JP4672361B2 - 車両用リクライニング装置及びその組付方法 - Google Patents
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Description
前記リターンスプリングの一端を係止する係止部を備えるリターンスプリングブラケットを前記固定ブラケットとは別部材として構成するとともに、該リターンスプリングブラケットを前記固定ブラケットに固着する一方、前記ストッパ部及び前記レバーを備えるストッパブラケットを前記可動ブラケットとは別部材として構成するとともに、該ストッパブラケットにカラーを結着し、該カラーを前記可動ブラケットに形成された中心孔に嵌合して前記ストッパブラケットを前記可動ブラケットに固着したことを特徴とする。
前記固定ブラケットとは別部材として構成され、前記リターンスプリングの一端を係止する係止部を備えるリターンスプリングブラケットを前記固定ブラケットに固着し、
前記可動ブラケットとは別部材として構成され、前記ストッパ部と前記レバーを備えるとともに、カラーが結着されたストッパブラケットを、前記カラーを前記可動ブラケットに形成された中心孔に嵌合して前記可動ブラケットに対して位置決めした後、
該ストッパブラケットと前記可動ブラケットとの間に治具を挟んでストッパブラケットを周方向に位置決めした状態で、該ストッパブラケットを前記可動ブラケットに固着することを特徴とする。
固定ブラケット2は、板金のプレス成形品であって、その二股状部分には2つの円孔状のねじ孔10が形成されており、該固定ブラケット2は、各ねじ孔10に螺合する不図示のボルトによって不図示のシートクッションに取り付けられる。又、この固定ブラケット2の中央部分には円形の隆起部2aが形成されており、該隆起部2aの中央には円形の中心孔11が穿設され、その周囲には6つの円孔12が穿設されている。
可動ブラケット3も板金のプレス成形品であって、これの端部には2つの円孔13が形成されており、該可動ブラケット3は、各円孔13に挿通する不図示のボルトによって不図示のシートバックに取り付けられる。又、この可動ブラケット3の中央部分には円形の隆起部3aが形成されており、該隆起部3aの中央には円形の中心孔14が穿設され、その周囲には6つの円孔15が穿設されている。
リクライニング機構4は、シートバックの傾斜角度を調整するためのものであって、固定ブラケット2と可動ブラケット3との間に介設される。このリクライニング機構4には、シートバックに取り付けられた前記可動ブラケット3の回動(シートバックの傾動)をロック/アンロックする機構が内蔵されており、その中心部には円孔16が形成されている。そして、このリクライニング機構4の一端面(図1の上面)の前記円孔16の周囲には、可動ブラケット3に形成された前記円孔15に嵌合する6つの円柱状突起17が突設され、図示しないが、他端面(図1の下面)の前記円孔16の周囲にも、固定ブラケット2に形成された前記円孔12に嵌合するための6つの円形突起が突設されている。尚、このリクライニング機構4の構成は公知であるため、これについての図示及び説明は省略する(構成の詳細は特許文献1,2参照)。
リターンスプリングブラケット5は、板金によってクランク状にプレス成形されており、その平坦部5aから垂直に起立するL字状の垂直部5bには、前記リターンスプリング9の外周端を係止する係止部であるフック5cが一体に起立形成されている。そして、垂直部5bの上端に形成された水平部5dの周方向両端面はストッパ部5e,5fを構成している。
ストッパブラケット6は、板金によってプレス成形されており、その平坦部6aの幅方向略中央部にはカラー18が嵌合されて結着されており、該カラー18はストッパブラケット6の裏面(図1の下面)から所定量だけ突出しており、その突出部の外径は、可動ブラケット3に形成された前記中心孔14の内径よりも若干小さく設定されている。
センターシャフト7は、固定ブラケット2に形成された中心孔11と、リクライニング機構4に形成された円孔16と、可動ブラケット3に形成された中心孔14と、ストッパブラケット6に結着されたカラー18に挿通されるものであって、後述のように該センターシャフト7を回動操作することによってリクライニング機構4による回動ブラケット3の回動ロックが解除されてシートバックの傾斜角度の調整が可能となる。
ロッドレバー8は、センターシャフト7の先端部に挿通固着されるものであって、これの一端には、センターシャフト7が挿通する円孔25が形成され、他端にはレバーシャフト26が挿通固着されており、レバーシャフト26は、ストッパブラケット6に軸支された前記ワイヤーレバー20のカム面20bに当接する。
リターンスプリング9は、スパイラル状に巻回されたスプリングであって、可動ブラケット3を一方向(シートバックの前傾方向)に付勢するものであり、その外周端は、前記リターンスプリングブラケット5に形成されたフック5cに係止され、内周端は、ストッパブラケット6に結着された係止部材19のフック19aに係止されている。
2 固定ブラケット
3 可動ブラケット
4 リクライニング機構
5 リターンスプリングブラケット
5c フック(係止部)
5e,5f ストッパ部
6 ストッパブラケット
6c,6d ストッパ部
7 センターシャフト
8 ロッドレバー
9 リターンスプリング
11 固定ブラケットの中心孔
14 可動ブラケットの中心孔
18 カラー
19 係止部材
19a フック(係止部)
20 ワイヤーレバー
22 軸
30 治具
Claims (5)
- シートクッション側に取り付けられた固定ブラケットとシートバック側に取り付けられた可動ブラケットとの間にリクライニング機構を介設し、両ブラケット間にリターンスプリングを介装するとともに、可動ブラケットの回動量を規制するストッパ部を両ブラケットに設け、回動可能に軸支されたレバーの回動操作によって前記リクライニング機構による前記可動ブラケットの傾動ロックを解除する車両用リクライニング装置において、
前記リターンスプリングの一端を係止する係止部を備えるリターンスプリングブラケットを前記固定ブラケットとは別部材として構成するとともに、該リターンスプリングブラケットを前記固定ブラケットに固着する一方、前記ストッパ部及び前記レバーを備えるストッパブラケットを前記可動ブラケットとは別部材として構成するとともに、該ストッパブラケットにカラーを結着し、該カラーを前記可動ブラケットに形成された中心孔に嵌合して前記ストッパブラケットを前記可動ブラケットに固着したことを特徴とする車両用リクライニング装置。 - 前記リターンスプリングブラケットに、前記ストッパブラケットのストッパ部が当接するストッパ部を設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用リクライニング装置。
- 前記リターンスプリングの他端を係止する係止部材を前記ストッパブラケットに取り付けたことを特徴とする請求項1記載の車両用リクライニング装置。
- シートクッション側に取り付けられた固定ブラケットとシートバック側に取り付けられた可動ブラケットとの間にリクライニング機構を介設し、両ブラケット間にリターンスプリングを介装するとともに、可動ブラケットの回動量を規制するストッパ部を両ブラケットに設け、回動可能に軸支されたレバーの回動操作によって前記リクライニング機構による前記可動ブラケットの回動ロックを解除する車両用リクライニング装置の組付方法において、
前記固定ブラケットとは別部材として構成され、前記リターンスプリングの一端を係止する係止部を備えるリターンスプリングブラケットを前記固定ブラケットに固着し、
前記可動ブラケットとは別部材として構成され、前記ストッパ部と前記レバーを備えるとともに、カラーが結着されたストッパブラケットを、前記カラーを前記可動ブラケットに形成された中心孔に嵌合して前記可動ブラケットに対して位置決めした後、
該ストッパブラケットと前記可動ブラケットとの間に治具を挟んでストッパブラケットを周方向に位置決めした状態で、該ストッパブラケットを前記可動ブラケットに固着することを特徴とする車両用リクライニング装置の組付方法。 - 前記リターンスプリングブラケットに設けられたストッパ部と前記ストッパブラケットのストッパ部との間に前記治具を挟むことを特徴とする請求項4記載の車両用リクライニング装置の組付方法。
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