負極電極層の嵩密度に関する実験例:
C−1.概要:
本実験例では、負極電極層30に含まれるLi−Al合金粉末の粒子径を一定にした場合における、負極電極層30の嵩密度と、全固体電池10の内部抵抗との関係を調べるために、異なる嵩密度の負極電極層30の複数のサンプルを作製した。異なる嵩密度の負極電極層30のサンプルは、異なる加圧力でプレス成型することによって作製した。また、本実験例では、負極電極層30の嵩密度と、全固体電池10の放電容量との関係も調べた。
C−2.サンプルの作製:
[負極電極層の作製]
上記の手法によって作製されたLi−Al合材5(15mgまたは10mg)をSUS基材上に均一に配置し、異なる加圧力でプレス成型することによって、以下に示す7種類の負極電極層30(負極ペレット)のサンプルを作製した。
負極電極層サンプルB1:Li−Al合材5、加圧力54MPa
負極電極層サンプルB2:Li−Al合材5、加圧力90MPa
負極電極層サンプルB3:Li−Al合材5、加圧力108MPa
負極電極層サンプルB4:Li−Al合材5、加圧力144MPa
負極電極層サンプルB5:Li−Al合材5、加圧力180MPa
負極電極層サンプルB6:Li−Al合材5、加圧力270MPa
負極電極層サンプルB7:Li−Al合材5、加圧力360MPa
なお、負極電極層サンプルB5は、負極電極層サンプルA5と同一である。
[正極電極層の作製]
正極電極層20のサンプルの作製方法は、上記の実験例と同じであるため、説明を省略する。
[全固体電池の作製]
固体電解質層40として、Li1.5Al0.5Ge1.5(PO43によって形成された厚さ300μmの焼結体(LAGP焼結体)を作製し、正極電極層20、LAGP焼結体(固体電解質層40)、負極電極層30の順に重ね、50MPaの圧力で固定して、全固体電池10を作製した。
本実験例では、LTO合材によって形成された正極電極層20を備える全固体電池10のサンプルと、硫黄合材によって形成された正極電極層20を備える全固体電池10のサンプルとを作製した。LTO合材によって形成された正極電極層20を備える全固体電池10のサンプルを作製する際には、15mgのLi−Al合材5をプレス成型することによって作製された負極電極層サンプルB1〜B7を用いた。一方、硫黄合材によって形成された正極電極層20を備える全固体電池10のサンプルを作製する際には、10mgのLi−Al合材5をプレス成型することによって作製された負極電極層サンプルB1〜B7を用いた。
C−3.実験方法:
作製した負極電極層サンプルB1〜B7の嵩密度を測定するとともに、SEMによる表面観察を行なってクラックの有無を調べた。また、負極電極層サンプルB1〜B7を備える全固体電池のサンプルにおける内部抵抗を測定した。具体的には、インピーダンス測定によって得られた波形から、界面抵抗と考えられる成分を分離することによって、電極層における抵抗値を求めた。なお、抵抗値は、正極電極層20としてLTO合材を用いた場合についてのみ測定した。また、負極電極層30に含まれるLi−Al合金の粒子径は、切断面や破断面等をSEMによって観察することによって測定した。
さらに、本実験例では、負極電極層サンプルB1〜B7を備える全固体電池10の放電容量[mAh/g]を調べた。具体的には、正極電極層20としてLTO合材を用いた場合と、正極電極層20として硫黄合材を用いた場合との両方の場合について、放電容量を調べた。なお、放電容量は、負極電極層30の質量によって除することによって求めた。
正極電極層20としてLTO合材が用いられた全固体電池10に対しては、定電流充放電試験を、電圧範囲1.9V〜0.7V、電流密度1.28mA/cm2の条件で2回繰り返して行ない、値がより安定する2サイクル目の放電容量を求めた。本実験例では、正極電極層20として用いられたLTO合材に含まれる正極活物質は、負極電極層30として用いられたLi−Al合材の理論容量に対して10%程度である。このため、正極電極層20としてLTO合材が用いられた全固体電池10は、負極に用いている負極活物質に対し10%程度の放電深度まで充放電が可能である。また、本実験例によって求められる放電容量は、負極活物質であるLi−Al合金が基準となっている。
一方、正極電極層20として硫黄合材が用いられた全固体電池10に対しては、定電流充放電試験を、電圧範囲3.0V〜0.5V、電流密度0.64mA/cm2の条件で2回繰り返して行ない、値がより安定する2サイクル目の放電容量を求めた。本実験例では、正極電極層20として用いられた硫黄合材に含まれる正極活物質は、負極電極層30として用いられたLi−Al合材の理論容量に対して200%程度である。したがって、正極電極層20として硫黄合材が用いられた全固体電池10は、負極に用いている負極活物質に対し100%を超える放電深度まで充放電が可能である。また、本実験例によって求められる放電容量は、負極活物質であるLi−Al合金が基準となっている。
C−4.実験結果:
図8は、負極電極層30のプレス成型時における加圧力と、負極電極層30の嵩密度との関係をグラフ形式で示す説明図である。この図8における負極電極層30に含まれるLi−Al合金の粒子の粒子粒は、15μm以下である。この図8によれば、プレス成型時における加圧力を大きくすれば、負極電極層30の嵩密度も大きくなることが理解できる。ただし、加圧力が180MPa以上になると、嵩密度の増加は緩やかになることが理解できる。
図9は、負極電極層30の嵩密度と、全固体電池10の内部抵抗との関係をグラフ形式で示す説明図である。この図9によれば、嵩密度が大きくなるほど、全固体電池10の内部抵抗(電極層における抵抗値)が小さくなることが理解できる。ただし、嵩密度が1.30g/cm3以上になると、内部抵抗の減少は緩やかになることが理解できる。
図10は、負極電極層30の嵩密度に関する実験結果を表形式にまとめた説明図である。図10における総合評価の基準は以下のとおりである。
総合評価「A」:抵抗値が8.0Ω以下
総合評価「B]:抵抗値が8.0Ωより大きく、かつ、10.0Ω以下
総合評価「C]:抵抗値が10.0Ωより大きい
この図10によれば、負極電極層30の嵩密度が大きくなるほど、全固体電池10の内部抵抗が小さくなるとともに、放電容量が大きくなることが理解できる。具体的には、負極電極層30の嵩密度が1.30未満である場合(サンプルB1〜B4)には、全固体電池10の内部抵抗が8.0Ωより大きくなり、総合評価は「B」または「C」であった。これに対して、負極電極層30の嵩密度が1.30g/cm3以上である場合(サンプルB5〜B7)には、抵抗値が8.0Ω以下となり、総合評価は「A」であった。以上より、負極電極層30の嵩密度は、1.30g/cm3以上であることが好ましいことが理解できる。
なお、上記の実験例で用いられたLi−Al合材は、Li−Al合金粉末と硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質とを50:50(1:1)の質量比で含んでいたが、Li−Al合金粉末と硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質との質量比が40:60〜90:10であるLi−Al合材のサンプルを作製し、上記と同様の実験を行なったところ、上記と同様の結果を得ることができた。したがって、Li−Al合材に含まれるLi−Al合金粉末と硫化物系リチウムイオン伝導性固体電解質との質量比は、任意に設定してもよいことが理解できる。
D.変形例:
なお、この発明は上記の実施形態や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
・変形例1:
上記実施形態では、負極電極層30に含有されるLi−Al合金の粒子のうち、質量比で95%以上の粒子の粒子径が、100μm以下である。上記実施形態において、「質量比で95%以上の粒子」と規定した理由は、全ての粒子の粒子径が100μm以下でなくても、全固体電池10の内部抵抗を低減するという効果を奏することができるからである。ただし、負極電極層30に含有されるLi−Al合金の全ての粒子の粒子径が、100μm以下であることがさらに好ましい。このようにすれば、全固体電池10の内部抵抗をさらに低減することができる。
・変形例2:
上記実施形態では、負極電極層30に含有されるLi−Al合金の粒子のうち、質量比で95%以上の粒子の粒子径は、100μm以下であり、かつ、負極電極層30の嵩密度は、1.30g/cm3以上である。ただし、負極電極層30の嵩密度は、1.30g/cm3未満であってもよい。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…全固体電池
15…電池本体
20…正極電極層
30…負極電極層
40…固体電解質層
50…集電体
60…集電体

Claims (3)

  1. 正極活物質を含有する正極電極層と、
    負極活物質を含有する負極電極層と、
    前記正極電極層と前記負極電極層との間に位置する固体電解質層と
    を備える全固体電池であって、
    前記固体電解質層は、酸化物系固体電解質材料によって形成されており、
    前記負極電極層は、前記負極活物質として、リチウム−アルミニウム合金を含有するとともに、さらに、硫化物系固体電解質材料を含有し、
    前記負極電極層に含有されるリチウム−アルミニウム合金の粒子のうち、質量比で95%以上の粒子の粒子径は、100μm以下であることを特徴とする、全固体電池。
  2. 請求項1に記載の全固体電池であって、
    前記負極電極層の嵩密度は、1.30g/cm3以上であることを特徴とする、全固体電池。
  3. 正極電極層と、負極電極層と、前記正極電極層と前記負極電極層との間に位置する固体電解質層とを備える全固体電池の製造方法であって、
    (a)正極活物質を含有させて前記正極電極層を形成する工程と、
    (b)負極活物質を含有させて前記負極電極層を形成する工程と、
    (c)酸化物系固体電解質材料を用いて前記固体電解質層を形成する工程と
    を備え、
    前記工程(b)は、前記負極活物質として、リチウム−アルミニウム合金を用いるとともに、前記負極電極層に対して、さらに、硫化物系固体電解質材料を含有させる工程を含み、
    前記工程(b)において前記負極電極層に含有されるリチウム−アルミニウム合金の粒子のうち、質量比で95%以上の粒子の粒子径は、100μm以下であることを特徴とする、全固体電池の製造方法。
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