JP5440307B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに関する。
従来、車両に対して、そのサイド側から大きな荷重が作用した場合でも(例えば、側突による衝撃が発生した場合でも)、車両用シートの安全性を高めるために、シートバックにおける左右一対のサイドフレームの下端を橋渡すように、これら両サイドフレームの内面にロッドが接合されている車両用シートが既に知られている。ここで、下記特許文献1には、ロッド150が、その両端に略コ字状のブラケット160、160を介して両サイドフレーム120、130の内面に接合されている車両用シートが開示されている(図5参照)。これにより、例えば、シートクッションに対してシートバックをリクライニングさせるためのリクライニング部材170が、右サイドフレーム130の内面からの溶接によって、ロッド150に対して向かい合う位置に右サイドフレーム130の外面に取り付けられている場合であっても、このリクライニング部材170の溶接箇所(溶接代のスペース)をブラケット160の内側に確保できる(図6参照)。したがって、ロッド150を両サイドフレーム120、130の下端側に接合させることができるため、リクライニング部材170を備えていても、バックフレーム110の強度を向上させることができる。
特開2009−137348号公報
しかしながら、上述した従来技術では、右サイドフレーム130の内面において、ブラケット160の接合箇所とリクライニング部材170との溶接箇所との干渉を回避させなければいけないため、例えば、図7、8に示すように、ブラケット160の高さ方向の「距離L2」を大きく確保しなければいけなかった。これにより、ブラケット160を大きくしなければいけなかった。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、ブラケットの接合箇所とリクライニング部材の溶接箇所との干渉が回避するように、ロッドがブラケットを介してリクライニング部材と向かい合う位置にサイドフレームに接合されている場合であっても、ブラケットを小型化できる車両用シートを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、シートクッションに対してシートバックをリクライニングさせるためのリクライニング部材がその回転軸を中心とする周方向に沿う格好で自身に形成されている複数の接合部を介してシートバックにおけるサイドフレームの外面にその内面からの溶接によって接合されており、リクライニング部材が接合されているサイドフレームの内面には、このサイドフレームを境にリクライニング部材と向かい合うように略コ字状の盛り上がり部を有するブラケットの両端が接合されており、リクライニング部材の複数の接合部から成る円周の直径は、ブラケットの略コ字の両端の距離より短く、且つ、ブラケットの開口方向の幅長より長くなるように設定されている車両用シートであって、リクライニング部材は、その複数の接合部のうち、ブラケットの両開口より外側に位置する接合部のみが溶接によって接合されていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、サイドフレームの内面において、ブラケットの接合箇所とリクライニング部材の溶接箇所との干渉を心配する必要がない。したがって、ブラケットの開口の方向と直交する方向(実施例において、上下方向)の「距離」を大きく確保する必要がない。すなわち、この直交する方向において、ブラケットを短くすることができる。
結果として、ブラケットを小型化できる。
図1は、本発明の実施例に係る車両用シートのバックフレームの全体斜視図である。 図2は、図1の主要部の拡大図である。 図3は、図1のIII−III線断面図である。 図4は、図1のIV−IV線断面図である。 図5は、従来技術に係る車両用シートのバックフレームの全体斜視図である。 図6は、図5の主要部の拡大図である。 図7は、図5のVII−VII線断面図である。 図8は、図5のVIII−VIII線断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜4を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、本発明の車両用シートの例として、運転席を例に説明していく。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、運転席を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
まず、本発明の実施例に係る運転席の概略構成を説明する。この運転席は、主として、シートクッションと、シートバック(いずれも図示しない)とから構成されている。このシートバックのバックフレーム10について詳述すると、このバックフレーム10は、図1に示すように、シートバックの骨格を形成している部材である。
そのため、このバックフレーム10は、左右一対のサイドフレーム20、30と、この両サイドフレーム20、30の上端側を橋渡すアッパフレーム40と、この両サイドフレーム20、30の下端側を橋渡すロッド50とから略矩形枠状に構成されている。また、このバックフレーム10には、シートクッションに対してシートバックをリクライニングさせるためのリクライニング部材70が溶接によって接合されている。
以下、本発明の主要部であるロッド50の橋渡しの接合の構造と、リクライニング部材70の接合の構造とを個別に説明していく。なお、その他の接合の構造(例えば、アッパフレーム40と両サイドフレーム20、30の接合の構造等)は、公知の構成でよいため、その詳細な説明は省略することとする。
まず、ロッド50の橋渡しの接合の構造から説明していく。ロッド50は、その両端がブラケット60、60を介して両サイドフレーム20、30の内面の下端側に接合されている(図2参照)。このブラケット60は、略コ字状の盛り上がり部62と、この盛り上がり部62の両端からそれぞれ延設された取付部64、64とから構成されており、ロッド50を両サイドフレーム20、30に取り付けるための取付部材である。
このブラケット60は、その盛り上がり部62の両端の距離を「L1」とし、さらに、その開口Fの方向(前後方向)の幅長を「W」とすると、これらの間には、「W<L1」の関係が成立するように設定されている。ロッド50の両端には、ブラケット60の盛り上がり部62の表面がそれぞれ溶接によって接合されている。そして、この両ブラケット60、60の各取付部64〜64は、溶接によって両サイドフレーム20、30の内面の下端側にそれぞれ接合されている。このようにしてロッド50は橋渡される格好で接合されている。
次に、リクライニング部材70の接合の構造を説明していく。リクライニング部材70の内面には、その回転軸70aを中心とする「直径D」から成る円周R上に8個の接合部72(第1の接合部72a、第2の接合部72b、第3の接合部72c、・・・第8の接合部72h)が均等に形成されている(図3、4参照)。
この「直径D」は、所定の距離を有しており、上述した「距離L1」と「幅長W」との間に、「W<D<L1」の関係が成立するように設定されている。この記載が、特許請求の範囲に記載の「リクライニング部材の複数の接合部から成る円周の直径は、ブラケットの略コ字の両端の距離より短く、且つ、ブラケットの開口方向の幅長より長くなるように設定されている」に相当する。
一方、右サイドフレーム30の下端側には、その厚み方向を貫通する8個の取付孔32(第1の取付孔32a、第2の取付孔32b、第3の取付孔32c、・・・第8の取付孔32h)が上述した8個の接合部72にそれぞれ対応するように形成されている。このとき、第1の取付孔32aと第2の取付孔32bは、上下方向を境に対称を成す位置に形成されている。
これと同様に、第3の取付孔32cと第4の取付孔32dも、前後方向を境に対称を成す位置に形成され、第5の取付孔32eと第6の取付孔32fも、上下方向を境に対称を成す位置に形成され、第7の取付孔32gと第8の取付孔32hも、前後方向を境に対称を成す位置に形成されている。
そして、これら8個の取付孔32に8個の接合部72をそれぞれ嵌め込み、この嵌め込み状態で、第3の接合部72c、第4の接合部72dと第7の接合部72g、第8の接合部72hのみが右サイドフレーム30の内面に溶接によって接合されている。この記載が、特許請求の範囲に記載の「リクライニング部材は、その複数の接合部のうち、ブラケットの両開口より外側に位置する接合部のみが溶接によって接合されている」に相当する。
このように接合されると、リクライニング部材70は、右サイドフレーム30を境にブラケット60と向かい合う状態になっている。この記載が、特許請求の範囲に記載の「リクライニング部材が接合されているサイドフレームの内面には、このサイドフレームを境にリクライニング部材と向かい合うように略コ字状の盛り上がり部を有するブラケットの両端が接合されており」に相当する。このようにしてリクライニング部材70は接合されている。
なお、運転席において、上述したバックフレーム10の構成以外の構成(例えば、シートバックのクッションパッド、シートバックのカバーおよびシートクッション等)は、公知の構成でよいため、その詳細な説明は省略することとする。
本発明の実施例に係る運転席は、上述したように構成されている。この構成によれば、8個の接合部72のうち、上下の接合部(第1の接合部72a、第2の接合部72b、第5の接合部72e、第6の接合部72f)を除いた前後の接合部(第7の接合部72g、第8の接合部72h、第3の接合部72c、第4の接合部72d)のみを溶接によって接合させている。そのため、右サイドフレーム30の内面において、ブラケット60の接合箇所とリクライニング部材70の溶接箇所との干渉を心配する必要がない。したがって、ブラケット60の高さ方向の「距離L1」を大きく確保する必要がない。すなわち、ブラケット60の高さ方向の「距離L1」を従来技術のブラケット160の高さ方向の「距離L2」より短くすることができる(「距離L1」<「距離L2」)。結果として、ブラケット60を小型化できる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、車両用シートの例として、運転席を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、助手席であっても構わない。その場合、リクライニング部材70を左右に逆に配置させることとなる。
また、実施例では、右サイドフレーム20の外面にリクライニング部材70が接合されている例を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、両サイドフレーム20、30の外面にリクライニング部材70、70がそれぞれ接合されていても構わない。
30 右サイドフレーム
60 ブラケット
62 盛り上がり部
70 リクライニング部材
70a 回転軸
72 接合部
D 直径
R 円周
L1 距離
W 幅長
F 開口

Claims (1)

  1. シートクッションに対してシートバックをリクライニングさせるためのリクライニング部材がその回転軸を中心とする周方向に沿う格好で自身に形成されている複数の接合部を介してシートバックにおけるサイドフレームの外面にその内面からの溶接によって接合されており、
    リクライニング部材が接合されているサイドフレームの内面には、このサイドフレームを境にリクライニング部材と向かい合うように略コ字状の盛り上がり部を有するブラケットの両端が接合されており、
    リクライニング部材の複数の接合部から成る円周の直径は、ブラケットの略コ字の両端の距離より短く、且つ、ブラケットの開口方向の幅長より長くなるように設定されている車両用シートであって、
    リクライニング部材は、その複数の接合部のうち、ブラケットの両開口より外側に位置する接合部のみが溶接によって接合されていることを特徴とする車両用シート。



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