JP2012056397A - リクライニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一部のロックギヤに対して可動ガイドを採用する場合でも各ロックギヤに作用する負荷の偏りを抑制し得るリクライニング装置を提供する。
【解決手段】両第1ロックギヤ61は、案内凸部31の一方の第1案内面33aと案内凸部32の他方の第1案内面33bに案内される可動ガイド36とに案内されて半径方向にのみ摺動自在にそれぞれ支承されている。また、両第2ロックギヤ62は、案内凸部32の一方の第2案内面34aと案内凸部31の他方の第2案内面34bとに案内されて半径方向にのみ摺動自在にそれぞれ支承されている。そして、一対の第2案内面のうち第1ロックギヤ61に対する他方の第1案内面33bと同じ回動方向の他方の第2案内面34bには、第2ロックギヤ62との接触面積を小さくするための凹部35が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、相対的に傾動する第1の部材と第2の部材との傾動角度を調整するリクライニング装置に関するものである。
従来、相対的に傾動する第1の部材と第2の部材との傾動角度を調整するリクライニング装置として、下記特許文献1に開示されるリクライニング装置が知られている。このリクライニング装置では、ロックギアと固定ガイドとの間には、摺動可能な可動ガイドがそれぞれ介在しており、これら可動ガイドは、外方端から内方端に向かって漸次幅が狭く形成され、可動ガイドの摺動面のうち、ロックギア側の摺動面はロックギアの移動方向に平行に設けられ、固定ガイド側の摺動面は前記ロックギア側の摺動面に対し傾斜して設けられている。そして、各可動ガイドにはそれぞれスプリングが係合され、当該スプリングによってベースプレートの内方向へと付勢されている。
このため、可動ガイドはロックギアと固定ガイドとの間に常に食い込んだ状態となるため、これら固定ガイドとロックギアと可動ガイドとは相互に緊合して、各部材間における隙間が消滅することとなる。これにより、シートバックの前後方向へのガタが確実に解消されることとなり、確実なロック及びその解除を可能としている。
特開2009−39340号公報
ところで、ロックギア毎に作用する負荷の軽減等を目的として、ロックギアの個数を増やす場合に、ロックギアと同数となるように可動ガイドの個数をも増やすと、可動ガイドの部品点数だけでなくこの可動ガイドに関連するスプリング等の部品点数までもが増加してしまう。そこで、複数のロックギヤのうち一部に対してのみ可動ガイドを設けることが考えられる。
しかしながら、上述のように一部のロックギヤのみ可動ガイドを設けると、衝撃時などの大きな負荷が当該リクライニング装置に作用する場合に、可動ガイドが設けられないロックギヤとこのロックギヤが案内される案内面との間で直接作用する負荷と、可動ガイドを介してロックギヤと案内面との間で作用する負荷とで偏りが生じてしまうという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、一部のロックギヤに対して可動ガイドを採用する場合でも各ロックギヤに作用する負荷の偏りを抑制し得るリクライニング装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1のリクライニング装置では、相対的に傾動する第1の部材と第2の部材との傾動角度を調整するリクライニング装置であって、前記第1の部材に取り付けられるベースプレートと、前記第2の部材に取り付けられるとともに前記ベースプレートに対して相対回動可能に組み付けられて内歯を有するギヤプレートと、前記ベースプレートに形成される一対の第1案内面の一方に接触した状態で半径方向にのみ摺動可能にガイドされて組み付けられ前記内歯と噛合可能な外歯を有する第1ロックギヤと、前記ベースプレートに形成される一対の第2案内面の双方に接触した状態で半径方向にのみ摺動可能にガイドされて組み付けられ前記内歯と噛合可能な外歯を有する第2ロックギヤと、前記一対の第1案内面の他方と前記第1ロックギヤとの双方に摺動可能であって前記ベースプレートの内方向へ付勢されるように配置されて、外方端から内方端に向けて漸次幅が狭く形成される可動ガイドと、前記第1ロックギヤおよび前記第2ロックギヤの半径方向外側への移動を制御して前記外歯を前記内歯に噛合させるカムと、前記外歯を前記内歯に噛合させる方向に前記カムを回転付勢する付勢部材と、前記付勢部材の付勢力に抗して前記カムを回転駆動することで前記外歯と前記内歯との噛合を解除可能な解除部材と、を備え、前記一対の第2案内面のうち前記第1ロックギヤに対する前記他方の第1案内面と同じ回動方向の第2案内面には、前記第2ロックギヤとの接触面積を小さくするための凹部が形成されることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のリクライニング装置において、前記凹部は、この凹部が形成される第2案内面と前記第2ロックギヤとの接触面積が、前記可動ガイドと前記他方の第1案内面との接触面積に等しくなるように形成されることを特徴とする。
請求項1の発明では、一対の第2案内面のうち第1ロックギヤに対する他方の第1案内面と同じ回動方向の第2案内面には、第2ロックギヤとの接触面積を小さくするための凹部が形成されている。
複数のロックギヤのうちの一部のみに可動ガイドを設けると、この可動ガイドを内方向へ付勢する付勢部材が係合する係合部等のために、可動ガイドとこの可動ガイドが案内される案内面との接触面積は、可動ガイドが設けられないロックギヤとこのロックギヤが案内される案内面との接触面積に対して小さくなり、上述した負荷の偏りが生じることとなる。
そこで、一対の第2案内面のうち第1ロックギヤに対する他方の第1案内面と同じ回動方向の第2案内面に、凹部を設けることで、可動ガイドと他方の第1案内面との接触面積と、第2ロックギヤと第2案内面との接触面積との差を小さくすることができる。
したがって、一部のロックギヤに対して可動ガイドを採用する場合でも各ロックギヤに作用する負荷の偏りを抑制することができる。
請求項2の発明では、凹部は、この凹部が形成される第2案内面と第2ロックギヤとの接触面積が、可動ガイドと他方の第1案内面との接触面積に等しくなるように形成されるため、各ロックギヤに作用する負荷の偏りを確実に抑制することができる。
本発明のリクライニング装置が設置される車両用シートの構成概要を示す側面図である。 リクライニング装置の断面図である。 図2に示す3−3線相当の切断面による断面図である。 図2に示す4−4線相当の切断面による断面図である。 図2に示す5−5線相当の切断面による断面図である。 アンロック状態の各ロックギヤとカムレバーとの位置関係を示す説明図である。 ロックフリー状態の両第1ロックギヤと円弧状段部との当接状態を示す断面図である。 ロックフリー状態の両第2ロックギヤの位置を示す断面図である。 ロック状態の各ロックギヤとカムレバーとの位置関係を示す説明図である。
以下、本発明に係るリクライニング装置20の一実施形態について図を参照して説明する。図1は、本発明のリクライニング装置20が設置される車両用シート10の構成概要を示す側面図である。
周知のように、車両用シート10は、シートクッション11とシートバック12を主な構成要素とし、シートクッション11にはシートブラケット(下側ブラケット)11aが、シートバック12にはシートバックブラケット(上側ブラケット)12aがそれぞれ固定されている。
下側ブラケット11aおよび上側ブラケット12aは、ラウンドリクライニングユニット21の相対回動する部位にそれぞれ固定されることで、互いに相対回動可能に連結されている。これにより、シートクッション11に対するシートバック12の傾動角度の調整が可能となる。なお、シートクッション11および下側ブラケット11aは、特許請求の範囲に記載の「第1の部材」の一例に相当し、シートバック12および上側ブラケット12aは、特許請求の範囲に記載の「第2の部材」の一例に相当し得る。
ラウンドリクライニングユニット21の中央のセンターシャフト22にはリクライニング操作レバー23が装着されている。ラウンドリクライニングユニット21、センターシャフト22およびリクライニング操作レバー23によりリクライニング装置20が構成されている。リクライニング操作レバー23を上方に引くとリクライニング装置20がアンロック状態となりシートバック12の傾動角度の調整が可能となる。ここで、シートバック12を後方に倒した図1にて示す角度Aの範囲は、リクライニング操作レバー23から手指を離すとその時の角度位置にシートバック12がロックされる傾度調整範囲であり、シートバック12を前方に倒した図1にて示す角度Bの範囲は、リクライニング操作レバー23から手指を離してもアンロックの状態が持続するロックフリー状態に対応する自由回動範囲である。図1から判るように、シートバック12は、シートクッション11と接する前倒しの位置からシートクッション11とフラットになる後倒しの位置まで回動可能である。このようなリクライニング装置20の構造について以下説明する。
図2は、リクライニング装置20の断面図である。図3は、図2に示す3−3線相当の切断面による断面図である。図4は、図2に示す4−4線相当の切断面による断面図である。図5は、図2に示す5−5線相当の切断面による断面図である。なお、図2では、便宜上、センターシャフト22およびリクライニング操作レバー23の図示を省略し、図4では、ギヤプレート40は内歯41近傍のみ図示し、図5では、ギヤプレート40は円弧状段部42近傍のみ図示する。
図2に示すように、ラウンドリクライニングユニット21は、略円板状のベースプレート30と略お椀形状のギヤプレート40を重ね合わせてカバーブラケット50を組み付けることで、ベースプレート30およびギヤプレート40が相対回動可能に保持されるとともに軸方向への相対移動が抑制されるように構成されている。
ベースプレート30とギヤプレート40の間にはキャビティ(空間)Cが形成される。このキャビティC内には、図2〜図4に示すように、一対の第1ロックギヤ61と一対の第2ロックギヤ62の計4枚のロックギヤ、中央のカム70、2つの略円弧状のバネ部材80および略円板状のカムレバー90等のロック、アンロックのための部材が配設されている。なお、図2において、図面左側を軸方向一側、図面右側を軸方向他側として、以下説明する。
ベースプレート30は、軸方向一側の側面(以下、取付面30aともいう)に複数の突起30bが形成されており、これら各突起30bを下側ブラケット11aの係合穴(図示略)に係合させることで、当該下側ブラケット11aに取り付けられる。また、図3に示すように、ベースプレート30には、軸方向他側の側面に、各ロックギヤ61,62を半径方向に案内するための4つの案内凸部31、32、31、32が形成されている。
ここで、図3に示すように、第1ロックギヤ61を案内するための一対の案内面のうち、案内凸部31の案内面を一方の第1案内面33aとし、案内凸部32の案内面を他方の第1案内面33bとする。また、第2ロックギヤ62を案内するための一対の案内面のうち、案内凸部32の案内面を一方の第2案内面34aとし、案内凸部31の案内面を他方の第2案内面34bとする。各案内面のうち、他方の第2案内面34bには、第2ロックギヤ62との接触面積を小さくするための凹部35が形成されている。この凹部35の詳細形状については後述する。
ギヤプレート40の内周面には、全周にわたって内歯41が形成されている。ギヤプレート40は、その背面(軸方向他側の面)に複数の突起(図示略)が形成されており、これら各突起突起を上側ブラケット12aの係合穴(図示略)に係合させることで、当該上側ブラケット12aに取り付けられる。
また、ギヤプレート40の内周面には、図5に示すように、内歯41と同軸的に形成された円弧状段部42が180°間隔に2つ配置されている。当該円弧状段部42は、上述したロックフリー状態を実現するためのもので、第1ロックギヤ61の突起61b(後述する)が内周側から当接する角度範囲が上記自由回動範囲に対応するように形成されている。
図3に示すように、両第1ロックギヤ61および両第2ロックギヤ62の外周側には、ギヤプレート40の内歯41と噛合可能な外歯61a、62aがそれぞれ形成されている。両第1ロックギヤ61は、案内凸部31の一方の第1案内面33aと案内凸部32の他方の第1案内面33bに案内される可動ガイド36(後述する)とに案内されて半径方向にのみ摺動自在にそれぞれ支承されている。また、両第2ロックギヤ62は、案内凸部32の一方の第2案内面34aと案内凸部31の他方の第2案内面34bとに案内されて半径方向にのみ摺動自在にそれぞれ支承されている。
また、両第1ロックギヤ61には、軸方向他側(ギヤプレート側)に突出する突起61bがそれぞれ設けられており、両突起61bは、円弧状段部42に内周側から当接することで、内歯41と外歯61aとの噛合を解除した状態が維持されるように形成されている。また、両第2ロックギヤ62には、軸方向他側(ギヤプレート側)に突出する突起62bがそれぞれ設けられており、両突起62bは、円弧状段部42に当接しないように形成されている。具体的には、両突起61bは、その突出高さがカム孔92(後述する)を挿通してギヤプレート40の側面に近接する程度にそれぞれ形成され、両突起62bは、その突出高さが挿通したカム孔93(後述する)から突出しない程度にそれぞれ形成されている。すなわち、両突起61bは、その突出高さが両突起62bの突出高さよりも高くなるように形成されている。
ここで、両突起61bのみが円弧状段部42に当接し、両突起62bが円弧状段部42に当接しないように形成される理由について説明する。
両突起61bおよび両突起62bが円弧状段部42に当接する角度の範囲が上記自由回動範囲に対応する場合、円弧状段部42は4つの突起に当接するために、90°間隔に設置されることとなり、本発明のように180°間隔に設置される場合と比較して、上記作動角度を十分に確保できないからである。
可動ガイド36は、一方端から他方端に向かって漸次幅が狭くなるよう楔状に形成されており、第1ロックギヤ61と案内凸部32の他方の第1案内面33bとの間にて摺動可能にそれぞれ配置されている。両可動ガイド36にはバネ部材80の一端を係合するための係合穴36aが形成されており、この係合穴36aにバネ部材80の一端を係合することで、当該バネ部材80によって両可動ガイド36がベースプレート30の内方向へとそれぞれ付勢されている。これにより、当該可動ガイド36は第1ロックギヤ61と他方の第1案内面33bとの間に常に食い込んだ状態となり、これら第1ロックギヤ61と他方の第1案内面33bと可動ガイド36とが相互に緊合して(堅く合わさって)、各部材間における隙間が消滅する。そのため、シートバック12の前後方向におけるガタが解消されることとなる。
ここで、凹部35の形状について、以下に説明する。
凹部35は、この凹部35が形成される他方の第2案内面34bと第2ロックギヤ62との接触面積が、可動ガイド36と他方の第1案内面33bとの接触面積に等しくなるように形成されている。これは、以下の理由による。
すなわち、複数のロックギヤのうちの一部のみに可動ガイドを設けると、この可動ガイドを内方向へ付勢する付勢部材が係合する係合部等のために、可動ガイドとこの可動ガイドが案内される案内面との接触面積は、可動ガイドが設けられないロックギヤとこのロックギヤが案内される案内面との接触面積に対して、小さくなり、上述した負荷の偏りが生じることとなる。
そこで、一対の第2案内面34a,34bのうち、第1ロックギヤ61に対する他方の第1案内面33bと同じ回動方向の案内面である他方の第2案内面34bに、上述のように凹部35を設けることで、可動ガイド36と他方の第1案内面33bとの接触面積と、第2ロックギヤ62と他方の第2案内面34bとの接触面積との差を小さくすることができるからである。
また、ベースプレート30の中央には、中心に貫通孔71が形成される板状のカム70が回動可能に配設されている。カム70には、外周面に各ロックギヤ61、62の後端面に当接するカム面72が形成され、側面にバネ部材80の他端が係合する2つの係合穴73と軸方向他側に突出する2つの円柱状の突起74とが形成されている。
図4に示すように、カム70は、2つのバネ部材80の他端とそれぞれ係合することにより、ロック回動方向(図3および図4にて時計方向)に強く付勢されている。これにより、カム70は、カム面72にて各ロックギヤ61、62の後端面に当接することで、上記両バネ部材80によるロック回動方向の付勢力により各ロックギヤ61、62を半径方向外側に強く付勢することとなる。
カム70の貫通孔71には、センターシャフト22が挿入され、このセンターシャフト22を回動させることにより両バネ部材80の付勢力に抗してカム70をアンロック回動方向(図3および図4にて反時計方向)に回動させることができるようになっている。
図4に示すように、カムレバー90には、カム70の両突起74にそれぞれ嵌合する貫通孔91と、2つのカム孔92および2つのカム孔93とが設けられている。カムレバー90は、これら両貫通孔91と両突起74とをそれぞれ嵌合させ、両カム孔92に突起61bをそれぞれ挿通させ、両カム孔93に突起62bをそれぞれ挿通させた状態で、カム70および各ロックギヤ61、62に組み付けられている。
これにより、カムレバー90がカム70とともにアンロック回動方向に回動すると、カム孔92の内周縁が第1ロックギヤ61の突起61bにそれぞれ当接するとともにカム孔93の内周縁が両第2ロックギヤ62の突起62bにそれぞれ当接する。さらにカムレバー90がアンロック回動方向に回動すると、これら突起61b、突起62bが各カム孔92、93の内周縁により半径方向内側に付勢されて、各ロックギヤ61、62が半径方向内側に連動して移動することとなる。
このように構成されるリクライニング装置20は、各ロックギヤ61、62および可動ガイド36やカム70などをキャビティC内に配設して一体に組み付けたベースプレート30およびギヤプレート40の側周部をカバーブラケット50によりリングかしめをして一体化される。これにより、ベースプレート30およびギヤプレート40は、相対回動可能に保持されるとともに軸方向への相対移動が抑制されることとなる。
そして、カム70の貫通孔71に挿入したセンターシャフト22に対してリクライニング操作レバー23を組み付けることで、図2に示すリクライニング装置20が完成する。このように構成されるリクライニング装置20に対して、ベースプレート30の各突起30bを下側ブラケット11aの係合穴に係合させるとともに、ギヤプレート40の各突起を上側ブラケット12aの係合穴に係合させることで、シートクッション11およびシートバック12がリクライニング装置20により相対傾動可能に連結されることとなる。なお、ベースプレート30を上側ブラケット12aに取り付けるとともにギヤプレート40を下側ブラケット11aに取り付けるようにしてもよい。
このように構成される本実施形態に係るリクライニング装置20のアンロック状態およびロック状態について、図6〜図9を用いて以下に説明する。図6は、アンロック状態の各ロックギヤ61、62とカムレバー90との位置関係を示す説明図である。図7は、ロックフリー状態の両第1ロックギヤ61と円弧状段部42との当接状態を示す断面図である。図8は、ロックフリー状態の両第2ロックギヤ62の位置を示す断面図である。図9は、ロック状態の各ロックギヤ61、62とカムレバー90との位置関係を示す説明図である。なお、図6および図9は、図2に示す4−4線相当の切断面による断面に相当し、便宜上、図4に対して両バネ部材80の図示を省略している。
(アンロック状態)
まず、リクライニング装置20におけるアンロック状態について説明する。
乗員がシートバック12の傾斜角度を調整するためロックを外す時は、リクライニング操作レバー23を操作してセンターシャフト22をアンロック回動方向に回動させる。すると、カム70は、センターシャフト22とともに両バネ部材80の付勢力に抗してアンロック回動方向に回動する。
カム70がアンロック回動方向に回動することにより、カム70のカム面72と各ロックギヤ61、62のそれぞれの後端面との当接が解除されて、各ロックギヤ61、62を半径方向外側へ付勢しているカム70による付勢力が解除される。これにより、各ロックギヤ61、62は半径方向内側に移動することが可能になり、ギヤプレート40の内歯41と各ロックギヤ61、62の外歯61a、62aとの噛合が解除可能状態となる。
そして、カムレバー90がカム70とともにアンロック回動方向に回動することにより、図6に示すように、カムレバー90の各カム孔92、93の内周縁が各ロックギヤ61、62の突起61b、62bに当接して、各ロックギヤ61、62を積極的に半径方向内側に移動させて内歯41と外歯61a、62aとの噛合が解除される。
上述のように、内歯41と外歯61a、62aとの噛合が解除されると、ギヤプレート40の回動が自由になり、ラウンドリクライニングユニット21がアンロック状態になる。ラウンドリクライニングユニット21がアンロック状態になれば、リクライニング装置20がアンロック状態になり、シートバック12を後方に倒す場合には、当該シートバック12の傾斜角度を自由に調整可能な状態になる(図1の角度A参照)。
(ロックフリー状態)
次に、リクライニング装置20におけるロックフリー状態について説明する。
上述のようなアンロック状態において、シートバック12を前方に倒す場合には、ベースプレート30およびギヤプレート40が相対回動し、突起61bがギヤプレート40の円弧状段部42に当接可能な位置に両第1ロックギヤ61が移動する。この状態でリクライニング操作レバー23を緩めると、カム70が、両バネ部材80の付勢力によりロック回動方向に回動し、このカム70の回動により各ロックギヤ61、62が半径方向外側に付勢される。
このとき、図7に示すように、両第1ロックギヤ61の突起61bのみが円弧状段部42にそれぞれ当接するため、内歯41と外歯61a、62aとの噛合が解除された状態が維持される。この場合、図8に示すように、両第2ロックギヤ61の突起62bは円弧状段部42に当接しない。このため、突起61bが円弧状段部42に当接する間、ベースプレート30およびギヤプレート40が相対回動するようにシートバック12を前方に倒しても、アンロック状態が維持されることとなる(図1の角度B参照)。
(ロック状態)
次に、リクライニング装置20におけるロック状態について説明する。
乗員によるシートバック12の傾斜角度の調整が終了すると、リクライニング操作レバー23を緩めることにより、カム70が、両バネ部材80の付勢力によりロック回動方向に回動する。
この回動するカム70のカム面72が各ロックギヤ61、62のそれぞれの後端面に当接することにより、各ロックギヤ61、62が半径方向外側に付勢される。これにより、各ロックギヤ61、62の外歯61a、62aがギヤプレート40の内歯41に噛合するように半径方向外側へ移動する。
そして、図9に示すように、各ロックギヤ61、62の外歯61a、62aがギヤプレート40の内歯41に噛合することにより、ギヤプレート40の回動が制限され、リクライニング装置20がロック状態になる。
以上説明したように、本実施形態に係るリクライニング装置20では、一対の第2案内面のうち第1ロックギヤ61に対する他方の第1案内面33bと同じ回動方向の他方の第2案内面34bには、第2ロックギヤ62との接触面積を小さくするための凹部35が形成されている。
これにより、可動ガイド36と他方の第1案内面33bとの接触面積と、第2ロックギヤ62と他方の第2案内面34bとの接触面積との差を小さくすることができる。
したがって、一部のロックギヤ(第1ロックギヤ61)に対して可動ガイド36を採用する場合でも各ロックギヤ61,62に作用する負荷の偏りを抑制することができる。
特に、凹部35は、この凹部35が形成される他方の第2案内面34bと第2ロックギヤ62との接触面積が、可動ガイド36と他方の第1案内面33bとの接触面積に等しくなるように形成されるため、各ロックギヤ61,62に作用する負荷の偏りを確実に抑制することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよい。
(1)凹部35は、この凹部35が形成される他方の第2案内面34bと第2ロックギヤ62との接触面積が、可動ガイド36と他方の第1案内面33bとの接触面積に等しくなるように形成されることに限らず、上記両接触面積の差が小さくなるように形成されてもよい。
(2)ベースプレート30の各案内凸部31,32に案内されるロックギヤは、両第1ロックギヤ61および両第2ロックギヤ62の4つに限らず、例えば、3つでもよいし、5つ以上であってもよい。この場合、各ロックギヤのうち、一部は可動ガイド36と一方の第1案内面33aとに案内されるように配置され、残部は、一方の第2案内面34aと凹部35が形成された他方の第2案内面34bとに案内されるように配置される。このようにしても、各ロックギヤに作用する負荷の偏りを確実に抑制することができる。
10…車両用シート
11…シートクッション(第1の部材)
11a…下側ブラケット(第1の部材)
12…シートバック(第2の部材)
12a…上側ブラケット(第2の部材)
20…リクライニング装置
30…ベースプレート
31,32…案内凸部
33a…一方の第1案内面
33b…他方の第1案内面
34a…一方の第2案内面
34b…他方の第2案内面
35…凹部
36…可動ガイド
40…ギヤプレート
61…第1ロックギヤ
61a…外歯
62…第2ロックギヤ
62a…外歯
70…カム
80…バネ部材(付勢部材)
90…カムレバー(解除部材)

Claims (2)

  1. 相対的に傾動する第1の部材と第2の部材との傾動角度を調整するリクライニング装置であって、
    前記第1の部材に取り付けられるベースプレートと、
    前記第2の部材に取り付けられるとともに前記ベースプレートに対して相対回動可能に組み付けられて内歯を有するギヤプレートと、
    前記ベースプレートに形成される一対の第1案内面の一方に接触した状態で半径方向にのみ摺動可能にガイドされて組み付けられ前記内歯と噛合可能な外歯を有する第1ロックギヤと、
    前記ベースプレートに形成される一対の第2案内面の双方に接触した状態で半径方向にのみ摺動可能にガイドされて組み付けられ前記内歯と噛合可能な外歯を有する第2ロックギヤと、
    前記一対の第1案内面の他方と前記第1ロックギヤとの双方に摺動可能であって前記ベースプレートの内方向へ付勢されるように配置されて、外方端から内方端に向けて漸次幅が狭く形成される可動ガイドと、
    前記第1ロックギヤおよび前記第2ロックギヤの半径方向外側への移動を制御して前記外歯を前記内歯に噛合させるカムと、
    前記外歯を前記内歯に噛合させる方向に前記カムを回転付勢する付勢部材と、
    前記付勢部材の付勢力に抗して前記カムを回転駆動することで前記外歯と前記内歯との噛合を解除可能な解除部材と、
    を備え、
    前記一対の第2案内面のうち前記第1ロックギヤに対する前記他方の第1案内面と同じ回動方向の第2案内面には、前記第2ロックギヤとの接触面積を小さくするための凹部が形成されることを特徴とするリクライニング装置。
  2. 前記凹部は、この凹部が形成される第2案内面と前記第2ロックギヤとの接触面積が、前記可動ガイドと前記他方の第1案内面との接触面積に等しくなるように形成されることを特徴とする請求項1に記載のリクライニング装置。
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