JPH0654729A - シートのリクライニング装置 - Google Patents

シートのリクライニング装置

Info

Publication number
JPH0654729A
JPH0654729A JP23300392A JP23300392A JPH0654729A JP H0654729 A JPH0654729 A JP H0654729A JP 23300392 A JP23300392 A JP 23300392A JP 23300392 A JP23300392 A JP 23300392A JP H0654729 A JPH0654729 A JP H0654729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
eccentric
insertion hole
shaft
base plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23300392A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nemoto
晃 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP23300392A priority Critical patent/JPH0654729A/ja
Publication of JPH0654729A publication Critical patent/JPH0654729A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リクライニング装置における、回動アームの
同心軸回転を確保する。 【構成】 ベースプレート18が内歯車12を、回動アーム
20が係合ピン56をそれぞれ一体的に有して形成されてい
る。そして、回動アーム20が同心軸01上で支持されると
ともに、外歯車14が、係合ピン56の直径L1に偏心量eの
2倍の数値を加えた距離に相当する孔径L2の挿通孔58を
有して形成され、内歯車に噛合する偏心歯車として、偏
心カム30に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遊星歯車列の偏心運
動によって、シートバックサイドの回動アームをシート
クッションサイドのベースプレートに対して回動させる
シートのリクライニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シートクッションに対するシートバック
の傾斜角度(リクライニング角度)を調整可能とするリ
クライニング装置が、自動車等のシートに広く装着され
ている。
【0003】リクライニング装置として、たとえば、同
心軸上の内歯車と偏心軸上の外歯車との組合せからなる
遊星歯車列を備えた構成が、よく知られている。
【0004】通常、このような構成においては、内歯車
がシートクッションサイドのベースプレートに、外歯車
がシートバックサイドの回動アームに、それぞれ一体的
に形成されている。そして、外歯車は、操作ハンドルに
連結された駆動シャフトの偏心カムによって支持されて
いる。
【0005】このような構成によれば、操作ハンドルの
回転操作に伴う、偏心カム、つまりは外歯車の偏心運動
によって、外歯車が内歯車に対して偏心しながら逆方向
に回転(自転)するため、操作ハンドルの回転が減速さ
れて回動アームに伝達される。そして、操作ハンドルの
回転角度に応じて回動アーム、つまりはシートバックが
傾斜し、シートバックのリクライニング角度が、無段階
で任意に調整、設定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、公知の構成に
おいては、偏心カムの回転に伴って、外歯車が偏心しな
がら内歯車に対して自転するため、回動アームに、偏心
運動が生じる。
【0007】しかしながら、回動アームに偏心運動が生
じると、シートバックが中心をずらしながら揺動するた
め、着座者に違和感、不快感を与える虞れがあり、着座
者の快適性の低下は避けられない。
【0008】また、回動アーム、つまりはシートバック
が偏心運動するため、着座者の上体からの荷重がシート
バックに作用した状態で操作ハンドルを回動すると、偏
心カムの位置(角度)によっては、操作ハンドルの操作
力が重くなり、操作ハンドルの操作性を低下させる虞れ
がある。
【0009】この発明は、回動アームの同心軸回転を確
保するシートのリクライニング装置の提供を目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、ベースプレート、回動アームの
いずれか一方が、同心軸上に配設された内歯車を、他方
が、内歯車に対向する方向に突設された複数の係合ピン
をそれぞれ一体的に有して形成されている。そして、ベ
ースプレート、回動アーム間が、同心軸を中心として回
動可能に支持されている。
【0011】また、外歯車は、係合ピンの挿入、係合可
能な挿通孔を有して形成され、内歯車に噛合する偏心歯
車として、偏心カムに支持されている。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
【0013】図1、図2に示すように、この発明に係る
シートのリクライニング装置10は、相互に噛合可能な内
歯車12、外歯車14からなる遊星歯車列16を備え、ベース
プレート18に対する回動プレート20の傾斜角度を無段階
で調整、規制可能に構成されている。
【0014】ベースプレート18は、たとえば、凹部22を
有して形成され、凹部の内周面を利用して、内歯車12が
ベースプレートに一体的に設けられている。そして、内
歯車に噛合可能な外歯車14が、ベースプレートの凹部22
の内部に配設されている。
【0015】ここで、ベースプレート18、外歯車14は、
挿通孔24、26 をそれぞれ有して形成され、ベースプレー
トサイドから遊挿された駆動シャフト28の偏心カム30に
よって、外歯車が内歯車12に対して偏心運動可能に支持
されている。
【0016】図1に加えて図3を見るとわかるように、
駆動シャフト28は、たとえば、大径、小径の軸部32、33
をヘッド28a ととも軸線(同心軸)01上に、偏心カム30
を軸線(偏心軸)02上にそれぞれ配設して形成され、同
心軸を中心とする回転によって、偏心カムを偏心運動さ
せるように構成されている。偏心軸02、つまり、偏心カ
ム30の中心は、たとえば、同心軸01から距離(偏心量)
eだけ離反して設定されている。
【0017】そして、駆動シャフトの大径軸部32がベー
スプレートの挿通孔24に遊挿されるとともに、偏心カム
30が外歯車の挿通孔26に遊挿されて、外歯車14が、内歯
車12に対して偏心運動可能に支持されている。
【0018】このような構成では、距離eを回転半径と
する偏心カム30の偏心運動のもとで、外歯車14が、内歯
車12に対して偏心運動される。
【0019】なお、このような遊星歯車列自体は公知の
構成であり、その原理、構成等はこの発明の趣旨でない
ため、詳細に説明しない。
【0020】ここで、図1、図2に示すように、同心軸
上に位置するボス状の突起36を有する支持プレート38
が、リベット40等によってベースプレート18に固定され
ている。そして、回動アームの挿通孔42への突起36の遊
挿によって、回動アーム20が、同心軸01を中心として回
動可能に支持されている。
【0021】支持プレートの突起36は、駆動シャフトの
小径軸部33の遊挿可能な挿通孔44を有して形成され、駆
動シャフトの延出端46が、突起の挿通孔を介して、支持
プレート38の反対面(図中左方)に延出されている。そ
して、たとえば、支持プレート38の凹部48における、延
出端へのワッシャ50の挿通、スピードナット52の嵌着に
より、駆動シャフト28が軸支されて、シートのリクライ
ニング装置10が組立てられている。
【0022】なお、図1に示すように、駆動シャフトの
延出端46に、操作ハンドル54が、たとえば、スプライン
を利用して固定され、操作ハンドルの回転操作のもと
で、駆動シャフト28が回転可能、つまり、偏心カム30が
偏心運動可能となっている。
【0023】ここで、図1、図2に示すように、この発
明においては、たとえば、複数の係合ピン56が回動アー
ム20に突設されるとともに、係合ピンの係合可能な挿通
孔58が外歯車14に形成されている。そして、図1、図3
を見るとわかるように、係合ピン56は、挿通孔58に挿入
され、挿通孔の周縁に部分的に接触した状態で配置され
ている。
【0024】なお、図1、図3に示すように、係合ピン
56の直径をL1とした場合、外歯車の挿通孔58の孔径L2
は、たとえば、直径L1に偏心カム30の偏心量eの2倍の
数値を加えた距離、つまり、L2=L1+2e の数式によっ
て算出される数値に設定されている。
【0025】たとえば、図3に示すベースプレート18に
対する回動アーム20の位置、および、係合ピン56に対す
る挿通孔58の位置をシートのリクライニング装置10の初
期状態における各位置として仮定する。そして、このよ
うな状態から、操作ハンドル54を、たとえば、時計方向
に回転操作すると、駆動シャフト28は、同心軸01を中心
として一体的に回転して、対応する方向に偏心カム30を
偏心運動させる。
【0026】すると、外歯車14が、偏心カム30の偏心運
動のもとで、反時計方向に自転しながら偏心運動し、偏
心カムの回転方向と同方向に公転する。
【0027】このとき、外歯車14は、反時計方向に自転
しながら偏心運動するため、回動アームの係合ピン56
が、外歯車の挿通孔58の周縁によって、外歯車の自転方
向に押圧される。すると、係合ピン56とともに回動アー
ム20が、突起36の回り、つまり同心軸01を中心として対
応する方向(反時計方向)に回動される。
【0028】なお、このような構成においては、挿通孔
58の孔径L2によって、偏心運動時における、係合ピン5
6、挿通孔の軌跡のずれが吸収されるため、外歯車14の
偏心運動が保障される。
【0029】そして、図4に示すように、操作ハンドル
54の操作力を解除し、偏心カム30を任意の位置(角度)
で停止させると、内歯車12に対する外歯車14の偏心運動
が停止して、対応する位置に保持される。すると、外歯
車の挿通孔58の周縁と係合ピン56との係合のもとで、回
動アーム20の回動が規制されて、回動アームの傾斜角
度、つまりはシートバックのリクライニング角度が設定
される。
【0030】上記のように、この発明のシートのリクラ
イニング装置10によれば、回動アームの係合ピン56が外
歯車の挿通孔58の周縁に押圧されて、回動アーム20が対
応する回動するため、回動アームに偏心運動を生じさせ
ることもなく、同心軸01を中心とした回動アームの回動
が得られる。
【0031】そのため、リクライニング動作時におい
て、回動アーム20、つまりはシートバックがベースプレ
ート20に対して偏心運動することもなく、着座者への違
和感、不安感等の付与が防止でき、着座者の快適性が十
分に改善される。
【0032】そして、シートバックに作用した着座者の
上体からの荷重は、シートバック、つまりは回動アーム
20のいずれの角度においても、操作ハンドル54に同一量
の負荷として作用するため、シートバックに着座者の上
体からの荷重が作用した状態においても、操作ハンドル
が部分的に重くなることもない。
【0033】そのため、均一の操作力のもとでのハンド
ル操作が行え、操作ハンドル54の操作性も、十分に改善
される。
【0034】更に、この発明においては、外歯車14を回
動アーム20から分離して形成し、回動アームを同心軸上
の支持片36で支持するとともに、係合ピン56、挿通孔58
間の係合によって、回動アーム、外歯車間を連結すれば
足りる。そのため、構成が複雑化することもなく、回動
アーム20に偏心運動の生じないシートのリクライニング
装置10が、安価、容易に提供できる。
【0035】ここで、実施例においては、内歯車12がベ
ースプレート18に形成されるとともに、外歯車14が係合
ピン56、挿通孔58の係合のもとで回動アーム20に連動可
能に連結されている。しかし、これに限定されず、これ
とは逆に、内歯車12を回動アーム20に形成するととも
に、外歯車14をベースプレート18に連結する構成として
もよい。
【0036】また、ベースプレート18に係合ピン56を、
外歯車14に挿通孔58をそれぞれ設けているが、これとは
逆に、ベースプレートに挿通孔を、外歯車に係合ピンを
それぞれ設ける構成としてもよい。
【0037】更に、駆動シャフト28は、延出端46へのス
ピードナット52の冠着によって離脱不能に軸支されてい
るが、駆動シャフトを軸支すれば足りるため、スピード
ナットに限定されず、たとえば、Eリング、係止ピン等
の他の係止部材を利用する構成としてもよい。
【0038】また、実施例において、係合ピン56、挿通
孔58は、等角度離反した6箇所に設けられているが、こ
れに限定されず、他の数の係合ピン、挿通孔を回動アー
ム20、外歯車14に設けてもよい。
【0039】ここで、実施例において、挿通孔58は、係
合ピン56の直径L1に偏心量eの2倍の数値を加えた距離
に相当する孔径L2に形成されているが、これに限定され
ず、他の数値の孔径から、挿通孔を形成してもよい。
【0040】しかしながら、挿通孔58の孔径L2を係合ピ
ン56の直径L1に偏心量eの2倍の数値を加えた距離とす
れば、内歯車12に対する外歯車14の円滑な偏心運動が確
保できるとともに、ベースプレート18に対する回動アー
ム20のガタつきが十分に抑制できる。
【0041】なお、自動車等のシートのリクライニング
装置として具体化されているが、これに限定されず、た
とえば、電車、飛行機、船舶等のシートのリクライニン
グ装置に、この発明を応用してもよい。
【0042】上述した実施例は、この発明を説明するた
めのものであり、この発明を何等限定するものでなく、
この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも
全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
【0043】
【発明の効果】上記のように、この発明に係るシートの
リクライニング装置によれば、回動アームに偏心運動を
生じさせることもなく、同心軸を中心とした回動アーム
の回動が得られる。そのため、リクライニング動作時に
おいて、回動アーム、つまりはシートバックがベースプ
レートに対して偏心運動することもなく、着座者への違
和感、不安感等の付与が防止でき、着座者の快適性が十
分に改善される。
【0044】そして、着座者の上体からの荷重が、回動
アームのいずれの角度においても、操作ハンドルに同一
量の負荷として作用するため、シートバックに着座者の
上体からの荷重が作用した状態においても、操作ハンド
ルが部分的に重くなることもない。そのため、均一の操
作力のもとでのハンドル操作が行え、操作ハンドルの操
作性も、十分に改善される。
【0045】更に、この発明においては、外歯車、内歯
車のいずれかを回動アームまたはベースプレートから分
離し、係合ピン、挿通孔間の係合によって、これらを連
動可能に連結すれば足りる。そのため、構成が複雑化す
ることもなく、回動アームに偏心運動の生じないシート
のリクライニング装置が安価、容易に提供できる。
【0046】そして、挿通孔の孔径を係合ピンの直径に
偏心量の2倍の数値を加えた距離とすれば、内歯車に対
する外歯車の円滑な偏心運動が確保できるとともに、ベ
ースプレートに対する回動アームのガタつきが十分に抑
制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るシートのリクライニング装置の
概略縦断面図である。
【図2】シートのリクライニング装置の概略分解斜視図
である。
【図3】初期状態における、シートのリクライニング装
置の作動図である。
【図4】作動時における、シートのリクライニング装置
の作動図である。
【符号の説明】
10 シートのリクライニング装置 12 内歯車 14 外歯車 16 遊星歯車列 18 ベースプレート 20 回動アーム 28 駆動シャフト 30 偏心カム 54 操作ハンドル 56 係合ピン 58 挿通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方を同心軸上、他方を偏心軸上に配設
    した一対の内歯車、外歯車の組合せからなる遊星歯車列
    を備え、偏心軸上の歯車を支持した偏心カムの回転に伴
    う、同心軸上の歯車に対する偏心軸上の歯車の偏心運動
    によって、シートバックサイドの回動アームが、シート
    クッションサイドのベースプレートに対して回動するシ
    ートのリクライニング装置において、 ベースプレート、回動アームのいずれか一方が、同心軸
    上に配設された内歯車を、他方が、内歯車に対向する方
    向に突設された複数の係合ピンをそれぞれ一体的に有し
    て形成されるとともに、ベースプレート、回動アーム間
    が、同心軸を中心として回動可能に支持され、 外歯車が、係合ピンの挿入、係合可能な挿通孔を有して
    形成されるとともに、内歯車に噛合する偏心歯車とし
    て、偏心カムに支持され、 挿通孔周縁と係合ピンとの係合に伴う、挿通孔周縁での
    係合ピンの押圧、支持によって、回動プレートが、同心
    軸を中心として回動可能に構成されたことを特徴とする
    シートのリクライニング装置。
  2. 【請求項2】 一方を同心軸上、他方を偏心軸上に配設
    した一対の内歯車、外歯車の組合せからなる遊星歯車列
    を備え、偏心軸上の歯車を支持した偏心カムの回転に伴
    う、同心軸上の歯車に対する偏心軸上の歯車の偏心運動
    によって、シートバックサイドの回動アームが、シート
    クッションサイドのベースプレートに対して回動するシ
    ートのリクライニング装置において、 ベースプレート、回動アームのいずれか一方が、同心軸
    上に配設された外歯車を、他方が、外歯車に対向する方
    向に突設された複数の係合ピンをそれぞれ一体的に有し
    て形成されるとともに、ベースプレート、回動アーム間
    が、同心軸を中心として回動可能に支持され、 内歯車が、係合ピンの挿入、係合可能な挿通孔を有して
    形成されるとともに、外歯車に噛合する偏心歯車とし
    て、偏心カムに支持され、 挿通孔周縁と係合ピンとの係合に伴う、挿通孔周縁での
    係合ピンの押圧、支持によって、回動プレートが、同心
    軸を中心として回動可能に構成されたことを特徴とする
    シートのリクライニング装置。
  3. 【請求項3】 一方を同心軸上、他方を偏心軸上に配設
    した一対の内歯車、外歯車の組合せからなる遊星歯車列
    を備え、偏心軸上の歯車を支持した偏心カムの回転に伴
    う、同心軸上の歯車に対する偏心軸上の歯車の偏心運動
    によって、シートバックサイドの回動アームが、シート
    クッションサイドのベースプレートに対して回動するシ
    ートのリクライニング装置において、 同心軸を中心として回動可能に支持されたベースプレー
    ト、回動アームのいずれか一方に、同心軸上の内歯車
    を、内歯車に噛合する偏心歯車としての外歯車に、内歯
    車に反する方向に突設された複数の係合ピンを、それぞ
    れ一体的に形成するとともに、 ベースプレート、回動アームの他方に、係合ピンの挿
    入、係合可能な挿通孔を形成し、 挿通孔周縁と係合ピンとの係合に伴う、挿通孔周縁での
    係合ピンの押圧、支持によって、回動プレートが、同心
    軸を中心として回動可能に構成されたことを特徴とする
    シートのリクライニング装置。
  4. 【請求項4】 一方を同心軸上、他方を偏心軸上に配設
    した一対の内歯車、外歯車の組合せからなる遊星歯車列
    を備え、偏心軸上の歯車を支持した偏心カムの回転に伴
    う、同心軸上の歯車に対する偏心軸上の歯車の偏心運動
    によって、シートバックサイドの回動アームが、シート
    クッションサイドのベースプレートに対して回動するシ
    ートのリクライニング装置において、 同心軸を中心として回動可能に支持されたベースプレー
    ト、回動アームのいずれか一方に、同心軸上の外歯車
    を、外歯車に噛合する偏心歯車としての内歯車に、外歯
    車に反する方向に突設された複数の係合ピンを、それぞ
    れ一体的に形成するとともに、 ベースプレート、回動アームの他方に、係合ピンの挿
    入、係合可能な挿通孔を形成し、 挿通孔周縁と係合ピンとの係合に伴う、挿通孔周縁での
    係合ピンの押圧、支持によって、回動プレートが、同心
    軸を中心として回動可能に構成されたことを特徴とする
    シートのリクライニング装置。
  5. 【請求項5】 係合ピンの挿入、係合可能な挿通孔が、
    係合ピンの直径に偏心量の2倍の数値を加えた距離に相
    当する孔径に形成された請求項1ないし4のいずれか記
    載のシートのリクライニング装置。
JP23300392A 1992-08-07 1992-08-07 シートのリクライニング装置 Pending JPH0654729A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23300392A JPH0654729A (ja) 1992-08-07 1992-08-07 シートのリクライニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23300392A JPH0654729A (ja) 1992-08-07 1992-08-07 シートのリクライニング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0654729A true JPH0654729A (ja) 1994-03-01

Family

ID=16948296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23300392A Pending JPH0654729A (ja) 1992-08-07 1992-08-07 シートのリクライニング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0654729A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006061447A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Fuji Kiko Co Ltd 車両用リクライニング装置及びその組付方法
JP2006175142A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Fuji Kiko Co Ltd 車両用リクライニング装置及びその組付方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006061447A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Fuji Kiko Co Ltd 車両用リクライニング装置及びその組付方法
JP4725989B2 (ja) * 2004-08-27 2011-07-13 富士機工株式会社 車両用リクライニング装置及びその組付方法
JP2006175142A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Fuji Kiko Co Ltd 車両用リクライニング装置及びその組付方法
JP4672361B2 (ja) * 2004-12-24 2011-04-20 富士機工株式会社 車両用リクライニング装置及びその組付方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6132171B2 (ja)
JP4923317B2 (ja) 駆動装置
JP2000050992A (ja) 関節機構及び座席
JPH0525480Y2 (ja)
JPH0631960Y2 (ja) 角度調整装置
JPH0654729A (ja) シートのリクライニング装置
JP2645582B2 (ja) シートのリクライニング装置
JP2544029Y2 (ja) シートのリクライニング装置
JPH0430919Y2 (ja)
JPH0533Y2 (ja)
JPS6041154Y2 (ja) 継手部材の角度調節兼固定装置
JP3576256B2 (ja) シートのパワー式リクライニング装置
JPH0352447Y2 (ja)
JPH0819444A (ja) シートリクライニング装置
JPH018203Y2 (ja)
JPH0459174B2 (ja)
JPH0325637Y2 (ja)
JPH0529141Y2 (ja)
JPH0425000Y2 (ja)
JPH0352445Y2 (ja)
JPS6328918Y2 (ja)
JPH0228765Y2 (ja)
JPH0120935Y2 (ja)
JPH1014692A (ja) 駆動装置
JPH0357761B2 (ja)