JP3212752U - 衣服 - Google Patents

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延也 鶴見
延也 鶴見
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株式会社セルヴァン
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Abstract

【課題】保温性が高く着心地もよい衣服を提供する。【解決手段】衣服1の裾口11、袖口12、あるいは、これら両方が、平面状の外側布の両側辺21が縫い合わされて成る筒状の外側筒2と、平面状の内側布の両側辺31が縫い合わされて成り、上辺32が外側筒2の内側に縫いつけられた筒状の内側筒3とを備える。ここにおいて、内側布の両側辺31の所定部分31aが外側布の両側辺21の縫い合わせ部分に縫い合わされている。【選択図】図1

Description

本考案は、衣服に関し、特に、就寝時に着用する寝衣、室内で着用する部屋着、等に好適な衣服に関する。
寝衣や部屋着等の衣服において、保温性を高めるべく、裾口や袖口の近傍部分に内側布を設け、開口をゴム等で絞ることが、例えば特許文献1で提案されている。
実開昭52−57801号公報
二重構造の裾口(あるいは袖口)を縫製する方法としては、内側布を予め筒状に縫製しておき、該筒状の内側布(内側筒)の上端を、同じく筒状に縫製されている外側布(すなわち、裾口(あるいは袖口)を成す外側筒)の内側に縫いつける、というものが一般的である。
ところが、このようにして得られる裾口(あるいは袖口)では、内側筒が上端縁だけで外側筒に縫いつけられるため、着用時や着脱時に、内側筒が外側筒の中で上側に折り返りやすい。内側筒が折り返ると、着心地が悪くなり、保温機能も低下する。
本考案は、保温性が高く着心地もよい衣服を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために成された本考案は、
衣服であって、その裾口、袖口、あるいは、これら両方が、
平面状の外側布の両側辺が縫い合わされて成る筒状の外側筒と、
平面状の内側布の両側辺が縫い合わされて成り、上辺が前記外側筒の内側に縫いつけられた筒状の内側筒と、
を備え、
前記内側布の両側辺の所定部分が前記外側布の両側辺の縫い合わせ部分に縫い合わされていることを特徴とする。
この構成に係る衣服は、裾口、袖口、あるいはこれら両方が、外側筒と内側筒の二重構造とされることにより、保温性が高まっている。また、内側布の両側辺の一部分が、外側布の両側辺の縫い合わせ部分に縫い合わされているので、着用時や着脱時に、内側筒が外側筒の中で上側に折り返りにくい。したがって、着心地が悪くなりにくく、保温機能も低下しにくい。
上記の袖口(あるいは裾口)は、次の工程を含む方法で製造することができる。
第1工程:平面状の外側布(身頃布)に、平面状の内側布の上辺を縫いつける。第2工程:外側布の両側辺を縫い合わせて筒状にする。このとき、内側布の両側辺の所定部分(好ましくは、上端付近の所定部分)も一緒に縫い合わせる。第3工程:内側布の両側辺の下側部分(上記所定部分の下側の部分)同士を縫い合わせて筒状にする。
先述の通り、従来は、内側筒と外側筒を縫着させる縫い目は、筒と筒を縫着する、という縫製態様で得られるところ、このような縫製態様においては、定められた位置に、筒の周方向に沿って真っ直ぐに伸びる縫い目を形成するために熟練の技術が必要となる。寝衣や部屋着等のように裏地が設けられない衣服においては、内側筒と外側筒を縫着させる縫い目は外から見えるものとなるため、左右の裾口(あるいは袖口)で縫い目の位置がバラバラであったり、縫い目が斜行あるいは蛇行していたりすると、見栄えが悪くなり、商品価値が著しく低下する。
これに対し、今回の方法では、内側筒と外側筒を縫着させる縫い目は、平面状の(すなわち、筒状に形成される前の)内側布を、同じく平面状の外側布に縫いつける、という縫製態様で得られるところ(上記の第1工程)、このような縫製態様においては、定められた位置に真っ直ぐに伸びる縫い目を容易に形成することができる。すなわち、内側筒と外側筒を縫着させる縫い目が、その位置が左右で等しく、かつ筒の周方向に沿って真っ直ぐに伸びるものとなり、見栄えのよい衣服となる。
本考案に係る衣服は、裾口、袖口、あるいはこれら両方が、外側筒と内側筒の二重構造とされることにより、保温性が高まっている。また、内側筒を成す内側布の両側辺の一部分が、外側布の両側辺の縫い合わせ部分に縫い合わされているので、着用時や着脱時に、内側筒が外側筒の中で上側に折り返りにくい。すなわち、該衣服は、保温性が高く着心地もよい。
衣服の裾口(あるいは袖口)を示す図。 裾口(あるいは袖口)の製造方法を説明するための図。
以下、添付の図面を参照しながら、本考案の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態に係る衣服1について、図1を参照しながら説明する。図1は、衣服1の裾口11(あるいは袖口12)を示す図である。
衣服1は、裾口11および袖口12の両方あるいは一方が、外側筒2と内側筒3との二重構造となっている。
外側筒2は、平面上の外側布20(図2(a)参照)の両側辺21が縫い合わされて成る筒状の要素である(縫い目B)。
内側筒3は、平面状の内側布30(図2(a)参照)の両側辺31(具体的には、該両側辺31の下端部分(下側側辺部分)31b)同士が縫い合わされて成る筒状の要素であり(縫い目C)、その上辺32が外側筒2の内側の所定位置に縫いつけられている(縫い目A)。ここにおいて、内側布30の両側辺31の所定部分(具体的には、該側辺31の上端部分(上端側辺部分)31a)は、外側布20の側辺21の縫い合わせ部分(縫い目B)に縫い合わされている。
また、内側筒3の下端部分には、絞り部4が形成されている。
このような裾口11(あるいは袖口12)の製造方法について、図2を参照しながら説明する。図2は、該製造方法を説明するための図である。
準備工程:まず、外側布20と内側布30を準備する(図2(a))。
外側布20は、裾(あるいは袖)の前側部分を成す前身頃201と後ろ側部分を成す後身頃202が、股(あるいは脇)部分で縫い合わされて平面状とされたものである。もっとも、外側布20は、前身頃201と後身頃202が、股(あるいは脇)となる部分とは反対側の部分で縫い合わされて平面状とされたものであってもよいし、前身頃に相当する布部分と後身頃に相当する布部分が連なった一枚の布であってもよい。
内側布30は、略矩形の布であり、両側辺31は、直線状の上端側辺部分31aと、これよりも内方に設けられた直線状の下側側辺部分31bと、これらの間に設けられた、内方に緩やかに湾曲したカーブ状部分31cと、から成る。一対の上端側辺部分31aの離間寸法(すなわち、内側布30の上端部分の幅)Daは、外側布20の幅と略同一とされており、一対の下側側辺部分31bの離間寸法(すなわち、内側布30の下側部分の幅)Dbは、幅Daよりも僅かに(数mm〜1cm程度だけ)小さい寸法とされている。また、上端側辺部分31aの長さLaは3cm程度であり、カーブ状部分31cの長さLcは5cm程度であることが好ましい。下側側辺部分31bの長さLbは、衣服1の股下寸法(袖寸法)等に応じて適宜に規定することができる。なお、内側布30の周縁(特に、上下辺およびカーブ状部分31c)は、ほつれが生じないように端始末されていることが好ましい。
第1工程:平面状である外側布20の裏面(衣服の内側面となる側)上に、同じく平面状の内側布30を重ねて置き、内側布30の上辺32を外側布20の所定位置に縫いつける(縫い目A)(図2(b))。
第2工程:外側布20およびこれに縫いつけられた内側布30を股(あるいは脇)部分で折り曲げて、外側布20の両側辺21を裏面側から縫い合わせて筒状に形成する(縫い目B)。このとき、内側布30の両側辺31の上端側辺部分31aも一緒に縫い合わせる(図2(c))。
第3工程:筒状とされた外側布20(すなわち、外側筒2)を表返して、その裾部分を折り上げる。そして、内側布30の両側辺31の下側側辺部分31b同士を縫い合わせて筒状に形成する(縫い目C)(図2(d))。
第4工程:筒状とされた内側布30(すなわち、内側筒3)の下端を数cm程度折り上げて端を縫いつけることにより内側筒3の下端に筒状部分41を形成し(縫い目D)、その内部にゴム42を通して絞り部4(図1)を形成する(図2(e))。
上記の実施形態に係る衣服1においては、裾口11、袖口12、あるいはこれら両方が、外側筒2と内側筒3の二重構造とされることにより、保温性が高まっている。また、内側布30の両側辺31の上端側辺部分31aが、外側布20の側辺21の縫い合わせ部分に縫い合わされているので、着用時や着脱時に、内側筒3が外側筒2の中で上側に折り返りにくい。したがって、着心地が悪くなりにくく、保温機能も低下しにくい。
上記の実施形態に係る衣服1の製造方法では、内側筒3と外側筒2を縫着させる縫い目Aは、平面状の(すなわち、筒状に形成される前の)内側布30を、同じく平面状の外側布20に縫いつける、という縫製態様で得られるところ(上記の第1工程(図2(b)))、このような縫製態様においては、定められた位置に真っ直ぐに伸びる縫い目を容易に形成することができる。すなわち、内側筒3と外側筒2を縫着させる縫い目Aが、その位置が左右で等しく、かつ筒の周方向に沿って真っ直ぐに伸びるものとなり、衣服1の見栄えが良好なものとなる。
なお、上記の実施形態において、内側布30を外側布20に縫いつける位置(縫い目Aの位置)は、着用者の膝(あるいは肘)よりも下側であることが好ましい。また、内側筒3は、その下端部分が、外側筒2の下端(すなわち、裾の端(あるいは袖の端)よりも上側であることが好ましい。すなわち、内側筒3は外から見えないことが好ましい。
また、上記の実施形態においては、内側布30の両側辺31の上端に設けられた部分(上端側辺部分)31aが、外側布20の側辺21の縫い合わせ部分に縫い合わされていたが、外側布20の側辺21の縫い合わせ部分に縫い合わされる部分は、両側辺31の上端以外の部分(例えば、両側辺31の中央部分)であってもよい。もっとも、該縫い合わされる部分が上側にあるほど、下側側辺部分31bの長さ(ひいては、内側布30を筒状に形成するための縫い目Cの長さ)を長くすることができる。
また、上記の実施形態において、絞り部4は、内側筒3の下端部分を足首(あるいは手首)に密着(あるいは近接)させることができるようなものであればどのようなものであってもよく、例えば、内側筒3の下端に、例えばリブ編み或いはゴム編みの部分を設けることによって絞り部4を形成してもよい。もっとも、絞り部4は必須の要素ではなく、これが形成されなくともよい。
1…衣服
11…裾口
12…袖口
2…外側筒
20…外側布
21…側辺
3…内側筒
30…内側布
31…両側辺
31a…上端側辺部分
31b…下側側辺部分
31c…カーブ状部分
32…上辺
4…絞り部

Claims (1)

  1. 裾口、袖口、あるいは、これら両方が、
    平面状の外側布の両側辺が縫い合わされて成る筒状の外側筒と、
    平面状の内側布の両側辺が縫い合わされて成り、上辺が前記外側筒の内側に縫いつけられた筒状の内側筒と、
    を備え、
    前記内側布の両側辺の所定部分が前記外側布の両側辺の縫い合わせ部分に縫い合わされている
    ことを特徴とする、衣服。
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