JP2010194223A - リクライニング装置 - Google Patents

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泰和 佐久間
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Abstract

【課題】円盤状であっても比較的自由にロック強度を調節することができる車両用シートのリクライニング装置を提供する。
【解決手段】第2のロックプレート12に突設されたロックピン12aが第1のロックプレート11の挿通穴11aと、シートクッションブラケット21及びシートバックブラケット31の夫々のロック孔21b、31bに挿入されることによって、リクライニング装置1がロックされる。
【選択図】図2

Description

本発明は、人が着座するシートのシートクッションに対してシートバックを傾動可能に保持するリクライニング装置であって、特に車両用シートに係るものである。
従来、車両用の座席等に装備されるリクライニング装置として、多種多様な装置が提案されている。ここで、座席への取り付けが容易で小型・軽量化されたリクライニング装置として、例えば特許文献1に記載されているようなラウンドリクライニング装置と称されるものが実用化されている。このラウンドリクライニング装置は、略円盤状のベースプレートと略円盤状のギヤプレートが向かい合わせに組み合わされ、両プレートの向かい合わせとなった内部空間にロック機構が配設されており、センターシャフトを支点として両プレートが相対的に回転および調整固定されるようになっている。
また、上述のようなラウンドリクライニング装置は、乗員が着座するシートクッションと、それに対して傾動可能に取り付けられるシートバックとを固定するものであり、ベースプレート及びギヤプレートをシートクッション及びシートバックにそれぞれ取り付けるようになっている。その取り付けについては、例えば特許文献2にあるようなものが実用化されている。(以下背景技術の説明に用いる各部の符号は特許文献に示されているものを使用する。)
特許文献1に記載のリクライニング装置は、乗員が座る部分であるシートクッション(2)にベースプレート(4)が取り付けられ、該ベースプレート(4)には機枠(5)が結合されている。また、シートクッション(2)に回動可能に取り付けられるシートバック(3)にはアームプレート(6)が取り付けられ、該アームプレート(6)には蓋体(7)が結合されている。
前記機枠(5)と蓋体(7)はリクライニング装置(1)を構成しており、機枠(5)には円盤の内部をプレスにより半抜きして円形凹部が形成される一方、蓋体(7)には同様にして円盤の内部を半抜きして円形凹部が形成されると共に該円形凹部の内周面には内歯ギヤ(7a)が形成されている。そして、機枠(5)の円形凹部の内部に、蓋体(7)が同軸状かつ相対回転自在に嵌め込まれている。そして、機枠(5)と蓋体(7)との外周部がリング状のホルダ(8)によって挟持され、これにより機枠(5)と蓋体(7)とが軸方向に分離されることなく相対回転可能に保持されている。
機枠(5)と蓋体(7)との軸方向間には、中央に回転式のカム(9)が配置され、該カム(9)を挟んだ上下位置には揺動自在な一対のロックツース(10)が配置されている。カム(9)は、操作レバー(17)を操作することで回転するようになっている。また、ロックツース(10)を円弧軌道に沿って揺動自在に案内するため、ガイド手段(12A,12B)が設けられている。
上述のとおり構成されるリクライニング装置は、操作レバー(17)を操作するとカム(9)が回転し、ロックツース(10)をガイド手段(12A,12B)に沿って揺動させることができ、ロックツース(10)の歯を内歯ギヤ(7a)に係脱可能にすることで、機枠(5)に対して蓋体(7)の回動を制御することが出来るようになっている。
次に、機枠(5)とベ一スプレート(4)との結合構造を以下に説明する。機枠(5)の外面には、円周方向に沿って6つの円柱形の凸部(5a)が第1,第2ガイド凸部(12A,12B)の位置を避けて形成され、該凸部(5a)はベ一スプレート(4)に形成された嵌合孔(4a)に夫々嵌合されている。そして、嵌合孔(4a)の内部と凸部(5a)とが溶接部(19)を介して結合されている。また、蓋体(7)とアームプレート(6)との結合は、以下のようになっている。蓋体(7)の外面には、円周方向に沿って6つの円柱形の凸部(7b)が略等間隔に形成され、該凸部(7b)はアームプレート(6)に形成された嵌合孔6bに嵌合されている。そして、嵌合孔6bの内部と凸部7bとが溶接部19を介して結合されている。
特許第3343039号公報 特開2008−272036号公報
しかしながら、上記特許文献のようにすると、ロック強度はロックツースの数によって調節できるが、円盤状のベースプレート内に配置できるロックツースの数には限度があり、ロック強度が調節しづらかった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、円盤状であっても比較的自由にロック強度を調節することができるリクライニング装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載のリクライニング装置においては、「乗員が着座する座席のシートクッションのブラケットまたはシートクッションに対して傾動可能なシートバックのブラケットの何れか一方に固定される第1のロックプレートと、
前記第1のロックプレートと、前記シートクッション及び前記シートバックのブラケットに、突設されたロックピンを係合することでシートバックの回転を規制する第2のロックプレートと、
前記第1のロックプレートに挿入されると共に前記シートバックの回転軸となる軸部と、前記第2のロックプレートが摺動する摺動部を有するシャフトと、
前記第2のロックプレートを前記第1のロックプレート側に付勢するスプリングと、
前記スプリングの付勢力に抗して、前記第2のロックプレートを前記シャフト上を摺動させるカム部材とから構成される」ことを技術的特徴とする。
請求項1に記載のリクライニング装置によれば、座席のシートクッションのブラケット及びシートバックのブラケットと、その何れか一方に固定される第1のロックプレートに、第2のロックプレートに突設されているロックピンが係合することで、シートバックの回転を規制している。このため、リクライニング装置のロックはロックピンの係合によってなされるため、ロックピンの数を増やせばロック強度は大きくでき、数を減らせばロック強度は小さくできる。従って、比較的簡単にロック強度を細かく設定することが可能となる効果を奏する。
図1は、本発明にかかるリクライニング装置1が取り付けられるシートの概略図である。 図2は、リクライニング装置1の分解斜視図である。 図3は、リクライニング装置1の断面図であり、(a)はロック状態を表し、(b)はロック解除状態を表すものである。
本発明にかかるリクライニング装置について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明にかかるリクライニング装置1が取り付けられるシートの概略図である。図2は、リクライニング装置1の分解斜視図である。図3は、リクライニング装置1の断面図であり、(a)はロック状態を表し、(b)はロック解除状態を表すものである。
リクライニング装置1は、図1に示されているように、乗員が着座するシートクッション2に対して背もたれとなるシートバック3を傾動可能に固定することができる装置であって、シートクッション2に取り付けられるシートクッションブラケット21とシートバック3に取り付けられるシートバックブラケット31との間に配設されている。また、操作レバー4を操作する事によってリクライニング装置1のロックが解除され、シートクッション2に対してシートバック3が傾動できるようになる。
リクライニング装置1は、シートバックブラケット31に取り付けられる略円盤状の第1のロックプレート11と、当該リクライニング装置1の回転軸で、ひいてはシートバック3の傾動する軸となるメインシャフト13と、該メインシャフト13上を摺動し、第1のロックプレート11に後述するロックピン12aを係合させることでリクライニング装置1をロック状態とできる略円盤状の第2のロックプレート12と、第2のロックプレート12をロック方向に付勢するスプリング14と、第2のロックプレート12をスプリング14の付勢力に抗してロック解除方向へ移動させるカム部材16とから構成されている。
メインシャフト13は、第1のロックプレート11と、シートバックブラケット31及びシートクッションブラケット21に挿入される軸部13aと、第2のロックプレート12が摺動する摺動部13bとを有して構成されている。軸部13aは、図3(b)に示されるように第1のロックプレート11と、シートクッションブラケット21及びシートバックブラケット31を一体化できるようにかしめられる。
シートバックブラケット31には、メインシャフト13の軸部13aが挿通される中心穴31aと、後述する第2のロックプレート12のロックピン12aが挿通されるロック穴31bが穿設されている。シートバックブラケット31は、メインシャフト13を回転軸としてシートクッションブラケット21に対して回転可能となっている。
第1のロックプレート11は、後述する第2のロックプレート12のロックピン12aが挿通される挿通穴11aと、メインシャフト13の軸部13aが挿通される軸穴11bが穿設されている。そして、前述したシートバックブラケット31に穿設された中心穴31a及びロック穴31bに、挿通穴11aと軸穴11bが合うように第1のロックプレート11はシートバックブラケット31に取り付けられるようになっている。
シートクッションブラケット21には、シートバックブラケット31と同様に、メインシャフト13の軸部13aが挿通される中心穴21aと、後述する第2のロックプレート12のロックピン12aが挿通されるロック穴21bが穿設されている。
第2のロックプレート12は、第1のロックプレート11の挿通穴11aと、シートバックブラケット31及びシートクッションブラケット21の各ロック穴31b、21bに挿入され、リクライニング装置1の回転をロックする事ができるロックピン12aが突設され、メインシャフト13の摺動部13bを摺動可能に挿通される摺動軸穴12bが穿設されている。また、第2のロックプレート12は、スプリング14によって常時ロックする方向へ付勢されている。
また、第2のロックプレート12は、円周端部12cが図2にも示されているように、半径方向外側に向かって傾斜が設けられている状態(テーパ状)になっている。このように形成されていることによって、後述するカム部材16がスムーズに円周端部12c上を摺動することができるようになっている。
スプリング14は、第2のロックプレート12と同じくメインシャフト13の摺動部13bに取り付けられており、摺動部13bの端部にかしめられる固定部材15と第2のロックプレート12との間に介在されることで第2のロックプレート12をロック方向へ常時付勢できるようになっている。
カム部材16は操作レバー4の動作に連動するものであって、操作レバー4を操作すると第2のロックプレート12の方向へ移動し、カムの端部に設けられたテーパ部16aが第2のロックプレート12のテーパ状の円周端部12cに係合することで、第2のロックプレート12をスプリング14の付勢力に抗して移動させることができる。それによって、ロックピン12aが第1のロックプレート11の挿通穴11aと、シートクッションブラケット21及びシートバックブラケット31の夫々のロック孔21b、31bとから抜ける事になり、リクライニング装置1のロックが解除されてシートバック3が傾動できることとなる。
次に、リクライニング装置1の動作を説明する。通常リクライニング装置1がロックされて着座状態にある時、操作レバー4を操作するとカム部材16が連動し、カム部材16のテーパ部16aが第2のロックプレート12のテーパ状の円周端部12cに係合することで、第2のロックプレート12をスプリング14の付勢力に抗してメインシャフト13の摺動部13b上を摺動させることができる。
第2のロックプレート12が移動するとロックピン12aも移動することになり、第1のロックプレート11の挿通穴11aと、シートクッションブラケット21及びシートバックブラケット31の夫々のロック孔21b、31bとの係合から外れることとなる。そうすると、シートバックブラケット31はシートクッションブラケット21に対して回転することができるようになり、メインシャフト13の軸部13aを回転軸としてシートバック3の角度を自由に調節できるようになる。
シートバック3の角度を調節した後、操作レバー4を放すとスプリングの付勢力でもって元の位置に戻り、カム部材16も元の位置まで移動することになる。そうなると、第2のロックプレート12とカム部材16との係合も解除され、スプリング14の付勢力でもって第2のロックプレート12はシートクッションブラケット21側にメインシャフト13の摺動部13b上を摺動して移動することになる。
第2のロックプレート12が元の位置に移動するとロックピン12aが再び第1のロックプレート11の挿通穴11aと、シートクッションブラケット21及びシートバックブラケット31の夫々のロック孔21b、31bに挿入されることとなり、シートバックブラケット31はシートクッションブラケット21に対して固定されるので、シートバック3の位置が固定される。
本発明では、第2のロックプレート12に突設されたロックピン12aが第1のロックプレート11の挿通穴11aと、シートクッションブラケット21及びシートバックブラケット31の夫々のロック孔21b、31bに挿入されることによって、リクライニング装置1がロックされるものであり、ロックピン12aの本数を増やせばロック強度を増すことができ、逆に減らせばロック強度を減らすことができる。従って、ロックピン12aの本数の増減によって細かいロック強度の調整が可能なリクライニング装置を実現できる。
本発明では、第1及び第2のロックプレートは略円盤状であるが、特に形状にとらわれることなく、正方形等の形状でも同様の効果が得られる。また、第1のロックプレート11はシートクッションブラケット21側に取り付けられてもよく、その場合は第2のロックプレート12はシートバックブラケット31側を摺動することとなる。
1 リクライニング装置
11 第1のロックプレート
11a 挿通穴
11b 軸穴
12 第2のロックプレート
12a ロックピン
12b 摺動軸穴
12c 円周端部
13 メインシャフト
13a 軸部
13b 摺動部
14 スプリング
15 固定部材
16 カム部材
16a テーパ部
2 シートクッション
21 シートクッションブラケット
21a 中心穴
21b ロック穴
3 シートバック
31 シートバックブラケット
31a 中心穴
31b ロック穴
4 操作レバー

Claims (1)

  1. 乗員が着座する座席のシートクッションのブラケットまたはシートクッションに対して傾動可能なシートバックのブラケットの何れか一方に固定される第1のロックプレートと、
    前記第1のロックプレートと、前記シートクッション及び前記シートバックのブラケットに、突設されたロックピンを係合することでシートバックの回転を規制する第2のロックプレートと、
    前記第1のロックプレートに挿入されると共に前記シートバックの回転軸となる軸部と、前記第2のロックプレートが摺動する摺動部を有するシャフトと、
    前記第2のロックプレートを前記第1のロックプレート側に付勢するスプリングと、
    前記スプリングの付勢力に抗して、前記第2のロックプレートを前記シャフト上を摺動させるカム部材とから構成されることを特徴とするリクライニング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108236240A (zh) * 2018-02-28 2018-07-03 安吉县大志家具制造有限公司 一种大班椅倾仰调节装置
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