JP6061166B1 - 冷却衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】風発生装置のモータへの負担を軽減し、効率よく身体を冷却することができる冷却衣服を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の冷却衣服1は、空気取込口と、内側に冷却風を送出する空気送出口とを有し、取付け孔に装着される風発生装置2を備える。そして、この冷却衣服は、風発生装置2よりも上側にボックスプリーツ4を備え、空気送出口から冷却風が送出されたときに、ボックスプリーツ4が外側に拡がる。【選択図】図1

Description

本発明は、使用者の身体を効率的に冷却する冷却衣服に関するものである。
鉄工所や夏の屋外の工事現場のような、高温環境下で作業する場合、体温の上昇を抑制することが必要となる。
しかし、このような環境では、安全性や機能性の面から、生地が厚い衣服が着用されている。高温環境下で長時間の作業を行う場合、体外に熱を充分に放出することができないため、過度の体温上昇を引き起こして熱中症に陥るおそれがある。
このような環境で作業する時に着用する衣服として、従来から、冷却衣服が使用されている。例えば、ファンによって風を発生させる平行風発生装置(風発生装置)を備えた冷却衣服が提案されている(特許文献1)。この平行風発生装置は、衣服の表面よりも内側に取り付けられており、空気を取り込む方向に形成されている底部と取り込んだ空気を排出する空気送出口(平行風送出部)が形成されている側部とからなる内部ファンガードを有している。平行風発生装置は、取り込んだ空気を底部に衝突させ、空気送出口から略側面方向に空気(以下、冷却風と記す。)を送出する。そのため、平行風発生装置は、外部の空気を取り込み、冷却衣服と下着又は体との間に平行な冷却風の流れを発生させることができる。また、内部ファンガードにおいて、空気送出口は同じ大きさで等間隔に形成されているため、平行風発生装置は、その周囲に同量(同じ風速)の空気を均一に排出する。
このように、冷却衣服と下着等の間に平行な冷却風が流れることで、汗の蒸発による人体の生理的冷却機能の有効範囲を大幅に拡大される。そのため、冷却衣服を着用することで、高温環境下であっても、過度な体温上昇を防止することができる。
特許第4329118号公報
冷却衣服においては、冷却衣服の内部に取り込んだ冷却風を冷却衣服の襟元や袖口の隙間から外部に流出させることで、内部の冷却風の循環を向上させ、体温が上昇することを抑制する。
しかし、着用者の体勢や冷却衣服の使用の態様によって、袖口や襟元の隙間が閉じられ、冷却風が冷却衣服の内部に一時的に滞留する。そうすると、冷却衣服の内部が加圧状態となるため、モータへの負担が大きくなり、結果としてモータの温度が上昇する。モータの温度が上昇すると、外部の空気よりも高い温度の冷却風が冷却衣服の内部に送出されるため、冷却衣服が身体を冷却する機能を低下させるおそれがある。
また、着用者が、例えば屋外で作業する場合、冷却衣服の生地が熱を吸収し、その生地の温度が上昇する。そのため、冷却風は、汗の蒸発による人体の生理的冷却機能を向上させるだけではなく、冷却衣服の生地に吸収された熱を取り除く、つまり、冷却衣服自体の温度を低下させることが望まれている。
さらに、冷却衣服において、冷却衣服の内部に送出された冷却風は、効率よく冷却衣服の外部に流出されることが望ましい。
しかし、特許文献1の冷却衣服では、平行風発生装置の周囲に均一に冷却風が送出されるため、冷却衣服の下方向に流れる冷却風は裾にぶつかり、外部に排出されず、滞留してしまう。そのため、冷却風を効率的に利用することができない問題がある。
身体に対して平行な冷却風の流れを発生させた場合、冷却風の流れは身体の表面に境界層を形成することが知られている。この境界層が形成されると、身体の表面を流れる冷却風の風速が著しく低下し、冷却風と身体との間で効率よく熱交換することができない。
そこで、本発明は、風発生装置のモータへの負担を軽減し、効率よく身体を冷却することができる冷却衣服を提供することを目的とする。
本発明の冷却衣服では、空気取込口と、内側に冷却風を送出する空気送出口とを有する風発生手段が、取付け孔に装着される。そして、冷却衣服は、空気送出口から送出された冷却風によって外側に拡がり、かつ風発生手段よりも上側に形成された折り畳み部を備え、風発生手段は取付け孔に対して、斜め下方向に5°〜35°傾斜して装着され、風発生手段を作動させたときに、風発生手段の斜め下方向から空気取込口を介して空気が取り込まれ、風発生手段の斜め上方向に空気送出口を介して、使用者に向けて冷却風が送出されることを特徴とする。
本発明の冷却衣服は、風発生手段が取付け孔に回転可能に取り付けられ、風発生手段を回転させたときに、空気取込口を介して取り込まれる空気の方向が変更されると共に、空気送出口を介して送出される冷却風の方向が変更されることを特徴とする。
本発明の冷却衣服は、折り畳み部がボックスプリーツであり、このボックスプリーツは、着丈方向に形成されていることを特徴とする。
本発明の冷却衣服は、風発生装置が腰部に設けられ、折り畳み部が少なくとも背中部又は襟部に形成されていることを特徴とする。
本発明の冷却衣服は、着脱可能な袖部を備えていることを特徴とする。
さらに、本発明の冷却衣服は、両側の肩部分にパッドが備えられていることを特徴とする。
本発明の冷却衣服は、風発生手段よりも上側に折り畳み部を備え、冷却風が冷却衣服の内部の上方向に送出され、外部に排出されづらい場合、折り畳み部が外側に拡がる。そのため、冷却風が外部に排出されづらい場合、冷却衣服の内部が加圧状態となり、冷却衣服の内部に冷却風が貯留される領域が形成される。そうすると、冷却風が貯留される領域が形成されない場合と比べ、冷却衣服の内部の加圧状態が緩和される。そのため、風発生手段のモータへの負担を軽減でき、モータから発生する熱量が低減され、冷却風の温度が上昇することを防止できる。
さらに、貯留された冷却風は、冷却衣服を構成する生地の熱と熱交換し、その熱を外部に排出する。そのため、汗を蒸発させる機能に加え、冷却衣服の生地の温度も低下させることができ、さらに効率よく身体を冷却することができる。
また、本発明の冷却衣服では、風発生手段を、取付け孔に対して斜め下方向に5°〜35°傾斜させて装着することで、風発生手段の斜め下方向から空気取込口を介して空気が取り込まれ、風発生手段の斜め上方向に空気送出口を介して、使用者に向けて冷却風を送出することができる。そうすると、冷却衣服の上方向、つまり襟元や袖口に向けて多量の冷却風を流すことができるため、風発生手段よりも下側に滞留する冷却風を減少させることができることに加え、冷却風は、境界層を形成せず、直接身体または下着に接しながら流れるため、冷却風と身体は熱交換をしやすくなり、効率よく身体を冷却することができる。
本発明の冷却衣服において、折り畳み部をボックスプリーツとして形成し、このボックスプリーツは着丈方向に形成されている。このボックスプリーツにより、襟元や袖口に冷却風を誘導することができ、冷却風を円滑に外部に排出できる。そうすると、冷却風が排出される循環が良くなり、身体を効率よく冷却できる。
また、ボックスプリーツとして形成することで、外側に拡がらない場合でも、冷却衣服の外観を損ねることなく、意匠性を維持できる。
本発明の冷却衣服は、着脱可能な袖部を取り付けることができる。そのため、冷却衣服は、半袖又は長袖として使用できる。さらに、本発明の冷却衣服、両肩部分にパッドを取り付けることができる。パッドを設けることで、作業者が肩に部材を載せて作業する場合、肩部分へかかる負担を軽減できる。
本発明の実施形態に係る冷却衣服の背面図である。 本発明の実施形態に係る冷却衣服を着用した状態における、風発生手段の断面図である。 本発明の実施形態に係る冷却衣服の風発生手段から送出される冷却風の流れを説明するための図である。 本発明の実施形態に係る冷却衣服の背中部分に設けた折り畳み部の拡がりを説明するための図である(図1中のA-A断面図)。 本発明の実施形態に係る冷却衣服の襟部分に設けた折り畳み部の拡がりを説明するための図である(図1中のB-B断面図)。 本発明の実施形態の変形例1に係る冷却衣服の内部における冷却風の流れを説明するための図である。 本発明の実施形態の変形例1に係る冷却衣服の内部における冷却風の流れを説明するための図である。 本発明の実施形態の変形例2に係る任意の角度に設定可能な形状の風発生手段の断面図である。
本実施形態に係る冷却衣服1を、図1〜図5を参照し、説明する。
冷却衣服1は、図1に示すように、取付け孔3に装着される風発生手段としての風発生装置2と、風発生装置2よりも上側に折り畳み部としてのボックスプリーツ4を備えている。また、冷却衣服1は、着脱可能である袖部7と、両肩部分にパッド8を備えている。
この冷却衣服1は、使用者が直接着用し、または下着を着用した上から着用する。本実施形態では、使用者が冷却衣服1を直接着用した場合について説明する。
なお、図面上、裾口幅の方向を幅方向X、幅方向Xと直交する着丈方向を高さ方向Yとする。
[ボックスプリーツ4]
本実施形態の冷却衣服1において、風発生装置2(取付け孔3)よりも上側にボックスプリーツ4が設けられていることが、大きな特徴部分である。
ボックスプリーツ4は、胴体の背中部から肩部にかけて形成された一対の背中ボックスプリーツ5、および胴体の肩部から襟部にかけて形成された一対の襟ボックスプリーツ6からなる。
このボックスプリーツ4は、ヒダ山が幅方向Xの外側に折られ、裏のヒダ山の折り目が突合せになっている。
背中ボックスプリーツ5は、腰部分から肩部分にかけて形成されている。
背中ボックスプリーツ5は、幅方向Xにおいて、取付け孔3よりも内側に形成されている。ここで、冷却衣服1を幅方向Xに2等分する線を中心線Lとすると、背中ボックスプリーツ5は、中心線Lを軸として、対称に形成されている。この背中ボックスプリーツ5は、高さ方向Yに、直線状に形成され、互いに略平行に形成されている。
この背中ボックスプリーツ5の上端は、上側縫合部22によって縫合され、一方、下端は下側縫合部23によって縫合されている。この上側縫合部22および下側縫合部23は、幅方向Xにそれぞれ形成されている。
また、背中ボックスプリーツ5の幅方向Xの長さL1は、3cmに設計されている。この長さL1は、3cmに限定されず、外観上の点から2cmから5cmが好ましい。
さらに、背中ボックスプリーツ5は、後述する領域A1の体積が1000cm3から3000cm3の範囲となるように形成されている。なお、服のサイズや用途等に応じて、上記の体積を変更することができる。
襟ボックスプリーツ6は、肩部から襟元にかけて形成されている。この襟ボックスプリーツ6は、幅方向Xにおいて、背中ボックスプリーツ5よりも内側に形成され、中心線Lを軸として、対称に形成されている。そして、襟ボックスプリーツ6は、高さ方向Yに、直線状に形成され、互いに略平行に形成されている。
襟ボックスプリーツ6の下端は、上側縫合部22によって縫合されている。
また、襟ボックスプリーツ6の幅方向Xの長さL2は、1.5cmに設計されている。この長さL2は、1.5cmに限定されず、外観上の点から1cmから3cmが好ましい。
さらに、襟ボックスプリーツ6は、後述する領域A2の体積が250cm3から750cm3の範囲となるように形成されている。なお、服のサイズや用途等に応じて、上記の体積を変更することができる。
袖部7は、接続部24によって、冷却衣服1に着脱可能に設けられている。この接続部24には、例えば、チャック(ジッパー)を使用することができる。
パッド8は、冷却衣服1の両肩部分に1つずつ設けられている。パッド8には、クッション性の高い材料を使用する。
[風発生装置2]
風発生装置2は、冷却衣服1の胴体の腰部に形成された取付け孔3に装着されている。
この取付け孔3は、中心線Lを軸として、幅方向Xに対称に形成されている。そのため、風発生装置2は、中心線Lを対称軸として、幅方向Xに1つずつ設けられている。
この風発生装置2は、図2に示すように、冷却衣服1の外部から空気を取り込むための空気取込口11と、冷却衣服1の内部に冷却風を送出するための空気送出口12と、空気取込口11が形成されている外側ファンガード13と、空気送出口12が形成されている内側ファンガード14と、冷却衣服1の外部の空気を取込み、冷却衣服1の内部に冷却風を送出する軸流ファン15、軸流ファン15を駆動させ、使用者の身体9の側で軸流ファン15を支持するモータ16と、モータ16を覆うキャップ17とを備えている。
この風発生装置2は、環状の固定リング18を使用し、取付け孔3に対して、斜め下方向に所定の角度だけ傾斜させて、取付け孔3に装着されている。そのため、風発生装置2は、その上端部25が外側に突出し、かつその下端部26が冷却衣服1の内側に配置されている。なお、所定の角度については、後述する。
外側ファンガード13は、有底円筒状を有し、その側面が内側ファンガード14に嵌め合わされる。外側ファンガード13の前面には、空気取込口11が複数形成されている。内側ファンガード14は、ドーム型のカバー部20と円環部21を有する有底円筒状をしている。また、内側ファンガード14の側面には、フランジ19が、内側ファンガード14と一体として形成されている。このフランジ19は、円環部21に対して斜めに形成されている。カバー部20には、空気送出口12が複数形成されている。この空気送出口12は、空気取込口11の位置と対向する位置に形成されている。
風発生装置2を、取付け孔3に対して斜め下方向に所定の角度だけ傾斜させて装着することで、空気取込口11は取付け孔3に対して斜め下方向に所定の角度だけ傾斜している。そのため、風発生装置2は、軸流ファン15を回転させることで、斜め下方向から外部の空気を取り込み、その空気は軸流ファン15の軸方向に沿って斜め上方向に移動し、空気送出口12から身体9に向けて冷却風として送出される。
次に、風発生装置2を取付け孔3に対して装着する角度について説明する。
使用者が冷却衣服1を着用すると、冷却衣服1と身体9の間に形成される流路30が形成され、風発生装置2を稼働させると、風発生装置2から送出された冷却風は、流路30を移動し、襟元および袖口の隙間から外部に流出される。
そのため、風発生装置2から送出された冷却風を襟元や袖口に効率的に流すことで、効率的に身体9を効率的に冷却される。
本実施形態では、風発生装置2の取付け孔3に対する設置角度を変化させ、図2に示すように、所定の地点での風速を測定した。
軸流ファン16の中心と対象物が垂直に交差する点をA点とし、A点から図2の上側に150mm離れた地点をB点、A点から下側に150mm離れた地点をC点とし、風発生装置2(空気取込口11)の設置角度と、B点およびC点での風速の関係を調べた。風速測定は、風発生装置2の設置角度を5°毎に変更して行った(表1)。また、比較例として、風発生装置2を対象物に対し傾斜させずに、かつ、カバー部20の先端部分を対象物に接するように配置し、対象物に対して平行に送風した場合のB点およびC点の風速を測定した。比較例の風発生装置2は、カバー部20の風が取り込まれる正面には、空気送出口12が設けられていない構造となっている。なお、符号Fは、空気の流れを示している。
風発生装置2の設置角度を大きくするにしたがい、B点における風速が大きくなり、それに伴い、C点での風速が小さくなる。設置角度が35°より大きくなると、B点およびC点での風速は、設置角度35°の場合の風速とほぼ変わらなくなることが分かった。この結果から、設置角度が5ー〜35ーの範囲でB点およびC点における風速に優位差をつけることができることが分かった。また、比較例の測定結果と比べると、風発生装置2を設置する角度を変化させた場合の方が、B点において風速が大きくなることが分かった。例えば、風発生装置2の設置角度が20ーの場合、比較例の場合と比べて、B点の風速は約1.5倍となった。
次に、冷却衣服1の作用効果について、説明する。
冷却衣服1を着用した使用者が作業する際、襟元や袖口に隙間が形成され、冷却風が円滑に外部に排出される場合と、襟元や袖口の隙間が塞がれ、冷却風が円滑に外部に排出されない場合がある。使用者は、様々な体勢で作業等をするため、隙間が形成されたり、隙間が塞がれることが繰り返される。
初めに、襟元や袖口に隙間が形成される場合の冷却衣服1の効果について説明する。
使用者が冷却衣服1を着用し、風発生装置2のスイッチ(図示しない)をONにするとモータ15が駆動し、軸流ファン16が回転し始め、外部の空気は、図3に示すように、風発生装置2の斜め下方向から空気取込口11を介して、風発生装置2の内部に取り込まれる(空気の流れF)。取り込まれた空気は、軸流ファン16に沿って移動し、空気送出口12を介して、風発生装置2の斜め上方向の流路30に送出される(空気の流れF1)。
つまり、外部の空気は、風発生装置2の斜め下方向から空気取込口11を介して取り込まれ、風発生装置2の上方向に空気送出口12から身体9に向けて送出される。そのため、流路30の上方向、つまり襟元や袖口の方向に多量の冷却風が流れる。
この冷却風は、身体9に衝突し、身体9に接しながら上方向に流れ、襟元および袖口から冷却衣服1の外部に流出する(空気の流れF2)。
流路30を流れる冷却風は、身体9と熱交換をし、冷却衣服1の外部に流出されるため、身体9を冷却することができる。この冷却衣服1では、風発生装置2よりも上側に多量の冷却風を送風し、結果として、襟元や袖口に多量の冷却風を流し、外部に排出することができるため、身体9を効率よく冷却することができる。
また、風発生装置2から送出された冷却風は、直接身体9に衝突するため、境界層は形成せず、身体9に直接触れながら流路30を流れる。空気が直接身体9に触れることで、身体9と熱交換をしやすくなり、身体9を効率よく冷却することができる。
本実施形態に係る冷却衣服1は、襟元や袖口の方向に多量の冷却風を流すことができるため、空気送出口12からその周方向に均一に冷却風が送出される場合と比べて、風発生装置2よりも下側に滞留する冷却風を減少させることができる。そうすると、冷却衣服1の内部の滞留している冷却風を排出させるための余分な冷却風を送出しなくて済むため、モータ7の負担を低減できる。
また、風発生装置2は、空気取込口11を冷却衣服1の斜め下方向に向けて取り付けられ、モータ7が作動している間も冷却衣服1の斜め下方向に向いている。したがって、冷却衣服1は、未使用時と使用時によって、外観が変化しないため、意匠性を維持することができる。
さらに、風発生装置2は、冷却衣服1に対し斜め下向きに装着されているため、軸流ファン6の重力と軸流ファン16が回転したときに生じる推力が、常にモータ7の軸を引き抜く方向に作用する(図2)。そのため、風発生装置2の作動時に、モータ軸の摩擦音やモータ本体が近接する部材に衝突することで生じる衝突音を防止することができる。
本実施形態の風発生装置2は、カバー部20において、空気を取り込んだ正面の位置に空気送出口12が形成されているため、カバー部20に空気送出口12を設けていない場合と比べて、カバー部20に衝突する空気の量を減少させることができ、冷却風を流路30に向けて、円滑に送出することができる。そのため、空気がカバー部20に衝突することによって生じる風切り音を低減させることができる。
さらに、風発生装置2は、その上端部25が外側に突出し、かつその下端部26が冷却衣服1の内側に配置され、冷却衣服1に対して下向きに装着されているため、風発生装置2の重心の位置が冷却衣服1の表面に近づき、風発生装置2が冷却衣服1に対して上方向を向く力が小さくなる。そのため、風発生装置2が、斜め下向きに装着されている状態を確実に維持することができる。
また、空気送出口12は、空気取込口11に対向する位置に形成されているため、取り込まれた空気を空気取込口11から空気送出口12に一直線に流すことができ、風発生装置2の効率を低下させることなく冷却風を送出できる。
風発生装置2から送出された冷却風の大部分は、高さ方向Yに移動し、襟元や袖口から外部に排出される。
高さ方向Yに形成されているボックスプリーツ4は、流路30が加圧状態になっていない場合でも、若干外側に拡がる。
そのため、ボックスプリーツ4よりも下側から送出される冷却風は、ボックスプリーツ4に沿って移動する。そうすると、冷却風は、高さ方向Yの上方向に誘導され、円滑に襟元や袖口に移動し、外部に排出される。したがって、高さ方向Yにボックスプリーツ4が形成されていることで、効率よく身体9を冷却することができる。
また、ボックスプリーツ4は、生地が折り畳まれた構造を有している。そのため、冷却衣服1は、ボックスプリーツ4を設けないものと比較し、表面積が大きくなる。そうすると、ボックスプリーツ4が外側に拡がっていない状態で、冷却風が流路30を流れる場合でも、ボックスプリーツ4から冷却衣服1の内部の熱が外部に放出される。
したがって、身体9の熱を、ボックスプリーツ4を介して、冷却衣服1の外部に放出でき、身体9を効率的に冷却できる。
次に、襟元や袖口の隙間が塞がれた場合の冷却衣服1の効果について、図4および図5を参照して、説明する。
図4は、襟元や袖口の隙間が塞がれ、冷却衣服1の流路30が加圧状態になった場合における、図1中の冷却衣服1の背中ボックスプリーツ4の断面図(A−A断面図)であり、図5は、冷却衣服1の流路30が加圧状態になった場合における、図1中の冷却衣服1の襟ボックスプリーツ6の断面図(B−B断面図)である。なお、図4および図5中の長二点鎖線は、加圧状態になる前の状態をそれぞれ示している。
襟元や袖口の隙間が塞がれた場合、2つの背中ボックスプリーツ5は、図4に示したように、外側に拡がる。そうすると、流路30が拡がり、領域A1が形成される。さらに、2つの襟ボックスプリーツ6は、図5に示したように、外側に拡がり領域A2が形成される。
そうすると、冷却衣服1において、領域A1や領域A2の分だけ、冷却風が貯留される流路30の体積が増加する。
そのため、冷却衣服1に領域A1や領域A2が形成されない場合と比べて、冷却衣服1の内部(流路30)の加圧状態を緩和できるため、流路30に冷却風を送出する軸流ファン15を稼働させるモータ16の負担を軽減できる。風発生装置2には、充電式のものを使用する場合が多いため、モータ16の浪費を防止することで、領域A1や領域A2が形成されない場合よりも長い時間、風発生装置2を稼働させることができる。
また、モータ16の負担が軽減されると、モータ16から発生する熱量が少なくなる。そうすると、風発生装置2から冷却衣服1の内部に送出される冷却風が、モータ16の周辺を通過するときに、その冷却風の温度が上昇することを防止することができる。
使用者が、例えば、夏の屋外のような、高温環境下で作業する場合、冷却衣服1の生地は、熱を吸収する。
ボックスプリーツ4が拡がることで形成される領域A1や領域A2に滞留した冷却風の中でも、生地の周辺に貯留された冷却風は、生地と熱交換する。
その後、襟元や袖口の隙間が形成され、冷却風が排出されるときに、冷却衣服1の生地の熱が冷却風によって外部に放出され、冷却衣服1の温度を下げることができる。
冷却衣服1の温度が下がると、冷却衣服1の内部の温度が下がり、使用者の身体9の体温の上昇を抑制できる。
また、本実施形態に係る冷却衣服1は、着脱可能な袖部7を備えている。そのため、冷却衣服1を長袖又は半袖として使用できる。
また、冷却衣服1は、両肩部分にパッド8を備えている。そのため、例えば、肩部分に部材を担ぎ作業する場合に、パッド8がクッションの働きをし、部材から肩にかかる負担を軽減できる。
次に、本実施形態の変形例に係る冷却衣服1を、図6〜図8を参照して説明する。
本実施形態の変形例に係る冷却衣服1は、風発生装置2が取付け孔3に回転可能に取り付けられ、風発生装置2を回転させたときに、空気取込口11を介して取り込まれる空気の方向が変更されると供に、空気送出口12を介して送風される冷却風の方向が変更される。
変形例に係る冷却衣服1の構成は、風発生装置2の構成以外は同じ構成とし、同じ構成については、説明を省略する。
[変形例1]
本変形例に係る冷却衣服1の風発生装置2は、取付け孔3に装着した後、取付け孔3の周方向に回転させることができる。
風発生装置2を取付け孔3の周方向へ回転させる場合、風発生装置2全体を回転させるため、風発生装置2の上端部25や空気取込口11等も所定の方向に回転する。そのため、空気取込口11を傾斜させる角度を自由に変更することができる。そうすると、空気取込口11を介して取り込まれる空気の方向が変更されると供に、空気送出口12を介して送風される冷却風の方向が変更される。
また、身体9の全体をむらなく冷却するには、風発生装置2の取付け孔3に対する回転角度は、0ー〜45ーとすることが好ましい。
例えば、図6に示すように、各風発生装置2を外側(右側の風発生装置2は右回り、左側の風発生装置2は左回り)に所定の角度だけ回転させ装着させた場合、風発生装置2から送出される冷却風の大部分が、冷却衣服1の脇の下を通過して(空気の流れF1)、身体9の表面に回りこみ(空気の流れF2)、襟元および袖口から流出される(空気の流れF3)。そうすると、身体9全体を包み込むように冷却し、空気の流れF3に示すように、襟元から排出されるため、使用者の顔も冷却することができる。
一方、図7に示すように、各風発生装置2を内側(右側の風発生装置2は左回り、左側の風発生装置2は右回り)に所定の角度だけ回転させ装着させた場合、風発生装置2から送出される空気の大部分が背中の中央付近を通過し(空気の流れF1)、襟元や袖口から冷却衣服1の外部に流出される(空気の流れF2)。そのため、身体9の背中部分が重点的に冷却し、襟元から流出した空気は後頭部を冷却することができる。
また、風発生装置2を回転させ、背中ボックスプリーツ4に向けて、多くの冷却風を送出することで、より円滑に冷却風を外部に排出できる。
このように、送風される空気の方向が変更されると、流路30の冷却風の流れる方向や流れる経路が変更されるため、冷却風の流れる方向を自在に選択でき、身体9の冷却したい部位を選択的に冷却することができ、さらに身体9を効率的に冷却できる。
[変形例2]
次に、本実施形態の変形例2について説明する。
風発生装置2のフランジ19と内側ファンガード14は、図8に示すように、別個の部材で構成され、この内側ファンガード14の円環部21の外周は球面を有している。そのため、円環部21とフランジ19は、球面で接触し、風発生装置2(空気取込口11)の下向きの角度を5〜35°の範囲で任意の角度に設定することができる。さらに、風発生装置2は、上下方向の角度だけでなく、左側または右側にも回転することができる。
風発生装置2を左側または右側に回転させると、空気取込口11を介して取り込まれる空気の方向が変更されると供に、空気送出口12を介して送出される冷却風の方向が変更される。そのため、冷却風の流れる方向を自在に選択できる。
したがって、本実施形態の変形例1のように、風発生装置2全体を円周方向に回転させなくとも、身体9の冷却したい部位を選択的に冷却することができる。
以上、本実施形態について説明したが、これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
本実施形態では、斜め上方向に冷却風を送出する風発生手段2を使用したが、風発生手段を取付け孔3に対して垂直(傾斜角度0ー)に取り付けた場合でも、本実施形態で述べた効果と同様な効果が生じる。
また、本実施形態では、折り畳み部をボックスプリーツとして形成したが、冷却衣服1の内部が加圧されたときに、拡がりの幅を確保でき、冷却風を貯留する領域が形成される形態であれば、ボックスプリーツに限定されず、例えば、サイドプリーツ、シングルプリーツ、ダブルプリーツ、アコーディオンプリーツ、インバーテッドプリーツ、マジョリカを採用することができる。
ボックスプリーツ4を形成する数は、限定されず、冷却風が貯留される体積を確保することができればよい。さらに、ボックスプリーツ4は、幅方向Xに設けたり、斜め方向に設けることによっても、冷却風を貯留する体積を確保できる。
1 冷却衣服
2 風発生装置(風発生手段)
3 取付け孔
4 ボックスプリーツ(折り畳み部)
5 背中ボックスプリーツ
6 襟ボックスプリーツ
7 袖部
8 パッド
9 身体
11 空気取込口
12 空気送出口
13 外側ファンガード
14 内側ファンガード
15 軸流ファン
16 モータ
17 キャップ
18 固定リング
19 フランジ
20 カバー部
21 円環部
22 上側縫合部
23 下側縫合部
24 接続部
25 上端部
26 下端部
30 流路
F 空気の流れ
F1〜F3 空気の流れ

Claims (6)

  1. 空気取込口と、内側に冷却風を送出する空気送出口とを有する風発生手段が、取付け孔に装着される冷却衣服において、
    前記空気送出口から送出された冷却風によって外側に拡がり、前記風発生手段よりも上側に形成された折り畳み部を備え
    前記風発生手段は、前記取付け孔に対して、斜め下方向に5°〜35°傾斜して装着され、
    前記風発生手段を作動させたときに、前記風発生手段の斜め下方向から前記空気取込口を介して空気が取り込まれ、前記風発生手段の斜め上方向に前記空気送出口を介して、使用者に向けて冷却風が送出される、
    ことを特徴とする冷却衣服。
  2. 前記風発生手段が前記取付け孔に回転可能に取り付けられ、
    前記風発生手段を回転させたときに、
    前記空気取込口を介して取り込まれる前記空気の方向が変更されると共に、
    前記空気送出口を介して送出される前記冷却風の方向が変更される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷却衣服。
  3. 前記折り畳み部が、ボックスプリーツであり、
    このボックスプリーツは、着丈方向に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷却衣服。
  4. 前記風発生手段は、腰部に設けられ、
    前記折り畳み部が、少なくとも背中部又は襟部に形成された、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の冷却衣服。
  5. 着脱可能な袖部を備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の冷却衣服。
  6. 両側の肩部分に、パッドが備えられている、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の冷却衣服。
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