JP2020169425A - 送風路付被服 - Google Patents

送風路付被服 Download PDF

Info

Publication number
JP2020169425A
JP2020169425A JP2019072635A JP2019072635A JP2020169425A JP 2020169425 A JP2020169425 A JP 2020169425A JP 2019072635 A JP2019072635 A JP 2019072635A JP 2019072635 A JP2019072635 A JP 2019072635A JP 2020169425 A JP2020169425 A JP 2020169425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth portion
garment
air passage
surplus
clothing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019072635A
Other languages
English (en)
Inventor
剛志 杉原
Takeshi Sugihara
剛志 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurodaruma Co Ltd
Original Assignee
Kurodaruma Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurodaruma Co Ltd filed Critical Kurodaruma Co Ltd
Priority to JP2019072635A priority Critical patent/JP2020169425A/ja
Publication of JP2020169425A publication Critical patent/JP2020169425A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、背中の冷却に寄与する外気を襟から排気するように促すことができる送風路付被服を提供する。【解決手段】 前身頃2と後身頃3から構成され、外気4を被服1の内側に取り入れる冷却ファン5を被服1の下部に有する送風路付被服1であって、後身頃3は、襟6の下方から裾7の方向に、所定の距離をおいて一対の余剰部8,9が形成され、冷却ファン5により被服1の内側に外気4を取り入れると、一対の余剰部8,9の間を外気4が流通する通気路10が形成されることを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明は、外気を被服の内側に取り入れる冷却ファンを被服の下部に有する送風路付被服に関するものである。
特許文献1には、外気を被服の内側に取り入れる冷却ファンを被服の下部に有する送風路付被服が提案されている。冷却ファンにより被服の内側に取り入れられた外気は、袖口や襟から排気される。
特開2018−141259号公報
しかしながら、特許文献1では、冷却ファンにより被服の内側に取り入れられた外気は、被服と背中との間に形成された空間を通って袖口や襟から排気されるが、袖口から排気される外気は、腕の冷却には寄与するものの背中の冷却にはあまり寄与しない。このため背中の冷却に寄与する外気を襟から排気するように促す必要があった。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、背中の冷却に寄与する外気を襟から排気するように促すことができる送風路付被服を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係る送風路付被服の代表的な構成は、前身頃と後身頃から構成され、外気を被服の内側に取り入れる冷却ファンを前記被服の下部に有する送風路付被服であって、前記後身頃は、襟の下方から裾の方向に、所定の距離をおいて一対の余剰部が形成され、前記冷却ファンにより前記被服の内側に外気を取り入れると、前記一対の余剰部の間を外気が流通する通気路が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、背中の冷却に寄与する外気を襟から排気するように促すことができる。
(a)は、本発明に係る送風路付被服の正面図である。(b)は、本発明に係る送風路付被服の背面図である。 後身頃の内側に設けられた余剰部とブリッジ片とを示す図である。 一対の余剰部の間に形成された通気路を流通した外気が襟から排気される様子を示す図である。
図により本発明に係る送風路付被服の一実施形態を具体的に説明する。
図1〜図3に示す送風路付被服1は、前身頃2と後身頃3とから構成され、外気4を被服1の内側に取り入れる冷却ファン5が被服1の下部の裾布部16に取り付けられている。裾布部16の下端部にはギャザ19が設けられている。
後身頃3は、襟6の下方から裾7の方向に、所定の距離をおいて一対の余剰部8,9が形成され、冷却ファン5により被服1の内側に外気4を取り入れると、一対の余剰部8,9の間を外気4が流通する通気路10が形成される。尚、余剰部8,9とは、被服1を平らに折り畳んだときに後身頃3が余って重なる部分をいう。
後身頃3は、中布部11と、中布部11の両側に配置される左肩布部12と、右肩布部13とから構成され、中布部11と左肩布部12との縫合部14に第1の余剰部8が形成され、中布部11と右肩布部13との縫合部15に第2の余剰部9が形成される。
第1の余剰部8は、中布部11または左肩布部12のうちの少なくとも一方が他方よりも肩幅方向に張り出して形成されている。また、第2の余剰部9は、中布部11または右肩布部13のうちの少なくとも一方が他方よりも肩幅方向に張り出して形成されている。
即ち、第1の余剰部8は、中布部11と左肩布部12との間に通気路10を形成するためのゆとりができるように、中布部11が左肩布部12よりも肩幅方向に張り出して形成されるか、左肩布部12が中布部11よりも肩幅方向に張り出して形成される。同様に、第2の余剰部9は、中布部11と右肩布部13との間に通気路10を形成するためのゆとりができるように、中布部11が右肩布部13よりも肩幅方向に張り出して形成されるか、右肩布部13が中布部11よりも肩幅方向に張り出して形成される。
なお、余剰部8,9は、蛇腹状のプリーツのような幅方向に伸縮可能な生地により形成してもよい。この場合、余剰部8,9は、折り畳んだ際に平らに治めることができ、収納に好適な送風路付被服1とすることができる。
後身頃3は、中布部11と左肩布部12と右肩布部13と、さらに、それらの下方に設けられる裾布部16から構成される。裾布部16に冷却ファン5が取り付けられている。
図2に示すように、後身頃3の内側には、左肩布部12と右肩布部13とを引き寄せるブリッジ片17が設けられている。ブリッジ片17は、可撓性を有する。ブリッジ片17は、並行する上下の帯体17a,17bの間にメッシュ布17cを掛け渡してなる。ブリッジ片17は取付部分の中布部11の幅より短く、両側の左肩布部12と右肩布部13とを引き寄せて、この間に通気路10の形成を補助する。
また、装着者が運動し、上下の帯体17a、17b間でブリッジ片17がねじれたとしても、両者間のメッシュ布17cが容易にそのねじれに追従して、装着者の運動を阻害しない。
冷却ファン5により送風路付被服1の内側へ外気4が流入し、送風路付被服1内の気圧が高くなると、中布部11とその両側の左肩布部12及び右肩布部13との間に形成された余剰部8,9が展開して、余剰部8,9の間を外気4が流通する通気路10が形成される。冷却ファン5により送風路付被服1の内側へ取り入れられた外気4は、この通気路10を通って襟6に向かい、首18の周りから排気されて、送風路付被服1内を冷却する。これにより背中の冷却に寄与する外気4を襟6から排気するように促すことができる。
本発明の活用例として、外気を被服の内側に取り入れる冷却ファンを被服の下部に有する送風路付被服に適用できる。
1…送風路付被服
2…前身頃
3…後身頃
4…外気
5…冷却ファン
6…襟
7…裾
8…第1の余剰部
9…第2の余剰部
10…通気路
11…中布部
12…左肩布部
13…右肩布部
14…縫合部
15…縫合部
16…裾布部
17…ブリッジ片
17a,17b…帯体
17c…メッシュ布
18…首
19…ギャザ

Claims (7)

  1. 前身頃と後身頃から構成され、外気を被服の内側に取り入れる冷却ファンを前記被服の下部に有する送風路付被服であって、
    前記後身頃は、襟の下方から裾の方向に、所定の距離をおいて一対の余剰部が形成され、
    前記冷却ファンにより前記被服の内側に外気を取り入れると、前記一対の余剰部の間を外気が流通する通気路が形成されることを特徴とする送風路付被服。
  2. 前記後身頃は、中布部と、前記中布部の両側に配置される左肩布部と、右肩布部とを有して構成され、
    前記中布部と前記左肩布部との縫合部に第1の前記余剰部が形成され、
    前記中布部と前記右肩布部との縫合部に第2の前記余剰部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の送風路付被服。
  3. 前記第1の前記余剰部は、前記中布部または前記左肩布部のうちの少なくとも一方が他方よりも肩幅方向に張り出して形成されており、
    前記第2の前記余剰部は、前記中布部または前記右肩布部のうちの少なくとも一方が他方よりも肩幅方向に張り出して形成されていることを特徴とする請求項2に記載の送風路付被服。
  4. 前記後身頃は、前記中布部と前記左肩布部と前記右肩布部と、さらに、それらの下方に設けられる裾布部から構成されることを特徴とする請求項2〜3のいずれか1項に記載の送風路付被服。
  5. 前記余剰部は、幅方向に伸縮可能なプリーツによって形成されることを特徴とする請求項1記載の送風路付被服。
  6. 前記後身頃の内側には、前記左肩布部と前記右肩布部とを引き寄せるブリッジ片を有することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の送風路付被服。
  7. 前記ブリッジ片は、並行する上下の帯体の間に可撓性を有するメッシュ布を掛け渡してなることを特徴とする請求項6に記載の送風路付被服。
JP2019072635A 2019-04-05 2019-04-05 送風路付被服 Pending JP2020169425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019072635A JP2020169425A (ja) 2019-04-05 2019-04-05 送風路付被服

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019072635A JP2020169425A (ja) 2019-04-05 2019-04-05 送風路付被服

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020169425A true JP2020169425A (ja) 2020-10-15

Family

ID=72746576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019072635A Pending JP2020169425A (ja) 2019-04-05 2019-04-05 送風路付被服

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020169425A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023128841A (ja) * 2022-03-04 2023-09-14 株式会社ナカヒロ ファン装着可能な衣服、ファン付き衣服およびファン装着可能な衣服の製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320608U (ja) * 1976-07-27 1978-02-21
JP2002038322A (ja) * 2000-05-16 2002-02-06 Kurabo Ind Ltd 作業服上衣、作業服下衣および作業つなぎ服
JP2006077344A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Kowa:Kk 上衣
JP2018009264A (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 株式会社サンエス 冷却衣服
JP2020033653A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 ミドリ安全株式会社 衣服
JP2020133025A (ja) * 2019-02-18 2020-08-31 株式会社アイズフロンティア 空調衣服

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320608U (ja) * 1976-07-27 1978-02-21
JP2002038322A (ja) * 2000-05-16 2002-02-06 Kurabo Ind Ltd 作業服上衣、作業服下衣および作業つなぎ服
JP2006077344A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Kowa:Kk 上衣
JP2018009264A (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 株式会社サンエス 冷却衣服
JP2020033653A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 ミドリ安全株式会社 衣服
JP2020133025A (ja) * 2019-02-18 2020-08-31 株式会社アイズフロンティア 空調衣服

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023128841A (ja) * 2022-03-04 2023-09-14 株式会社ナカヒロ ファン装着可能な衣服、ファン付き衣服およびファン装着可能な衣服の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6542905B2 (ja) 衣服、特に保護ベスト、及びスライドファスナの配置
JP2017014644A5 (ja)
JP2020169425A (ja) 送風路付被服
JP2019119939A (ja) 冷却衣服
WO2019016973A1 (ja) 衣料の上半身部
JP6422602B1 (ja) 衣服
WO2022176620A1 (ja) ズボン
JP6516314B1 (ja) 衣料の上半身部
CN207754576U (zh) 一种具有透气功能的服装
JP6148417B1 (ja) 簡易ベスト服構造
JP3208068U (ja) 衣服
JP7433657B2 (ja) 冷却衣服
US1260353A (en) Article of wearing-apparel.
JP2020125574A (ja) 衣料
JP6696663B1 (ja) 衣料の上半身部
JP2007056404A (ja) 乳児用衣服
US1270673A (en) Neck and wrist wear.
JP3232119U (ja) 衣服
JP3229475U (ja) 衣類
JP3173188U (ja) 冷却ズボン
US1796078A (en) Summer garment
JP7005462B2 (ja) ハーネス対応防汚衣
JP7437125B2 (ja) 衣服
JP3212752U (ja) 衣服
US774452A (en) Wearing-apparel.

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20190424

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230214

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230406