JP6055638B2 - シート用連結部材と取付部材の取付構造及びシート構造 - Google Patents

シート用連結部材と取付部材の取付構造及びシート構造 Download PDF

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Description

本発明は、シート用連結部材と取付部材の取付構造及びシート構造に関する。
従来、車両等のシート構造においては、一対のクッションフレーム間にパイプ状の連結部材が架け渡されている。連結部材の端部には、例えば一対のクッションフレーム間隔を調整するためのピン部材や、リンク部材を軸支するための軸部材などの取付部材が挿入されて、溶接によって固定されている。(例えば特許文献1参照)。
特開2012−136088号公報
近年、樹脂製のクッションフレームを適用したシート構造の開発が進んでいる。樹脂製の連結部材に対して取付部材を固定する場合に溶接を用いるのは連結部材自体が溶けてしまい、現実的ではない。
そこで、本発明の課題は、樹脂製の連結部材に対して取付部材を強固に取り付け可能とすることである。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明に係るシート用連結部材と取付部材の取付構造は、
シート用連結部材はパイプ状に形成されていて、
取付部材は、ピン部材によってクッションフレームと固定され、前記シート用連結部材の端部に嵌合する嵌合部と前記ピン部材を嵌合させる凹部とを備え、
前記嵌合部は、
前記シート用連結部材の内周面に対して周方向に所定の間隔を空けて当接する複数の当接部と、
前記複数の当接部間に設けられ、前記シート用連結部材の内周面に当接しない非当接部とを備え、
前記シート用連結部材の端部と前記取付部材の嵌合部とは、前記非当接部内に充填された接着剤により接着され、
前記ピン部材は、嵌合方向に沿った断面において略T字状に形成され、前記クッションフレーム、前記取付部材の凹部の内周面、及び前記取付部材の軸方向端面に当接していることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシート用連結部材と取付部材の取付構造において、
前記当接部は少なくとも3つ備えられていて、
前記少なくとも3つの当接部を結ぶ多角形内に前記シート用連結部材の中心が配置されていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のシート用連結部材と取付部材の取付構造において、
前記シート用連結部材の端部には切欠が形成されていて、
前記取付部材の前記嵌合部には前記切欠に係合する突起が設けられていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のシート用連結部材と取付部材の取付構造において、
前記突起は前記非当接部内に形成されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項3又は4記載のシート用連結部材と取付部材の取付構造において、
軸方向における前記当接部の長さは、前記突起よりも長く設定されていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項3〜5のいずれか一項に記載のシート用連結部材と取付部材の取付構造において、
前記切欠は前記シート用連結部材の端部に複数設けられていて、
前記突起は、複数の前記切欠のそれぞれに係合するように複数設けられていることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のシート用連結部材と取付部材の取付構造において、
前記当接部は、先端に向けて徐々に先細りになるテーパ形状であることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、
左右のクッションフレームに架け渡されたパイプ状のシート用連結部材と取付部材とを備えたシート構造であって、
前記シート用連結部材はパイプ状に形成されていて、
前記取付部材は、ピン部材によってクッションフレームと固定され、前記シート用連結部材の端部に嵌合する嵌合部と前記ピン部材を嵌合させる凹部とを備え、
前記嵌合部は、
前記シート用連結部材の内周面に対して周方向に所定の間隔を空けて当接する複数の当接部と、
前記複数の当接部間に設けられ、前記シート用連結部材の内周面に当接しない非当接部とを備え、
前記シート用連結部材の端部と前記取付部材の嵌合部とは、前記非当接部内に充填された接着剤により接着され、
前記ピン部材は、嵌合方向に沿った断面において略T字状に形成され、前記クッションフレーム、前記取付部材の凹部の内周面、及び前記取付部材の軸方向端面に当接していることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、シート用連結部材の端部に取付部材の嵌合部を嵌合させる際に、非当接部内に接着剤が充填されているので、嵌合部が全周にわたってシート用連結部材の内周面に当接する場合と比べても多くの接着剤を塗布することができる。接着剤が多ければ多いほどその接着強度は高くなるために、樹脂製のシート用連結部材に対しても強固に取付部材を取り付けることができる。
また、複数の当接部がシート用連結部材の内周面に当接されるために、シート用連結部材に対して取付部が位置決めされる。これにより、非当接部からシート用連結部材までの間隔が安定することになり、複数の非当接部411内の接着剤の量も一定化することができる。したがって、取付部材の取付強度を安定化することができる。
請求項2記載の発明によれば、少なくとも3つの当接部を結ぶ多角形内にシート用連結部材の中心が配置されているので、取付部材をシート用連結部材内に偏りなく配置することが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、取付部材の突起と、シート用連結部材の切欠とが係合しているので、シート用連結部材と取付部材とが相対的に回転しそうになっても、切欠に係合した突起がその移動を規制する。したがって、シート用連結部材と取付部材との相対的な回転を抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、突起が非当接部内に形成されているので、突起と当接部とを離れて配置することができる。突起と当接部とが重なっている場合と比べて、突起と当接部が離れて配置されていると、取付部材自体の剛性を高めることができる。
請求項5記載の発明によれば、軸方向における当接部の長さが、突起よりも長く設定されているので、シート用連結部材との接触面積を大きくすることができ、シート用連結部材に対して取付部材を安定して配置することができる。
請求項6記載の発明によれば、複数の切欠のそれぞれに係合するように突起が複数設けられているので、1つの突起に作用する荷重を分散させることができる。したがって、突起自体の大型化を抑制することができ、取付部材の小径化を図ることができる。
請求項7記載の発明によれば、当接部が、先端に向けて徐々に先細りになるテーパ形状であるので、シート用連結部材の端部に取付部材を嵌合させる際に当接部が引っかかることを抑制でき、スムーズに挿入することが可能である。
請求項8記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同等の作用効果を奏することができる。これにより、シート用連結部材の取付剛性が高くなり、シート自体の剛性を高めることができる。
本実施形態に係るシート構造の概略構成を示す側面図である。 本実施形態に係るシート用連結部材と取付部材の取付構造の概略構成を示す断面図である。 図2のシート用連結部材と取付部材の取付構造の概略構成を示す斜視図である。 本実施形態の軸部材の概略構成を示す斜視図である。 図4の軸部材の正面図である。 図5におけるV−V線で切断した断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は本実施形態に係るシート構造の概略構成を示す側面図である。本実施形態に係るシート構造は乗り物用シートなどのシート構造である。図1に示すようにシート構造100は、スライドレール102、ボトムシート103、バックレスト104及びリクライニング機構105等を備えている。バックレスト104の下端部がリクライニング機構105によってボトムシート103の後端部に連結され、バックレスト104がボトムシート103の後端部で立てられている。バックレスト104は、リクライニング機構105によってボトムシート103に対して前後方向に傾動可能である。リクライニング機構105は、バックレスト104をボトムシート103にロックすることによってバックレスト104の傾動を止めるとともに、そのロックを解除してバックレスト104を前に傾動する方向にバックレスト4を付勢する。
ボトムシート103は左右一対のフレーム2と、左右一対のフレーム2を連結するパイプ状の連結部材6とを有している。フレーム2と連結部材6とは、後述するピン部材3及び軸部材4を介して連結されている。
図2は本実施形態に係るシート用連結部材と取付部材の取付構造の概略構成を示す断面図であり、図3はシート用連結部材と取付部材の取付構造の概略構成を示す斜視図である。図2及び図3に示すように、シート用連結部材と取付部材の取付構造1は、フレーム2と、フレーム2に係合するピン部材3と、ピン部材3に対して同軸上に取り付けられる取付部材としての軸部材4と、フレーム2に沿うように軸部材4によって軸支されるリンク部材5と、シート用連結部材としてのパイプ状の樹脂製の連結部材6と、を備えている。
フレーム2は、シート構造100のクッションフレームなどであり、樹脂によって成型されている。フレーム2には、ピン部材3が嵌合する貫通孔21が形成されている。
ピン部材3は、ピン頭部31と、ピン頭部31から軸方向に突出した円柱状の凸部32とを備えている。ピン頭部31には、フレーム2の貫通孔21に嵌合する嵌合部33と、フレーム2を収容する段差部34とが設けられている。段差部34の幅Hはフレーム2の厚みと同じ長さに設定されている。また、ピン頭部31における凸部32が設けられている側とは反対側には、凸部32の外径よりも大きな内径を有する凹部35が形成されている。
軸部材4は、一対のフレーム2間に架け渡された連結部材6の端部に取り付けられている。図4は軸部材4の概略構成を示す斜視図であり、図5は軸部材4の正面図である。図2〜図5に示すように、軸部材4には、連結部材6の端部に嵌合する嵌合部41と、リンク部材5を軸支する軸部42と、ピン部材3の凸部32が嵌合する凹部43とを備えている。
嵌合部41は、連結部材6の内周面に対して周方向に所定の間隔を空けて当接する複数の当接部411と、複数の当接部411間に設けられ、連結部材6の内周面に当接しない非当接部412とを備えている。本実施形態では当接部411が4つ等間隔で配置されている場合を例示している。4つの当接部411は、垂直線に対して45度ずれた位置から90度間隔で配置されている。また、4つの当接部411の外周面は、連結部材6の内周と同一の円周S1上に沿って形成されている。そして、各当接部411の中心を結んだ四角形F内に連結部材6の中心Eが配置されている。
また、非当接部412の外周面は、円周S1の同心円であって、円周S1よりも直径の小さい円周S2上に沿って形成されている。このため、非当接部412と当接部411とには段差が形成され、嵌合部41が連結部材6内に嵌合されると、当該段差によって隙間が形成されることになる。この嵌合前には、嵌合部41の外周面に接着剤が塗布されている。当接部411の外周面に塗布された接着剤は、連結部材6の内周面によって削り取られ、わずかしか残存しないが、非当接部412内に移動するため非当接部412内には接着剤が充填されることになる(図5中、斜線部Tが接着材を示す)。
図6は図5におけるV−V線で切断した断面図である。図6に示すように、当接部411は嵌合部41の先端部付近まで延在している。そして、当接部411は先端に向けて徐々に先細りになるテーパー形状に形成されている。
また、嵌合部41における上側の2つの当接部411の中間及び下側2つの当接部411の中間には、第一突起44が設けられている。連結部材6の端部の上下にそれぞれ1つずつ設けられた切欠61に係合して、軸部材4の周方向の回転を規制するようになっている。この第一突起44の軸方向の長さは、当接部411よりも短く設定されている。
嵌合部41の基端部には、周方向に延出したリブ45が設けられている。このリブ45が連結部材6の端部に係合するため、軸部材4が位置決めされる。第一突起44及び当接部411は、リブ45まで連続するように形成されている。また、リブ45における連結部材6とは反対側の面には円弧状に突出した第二突起46が設けられている。第二突起46は、連結部材6の軸方向の延長線上に配置されている。また、第二突起46は、当接部411の軸方向の延長線上に配置されている。つまり、第二突起46及び当接部411は、連結部材6の軸方向を通る同一平面上に配置されている。
軸部42は嵌合部41と同軸上に円柱状に形成されている。軸部42の外径は、連結部材6の外径よりも小さく、かつフレーム2の貫通孔21の内径よりも大きく形成されている。これにより、軸部42の端面がピン部材3の嵌合部33及びフレーム2に当接することになる。
凹部43は、嵌合部41及び軸部42の軸方向に沿って、軸部材4の一端面から円筒状に窪んでいる。凹部43はリンク部材5を通過して連結部材6の端部よりも内側まで延在している。凹部43内にピン部材3の凸部32が嵌合すると、当該凸部32はリンク部材5に対向し、なおかつ連結部材6の端部よりも内側まで延在することになる。この凹部43と、ピン部材3の凸部32との境界Lには、レーザー溶接による溶接痕7が形成されている。溶接痕7は、溶接時にフレーム2の外側からレーザー光を照射するために、外側が太く内側に向かっていくほど先細りになるくさび状となっている。そして、溶接痕7はリンク部材5に対向する位置まで形成されている。これにより、溶接痕7と段差部34とフレーム2とが同一の垂直面上に存在することになる。
リンク部材5は、例えばシート構造100のリクライニング機構5や、座面位置調整機構などの一部をなすリンク部材である。リンク部材5は、軸部材4の軸部42に軸支されており、当該軸部42を回転軸にして回転するようになっている。リンク部材5の一面は、軸部材4の第二突起46に当接している。この第二突起46によって、リンク部材5とリブ45との間には隙間が形成される。この隙間内に接着剤を充填することで、リンク部材5と軸部材5とを接着する接着剤の量を確保することができ、リンク部材5と軸部材5との接着強度が高められている。
以上のように、本実施形態によれば、連結部材6の端部に軸部材4の嵌合部41を嵌合させる際に、非当接部412内に接着剤が充填されているので、嵌合部41が全周にわたって連結部材6の内周面に当接する場合と比べても多くの接着剤を塗布することができる。接着剤が多ければ多いほどその接着強度は高くなるために、樹脂製の連結部材6に対しても強固に軸部材4を取り付けることができる。
また、複数の当接部411が連結部材6の内周面に当接されるために、連結部材6に対して軸部材4が位置決めされる。これにより、非当接部411から連結部材6までの間隔が安定することになり、複数の非当接部411内の接着剤の量も一定化することができる。したがって、軸部材4の取付強度を安定化することができる。
そして、軸部材4と連結部材6とを強固に取り付けることができれば、連結部材6の取付剛性を高くすることができ、シート自体の剛性を高めることができる。
また、4つの当接部411を結ぶ四角形内に連結部材6の中心が配置されているので、軸部材4を連結部材6内に偏りなく配置することが可能となる。
また、軸部材4の第一突起44と、連結部材6の切欠61とが係合しているので、連結部材6と軸部材4とが相対的に回転しそうになっても、切欠61に係合した第一突起44がその移動を規制する。したがって、連結部材6と軸部材4との相対的な回転を抑制することができる。
また、軸方向における当接部411の長さが、第一突起44よりも長く設定されているので、連結部材6との接触面積を大きくすることができ、連結部材6に対して軸部材4を安定して配置することができる。
また、当接部411が、先端に向けて徐々に先細りになるテーパ形状であるので、連結部材6の端部に軸部材4を嵌合させる際に当接部411が引っかかることを抑制し、スムーズに挿入することが可能である。
また、第一突起44が非当接部412内に形成されているので、第一突起44と当接部411とを離れて配置することができる。第一突起44と当接部411とが重なっている場合と比べて、第一突起44と当接部411が離れて配置されていると、軸部材4自体の剛性を高めることができる。
また、複数の切欠61のそれぞれに係合するように第一突起44が複数設けられているので、1つの第一突起44に作用する荷重を分散させることができる。したがって、第一突起44自体の大型化を抑制することができ、軸部材4の小径化を図ることができる。
また、上記実施形態のように切欠61及び第一突起44が上下に設けられていれば、両者の係合を容易に確認することが可能である。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下の説明において、上記実施形態と同一箇所においては同一符号を付してその説明を省略する。
例えば、上記実施形態では、当接部411が4つ形成されている場合を例示して説明したが、当接部411は3つ以上形成されていればよい。なお、いずれの場合においても、少なくとも3つの当接部411を結ぶ多角形内に連結部材6の中心が配置されていることが好ましい。このような配置であると軸部材4を連結部材6内に偏りなく配置することが可能となる。
また、上記実施形態では取付部材として、リンク部材5を軸支する軸部材4を例示して説明したが、その他の取付部材としては、一対のクッションフレーム間隔を調整するために連結部材6の端部に嵌合するピン部材などが挙げられる。
また、上記実施形態では非当接部412の外周面が当接部411の外周面と同心円上に形成されている場合を例示して説明したが、非当接部412は連結部材6の内周面に当接しなければその形状は如何様でもよい。
また、上記実施形態では、シート用連結部材と取付部材の取付構造を例示して説明したが、上述した構成はその他の連結部材と取付部材の取付構造に対しても適用可能であることはもちろんである。
1 フレームと軸部材の取付構造
2 フレーム(クッションフレーム)
3 ピン部材
4 軸部材(取付部材)
5 リンク部材
6 連結部材(シート用連結部材)
7 溶接痕
21 貫通孔
31 ピン頭部
32 凸部
33 嵌合部
34 段差部
35 凹部
41 嵌合部
42 軸部
43 凹部
44 第一突起(突起)
45 リブ
46 第二突起
61 切欠
100 シート構造
102 スライドレール
103 ボトムシート
104 バックレスト
105 リクライニング機構
411 当接部
412 非当接部
L 境界
T 斜線部(接着剤)

Claims (8)

  1. シート用連結部材と取付部材の取付構造において、
    前記シート用連結部材はパイプ状に形成されていて、
    前記取付部材は、ピン部材によってクッションフレームと固定され、前記シート用連結部材の端部に嵌合する嵌合部と前記ピン部材を嵌合させる凹部とを備え、
    前記嵌合部は、
    前記シート用連結部材の内周面に対して周方向に所定の間隔を空けて当接する複数の当接部と、
    前記複数の当接部間に設けられ、前記シート用連結部材の内周面に当接しない非当接部とを備え、
    前記シート用連結部材の端部と前記取付部材の嵌合部とは、前記非当接部内に充填された接着剤により接着され、
    前記ピン部材は、嵌合方向に沿った断面において略T字状に形成され、前記クッションフレーム、前記取付部材の凹部の内周面、及び前記取付部材の軸方向端面に当接していることを特徴とするシート用連結部材と取付部材の取付構造。
  2. 請求項1記載のシート用連結部材と取付部材の取付構造において、
    前記当接部は少なくとも3つ備えられていて、
    前記少なくとも3つの当接部を結ぶ多角形内に前記シート用連結部材の中心が配置されていることを特徴するシート用連結部材と取付部材の取付構造。
  3. 請求項1又は2記載のシート用連結部材と取付部材の取付構造において、
    前記シート用連結部材の端部には切欠が形成されていて、
    前記取付部材の前記嵌合部には前記切欠に係合する突起が設けられていることを特徴とするシート用連結部材と取付部材の取付構造。
  4. 請求項3記載のシート用連結部材と取付部材の取付構造において、
    前記突起は前記非当接部内に形成されていることを特徴とするシート用連結部材と取付部材の取付構造。
  5. 請求項3又は4記載のシート用連結部材と取付部材の取付構造において、
    軸方向における前記当接部の長さは、前記突起よりも長く設定されていることを特徴とするシート用連結部材と取付部材の取付構造。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載のシート用連結部材と取付部材の取付構造において、
    前記切欠は前記シート用連結部材の端部に複数設けられていて、
    前記突起は、複数の前記切欠のそれぞれに係合するように複数設けられていることを特徴とするシート用連結部材と取付部材の取付構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のシート用連結部材と取付部材の取付構造において、
    前記当接部は、先端に向けて徐々に先細りになるテーパ形状であることを特徴とするシート用連結部材と取付部材の取付構造。
  8. 左右のクッションフレームに架け渡されたパイプ状のシート用連結部材と取付部材とを備えたシート構造であって、
    前記シート用連結部材はパイプ状に形成されていて、
    前記取付部材は、ピン部材によってクッションフレームと固定され、前記シート用連結部材の端部に嵌合する嵌合部と前記ピン部材を嵌合させる凹部とを備え、
    前記嵌合部は、
    前記シート用連結部材の内周面に対して周方向に所定の間隔を空けて当接する複数の当接部と、
    前記複数の当接部間に設けられ、前記シート用連結部材の内周面に当接しない非当接部とを備え、
    前記シート用連結部材の端部と前記取付部材の嵌合部とは、前記非当接部内に充填された接着剤により接着され、
    前記ピン部材は、嵌合方向に沿った断面において略T字状に形成され、前記クッションフレーム、前記取付部材の凹部の内周面、及び前記取付部材の軸方向端面に当接していることを特徴とするシート構造。
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