JP2007325772A - 車両シートのリクライニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転軸が他のリクライニング機構と溶接されても回転軸を小さな力で操作でき、しかも回転軸がスライド方向にガタつくことがない車両シート用リクライニング機構及び車両シートのリクライニング装置を提供する。
【解決手段】シートクッションフレーム13、30に対してスライド自在な回転軸40の一方の端部に、シートクッションフレーム30と隙間をもって対向する径方向突出部材42を取り付け、シートクッションフレーム30とフランジの間に形成した軸方向隙間に、シートクッションフレーム30及び径方向突出部材に接触するこ被挟持部材W1を挿入する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両シートの座部と背凭れを回転可能に接続する車両シートのリクライニング装置に関する。
座部と背凭れが回転可能に接続する車両シートは従来より様々なものが提案されている。
特許文献1の車両シートには左右一対のリクライニング機構90が設けてある。左右のリクライニング機構90は共に、シートクッションフレーム100と一体化したベースアーム100と、バックフレーム202と一体化したラチェット130と、を備え、ベースアーム100とラチェット130は取り付け金具205によって相対回転可能に結合している。さらにベースアーム100及びラチェット130をヒンジピン120(回転軸)が車幅方向に貫通している。ヒンジピン120はベースアーム100及びラチェット130に対して相対回転及び相対スライドが可能である。さらにヒンジピン120はベースアーム100及びラチェット130に対してその軸線方向(左右方向)に相対移動可能である。ベースアーム100とラチェット130の間にはロック機構が設けてある。このロック機構は、ヒンジピン120の回転位置に応じてロック状態とアンロック状態とに切り替わるものであり、ロック状態においてはベースアーム100とラチェット130の相対回転を禁止することにより背凭れの座部に対する角度を保持し、アンロック状態においてはベースアーム100とラチェット130の相対回転を許容することにより背凭れの座部に対する角度調整を可能にする。
一方のリクライニング機構90のヒンジピン120には連結パイプ311の一端が固定され、他方のリクライニング機構90のヒンジピン120には連結パイプ311の他端が溶接により固定されている。
従って、左右いずれかのリクライニング機構90のヒンジピン120を回転させると、他方のリクライニング機構90のヒンジピン120も回転し、左右のリクライニング機構90のロック機構が同期しながらロック状態とアンロック状態に切り替わる。
特開2003−325260号公報
特許文献1のリクライニング装置では、一方のリクライニング機構90に結合してある連結パイプ311に他方のリクライニング機構90のヒンジピン120を溶接により固定すると、溶接時に生じるヒンジピン120及び連結パイプ311の熱収縮により、左右のヒンジピン120が左右のベースアーム100に対して互いに近づく方向にスライドすることがある。左右のリクライニング機構90は連結パイプ311によって互いに結合される前の状態において、既にそのヒンジピン120に設けたフランジがベースアーム100の側面に接触している。そのため、溶接時の熱収縮により左右のヒンジピン120が互いに近づく方向に移動すると、左右のフランジとベースアーム100の間の接触力が増大してしまう。そして、このようにフランジとベースアーム100の間の接触力が大きくなると、ヒンジピン120を小さな力で回転操作できなくなってしまう。
一方、他方のリクライニング機構90と接続される前の状態のリクライニング機構90のフランジとベースアーム100の間に予め隙間を設けておき、ヒンジピン120と連結パイプ311に熱収縮が生じてもフランジとベースアーム100の間に隙間が形成されるようにしておけば、小さな力でヒンジピン120を回転操作できる。
しかし、このような構成ではヒンジピン120がベースアーム100に対してスライド方向にガタついてしまう。
本発明の目的は、回転軸が他のリクライニング機構と結合するための連結軸に溶接されても回転軸を小さな力で操作でき、しかも回転軸がスライド方向にガタつくことがない車両シートのリクライニング装置を提供することにある。
本発明の車両シートのリクライニング装置は、座部と一体化したシートクッションフレーム及び背凭れと一体化したバックフレームを相対回転可能及び軸方向移動可能に貫通する回転軸と、該回転軸をロック位置に回転させたとき、上記シートクッションフレームとバックフレームの相対回転を禁止し、アンロック位置に回転させたとき相対回転を許容するロック機構と、を備える車両シート用リクライニング機構を各回転軸を同軸に位置させて一対具備し、一方のリクライニング機構が、上記回転軸の一方の端部側に、上記シートクッションフレームとバックフレームの一方である対向部材と軸方向隙間をもって対向させて設けた、該回転軸に対して軸方向移動不能な径方向突出部材と、上記軸方向隙間に挿入した変形可能な被挟持部材と、を備え、他方のリクライニング機構が、回転操作レバーと一緒に回転する上記回転軸の一方の端部側に、上記シートクッションフレームとバックフレームの一方である対向部材と軸方向隙間をもって対向させて設けた、該回転軸に対して軸方向移動不能な径方向突出部材と、上記軸方向隙間に挿入した変形可能な被挟持部材と、を備え、少なくとも一方のリクライニング機構の回転軸の他方の端部に、他方のリクライニング機構の回転軸と一緒に回転する連結軸の一端部を溶接し、該溶接によって上記径方向突出部材が対向する上記対向部材側に近づいたときに、上記径方向突出部材と対向部材が上記被挟持部材に圧接して該被挟持部材を変形させることを特徴としている。
上記他方のリクライニング機構の上記回転操作レバーが、上記回転軸に設けた上記径方向突出部材を兼ねていてもよい。
上記被挟持部材としては弾性部材ではない部材(例えばフェルト材や樹脂ワッシャなど)も利用可能である。しかし、上記径方向突出部材を上記対向部材から離間する方向に弾性付勢する弾性部材(例えば金属製ウェブワッシャ等)を利用すれば、対向部材と径方向突出部材の回転抵抗をさらに低減できるので好ましい。
本発明では、リクライニング機構の回転軸の端部に他のリクライニング機構の回転軸と一緒に回転する連結軸の一端部を溶接する際に回転軸や連結軸に熱収縮が生じても、被挟持部材の存在によって径方向突出部材(例えばフランジや回転操作レバーなど)が対向部材に接触するのが防止される。しかも、被挟持部材を介在させたことにより径方向突出部材と対向部材との間には大きな回転抵抗が生じることはないので、リクライニング機構の回転軸を小さい力で円滑に回転させることが可能である。さらに、被挟持部材によって径方向突出部材と対向部材との間のガタを除去しているので、回転軸がスライド方向にガタつくこともない。
以下、添付図面を利用して本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の説明中の前後の方向は、図1及び図2に記載した矢印の方向を基準としている。
車両の床面Fにはベース部材11が固定してあり、ベース部材11の上面には座部(クッション)12が固定してある。図1及び図3に示すように、座部12の内部には左右一対の金属製のシートクッションフレーム13が埋設(固定)してある。背凭れ(クッション)14の内部には左右一対の金属製のバックフレーム15が埋設(固定)してある。このシートクッションフレーム13の後端部とバックフレーム15の下端部はリクライニング装置20を介して相対回転可能に接続している。
次に、このリクライニング装置20について詳しく説明する。
リクライニング装置20は左右一対のリクライニング機構25R、リクライニング機構25Lを備えている。リクライニング機構25Rとリクライニング機構25Lは後述する回転操作レバー45を除いて同じ構造である。
リクライニング機構25R及びリクライニング機構25Lは座部側固定筒30を備えている(この座部側固定筒30はシートクッションフレームの一部をなす部材である)。この座部側固定筒30は、その中央部に嵌合凸部31が突設された有底の二重円筒形状であり、その中心部に支持孔32が穿設してある。さらにリクライニング機構25L及びリクライニング機構25Rは、座部側固定筒30と対をなす背凭れ側回転筒33を有している(この背凭れ側回転筒33はバックフレームの一部をなす部材である)。この背凭れ側回転筒33は、その中央部に嵌合凸部34が突設された有底の二重円筒形状である。座部側固定筒30と背凭れ側回転筒33の外周側の対向端面どうしは互いに回転可能に接触しており、背凭れ側回転筒33の内周面は座部側固定筒30の内側筒部に回転可能に接触している。図3に示すように、座部側固定筒30の嵌合凸部31はシートクッションフレーム13の後端部に穿設した支持孔16に嵌合固定しており、背凭れ側回転筒33の嵌合凸部34はバックフレーム15の下端部に穿設した支持孔17に嵌合固定している。図3から図5に示すように、シートクッションフレーム13の後端部内周面には略円筒形状をなす抜け止め部材35の外側端面が固着している。この抜け止め部材35の内側端部に突設された環状フランジ35aが背凭れ側回転筒33の外周縁部の内側端面に係合しているので、背凭れ側回転筒33と座部側固定筒30は互いに離間せずに相対回転可能である。
図3に示すように、座部側固定筒30の支持孔32には連結筒部材36が、軸方向の相対移動及び相対回転が可能として嵌合している。
リクライニング機構25R、リクライニング機構25Lの連結筒部材36には、金属製の円柱部材である回転軸40が嵌合している。連結筒部材36の内周面には、その周方向に等角度間隔で左右方向に延びる複数のスライド溝が形成してあり、さらに回転軸40の対応部分には周方向に等角度間隔で左右方向に延びる複数のスライド突起が突設してある。そして、回転軸40の各スライド突起が対応する各スライド溝に嵌合しているので、回転軸40は連結筒部材36に対して相対回転不能かつ連結筒部材36の軸線方向(左右方向)に相対スライド可能である。
回転軸40の内側端部は回転軸40の中央部分より小径の接続側端部41となっており、回転軸40の外側端部近傍には環状フランジ(フランジ)42が固定してある。そして、リクライニング機構25R及びリクライニング機構25Lの環状フランジ42と座部側固定筒(対向部材)30の対向端面の間には軸方向の隙間が形成してある。さらにリクライニング機構25Rの回転軸40には、環状フランジ42の左端面に接触する態様で回転操作レバー45の基端部が固着してあり、回転操作レバー45と対向する嵌合凸部(対向部材)31の間には軸方向の隙間が形成してある。
リクライニング機構25Lの環状フランジ(径方向突出部材)42と嵌合凸部31の間には回転軸40の周囲に位置する態様で金属製のウェブワッシャ(被挟持部材及び弾性部材)W1が挿入してある。このウェブワッシャW1は対向部材である嵌合凸部31(座部側固定筒30)及び環状フランジ42に弾性接触することにより、環状フランジ42及び回転軸40を左側(外側)に弾性付勢している。従って、リクライニング機構25Lの座部側固定筒30と回転軸40の間にスライド方向のガタは存在しない。
リクライニング機構25Rの回転操作レバー(径方向突出部材)45と嵌合凸部31の間には回転軸40の周囲に位置する態様で金属製のウェブワッシャ(被挟持部材及び弾性部材)W2が挿入してある。このウェブワッシャW2は対向部材である嵌合凸部31(座部側固定筒30)及び回転操作レバー45に弾性接触することにより、回転操作レバー45及び回転軸40を右側(外側)に弾性付勢している。従って、リクライニング機構25Rの座部側固定筒30と回転軸40の間にスライド方向のガタは存在しない。
リクライニング機構25R及びリクライニング機構25Lにおける座部側固定筒30と背凭れ側回転筒33の環状空間にはロック機構LMが設けてある。このロック機構LMは例えば特開2003−325260号公報に記載されているように周知の機構であるため図示は簡略化しており、その構造の詳細な説明は省略する。
ロック機構LMは周知のように回転軸40と一緒に回転するカム(図示略)を具備している。そして、回転軸40が所定のロック位置に回転するとカムがロック機構LMをロック状態に移行させ、回転軸40が所定のアンロック位置に回転するとカムがロック機構LMをアンロック状態に移行させる。回転軸40は、回転操作レバー45を何ら操作しないとき(手を離したとき)はロック位置に位置し、回転操作レバー45を所定位置まで回転させるとアンロック位置まで回転するので、ロック機構LMは常時はロック状態にある。ロック機構LMがロック状態になると座部側固定筒30と背凭れ側回転筒33の相対回転が禁止されるので背凭れ14の座部12に対する傾斜角度が保持される。一方、ロック機構LMがアンロック状態になると座部側固定筒30と背凭れ側回転筒33の相対回転が許容されるので背凭れ14の傾斜角度を調整可能になる。
リクライニング機構25Rとリクライニング機構25Lは図2、3及び5に示した金属製の連結パイプ(連結軸)50によって互いに結合される。具体的には、連結パイプ50の両端部を互いに同軸状態に位置させた左右の回転軸40の接続側端部41にCO2溶接することにより結合される。このように連結パイプ50を用いて左右の回転軸40どうしを結合するとリクライニング機構25R及びリクライニング機構25Lの動きが同期する。従って、回転操作レバー45を操作しないことによりリクライニング機構25Rをロック状態としたときはリクライニング機構25Lもロック状態となり、回転操作レバー45によって回転軸40をアンロック位置まで回転させてリクライニング機構25Rをアンロック状態に移行させるとリクライニング機構25Lもアンロック状態になる。
連結パイプ50の両端部を左右の回転軸40の接続側端部41にCO2溶接すると、左右の回転軸40及び連結パイプ50に熱収縮が生じ、この熱収縮に起因してリクライニング機構25R及びリクライニング機構25Lの回転軸40が互いに近づく方向にスライドすることがある。
しかし、本実施形態のようにリクライニング機構25Lとリクライニング機構25RにそれぞれウェブワッシャW1、W2を装着すると、熱収縮が生じてもウェブワッシャW1、W2が弾性変形するだけであり、リクライニング機構25Lの環状フランジ42と嵌合凸部31、及びリクライニング機構25Rの回転操作レバー45と嵌合凸部31が互いに接触せず、しかも環状フランジ42及び回転操作レバー45とウェブワッシャW1、W2との間には大きな回転抵抗は生じない。従って、リクライニング機構25Rとリクライニング機構25Lの結合時に左右の回転軸40及び連結パイプ50が熱収縮を起こしても、リクライニング機構25R及びリクライニング機構25Lの回転軸40を小さな力で円滑に回転させることが可能である。しかも、ウェブワッシャW1、W2によってリクライニング機構25R、25Lの座部側固定筒30と回転軸40の間のスライド方向のガタが除去されているので、回転軸40がスライド方向にガタつくこともない。
なお、本実施形態ではリクライニング機構25R及びリクライニング機構25Lの座部側固定筒30を外側に配置し背凭れ側回転筒33を内側に配置したが、リクライニング機構25R及びリクライニング機構25Lの背凭れ側回転筒33を外側に配置し座部側固定筒30を内側に配置し、背凭れ側回転筒33と環状フランジ42または回転操作レバー45の間にウェブワッシャW1、W2を設けて実施してもよい。この場合は背凭れ側回転筒33が対向部材となる。
さらに、回転軸40(接続側端部41)と回転操作レバー45をCO2溶接以外の溶接方法により溶接してもよい。
また、リクライニング機構25R及びリクライニング機構25Lのうちの一方の回転軸40のみを連結パイプ50に溶接し、他方の回転軸40と連結パイプ50は溶接以外の手段(例えばボルト締め)によって結合してもよい。
さらに、回転操作レバー45を具備するリクライニング機構25Rにおいて、回転操作レバー45を環状フランジ42の外側に位置させ、この環状フランジ42と嵌合凸部31の間でウェブワッシャW2を挟持してもよい。
また、被挟持部材としてはウェブワッシャW1、W2以外の弾性部材を利用してもよい。
さらに、被挟持部材として弾性部材ではないフェルト材や樹脂ワッシャを利用することも可能である。フェルト材や樹脂ワッシャを利用すると、溶接によって回転操作レバー45や環状フランジ42が嵌合凸部31側に近づいたときに、これらによって挟まれたフェルト材や樹脂ワッシャが塑性変形する。従って、回転軸40がスライド方向にガタつくのが防止され、回転操作レバー45または環状フランジ42と嵌合凸部31との間に大きな回転抵抗が生じるのが防止される。
本発明の一実施形態の車両シートの側面図である。 車両シートとリクライニング装置の斜視図である。 図2のIII−III矢線に沿う拡大横断平面図である。 左右のリクライニング機構の分解斜視図である。 左右のリクライニング機構と連結パイプの分解斜視図である。
符号の説明
10 車両シート
11 ベース部材
12 座部
13 シートクッションフレーム
14 背凭れ
15 バックフレーム
20 リクライニング装置
25R 25L リクライニング機構
30 座部側固定筒(シートクッションフレーム)(対向部材)
31 嵌合凸部
32 支持孔
33 背凭れ側回転筒(バックフレーム)(対向部材)
34 嵌合凸部
35 抜け止め部材
36 連結筒部材
40 回転軸
41 接続側端部
42 環状フランジ(径方向突出部材)
45 回転操作レバー(径方向突出部材)
50 連結パイプ(連結軸)
F 車両床面
LM ロック機構
W1 W2 ウェブワッシャ(被挟持部材及び弾性部材)

Claims (3)

  1. 座部と一体化したシートクッションフレーム及び背凭れと一体化したバックフレームを相対回転可能及び軸方向移動可能に貫通する回転軸と、
    該回転軸をロック位置に回転させたとき、上記シートクッションフレームとバックフレームの相対回転を禁止し、アンロック位置に回転させたとき相対回転を許容するロック機構と、を備える車両シート用リクライニング機構を各回転軸を同軸に位置させて一対具備し、
    一方のリクライニング機構が、
    上記回転軸の一方の端部側に、上記シートクッションフレームとバックフレームの一方である対向部材と軸方向隙間をもって対向させて設けた、該回転軸に対して軸方向移動不能な径方向突出部材と、
    上記軸方向隙間に挿入した変形可能な被挟持部材と、を備え、
    他方のリクライニング機構が、
    回転操作レバーと一緒に回転する上記回転軸の一方の端部側に、上記シートクッションフレームとバックフレームの一方である対向部材と軸方向隙間をもって対向させて設けた、該回転軸に対して軸方向移動不能な径方向突出部材と、
    上記軸方向隙間に挿入した変形可能な被挟持部材と、を備え、
    少なくとも一方のリクライニング機構の回転軸の他方の端部に、他方のリクライニング機構の回転軸と一緒に回転する連結軸の一端部を溶接し、
    該溶接によって上記径方向突出部材が対向する上記対向部材側に近づいたときに、上記径方向突出部材と対向部材が上記被挟持部材に圧接して該被挟持部材を変形させることを特徴とする車両シートのリクライニング装置。
  2. 請求項1記載の車両シートのリクライニング装置において、
    上記他方のリクライニング機構の上記回転操作レバーが、上記回転軸に設けた上記径方向突出部材を兼ねている車両シートのリクライニング装置。
  3. 請求項1または2記載の車両シートのリクライニング装置において、
    上記被挟持部材が、上記径方向突出部材を上記対向部材から離間する方向に弾性付勢する弾性部材である車両シートのリクライニング装置。

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